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日立評論 VOL.62 No.3(19803) 231 500kV系統用酸化亜鉛避雷器"ZLA” 恨化・lit釘i避雷岩三吉(ZLA)は,従来の 【斤列ギ1フリブ什避`広一;そ註に代わり、近年 ノヾlけfliに洋伎Lつつあるし. 二のたび,日_、∵与望作所では,500kV 系統川Z L Aを1朴発した。) 図1にこのZ LAのケト観をホす.。 1.ZLAの主な特長 (1)500kV系統の開閉サージ動作責務 不買二78/∠Fに適した外径130mIロのドMナ ツ形酸化伸釘‡素イイZエレメント)を開 ヲ己L,適用した。 (2)zエレメントを図2に′Jこすように 何列に枯しみ弔j.ま,小り上人部をでr通する ように.i設けた絶練仲に締結した梢追と L,部■1■tり∴lこ数の端紬iに,′+、形・軽量化を 川った。 2.主な仕様 _i一三な什様を表1に示す.。 (fhンニご生竺什1叶 ′iにノJ■拝紫イこ部) 、`、牽凌∋ \蔦 ミ;′ヂ恕1撃 ハ≠伽哲 図1500kV系系充用ZJA-78S形酸化亜鉛 避雷器(ZLA)の外観 図2 78JJF用酸化亜鉛素子(Zエレメント) の外観 表l 酸化亜鉛避雷器(ZJA)の仕様 i娃雷器の種兼良 項目 手票準形 ZLA- 78S形 耐汚損形 ZJA- 78C升多 i壁 (k>) 420 4ZO 動作開始電圧(下日長値)(kVp) 600 600 流(kA) 20 20 制抒艮電ノ王(kVp)以下 =)kA l,220 l,220 20kA l′350 l,350 度(mg′七m2) 0.Ol 0.03 開閉サージ動作責務容量(〟F) 78 78 がい子形SF6ガスしゃ断器 臼‾扶OFPIシリー一ズSF6ガスしゃ断器 は,凹l;祭規桁IECに準拠し,岩三桁‡E庄 245kV,芯桁Lや断′盲さ允40kAを-・仰当 たり1Lや断点(図1),362/420kV, 40kAを イ11当たり2しゃ断点(図2)で f掛戊する弾圧J〔バッファ形ガスLや断 詩話である。〃在j左は充子E挑と人地側との 絶紘をがい二j∴で行なうがし、J′一形構造で, 拙作‾ノナ式は三ウ1(rtLや断,ばね柁入方 J\こである。 曹盛l兼 篭やメ∴憫 醜厳 1.主な特長 (1)Lや断方式 軸方向同期吹付けバッブ1>Lや断部 グ)抹川により,245kV,40kA左桁まで を一一木‖当たり1しゃ断点梢成で可能と LたrJ (2)二t安構成部品 Lや断詩話の主要杭戌削一口ーであるLや 断部、操作諾三ほ・どは,粍に 3,000デー近 表l 主な仕様 図10FPl-200-31/40L,図2 0EP卜400-3り40L, PAR SF6ガスLや断器 PAR SF。ガスしゃ断器 い逆転実績をもち,信頼性の高い接地 タンク形OFPTシリーズSF6オ、スしゃ 断器のそれらと完全な共用化が凶られ ている。 (3)その他 構造の徹底的な単純化,軽量化により 海+二輸送コストの低i域が図られてし、る。 2.主な仕様 主な仕様を表1に示す。 (日立製作所 電力事業本部) .OFP卜100ハ20- OFP卜200- OFPl-300/400- 25/31+ 3り40L 31/40+ PA.//pAR./PAR3 PA/PAR PAR l.定 圧(kV) 123/145 245 36Z/420 2,定 〉充(A) l,250~2.000 l,250~2′000 l′Z50~Z,000 3.定格Lや断電)充(kA) 25/3卜5 3卜5/40 3l.5/40 4.定格投入電流(kA) 75/80 80/100 80ハ00 5.定格しゃ断時間(サイクル) 3 3 3 6.B I L (kV) 550/650 l′050 l′425 7.定格SF亡~ガス圧力(bar at 20Uc) 6 6 6 8.操作方式 9.しゃ節点■ Lや断操作 投入操作 史(点/′相) l l 2 10.重 量(kg/台) 3′600 5′300 ーl′000 ll.適 l巨C PubllCation 56 75

500kV系統用酸化亜鉛避雷器ZLA”...500kV系統用酸化亜鉛避雷器"ZLA” 恨化・lit釘i避雷岩三吉(ZLA)は,従来の 【斤列ギ1フリブ什避`広一;そ註に代わり、近年

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Page 1: 500kV系統用酸化亜鉛避雷器ZLA”...500kV系統用酸化亜鉛避雷器"ZLA” 恨化・lit釘i避雷岩三吉(ZLA)は,従来の 【斤列ギ1フリブ什避`広一;そ註に代わり、近年

日立評論 VOL.62 No.3(19803) 231

500kV系統用酸化亜鉛避雷器"ZLA”

恨化・lit釘i避雷岩三吉(ZLA)は,従来の

【斤列ギ1フリブ什避`広一;そ註に代わり、近年

ノヾlけfliに洋伎Lつつあるし.

二のたび,日_、∵与望作所では,500kV

系統川Z L Aを1朴発した。)

図1にこのZ LAのケト観をホす.。

1.ZLAの主な特長

(1)500kV系統の開閉サージ動作責務

不買二78/∠Fに適した外径130mIロのドMナ

ツ形酸化伸釘‡素イイZエレメント)を開

ヲ己L,適用した。

(2)zエレメントを図2に′Jこすように

何列に枯しみ弔j.ま,小り上人部をでr通する

ように.i設けた絶練仲に締結した梢追と

L,部■1■tり∴lこ数の端紬iに,′+、形・軽量化を

川った。

2.主な仕様

_i一三な什様を表1に示す.。(fhンニご生竺什1叶′iにノJ■拝紫イこ部)

、`、牽凌∋

蔭\蔦

ミ;′ヂ恕1撃ハ≠伽哲

図1500kV系系充用ZJA-78S形酸化亜鉛

避雷器(ZLA)の外観

図2 78JJF用酸化亜鉛素子(Zエレメント)

の外観

表l 酸化亜鉛避雷器(ZJA)の仕様

i娃雷器の種兼良

項目

が い 子 形

手票準形

ZLA-

78S形

耐汚損形

ZJA-

78C升多

i壁 雷 器 定 格 電 圧 (k>) 420 4ZO

動作開始電圧(下日長値)(kVp) 600 600

公 称 放 電 電 流(kA) 20 20

制抒艮電ノ王(kVp)以下=)kA l,220 l,220

20kA l′350 l,350

耐 汚 損 度(mg′七m2) 0.Ol 0.03

開閉サージ動作責務容量(〟F) 78 78

がい子形SF6ガスしゃ断器

臼‾扶OFPIシリー一ズSF6ガスしゃ断器

は,凹l;祭規桁IECに準拠し,岩三桁‡E庄

245kV,芯桁Lや断′盲さ允40kAを-・仰当

たり1Lや断点(図1),362/420kV,

40kAを イ11当たり2しゃ断点(図2)で

f掛戊する弾圧J〔バッファ形ガスLや断

詩話である。〃在j左は充子E挑と人地側との

絶紘をがい二j∴で行なうがし、J′一形構造で,

拙作‾ノナ式は三ウ1(rtLや断,ばね柁入方

J\こである。

曹盛l兼篭やメ∴憫醜厳

1.主な特長

(1)Lや断方式

軸方向同期吹付けバッブ1>Lや断部

グ)抹川により,245kV,40kA左桁まで

を一一木‖当たり1しゃ断点梢成で可能と

LたrJ

(2)二t安構成部品

Lや断詩話の主要杭戌削一口ーであるLや

断部、操作諾三ほ・どは,粍に 3,000デー近

表l 主な仕様

図10FPl-200-31/40L,図2 0EP卜400-3り40L,

PAR SF6ガスLや断器 PAR SF。ガスしゃ断器

い逆転実績をもち,信頼性の高い接地

タンク形OFPTシリーズSF6オ、スしゃ

断器のそれらと完全な共用化が凶られ

ている。

(3)その他

構造の徹底的な単純化,軽量化により

海+二輸送コストの低i域が図られてし、る。

2.主な仕様

主な仕様を表1に示す。

(日立製作所 電力事業本部)

形 .OFP卜100ハ20-OFP卜200- OFPl-300/400-

25/31+ 3り40L 31/40+

式 PA.//pAR./PAR3 PA/PAR PAR

l.定 格 電 圧(kV) 123/145 245 36Z/420

2,定 格 電 〉充(A) l,250~2.000 l,250~2′000 l′Z50~Z,000

3.定格Lや断電)充(kA) 25/3卜5 3卜5/40 3l.5/40

4.定格投入電流(kA) 75/80 80/100 80ハ00

5.定格しゃ断時間(サイクル) 3 3 3

6.B I L (kV) 550/650 l′050 l′425

7.定格SF亡~ガス圧力(bar at 20Uc) 6 6 6

8.操作方式

9.しゃ節点■

Lや断操作 圧 縮 空 気

投入操作 圧 縮 ば ね

史(点/′相) l l 2

10.重 量(kg/台) 3′600 5′300 ーl′000

ll.適 用 規 格 l巨C PubllCation 56

75

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232 日立評論 VOL.62 N().3=9803)

24/36kV閉鎖配電盤収納形ガスしゃ断器

閉鎖配1註解収納形ガスLや断詩話は,

昭和53年間ヲ邑以来,似れたLや断ノ性能

を高く詐価され,現イ1三まで田内外の配

1富用変1盲輯,ビル放び工場の′受変電設

備用として200子i以上を納人Lてきた

(図1)∩

1.主な特長

(1)梢造が簡単な単・圧ノJパリフ7万

上(のLや断部,コンパクトな電動ばね

拭作器を採用し,しゃ断器の小形化を

阿った..J

d留

図l閉鎖配電盤収納形ガスLや断器の外観

表l 主な定格・仕様

形 式 FPTM-20小 一25FA FPTM-30一 -25「A定 格 電 圧 Z4k> 36kV

定 格 電 ン売 600A,l′200A、2′nOOA,Z′400A

定格Lや臣節電流 25kA

草色 緑 脱 線 20号A 30一号B

定格間短時間 0.05s

定格Lや断時間 5サイクノレ

無負荷投入日寺問 0,tS

標準動イ乍責務 '、0‥-1分-■■co∴3分-■■co■◆

定格操作・制御電ノ王 DC100110v

定格SF.~カノスノ王力 ケlジ圧力4kg・Cmご(dt 20)C)

寸 ン去 幅820イ高さl′462イ奥行745(nlnl) 幅820<高さl′462‥ヾ奥行775(nlm)

注:- F(定格電涜600A),+(定格電流王′200A),T(定格電流2′000A),∨(定格電流2′400A)

(2)しゃ断部を接地タンク内に収納L

たため,充電部に触れる危接がなく′左

仝に操作できる。)

(3)負荷電流の開閉に対して接触ナの

消耗は少なく,通常の使II川こ態・の場合,

分解点検は6年ごとでよい。

(4)ストアードエネルギータイプの在勤

ばね操作器により,操作1・註源の状態に

関係なく安定した操作特性が得られる。

(5)投入操作は電動機によって苔勢さ

れたばねにより行なわれるので.1琶石蕗

操作式に比べて制御輔/ヾソテり一の脊

昌を減少できるこ1

(6)升一,ガス圧力がゲージ圧力3.0

kg/cIコ2以下に低‾Fすると,圧力開閉器

により電乞甜勺に投入1L舶各,づ1外し1し可路

双方をロックするため,この状態でL

や断一器が垂わ作することはなし、。また同

時に外部に対しては?竿報回路を形成L

異常を知らせる。

(7)しゃ断器の小形化,更にプッシン

グ形変流器が取り付けられることによ

り,収納する閉鎖形西己電磐を′ト形・輯

昌化できる。

2.主な定格・仕様

主な1こ怖・什様を表1に示す。

(日立製作所 機屯事業本部)

日立評論 Vol.62

■特集:石炭火力

イ】▲りミ火力グ)刺1Jりと‖+■.′二の子芝川

人谷_ヒiをイ=Jこ燃焼ポイラ

†1 とボイラしiユー言l

川J之燃焼ベンソンポイラ

イ√メうこ燃焼ボイラの燃焼シ1テム

イ√㍍こ燃焼ボイラの横風追システムと人形て

No.4

ノこ?宇与遠火力m蒸1もクーーヒンジ‾ノ析托術

人芥子王主火力JHタービン発ノlに樅ニr)新化術

イ】‾り三火ノJ発′-一にプラント=桟呈嶋システム

イ】▲ノ;之火力発`-_に巾肝.二Elt熱賛柴「符

イ】-fJミ火ナJグ)脱硝ノえび1帆硫す文机

イ=;こ火力党′丘巾の排水処.叩システム

イりJこ火力川指遵貯fJとシステム

イr†是火プJの口劇化と制御

イ√f足処月旦システムとりくの有効刷椚

石りこ利Jl‾J新技術(流刺咋弓ポイラ、イ=才こオフ、化ノ

ーーー股座業への石炭別間技術

日 立

日立1号横紹介

グ ラ フ

ル ポ

明日を開く技術

家庭 コーナー

技 術 史 の 旅

続・美術館めぐり

新 製 品 紹 介

Vol.42 No.4

フランシ1形′ナン7水中

ごて丁械允.ゝ~∫プ‾)了允油センターーーをゝユる

】 ′l

■い・糊微縄

ノし--∠、エ了】コ ン

沖縄ノり捕りと称f

・;:りこ)三抑J郎i

宏雄巌坤敏昭晴

正勝正

銅即諾諾糾納

糾貼員〟≡事委委

企画委鼻

三上葉木和高能片村庄坂山木藤倉竹

長昌

臼貝

委委

監絹

探知敏

啓佳寿

敏憎正知

田橋丸岡上山野田下田木下

雄碑郎久介椙宏滋【彦昭進雄之晴道

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日_、ンニ評論社束‾きi(瓢-‾r一代川一大ニ丸の「人】l-5-1尋100TEL(03)270-2111(代)

f†木江嶋

ヒトンニ仁Il刷株∫(会社頚{占(削丁一代‖=メニ内神川3-11-7面101TEL(03)25211341(代)

1鮎400Pj(i室料別)f=i妄j購読料・5,300円(送料含む)

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面101TEL(03)233-0641(人代表)批拝[_l推召(ラ;(6-20018

鑑1980by HitachiHyoronsha PrintedinJapan(禁無断転・絨)

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