太陽光発電用接続箱：PVmaxTM，PVmaxTM+ストリングモニタリングにも対応する強くて軽い、世界標準の接続箱

低電圧機器

ABB low voltage products｜PVmaxTM, PVmaxTM+ 1

強くて軽いPVmaxTMは、安全で、コストも軽い。

- Co-injection成形※

- 耐衝撃性最高ランク：IK10- 機器の絶縁と合わせて  二重絶縁

- Co-injection成形※

- 金属製より50%以上軽量- FRPよりさらに 20%軽量

樹脂※は環境に強い

樹脂筐体

＝

強い･軽い

＝

費用対効果も高い

無塗装でも ...- 耐防塵／防滴：IP66- 耐紫外線- 耐塩害※ポリプロピレン：強酸／強塩基にも強い

樹脂は衝撃に強く絶縁体

樹脂は軽い

メンテナンスコストを低減

事故リスクを抑え、安全

設置時間、人手、架台の負荷を削減

※2層構造の断面成形法　断熱にも貢献

樹脂筐体のメリット

世界市場での数々の実績によって設計も洗練され、配線などの施工性にも優れます。軽量でコンパクトな筐体（写真は8系統）はハンドリングも手軽で、工数削減などに大きく貢献。

2 PVmaxTM, PVmaxTM+｜ABB low voltage products

太陽光発電向け接続箱：PVmaxTM

世界市場で証明された、高い信頼性と耐久性。

太陽光発電の世界市場をリードしてきた実績が活きる、PVmaxTM。この接続箱の特徴である樹脂筐体は、屋外用途も含むさまざまな用途に実績を持つ ABBの Geminiシリーズと呼ばれる製品で、その信頼性は、世界市場において十分に証明されています。また、安全性の高い電気的保護、屋外耐用年数 20年の優れた耐環境性能を両立。断路機能付ヒューズホルダおよび PVヒューズによる確実な系統保護と、ダメージ表示機能付 SPDによる雷保護の両機能を標準で搭載しています。

類のない柔軟性で、あらゆる太陽光発電に優れた費用対効果を。入力系統数は標準で 4～ 16回路をラインアップし、用地の形状により決定される多彩なモジュールレイアウトにも柔軟に対応します。さらに軽量／堅牢／高い安全性を兼ね備え、現場でのリスクを低減、設置と保全の両面からも高い費用対効果を実現。あらゆる太陽光発電の売電収入向上に寄与します。

製造国

入力系統数

ストリングモニタリング

モニタリングシステム

ダイオード

材質※※

塗装

ヒューズ

システム電圧

参照標準

形式表記

項目

準拠規格

定格仕様電圧

通常使用環境温度

耐火・耐熱温度

耐衝撃性

IP性能

再生可能率

耐環境試験

詳細

CEI EN 50298, CEI 23-48

CEI 23-49, IEC 60670, CEI EN 60439-1

CEI EN 62208 - IEC 61439-1-2

Ue 1000V AC / 1500V DC

-25 ~ +100°C

750°Cまで

IK10（IEC 62262）

IP66

100%

IEC/EN 60068-2-30

条件 :相対湿度 95%RH@40°C

24時間 12サイクルの温湿度循環試験実施

IEC/EN 60068-2-11

条件 :温度 35±2°C

24時間 14サイクルの塩水吹付試験を実施

PV max+

イタリア

6,8,10,12,14,16※

○

Modbus RTU（RS485）

×

ポリプロピレン樹脂（IP66）

無塗装

断路機能付

ヒューズホルダ

DC 600V / 750V / 1,000V

IEC

PV max

イタリア

4,5,6,8,10,12,14,16※

-

-

×

ポリプロピレン樹脂（IP66）

無塗装

断路機能付

ヒューズホルダ

DC 600V / 750V / 1,000V

IEC

※拡張可能　※※鋼板（スチール、ステンレスなど）にも対応可能

仕様

PVmax8の外観、機器の格納状況、配線例入力系統数： 8筐体サイズ： W/D/H 460/260/550（mm）

回路構成

樹脂筐体に関する規格／試験

モールドケース型配線断路器

SPDサージアレスタ

ヒューズホルダ

ヒューズホルダ

ヒューズホルダ

PVmax回路数 モニタリング機能なし（表記なし）／あり（+）

例）  8回路モニタリング機能なし  → PVmax8  16回路モニタリング機能あり → PVmax16+

データサーバ

接続箱

PCS

接続箱

：コミュニケーションモジュール

：計測モジュール ：電源（AC100-240V） インターネット

異常発報発電量監視

計測データ収集装置

ストリングモニタリング付接続箱：PVmaxTM+コンパクトな筐体のまま、大きな効果をプラス。

コンパクトかつ強靱な筐体の PVmaxTM。その筐体内にストリングモニタリング機器が追加された PVmaxTM+（プラス）。

樹脂筐体の「軽さ」が生み出す施工性などの大きなメリットを損なわず、ストリングモニタリング機器を実装している点で画期的です。

損失を最小限に抑え、稼働率を向上するPVmaxTM+。ストリング単位での電流や DC1,000Vまで対応可能な電圧、接続箱内温度などを計測、数値化し、RS485 Modbus RTUで計測データ収集装置（PLC、データロガー）に出力します。

PCS単位での発電量や状態監視、気象データ、売電量などを遠隔監視システムで一括管理できます。また、より細分化された異常をいち早く検知し、携帯電話などへ発報することで、稼働率の向上に寄与します。

ストリングモニタリングオプションのメリット

ストリングモニタリングの基本構成とネットワークの概念

各ストリングの電流値、システム電圧、パネル表面温度の表示例

各社のモニタリングシステムに対応可能

- 稼働率の向上- メンテナンスコストの低減- 売電量の増加

不具合箇所の早期発見 → モジュール劣化の監視 → 配線の不具合監視 → 接続箱内の異常発見（ヒューズ，SPD，温度）

オーナー様のメリット

EPC様のメリット

ストリング単位発電量の数値化 → 融資条件を満たしていることの客観的証明 → 施設売却時等における稼働実績の客観的証明 → 時期投資計画検討時の判断材料

- 施工時の不具合確認- 引き渡し前の動作確認- 保証条件検討時の判断材料

- 収益性管理の省力化- 設備信頼度の向上- ランニングコストの低減

- 建設期間の短縮、工数削減- その他、施工リスクの低減

外形寸法図樹脂筐体は強く軽いだけでなく、非常にコンパクトです。

ABB low voltage products｜PVmaxTM, PVmaxTM+ 3

例えば出力 2MWの太陽光発電所を構成するパネルは、約 8,500枚です。仮に異常などが発生した場合、ストリングモニタリングなしでは各系統を確認するのも決して容易ではありません。

3030

30

335250

3030

3030

460375

3030

3030

590500

30303030303030

590500

210

300

180

400

230260

450

550

600

700

230260

750

855

330360

4系統 5系統

6系統8系統

10系統12系統

14系統16系統

320

412

612

520

645

445

562

762

645

720

920

445

195

263

463

395

お問い合わせ先

© C

opyr

ight

201

3 A

BB

. A

ll rig

hts

rese

rved

.

ABB株式会社低電圧機器事業部〒150-8512 東京都渋谷区桜丘町26-1 セルリアンタワーTel: 03-5784-6257Fax: 03-5784-6260E-mail: jpabb.lp@jp.abb.com

www.abb.co.jp