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資料2-3 平成25年8月12日火力部会資料 神鋼真岡発電所建設計画 環境影響評価方法書 補 足 説 明 資 料 平成25年8月 株式会社神戸製鋼所

環境影響評価方法書 補 足 説 - meti.go.jp · 「jis b 8223 ボイラの給水及びボイラ水の水質」(財団法人日本規格協会、平成18年)

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資料2-3

平成25年8月12日火力部会資料

神鋼真岡発電所建設計画

環 境 影 響 評 価 方 法 書

補 足 説 明 資 料

平成 25年 8月

株式会社神戸製鋼所

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目 次

1. 煙突周辺の構造物高さについて ····························· 1

2. 白煙が生じない理由の記載方法について ····················· 2

3. 発電所からの一般排水について ····························· 3

4. 一般環境大気測定局及び自動車排ガス測定局における

大気質測定状況の表記について ····························· 6

5. 接地逆転層崩壊時の予測について ··························· 7

6. 特殊気象条件における予測について ························· 9

7. 空気冷却式復水器の騒音について ··························· 10

8. 空気冷却式復水器の排熱について ··························· 11

9. 水質排出諸元について ····································· 14

10. 河川水質調査場所、頻度及び調査項目について ··············· 15

11. 近隣の鬼怒川利水状況について ····························· 19

12. 養殖されている魚種について ······························· 20

13. 地下水揚水量の単位について ······························· 21

14. 方法書とスライド資料の重要種(鳥類)の種数について ······ 22

15. 生態系について ··········································· 24

16. 管理者による草刈りと調査時期について ····················· 28

17. 緑化方針について ········································· 29

18. 可視領域図について ······································· 31

19. 「栃木県光化学スモッグ対策要綱」について ················· 33

20. 方法書及び要約書の記載内容の誤りについて ················· 34

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1.煙突周辺の構造物高さについて

煙突周辺の構造物としては、排熱回収ボイラ、ガスタービン建屋、蒸気タービン

建屋、空気冷却式復水器があり、それぞれの高さは表 1-1、配置は図 1-1 のとおり

です。

表 1-1 煙突周辺構造物の高さ

高さ(m)

排熱回収ボイラ 約 26

ガスタービン建屋 約 15

蒸気タービン建屋 約 30

空気冷却式復水器 約 33

注:現時点での計画値であり、最終値ではありません。

図 1-1 配置図

蒸気タービン建屋(高さ 約 30m)

1号ガスタービン建屋(高さ 約 15m)

2 号空冷式復水器(高さ 約 33m)

1 号排熱回収ボイラ

(高さ 約 26m)

1 号煙突(高さ 59m)

2 号煙突(高さ 59m)

2 号排熱回収ボイラ

(高さ 約 26m)

1 号空冷式復水器(高さ 約 33m)

2号ガスタービン建屋(高さ 約 15m)

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2.白煙が生じない理由の記載方法について

(空気冷却式復水器からは白煙が発生しないことを丁寧に説明すること)

本計画で採用予定の復水器は、湿式ではなく乾式(空気冷却式)であり、復水器で冷

却水を使用しないため、白煙(水蒸気)は生じません。平成 9 年より稼動している兵庫

県高砂市のガスタービンコンバインドサイクル発電設備(38.9 万 kW)の空気冷却式復

水器においても、白煙は生じていないと聞いております。

一般に、海岸立地の発電所の多くの例では、復水器に冷却水として海水を利用し

ますが、海岸立地ではない等、冷却水が十分得られない場合には、冷却塔方式の復

水器を採用します。乾式の空気冷却式復水器と湿式冷却塔の概要については図2-1

のとおりであり、湿式の冷却塔では、冷却水の蒸発潜熱を利用するため、蒸発した

冷却水が周囲の気象条件により白煙として観察されます。

一方、今回採用を計画している乾式の空気冷却式復水器は、密閉された復水管を

外部から空気によって冷却・復水するシステムであり、冷却水は使用しないことか

ら、白煙は発生しません。

なお、白煙が生じないことについては、準備書の設備概要(2 章)において説明する

とともに、準備書の項目選定(6 章)の主な事業特性においても説明を記載します。

図2-1 乾式(空気冷却式)復水器と湿式冷却塔の概要

乾式(空気冷却式)復水器

【本計画で採用予定】

湿式冷却塔の例

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3.発電所からの一般排水について

今回の計画では、冷却水を使用しない乾式(空気冷却式)復水器を採用するため、

復水器からの排水はありません。

一般にボイラ水は、ボイラチューブの腐食、スケールの生成及びキャリーオーバ

ー(ボイラ水中の固形物の一部が蒸気へ移行する現象)を防止する目的で、pH 調整

剤、防錆剤等を添加する、一部をブローダウンして新たな純水と置換するなど、「JIS

B 8223 ボイラの給水及びボイラ水の水質」(【参考】参照)に基づく水質管理を

行います。

今回の計画においても、ボイラ水へのアンモニア、りん酸ナトリウム等の添加や

方法書の第 2-6 図(p.15)のとおり、排熱回収ボイラから 770m3/日の排水を計画

しています。このブローダウン水量は、発電所からの排水量全体(日平均 860m3/

日)のほとんどを占めています。

なお、前述のとおり復水方式には乾式(空気冷却式)を採用しますが、密閉され

た復水管の中の蒸気を外側から空気で冷却・復水する方式であるため(図3-1参照)、

復水器の前後でボイラ水の水質は変化しません。従ってボイラ水は、通常の海水冷

却復水方式と同等の水質であり、ボイラブローダウン水の水質は表3-1のとおりと考

えています。

図3-1 用排水経路の概要

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表3-1 ボイラブローダウン水の水質

項目 単位 水質

水素イオン濃度(pH) - 9.5

生物化学的酸素要求量(BOD) mg/L 2.9

浮遊物質量(SS) mg/L 1.0

全窒素 mg/L 2.3

アンモニウムイオン(as NH4) mg/L 0.9

全りん mg/L 1.0

りん酸イオン(as PO4) mg/L 2.9

シリカ mg/L 13.4

全鉄 mg/L 0.5

全銅 mg/L 0.0

塩化物イオン mg/L 5.6

注:現時点での計画値であり、最終値ではありません。

表 3-1 に示すボイラブローダウン水と他のプラント排水及び生活排水と合わせて、

総合排水処理設備で処理し、鬼怒川へ放流しますが、その水質は、方法書の第 2-7 表

(p.14)のとおりと考えています。

なお、方法書の第 2-7 表(p.14)に記載した数値は、経済産業省ホームページ「発

電所環境アセスメント情報サービス」に掲載されています、他のガスタービンコン

バインドサイクル発電所の事例を参考とした値であり、準備書作成までに精査し明

確な数値をお示します。

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【参考】JIS B 8223 ボイラの給水及びボイラ水の水質

(排熱回収ボイラの給水及びボイラ水の水質)

区分 常用 使用 圧力 (MPa) 10以下 10を超え15以下 15を超え20以下

補給 水の種 類 イオン交 換 水 イオン交 換 水 イオン交 換 水

給水 処理 方式 - - -

pH(25℃における) 8.5~9.7 8.5以上 8.5~9.7 8.5以上 8.5~9.7 8.5以上

電気 伝導 率(mS/m) - 0.05以下 0.05以下

硬度(mgCaCO3/L) 検出せず 検出せず 検出せず

油脂 類(mg/L) 低く保つことが望ましい 低く保つことが望ましい 低く保つことが望ましい

溶存 酸素(μgO/L) 7以下 7以下 7以下

鉄(μgFe/L) 30以下 30以下 30以下

銅(μgCu/L) 20以下 10以下 5以下

ヒドラジン(μgN2H4/L) 10以上 10以上 10以上

ボイラ水 処理 方式 りん酸塩 処理 揮発 性物 質

処理

りん酸塩 処理 揮発 性物 質

処理

りん酸塩 処理 揮発 性 物 質

処理

pH(25℃における) 9.8~10.7 8.5~9.7 9.0~10.0 8.5~9.7 8.5~9.8 8.5~9.7

電気 伝導 率(mS/m) 40以下 - 15以下 - 6以下 -

電気 伝導 率(mS/m) - 6以下 - 2以下 - 2以下

塩化 物イオン(mgCl-/L) 10以下 2以下 2以下 1以下 2以下 1以下

りん酸イオン(mgPO43-/L) ボイラ水 のpHを維 持

できるよう調 整

- ボイラ水 のpHを維 持

できるよう調 整

- 0.1~3.0 -

シリカ(mgSiO2/L) 2以下 0.3以下 0.2以下

注: 1.電気伝導率は、 25℃における値である。

2.「検出せず」は JISB8224 の試験方法の定量下限値より低い値であることを示す。

「JIS B 8223 ボイラの給水及びボイラ水の水質」(財団法人日本規格協会、平成18年) より作成

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4.一般環境大気測定局及び自動車排ガス測定局における大気質測定状況の表記

について

方法書の第3.1-2表及び第3.1-3表(p.26-27)は、平成22年度において有効な測

定結果がある場合に「○」、測定が行われていない、または有効な測定結果がない

場合に「×」を付しています。

準備書の作成に当たっては、表4-1に示すように凡例の「×」を「-」に修正し、

注釈の記載を追加します。

表 4-1 修正案

【参考】:方法書(p.27)

第 3.1-3 表 大気測定局の測定項目〔自排局〕(平成 22 年度)

追記部分

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5.接地逆転層崩壊時の予測について

内陸部に立地することから、対象事業実施区域周辺においては接地逆転層が発達

することが想定されます。対象事業実施区域における地上気象観測(1年間)及び

高層気象観測(四季各1回)の結果に基づき、逆転層等現地の気象状況を勘案して、

特殊気象条件時における短時間予測として接地逆転層崩壊時のフュミゲーションに

ついての検討を行います。

予測計算の手法は、「ごみ焼却施設環境アセスメントマニュアル」((社)全国都

市清掃会議、昭和61年)に基づき実施します。

また、対象事業実施区域から北東約3.5kmの地点で調査された「広域ごみ処理施設

整備に係る生活環境影響調査 報告書」(芳賀地区広域行政組合、平成22年1月)に

よれば、秋季から春季にかけて発生する接地逆転層の崩壊が6時から12時の時間帯で

観測されていることから、対象事業実施区域における高層気象観測では、朝~昼の

時間帯の観測密度を高めるなど、接地逆転層の崩壊状況を的確に把握するための工

夫をします。(表5-1参照)

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表5-1 高層気象観測における観測間隔重点化案

観測間隔 重点化案

観測時刻

0:00 ●

0:30

1:00

1:30

2:00

2:30

3:00 ●

3:30

4:00

4:30 ●

5:00

5:30

6:00 ●

6:30

7:00 ●

7:30

8:00 ●

8:30

9:00 ●

9:30

10:00 ●

10:30

11:00 ●

11:30

12:00 ●

12:30

13:00

13:30 ●

14:00

14:30

15:00 ●

15:30

16:00

16:30 ●

17:00

17:30

18:00 ●

18:30

19:00

19:30 ●

20:00

20:30

21:00 ●

21:30

22:00

22:30

23:00

23:30

観測回数 16

1 時間ごとに観測

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6.特殊気象条件における予測について

方法書 p.157 に記載のとおり、気象、大気質の現況調査結果及び設備諸元を踏ま

え、年平均値、日平均値のほか、逆転層形成時等の特殊気象条件時の 1 時間値予測

を実施します。

また、詳細検討により決定した設備計画に基づき、建物ダウンウォッシュ及び煙突

ダウンウォッシュについての検討を実施し、必要に応じて予測評価を準備書におい

てお示します。

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7.空気冷却式復水器の騒音について

対象事業実施区域を含む真岡第五工業団地内は工業専用地域のため、騒音に係る

環境基準の類型指定から除かれておりますが、対象事業実施区域の北側地域には民

家が点在しており、C 類型(環境基準値:昼間 60 デシベル、夜間 50 デシベル)の

指定がされています(方法書 p.117 第 3.2-6 図参照)。

従いまして主要な騒音発生源である空気冷却式復水器につきましては、方法書

第 2-4 図(p.10)に示すとおり、敷地中央の南寄りに配置し、北側に蒸気タービン

建屋を配して民家への騒音影響を低減するようレイアウトを計画しております。

加えて準備書作成までに、低騒音型のファンの採用、防音壁の設置など、可能な

限りの防音対策を含めた設備の詳細を検討してまいります。

なお、決定した設備諸元に基づく騒音予測につきましては、方法書の第 4.2-1 表

(16)及び第 4.2-1 表(17)(p.166-167)に示すとおり、音の伝搬理論に基づき、予測

地点における施設の稼働に伴う騒音レベルの予測を実施します。

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8.空気冷却式復水器の排熱について

空気冷却式復水器につきましては、米国など冷却水の確保が困難な地域に立地す

る発電所では、数多く採用されている実績があります。

今後、準備書作成までに、確定した設備諸元に基づき、国内外の類似復水器をも

つ発電所における先行事例の調査及び現地の風の観測結果を考慮した3次元熱流体

解析システムを用いた数値シミュレーション(表 8-1 参照)により排熱の影響を検討

してまいります。

表 8-1 数値シミュレーション手法の概要

項 目 内 容

3次元

熱流体解析システム

汎用熱流体解析ソフトウェア(ANSYS Fluent)

乱流モデル k-kl-ωモデル

離散化 Quick 法

気象条件

風向

(南南西)

対象事業実施区域北側の住居地域へ向か

う風向(図 8-1 参照)

気温 夏季(排気温度が高い)及び

冬季(気温と排気温度の差が大きい)

風速 年間 98%値

なお、現在想定している復水器諸元及び近傍の気象観測局である真岡アメダス局

の 2011 年観測結果(表 8-2 の気象欄参照)に基づき、3次元熱流体解析システムを

用いて復水器からの排熱の拡散について数値シミュレーションを行ったところ、対

象事業実施区域北側の住居地域(地上 1m)において 0.1℃以上上昇した地域は出現

しませんでした。(図 8-2 及び図 8-3 参照)

表 8-2 予測条件

気象 復水器からの排気諸元

気温 風速 排気温度 総排気流量 断面平均流速

ケース1 夏季 37.5℃ 4m/s 52.4℃ 22,254 kg/s 3.63 m/s

ケース2 冬季 3.0℃ 4m/s 21.0℃ 21,083 kg/s 3.89 m/s

注:冬季の総排気流量は夏季に比べて小さいが、稼動ファン数を減らすことから、稼動するファンの断面積当

たり排気する平均流速(断面平均流速)は夏季に比べて大きくなっている。

なお、数値シミュレーションに使用したモデルはいわゆる「レイノルズ平均モデ

ル(RANS)」であり、方程式を時間的に平均することで時間平均の乱流特性が得ら

れるのが特徴です。従って、時間依存ではないモデルのため、平均化時間を使った

処理はしていません。

また、復水器の風上での乱流強度については、シミュレーションにおける風の流

入境界で乱流強度を 10%に設定しました。

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図 8-1 数値シミュレーションの風向について

空気冷却式復水器

風向

風向

対象事業実施区域

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図 8-2 温度コンターを示す断面イメージ図

図8-3 温度コンター図

ケース1(気温 37.5℃、風速 4m/s) ケース2(気温 3.0℃、風速 4m/s)

復水器中央断面

地表断面(地上1m)

注:汎用熱流体解析ソフトウェア(ANSYS Fluent)を用い、乱流モデルは k-kl-ωモデル、離散化

は Quick 法を採用。

蒸気タービン建屋

空気冷却式復水器

風向

排気

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9.水質排出諸元について

方法書の第 2-7 表(p.14)に記載した数値については目標値であり、準備書作成までに

精査し明確な数値をお示します。

なお、方法書に示した数値については、設備計画の詳細が決定していないことから、

経済産業省ホームページ「発電所環境アセスメント情報サービス」※1 に掲載されてい

ます、他のガスタービンコンバインドサイクル発電所の環境影響評価事例等の一般排水

の水質値を参考にしたものです。

ただし、BOD については、真岡第五工業団地の分譲に関する排水の条件として「立地

企業が個別処理(BOD8mg/L 未満)後、配水管へ放流」※2とされていることから、この

値としました。

※1 ・経済産業省ホームページ

「発電所環境アセスメント情報サービス」

( http://www.meti.go.jp/policy/safety_security/industrial_safety/sangy

o/electric/detail/index_assessment.html)

※2 ・栃木県ホームページ

「企業立地に関するご案内(Guide to Industrial Location in Tochigi)」

(http://www.pref.tochigi.lg.jp/kogyo/sale/14.html)

・真岡市ホームページ

「真岡第五工業団地のご案内」

(http://www.city.moka.tochigi.jp/12,4312,52.html)

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10.河川水質調査場所、頻度及び調査項目について

対象事業実施区域周辺の河川において、真岡市は図 10-1 に示す水質測定点(図中番

号①~⑧)において、6回/年又は毎月(健康項目は 2回/年)水質測定を行っています。

併せて、真岡市は工業団地総合排水検査として、第二排水口、第五排水口(図 10-1

に★で図示)等において、生活項目は毎月、健康項目は 2 回/年~毎月(項目、地点に

より異なる)測定されています。

方法書の第 4.2-2 図(p.178)における水環境調査位置は、方法書の第 3.1-24 表(p.50)

及び第 3.1-10 図(p.51)の①鬼怒川・宮岡橋、②鬼怒川・鬼怒大橋、④江川・亀山橋、

⑤江川・江川大橋に加え、第二排水口、第五排水口の 6 地点を選定したものです。

これら 6 地点における水質測定項目、測定回数の平成 23 年度の実績は表 10-1 のとお

りであり、真岡市からは今後も項目・回数共に維持すると聞いております。

なお、①鬼怒川・宮岡橋、②鬼怒川・鬼怒大橋、④江川・亀山橋、⑤江川・江川大橋

の 4地点については、第二排水口、第五排水口において毎月実施されている項目(表 10-1

の黄色網掛け項目)について、同じ回数となるよう当社において補完調査を行うことと

し、加えて、第二排水口の下流側の東蓼沼橋(図 10-1 に▼で図示)を新たに調査点と

して選定し、現地調査を行うこととします(表 10-2 参照)。

今回調査する項目(表 10-2)については、ボイラ水水質維持のためアンモニア及び

りん酸ナトリウムを使用する計画であり、ボイラブロー水に窒素、りんが含まれること、

加えて生活排水を排水することから pH、BOD、SS、大腸菌群数、陰イオン界面活性剤(直

鎖アルキルベンゼンスルホン酸及びその塩)、n-ヘキサン抽出物を選定しました。

「水の汚れ」の指標については、「発電所に係る環境影響評価の手引 平成 19 年1

月改定」(経済産業省原子力安全・保安院、平成 19 年)(以下、「手引」という)に

よれば、火力発電所にあっては COD とされていますが、本計画では一般排水の排出先が

河川であることから、(1)環境基準が設定されている項目が BOD であること、(2)「手引」

において一般排水の排出先が河川と想定される地熱発電における「水の汚れ」の指標と

して BOD が指定されていること、(3)真岡第五工業団地が独自に定めている水質の指標

が BOD となっていることから、BOD を指標として選定しました。

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図 10-1 公共用水域水質調査位置及び水質現況調査位置

鬼鬼怒怒川川

第第二二排排水水口口

鬼鬼

怒怒

川川

第五排水口

(雨水排水放流先)

第二排水口

(一般排水放流先)

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表 10-1 河川水質測定項目及び測定回数実績(平成 23 年度) 単位:回

図中番号 ① ② ④ ⑤ ★ ★

河川名 鬼怒川 鬼怒川 江川 江川 鬼怒川 大久保川

測定地点 宮岡橋 鬼怒大橋 亀山橋 江川大橋 第二排水口 第五排水口

pH 6 6 6 6 12 12

BOD 6 6 6 6 12 12

SS 6 6 6 6 12 12

DO 6 6 6 6

大腸菌群数 6 6 6 6 12 12

n-ヘキサン抽出物質 12 12

フェノール類 2 2

銅 12 12

亜鉛 12 12

溶解性鉄 12 12

溶解性マンガン 12 12

クロム 12 12

フッ素 2 2 12 12

カドミウム 2 2 12 12

シアン 2 2 12 12

有機リン 2 2 2 2

鉛 2 2 12 12

六価クロム 2 2 12 12

砒素 2 2 12 12

水銀 2 2 12 12

アルキル水銀 2 2 2 2

PCB 2 2 2 2

トリクロロエチレン 2 2 12 12

テトラクロロエチレン 2 2 12 12

ジクロロメタン 2 2 12 12

四塩化炭素 2 2 12 12

1,2-ジクロロエタン 2 2 2 2

1,1-ジクロロエチレン 2 2 2 2

シス-1,2-ジクロロエチレン 2 2 2 2

1,1,1-トリクロロエタン 2 2 2 2

1,1,2-トリクロロエタン 2 2 2 2

1,3-ジクロロプロペン 2 2 2 2

チウラム 2 2 2 2

シマジン 2 2 2 2

チオベンカルブ 2 2 2 2

ベンゼン 2 2 2 2

ホウ素 2 2 12 12

セレン 2 2 2 2

全窒素 6 6 6 6 12 12

全リン 6 6 6 6 12 12

陰イオン界面活性剤 6 6 6 6 12 12

硝酸及び亜硝酸性窒素 2 2 12 12

1,4-ジオキサン 2 2

注: 1.図中番号は、図 10-1に対応する。

2.空欄は測定していないことを示す。

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表 10-2 平成 23 年度実績に基づく河川水質測定計画

水質測定項目 図中番号 測定点名 測定月

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12

pH

BOD

SS

大腸菌群数

全窒素

全リン

陰イオン界面活性剤

① 宮岡橋 ● ☆ ● ☆ ● ☆ ● ☆ ☆ ● ● ☆

② 鬼怒大橋 ● ☆ ● ☆ ● ☆ ● ☆ ☆ ● ● ☆

④ 亀山橋 ● ☆ ● ☆ ● ☆ ● ☆ ● ☆ ● ☆

⑤ 江川大橋 ● ☆ ● ☆ ● ☆ ● ☆ ● ☆ ● ☆

★ 第二排水口 ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ●

★ 第五排水口 ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ●

▼ 東蓼沼橋 ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

n-ヘキサン抽出物質

① 宮岡橋 ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

② 鬼怒大橋 ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

④ 亀山橋 ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

⑤ 江川大橋 ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

★ 第二排水口 ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ●

★ 第五排水口 ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ●

▼ 東蓼沼橋 ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

硝酸及び

亜硝酸性窒素

① 宮岡橋 ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

② 鬼怒大橋 ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ● ☆ ☆ ☆ ☆ ● ☆

④ 亀山橋 ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

⑤ 江川大橋 ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ● ☆ ☆ ☆ ☆ ● ☆

★ 第二排水口 ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ●

★ 第五排水口 ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ●

▼ 東蓼沼橋 ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

注:1.図中番号は、図 10-1 に対応する。

2.表中の「●」は自治体による測定、「☆」は当社による測定を示す。

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11.近隣の鬼怒川利水状況について

鬼怒川の利水状況については、図11-1に示すとおりです。

対象事業実施区域より南側の農業用水については、そのほとんどが第二排水口の上流

約1kmにある「勝瓜頭首工」より取水・供給(約18 m3/s)されています。

一方、第二排水口より下流には約6km下流に「清次郎口」(1m3/s)という農業用水の

取込口があります。それより下流にある取込口の農業用水取水量はそれぞれ1m3/s未満

であり、「清次郎口」の次にある「高崎揚水機場」は、第二排水口より約20km下流に位

置します。

図 11-1 用水の取り込み口の位置

国土交通省 H.P.等 より作成

https://www.mlit.go.jp/river/basic_info/jigyo_keikaku/gaiyou/seibi/tonegawa_index.html

◆鬼怒川水道用水供給事業(旧鬼怒川) 0.47

川治第二発電所(12.52)

道谷原発電所(11.13)

風見発電所(42)

●鬼怒川中部農業水利事業 42

●平作堀用水 2.22

●船生用水 2.5

▲鬼怒川左岸台地地区工業用水 0.83

●鬼怒中央土地改良事業 11.678

●鬼怒川南部農水事業 17.883

●二本紀揚水機場 0.319

▲山中酒造工業用水 0.319

●水海道揚水機場 0.217

●小絹揚水機場 0.45

●大野揚水機場 0.408

利根川合流点

●滝下揚水機場 0.44

●小谷沼揚水機場 0.555

●報恩寺揚水機場 0.369

●仁江戸揚水機場 0.243

●川尻揚水機場 0.33

●高崎揚水機場 0.399

●清次郎口 1

田川

勝瓜頭首工

岡本頭首工

佐貫頭首工

◆宇都宮市水道 1.244

●小林用水 1.998

●芝河原用水(正田堀用水) 0.25

大谷川(鬼怒)

●塩野室用水(昭和堰) 0.65

●大渡水利組合 0.512

◆藤原町水道 0.3752

※安定水利権 最大取水量

(H.17.3.31時点)男鹿川

第二排水口

◆(茨城県)県西広域水道事業 0.4

          凡    例

      ●支川

      ●農水取水量 m3/s

      ▲工水取水量 m3/s

      ◆上水取水量 m3/s

      ★発電取水 m3/s (最大取水量)

約 20km

約 6km

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12.養殖されている魚種について

「第 57 回 栃木県統計年鑑 平成 23 年版」によれば、平成 22 年における栃木県

内の水系別漁獲量の状況は、表 12-1 のとおりです。

鬼怒川は、利根川水系に含まれており、漁獲量は「X」となっております。栃木

県の総数 363tと那珂川水系の 362tから、利根川水系及び湖沼の漁獲量は 1t程度

と想定されます。

なお、養殖されている魚種については、那珂川水系とほぼ同様のアユ、コイ、ウ

グイ、オイカワ等と思われますが、データが非公表のため把握はできませんでした。

表 12-1 内水面漁業漁獲量(平成 22 年)

注: 1.四捨五入のため総数と内訳は一致しないことがあります。

2.内水面漁業の調査範囲は、平成 18 年より販売を目的として漁獲された量のみとし、遊魚者(レクリェ

ーションを主な目的として水産動植物を採捕するもの)による採捕量を含めないこととしました。

3.統計表の符号は、以下のとおりです。

「-」;該当する事実のないもの 「0」;単位に満たない場合

「…」;該当する数値が不明なもの 「△」;負数

「X」;統計法の規定により公表不可能なもの

4.「X」は,秘密保護上統計数値を公表しないものである。これは,統計法により,個人の秘密の保護が

規定されており,統計数値から,個人が特定されてしまうことがわかっている場合,統計数値を「X」

として,個人のプライバシーを保護している。具体的な例でいうと,A市で豚を飼っている家がBさん

1戸しかなかった場合,Bさんの飼養頭数がそのままA市の豚の頭数となります。これを公表すれば,

Bさんの家の豚の頭数がわかってしまう。2戸の場合も同じように個人が特定されてしまう。このよう

に該当する農家などが2戸以下の場合は,統計数値を「X」としている。

「第 57 回 栃木県統計年鑑 平成 23 年版」(栃木県、平成 23 年) より作成

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13.地下水揚水量の単位について

方法書の第 3.1-38 表(p.64)に示す地下水の年間揚水量を日あたりに換算した値

は表 13-1 のとおりです。準備書では日量に統一し、記載します。

対象事業実施区域の敷地のほとんどは、真岡第五工業団地に位置しており、本事

業による揚水量は日平均で約 830m3/日を計画しています。

なお、真岡第五工業団地では、「真岡インターチェンジ周辺土地区画整理事業に

伴う環境影響評価事後調査報告書(平成 14 年度~平成 23 年度)」(真岡市、平成

24 年 3 月)において真岡市により地下水の揚水可能な量について評価が行われてお

り、「地下水位の低下による地盤沈下が生じない」水量として「団地内揚水可能水

量(7,213m3/日)」と定めています(方法書 p.20 参照)。

表 13-1 工業団地揚水量(日換算)

(単位:千 m3/日)

平成16年度 平成17年度 平成18年度 平成19年度 平成20年度 平成21年度 平成22年度 平成23年度

第一工業団地 14.8 15.0 14.9 14.7 14.3 13.6 14.2 13.9

第二工業団地 22.0 22.1 22.0 23.8 22.5 19.9 21.5 21.4

第四工業団地 0.8 1.3 1.5 1.9 2.1 1.3 1.7 1.7

第五工業団地 0.0 0.0 0.1

大和田産業団地 2.1 2.1 2.3 2.3 2.9 3.1

計 37.5 38.4 40.5 42.5 41.2 37.1 40.3 40.2

注:日あたりの揚水量は、年当たりの揚水量から換算した。

「真岡市の環境(平成 24 年度)」(真岡市、平成 24 年度) より作成

【参考】:方法書(p.64) 第 3.1-38 表 工業団地揚水量

(単位:千 m3/年)

平成16年度 平成17年度 平成18年度 平成19年度 平成20年度 平成21年度 平成22年度 平成23年度

第一工業団地 5,402 5,469 5,444 5,368 5,245 4,965 5,198 5,072

第二工業団地 8,063 8,059 8,020 8,683 8,233 7,272 7,844 7,798

第四工業団地 277 472 549 692 778 489 607 629

第五工業団地 1 17 20

大和田産業団地 764 780 827 831 1,043 1,137

計 13,742 14,000 14,777 15,523 15,083 13,558 14,710 14,657

「真岡市の環境(平成 24 年度)」(真岡市、平成 24 年度) より作成

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14.方法書とスライド資料の重要種(鳥類)の種数について

方法書の p.76 では、対象事業実施区域及びその近傍で確認された鳥類の重要な種

の種数について「真岡 IC 区画整理評価書」※ 1 に基づき「8 種」、「真岡 IC 区画整

理事後」※ 2 に基づき「トラツグミが確認されている」と記載しました。

また、確認された重要な種(鳥類)は、方法書の第 3.1-44 表(p.77)のとおりです

(図 14-1 参照)が、現地確認調査時に使用しましたスライド資料では、「真岡 IC

区画整理評価書」に記載の 8 種と「真岡 IC 区画整理事後」に記載のトラツグミを合

わせて「9 種」と記載し、説明しました(図 14-1【参考】参照)。

※1 「真岡インターチェンジ周辺土地区画整理事業に係る環境影響評価書」

(栃木県、平成 11 年)

※2 「真岡インターチェンジ周辺土地区画整理事業に伴う環境影響評価事後調査

報告書」(真岡市、平成 15 年~平成 24 年)

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図 14-1 鳥類の種数について

方法書(p.77) 第 3.1-44 表 確認された重要な種(鳥類)

【参考】 現地確認調査時のスライド資料

区 分 既存資料

種 名 Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅴ

レッドデータ

ブック

(分布域:真岡市)

真岡 IC

区画整理

評価書

真岡IC

区画整理事後

平成23年度分

ごみ処理施設

報告書

ヤマドリ C 少数 ○

マガン 国天 NT C 稀 ○

オシドリ DD C 少 ○

マガモ C 普通 ○

トモエガモ VU C 少数 ○

カワウ 稀 ○

ヨシゴイ NT C 少数 ○

アオサギ 少数 ○ ○

ダイサギ 少数 ○ ○

コサギ C 普通 ○

クイナ C 少 ○ ○

ヒクイナ NT A 普通 ○ ○

バン 少数 ○

オオバン 市天 C 少数 ○

ヨタカ NT C 少数 ○

アマツバメ 少数 ○

タマシギ VU A 少数 ○

コアジサシ 国際 VU B 少数 ○ ○

ハチクマ NT C 少数 ○

トビ 少 ○

チュウヒ EN B 稀 ○

ハイタカ NT C 少数 ○ ○

オオタカ 国内 NT C 少数 ○ ● ○

サシバ VU C 少数 ○ ● ○ ○

ノスリ 少数 ○

オオコノハズク C 少数 ○

コノハズク B ○

フクロウ C 少数 ○ ○

アオバズク B 少数 ○

トラフズク A ○

カワセミ 少数 ○ ○

アカゲラ 少数 ●

チョウゲンボウ 少数 ○

コチョウゲンボウ C ○

ハヤブサ 国内 VU A 稀 ○ ● ○

サンショウクイ VU C 稀 ○

サンコウチョウ C 少数 ○ ○

ヤマガラ 少数 ●

ヤブサメ 少数 ○

トラツグミ 少数 ●

キセキレイ 少数 ●

ビンズイ 少数 ●

ベニマシコ 少数 ●

ホオアカ C 少数 ○

合 計 2種 3種 15種 28種 41種 24種 23種 6種 7種

3種

VU

VU

NT

2種

国内

国内

区 分種 名

少数ベニマシコ

少数キセキレイ

少数トラツグミ

少数アカゲラ

少数Cサシバ

少数Cオオタカ

少数ヤマガラ

稀Aハヤブサ

少数ビンズイ

9種3種0種合 計

ⅤⅣⅠ

3種

VU

VU

NT

2種

国内

国内

区 分種 名

少数ベニマシコ

少数キセキレイ

少数トラツグミ

少数アカゲラ

少数Cサシバ

少数Cオオタカ

少数ヤマガラ

稀Aハヤブサ

少数ビンズイ

9種3種0種合 計

ⅤⅣⅠ

枠内の●を集計した

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15.生態系について

生態系について、環境影響評価項目の選定の検討は、以下のように行いました。

① 対象事業実施区域周辺の動植物の生息又は生育、植生及び生態系の状況の把

握に当たっては、方法書の p.89-91に記載のとおり、「真岡インターチェンジ

周辺土地区画整理事業」に関する「真岡 IC 区画整理評価書」※ 1及び「真岡 IC

区画整理事後」※ 2の現地調査結果を用いました。

「真岡 IC 周辺土地区画整理事業」は、平成22年3月に土地区画事業を完了し

ています。なお、真岡インターチェンジを含む北関東自動車道の建設、国道408

号線バイパス(鬼怒テクノ通り)の建設が上記と同時期に実施されており、対

象事業実施区域の周囲の状況は、図15-1のとおりです。

※1 「真岡インターチェンジ周辺土地区画整理事業に係る環境影響評価書」

(栃木県、平成 11 年)

※2 「真岡インターチェンジ周辺土地区画整理事業に伴う環境影響評価事後調査

報告書」(真岡市、平成 15 年~平成 24 年)

図15-1 対象事業実施区域の周囲の状況

北関東自動車道

国道408号線バイパス (鬼怒テクノ通り )

平成21年11月

真岡北バイパス区間全線開通

自然ふれあい園大久保

大久保川

真岡 IC

(平成20年12月開通)

真岡 IC 周辺土地区画整理事業の事業エリア

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「真岡 IC 区画整理評価書」及び「真岡 IC 区画整理事後」による動植物に関

する調査は、環境影響評価時の平成8年1月から事後調査終了時点の平成23年12

月(工事完了後約2年間の調査期間を含む)の間で行われています(表15-1参

照)。

表15-1 真岡 IC 周辺土地区画整理事業に伴う環境影響評価事後調査報告書

時期 H.11 … H.14 H.15 H.16 H.17 H.18 H.19 H.20 H.21 H.22 H.23 H.24

図書

環境影響評価書

― ―

事後調査報告書

事後調査報告書

事後調査報告書

事後調査報告書

事後調査報告書

事後調査報告書

事後調査報告書

事後調査報告書

事後調査報告書

事後調査報告書

調査年 H.8 ― ― H.14 H.15 H.16 H.17 H.18 H.19 H.20 H.21 H.22 H.23

事業

実施状況 ― ― ― 工事期間

工事

完了後

オオタカ・サシバについては、「真岡 IC 区画整理評価書」及び「真岡 IC 区

画整理事後」の調査期間を通じて本計画の対象事業実施区域から 500m以上離

れた地点で営巣が確認されており、対象事業実施区域上空の飛翔が確認されて

いますが、採餌での利用は確認されていません。

② 対象事業実施区域は、「真岡 IC 土地区画整理事業」において工業用地として

造成され、その後現在まで除草等の人為的、定期的な維持管理が行われており、

その生息する動物は限られた種と考えられ、多様性の低い土地であると判断さ

れます。

③ 「真岡 IC 区画整理事業」における動物への影響(供用後)について、「真岡

IC 区画整理評価書」では、「工事完了後は事業区域の約3%に相当する約4.2ha

が公園として確保され、また、約10%に相当する約14ha が緩衝緑地として確保

される計画である。これらの公園及び緑地にはクヌギ、コナラ等の既存種を可

能な限り導入し、事業区域及びその周辺生育・生息する動植物との相互関係に

配慮した植栽を行うこととする。これらの緑地が既存の生態系の回復を助け、

動物の生息地及び餌資源は徐々に増えてくるもの」と予測しています。

この予測に対して、「真岡 IC 区画整理事後」において事業実施後の状況に

ついて総括を行っており、「土地の改変により動物への影響はあったが、保全

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策を講じたことにより、環境保全目標は達成されている」と評価しています。

ここで言う「環境保全目標」は、表15-2に示すとおりです。

表 15-2 真岡 IC 区画整理評価書における環境保全目標

区分 注目種 環境保全目標

全国的価値に値するも

鳥類:オオタカ、サシバ、コアジサシ

昆虫類:タガメ、オオムラサキ

水生生物(魚類):ギバチ

植物:ノウルシ、ミズネコノオ、アキノハハコグサ、

ミクリ、ナガエミクリ、シラン、エビネ

環境要素を努めて保

全する

都道府県的価値に値す

るもの

鳥類:カワウ、カワセミ

昆虫類:ハルゼミ、ヘイケボタル

環境要素を相当程度

保全する

市町村的価値に値する

もの

鳥類:ダイサギ、アオサギ、トビ、ノスリ、サシバ、

チョウゲンボウ、クイナ、フクロウ、アマツバ

メ、アカゲラ、キセキレイ、ビンズイ、ヤブサ

メ、ヤマガラ、ベニマシコ

昆虫類:カンタン、クツワムシ、ミンミンゼミ、

タイコウチ、アカスジキンカメムシ、ベッコ

ウヒラタシデムシ、ヒラタクワガタ、ジュン

サイハムシ、トゲアリ、キイロスズメバチ、

ミヤマセセリ、ジャコウアゲハ、アオスジア

ゲハ、ムラサキシジミ、ミドリシジミ、オオ

ヒカゲ、アゲハモドキ、コシロタバ

水生生物(魚類):アブラハヤ

水生生物(底生動物):ミズカマキリ

植物:リョウメンシダ、オシダ、ドクウツギ、

ヒキオコシ、クチナシグサ、ノニガナ、シオバ

ラザサ、ミヤマウズラ、ジガバチソウ

環境要素への影響を

努めて最小化する

「真岡 IC 周辺土地区画整理事業に係る環境影響評価書」(栃木県、平成 11年) より作成

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以上のとおり、

①オオタカ・サシバは、対象事業実施区域では上空飛翔が確認されているが、

採餌は確認されていないこと。

②造成後は除草等の人為的、定期的な維持管理が行われており、生息する動物

は限られた種と考えられること。

③「真岡 IC 区画整理事業」について「土地の改変により動物、植物への影響は

あったが保全策を講じたことにより環境保全目標は達成されている」と評価

されていること。

を踏まえ、対象事業実施区域及びその近傍における生態系に及ぼす影響は極めて小

さいと考え、環境影響評価項目として選定しないこととしています。

ただし、対象事業実施区域及びその近傍においてオオタカ、サシバの他、ノスリ

等の猛禽類が確認されていることから、調査に当たっては、対象事業実施区域周辺

の生態系の現況の把握を前提とした現地調査を、以下のとおり計画します。

①既存文献の「真岡 IC 区画整理事後」において、「周辺地域の自然環境多様性維

持に貢献していると考えられている」と記載されている「自然ふれあい園大久

保」が対象事業実施区域の近傍にあることから、「自然ふれあい園大久保」を

調査範囲に含める。

②猛禽類の調査に当たっては、主要な餌場として考えられる周辺の鬼怒川及び江

川の河川敷等を調査範囲に含める。

③動物調査では、任意踏査、ルートセンサス、ポイントセンサス調査において、

確認可能な範囲について、調査範囲の外側の観察も行う。

これらの現況把握結果を準備書に記載するとともに、対象事業実施区域及びその

近傍における生態系について、保全すべき生態系が確認された場合は、評価対象項

目として準備書において選定します。

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16.管理者による草刈りと調査時期について

現在、対象事業実施区域のうち第五工業団地の販売地は、真岡市によって維持管

理されており、夏前と秋に草刈りがなされていると聞いております。

当該地の動物、植物の現況調査に当たりましては、管理者(真岡市)と連携をと

り、草刈り前後に調査を行うとともに、草刈り後にある程度期間をおいて環境が落

ち着いてからも調査を実施するよう検討します。

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17.緑化方針について

緑化につきましては、真岡第五工業団地造成時に整備された現状の緑地を活かし、

景観や近隣の緑地(【参考】参照)に配慮して、図17-1に示すとおり敷地北側及び

東側に緑地帯を設ける計画を検討してまいります。

なお、今後設備の詳細検討を進める上で、設備配置に変更が生じる可能性があり、

これにより多少緑化計画も変更する可能性がありますので、準備書では確定した設

備配置計画に基づいて、改めて緑化計画をお示します。

図17-1 緑地計画の考え方

発電所敷地北側に、現状整備されている緑地を活かした緑地帯を設け、

工業団地北側地域に点在する民家に対する景観に配慮し、近隣の緑地と

の繋がりに配慮します。

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【参考】 対象事業実施区域周辺の現況の緑化状況

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18.可視領域図について

現時点での設備計画に基づく、煙突についての可視領域図は、図18-1及び図18-2

に示すとおりです。垂直見込角1度の範囲は煙突から3500mであり、方法書記載の主

要な眺望点のうち図中番号①~④、⑦、⑧がこの範囲に包含されています。

なお、現地調査及び予測・評価に当たっては、詳細検討により決定した設備計画

に基づく可視領域図の検討、主要な眺望点における水平見込角についての検討を実

施します。

図18-1 可視領域図

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図18-2 可視領域図(拡大図)

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19.「栃木県光化学スモッグ対策要綱」について

栃木県では光化学スモッグ対策を適切に実施するため「栃木県光化学スモッグ対

策要綱」を定めており、光化学スモッグ緊急時の発令(注意報、警報、重大緊急報)

が発せられた場合に、協力する工場「緊急時協力工場」を規定しています。

本計画は同要綱の定める規模要件(重油換算燃料使用量:2kL/h 以上)に該当し

ています。

従いまして、同要綱の規定を適用される旨を、準備書において地域概況のうち環

境に係る施策として記載します。

参考までに、緊急時協力工場の措置については、同要綱第11条に次のとおり定め

られています。

・緊急時の措置について、あらかじめ実施計画書の提出を行う。

・緊急時の発令が発せられた場合には、次の対策を速やかに実行する。

注 意 報 時:燃料使用量を通常使用量の20%程度の削減を要請する

警 報 時:燃料使用量を通常使用量の30%程度の削減を強く要請する

重大緊急報時:燃料使用量を通常使用量の40%程度の削減を命令する

なお栃木県からは、発電所という公共性の高い事業場については、上記規定に関

わらず、今後別途協議する旨の見解を頂いております。

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34

20.方法書及び要約書の記載内容の誤りについて

方法書及び要約書の記載内容につきまして誤りがありました。

以降の正誤表により訂正します。

なお、下線部が修正箇所を示しています。

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35

方法書 p.5

(4)対象事業実施区域

所在地 :栃木県真岡市鬼怒ヶ丘1丁目

対象事業実施区域 :約 9 万m 2

ガス導管 :延長約 1km

対象事業実施区域の位置は第 2-1 図、対象事業区域の位置及びその周囲の状況は第 2-2 図

のとおりである。また、対象事業実施区域の鳥瞰図は第 2-3 図のとおりである。

(4)対象事業実施区域

所在地 :栃木県真岡市鬼怒ヶ丘1丁目

対象事業実施区域 :約 9 万m 2

ガス導管 :延長約 1km

対象事業実施区域の位置は第 2-1 図、対象事業実施区域の位置及びその周囲の状況は第 2-2 図

のとおりである。また、対象事業実施区域の鳥瞰図は第 2-3 図のとおりである。

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36

方法書 p.14 (要約書 p.10)

第 2-7 表 一般排水に関する事項

項 目 単 位 日最大

排 水 の 方 法 - 総合排水処理装置で処理後、

排水溝へ排出。

排 水 量 m 3/日 約 1,630

水 素 イ オ ン 濃 度(pH) - 5.8~8.6

生物学的酸素要求量(BOD) mg/L 8

浮 遊 物 質 量(SS) mg/L 30

大 腸 菌 群 数 個/c ㎥ 3,000 以下

ノ ル マ ル ヘ キ サ ン

抽 出 物 質 含 有 量 mg/L 5

窒 素 含 有 量 mg/L 45

燐 含 有 量 mg/L 2

第 2-7 表 一般排水に関する事項

項 目 単 位 日最大

排 水 の 方 法 - 総合排水処理装置で処理後、

排水溝へ排出。

排 水 量 m 3/日 約 1,630

水 素 イ オ ン 濃 度(pH) - 5.8~8.6

生物化学的酸素要求量(BOD) mg/L 8

浮 遊 物 質 量(SS) mg/L 30

大 腸 菌 群 数 個/c ㎥ 3,000 以下

ノ ル マ ル ヘ キ サ ン

抽 出 物 質 含 有 量 mg/L 5

窒 素 含 有 量 mg/L 45

燐 含 有 量 mg/L 2

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37

方法書p.41

注: 1.図中番号は、第 3.1-2図中の番号に対応する。

2.地域分類は以下のとおり。

般;一般地域

固;固定発生源周辺

沿;沿道

4.「-」は、測定が行われていないことを示す。

5.○:環境基準に適合、×:環境基準に不適合

注: 1.図中番号は、第 3.1-2図中の番号に対応する。

2.地域分類は以下のとおり。

般;一般地域

固;固定発生源周辺

沿;沿道

3.「-」は、測定が行われていないことを示す。

4.○:環境基準に適合、×:環境基準に不適合

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38

方法書p.31

第 3.1-7 表 二酸化窒素の測定結果〔一般局〕(平成 22 年度)

市 町

図中番号

測 定 局

年平均値 1 時間値

の最高値

1 時間値

が 0.2ppm

を超えた

時間数

1時間値が

0.1ppm以

上0.2ppm

以下の時間

日平均値が

0.06ppmを

超えた日数

日平均値が

0.04ppm以

上0.06ppm

以下の

日数

日平均値

の年間

98%値

98%値評価

による日平

均値が

0.06ppmを

超えた

日数

(ppm) (ppm) (時間 ) (時間 ) (日 ) (日 ) (ppm) (日 )

真岡市 7 真岡市役所 商 0.009 0.053 0 0 0 0 0.019 0

上三川町 8 上三川町役場 住 0.015 0.094 0 0 0 0 0.031 0

宇都宮市

1 雀宮中学校 住 0.011 0.058 0 0 0 0 0.024 0

3 細谷小学校 住 0.014 0.058 0 0 0 0 0.025 0

5 清原 未 0.012 0.058 0 0 0 0 0.024 0

6 中央 商 0.017 0.069 0 0 0 1 0.031 0

10 河内測定局 住 0.012 0.059 0 0 0 0 0.023 0

筑西市 12 筑西保健所 住 0.012 0.065 0 0 0 0 0.024 0

第 3.1-7 表 二酸化窒素の測定結果〔一般局〕(平成 22 年度)

市 町

図中番号

測 定 局

年平均値 1 時間値

の最高値

1 時間値

が 0.2ppm

を超えた

時間数

1時間値が

0.1ppm以

上0.2ppm

以下の時間

日平均値が

0.06ppmを

超えた日数

日平均値が

0.04ppm以

上0.06ppm

以下の

日数

日平均値

の年間

98%値

98%値評価

による日平

均値が

0.06ppmを

超えた

日数

(ppm) (ppm) (時間 ) (時間 ) (日 ) (日 ) (ppm) (日 )

真岡市 7 真岡市役所 商 0.009 0.053 0 0 0 0 0.019 0

上三川町 9 上三川町役場 住 0.015 0.094 0 0 0 0 0.031 0

宇都宮市

1 雀宮中学校 住 0.011 0.058 0 0 0 0 0.024 0

3 細谷小学校 住 0.014 0.058 0 0 0 0 0.025 0

5 清原 未 0.012 0.058 0 0 0 0 0.024 0

6 中央 商 0.017 0.069 0 0 0 1 0.031 0

10 河内測定局 住 0.012 0.059 0 0 0 0 0.023 0

筑西市 12 筑西保健所 住 0.012 0.065 0 0 0 0 0.024 0

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39

方法書p.32

第 3.1-9 表 二酸化窒素の経年変化〔20km 圏〕

分 市 町

図中番号

測 定 局

用途地域

年 平 均 値( ppm)

18 年度 19 年度 20 年度 21 年度 22 年度

一般局

真岡市 7 真岡市役所 商 0.013 0.012 0.011 0.010 0.009

上三川町 8 上三川町役場 住 0.018 0.018 0.016 0.015 0.015

宇都宮市

1 雀宮中学校 住 0.021 0.019 0.018 0.017 0.017

3 細谷小学校 住 0.013 0.014 0.012 0.012 0.011

5 清原 未 - 0.016 0.014 0.014 0.014

6 中央 商 0.017 0.016 0.014 0.013 0.012

10 河内測定局 住 - 0.015 0.014 0.013 0.012

筑西市 12 筑西保健所 住 0.016 0.015 0.013 0.013 0.012

第 3.1-9 表 二酸化窒素の経年変化〔20km 圏〕

市 町

図中番号

測 定 局

用途地域

年 平 均 値( ppm)

18 年度 19 年度 20 年度 21 年度 22 年度

一般局

真岡市 7 真岡市役所 商 0.013 0.012 0.011 0.010 0.009

上三川町 9 上三川町役場 住 0.018 0.018 0.016 0.015 0.015

宇都宮市

1 雀宮中学校 住 0.021 0.019 0.018 0.017 0.017

3 細谷小学校 住 0.013 0.014 0.012 0.012 0.011

5 清原 未 - 0.016 0.014 0.014 0.014

6 中央 商 0.017 0.016 0.014 0.013 0.012

10 河内測定局 住 - 0.015 0.014 0.013 0.012

筑西市 12 筑西保健所 住 0.016 0.015 0.013 0.013 0.012

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40

方法書p.35

第 3.1-12 表 浮遊粒子状物質の経年変化〔20km 圏〕

区分 市 町

図中番号

測 定 局

用途地域

年 平 均 値( mg/㎥)

18 年度 19 年度 20 年度 21 年度 22 年度

一般局

真岡市 7 真岡市役所 商 0.030 0.028 0.029 0.028 0.024

上三川町 8 上三川町役場 住 0.027 0.024 0.024 0.023 0.024

宇都宮市

1 雀宮中学校 住 0.029 0.027 0.026 0.022 0.022

2 瑞穂野北小学校 未 0.025 0.022 0.022 0.020 0.019

3 細谷小学校 住 0.029 0.026 0.026 0.028 0.028

4 泉が丘小学校 住 0.030 0.026 0.025 0.022 0.021

5 清原 未 0.021 0.029 0.028 0.025 0.024

6 中央 商 0.023 0.020 0.020 0.019 0.017

10 河内測定局 住 - 0.032 0.033 0.030 0.027

筑西市 12 筑西保健所 住 0.028 0.027 0.024 0.022 0.020

第 3.1-12 表 浮遊粒子状物質の経年変化〔20km 圏〕

区分 市 町

図中番号

測 定 局

用途地域

年 平 均 値( mg/㎥)

18 年度 19 年度 20 年度 21 年度 22 年度

一般局

真岡市 7 真岡市役所 商 0.030 0.028 0.029 0.028 0.024

上三川町 9 上三川町役場 住 0.027 0.024 0.024 0.023 0.024

益子町 11 益子町役場 住 0.021 0.019 0.019 0.018 0.020

宇都宮市

1 雀宮中学校 住 0.029 0.027 0.026 0.022 0.022

2 瑞穂野北小学校 未 0.025 0.022 0.022 0.020 0.019

3 細谷小学校 住 0.029 0.026 0.026 0.028 0.028

4 泉が丘小学校 住 0.030 0.026 0.025 0.022 0.021

5 清原 未 0.021 0.029 0.028 0.025 0.024

6 中央 商 0.023 0.020 0.020 0.019 0.017

10 河内測定局 住 - 0.032 0.033 0.030 0.027

筑西市 12 筑西保健所 住 0.028 0.027 0.024 0.022 0.020

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41

方法書 p.37

誤 〔「平成 22 年度 日本の大気汚染状況」(環境省、平成 24 年)より作成〕

〔「平成 23 年版 日本の大気汚染状況」(環境省、平成 24 年)より作成〕

方法書 p.48 (要約書 p.18)

誤 (方法書 p.48)

五行川は、小貝川の主要な支流で、全長 54.9km、流域面積は 239km2、栃木県さくら市を源

流とし、茨城県筑西市で小貝川に合流する。小貝川は、栃木県南那須鳥山市の小貝ヶ池を源

流とし、全長 112km、流域面積 1,043km2、栃木県、茨城県を流れ、茨城県(稲敷市)利根町

で利根川に合流した後、鹿島灘に注いでいる。

(要約書 p.18)

イ.河川

対象事業実施区域近傍を流れる一級河川としては、鬼怒川及び五行川等がある。

鬼怒川は、栃木県、茨城県を流れ、茨城県守谷市で利根川に合流した後、鹿島灘に注いで

いる。五行川は、小貝川の主要な支流で、茨城県筑西市で小貝川に合流する。小貝川は、栃

木県、茨城県を流れ、茨城県(稲敷市)利根町で利根川に合流した後、鹿島灘に注いでいる。

正 (方法書 p.48)

五行川は、小貝川の主要な支流で、全長 54.9km、流域面積は 239km2、栃木県さくら市を源

流とし、茨城県筑西市で小貝川に合流する。小貝川は、栃木県南那須鳥山市の小貝ヶ池を源

流とし、全長 112km、流域面積 1,043km2、栃木県、茨城県を流れ、茨城県(稲敷市)利根町

で利根川に合流した後、鹿島灘に注いでいる。

(要約書 p.18)

イ.河川

対象事業実施区域近傍を流れる一級河川としては、鬼怒川及び五行川等がある。

鬼怒川は、栃木県、茨城県を流れ、茨城県守谷市で利根川に合流した後、鹿島灘に注いで

いる。五行川は、小貝川の主要な支流で、茨城県筑西市で小貝川に合流する。小貝川は、栃

木県、茨城県を流れ、茨城県(稲敷市)利根町で利根川に合流した後、鹿島灘に注いでいる。

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42

方法書 p.58

誤 また、真岡市によれば、第一・第四工業団地、第二工業団地、第五工業団地、大和田産業

団地からのそれぞれの総合排水(4 ヶ所)についての水質検査の結果は第 3.1-33 表に示すと

おりであり、第 3.2-33 表に示す栃木県条例の上乗せ基準を目標値とした場合、全て目標値に適

合している。

正 また、真岡市によれば、第一・第四工業団地、第二工業団地、第五工業団地、大和田産業

団地からのそれぞれの総合排水(4 ヶ所)についての水質検査の結果は第 3.1-33 表に示すと

おりであり、第 3.2-32 表に示す栃木県条例の上乗せ基準を目標値とした場合、全て目標値に

適合している。

方法書 p.65

誤 真岡市 亀山 1.37-3 亀山小学校

正 真岡市 亀山 1-37-3 亀山小学校

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43

方法書 p.72 (要約書 p.21)

誤 「真岡 IC 区画整理評価書」によれば、哺乳類ではアズマモグラ、ホンドアカネズミ、ホン

ドカヤネズミの 3 種、鳥類ではカワウ、ダイサギ、アオサギ、トビ、オオタカ、ノスリ、サ

シバ、コジュケイ、キジ、コチドリ、イカルチドリ、イソシギ、タシギ、キジバト、カッコ

ウ、フクロウ、アマツバメ、カワセミ、アカゲラ、コゲラ、ヒバリ、ツバメ、キセキレイ、

ハクセキレイ等の 66 種、両生類ではアマガエル、ニホンアカガエル、トウキョウダルマガエ

ル、シュレーゲルアオガエルの 4 種、爬虫類ではカナヘビ、シマヘビ、アオダイショウ、ヒ

バカリ、ヤマカガシの 5 種、昆虫類では 14 目 163 科 718 種が確認されており、草地でオンブバッ

タ、ショウリョウバッタ、エゾイナゴ、ツマグロヨコバイ、コバネヒョウタンナガカメムシ、

ミツバチ、ルリシジミ、ベニシジミ、ナツアカネ、アキアカネ等、樹林地でオオムラサキ、

ミズイロオナガシジミ、アオマツムシ、クワガタムシ等が確認されている。魚類では、鬼怒川

及び江川を合わせてアユ、ウグイ等 17 種が確認されている。

正 「真岡 IC 区画整理評価書」によれば、哺乳類ではアズマモグラ、ホンドアカネズミ、ホン

ドカヤネズミの 3 種、鳥類ではカワウ、ダイサギ、アオサギ、トビ、オオタカ、ノスリ、サ

シバ、コジュケイ、キジ、コチドリ、イカルチドリ、イソシギ、タシギ、キジバト、カッコ

ウ、フクロウ、アマツバメ、カワセミ、アカゲラ、コゲラ、ヒバリ、ツバメ、キセキレイ、

ハクセキレイ等の 66 種、両生類ではアマガエル、ニホンアカガエル、トウキョウダルマガエ

ル、シュレーゲルアオガエルの 4 種、爬虫類ではカナヘビ、シマヘビ、アオダイショウ、ヒ

バカリ、ヤマカガシの 5 種、昆虫類では 14 目 163 科 718 種が確認されており、草地でオンブバッ

タ、ショウリョウバッタ、エゾイナゴ、ツマグロヨコバイ、コバネヒョウタンナガカメムシ、

ミツバチ、ルリシジミ、ベニシジミ、ナツアカネ、アキアカネ等、樹林地でオオムラサキ、

ミズイロオナガシジミ、アオマツムシ、クワガタムシ類等が確認されている。魚類では、鬼怒

川及び江川を合わせてアユ、ウグイ等 17 種が確認されている。

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44

方法書 p.73

※真岡インターチェンジ周辺土地区画整理事業区域(概略)の範囲を修正した。

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45

方法書 p.74

爬虫類

ニ ホン ト カ ゲ 、ニ ホ ン カ ナヘ

ビ、ヤマカガシ等

( 9 種)

カナヘビ、シマヘビ、アオダイシ

ョウ、ヒバカリ、ヤマカガシ

( 5 種)

カナヘビ、シマヘビ等

( 5 種)

昆虫類

クツワムシ、タガメ、ヒラタク

ワガタ、ハルゼミ、ミヤマセセ

リ、ミドリシジミ、オオムラサ

キ、オオヒカゲ、コシロシタバ

( 9 目 153 科 736 種)

(草地)オンブバッタ、ショウリ

ョウバッタ、エゾイナゴ、ツマグ

ロヨコバイ、コバネヒョウタンナ

ガカメムシ、ミツバチ、ルリシジ

ミ、ベニシジミ、ヤマトシジミ、

ナツアカネ、ノシメトンボ、アキ

アカネ等

(樹林地)オオムラサキ、ミズイ

ロオナガシジミ、アオマツムシ、

クワガタムシ等

( 14 目 163 科 718 種)

ギンイチモンジセセリ、オオムラ

サキ等

( 14 目 148 科 506 種)

魚 類

(調査地点:鬼怒川)

ウナギ、サケ、サクラマス、ア

ユ、ウグイ、マルタウグイ、オ

イカワ等

( 31 種)

(調査地点:江川)

ウナギ、ウグイ、オイカワ、カ

マツカ、モツゴ、タモロコ等

( 15 種)

(調査地点:鬼怒川、江川)

アユ、ウグイ、アブラハヤ、オイ

カワ、カマツカ、タモロコ、スゴ

モロコ、モツゴ、ニゴイ、ギンブ

ナ、キンブナ、ゲンゴロウブナ、

ドジョウ、シマドジョウ、ナマズ、

ギバチ、ヨシノボリ等

( 17 種)

(調査地点:井頭用水路)

種名の記載なし

( 6 種)

爬虫類

ニ ホン ト カ ゲ 、ニ ホ ン カ ナヘ

ビ、ヤマカガシ等

( 9 種)

カナヘビ、シマヘビ、アオダイシ

ョウ、ヒバカリ、ヤマカガシ

( 5 種)

カナヘビ、シマヘビ等

( 5 種)

昆虫類

クツワムシ、タガメ、ヒラタク

ワガタ、ハルゼミ、ミヤマセセ

リ、ミドリシジミ、オオムラサ

キ、オオヒカゲ、コシロシタバ

( 9 目 153 科 736 種)

(草地)オンブバッタ、ショウリ

ョウバッタ、エゾイナゴ、ツマグ

ロヨコバイ、コバネヒョウタンナ

ガカメムシ、ミツバチ、ルリシジ

ミ、ベニシジミ、ヤマトシジミ、

ナツアカネ、ノシメトンボ、アキ

アカネ等

(樹林地)オオムラサキ、ミズイ

ロオナガシジミ、アオマツムシ、

クワガタムシ類等

( 14 目 163 科 718 種)

ギンイチモンジセセリ、オオムラ

サキ等

( 14 目 148 科 506 種)

魚 類

(調査地点:鬼怒川)

ウナギ、サケ、サクラマス、ア

ユ、ウグイ、マルタウグイ、オ

イカワ等

( 31 種)

(調査地点:江川)

ウナギ、ウグイ、オイカワ、カ

マツカ、モツゴ、タモロコ等

( 15 種)

(調査地点:鬼怒川、江川)

アユ、ウグイ、アブラハヤ、オイ

カワ、カマツカ、タモロコ、スゴ

モロコ、モツゴ、ニゴイ、ギンブ

ナ、キンブナ、ゲンゴロウブナ、

ドジョウ、シマドジョウ、ナマズ、

ギバチ、ヨシノボリ等

( 17 種)

(調査地点:井頭用水路)

種名の記載なし

( 6 種)

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46

方法書 p.75

Ⅲ 「レッドリスト」(環境

省)に取り上げられてい

るもの

EX:絶滅

EN:野生絶滅

CR+EN:絶滅危惧Ⅰ類

CR:絶滅危惧ⅠA 類

EN:絶滅危惧ⅠB 類

VU:絶滅危惧Ⅱ類

NT:準絶滅危惧

DD:情報不足

LP:絶滅のおそれのある地域個体群

「第4次レッドリスト」(環境省、平

成25年)

Ⅳ 「栃木県版レッドリス

ト」に取り上げられてい

るもの

絶滅:絶滅

A:絶滅危惧Ⅰ類(A ランク)

B:絶滅危惧Ⅱ類(B ランク)

C:準絶滅危惧(C ランク)

情報:情報不足

要注目:要注目

地域:絶滅のおそれのある地域個体群

「栃木県版レッドリスト」(栃木県

林務部自然環境課、平成23年)

Ⅴ 「真岡市の動植物」に取

り上げられているもの

(鳥類のみ)

稀:稀

少数:少数

少:少

「真岡市の動植物」(真岡市、平成5

年)

Ⅲ 「レッドリスト」(環境

省)に取り上げられてい

るもの

EX:絶滅

EN:野生絶滅

CR+EN:絶滅危惧Ⅰ類

CR:絶滅危惧ⅠA 類

EN:絶滅危惧ⅠB 類

VU:絶滅危惧Ⅱ類

NT:準絶滅危惧

DD:情報不足

LP:絶滅のおそれのある地域個体群

「第4次レッドリスト」(環境省、平

成25年)

Ⅳ 「栃木県版レッドリス

ト」に取り上げられてい

るもの

絶滅:絶滅

A:絶滅危惧Ⅰ類(A ランク)

B:絶滅危惧Ⅱ類(B ランク)

C:準絶滅危惧(C ランク)

情報:情報不足

要注目:要注目

地域:絶滅のおそれのある地域個体群

「栃木県版レッドリスト」(栃木県

環境森林部自然環境課、平成23年)

Ⅴ 「真岡市の動植物」に取

り上げられているもの

(鳥類のみ)

稀:稀

少数:少数

少:少

「真岡市の動植物」(真岡市、平成5

年)

Page 49: 環境影響評価方法書 補 足 説 - meti.go.jp · 「jis b 8223 ボイラの給水及びボイラ水の水質」(財団法人日本規格協会、平成18年)

47

方法書 p.76 (要約書 p.22)

(方法書 p.76)

「真岡IC区画整理評価書」、「真岡IC区画整理事後」及び「ごみ処理施設報告書」に

おいて確認された重要な種、並びに「レッドデータブック とちぎ」(栃木県林務部自然

環境課、平成17年)のうち真岡市に分布(以下「レッドデータブック(分布域:真岡市)」

という。)が認められる重要な種は、第3.1-43~48表のとおりである。

(要約書 p.22)

(イ)重要な種

重要な種の選定基準は、「文化財保護法」及び「絶滅のおそれのある野生動植物の種

の保存に関する法律」に指定されているもの、「第4次レッドリスト」(環境省、平成25

年)、「栃木県版レッドリスト」(栃木県林務部自然環境課、平成23年)及び「真岡市

の動植物」に取り上げられているものとした。

(方法書 p.76)

「真岡 IC 区画整理評価書」、「真岡 IC 区画整理事後」及び「ごみ処理施設報告書」

において確認された重要な種、並びに「レッドデータブック とちぎ」(栃木県環境森

林部自然環境課、平成 17 年)のうち真岡市に分布(以下「レッドデータブック(分布域:

真岡市)」という。)が認められる重要な種は、第 3.1-43~48 表のとおりである。

(要約書 p.22)

(イ)重要な種

重要な種の選定基準は、「文化財保護法」及び「絶滅のおそれのある野生動植物の種

の保存に関する法律」に指定されているもの、「第4次レッドリスト」(環境省、平成25

年)、「栃木県版レッドリスト」(栃木県環境森林部自然環境課、平成23年)及び「真

岡市の動植物」に取り上げられているものとした。

Page 50: 環境影響評価方法書 補 足 説 - meti.go.jp · 「jis b 8223 ボイラの給水及びボイラ水の水質」(財団法人日本規格協会、平成18年)

48

方法書 p.76

これらのうち、「真岡 IC区画整理評価書」により対象事業実施区域及びその近傍

(「第3.1-18図に示す真岡インターチェンジ周辺土地区画整理事業区域(概略)」(以

下「区画整理事業区域」)内という。)において、鳥類ではオオタカ、サシバ、アカゲ

ラ、ハヤブサ、ヤマガラ、キセキレイ、ビンズイ、ベニマシコの8種、両生類では3種、

爬虫類では5種、昆虫類ではハルゼミ、ヒラタクワガタ、ヘイケボタル、クツワムシ、ジ

ャコウアゲハ、ミドリシジミ、オオムラサキ、コシロシタバの 8種の重要な種が確認され

ている。

これらのうち、「真岡 IC区画整理評価書」により対象事業実施区域及びその近傍

(「第3.1-18図に示す真岡インターチェンジ周辺土地区画整理事業区域(概略)」(以

下「区画整理事業区域」)内という。)において、鳥類ではオオタカ、サシバ、アカゲ

ラ、ハヤブサ、ヤマガラ、キセキレイ、ビンズイ、ベニマシコの7種、両生類では3種、

爬虫類では5種、昆虫類ではハルゼミ、ヒラタクワガタ、ヘイケボタル、クツワムシ、ジ

ャコウアゲハ、ミドリシジミ、オオムラサキ、コシロシタバ、トゲアリの9種の重要な種

が確認されている。

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49

方法書 p.77

サンショウクイ VU C 稀 ○

サンコウチョウ C 少数 ○ ○

ヤマガラ 少数 ●

ヤブサメ 少数 ○

トラツグミ 少数 ●

キセキレイ 少数 ●

ビンズイ 少数 ●

ベニマシコ 少数 ●

ホオアカ C 少数 ○

合 計 2種 3種 15種 28種 41種 24種 23種 6種 7種

サンショウクイ VU C 稀 ○

サンコウチョウ C 少数 ○ ○

ヤマガラ 少数 ●

ヤブサメ 少数 ○

トラツグミ 少数 ●

キセキレイ 少数 ●

ビンズイ 少数 ○

ベニマシコ 少数 ●

ホオアカ C 少数 ○

合 計 2種 3種 15種 28種 41種 24種 23種 6種 7種

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50

方法書 p.78

第 3.1-45 表 確認された重要な種(爬虫類)

種 名

区 分 既存資料

Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ

レッドデータ

ブック

(分布域:真岡市)

真岡 IC

区画整理

評価書

ごみ処理施設

報告書

ニホントカゲ B ○

ヤマカガシ C ○ ● ○

クサガメ 情報 ○

シロマダラ 情報 ○

ニホンカナヘビ 要注目 ○ ○

アオダイショウ 要注目 ○ ● ○

シマヘビ 要注目 ○ ● ○

ジムグリ 要注目 ○

ヒバカリ 要注目 ○ ● ○

合 計 0種 0種 0種 9種 9種 4種 5種

第 3.1-45 表 確認された重要な種(爬虫類)

種 名

区 分 既存資料

Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ

レッドデータ

ブック

(分布域:真岡市)

真岡 IC

区画整理

評価書

ごみ処理施設

報告書

ニホントカゲ B ○

ヤマカガシ C ○ ● ○

クサガメ 情報 ○

シロマダラ 情報 ○

ニホンカナヘビ 要注目 ○ ● ○

アオダイショウ 要注目 ○ ● ○

シマヘビ 要注目 ○ ● ○

ジムグリ 要注目 ○

ヒバカリ 要注目 ○ ● ○

合 計 0種 0種 0種 9種 9種 5種 5種

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51

方法書 p.80 (要約書 p.22)

誤 (ロ)注目すべき生息地

「第2回自然環境保全基礎調査 栃木県自然環境情報図」(環境庁、昭和56年)によれば、

対象事業実施区域の周辺における注目すべき生息地については、第3.1-19図に示すとおり

であり、タガメ、ハルゼミ、オオムラサキが確認されている。

正 (ロ)注目すべき生息地

「第2回自然環境保全基礎調査 栃木県動植物分布図」(環境庁、昭和56年)によれば、

対象事業実施区域の周辺における注目すべき生息地については、第3.1-19図に示すとおり

であり、タガメ、ハルゼミ、オオムラサキが確認されている。

方法書 p.81

誤 〔第2回自然環境基礎調査 動植物分布図 栃木県(環境庁、昭和56年)より作成〕

正 〔第2回自然環境基礎調査 栃木県動植物分布図 (環境庁、昭和56年)より作成〕

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52

方法書 p.84

Ⅲ 「レッドリスト」(環境省)に

取り上げられているもの

EX:絶滅

EN:野生絶滅

CR+EN:絶滅危惧Ⅰ類

CR:絶滅危惧ⅠA 類

EN:絶滅危惧ⅠB 類

VU:絶滅危惧Ⅱ類

NT:準絶滅危惧

DD:情報不足

LP:絶滅のおそれのある地域個体群

「第4次レッドリスト」(環境省、平成24

年)

Ⅳ 「栃木県版レッドリスト」に

取り上げられているもの

絶滅:絶滅

A:絶滅危惧Ⅰ類(A ランク)

B:絶滅危惧Ⅱ類(B ランク)

C:準絶滅危惧(C ランク)

情報:情報不足

注目:要注目

地域:絶滅のおそれのある地域個体群

「栃木県版レッドリスト」(栃木県林務部

自然環境課、平成23年)

Ⅴ 「真岡市の動植物」に取り上

げられているもの

特記:特記 「真岡市の動植物」(真岡市、平成5年)

Ⅲ 「レッドリスト」(環境省)に

取り上げられているもの

EX:絶滅

EN:野生絶滅

CR+EN:絶滅危惧Ⅰ類

CR:絶滅危惧ⅠA 類

EN:絶滅危惧ⅠB 類

VU:絶滅危惧Ⅱ類

NT:準絶滅危惧

DD:情報不足

LP:絶滅のおそれのある地域個体群

「第4次レッドリスト」(環境省、平成24

年)

Ⅳ 「栃木県版レッドリスト」に

取り上げられているもの

絶滅:絶滅

A:絶滅危惧Ⅰ類(A ランク)

B:絶滅危惧Ⅱ類(B ランク)

C:準絶滅危惧(C ランク)

情報:情報不足

注目:要注目

地域:絶滅のおそれのある地域個体群

「栃木県版レッドリスト」(栃木県環境森

林部自然環境課、平成23年)

Ⅴ 「真岡市の動植物」に取り上

げられているもの

特記:特記 「真岡市の動植物」(真岡市、平成5年)

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53

方法書 p.84 (要約書 p.23)

誤 重要な種は、ミズニラ、クチナシグサ、エビネ等 75 種が確認されている。このうち、「真

岡 IC 区画整理評価書」により対象事業実施区域およびその近傍(「区画整理事業区域」内)

で確認された重要な種は、リョウメンシダ、オシダ、ドクウツギ、クチナシグサ、アキノ

ハハコグサ、ノニガナ、シオバラザサ、エビネとなっている。また、造成工事完了後に行

われた「真岡 IC 区画整理事後」(平成 23 年度)により対象事業実施区域およびその近傍

(「区画整理事業区域」内)で確認された重要な種は、クチナシグサ、ノニガナ、コオニ

ユリ、シオバラザサ、キンランとなっている。

正 重要な種は、ミズニラ、クチナシグサ、エビネ等 75 種が確認されている。このうち、「真

岡 IC 区画整理評価書」により対象事業実施区域およびその近傍(「区画整理事業区域」内)

で確認された重要な種は、リョウメンシダ、オシダ、ドクウツギ、クチナシグサ、アキノ

ハハコグサ、ノニガナ、シオバラザサ、エビネ、ジガバチソウとなっている。また、造成

工事完了後に行われた「真岡 IC 区画整理事後」(平成 23 年度)により対象事業実施区域

およびその近傍(「区画整理事業区域」内)で確認された重要な種は、クチナシグサ、ノ

ニガナ、コオニユリ、シオバラザサ、キンランとなっている。

方法書 p.86

ミヤマウズラ 特記 ○ ○

ジガバチソウ C 特記 ○

ハクウンラン C ○

合 計 0種 0種 35種 64種 25種 61種 15種 5種 8種

ミヤマウズラ 特記 ○ ○

ジガバチソウ C 特記 ● ○

ハクウンラン C ○

合 計 0種 0種 35種 64種 25種 61種 16種 5種 8種

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54

方法書 p.88

誤 各環境類型区分における食物連鎖の構成は、第 3.1-53 表のとおりである。

樹林地における生産者は、クリ、コナラ等の高木やその下層に生息する低木・草本類であ

る。第一次消費者としては、シジミチョウ類、オオムラサキ等の食葉性・吸汁性の小型昆虫

類等が生息する。第二次消費者としては、ホンドアカネズミ、コゲラ、シジュウカラなど食

虫の種が生息する。第三次消費者としては、アズマモグラ、コジュケイ、カエル類などの食

虫・雑食動物が生息する。そして高次消費者には、アオダイショウ、ヤマカガシ、オオタカ

などの捕食性の食肉・雑食性動物が生息する。

正 各環境類型区分における食物連鎖の構成は、第 3.1-53 表のとおりである。

樹林地における生産者は、クリ、コナラ等の高木やその下層に生育する低木・草本類であ

る。第一次消費者としては、シジミチョウ類、オオムラサキ等の食葉性・吸汁性の小型昆虫

類等が生息する。第二次消費者としては、ホンドアカネズミ、コゲラ、シジュウカラなど食

虫の種が生息する。第三次消費者としては、アズマモグラ、コジュケイ、カエル類などの食

虫・雑食動物が生息する。そして高次消費者には、アオダイショウ、ヤマカガシ、オオタカ

などの捕食性の食肉・雑食性動物が生息する。

方法書 p.91 (要約書 p.24)

ハ.対象事業実施区域の生態系の概況

対象事業実施区域は、平成 15 年度から平成 21 年度にかけて工業用地として造成されい

る。

ハ.対象事業実施区域の生態系の概況

対象事業実施区域は、平成 15 年度から平成 21 年度にかけて工業用地として造成されて

いる。

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55

方法書 p.92 (要約書 p.24)

誤 (6)景観及び人と自然との触れ合いの活動の場の状況

① 景観の状況

景観の状況については、事業計画を考慮して対象事業実施区域から半径約5km程度の範

囲を対象に、既存資料により情報を整理した。

対象事業実施区域は北関東自動車道の真岡インターチェンジの北側に存在する真岡市

の工業団地に位置し、近隣には工場施設が存在し、工業団地の周辺には田畑を主として平

地林が点在する田園風景が広がっている。

なお、対象事業実施区域の周辺には「第3回自然環境保全基礎調査 自然環境情報図 栃

木県」(環境庁、平成元年)に基づく自然景観資源はない。

(6)景観及び人と自然との触れ合いの活動の場の状況

① 景観の状況

景観の状況については、事業計画を考慮して対象事業実施区域から半径約5km程度の範

囲を対象に、既存資料により情報を整理した。

対象事業実施区域は北関東自動車道の真岡インターチェンジの北側に存在する真岡市

の工業団地に位置し、近隣には工場施設が存在し、工業団地の周辺には田畑を主として平

地林が点在する田園風景が広がっている。

なお、対象事業実施区域の周辺には「第3回自然環境保全基礎調査 栃木県自然環境情

報図」(環境庁、平成元年)に基づく自然景観資源はない。

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56

方法書 p.93

凡 例

対象事業実施区域

① 鬼怒テクノ通り

② 蓼沼緑地公園

③ 鬼怒自然公園近傍宅地造成地

④ レンタルビデオショップ駐車場

⑤ 根本山自然観察センター

⑥ 浅間山

⑦ 北関東自動車道 真岡 IC

⑧ 大久保公園駐車場

凡 例

対象事業実施区域

① 鬼怒テクノ通り

② 蓼沼緑地公園

③ 鬼怒自然公園近傍宅地造成地

④ レンタルビデオショップ駐車場

⑤ 根本山自然観察センター

⑥ 浅間山

⑦ 北関東自動車道 真岡 IC

⑧ 大久保中央公園駐車場

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57

方法書 p.95

凡例

対象事業実施区域

① 井頭公園 ⑨ 中村八幡宮・遍照寺

② 無量寿寺 ⑩ 長沼八幡宮

③ 真岡りす村・大前神社 ⑪ 鬼怒自然公園

④ 根本山自然観察センター ⑫ 勝瓜公園

⑤ 真岡木綿会館・岡部記念館・海潮寺・長蓮寺・般若寺 ⑬ 大久保公園

⑥ 仏生寺 ⑭ 自然ふれあい園大久保

⑦ 高田山専修寺(国指定史跡) ⑮ 蓼沼緑地公園

⑧ 二宮尊徳資料館・桜町陣屋跡(国指定史跡) ⑯ 桃畑緑地公園

凡例

対象事業実施区域

⑨ 井頭公園 ⑨ 中村八幡宮・遍照寺

⑩ 無量寿寺 ⑩ 長沼八幡宮

⑪ 真岡りす村・大前神社 ⑪ 鬼怒自然公園

⑫ 根本山自然観察センター ⑫ 勝瓜公園

⑬ 真岡木綿会館・岡部記念館・海潮寺・長蓮寺・般若寺 ⑬ 大久保中央公園

⑭ 仏生寺 ⑭ 自然ふれあい園大久保

⑮ 高田山専修寺(国指定史跡) ⑮ 蓼沼緑地公園

⑯ 二宮尊徳資料館・桜町陣屋跡(国指定史跡) ⑯ 桃畑緑地公園

方法書 p.97、p.98、p.101

〔「第 57 回 栃木県県統計年鑑 平成 23 年度版」(栃木県 HP、平成 25 年)より作成〕

〔「第 57 回 栃木県県統計年鑑 平成 23 年度版」(栃木県 HP、平成 25 年)より作成〕

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58

方法書 p.99

第 3.2-7 表 商 業 の 状況(平成 19 年)

地 域

合 計 卸 売 業 小 売 業

事業所数 従業者数 年間商品

販 売 額 事業所数 従業者数

年間商品

販 売 額 事業所数 従業者数

年間商品

販 売 額

(事業所) (人) (億円) (事業所) (人) (億円) (事業

所) (人) (億円)

栃 木 県 23,991 159,909 56,503 4,975 40,452 35,141 19,016 119,457 21,362

真 岡 市 942 5,972 1,360 141 841 441 801 5,131 919

宇都宮市 5,901 50.129 28,359 1,682 17,473 21,685 4,219 32,656 6,675

上三川町 276 2,632 877 67 840 413 209 1,792 464

芳 賀 町 139 717 436 29 294 356 110 423 80

注:数量はすべて単位未満を四捨五入しているため、個々の数字を合計しても計が一致しない場合がある。

〔「平成 19 年 商業統計調査結果報告」(栃木県 HP、平成 25 年)より作成〕

第 3.2-7 表 商 業 の 状況(平成 19 年)

地 域

合 計 卸 売 業 小 売 業

事業所数 従業者数 年間商品

販 売 額 事業所数 従業者数

年間商品

販 売 額 事業所数 従業者数

年間商品

販 売 額

(事業所) (人) (億円) (事業所) (人) (億円) (事業

所) (人) (億円)

栃 木 県 23,991 159,909 56,503 4,975 40,452 35,141 19,016 119,457 21,362

真 岡 市 942 5,972 1,360 141 841 441 801 5,131 919

宇都宮市 5,901 50,129 28,359 1,682 17,473 21,685 4,219 32,656 6,675

上三川町 276 2,632 877 67 840 413 209 1,792 464

芳 賀 町 139 717 436 29 294 356 110 423 80

注:数量はすべて単位未満を四捨五入しているため、個々の数字を合計しても計が一致しない場合がある。

〔「平成 19 年 商業統計調査結果報告」(栃木県 HP、平成 25 年)より作成〕

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59

方法書 p.121

第 3.2-21 表 土壌汚染に係る環境基準 (平成 3 年環境庁告示第 46 号)

項 目 環 境 上 の 条 件

カドミウム 検液 1Lにつき 0.01mg 以下であり、かつ、農用地においては、米 1kg につき 0.4mg 以下であること。

全シアン 検液中に検出されないこと。

有機燐 検液中に検出されないこと。

鉛 検液 1Lにつき 0.01mg 以下であること。

六価クロム 検液 1Lにつき 0.05mg 以下であること。

砒 素 検液 1Lにつき 0.01mg 以下であり、かつ、農用地(田に限る。)においては、

総水銀 検液 1Lにつき 0.0005mg 以下であること。

アルキル水銀 検液中に検出されないこと。

PCB 検液中に検出されないこと。

銅 農用地(田に限る。)において、土壌 1kg につき 125mg 未満であること。

第 3.2-21 表 土壌汚染に係る環境基準 (平成 3 年環境庁告示第 46 号)

項 目 環 境 上 の 条 件

カドミウム 検液 1Lにつき 0.01mg 以下であり、かつ、農用地においては、米 1kg につき 0.4mg 以下であること。

全シアン 検液中に検出されないこと。

有機燐 検液中に検出されないこと。

鉛 検液 1Lにつき 0.01mg 以下であること。

六価クロム 検液 1Lにつき 0.05mg 以下であること。

砒 素 検液 1Lにつき 0.01mg 以下であり、かつ、農用地(田に限る。)においては、

土壌 1kg につき 15mg 未満であること。

総水銀 検液 1Lにつき 0.0005mg 以下であること。

アルキル水銀 検液中に検出されないこと。

PCB 検液中に検出されないこと。

銅 農用地(田に限る。)において、土壌 1kg につき 125mg 未満であること。

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60

方法書 p.122

第 3.2-22 表 ダイオキシン類に係る環境基準 (平成 11 年環境庁告示第 68 号)

媒 体 基 準 値

大 気 0.6 pg-TEQ/m3以下

水 質(水底の底質を除く。) 1 pg-TEQ/L 以下

水底の底質 150 pg-TEQ/g 以下

土 壌 1,000 pg-TEQ/g 以下

備考:1.基準値は、2,3,7,8-四塩化ジベンゾ-パラ-ジオキシンの毒性に換算した値とする。 2.大気及び水質(水底の底質を除く。)の基準値は、年間平均値とする。

3.土壌にあっては、環境基準が達成されている場合であって、土壌中のダイオキシン類の量が250pg-TEQ/g

以上の場合には、必要な調査を実施することとする。

第 3.2-22 表 ダイオキシン類に係る環境基準 (平成 11 年環境庁告示第 68 号)

媒 体 基 準 値

大 気 0.6 pg-TEQ/m3以下

水 質(水底の底質を除く。) 1 pg-TEQ/L 以下

水底の底質 150 pg-TEQ/g 以下

土 壌 1,000 pg-TEQ/g 以下

備考:1.基準値は、2,3,7,8-四塩化ジベンゾ-パラ-ジオキシンの毒性に換算した値とする。

2.大気及び水質(水底の底質を除く。)の基準値は、年間平均値とする。 3.土壌中に含まれるダイオキシン類をソックスレー抽出又は高圧流体抽出し、高分解能ガスクロマトグラ

フ質量分析計、ガスクロマトグラフ四重極形質量分析計又はガスクロマトグラフ三次元四重極形質量分

析計により測定する方法(この表の土壌の欄に掲げる測定方法を除く。以下「簡易測定方法」という。)により測定した値(以下「簡易測定値」という。)に2を乗じた値を上限、簡易測定値に0.5を乗じた値

を下限とし、その範囲内の値をこの表の土壌の欄に掲げる測定方法により測定した値とみなす。

4. 土壌にあっては、環境基準が達成されている場合であって、土壌中のダイオキシン類の量が250pg-TEQ/g以上の場合には、必要な調査を実施することとする。

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61

方法書 p.139

第 3.2-36 表 自然関係法令等による地域指定等の状況

地 域 そ の 他 の 対 象

指定等の有無

関 係 法 令 等 真岡市

宇都宮

上三川

芳賀町

対象事業

実施区域及

びその周囲

自然公園

国立公園 × × × × × 自然公園法

国定公園 × × × × ×

県立自然公園 × ○ × × × 栃木県立自然公園条例

自然環境

保全地域

原生自然環境保全地域 × × × × × 自然環境保全法

自然環境保全地域

× × × × ×

× × × × × 栃木県自然環境の保全及び緑

化に関する条例

自然遺産 × × × × ×

世界の文化遺産及び自然遺産

の保護に関する条約(世界遺

産条約)

緑 地

近郊緑地保全区域 × × × × × 首都圏近郊緑地保全法

緑地環境保全地区 ○ ○ × ○ × 栃木県自然環境の保全及び緑

化に関する条例

第 3.2-36 表 自然関係法令等による地域指定等の状況

地 域 そ の 他 の 対 象

指定等の有無

関 係 法 令 等 真岡市

宇都宮

上三川

芳賀町

対象事業

実施区域及

びその周囲

自然公園

国立公園 × × × × × 自然公園法

国定公園 × × × × ×

県立自然公園 × ○ × × × 栃木県立自然公園条例

自然環境

保全地域

原生自然環境保全地域 × × × × × 自然環境保全法

自然環境保全地域

× × × × ×

× × × × × 栃木県自然環境の保全及び緑

化に関する条例

自然遺産 × × × × ×

世界の文化遺産及び自然遺産

の保護に関する条約(世界遺

産条約)

緑 地

近郊緑地保全区域 × × × × × 首都圏近郊緑地保全法

緑地環境保全地域 ○ ○ × ○ × 栃木県自然環境の保全及び緑

化に関する条例

Page 64: 環境影響評価方法書 補 足 説 - meti.go.jp · 「jis b 8223 ボイラの給水及びボイラ水の水質」(財団法人日本規格協会、平成18年)

62

方法書 p.154

誤 2.調査の基本的な手法 (1) 気象の状況

【文献その他の資料調査】 「気象統計情報」(気象庁)等による地上気象に関する情報の収集並びに当該情報の整理

及び解析を行う。 【現地調査】

「気象業務法施行規則」及び「地上観測指針」等に基づく方法により、地上気象(風向・風速、気温、湿度、日射量及び放射収支量)を観測し、観測結果の整理及び解析を行う。

正 2.調査の基本的な手法 (1) 気象の状況

【文献その他の資料調査】 「気象統計情報」(気象庁)等による地上気象に関する情報の収集並びに当該情報の整理

及び解析を行う。 【現地調査】

「気象業務法施行規則」及び「地上気象観測指針」等に基づく方法により、地上気象(風向・風速、気温、湿度、日射量及び放射収支量)を観測し、観測結果の整理及び解析を行う。

方法書 p.176

誤 4.調査地点 【文献その他の資料調査】

「第 4.2-2 図(2) 水環境調査位置(水質;文献)」に示す公共用水域地点別水質測定点(河川)6 測定点とする。

正 4.調査地点 【文献その他の資料調査】

「第 4.2-2図(2) 水環境調査位置(水質;文献)」に示す公共用水域地点別水質測定点(河川)6測定点とする。

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方法書 p.186 (要約書 p.39)

凡例

対象事業実施区域

① 鬼怒テクノ通り

② 蓼沼緑地公園

③ 鬼怒自然公園近傍宅地造成地

④ レンタルビデオショップ駐車場

⑤ 根本山自然観察センター

⑥ 浅間山

⑦ 北関東自動車道 真岡 IC

⑧ 大久保公園駐車場

凡例

対象事業実施区域

① 鬼怒テクノ通り

② 蓼沼緑地公園

③ 鬼怒自然公園近傍宅地造成地

④ レンタルビデオショップ駐車場

⑤ 根本山自然観察センター

⑥ 浅間山

⑦ 北関東自動車道 真岡 IC

⑧ 大久保中央公園駐車場

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方法書 p.190 (要約書 p.40)

凡 例

対象事業実施区域

★ 交通量調査位置

① 井頭公園 ⑨ 中村八幡宮・遍照寺

② 無量寿寺 ⑩ 長沼八幡宮

③ 真岡りす村・大前神社 ⑪ 鬼怒自然公園

④ 根本山自然観察センター ⑫ 勝瓜公園

⑤ 真岡木綿会館・岡部記念館・海潮寺・長蓮寺・般若寺 ⑬ 大久保公園

⑥ 仏生寺 ⑭ 自然ふれあい園大久保

⑦ 高田山専修寺(国指定史跡) ⑮ 蓼沼緑地公園

⑧ 二宮尊徳資料館・桜町陣屋跡(国指定史跡) ⑯ 桃畑緑地公園

凡 例

対象事業実施区域

★ 交通量調査位置

① 井頭公園 ⑨ 中村八幡宮・遍照寺

② 無量寿寺 ⑩ 長沼八幡宮

③ 真岡りす村・大前神社 ⑪ 鬼怒自然公園

④ 根本山自然観察センター ⑫ 勝瓜公園

⑤ 真岡木綿会館・岡部記念館・海潮寺・長蓮寺・般若寺 ⑬ 大久保中央公園

⑥ 仏生寺 ⑭ 自然ふれあい園大久保

⑦ 高田山専修寺(国指定史跡) ⑮ 蓼沼緑地公園

⑧ 二宮尊徳資料館・桜町陣屋跡(国指定史跡) ⑯ 桃畑緑地公園