Upload
others
View
2
Download
0
Embed Size (px)
Citation preview
投資先ファンドに関するデータ
【資産状況(2021/4/30 現在)】 【基礎データ(2021/4/30 現在)】
現預金 ZAR 17,369,593.12 ABSA 23.72%
投資資産 ZAR 273,536,031.24 Standard Bank 23.21%
純資産総額 ZAR 289,090,270.37 Nedbank 14.51%
Government of South Africa 6.98%
Investec 5.59%
マーケットコメント
今月の平均単価
アイガー・ファンドシリーズ - EMF (エマージング・マネー・ファンド)
南アフリカ・ランド建て ケイマン籍オープンエンド型外国投資信託
※2021年4月末時点の投資先ファンドのデータを参照しています。
今月の平均利回り 0.15%
(計算期間:4/1 - 4/30)
この資料は、各種データに基づき参考資料として作成されておりますが、このデータ・資料の確実性・完全性を全面的に保証するものではありません。また、当資料はあくまでも投資判断の参考となる情報提供を目的としたものであり、法令に基づく開示資料ではありません。投資や運用に関する最終的な決定は、お客様自身の資産状況及び投資環境を十分考慮した上で、判断くださいますようお願い申し上げます。この資料は本ファンドの運営状況等により、管理会社の裁量で発行を停止することがあります。
ZAR 13.9243
EMFの投資目的は短期の元本確保及び流動性を達成することです。本投資目的を追求するため、アイガー・ファンドシリーズ - EMF(エ
マージング・マネー・ファンド)(以下「本ファンド」と いう。)の資産は、直接またはSTANLIBインスティテューショナル・マネー・マーケット・ファンド(STANLIB Institutional Money Market Fund)(以下「投資先ファンド」という。)への投資を通じて間接的に公社債、コマーシャル・ペーパーおよび譲渡性預金等に投資されます。したがって、本ファンドはファンド・オブ・ファンズの形態をとります。
【投資資産 期間別組入れ状況】
【投資先ファンド 保有組入れ銘柄上位】
EMFの投資目的
※EMFとはエマージング・マネー・ファンドのことを指します。
2021年4月 月次レポート
9.00
9.50
10.00
10.50
11.00
11.50
12.00
12.50
13.00
13.50
14.00
14.50
08/09 09/09 10/09 11/09 12/09 13/09 14/09 15/09 16/09 17/09 18/09 19/09 20/09
ZAR 基準価格の推移
2021年3月の南アフリカ消費者物価指数(CPI)上昇率は総合値で前月に続き前月比0.7%となり、市場予想の同0.8%(Stanlib(南アの投資運用会社)予想は同0.6%)を下回り
ました。CPI上昇率は、前年同月比では3.2%(市場予想3.3%、Stanlib予想3.1%)と、2月の2.9%を上回りました。2020年全体の消費者物価上昇率は平均わずか3.3%と、2018年
の4.6%、2019年の4.1%を下回りました。また、これは、年間平均が同じく3.3%だった2005年以来で最低の数字です。総じていえば、南ア消費者物価は依然、総合値では十分
抑制されているものの(コア値は2.5%に低下)、最近になって上昇圧力が生じている分野がいくつか見られるようになりました。3月はコア物価上昇率も前月比0.5%と、事前の
予想を下回りました。前年同月比では2.5%と、1月の3.3%、2月の2.6%をいずれも下回りました。南アの物価上昇は、総合値でもコア値でも広い領域で十分に抑制されていま
すが、2021年に入り上方バイアスが加わっており、燃料価格の昨年の比較ベースが低いこともあり、それが今後さらに強まる見通しです。その結果、南ア消費者物価の上
昇率は、向こう数カ月は中銀のインフレ目標レンジ内に確実にとどまり続けるとみられるものの、今年年央にかけて5%程度まで拡大していくと予想されます。注意すべき点
は、こうした物価上昇率の拡大傾向は、米国とユーロ圏を含む世界的な物価データにも発現すると見込まれることです。
2021年3月の南ア製造業生産は、月中にかなり大規模な停電があったにもかかわらず、前月比3.4%増と、大きく増加しました(前月は改定値で同1.1%減)。また、市場予想で
は、3月は前月比わずか0.8%の増加が見込まれていました(ブルームバーグ調べ)。製造業生産のこうした改善は、南ア購買担当者景気指数(PMI)の最近の上昇と軌を一
にしたものです。ただし、PMIと実際の製造業データの相関性は、思うほど強いものではありません。セクター別のデータを見ると、2021年3月は、10分の7の製造業界がプラ
ス成長を見せました。モーター製造業界(前月比3.5%増)や食品・飲料業界(同4.8%増)がこれに含まれます。南アの食品生産が今や過去最高に達しており、新型コロナウイ
ルス感染症の影響から完全に回復していることが確認できる点は好材料でしょう。総じていえば、製造業の回復ペースは、経済封鎖の影響の最悪期を過ぎたあと、過去11
カ月間、ほとんどの月で予想を上回るというトレンドとなっています。しかも、ここ数カ月は停電の影響があったにもかかわらずこの傾向が続きました。その結果、南アの製
造業生産は、季節調整済みの数字で、コロナ禍の開始直前に到達したピークをわずか4%下回るレベルにまで回復しました。ただし、より長い目で見れば、南ア製造業生産
は2008年に到達した、過去最高値を10.8%と、依然大きく下回っています。これは、近年南ア製造業の重しとなっていた構造的問題の影響によるものと考えられます。
3月の南ア鉱業生産は、季節調整済みで前月比4.5%の大幅増となり、また、3カ月連続の増加となりました(前月は改定値で前月比0.9%増)。3月の鉱業生産は、前年同期比
では2020年2月以来で初めてプラス成長に転じ、また21.3%の大幅増となりました。同2.3%減(改定値)となった前月から大きく改善し、市場予想の同17.3%増(ブルームバーグ
調べ)も上回りました。この増加は、一部はベース効果によるものですが、鉱業生産工程、特に白金族の生産工程が正常化したことや商品相場が世界的に強気になってい
ることが大きな背景となっています。こうした力強い成長を受け、鉱業生産は今や2020年1月に見られた生産水準をわずか0.2%下回るレベルにあり、コロナ禍直前の生産水
準とほぼ同じレベルにまで回復しています。また、四半期で見ると、今年第1四半期の季節調整済みの鉱業生産は、前四半期比3.9%の増加となりました(前年第4四半期は
同1.6%減)。全体的に見て、こうしたポジティブな傾向は、強気な商品相場や世界貿易の回復に下支えされて2021年中は持続すると考えられます。鉱業に対するコロナ禍の
影響は、昨年4月以降に最大化しているため、向こう数カ月は、ベース効果がさらに顕著に表れるとStanlibではみています。とはいえ、投入費用の高止まり、政治をめぐる
目下の不透明感、定期的な停電が再開されるリスクなど、南ア国内の問題が引き続き鉱業部門の生産性に重しとなることが予想されます。幸い、鉱業生産が前四半期比
でプラス成長に転じていることから判断する限り、鉱業部門の粗付加価値も今年第1四半期は増加している可能性が高く、それが全体的なGDP成長率に寄与するとみられ
ます。ちなみに鉱業の粗付加価値は、昨年第4四半期には年換算で前四半期比1.4%減となり、GDP成長率には0.1ポイントと小幅にマイナス寄与する結果となっていました。
国内金融市
場, 69.85%
現金, 19.62%
国内固定金
利, 10.53%