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団塊世代のセカンドライフを デザインする戦略. 立教大学有馬ゼミナール 非耐久消費財 童子浩平 有岡加奈子 稲 富彩子. 発表のフロー. 第1章 研究目的. この章では本研究の研究目的 について解説していく. 1章 研究目的. 100 年に一度の 大不況. ピンチ. チャンス. 今回の大不況の中ならではのビジネスチャンスを発見し、 非耐久消費財業界に 新商品提案を行っていく. 第2章 問題意識の設定. マクロの視点から今回の不況を紐解いていき そこから今回の不況ならではの ビジネスチャンスを探っていく. 2章 問題意識の設定 環境分析. - PowerPoint PPT Presentation
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発表のフロー
第1章 研究目的
この章では本研究の研究目的について解説していく
1章 研究目的
100 年に一度の大不況
100 年に一度の大不況
今回の大不況の中ならではのビジネスチャンスを発見し、非耐久消費財業界に
新商品提案を行っていく
ピン
チ
チャ
ンス
第2章 問題意識の設定
マクロの視点から今回の不況を紐解いていき
そこから今回の不況ならではのビジネスチャンスを探っていく
2章 問題意識の設定 環境分析 ● 現在の不況2007 年中旬 サブプライムショック2008 年中旬 リーマンブラザーズ破綻
世界同時株安⇒世界金融危機
不況下によって、「企業」「消費者」には どのような影響が生じているの
か?
2章 問題意識の設定 環境分析
● 企業への影響企業に悪影響が生じてい
る
【時事ドットコム】
2章 問題意識の設定 環境分析 ● 消費者への影響
上場企業 相次ぐ経営破綻
またも派遣切り・・・失業率●●% 過去最低
メディアによる購買の非促進効果
心理的不況
心理的不況とは・・・マスコミの報道などの外部要因によって消費マインドが必要以上に低迷
すること【札幌人材育成・リスクマネジメント】
心理的不況
心理的不況とは・・・マスコミの報道などの外部要因によって消費マインドが必要以上に低迷
すること【札幌人材育成・リスクマネジメント】
2章 問題意識の設定 環境分析 ● 消費者への影響
心理的不況
節約 買い控え旅行業界 市場規模推移
【業界動向 SEARCH 】【 goo リサーチ】
2章 問題意識の設定 環境分析
不況のスパイラル
巣篭もり消費巣篭もり消費
ビジネスチャンス
不況下では巣篭もり消費にビジネスチャンスあり
2章 問題意識の設定 環境分析 ● 巣篭もり消費
心理的不況
巣篭もり消費
巣ごもり消費とは・・・外出をせず家の中で過ごし、お金を消費すること。自宅(巣)にいながらお金を消費する様。
【 MEMORVA 】
事例 1 【オークファン】
2008 年ネットオークションにて ,「漫画・雑誌・映画・ドラマ全セット」需要 ( 対前年比 )
・ Yahoo! オークション 140 %増・楽天オークション 400 %増・モバイルオークション 115 %増
事例 2 【マーケジン】
2009 年決算にて、食料品を中心としたスーパー「マツエツ」は2 期連続、「ライフ」を運営するライフコーポレーションは 5期連続でいずれも営業最高益を記録。
「内食回帰」
2章 問題意識の設定 ターゲット設定
ターゲット市場の設定
団塊世代
0 10 20 30 40 50 60
全体
20代
30代
40代
50代
60代
現在5年前の自分
2章 問題意識の設定 ターゲット設定
団塊世代の可能性1「自由時間は“家にいる方が好き”な人の割合」
団塊世代は巣篭もる傾向が強い
2章 問題意識の設定 ターゲット設定
団塊世代の可能性2
人口が最も多い世代=市場を牽引していく可能性
2章 問題意識の設定 ターゲット設定 団塊世代の可能性3
団塊世代は経済的にゆとりのある世代
2章 問題意識の設定 ターゲット設定
団塊世代はビジネスチャンスとなる可能性が高い市場
2章 問題意識の設定
問題意識の設定
第 3章 消費者分析
この章では団塊世代の特徴を分析することにより仮説につながる要素をあげていく
第3章 消費者分析 60代の人々が 団塊世代の“定年退職前・ 60歳前に 今後大事にしたい時間しておけよかった”と思うこと
0 10 20 30 40 50 60 70
女男
0 10 20 30 40 50
女男全体
【団塊世代男性が拓くシニア消費市場 : 多様な趣味で豊かな時間消費』 】
第 3章 消費者分析●60代の人々
60歳前に趣味を増やしておけばよかった
●団塊世代の人々
今後趣味の時間を大事にしたい
ギャップ
第3章 消費者分析巣ごもり消費をする男女が自宅での生活で重視すること
0 10 20 30 40 50
「自分の趣味を楽しみたい」
女性 33%
「自分の趣味を楽しみたい」
女性 33%
男性 44.7%
団塊世代の男性団塊世代の男性【マイボイスコム株式会社】
●キーワード
これらの要素を仮説につなげていく
第3章 消費者分析
第 4章 仮説導出
3 章で出した特徴を元に団塊世代に消費を促すためには
どうしたらいいか、仮説を導き出す
第 4章 仮説導出
● セグメンテーションその市場で共通のニーズを持ち、製品の認識の仕方・価値観・使用方法・購買行動などが似ている小集団に分けること
●ターゲティングセグメンテーションによって各集団の違いを把握したうえで、対象層を明確にすること
(MBAマーケティング)
第 4章 仮説導出
●仮説までの流れ
仮説団塊世代の男性が退職後に自宅で
楽しめるセカンドライフを提案する
男性 女性
自分の趣味
夫婦の時間
レジャー
退職後 現在
20代 30代
巣ごもり消費
40代 50代団塊世代
6 0代
自宅での消費
退職後の団塊世代
趣味を作りたい男性
第5章 提案この章では、導出した仮説に基づき
団塊世代の男性に具体的な商品を提案していく
第5章 提案● コンセプト
「団塊世代の男性に自宅で楽しめるセカンドライフを提供
「 コンセプトの具体化 」
第5章 提案・団塊世代男性の趣味
資料1「退職後に習いたいこと」
団塊世代の男性は
「料理」を趣味にしたいと思っている
アンケート実施日:2009年11月28~29日 アンケート対象者:50代の男性 30人
料理に対する抵抗感
第5章 提案団塊世代の男性はすぐに料理を趣味にできるのだろう
か?
現在ほとんど料理をしていない人々に料理をさせるきっかけを作ることが必要現在ほとんど料理をしていない人々に
料理をさせるきっかけを作ることが必要
退職後に料理を趣味にしたい
第5章 提案
料理に対する抵抗感
第5章 提案 4 P
第5章 提案 Product
商品名 「あなたの料理 ~おつまみキット~」
あなたの料理
~ おつまみキット ~
「牛すじの煮込
み」
\400
例) 牛すじの煮込み
<パッケージ> 完成のイメージ図を 載せる
<中身> ・材料・調味料 ・簡単なレシピ
第5章 提案 Product
牛すじの煮込み
材料・牛肉(牛すじ肉) 200g ・大根 60g ・こんにゃく 60g ・しょうが 1 かけ A(砂糖:大さじ1 と 3/4 、しょうゆ: 40ml 、酒: 40ml 、水: 150ml )・ねぎ(白ねぎでも万能ねぎでもよ い) 適量 ・七味唐辛子 適量
材料・牛肉(牛すじ肉) 200g ・大根 60g ・こんにゃく 60g ・しょうが 1 かけ A(砂糖:大さじ1 と 3/4 、しょうゆ: 40ml 、酒: 40ml 、水: 150ml )・ねぎ(白ねぎでも万能ねぎでもよ い) 適量 ・七味唐辛子 適量
“ いちょう切り”と“色紙切り”
お酒との相性
お酒との相性
今回紹介するおつまみは~
★★★★★
筒状の材料を角をなくして~
縦に四つ切りにして~
【 1】
牛すじ肉としょうが 1/2かけを入れた鍋に水をひたひたになるまで入れ、強火にかける。沸騰したら弱火にしてアクを取り、蓋をして 30分ほどゆでる。その後、牛すじ肉を水洗いし、大きめに切り分ける。
【 2】 大根はいちょう切りにする。
【 3】
こんにゃくは色紙切りにし、お湯を沸かしてさっとゆでる。
【 4】
鍋に【 2】とAの水を入れ、強火にかける。 1 分ほど経ったら【 1】・【 3】・しょうが 1/2かけ・残りのAの材料を入れる。沸騰したら弱火にして蓋をし、 40分ほど煮る。
【 5】 ねぎは小口切りにする。
【 6】
【 4】を器に盛って【 5】を散らし、七味唐辛子を振る。
見やすいように大きな文字で
分かりにくいところは図で 説明する
レシピ
第5章 提案 Price
一般的な料理キット
居酒屋のおつまみ
提案
例)無印良品
例)和民 「おつまみキット」
¥200~500
¥300~600
¥400
あなたの料理
~ おつまみキット ~
「牛すじの煮込
み」
\
400
おつまみキット
\400
おつまみキット
\400
スーパーでの購入頻度が高い
販売場所
スーパー販売場所
スーパー
第5章 提案 Place
第5章 提案 Place
お酒を頻繁に飲んでいるため、「ついでに買ってもらうきっかけ」
にする
酒のコーナーに陳列
陳列方法イメージ図陳列方法イメージ図
料理を始めたい方必見 !!
おつまみキット発売中
お酒と一緒にどうぞ
50代
20代
第5章 提案 Promotion
店頭での実演販売
実際におつまみキットを作るところを見せることで簡単に作れるということ
を知ってもらい、購買につなげる
あなたの料理
~ おつまみキット ~
「牛すじの煮込
み」
\
400
・実際におつまみキットを
作るところを見せる
・試食
第5章 提案 アンケート
アンケート実施日: 2009年11月28~29日 アンケート対象者: 50代の男性 30人
第6章 今後の戦略■カテゴリーの増加 おつまみだけでなく、和食、洋食、デザート
など幅 広い種類にまで応用していく
アンケートからの意見・魚の煮つけ・天ぷら・家庭料理
第7章 研究総括
第7章 研究総括
巣籠り消費の傾向にある団塊世代の男性にセカンドライフを楽しんでもらうことで消費を促す
団塊世代の男性の退職後 「趣味をもちたい」、「料理をした
い」
おつまみキットを提案
団塊世代の退職後「夫婦の時間を大事にしたい」、「旅行をした
い」・・・・
団塊世代の退職後「夫婦の時間を大事にしたい」、「旅行をした
い」・・・・
新たな提案の可能性新たな提案の可能性
参考文献• 株式会社シニアコミュニケーション http://www.senior-com.co.jp/market/data.html
• 博報堂エルダービジネス 団塊リタイア調査 http://www.h-hope.net/knowledge/hope_report/hope25/index.html
• グロービス・マネジメント・インスティテュート 〔 2005〕 『MBA マーケティング』 ダイヤモンド社
• 日経産業消費研究所〔 2005〕 『団塊世代男性が拓くシニア消費市場 : 多様な趣味で豊かな時間消費』 日本経済新聞社
• サントリー HP http://www.suntory.co.jp/
• 明日のマーケティング http://newmktg.typepad.jp/
• KIRINニュースリリース 2006 世代間のお酒に対する意識調査について http://www.kirin.co.jp/company/news/13/060911_1.html