2013年12月28日発行2011年7月25日創刊

梅の学術研究・梅知識の普及発行 一般財団法人梅研究会

発行人 松本紘斉

梅家族継続版1978年4月創刊～2011年9月vol.379まで

健康寿命を延ばしましょう

健康寿命を延ばしましょう

特集

商品クローズアップ

商品クローズアップ

皆様の健康と長寿を願って

昔ながらの梅干

「健寿梅」

vol.242014.1

墨絵松本紘斉

〒566-8566 大阪府摂津市学園町1-1-26

梅干は、古来より食薬品として、

人々の生活の中に取り入れられて

きました。

梅には、良質のクエン酸やカル

シウム・鉄分などのミネラルが含

まれていて、その豊富な成分は健

康維持に大きく役立つだけでなく、

殺菌効果や疲労回復効果、老化予

防といった素晴らしい働きを持っ

ています。

しかし、残念なことに、スーパー

マーケットなどで販売されている

梅干の多くが、調味梅干です。

調味梅干は、化学調味料・食品

添加物などがたっぷり使用されて

いて、大切な梅の成分が失われて

います。また、梅干の酸味が少な

いために、唾液の分泌が促進され

ることもありません。

昔から伝わる体に良い梅干とは、

不要なものを一切使わずに、塩や

しそで作った、すっぱい味のする

本物の梅干のことなのです。

梅研究会が販売している梅干は

昔ながらの製法で作られており、

日本一の梅の産地である紀州南部

の南高梅を使用しています。

肉厚で柔らかい果肉に小さな種

が特徴で、梅干に最適の品種を、

一粒ずつ丁寧に漬け込みました。

梅干の最後の仕上げには、天日

干を行い、しっかりと梅を干し上

げています。太陽の恵みをいっぱ

い受けた梅干は、皮も実も柔らか

く口当たりが良くなり、まろやか

でおいしい味に仕上がります。

また、合成保存料や合成着色料・

日本の伝統食品す

っぱい梅干

文／松本

紘斉

人々の健康と長寿を祈って

昔ながらの梅干「健け

ん

じ

ゅ

う

め

寿梅」

化学調味料は一切使用していない

ため、安心してお召し上がりいた

だけます。

皆様の健康を第一に考えて丁寧

に作った、昔ながらのすっぱい梅

干「健寿梅」。

おふくろの味を彷彿させる本当

の梅干を、ぜひご賞味ください。

体にプラスになる伝統食品の梅について、様々な加工法、調理法をご紹介。また、梅の効用や美容法、栽培法にいたるまで、この一冊で梅のすべてがわかる、使いやすい実用百科です。

“三毒を断つ”と古くから知られる梅の効用、殺菌作用・血液の浄化・鎮痛作用・ガン予防等を、最新の実験データに基づいて集大成した一冊です。

松本紘斉のよく効く梅百科

梅の科学最新版梅肉エキス驚異の16大効用

松本紘斉 おすすめ著書

健寿梅は、白干としそ漬の２種類をお求めいただけます。

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しい知識を持ち、生活習慣の改善や

病気の発症予防などの取り組みを続

けていくことで、生涯にわたって個

人の生活や体に応じた健康作りが行

えます。

特に、日本人の主な死因である、

がんや心疾患、脳血管疾患といった

病気は、毎日の生活を見直して予防

を心がけることで、発症の可能性を

下げることができます。

◆運動機能や認知機能の

低下を予防する

運動を習慣づけるためには、運動

やスポーツを行う以外にも、日常生

活の中で通勤・買い物などで歩いて

体を動かすことは可能です。仕事や

地域活動、趣味やお稽古などの社会

活動を通して、活動的な環境で楽し

く体を動かすことも良いでしょう。

また、体を動かすことは認知症の

予防にも繋がります。健康維持や病

気の予防のためにも、自分の体力や

年齢にあわせて、運動を習慣づける

ことをおすすめします。

◆生活習慣病の発症や

重症化を予防する

生活習慣病の予防として見直して

いただきたいのが、食生活です。

糖尿病や高血圧、肥満などは食生

活、運動不足と関係が深く、暴飲暴

食や味や塩分の濃いものを控えて、

自分の健康を守るためにも、自分の

食べる物をしっかりと考えて選ぶよ

う心がけましょう。

また、「甘いものや脂っぽいもの

を食べ過ぎない」「食事の時間を決

めて、よく噛んで食べる」などの食

生活の見直しとあわせて、体に良い

食べ物を毎日とっていただくことで、

より健康な体作りを実践することを

おすすめします。

梅は、

古くから体によいと伝えら

れてきた日本の伝統的な食べ物です。

梅には、天然で良質なクエン酸を

はじめとした、カルシウム・鉄分・

カリウムなどの多量のミネラルを含

んでいます。また、梅はアルカリ性

の食品でもあります。

人が健康に過ごすためには、体を

弱アルカリ性に保つことが大切です。

しかし、食生活の洋風化により、乳

製品や肉・魚などの酸性の食品が好

んで食べられるため、現代人の体は

酸性に偏りがちな傾向があります。

梅は、そのような酸性食品に偏り

がちな食生活のバランスを整えてく

れる強い味方です。

梅の効能を効果的に摂るためには、

昔ながらの製法で作られたすっぱい

梅干や梅肉エキスを食べることをお

すすめします。

梅肉エキスは、完熟直前の新鮮な

青梅の絞り汁だけを長時間煮つめて

いるため、梅の有用成分が凝縮され

ています。

血圧安定作用や、痛風予防効果を

始めとした、18もの効用が科学的に

証明されていて、毎日の健康にお役

立ていただける食べ物です。塩分も

使用されていないので、血圧が気に

なる方も安心してお召し上がりいた

だけます。

梅研究会では、昔ながらのすっぱ

い梅干や梅肉エキスの他に健康な体

づくりを応援するたくさんの商品を

取りそろえています。

ぜひ、お役立てください。

食事と健康の関係

梅研究会お勧め商品

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健康寿命を延ばしましょう

厚生労働省の発表する平成24年の

簡易生命表によると、男性の平均寿

命は約80歳・女性は約86歳であり、

女性の平均寿命は世界１位を記録し

ています。

日本が、「長生きのできる国」で

あると推測できる喜ばしい結果です

が、世界有数の長寿国であり高齢化

社会である日本は、長生きとともに

入院や介護・寝たきりの高齢者が増

加しているという社会的な問題を抱

えています。

年を重ねるほど痴呆や生活習慣病

などの様々な病気の発症率は高まっ

ていき、病気になった場合は本人だ

けでなく周りの家族の生活にも大き

く影響が及ぼされます。そのため、

健康への取り組みとして、ただ寿命

を延ばすだけでなく、生涯にわたっ

ていかに健康に生きる時間を延ばす

かという点に注目が集まっています。

皆様は、健康寿命という言葉をご

存知でしょうか。

健康寿命とは、

病気や痴呆と

いった「健康の

問題などで生活

が制限されてい

ない期間」を平

均寿命から差し

引いた、日常生

活に制限のない

期間のことです。

平成22年に厚生労働省が発表した

健康寿命は、男性が約70年・女性が

約74年となっています。この健康寿

命の期間を平均寿命から差し引くと、

男性で約10年・女性で約12年にわ

たって「不健康な期間」であること

がわかります。

つまり、多くの人々は約10年以上

にわたって、病気による制限や介護

などを受けていることになります。

「不健康な時間」が長ければ、医

療費や介護などの費用の負担も増し

てしまいます。平均寿命と健康寿命

の差を少しでも短縮することで、健

康で生活の質の高い毎日を過ごすこ

とができ、医療費を始めとした社会

保障の負担を軽減することも期待で

きます。

誰もが健康な体で長生きをしたい

と望むことですが、年齢を重ねても

健やかな体を保つためには、生涯を

通した健康づくりの意識を持つこと

が大切です。

年齢に関係なく、健康に関する正

平均寿命と健康寿命

健康に生きる時間を

延ばしましょう

60 65 70 75 80 85

■ 平均寿命　■ 健康寿命

男性

女性

（年）

特集

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2013年12月28日発行2011年7月25日創刊

梅の学術研究・梅知識の普及発行 一般財団法人梅研究会

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