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Copyright by CANPAN × 我が国におけるファンドレイジングと情報提供について ~資金調達と情報発信のガイダンス~ 日本財団/CANPAN 山田泰久 Twitter@canpan2009 http://www.facebook.com/yamadamay 2013128東京

東京 20120128

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我が国におけるファンドレイジングと情報提供について

~資金調達と情報発信のガイダンス~

日本財団/CANPAN 山田泰久 Twitter:@canpan2009 http://www.facebook.com/yamadamay

2013年1月28日 東京

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× プロフィール

山田泰久(やまだやすひさ)

・日本財団経営支援グループ 情報コミュニケーションチーム

(CANPAN、NPO情報発信、社内システム、公式サイト担当)

1973年群馬県高崎市生まれ。

1996 年日本財団に入会し、国際協力、総務部門を経て、2005 年から4 年間、福祉の助成担当に。2009 年6 月より現職となり、公益コミュニティサイト「CANPAN」の企画・開発、普及・利用促進から、日本財団のWeb 担当、NPO の情報発信支援に取り組んでいる。

全国各地でのNPO情報発信セミナーの講師や、東京で月に1回NPO支援のセミナー「日本財団CANPAN・NPOフォーラム」を企画・開催している。

twitter:@canpan2009 Facebook→http://www.facebook.com/yamadamay

ブログ:CANPAN講座 http://blog.canpan.info/koza/

Shop人にやさしく http://blog.canpan.info/p-shop/

CANPAN・NPOフォーラム http://blog.canpan.info/cpforum/

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× 日本財団とは?

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•1962年設立の民間の助成財団

•2011年4月に財団法人日本船舶振興会から、公益

財団法人日本財団に

•ボートレース(競艇)の売上金(2.5%)と一

般・企業からの寄付金をもとに活動

•国(官)ではできないことや、施策が行き届かな

い問題の解決のために、「公の心」をもちながら

「民の視点」で取組んでいます。

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× 日本財団とは?

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ボートレース場:24ヶ所 場外売り場:42ヶ所

全国のボートレース場

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× 日本財団とは?

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日本財団 (にっぽんざいだん)は、ボートレースの売上げの2.5%をうけて、全世界のハンセン病の制圧プロジェクトやマラッカ海峡の航行の安全といった大型プロジェクトから、災害におけるボランティア活動にいたるまで、様々な「社会のお役に立ちたい」という事業を支援している助成団体です。

日本財団の事業 ~ 3つの柱 ~

【2010年度実績:3,395事業 約226億円】

1. 海や船に関する支援

2. 文化、教育、社会福祉等に関する支援

3. 海外の協力援助活動への支援

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CANPANについて http://fields.canpan.info/

公益団体のための情報発信サイト

★「団体情報」と「ブログ」で情報発信事例を学ぶ

★「助成制度」と「事業成果物」を事業の参考に

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「共感」「信頼」で活動実績を重ね、応援へつなげる活動応援サイクル

活動応援 サイクル

オンライン決済ソリューション

<継続課金+都度課金> <都度課金のみ>

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21,470 46,160 50,683

宮城 449 670 1,117

東京 1,367 9,245 6,097

岐阜 377 707 835

はじめに

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100年前のファンドレイジング

石井十次(宮崎県出身)

慶応元年(1865年) - 大正3年(1914年) 日本で最初に孤児院を創設した人物で、 「児童福祉の父」と言われる。

明治15年(17歳)、岡山県の医学校に入学し、医者をめざします。 明治22年、児童福祉・教育に専心する決意をし、医書を焼き、医学校を退学してしまいます。石井十次23歳の時です。

明治24年、名古屋地方を襲った濃尾地震による被災児93人を救済、明治39年には、東北地方一帯の冷害による被災児救済により、施設児童数は1,200名に達します。施設内に幼稚園、学校も作り、一貫した養育・教育を行いました。

明治27年頃から石井十次は、宮崎県西都市茶臼原で「自然・労作」教育をやろうと決意します。そして、岡山から宮崎へ大移住をします。塾舎、学校などもことごとく解体し、船で運びました。

石井十次は、大正3年、志なかばにして倒れました。49歳でした。

~石井十次記念友愛社HPより~

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100年前のファンドレイジング

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100年前のファンドレイジング

「これからの10年間は社会進出の時代だ。 孤児救済の応援をしてもらえるように、社会に出て訴えていく。」(1898年)

・全国の駅に募金箱を設置

・孤児たちの音楽隊を結成し、全国巡業

・市民から実業家、華族まで、幅広い層に対して寄付集め

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本気のファンドレイジング

岡山孤児院(1200名の孤児)

1ヶ月5円の生活費(現在なら6,000万円)

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ファンドレイジング(資金調達)の意義

資金調達を通じて増やしたいもの

• お金

• 支援者

• 理解

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ミニワークショップ

テーマ:みなさんの団体のファンドレイジング

2012年度のファンドレイジング(資金調達)の状況を共有します

①団体のファンドレイジングの方法と、わかる範囲でその金額を余白にメモしてください(1分間)

②その後、少人数のグループになって共有します(15分間)

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ファンドレイジングの種類

国や自治体による補助金・助成金・奨励金

→事業に対するもの(公益活動に関するもの)

→組織に対するもの(雇用などの助成金)

自治体の業務委託・指定管理

事業提案型の助成プログラム

→国、自治体、独立行政法人、自治体系の財団法人

→民間の助成機関、企業等

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ファンドレイジングの種類

サービス提供による事業収入

会費収入

寄付

融資

→金融機関

→NPOバンク

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助成プログラムのガイダンス

地域限定と、全国規模の助成プログラム

→地域限定のものは助成金100万円以下、全国規模のものは50万円以上が中心

→地域のもので実績を積んで、全国規模のものに挑戦

→全国規模のものは約230

→全国規模の募集シーズンは9~12月、地域のものは12~2月

→一方、毎月10~15程度、募集を行っている助成プログラムがある

★協働や外部との連携、助成金実績が重要視されている

★インターネットによる情報発信

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寄付に関する最近のキーワード

オンラインツール(インターネット)

クラウドファンディング

ソーシャルメディア

チャリティキャンペーン

チャリティイベント

寄付者データベース

マンスリーサポーター

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寄付に関する最近のキーワード

企業の社会貢献

→寄付付き商品

→コーズマーケティング

→チャリティキャンペーンのスポンサー

→従業員と企業によるマッチングファンド

→復興支援

→社会課題解決のための協働(CSR)

★大企業ではなく、地域の中小企業をターゲットに

募金百貨店プロジェクト(山口県共同募金会)

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寄付に関する最近のキーワード

市民ファンドの設立ラッシュ

寄付税制

→公益財団法人、公益社団法人、認定を受けた社会福祉法人、認定NPO法人

ファンドレイザー認定制度

寄付白書

ファンドレイジング日本2013

※日本ファンドレイジング協会

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ファンドレイジングのガイダンス

新しい公共支援事業による研修

NPOマーケティング

Web・ソーシャルメディア戦略

リアルとバーチャルのつながり

情報発信からアクションへ

お金と参加

プロボノ(専門スキルを持っているボランティア)

社会課題の調査分析(白書など)

わかりやすさ(社会課題、資金使途、活動、成果など)

定期的な報告

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ファンドレイジングのガイダンス

知っていると、やっているとの差

→寄付を始める前に、ファンドレイジングで有名な団体に寄付をしてみる

→オンラインツールを活用するのに、ソーシャルメディアは必須

検索より詮索

→ネットで検索している人は、その団体がちゃんとした団体かを詮索している

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オンラインツール

知っている 見た 寄付した 集めた

Ready for?

Just Giving

CAMPFIRE

Motion Gallery

i-kifu

Grow!

Isave

Road+

クレカ決済

PayPal

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オンラインツール

知っている 見た 寄付した 集めた

CANPANペイメント・メンバーズ

GiveOne

イーココロ

チャリティ・プラットフォーム

Yahoo!ボランティア・インターネット募金

J-PAYMENT

Bokinchan(ソノリテ)

PeaTiX

クリックで救える命がある(DFF)

Stores.jp

BASE(ベイス)

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最近のファンドレイジング

「寄付していますか?」から「寄付集めていますか?」へ

Just Givingの事例

「団体」から「人」へ

READYFOR?の事例

「共感」から「習慣」へ

CANPANメンバーズ(継続課金)の事例

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ファンドレイジング(資金調達)の意義

もう一度、あらためて、

資金調達を通じて増やしたいもの

• お金

• 支援者

• 理解

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最近のファンドレイジング

「寄付」集めから「応援」集めへ

応援したい!参加したい!の一つの形が「寄付」

応援したい!

→受益者、組織としてのNPO、知り合いのスタッフ人に対して

参加したい!

→自分も一員感、参加で満足感、ムーブメント(祭り)

★市民参加の担保を実現する

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ファンドレイジング=共感

100年前と、現在のファンドレイジングから見えてくること

• 共感する人がいるところに情報を出す

• 共感したいと思える情報を出す

• 感動した人が行動(アクション)を取ることができる仕組みを用意する(=参加可能)

• イメージ(写真や動画)の力を活用する

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NPOの情報発信

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最近聞いたこと

やっぺす起業支援ファンド

・内閣府の新しい公共支援事業(復興支援)

・石巻を中心とした宮城県北部の起業支援

・募集告知をWebやソーシャルメディアを中心に

・申請相談に来た石巻のお母さんは、

インターネットをやっていない、

もちろん、ソーシャルメディアもやっていない

★どうやって情報を入手したのか?

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情報発信のキーワード①

活動 コミュニケーション

事業

・ ・ ・ 運営資金

・ ・ ・

会報誌

ホームページ

イベント

講演

メルマガ

ブログ

ソーシャルメディア面談など

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5つのリアル

リアルな状況と

リアルな自分達を

リアルタイムに伝えて

リアルな場へとつなぎ

リアルなネットワークへ

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情報発信のキーワード②

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情報発信は3つの情報収集

• 発信する情報を団体内外から収集する

• 他の団体の情報発信を収集する

• 情報を届けたい人たちの情報収集方法を理解する

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情報発信のキーワード③

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SNSとソーシャルメディア

ソーシャルメディア

・インターネットのプラットフォームを使用する

・ユーザー登録する

・自分で作ったものをネットで公開する

(トリプルメディア:マスメディア、自社メディア、ソーシャルメディア)

SNS(ソーシャルネットワークサービス)

・ソーシャルメディアの機能にプラスして・・・

・インターネット上で「友達」になる

・ネット上でコミュニケーションする

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NPOのWeb系発信ツール

ストック情報

フロー情報

個人 団体

HP

団体 ブログ

facebook ページ

twitter 公式アカウント

代表者 ブログ

TWスタッフ アカウント

TW代表者 アカウント

facebook 個人

検索& 知名度

ソーシャルネットワーク

◇ストック情報をフローへ

◇公式サイトから

ソーシャルメディアへ

◇団体の情報を個人のネットワークへ

スタッフ ブログ

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ブログ

公式ホームページ

団体情報

財務情報

活動実績

年間計画

イベント案内

サービス案内

近況 イベント情報

思い考え

分野・地域

他団体情報

ブログ新着

twitter新着

ブログ新着

ブログ・情報発信プラットフォーム

※週2~5回の更新

※ブログの記事をもとに、年に2~4回の更新

【おススメ】

ブログを情報発信のプラットフォームにする

※イベントの前後に積極的に更新

ポータル サイト

Facebookボタン

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ホームページ:団体

サービス別の情報

対象者別の情報

団体の予定

ーーーーーーー

団体基本情報

団体のアーカイブ

団体の歴史と実績

ーーーーーーー

代表者の思い

団体の理念

ーーーーーーー

団体のネット情報のポータルサイト

知りたい情報がすぐわかる

団体の信頼

検索より詮索

あって当たり前

寄付の導線

ーーーーーーー

【よく聞くツール】

Jimdo

WordPress

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× 信頼情報

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①自分たち(団体)は何者なのか? ・団体名、住所、連絡先 ・代表者、役員 ・設立趣旨、理念、目標、定款 ・主な活動内容 ・これまでの活動経歴 ・・・etc ②自分たち(団体)は何をしているのか? ・活動目的 ・事業計画、年間計画 ・活動内容の詳細 ・イベント案内 ・活動レポート、活動成果 ③何にいくらお金を使っているのか? ・収支予算、収支決算 ・誰から、どのように、いくらの収入 ・何に、どのように、いくらの支出

団体の「基本的な情報」 ⇒ストック情報

年に1回更新

団体の「活動・事業情報」 ⇒フロー情報

月に1回~年に4回

団体の「財務情報」 ⇒ストック情報

年に2回(予算・決算)

※CANPANの団体情報データベースへのリンクがおススメ

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ブログ:団体スタッフ

日々の活動の紹介・記録・報告

活動から見えてきたこと

活動と思いと考え

ーーーーーーー

働いている人が想像できる

サポートしている人が想像できる

人と組織の成長物語

ーーーーーーー

組織としての専門性

活動の専門性

分野や地域の参考情報

共感 ワクワク感

信頼感

ためになる感

人が感じられる記事

団体の今を感じる

ーーーーーーー

写真を中心に

たまに「重い記事」も

記事の蓄積が検索対策

ーーーーーーー

【よく聞くツール】

CANPANブログ

Jimdo、WordPress

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ツイッター:団体/個人

【公式アカウント】

イベントの情報

中継

積極的なコミュニケーション

ブログの新着

分野の話題

お礼と報告

【代表or事務局長】

思いや考え

分野の話題へのコメント

人が集まるところに出す

情報拡散

ーーーーーーー

継続的な発信

タイムマネジメント

各種ツールの活用

ーーーーーーー

【よく聞くツール】

クライアント(PC/スマホ)

Twilog

Togetter

予約投稿

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facebook :団体スタッフ

写真軸の発信

スナップショット

活動写真(アルバム)

イベント写真(アルバム)

舞台裏

ーーーーーーー

速報のお礼と報告

お願い(キャンペーン)

ーーーーーーー

分野の話題

リアルタイム

団体のことに興味を持っている人への発信

人の顔の見える発信

コミュニケーション

ーーーーーーー

タイムマネジメント

いいね!コメントしやすいもの

ーーーーーーー

グループ、イベントの活用

ーーーーーーー

【よく聞くツール】

? NPOなら、スタッフ個人のネットワークの強化と活用

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× 各サイトの使い分け

ブログ・・・ 団体として活動の記録を残す

「今」の活動を知ってもらう一番ベストなツール

Facebook・・・ 個人のネットワークを広げる

便利なツールとして活用する

Twitter・・・ 団体としてのお知らせ情報を流す

個人では、情報収集のツールとして活用する

ホームページ・・・ 様々な情報発信のポータルサイト

★団体ならブログ、個人ならFacebook、情報拡散・収集ならツイッター

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× ブログを活用したいみなさまへ

CANPANブログ白書2012のダウンロードはこちら http://blog.canpan.info/cpforum/archive/57

CANPAN事務局が選んだおススメブログの運営者81団体を対象にし

たアンケート調査をもとに、ブログの効果的な活用方法をまとめたものです。

おススメブログの一覧も掲載しています。まずは、同じ地域、同じ分野の団体のブログをぜひ参考にしてください。

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主なソーシャル・メディアの特徴

Facebook

• リアルに関係がある人との関係を深めるツール

• 個人で使うFacebook

• 団体で使うFacebookページ

• みんなで使うFacebookグループ

• 参加者の見える化Facebookイベント

団体としての活用は、運用をしっかりしないと効果がない(基本的に団体のことを知っている人が「いいね!」を押している)

個人としての発信力・収集力・ネットワークを強化する

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主なソーシャル・メディアの特徴

Twitter

• 情報を拡散する

• いろいろな人・団体がやっているので、今までとは違うネットワークが広がる

• Hootsuite、ツイログ、Togetterの活用

• アイデア・マーケティング

• 生活時間を意識して

団体として、公式アカウントを取得し、他のツールで発信した内容をツイッター上で拡散する

個人としては、情報収集のために利用する

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主なソーシャル・メディアの特徴

mixi

• 情報収集している人が「コミュニティ」に集まる

• そこに情報を流す

ブログ

• 過去の記事も蓄積できて、見やすいので、信頼度アップ

• じっくり詳しい内容を書くことが出来る

• ブログの新着情報をTwitterに流すことができる

• ブログでしっかり内容を書いて、それをTwitterで流す

団体として、ブログを情報発信のプラットフォームにする

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Facebookとは?

• 多くのNPO関係者が使い始めている

• まずは「Facebook」で検索

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Facebookの公式ナビ

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Facebookの特徴

• リアルに関係がある人との関係を深めるツール

• 主なカテゴリー

◇個人で使うFacebook

◇団体で使うFacebookページ

◇みんなで使うFacebookグループ

◇参加者を募るFacebookイベント

◇ピンポイントで宣伝する、Facebook広告

◇機能拡張するFacebookアプリ

• 小さなものから大きなものまで、頻繁にある仕様変更

• オープンとプライバシーの使い分け

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注意点

ふだんのコミュニケーションでOK。ただし、誤解を招きそうなことはわざわざつぶやかない。

団体全体で活用していこうという機運を高める。

情報発信を意識した積極的な写真撮影と、事前の撮影許可の確認。

効果測定をしながらの運用。

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実践ソーシャルメディア

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×

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ソーシャルメディアで気をつけること

• 自分の個人情報をどこまで公開するか

• 他人の個人情報に気をつける

• 公開の範囲をよく考える

• 発言は広く公開されているということを意識する

• 短い文章の発信なので、誤解されることもある

• どんなツールでも人が多く集まれば悪意を持って使用する人が出てくる

⇒インターネット、ソーシャルメディアだから、気をつけるこというより、一般的にコミュニケーションとして気をつけること。

ただ、インターネットだと、広がりの規模と速さが想像以上!

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×

①とりあえず、登録する → やってみないとわからない

②まずは個人としてやってみる

③最初は情報収集から、慣れたら情報発信

④参考になる団体を見つけ、いいところをまねる

⑤試した上で自分の団体に合うかどうかを考える

⑥始めるのは簡単だが、効果的に活用するのは努力

ソーシャルメディアを始める!

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×

セミナーで特に伝えていること

・誰もが情報発信をしている

・「伝える」情報発信から、「伝えてもらう」情報発信

・情報の重要度は、発信者ではなく、受け手が決める

・情報発信は「漢方薬」

情報発信と、場の設定(ネットとリアルな場の連携) ※ネットで発信し、人を集め、ネットで関係を保つ

伝えたい人に一番伝えやすい方法で

ツールの選択と連携

NPOの情報発信について

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× これからの情報発信 樹木は育成することのない

無数の芽を生み、 根をはり、枝や葉を拡げて

個体と種の保存にはあまりあるほどの 養分を吸収する。

樹木は、この溢れんばかりのの過剰を 使うことも、享受することもなく自然に還すが

動物はこの溢れる養分を、自由で 嬉々としたみずからの運動に使用する。

このように自然は、その初源からの生命の 無限の展開にむけての秩序を奏でている。

物質としての束縛を少しずつ断ちきり、

やがて自らの姿を自由に変えていくのである。

“デンマーク王子アウグステンブルク公にあてた

美学的なことに関する書簡第27号より一部を抜粋“

フリードリヒ・フォン・シラー

横浜/ランドマークタワー

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