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shinsuke-yamamoto
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5. Framework Manager
Framework Managerは、データベース上のデータを、Cognosのような分析系のアプリケーションにデータを渡す際のデータモデリングの部分で使用します。Framework Managerを使用することで、分析用のデータを抽出して確認したり、ドリルダウン用の階層構造の意味づけを行うことができます。
本資料では、Framework Managerにメタデータを取り込み、データモデリングを実施し、QueryStudioでデータ参照確認を行う手順を記載します。
Cognos Framework Managerのモデル作成作業では、以下の4階層に分割して作成を行うと管理が容易と言われています。Database View : DB2データベースのテーブル定義をそのままの形で取り込んだ層です。Business View : Database View で取り込んだメタデータに、名称の変更や、項目の追加など、業務上の意味を持たせたものです。Dimensional View : OLAP分析で必要な階層構造を定義したものです。Presentation View : Business View、Dimensional Viewのオブジェクトのショートカットの集合です。パッケージの配布時には、ユーザーにはこの層を
見せます。
CognosのサンプルDB(GSDB)から、「GO_TIME_DIM」「SLS_ORDER_METHOD_DIM」「SLS_PRODUCT_DIM」「SLS_SALES_FACT」の4表を選択し、Framework Managerに取り込み、基本的なデータモデリングを実施し、QueryStudioでデータ参照確認を行う手順を記載します。
5.1 メタデータの取り込み
ここでは、分析の元となるデータをFramework Managerに取り込みます。
1). スタート⇒すべてのプログラム⇒IBM Cognos10 ⇒ IBM Cognos Framework Manager を選択。
2). 新規プロジェクトの作成 を選択
5_FrameworkManager.xls 1/110 5_FM
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3). 任意のプロジェクト名 を記載 (ここでは、ISERESIPJとしている)。OK。
5_FrameworkManager.xls 2/110 5_FM
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※警告メッセージが出る場合は、「はい」を選択して次へ進む。
4). 言語を選択の画面では、「日本語」を選択し、OKをクリック
5_FrameworkManager.xls 3/110 5_FM
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6). Great_outdoors_warehouse を選択し、次へ
7). GOSALESDWの+を展開、Tableの+を展開。
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9). 以下の3テーブルを選択SLS_ORDER_METHOD_DIMSLS_PRODUCT_DIMSLS_SALES_FACT
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「このオブジェクトをインポートしない」を選択していますが、既にFMのモデルに取り込んだテーブルと同一名称の場合に取り込まない動作となる。
11). オプションはそのままで、インポート
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12). 完了メッセージを確認し「終了」
13). 「great_outdoors_warehouse」の+を展開し、以下のように4テーブルが取り込まれている事を確認。また、以降の手順で、赤枠の「保存」ボタンを押して、適宜変更内容を保存。
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5.2 Database Viewの作成
1). Great_outdoors_warehouseを右クリックし、作成⇒ネームスペース
2). Database View という名称のネームスペースを作成
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3). Database View以下に4テーブルをドラッグ&ドロップ
4). Database View をダブルクリックし、ダイアグラム タブを押し、ダイアグラムを表示
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6). リレーションの確認のため、GO_TIME_DIMとSLS_SALES_FACT間の線をダブルクリック※稀にリレーション(線)が定義されない時がある。その場合、以降の手順(8)~(9)を参考にして、以下の①~③定義を手動作成① GO_TIME_DIM <--> SLS_SALES_FACT
DAY_KEY ORDER_DAY_KEY1 ..1 1 ..n
② SLS_ORDER_METHOD_DIM <--> SLS_SALES_FACTORDER_METHOD_KEY ORDER_METHOD_KEY1 ..1 1 ..n
③ SLS_PRODUCT_DIM <--> SLS_SALES_FACTPRODUCT_KEY PRODUCT_KEY1 ..1 1 ..n
5_FrameworkManager.xls 14/110 5_FM
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7). リレーションキー、カーディナリティー が正しいことを確認し、OKをクリックGO_TIME_DIMのDAY_KEY 1個に対して、SLS_SALES_FACTのORDER_DAY_KEYは1~N個存在することがわかる。このリレーションは、DB2データベースに定義されている外部制約などの情報を取り込み自動的に定義されている。
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8). 新規にリレーションを作成する場合を例として実施GO_TIME_DIMとSLS_ORDER_METHODSをCtrlを押しながら右クリックし、作成⇒関係
9). Keyの選択の変更手順、カーディナリティーの選択を確認し、キャンセルをクリック
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5.3 Business Viewの作成
1). great_outdoors_warehouseを右クリックし、作成⇒ネームスペース を選択する。
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2). 作成したネームスペースの名称に Business View と入力し、名称を変更する。
3). Business View を右クリックし、作成⇒クエリー・サブジェクト を選択する。
5_FrameworkManager.xls 19/110 5_FM
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4). 名前に「日時」と入力し、クエリー・サブジェクトの定義に使用するデータとして「モデル」を選択し、OKボタンを押下する。
5). Database View ⇒ GO_TIME_DIM と展開する。
5_FrameworkManager.xls 20/110 5_FM
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6). GO_TIME_DIMから3つのクエリー・アイテム「CURRENT_YEAR」,「CURRENT_MONTH」,「DAY_OF_MONTH」を選択し、右ウィンドウにドラッグ&ドロップする。
5_FrameworkManager.xls 21/110 5_FM
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7). 「テスト」タブから「テスト・サンプル」を押下し、クエリーをテスト実行する。OKボタンを押下して、設定を保存する。
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8) 同様に、「製品」クエリー・サブジェクトを作成する。
9). SLS_PRODUCT_DIMから3つのクエリー・アイテム「PRODUCT_LINE_CODE」, 「PRODUCT_TYPE_CODE」,「PRODUCT_NUMBER」を選択し、右ウィンドウに ドラッグ&ドロップする。
5_FrameworkManager.xls 23/110 5_FM
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10). 「テスト」タブから「テスト・サンプル」を押下し、クエリーをテスト実行する。OKボタンを押下して、設定を保存する。
5_FrameworkManager.xls 24/110 5_FM
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12). SLS_ORDER_METHOD_DIMから1つのクエリー・アイテム「ORDER_METHOD_JA」を選択し、右ウィンドウにドラッグ&ドロップする。
13). 「テスト」タブから「テスト・サンプル」を押下し、クエリーをテスト実行する。OKボタンを押下して、設定を保存する。
5_FrameworkManager.xls 26/110 5_FM
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15). SLS_SALES_FACTから以下の7つのクエリー・アイテムを選択し、右ウィンドウにドラッグ&ドロップ。赤枠の「追加」をクリックする。
5_FrameworkManager.xls 28/110 5_FM
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16). 名前に「製品総コスト」と入力し、式の定義に、「UNIT_COST」をドロップする。下記の様に * を追記した上で「QUANTITY」を後ろにドロップし、以下の計算式とする。
17). 赤枠の実行ボタンをクリックし、テスト結果を確認した上で、「OK」ボタンを押下する。
5_FrameworkManager.xls 29/110 5_FM
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19). 同様に「追加」をクリックし、「消費税入り単価」アイテムを作成する。※式の定義は以下の図を参照。
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20). 赤枠の実行ボタンをクリックし、テスト結果を確認した上で、「OK」ボタンを押下する。
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21). 「消費税入り単価」アイテムの定義が完了する。OKを選択。
22). Business View⇒日時⇒CURRENT_YEARを右クリックし、「名前を変更」を選択、「年」に名称を変更する。
5_FrameworkManager.xls 33/110 5_FM
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23). 同様の手順で、以下のように、Business View以下の全アイテムを日本語に変更
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5.4 Dimensional Viewの作成
1). Great_outdoors_warehouseを右クリック⇒作成⇒ネームスペース
2). Dimensional View を作成
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3). Dimensional View を右クリック⇒作成⇒標準ディメンション
4). Database View⇒GO_TIME_DIMから、CURRENT_YEARを右の階層ウィンドウにドラッグ&ドロップ
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5). CURRENT_MONTHを右ウィンドウのCURRENT_YEARの下にドロップ
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6). DAY_OF_MONTHをドロップ。赤枠の役割の … をクリック。
7). 以下の画面で、.businessKey、.memberCaptionにチェックを入れる
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.businessKey : クエリー実行時に内部で使用されるデータアイテム。例えば、「社員コード」など。
.memberCaption : ユーザーに見えるデータアイテム。例えば、「社員名」など。
8). 閉じる
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9). 同様にCURRENT_MONTHの役割も選択
10). 同様にCURRENT_YEARの役割も選択
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12). 右クリック⇒名前の変更で、名前を「時間次元」に変更
13). 同様に新規の標準ディメンションを作成。Database View⇒SLS_ORDER_METHOD_DIM⇒ORDER_METHOD_JAをドロップ。
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18). 階層ウィンドウの、PRODUCT_NUMBERを選択し、使用可能なアイテムウィンドウのPRODUCT_KEYを右下ウィンドウの空白にドロップ、_businessKeyを選択。
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19). 以下の画面の表示になる。PRODUCT_NUMBERの役割を設定
20). PRODUCT_NUMBERに_memberCaptionを選択
21). 同様にPRODUCT_TYPE_CODEにPRODUCT_TYPE_KEYをドロップ、_businessKeyを選択。
5_FrameworkManager.xls 47/110 5_FM
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22). 以下となる。
23). PRODUCT_TYPE_CODEに_memberCaptionを指定
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24). PRODUCT_LINE_CODEの役割は、_businessKey、_memberCaptionを選択。
25). 製品次元、とする。
26). Dimensional Viewを右クリック⇒作成⇒数値データ・ディメンションを選択
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27). Database Viewから以下の7アイテムをドラッグ&ドロップ。「追加」を選択。
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28). 名前欄に「製品総コスト」と入力。Database Viewから「UNIT_COST」と「QUANTITY」をドラッグしてきて、* で掛け算とする以下の記載とする。赤枠の▲ボタンでTest Resultsを確認。OK。
29). 同様に、「追加」から「消費税入り単価」という名前でクエリー・アイテムを追加し、以下の式としてOK。
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5.5 Presentation Viewの作成
1). Greate_outdoows_warehouseを右クリックし、作成⇒ネームスペース
2). Presentation View という名称のネームスペースを作成
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3). Presentation Viewの下に、GOW (Query) と、GOW (Analysis) という名称のネームスペースを作成
4). Business Viewの4クエリーサブジェクトを選択して、右クリックし、作成⇒ショートカット
5). ショートカットを作成
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6). 作成された4個のショートカットを右クリックし、編集⇒切り取り
7). Presentation View のGOW (Query) を右クリックし、編集⇒貼り付け
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8). ショートカットを添付
9). ショートカットの名称を以下のように変更※「へのショートカット」を削除
10). 同様にDimensional View の4クエリーサブジェクトもショートカットを作成
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11). 作成された4個のショートカットを右クリックし、編集⇒切り取り
12). Presentation View の GOW (Analysis) に貼り付け
13). 名称を以下のように変更
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5.6 Query用パッケージの作成・配布
1). プロジェクト・ビューアー上で「パッケージ」を右クリックし、作成⇒パッケージ を選択する。
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2). 名前に 「GOW_PKG (Query)」を入力し、「次へ」ボタンを押下する。
3). パッケージに含めるオブジェクトを、以下のように選択して定義し、「次へ」ボタンを押下する。チェックマーク:ユーザーに表示 (great_outdoors_warehouse, Presentation View, GOW (Query))
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三角マーク:パッケージに含めるが表示はしない (Database View, Business View)×マーク:パッケージに含めない (Dimensional View, GOW (Analysis))
4). 「終了」ボタンを押下する。
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6). パッケージの発行先フォルダーを選択するため、フォルダーのボタンを押下する。
7). 任意のフォルダを選択し、「OK」ボタンを押下する。(この例では、デフォルトの共有フォルダ直下を指定)
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10). 「発行」ボタンを押下し、指定したフォルダーへパッケージを発行する。
11). 正常発行された旨のメッセージを確認し、「終了」ボタンを押下する。※警告が表示された場合、終了後、「モデル検証」画面で内容を確認。※'再評価が必要です'というメッセージの場合、表示されているクエリー・サブジェクトをメモし「閉じる」。
各クエリーサブジェクトを指定された階層でダブルクリックで開き、「検証」ボタンを押しOK。
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12). パッケージ配下に「GOW_PKG (Query)」が作成されていることを確認する。
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13). Cognos Connectionを起動し、指定したフォルダ上に 「GOW_PKG (Query)」パッケージが存在する事を確認する。
14). 起動⇒Query Studio を選択し、Query Studioを起動する。
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15). パッケージ「GOW_PKG (Query)」をクリックして選択する。
16). 発行時に指定したもののみが、データ挿入ウィンドウに表示されている事を確認する。
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5.7 Query用パッケージの修正
1). 製品ラインを下記図のLISTの位置にドロップ。⇒製品ラインは5種類のはずなのに、1個のみの表示。何かが足りない事がわかる。※Firefoxブラウザの場合、「製品ライン」を選択して「挿入」。
マークのボタン⇒「いいえ」でCognos Connectionに戻る。
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2). Framework Managerに戻る。Business View⇒製品⇒製品ラインを選択し、プロパティーを見ると、使用方法がファクトになっているのがわかる。
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3). 使用方法を属性に変更ファクト ⇒ 数値データ: 合計値や平均値として計算してほしいデータ属性 ⇒ 分析軸のデータ: 同じ数字でも階数や部屋番号など、数字をそのまま扱いたいデータ識別子 ⇒ キー項目
4). 年、月、日、製品タイプ、製品、に関しても、同様に使用方法を属性に変更。
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11). 同様の手順でQuery Studioを起動し、GOW_PKG(Query)を選択し、製品ラインを確認。Query Studioで製品ラインが5種類表示されるのがわかる。注意:Cognosはデータのキャッシュを持つため、タイミングによっては、新しいパッケージとならない事もあるので、その場合、再度実施。
12). 製品ライン、製品タイプ、製品、数量、製品単価、でLISTを作成し、製品ラインと製品タイプを選択し、赤枠のグループ化。数量も製品単価も「合計値」が表示されているが、一般的に製品単価は合計したいわけではなく、平均が良い。同様の手順で、Query Studioを抜けCognos Connectionに戻る。
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13). Framework Managerに戻り、製品単価アイテムのプロパティの標準集計 が 合計 になっている事を確認。
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14). 製品単価アイテムのプロパティの標準集計 を 合計 から 平均に変更。
15). 販売単価、消費税入り単価、も同様に標準集計を平均に変更する。
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16). 再度、GOW_PKG (Query)を発行
17). Query Studio で製品単価の平均が表示されている事を確認。Query Studioを抜ける。
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5.8 Analysis用パッケージの作成・配布
1). 次に、GOW (Analysis) のパッケージ配布を行う。Framework Managerに移動してください。
5_FrameworkManager.xls 81/110 5_FM
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2). パッケージを右クリックし、作成⇒パッケージ
3). 名前に GOW_PKG (Analysis)と指定し、次へをクリック
5_FrameworkManager.xls 82/110 5_FM
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10). いいえをクリック
11). エラーが報告されるので、パッケージ内のエラー/警告を表示にチェックを入れ終了をクリック
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5.9 Analysis用パッケージの修正
1). プロジェクト・ビューアー上から、Dimensional View の時間次元をダブルクリックして、ディメンジョン定義を開く。
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2). DAY_OF_MONTH が文字列ではなく、数値データであることが問題であるため、「ソース」項目の横の「…」ボタンをクリックし、計算の定義画面を表示する。
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3). 赤枠の実行ボタンを押下して、テスト結果のデータから桁数を確認(この例では2桁)。
4). 「式の定義」において、以下のようにcast関数を追記し、文字列へ変換する。
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式の定義が正常に実行できることを実行ボタンでテスト結果を表示し、確認する。OK。
「CURRENT_MONTH」に関しても、同様の式の定義でCASTを行う。
5). ディメンジョン定義の画面に戻り、CURRENT_YEARを選択し、同様にテスト結果を出力する(この例では4桁)。
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6). 「式の定義」において、以下のようにcast関数を追記し、文字列へ変換する。Char(4)となる点に注意する。 式の定義が正常に実行できることを実行ボタンでテスト結果を表示し、確認する。
OKを選択。
7). Dimensional View の製品次元をダブルクリックして、ディメンジョン定義を開く。PRODUCT_NUMBERについては、_memberCaptionのPRODUCT_NUMBERのみcast関数の追記を行う。
5_FrameworkManager.xls 93/110 5_FM
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8). 赤枠の実行ボタンを押下して、テスト結果のデータから桁数を確認し(この例では5桁)、「OK」ボタンを押下する。
5_FrameworkManager.xls 94/110 5_FM
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9). PRODUCT_NUMBERの式の定義において、以下のようにcast関数を追記し、文字列へ変換する。Char(5)となる点に注意する。 式の定義が正常に実行できることを実行ボタンでテスト結果を表示し、確認する。
10). PRODUCT_TYPE_CODEについても同様にcast関数を追記し、テスト実行して確認する。
5_FrameworkManager.xls 95/110 5_FM
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11). PRODUCT_LINE_CODE同様にcast関数を追記し、テスト実行して確認する。OKを選択する。
12). GOW_PKG (Analysis)パッケージについて右クリックから、「選択したオブジェクトを検証…」を選択し、オブジェクトを検証する。
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15). 「重大度によるグループ」を選択し、「モデル検証」ボタンを押下する。
16). 特に問題が無い事を確認し、「閉じる」ボタンを押下する。※さらにエラーが発生する場合、Dimension Viewで各次元をダブルクリックで開き、「検証」を行い、プロジェクトを保存してください。
5_FrameworkManager.xls 99/110 5_FM
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17). GOW_PKG (Analysis)パッケージを選択し、右クリック⇒パッケージを発行… でウィザードを実行していくことにより、パッケージを発行する。
5_FrameworkManager.xls 100/110 5_FM
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19). Cognos Connectionで、指定したフォルダ上に 「GOW_PKG (Analysis)」パッケージが存在する事を確認する。※表示されない場合、赤枠の「更新」ボタンを押す。
5_FrameworkManager.xls 102/110 5_FM
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20). Query Studioから GOW_PKG (Analysis)パッケージを選択しオープンする。「PRODUCT_LINE_CODE(すべて)」,「QUANTITY」,「UNIT_PRICE」,をツリーから選択し(複数選択はCtrlキーを押しながらクリック)、「挿入」をクリックしてアイテムをレポートに挿入する。
5_FrameworkManager.xls 103/110 5_FM
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21). 「PRODUCT_LINE_CODE(すべて)」をクリックし、ドリルダウンする。
22). 「PRODUCT_LINE_CODE」が以下のようにドリルダウンされる。
5_FrameworkManager.xls 104/110 5_FM
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23). 「PRODUCT_LINE_CODE」列を右クリックし、ドリルアップを選択する。
5_FrameworkManager.xls 105/110 5_FM
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24). ドリルアップすることにより、最上位層に戻る。また、UNIT_PRICEが合計値となっている事がわかる。Query Studioを抜ける。
5_FrameworkManager.xls 106/110 5_FM
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25). Dimensional Viewの「販売ファクト」配下の「UNIT_PRICE」についてプロパティ「標準集計」を「合計」から「平均」に変更する。「UNIT_SALES_PRICE」、および「消費税入り単価」についても同様に変更する。
5_FrameworkManager.xls 107/110 5_FM
Printed on 2016/11/15
26).「GOW_PKG (Analysis)」パッケージを選択し、右クリック⇒パッケージを発行… でウィザードを実行していくことにより、パッケージを発行する。
5_FrameworkManager.xls 108/110 5_FM
Printed on 2016/11/15
27). Query Studioで再実行すると、「UNIT_PRICE」が平均値を表示している事がわかる。Query Studioを抜ける。注意:Cognosはデータのキャッシュを持つため、タイミングによっては、新しいパッケージとならない事もあるので、その場合、再度実施する。
5_FrameworkManager.xls 109/110 5_FM