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Mautic DBのバックアップとリストア (Windows+Bitnami Mautic Stack)
2016.12.12
Mautic Community Japan
片山 淳
Mautic Hands On Tokyo #2
自己紹介
氏名:片山 淳
勤務先:株式会社イー・エージェンシー
趣味:4ソケットサーバの蒐集
アジェンダ
・データベースのバックアップの重要性
・phpMyAdminでのバックアップとリストア
・コマンドでのバックアップとリストア
・おわりに
データベースのバックアップの重要性
・Mauticは機能の追加やバグフィックスなどで定期的にバージョンアップが行われます
・正常にバージョンアップが完了すればよいですが、失敗すると・・・
データベースのバックアップの重要性
こうなる場合があります!
Windows+Bitnami版でのバックアップとリストア
・インストール時にphpMyAdminを選択してあればhttp://127.0.0.1/phpmyadmin/でログオン画面が表示される
・ユーザ名はroot、パスワードはMauticの管理画面に入るものと同じ
phpMyAdminでデータベースのバックアップ①
・ phpMyAdminの初期画面
・右上の「エクスポート」でデータベースのバックアップを行う
phpMyAdminでデータベースのバックアップ②
・ C:¥Bitnami¥mautic-2.2.1-0¥php¥php.iniのタイムゾーン設定をAsia/Tokyoに
・ php.iniの修正が終わったらapacheを再起動する
phpMyAdminでデータベースのバックアップ③
・ エクスポートの初期画面
phpMyAdminでデータベースのバックアップ④
・ Export method で「詳細」を選ぶ
・Databasesで「bitnami_mautic」を選ぶ
phpMyAdminでデータベースのバックアップ⑤
・ ファイル名のテンプレートを bitnami_mautic_%Y-%m-%d %H:%M:%S とする
・実際のファイル名は bitnami_mautic_2016_11_09_23_37_23.sql などになる
phpMyAdminでデータベースのバックアップ⑥
・その他の項目は変更なし
・ 「実行」を押すとエクスポート(バックアップ)が始まる
phpMyAdminでデータベースのバックアップ⑦
・ ファイル名が正しく設定される
・タイムゾーン設定が正しくないとファイル名が実際の時刻と異なってしまう
phpMyAdminでデータベースのリストア①
・事前にhttpサービスを止めておく
・phpMyAdminの初期画面から「データベース」を選ぶ
phpMyAdminでデータベースのリストア②
・「bitnami_mautic」にチェックを入れる
・チェックを入れたら下のほうにある「削除」をクリック
phpMyAdminでデータベースのリストア③
・警告が出るので、データベース名を確認して「OK」を押す
phpMyAdminでデータベースのリストア④
・データベースが正常に削除できれば上記のメッセージが出る
phpMyAdminでデータベースのリストア⑤
・phpMyAdminの初期画面から「インポート」を選ぶ
phpMyAdminでデータベースのリストア⑥
・インポート(リストア)するファイルを選択する
phpMyAdminでデータベースのリストア⑦
・その他の項目は変更なし
・ 「実行」を押すとインポート(リストア)が始まる
phpMyAdminでデータベースのリストア⑧
・データベースが正常にインポートできれば上記のメッセージが出る
・httpサービスを再開する
コマンドでデータベースのバックアップ①
<データベースバックアップの手順>
(1)バックアップ対象のデータベース名を確認
(2)mysqldumpコマンドでバックアップ
※Windows+Bitnami版ではバックアップとリストアで使用するコマンドが C:¥Bitnami¥mautic-x.x.x-x¥mysql¥bin
の中にありますので、事前にパスを通すか、そのディレクトリに移動してコマンドを実行して下さい
コマンドでデータベースのバックアップ②
・mysql -u root -p [設定したパスワード] で mysql に入る
・show databases; でバックアップ対象のデータベース名を確認
コマンドでデータベースのバックアップ③
・コマンドラインから以下のコマンドでバックアップ
mysqldump --default-character-set=utf8 --single-transaction -u root --password=*** bitnami_mautic >c:¥bitnami¥bitnami_mautic_20161204.sql
コマンドでデータベースのバックアップ④
・ファイルが生成されて、バックアップが行われていることを確認する
コマンドでデータベースのリストア①
<データベースリストアの手順>
(1)httpサービスを止める(※割愛します)
(2)Windows+Bitnami版の場合はバックアップデータに「use bitnami_mautic;」を書き足す
(3)mauticのデータベースをいったん消す
(4)mauticのデータベースを新たに作る
(5)データベースをリストアする
(6)httpサービスを再開する(※割愛します)
コマンドでデータベースのリストア②
・Windows+Bitnami 環境の場合には、リストアを実行する前にバックアップデータに USE bitnami_mautic; を追記しておく
コマンドでデータベースのリストア③
・httpサービスを止める
・mysql –u root –p [設定したパスワード] で mysql に入る
・drop database bitnami_mautic; と create database bitnami_mautic を実行
コマンドでデータベースのリストア④
・コマンドラインから以下のコマンドでリストア
mysql -u root -p <c:¥bitnami¥bitnami_mautic_20161204.sql
・パスワードを聞かれるので mysql の root のパスワードを入力する
・エラーが出ずに完了したらhttpサービスを再開する
リストア完了後の確認
・Mauticにログインしてダッシュボードやコンタクト、その他に登録してあった内容が元通りに表示されればOK
おわりに
• Mauticのバージョンアップの内容によっては、データベース
の形式が変更される場合もあるので、定期的にバックアップを行うことを推奨
• Linuxのセルフホスティング版でもバックアップ・リストアはほとんど同じ手順で実行可能
• Mauticがインストールされているフォルダやディレクトリもバックアップしておくことを推奨
思わぬ悲劇に見舞われないためにも、 日々のバックアップは重要です!
御清聴ありがとうございました
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