小規模開発のためのタスク管理 「Trello」を上手に使うための...

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小規模開発のためのタスク管理 「Trello」を上手に使うための

3つのくふう立命館大学経営学部 3年

井口 智勝

軽く自己紹介

井口 智勝

立命館大学経営学部3年

アプリ開発団体「Watnow」のフロントエンジニア

Facebook、ブログ、やってます!

Trelloって何?Web・スマホアプリで使えるタスク管理ツール

Backlog,Redmineなどのツールに比べて簡単 (「手段の目的化」が起こらない)

Slackと共有可能(カードの移動ごとに全員に通知できる)

無料!

工夫点1: アジャイルかんばん方式の導入

タスク:4つの状態

1. 要件定義(Story)

2. タスク(To do)

3. 進行中(Doing)

4. 完了(Done)

プロジェクト全体のタスク

取り掛かり中バージョンのみ のタスク

取り掛かり中バージョンのみ のタスクのうち進行中のもの

プロジェクト全体のタスク

タスク:4つの状態

1. 要件定義(Story)

2. タスク(To do)

3. 進行中(Doing)

4. 完了(Done)

プロジェクト全体のタスク

取り掛かり中バージョンのみ のタスク

取り掛かり中バージョンのみ のタスクのうち進行中のもの

プロジェクト全体のタスク

抽象 具体

工夫点2: 統合カードとトピックカード

統合カードと トピックカード

統合カード

トピックカード

バージョン毎に1枚用意

普通のタスク

発展:gitの統合ブランチ・トピックブランチと合わせて使うとより複数人で作業を分けやすい

工夫点3: 統合カードの永続化

統合カードの永続化

v1.x 〇〇機能追加

v1.x 〇〇機能追加

v1.x 〇〇機能追加

v1.x 〇〇機能追加

v1.x 〇〇機能追加

終了(Done)

仕様書 v1.0 〇〇機能追加

  …………………

v1.0 〇〇機能追加

  …………………

v1.0 〇〇機能追加

  …………………

文書化の必要なし!

事例 「Orario」プロジェクト

1.要件定義

1.バグ・修正点 発見した課題をためておく場所

2.バージョン毎要件定義 バージョンで入れる機能・タスクを定義

統合カードのみ

2.タスク(To do)トピックカードのみ

統合カード内のリストを分散

3.進行中(Doing)

現在とりかかっているタスク

トピックカードのみ

4.完了(Done)統合カードのみ

全てのトピックカードが終了へ移動 ⇒トピックカードを全アーカイブ ⇒統合カードを終了へ移動

⇒統合カードにリリース時情報(日付,改善点等)を付加

3つの工夫点  

1. アジャイルかんばん方式の導入         ⇒タスクの進捗が見える

2. 統合カード・トピックカード          ⇒整理化。gitとの連携も図れる。

3. 統合カードの永続化              ⇒過去にさかのぼれる(文書化の必要なし)    

TrelloをうまくつかってHappyに!

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