EXE #7：Private Blockchainの現状と未来

Private Blockchainの現状と未来

ソラミツ株式会社　鍛哲史

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2自己紹介

鍛哲史ソラミツ株式会社会津若松市社長プロジェクトマネージャー


5アジェンダ

•ソラミツ株式会社• Private Blockchain 最近の動向• Blockchainの未来 ~繋がるブロックチェーン~


6アジェンダ



7

・ソラミツ株式会社は平成２８年２月に創立した日本のブロックチェーン開発会社・ソラミツとは、「やまと」にかかる枕詞　「日本書紀」に饒速日命 (にぎはやひのみこと) が大空からやまとの国を見たという伝承がある

※記載の会社名、ロゴ等は、それぞれの組織の商標または登録商標です。

Company FoundedFebruary

April

May

May

October2

016

February

飛躍2017

April

February

NATIONAL BANK

OF CAMBODIA

August

AugustSeptember

ソラミツ株式会社


8ソラミツ株式会社

サービス開発

当社独自かつオープンソースのブロックチェーン技術で事業を展開

ブロックチェーン技術のノウハウを有する当社は、一気通貫でソフトウェアを開発し、サービス提供を行います。

オープンソース・エンタープライズサービスブロックチェーン開発

アイデンティティプラットフォームデジタルアセットプラットフォーム

本資料は貴社が本件を検討するためにのみ使用されるものであり、ソラミツ株式会社の事前の書面による合意なしに、複写、引用もしくは第三者の閲覧に供してはならない。© 2017 Soramitsu. All Rights Reserved.

9当社実績：地域通貨

・「萌貨」の実証実験（東京大学・会津大学・国際大学GLOCOM）・　会津大学にて学内通貨「白虎」の実証実験、今後本番運用を検討中

http://www3.nhk.or.jp/news/

http://www.tv-tokyo.co.jp/mv/wbs/market/post_129389

http://www.tv-tokyo.co.jp/mv/wbs/market/post_129389


カンボジアの新しい決済インフラの共同開発

共同開発契約

今回の共同開発契約の概要

国産ブロックチェーン「ハイパーレジャー　いろは」の機能拡張ソラミツ株式会社

カンボジア国立銀行（中央銀行）

国産のブロックチェーンが採用

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・カンボジア国立銀行とソラミツは2017年4月より、①「Hyperledger Iroha」のオープンソースの共同開発と②「Hyperledger Iroha」を活用した新しい決済インフラの共同開発に着手・海外の中央銀行が日本のブロックチェーン技術を採用する初のケース

ソラミツ株式会社



エンジニア募集してます！iOS / Android / JavaScript / Go / Python


12アジェンダ


http://www.hyperledger.org


14


Linux Foundationが中心となり、2016年2月に設立したブロックチェーン技術の共同開発プロジェクトで、現在では金融機関、ITベンダーなど120社以上がメンバーとして参加しています。

Hyperledgerとは



15Private Blockchain 最近の動向 ~Hyperledger~


16Hyperledger Fabric

v0.6 v1.0

2016年9月 2017年7月

v1.1

2017年11月(preview版)

2016年初頭あたりに開始したプロジェクト。IBMが主体。現在v1.0である。v0.6では合意形成アルゴリズムにおいてPBFTを使用していたが、スケーラビリティの観点から変更。エンタープライズ領域の観点から設計が進んでいる。すでに400件以上の事例でのプロジェクトが進んでいる。


17

2016年9月に、当社はオープンソースのブロックチェーン基盤である「いろは」をLinux FoundationのHyperledger Projectに提案。そして10月13日に、Hyperledger ProjectのIncubationプロジェクトとして正式に受諾。IBM・Intelにつづいて世界で3番目の受諾。11月にv0.95 preview-2をリリース。

Hyperledger Iroha

http://iroha.tech

Use case partners:

Development partners:

シンプルで高速

アセット管理

モバイル対応

Finality は２秒以内、秒間数千件の取引可能。サーバが増えても遅くならない

iOS, Android などに対応必要とするリソースが少ない

通貨、ポイント、チケット、有価証券などのアセットを発行・流通・管理可能

ユースケース



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中央銀行による仮想通貨・決済インフラの開発



20

国家システムのブロックチェーン活用



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本人確認サービス (KYC)



22Private Blockchain 最近の動向

•技術はまだまだ未発達• n階層システムにかなり近い気がする•ユースケースが不明瞭な部分が多く、まだまだかなりが実証実験段階• KYCが流行ってきた• BlockchainにBFTは不要か？•画像とかを入れるには・・・という議論が多い•モバイル対応の時、機種変更や端末紛失 / 破壊時の対応は・・・という議論も多い。• DR対策不要でハッピー！・・・でも実態は•ビジネスと技術の乖離が激しい (そんなことできないよ・・・・)


23アジェンダ

•ソラミツ株式会社• Private Blockchain 最近の動向• Private Blockchainの未来 ~繋がるブロックチェーン~


24Private Blockchainの未来 ~繋がるブロックチェーン~



Interledger

• Rippleが考案した (考案者はRyan Fugger)• 2004年から開始された分散型決済プロトコル• RFC709から定義を大きく持ってきている• ledger同士を共通プロトコルで通信可能にする技術•アドレスは g.us.bank1.bob のように扱える

https://interledger.org/



• Web3という団体のプロジェクト• ICOで160億円以上集めた• Parachainsによってスケーラビリティの解消(並列処理)• Relay chainの参加者(トークン保有者)が権限を持つ(PoS)• Parity bug で100億円相当のETHを凍結されている

https://polkadot.io



https://cosmos.network/

• Interchan Foundationのプロジェクト• ICOにて30分足らずで20億近く集めた•独立したCosmos ZoneをCosmos Hubでつなげる• ZoneとHubの接続に独自のIBCプロトコルを使用• Tendermint-BFTを使用







•どんなブロックチェーンを使っていても水平統合ができる•仮想通貨市場において取引所などの中間業者の排除•インターネットのような仕組み•仮想通貨的な観点だとプライベートブロックチェーンをつないで為替が可能(?)

メリット

•遅くなりそう

デメリット

• ロードマップ長い・・・

ご静聴ありがとうございました




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