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yasuhiro-horiuchi
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Amazon AppStream、Amazon WorkSpacesがリミテッドプレビューからパブリックベータに移行し、誰でも利用できるようになったり、VPCピアリング機能により、VPC間接続ができるようになったり、ELBのConnection Drainningで安全にEC2インスタンスをELBから切り離したりと、今月も、強力なアップデートが目白押しです。
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AWSサービスアップデート 2014年3月
2014年4月1日
堀内康弘 ( @horiuchi )
テクニカルエバンジェリスト
AWS Activate のプログラム内容をアップデート
• AWSクレジット、AWSトレーニング、AWSサポート、3つのサードパーティーからの特典に加えて、下記を追加
- AWSソリューションアーキテクトによるVirtual Office Hour(英語での対応のみ)
• ソリューションアーキテクトとの時間を予約して1対1で相談可能
- 追加のトレーニング
• AWS Essentials eLearningコース(英語、$600相当)
• self-paced labsの8つのトークン(英語、通常1トークン$30)
- サードパーティーからの8つの追加の特典
• Amazon Login and Pay、Bitnami、Cloudability Pro、CopperEgg、Nitrous.IO、Podio - Citrix、Stackdriver、Trend Micro
2014/03/03 http://bit.ly/1kzvTLX
VM Import/Export が Windows 2012 をサポート
• Windows Server 2012イメージのインポートとエクスポート
- 通常はEC2 API Toolsを使用して実行可能
- VMwareを利用の場合は、Amazon EC2 VM Import Connector for VMware vCenterを使用することも可能
• Windowsのインポート機能の強化
- Windows VMから作成されたAmazon EC2インスタンスは、
• EC2Configがデフォルトでインストール
• 最新世代のCitrix PVドライバを持つように
2014/03/05 http://bit.ly/1lk20wr
Amazon CloudFrontが2つの新機能を追加
• 独自SSL証明書用のサーバー名の表示(SNI)
- TLSのSNI拡張を使うことで専用のIPアドレスを必要としない、独自SSL証明書をCloudFrontで使用する2つ目の方法 (月額$600がかからない!)
- SNIをサポートしないレガシーブラウザをカバーする場合は、クライアント側で対応が必要
• エッジでのHTTPリダイレクション
- behaviorを使って、CloudFrontでHTTPリクエストをHTTPSにリダイレクトするよう設定可能に
2014/03/05 http://bit.ly/1inJj9e
DynamoDBテーブルのクロスリージョンエクスポート&インポート
• DynamoDBからのデータのエクスポート
- 任意のリージョンの指定のS3のバケットにエクスポート可能
- ワンタイムか毎日実行するかを選択可能
• DynamoDBへのデータのインポート
- 任意のリージョンのS3のバケットないのフォルダからインポート可能
- ワンタイムのみ
- データのフォーマットを合わせれば、RDBやNoSQLからのインポートも可能
• メールアドレスを設定して、ステータスを通知可能
• 裏ではAWS Data PipelineとAmazon EMRが稼働
2014/03/06 http://bit.ly/1oCN0K2
Elastic Load Balancerのアクセスログを保存可能に
• 以下を設定可能
- Amazon S3のバケット名
- ログファイルに使用されるプレフィックス
- ログをS3に送信する間隔(5分か60分を指定可能)
• ログは設定したIntervalを過ぎるか、ログの量が一定量を超えた場合にS3に送信される。
• ログは1リクエスト1行の形式で12のフィールドを含む
• Request Processing Time、Backend Processing Time、Response Processing Timeのフィールドを使って、どこで時間がかかっているのか確認可能
2014/03/06 http://bit.ly/1qmcDCB
Amazon AppStreamを全てのデベロッパーが利用可能に
• サービス開始に合わせて下記の重要な機能を追加
- 自動化されたバージョン検出 - AppStreamはクライアント作成に使用したSDKのバージョンを検出し、互換性のあるバックエンドのサービスを自動で起動するように。これにより、クライアントのアップグレードを必要としないで、AppStreamとSDKを進化させることが可能に。
- Macクライアントのサポート - Mac上で実行するクライアントの開発が可能となる、OSX SDK を用意。
- クライアントSDKの改良 - クライアントSDKを改良し、ゲームコントローラーをサポート。 また、キーボードやタッチイベント用の拡張された入力マッピングモデルも提供。
- スタートガイドの単純化 - ドキュメントとパッケージングモデルを改善し、最初のアプリケーションをすぐに実行できるように
2014/03/12 http://bit.ly/1ieALmj
Amazon ElastiCacheがRedis 2.8.6をサポート
• Redis 2.8.6でサポートされた主要機能
- スレーブとの部分的な再同期
- 改良された一貫性のサポート
- 新しく追加されたSCANコマンド
- Keyspaceイベントの通知
2014/03/13 http://bit.ly/1mePBx7
AWS Trusted Advisorに新しいRoute 53とCloudTrailのチェックを追加
• 追加されたRoute53のチェック
- Latency Resource Record Sets - MX and SPF Resource Record Sets - Failover Resource Record Sets - Deleted Health Check
2014/03/18 http://bit.ly/1l2qRb7• 追加されたCloudTrailのチェック
- CloudTrail Logging
Adobe Media Server がAWS Marketplaceから利用可能に
• 100から10,000の同時RTMFP接続をホストすることが可能
• $5の月額費用と、起動するインスタンスのサイズに基づく$0.19から$4.13の時間単位の料金で利用可能
• Amazon CloudFrontと組み合わせることで、ストリームライブや事前に録画したコンテンツの配信を、簡単に、コスト効率の良く、世界中の人々に届けることが可能
2014/03/19 http://bit.ly/1df1kZR
ELBにConnection Draining機能が追加
• インスタンスをサービスから注意深く取り除くことが出来るように
• ロードバランサからインスタンスを外す際、設定したタイムアウトの間は、処理中のリクエストがある場合、待ってくれるように
2014/03/20 http://bit.ly/1gE1QLw
Amazon CloudSearch 大幅アップデート
• 新機能
- フィールドタイプ - オリジナルのフィールドタイプに加えて、単一または複数(配列)のdate、double、integer、text、literalをインデックス化および検索することが出来るように。位置情報(latlon)もインデックス化および検索可能。
- 他言語対応 - CloudSearchは日本語を含む33の異なる言語を語幹解釈とテキスト分析も含めて、処理できるように。
- 強化された検索 - CloudSearchに次の新しい検索機能を追加
• 近接検索 (Proximity Search)
• 項目ブースト (Term Boosting)
• 全てのフィールドタイプでの範囲検索(Range Searching)
• 全一致のクエリ (Match-All Queries)
• 複数の設定可能なクエリパーサー (シンプルで構造かされたLuceneおよびDisMax)
• 部分検索結果 (Partial Search Results)
2014/03/24 http://bit.ly/1puPIBS
Amazon CloudSearch 大幅アップデート
• 新機能 (つづき)
- 位置情報クエリ - 地理的な位置を表現するためにlatlon (緯度 / 経度)を使うことが可能。 境界ボックス(北東と南西を角を指定)内の検索、新しく追加されたhaversin機能を使った、2点間の大圏距離によってソートされた結果を取得可能。
- オートコンプリート、検索候補のサポート - フィールドのプレフィックス一致に基づいて、正確またはあいまいな検索語候補を生成可能
- ハイライト - マッチしたドキュメントのどの部分に検索項目が含まれているのかを示すために、検索結果と一緒に抜粋(プレーンテキストかHTML)を返すことが可能
- 強化された可用性 - 可用性を高めるために、Multi-AZ構成でCloudSearchを実行することができるように。
- IAMの統合 - AWS Identity and Access Management (IAM)を使って、CloudSearch Configuration APIへのアクセスを制限することで、どのアカウントがドメインを作成および削除できるのか、アクセスポリシー、インデックスオプションなどを設定できるのか、といった細かいアクセス制御行うことが出来るように
- 設定可能なインスタンスサイズとスケーリングオプション - 初期のインスタンスサイズとインデックス複製因子を制御できるように。
2014/03/24 http://bit.ly/1puPIBS
Amazon WorkSpaces が誰でもご利用可能に!
• 米国東部(北バージニア)と米国西部(オレゴン)リージョンで提供開始
• クライアントがWorkSpaceに接続するのに必要なもの
- インターネット接続 (TCPポート443とUDPポート4172)
• 既存のActive Directoryドメインを使ったユーザー管理が可能
• 公開に合わせてAmazon Workspaces Syncも同時に公開
- 継続的に、自動的に、かつ安全に、WorkSpaceで作成したり編集したドキュメントをAmazon S3にバックアップ
- ローカルコンピュータのデータをWorkSpaceと同期することも可能
2014/03/26 http://bit.ly/1ePndxi
42回目の値下げを発表
• EC2、S3、RDS、ElastiCache、Elastic MapReduceを一挙に値下げ
- S3は約65%、EC2もLinuxでm3が38%、c3が30%値下げ
2014/03/26 http://bit.ly/1mvKl8k
Amazon VPCでVPCピアリング(VPC間接続)が可能に
• 同じAWSリージョン内のVPCの間にVPCピアリング接続を作成可能
• 同リージョンであれば別のアカウントともピアリング接続可能
• VPCは最大50までの1対1のピアリング接続を同じリージョン内の他のVPCと持つことが可能
• 将来的にはリージョンをまたいだピアリング接続も計画中
2014/03/26 http://bit.ly/1e7nkAM
AWSが国防総省暫定認証を取得
• アメリカ合衆国内にある全てのリージョンにおいてセキュリティインパクトレベル1-2についての国防総省暫定認証を取得
• これにより、アメリカ合衆国国防総省の諸機関がAWSを評価するにあたって莫大な時間と費用を節約可能に
• AWSはDISA(国防情報システム局)のEnterprise Cloud Service Brokerに掲載されている一握りのCloud Service Providers (CSPs)の一つに
2014/03/26 http://bit.ly/1gNdQ2g
AWS OpsWorks が Chef 11.10 をサポート
• Advanced の設定でChefのバージョンを選択可能に。ここで11.10を選択
• これに追加してBerkshelfのサポートも追加
• Chefに含まれるRubyのバージョンもアップデート
• ビルドインクックブックのカスタマイズ機能も追加
- クックブックのattributeディレクトリにcustomize.rbを置くことで可能
2014/03/27 http://bit.ly/1gHIUl5
Amazon Linux AMI 2014.03 が利用可能に
• アップデート & 新機能
- Linux kernel 3.10.34 - CloudInit 0.7.2 - 起動時に自動的にルートファイルシステムをリサイズするdracut-modules-growroot
をサポート
- Java 7 - Java 7 (java-1.7.0-openjdk)がデフォルトに。Java 6 (java-1.6.0-openjdk) も選択可能
- Ruby 2.0 - Ruby 2.0がデフォルトに。
- glibc 2.17 - GCC 4.8 - GCC 4.8がデフォルトに。バージョン4.4、4.6、4.7もリポジトリ内に存在し、利用可能。
- Docker 0.9 - Amazon Linux AMI上で、Dockerコンテナを実行できるように
- LXC 0.9 - 最新版のLXCを提供
- GoLang 1.2 - Goのプログラムをビルドすることができるように
2014/03/27 http://bit.ly/1rX4Fk6
Amazon Elastic MapReduce用の新しいインスタンスタイプ
• 新たに12のEC2インスタンスタイプのサポートを追加
- 一般的な目的 - m3.xlarge 、 m3.2xlarge
- コンピューティング最適化 - c3.xlarge、 c3.2xlarge、 c3.4xlarge、c3.8xlarge
- GPU - g2.2xlarge - メモリ最適化 - cr1.8xlarge
- ストレージ最適化 - i2.xlarge、i2.2xlarge、i2.4xlarge、i2.8xlarge
• 以下のAWSリージョン内の既存のインスタンスタイプについてもサポートを追加
- hs1.8xlarge が新たに5つのリージョン(米国西部 (オレゴン)、ヨーロッパ (アイルランド)、 アジアパシフィック (東京)、 アジアパシフィック (シンガポール)、アジアパシフィック (シドニー))で利用可能に
- hi1.4xlarge が新たに2つのリージョン(米国西部 (オレゴン)、アジアパシフィック (東京))で利用可能に
- cc2.8xlargeがアジアパシフィック(東京)リージョンでも利用可能に
2014/03/31 http://bit.ly/1pHsqcd