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2015 年 7 月 24 日シックス・アパート株式会社
長内 毅志
Movable Type クラウド版ハンズオンセミナー
•長内毅志–2011 年~ Movable Type プロダクトマネージャー
–2014 年~ ディベロッパーリレーションマネージャー
–ダンス、ジョギング、家族が大好きです。
まず最初に
–アカウント情報を元に、アクセスできるか確認しましょう。
アジェンダ
•Movable Type の特徴
•Movable Type の管理画面と基本操作
•Movable Type のテンプレート
•Movable Type クラウド版
Movable Type の特徴
Movable Type とは
• 10 年以上利用されているブログ・ CMS( 通称 MT)
• MT タグ組み合わせでロジック生成
• テンプレートと DB が完全に分離している(MVC ライク )
• プラグインで拡張可能
• どんなコードも生成可能
最新 10 件のブログ記事をリンク付きで生成
<ul> <MT:Entries limit="10"> <li> <a href="<MT:EntryPermalink>"> <MT:EntryTitle> </a> </li> </MT:Entries> </ul>
特徴 1
•静的生成で html を出力( スタティックパブリッシング )
•動的生成も対応可能 ( ダイナミックパブリッシング )
•動的、静的生成どちらも対応することで、様々なサーバー構成に対して柔軟に対応できる
基本的な構成
公開サーバー兼CMS サーバー
管理者閲覧者
( サイト訪問者 )
ステージング環境
ステージングサーバー兼
CMS サーバー公開
サーバー管理者 閲覧者
( サイト訪問者 )
冗長構成
CMSサーバー
公開サーバー
(冗長構成)ロード
バランサ
クラウド環境
–CMS サーバーを VM イメージで構築 (Amazon EC2 など )
–公開ページはコンテンツサーバーで構築
–AmazonS3 (Azure Web サイト ) など
VM サーバーAmazonEC2 など
Amazon S3 など
CDN を利用した構成
–CMS サーバーは VM イメージ n 個で冗長構成
–公開コンテンツをストレージサーバーへ出力
–CDN を利用して世界各地にキャッシュ
DB サーバー
CDN サーバー
特徴 2
•柔軟なテンプレートタグ–四則計算なども可能
•Data API で拡張可能–データは JSON 形式で出力、 REST で取得可能
特徴 3
•中小企業から中 - 大規模企業、官公庁まで幅広い導入実績
Movable Type の管理画面と
基本操作
管理画面
ウェブサイトとブログの違い
• ウェブサイト…「サイト」「ホームページ」全体を管理する仕組み
• ブログ…ウェブサイトの中にある、更新頻度の高いコンテンツを管理する仕組み「ブログ」「ニュースリリース」「 IR 情報」「新製品紹介」など
参考リンク 3 :http://www.movabletype.jp/documentation/mt6/websites/
1 つの Web サイトを構成する例
複数の Web サイトを構成する例
ウェブページとブログ事の違い
•記事…時間の経過と共に蓄積されるページ例 : 日記、ニュースリリースなど
•ウェブページ…時間の経過と関係なく、階層構造に従い情報を伝えるためのページ例 : 会社概要、組織図、会社地図など
参考リンク 4 :http://www.movabletype.jp/documentation/mt6/compose/
ダッシュボード
記事の作成
記事 => 新規、もしくは新規作成
ハンズオン
•最初の記事を投稿してみましょう
Movable Type のテンプレート
テンプレートとは
•Movable Type のデータベースに保存されている各種のデータを、 html として出力するための仕組み
DB のオブジェクトをタグで出力
<MTEntryTitle><MTEntryBody><MTEntryMore>
MT タグの実際
テンプレートの説明
• インデックステンプレート
–自由にどこでも単一ページを出力
• アーカイブテンプレート
–特定のルールに従い複数ページを出力
• テンプレートモジュール
–パーツ化して様々な形で共有使用
• システムテンプレート
–付属システムの出力部分を調整
テーマについての説明
•テーマとは–デザインなどをワンクリックで変更する仕組み
–カスタムフィールドなどもまとめて設定できる
画面
•デザイン => テーマ
ハンズオン
•テーマを変えてみましょう–「 Eiger 」を選んで適用してみましょう
–再構築後、デザインを確認してみましょう
–確認後、テーマ「 Rainier 」を選んでデザインを変えましょう
テンプレート
デザイン => テンプレート
ハンズオン
•トップページの記事件数を、 5 件に変更してみましょう
• デザイン => テンプレート =>
インデックステンプレート => メインページ
• <mt:Entries limit="5" search_results="1">–値を 5 に変更
Movable Type クラウド版
Movable Type クラウド版とは
•シックス・アパートがサーバー管理
•管理画面の動作が速く快適
•常に最新版を使用可能
•テクニカルサポート付き
•独自機能
MT クラウド版の構成
•nginx+PSGI–管理画面、再構築ともに最適化されている
•各種機能を実装–後述します
nginx とは
• ロシアで開発されたウェブサーバー
• Apache に続く第二位のシェア (netcraft 社、 2012/03)
• 軽量、高速。メモリ使用量が少ない
• デメリットもある (.htaccess が使えないなど )
Movable Type クラウド版
オリジナル機能の説明
MT クラウドのドキュメント
•http://www.movabletype.jp/
documentation/cloud
php 、 cgi
•php は一部利用可能–phpinfo は制限
–MySQL へのアクセスは不可能
•CGI,plファイルは利用不可能
cron の実行間隔
•5 分おきに実行します
サーバー配信機能
サーバー配信機能とは
•MT クラウドで生成したコンテンツを外部のサーバーへ配信して公開する機能
•MT クラウドをステージング環境として利用可能
•FTP(S) で配信
サーバー配信機能
•設定 => サーバー配信
Basic 認証
Basic 認証でできること
•公開しているウェブサイト・ブログに対してBasic 認証の設定ができます
•ファイルに対しても設定できます
•複数設定が可能です
Basic 認証
•システム => クラウドサービス =>Basic
認証
ハンズオン
•ウェブサイト・ブログに Basic 認証をかけてみましょう
•サイトパスは MT クラウドで利用しているドメインを基点として「 / 」から相対パスで指定します
設定例
設定例 認証設定したい URL 設定内容サイト全体に Basic 認証を設定したい
http://www.example.com/ /
一部のディレクトリに Basic 認証を設定したい
http://www.example.com/secret/ /secret/
一部のファイルに Basic 認証を設定したい
http://www.example.com/secret/file.html /secret/file.html
利用している MT クラウドのドメインが「 www.example.com 」の場合
HTTP リダイレクト
HTTP リダイレクトとは
•あるディレクトリやファイルへのアクセスを、自動的に他の URL に転送する仕組み
HTTP リダイレクト
•システム =>
クラウドサービス => HTTP リダイレクト
ハンズオン
•ウェブサイトの index.html を test.html へリダイレクトしてみましょう。
•例 www.example.com/inde.html
=>www.example.com/test.html
環境のリストア
環境のリストアでできること
•MT クラウドおよび公開済みの Web サイトのデータをすべて任意の時点の状態に戻す機能
環境のリストア
•システム => クラウドサービス =>
環境のリストア
ハンズオン
•ウェブサイト・ブログで記事を書いた後、バックアップデータからデータリストアを行ってみましょう
•直前に書いた記事が消え、以前の状態に戻っていることが確認できますか?
管理画面のセキュリティ設定
管理画面のセキュリティ設定とは
•管理画面の URL を任意に変更することができます。
•システム => クラウドサービス =>
セキュリティ
ハンズオン
•管理画面の URL を任意に変更してみましょう
•変更後、一度ログアウトして再ログインしましょう
ハンズオン
•管理画面に Basic 認証を設定してみましょう
•管理画面の URL を元に戻しておきましょう
MT 環境変数
MT 環境変数とは
•MT の環境変数を管理画面から設定することができます。–http://www.movabletype.jp/documentation/appendices/config-directives/
•設定不可能な環境変数もあります–http://www.movabletype.jp/documentation/
cloud/specifications/config-directives.html
•システム => クラウドサービス =>
MT 環境変数
ハンズオン
•環境変数「 AssetFileExtensions 」に jpg と設定し、 .jpgファイル以外のアップロードを禁止してみましょう
• .jpgファイル以外がアップロードできるか試してみましょう
参考
•AssetFileExtensions–http://www.movabletype.jp/documentation/appendices/
config-directives/assetfileextensions.html
その他の機能
ディスクの使用量
•現在利用しているディスク容量が一目でわかるサービス
•システム =>
クラウドサービス =>
ディスクの使用量
自動アップデート
•MT を自動的に最新版にアップデートする機能。無効にすることも可能。
2 つの新機能
• IP制限–管理画面、公開サイトへのアクセス制限が可能
•マルチドメイン対応–S4i 、 S4g 以上、 10 ドメインまで利用可能
サンドボックスサービス
サンドボックスサービスとは
•MT クラウドで構築した仮想マシンデータを複製して使えるサービス
サービス利用料金ご契約中のプランの月額料金 1 カ月分(+消費税)
サンドボックス利用可能期間 お申し込み月の翌月末日まで
申し込み期限
毎月 25 日まで( 25 日が休業の場合は直前の前の営業日)※ 26 日以降のお申し込みは翌月 1 日のお申し込み扱いとなります。
作成可能なサンドボックスの数
Movable Type クラウド版 1契約につき1つまで
お申し込み・お支払い方法
•http://www.sixapart.jp/movabletype/cloud/
sandbox.html
Movable Type
ソフトウェア版との違い
クラウド版でできて、ソフトウェア版でできないこと
•サーバー配信機能
•Basic 認証
•HTTP リダイレクト
•環境リストア ( 定期バックアップ )
•自動バージョンアップ、他
ソフトウェア版でできて、クラウド版でできないこと
•ブログの公開パスに制限があります
–クラウド版は「 /data/file/static 」以下のみ
–FTP からアクセスすると「 /static 」ディレクトリのみ確認できます
.htacess が使えない
• .htaccess の設定はできない
•各種の代替機能を実装–リダイレクト
–Basic 認証
•Movable Type のプログラムファイルの改変はできません。–alt-search 、 alt-tmpl などの設定は可能
•サーバーへの SSH接続は不許可–クラウド版は許可していません
•一部環境変数は使用できない–StaticWebPath などのファイルシステム関連
–SQLSetNames など、 DB 関連
その他の制限事項
•http://www.sixapart.jp/movabletype/cloud/
specification.html
ソフトウェア版からの
移行時のポイント
留意点
•DB データレベルの移行はできない–MT の標準機能「バックアップと復元」を基本とした移行を
–移行後は「 blogId 」の変更に注意
例
•MT5 のサイトデータ移行1. MT5 のバックアップデータを MT5 でバージョンを合わ
せて復元1. バージョンに注意 (5.13=>5.13 など )
2. MT5 から MT6 へバージョンアップ
3. MT クラウドへ投入
コメントやトラックバックがない場合
•MT のテーマ機能 + データのエクスポートによる移行も選択肢
移行用のテンプレート
•「バックアップと復元」や「エクスポート」が使えない場合、テンプレートを利用したデータ作成という手がある–https://github.com/movabletype/mt-recipes/blob/
master/Export%20entry%20data%20in%20MT
%20format.md
留意点
•nginx+PSGI という環境–Apache の機能を多用したサイトの移行には注意が必要
–MT クラウドのリダイレクト・ベーシック認証をうまく活用
価格
GMO プラン
IDCフロンティアプラン
購入方法 ( 仕入方法 )
購入経路
エンドユーザー様
UNIBaaSEC バイヤーズ
ソフトバンク C&S
Movable Type クラウド版
制作・開発会社
購入方法
1. EC バイヤーズ (EC サイト ) からの購入
2. 既存の取引先からの購入
3. UNIBaaS参加企業からの購入
EC バイヤーズ (EC サイト ) からの購入
• http://www.ecbuyers.com/sixapart/catalog/?
cPath=6_91&prmcd=mt6_cl_sa_20131017
EC バイヤーズとは
•ソフトバンク・テクノロジー ( 株 ) が運営する EC サイト
•個人でも企業でも購入可能
•標準価格での販売
既存の取引先からの購入
• MT クラウドは、ソフトバンク コマース&サービス株式会社を経由して、一般に流通していますので、ソフトバンク コマース&サービス株式会社と取引口座を持つ販売会社から購入可能
•販売価格は各販売会社へご確認ください
ソフトバンク コマース&サービス社様からの仕入れ
• http://bbwebmarketing.jp/
UNIBaaS参加企業からの購入
• http://www.sixapart.jp/pronet/unibaas.html
UNIBaaS とは• UNIBaaS は、シックス・アパートが提供する販売支援
プラットフォームです (CRM+MT クラウドのセットアップ機能 ) 。
• UNIBaaS は、シックス・アパートのパートナープログラム「 ProNet 」にご参加いただいている企業様であれば、参加可能です。
UNIBaaS の特徴• 利用中のバージョンを継続して利用可能
( バージョンアップの回避 )
• サンドボックス機能を 12 時間に限り何度でも無料で使用可能
まとめ
後半のまとめ
•Movable Type クラウド版は、快適な速度で使用できるように環境をチューン・アップしたサービス
•独自機能で管理画面から各種運用の支援が可能
MT コミュニティとイベント
•MT蝦夷
•MT東北
•MT東京
•MT なごや
•MT愛媛
•MT 関西
•MT 広島
•MT福岡
•MT 長野
•MT / NIIGATA(∗ 新潟 )
MTDDC Meetup TOKYO 2014
MTDDC Meetup TOHOKU 2015
•6 月 6 日 ( 日 ) 仙台で開催
Any Questions?