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標準関数 ゲームの面白さの一つに、フィードバックってあると思うわけよ
関数について
今まで、printfは結構つかいましたよね?実はそのprintfが関数であったりします。
今回は、授業でもよく使う「printf」と「scanf_s」について書きたいと思います。
※scanf_sはVisual Studioのオリジナルの関数です。普通はscanfです。 ただし、Visual Studio2012以降はscanfだとエラーになるので注意してください。
数学で言うところの関数と同じです。
例えば「Y=ax」はxに数値を入れると、a*xという処理をして、yという結果が返ってきます。
printfも同じで、
カッコ内に文字を入れると、なんらかの処理をして、文字を表示するという結果を返します。
ひとことではない
関数という概念の説明をしましたが、今は理解できなくてもOKです。
コレについては「関数の作り方」の章で詳しく説明します。
今回の章で学んで欲しい事は
1. printf、scanf_sが関数であること。
2. printf、scanf_sの使い方。
この二つを理解して欲しいと思ってます。関数がどうのこうのは、また後に。
printfにある謎の「f」は「function」つまり「関数」という意味から…だと思うヨ
printfについて 「Print」って「印刷」だよね?
printfの使い方。
今まで、散々つかってきたので説明は特に必要ないかと思いますが
ここでまとめて置こうと思います。
1. printf(“ 文字列 ”);
2. printf(“%d”,整数型の変数); //つまりint
3. printf(“%f”,浮動小数点型の変数); //つまりfloat
これまでやってきたのは、この三つですね。
もう少し使い方があるので紹介していきます。
やってみようか。うん。
#include "stdio.h"
int main()
{
int a=1;
float c=1.23;
printf("a=%d , c=%f¥n",a,c); //a、cの順で表示
printf("c=%f , a=%d¥n¥n",c,a); //c、aの順で表示
printf("c=%.2f¥n",c); //小数点第二位まで表示
printf("c=%.4f¥n",c); //小数点第四位まで表示
return 0;
}
では右のコードを打ち込んでいきましょう!
わ、私だって本気をだせば、変数が二つだろうと、百個だろうと、表示できるもん。
あ、あと、表示する桁数だって変えられるもん。
ってことです。はい。
ひとこと
printfやfloat、擬人化しようぜ
Printfを詳しく
intやfloatの他にも変数の種類があり、それに対応した「%~」があるわけですが(変換指定文字)
それについては、詳しくはやりません。ゲームに必要ないからです。
ていうかprintfはゲームでは、ほとんど使わないと思います。
だって、左上に文字が出るの固定なんだよ?
文字を表示させる位置を指定できないのはキビシイ……
「¥n」はエスケープシーケンスといい、色々な種類があります。
他にも左詰の表示仕方、表示する桁数の変更など、色々なことができるのですが、
まぁ知らなくて良いですね。使わないですし
気になるという方はコチラから。http://www9.plala.or.jp/sgwr-t/c/sec05.html
もしくは「変換指定文字」や「エスケープシーケンス」で検索してみてね。
scanf_sについて あんね、ちょっとゲームっぽくなる。チロッとだけね
scanf_sについて
scanf_sはキーボードからの入力を受け取れるのだ! まぁよく分からないよね。とりあえずGO!
#include "stdio.h"
int main()
{
int a;
printf("キーボードから数字を入力してください。¥n");
scanf_s("%d",&a); //キーボードからの入力をaに代入
printf("あなたは %d をキーボードで打ちましたね?¥n",a);
return 0;
}
ひとこと
scanf_sは普通のC言語だと
「scanf」と書きます。
_sは、visual studio独自の書き方なので気をつけてくださいね。
解説
何度か実行してみればわかるけど、
プレイヤーが打った数字が「a」に代入されているのだ!!
わかるか!?わかるかこの素晴らしさを!!
これで君は「選択肢」が作れるようになった気がするだろぉおおおう!?
まだだ、落ち着け。まだ「気がする」だけだ。よく考えろ?
1を入力したら~をする。
2を入力したら~をする……
この「~したら~する」っていうのが、まだできィない!
まぁ待て、心配することぁない。安心しろ、次だ。次の章でifというのをやる。
そしたらできる!!君にだってできるんだぁああああ!!!!!
まとめ
目的 1. printf、scanf_sが関数であること。
2. printf、scanf_sの使い方。
これらを理解すること。
Printf 文字やら変数やらを表示する関数
Printf(“文字”);
scanf_s キーボードからの入力を受け取る関数
scanf_s(“%~”,&変数);
皆さん、目的は達成できましたでしょうか?
さぁそれでは、第四章の課題をやってください!
ここで得た知識をいかにして活用し、課題をクリアできるか。
それを考えて問題を解くことで、より知識は定着するでしょう!