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電車の「速さ」分類と名称ってわかりにくい!
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→JR・私鉄各社の急行、快速、準急、特急などの名称は、各社で区
分と名称がバラバラでわかりにくい。降りたい駅で停まってくれない
こともしばしば。いわんや外国人をや。
①
ラッシュ時に行列つくる勤勉さ
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→ホームに向かって規則正しく前にならえをして、一列に並ぶサラリー
マンたち。我が国の、勤勉にして生真面目な群衆秩序よ。しかし、彼ら
の目には、ホームを横切ろうとする人間の姿は映っていない。それは
私に、他に無関心で、自らの思考を拒絶した機械のようなものを想起
させる。
②
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②ラッシュ時に行列つくる勤勉さ
「ホーム中央の、漆黒の闇底にご注意ください」 →ホーム中央に漆黒の闇ゾーンを導入し、ホームを横断する人の
ための導線を確保する。「ホーム中央を通行するお客様のために、
真ん中の闇底部分を開けてお待ちください」。無意識的に列に並
ぶ人たちも闇を恐れ、人間に戻る。崖下のイラストでも可。
12
駅は迷路のように。電車の乗り換えの複雑さ! →ときにターミナル駅は、乗り換えがあまりに複雑でダンジョンと化
すことがある。東京に住む私たちでさえ迷うことしばし。いわんや外
国人をやだ。この迷宮っぷりを少しは解消できないだろうか。
③
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「HELP DOLPHINE」を導入。サインではなくサポートを →外国人が迷いそうな各所に「HELP DOLPHINE」を設置。
このイルカは日本語、英語、中国語、フランス語、韓国語の5カ国語
の音声認識と発話に対応したSi r iを 搭 載 。個別の設置地点で、
よくある質問に対する答えを最適化しており、適切に答えてくれる。
③駅は迷路。電車の乗り換えの複雑さ!
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イルカは困っている人を可視化する。親切にするのはあなた
→イルカの周りに集まる外国人。これで困っている人が可視化され
た。イルカが作ったのは、困っている人に親切にできる状況。ごくごく
当たり前なボランティアのシーンだ。もちろん人を助けられるのはイ
ルカや駅員だけではない。通りかかりの通行人。そう私たちなのだ。
③駅は迷路。電車の乗り換えの複雑さ!