15

21051208 菅付雅信の編集スパルタ塾 課題⑪『PARTY 伊藤直樹 氏』

Embed Size (px)

Citation preview

交通機関において、未整備の環境や、  (外国人にとって)不便な点は何があるか?  

2

 電車の「速さ」分類と名称ってわかりにくい!  

3

 電車の「速さ」分類と名称ってわかりにくい!  

4

→JR・私鉄各社の急行、快速、準急、特急などの名称は、各社で区

分と名称がバラバラでわかりにくい。降りたい駅で停まってくれない

こともしばしば。いわんや外国人をや。  

5

「速さ」の段階的レベルをわかりやすく見せるには?   ⇩

①電車の「速さ」分類と名称ってわかりにくい!  

万国共通の尺度で、誰もがイメージしやすいもの

のぞみ

ひかり

こだま

6

動物で速さを表現するのはどうだろう?

①電車の「速さ」分類と名称ってわかりにくい!  

7

    特急 → チーター  

   急行 → ウマ    快速 → ウサギ   普通 → カメ

①電車の「速さ」分類と名称ってわかりにくい!  

      カメ

 ラッシュ時に行列つくる勤勉さ  

8

ラッシュ時に行列つくる勤勉さ  

9

→ホームに向かって規則正しく前にならえをして、一列に並ぶサラリー

マンたち。我が国の、勤勉にして生真面目な群衆秩序よ。しかし、彼ら

の目には、ホームを横切ろうとする人間の姿は映っていない。それは

私に、他に無関心で、自らの思考を拒絶した機械のようなものを想起

させる。

10

②ラッシュ時に行列つくる勤勉さ  

「ホーム中央の、漆黒の闇底にご注意ください」   →ホーム中央に漆黒の闇ゾーンを導入し、ホームを横断する人の

ための導線を確保する。「ホーム中央を通行するお客様のために、

真ん中の闇底部分を開けてお待ちください」。無意識的に列に並

ぶ人たちも闇を恐れ、人間に戻る。崖下のイラストでも可。

11

 駅は迷路のように。電車の乗り換えの複雑さ!  

12

駅は迷路のように。電車の乗り換えの複雑さ!   →ときにターミナル駅は、乗り換えがあまりに複雑でダンジョンと化

すことがある。東京に住む私たちでさえ迷うことしばし。いわんや外

国人をやだ。この迷宮っぷりを少しは解消できないだろうか。

13

「HELP DOLPHINE」を導入。サインではなくサポートを   →外国人が迷いそうな各所に「HELP DOLPHINE」を設置。  

このイルカは日本語、英語、中国語、フランス語、韓国語の5カ国語

の音声認識と発話に対応したSi r iを 搭 載 。個別の設置地点で、

よくある質問に対する答えを最適化しており、適切に答えてくれる。

③駅は迷路。電車の乗り換えの複雑さ!  

14

イルカは困っている人を可視化する。親切にするのはあなた  

→イルカの周りに集まる外国人。これで困っている人が可視化され

た。イルカが作ったのは、困っている人に親切にできる状況。ごくごく

当たり前なボランティアのシーンだ。もちろん人を助けられるのはイ

ルカや駅員だけではない。通りかかりの通行人。そう私たちなのだ。  

③駅は迷路。電車の乗り換えの複雑さ!  

15

ありがとうございました。