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日 時 : 2015年10月1
場 所 :幕張メッセ国際会議(千葉市美浜区中瀬
2011年に起きた福島第一原発事故は,事故から4年以り汚染し,各地に深刻な被害を与え続けています。日弁連は,2013年10月の人権擁護大会(広島)で,原
発事故被害の完全回復,②健康被害の防止,③核燃料サ働禁止を中核とする決議を採択しました。さらに,2014年10月の権擁護大会(函館)でも,①原発
ための情報開示のシステムの確立,③核燃料サイクル・放ら再生可能エネルギー等を通じた地域の自立の一層の推しかし,これらの決議内容はいまだにほとんど実現され
しています。度 千葉県 開催される第 回人権擁護大会におこの度,千葉県で開催される第58回人権擁護大会にお
「汚染水対策を中心とした事故収束への道筋の検証」「汚なテーマを取り上げ,過去2回の決議・宣言の実現のため
第1部 健康管理と医療体制
内容(予定)
1 米国スリーマイル島原発事故の調査報告2 登壇者: 津田敏秀氏(岡山大学大学院教授)
坪倉正治氏(医師,南相馬市立総合病院・東京大学医科学研究所)
第2部 汚染水問題1 福島第一原発の視察報告2 登壇者 佐藤暁氏(原子力 サ タ ト 元G 原2 登壇者:佐藤暁氏(原子力コンサルタント,元GEの原
浅岡顕氏(名古屋大学名誉教授,元地盤工
第3部 放射性物質に汚染された廃棄物1 福島,宮城,栃木,茨城,千葉等の現地調査報告2 関係自治体,住民,学者,弁護士らによるディスカッシ
登壇者:関口鉄夫氏(滋賀大学非常勤講師(専門:環猪股洋文氏(宮城県加美町長)
本シンポジウムに関するお問い合わせTEL:03-3580-9910, F
猪股洋文氏(宮城県加美町長)見形和久氏(栃木県塩谷町長)
※内容・登壇者は,変更する場合があります。
1日(木)12:30~18:00
議場コンベンションホールB瀬2-1)
以上が経過した今も,日本の広範な地域を放射能によ
原発による人権侵害の回復・予防のために,①福島原サイクルの廃止・原発新規建設中止・既存原発の再稼
発の廃止と司法審査の改善,②原発の安全性確保の放射性廃棄物による人権侵害の防止,④原発依存か推進等を内容とする宣言を採択しました。
れず,政府は従来と変わらない原発政策を継続しようと
お 「福島原発事故被害者 健康管理と医療体制おいて,「福島原発事故被害者の健康管理と医療体制」汚染廃棄物問題の検証と対策」の3つ解決すべき重要めに,みなさまとともに考えていきたいと思います。
会場地図
原発技術者)原発技術者)工学会会長)
ション環境科学)) 本シンポジウムは,どなたでも御参加い
事前申込み不要入場無料
せは,日弁連人権部人権第二課までFAX:03-3580-2896
ただけます。当日は実行委員会がまとめた報告書を1冊2,000円で販売する予定です。
本シンポジウムは,3部構成になっていて御説明しますいて御説明します。
第1部では,福島第一原発事故被害者の健康あるべき医療体制について考えます。ある き医療体制について考えます。まず,実行委員が,1979年に発生した米国ス
の報告を行い,それに引き続き,2人の専門家にお一人は,津田敏秀岡山大学大学院教授で
要性についてお話ししていただきます。もうお一院・東京大学医科学研究所)です。南相馬市をから,福島に住む人々が現在抱えている健康問,福島 住 人 現在抱 健康問コーディネーターは,福島県弁護士会所属の重要なテーマであり,正面から向き合い考える
第2部では,現在も増え続ける汚染水の問題現状についての視察報告を実行委員が行いま
その後,いまだ収束の見通しが立たない汚染び東京電力により建設が進められている凍土壁体どのような問題があり,今後どうすべきか等にサルタント,元GEの原発技術者),浅岡顕名古招きして意見を伺います。
第3部では,放射性物質に汚染された廃棄物第 部 , 棄震災から4年余りを経過した今,福島県をは
ており,これをどのように処理・処分するかを巡では中間貯蔵施設の建設や焼却炉の設置につでは最終処分場の設置について,地元住民や汚染廃棄物が人の健康や生活に深刻な被害
に真正面から向き合い,立場を超えて大いに議はないでしょうか。各地住民,各地自治体,学者や弁護士の生
したいと考えています。
ておりますので,それぞれのテーマにつ
康管理について,さまざま角度から検討し,
スリーマイル島原発事故に関する現地調査に意見を伺います。です。低線量被ばくの影響や疫学調査の重一人は,坪倉正治医師(南相馬市立総合病を中心に福島県内で診察を続けているご経験問題についてお話ししていただきます。問題 話 す。の実行委員が務めます。ることに大きな意義があると考えています。
題について考えます。冒頭で福島第一原発のます。染水問題について,その対策として現在国及壁や原発建屋への地下水の流入について,一について,専門家である佐藤暁氏(原子力コン古屋大学名誉教授(元地盤工学会会長)らをお
物の現状や処理・処分について考えます。状はじめ各地に膨大な量の汚染廃棄物が存在し巡って深刻な問題が発生しています。福島県ついて,宮城,栃木,茨城,千葉などの各県や自治体と国が対立する事態となっています。害を与える可能性が高いからこそ,この問題議論し,大いに理解を深めていくことが大切で
生の声を通して,活発な意見交換ができる場に