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系統的レビュー研究計画書作成ワークショップ第六回補講
Revmanでのメタ・アナリシス
京都大学大学院 辻本康 尼崎総合医療センター Hospital Care Research Unit
片岡裕貴 辻本啓 滋賀医科大学 岡見雪子 平大樹 山本晴香
精治寮病院 阪野正大 亀田総合病院 総合内科 佐田竜一
個々の研究でのアウトカム変数の種類(主なもの)
2値変数連続変数生存時間(時間と死亡/打ち切り)
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効果サイズ (アウトカム変数の差や比 )
①2値変数リスク比、オッズ比、リスク差
②連続変数平均値の差、標準化された平均値の差
③生存時間ハザード比
例
個々の研究でのアウトカム
変数の種類 効果サイズ
30日死亡割合 2値変数 リスク比全生存期間 生存時間 ハザード比治療開始時と半年後の血圧の差
連続変数 平均値の差
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詳しくは覚えなくても大丈夫です。
ただし、・自分のアウトカムが何なのか・どういう種類の変数になるのか・効果の大きさを何で表現しているのか (=効果サイズ)だけは決めておきましょう。
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混ぜ方は二種類だけ
・固定効果モデル (fixed effect model)一つの真の介入効果を仮定、各研究の結果のばらつきは偶然誤差のみ、と仮定
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混ぜ方は二種類だけ
・ランダム効果モデル (random effects model)研究ごとに真の介入効果を仮定、各研究の結果のばらつきは偶然誤差と研究間の効果の差による、と仮定
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どちらを選ぶかは、研究計画書の段階で決めます。ただし、感度分析 (前提とした仮定を変えても結果が変わらないかを検証 )する際にもう一方を実施することになります。
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Revmanとは?
http://tech.cochrane.org/revman
Cochrane collaborationが系統的レビューを実施するために配布しているソフトウェア無料!
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→ここからダウンロード インストール
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11
クリック
Wizardで
Next →Intervention reviewを選んで Next
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レビューのタイトル、お好みで
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14
こっち
15
クリック
16
クリック
17
著者名出版年を入れたら Finishボタ
ン
最終的にレビューに入れる論文の数だけ繰り返す
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そしていよいよ
19
クリック
20
クリック
21
アウトカムの名前→Next
22
クリック
23
二値変数
連続変数
生存時間
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適当に→Next
最重要!!!!!!!!
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まずは二値変数リスク比をランダム効果モデルで
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クリック
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28
“Shift”キーと左クリックで全部選ぶ
→Finish
29
分母分子
できあがり!
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他にハザード比を固定効果モデルで
32
クリック
見慣れた風景が
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クリック
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“Shift”キーと左クリックで全部選ぶ
→Finish
そのまま入力可能ならここへ
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SEが報告されていることは少ないので
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①研究名をクリック
②クリック
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38
できあがり!
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①クリック
②クリック
41
②クリック
①クリック
アウトカムを選んで
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クリック
完成
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宿題:仮想研究に対するメタアナリシス
仮想研究 1 片岡 2015片岡らは新薬 Xを L癌末期患者に投与し、全員について 2年間追跡したところ新薬 Experimental群(死亡 Events 32人 , Total 100人 )、偽薬 Control群で(死亡 Events 63人 , Total 270人)であった。仮想研究 2 辻本 2015辻本らは新薬 Xを L癌末期患者に投与し、全員について 2年間追跡したところ新薬 Experimental群(死亡 Events 30, Total 120)、偽薬 Control群で(死亡 Events 32 Total 150)であった。
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2つの研究のアウトカム変数は何でしょうか?
・ 2値変数( 0か 1で表される)・連続変数・生存時間(イベント発生までの時間+打ち切り /イベント発生の 2つの情報を含む)
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片岡 2015、辻本 2015の効果サイズである、死亡リスク比は?
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統合値のリスク比、 95%信頼区間は?
Revmanで片岡 2015と辻本 2015を新薬 X投与の偽薬に対する死亡のイベントの Risk Ratioに関してmeta-analysisしてください。統合はMantel-Henszel法、統合モデルは Random Effets モデルを選択してください。
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