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HPA 飛行会 2015 代表 菅沼弘樹

HPA 飛行会 2015 開催報告

HPA飛行会の概略

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人力飛行機の展示＆交流イベント

飛行展示

機体展示 部品展示

開催概要3

開催日時： 2015 年 8 月 22 日（土） AM1 時～ 8 時

開催場所：富士川滑空場（静岡県）

参加者： 267 名（スタッフ除く）

参加費： 1 人 1000 円

飛行展示団体：東京理科大学 AircraftMakers 、 静岡大学ヒコーキ部、帝京大学SkyProject

部品展示団体： 11 団体（ T-MIT 、 Team’F’ 、 TUMPA 、 NIEWs 、九大 OB 、 Tinker 、 WASA 、 ACM 、 NASG OB 、 TBT ）

総参加団体： 32 団体（名称略）

開催の背景4

日本では大学生チームによる人力飛行機の製作が活発（鳥人間コンテストの存在）

チームの成熟度は様々で鳥コンに出場できないことも

・チーム間の交流のきっかけ作り ・鳥人間コンテスト非出場チームの飛行公開の場として 10 ～ 13 年の 4 年間「交流飛行会」が開催

14 年は運営上の問題により開催中止に

交流飛行会の後継として「 HPA飛行会 2015」を発足

開催目的5

鳥コンに出場できなかったチームの成長のお手伝い（審査や展示が成長へ）

鳥コン以外での機体、飛行のお披露目の場の提供（チームのモチベーションアップに）全国の鳥人間チームの交流の場の提供

（外の世界を知り、互いに切磋琢磨できる環境を）

コンセプト

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参加者同士の交流をより活発にする（議論が盛り上がるような企画作り）

部品展示の範囲拡充

飛行展示チームと運営スタッフ間の距離を縮める（円滑にアドバイスが届く環境を）

企画「スタッフ派遣」

企画「スタッフ派遣」

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飛行展示チームのレベルアップが目的TF にスタッフを派遣

機体の運用や各部の設計・製作についてアドバイス

一見不合理に見えても、経験からの処置の可能性

アドバイスにあたって考慮したこと

運用手法に急に変更を加えることによる危険

他チームの手法等を提示しつつ派遣先チームと一緒になって考え

チーム自らが改善策を見出せるように後押しをする

アドバイスの基本姿勢

スタッフ派遣実施結果

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静岡大学ヒコーキ部と帝京大学 SkyProject に各 1 回実施派遣先チームからは大変好評をいただいた

静岡大学ヒコーキ部にスタッフ派遣を行った際の様子

部品展示9

プロペラや駆動部品などの人力飛行機部品の展示飛行展示と機体展示に並ぶ主要企画

今年度は募集対象を「人力飛行機に関係するものすべて」とした

部品単位なので輸送が容易鳥コン出場チームでも展示が可能

部品展示の特徴

10 団体 12 種類 16 部品が展示機体組み上げより盛り上がっている場面も

部品展示の様子10

プロペラ 駆動 翼

電装部品 後縁材ペラゲージ

主翼迎角調整器 主翼接合部 テーパー桁

飛行展示までの流れ

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事前審査（ 300点）安全審査（荷重試験、回転試験）

飛行試験審査（滑走、ジャンプ、定常飛行）

飛行展示チームにはスタッフと見学者による採点を実施機体の安全性や当日の飛行を評価（ 1000点満点）

当日機体チェック機体が飛行に耐え得るかを飛行前にチェック

飛行審査（ 600点）投票（ 100点）飛行審査（滑走、離陸、飛行、着陸）

投票（見学者が気に入ったチームに投票）

採点結果12

順位 チーム名 事前審査点

当日飛行点

投票点 合計点1位 東京理科大学

AircraftMakers

300 520 100 920

2位 静岡大学ヒコーキ部

300 540 79 919

3位 帝京大学SkyProject

235 415 27 677

事前審査： 300点当日飛行： 600点投票 ： 100点

合計 1000点満点で採点

反省点と今後に向けて

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機体展示は滑空機も可能だったが応募がなかった参加者の滑空チームの割合も非常に少なかった

「部品展示の数が少ない」という声多数「部品展示に解説員が欲しい」という要望

来年度から滑空機の比重を大きく

部品展示募集の広報強化、展示方法の変更等引き続き部品展示に力を入れる

まとめ

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・ 8 月 22 日に人力飛行機の展示＆交流イベント「 HPA 飛行会 2015 」を開催し、 267 名が参加した

・東京理科大学 AircrafrtMakers 、静岡大学ヒコーキ部、帝京大学 SkyProject の 3 チームが飛行展示を行った

・スタッフ派遣、事前審査、当日審査などを通じて飛行展示チームのレベルアップを図った

・飛行、機体、部品展示を前に参加者同士の活発な交流が行われた

・滑空機の比重を増やす、部品展示の拡充などを行いつつ、今後も継続的に開催していきたい