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20150522 ssmjp 誰もが見たことのある仕様書の話

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誰もが見たことのある仕様書のお話

自己紹介• 板谷郷司– 界隈では東雲で通じます• @H_Shinonome

– DMM.com ラボ インフラ統括本部– 趣味でオーケストラ / 吹奏楽 / 合唱等やって

ます– #qpstudy という勉強会の運営メンバーです

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仕様書

仕様書

オーケストラについての勉強会

http://tsuchinoko.dmmlabs.com/?p=1774

仕様書?システム開発

仕様書

• システムの内容を決める• 文字や図に起こす

プログラ

• 仕様書を元に動作するように組み立てる

• ミスのないように務める

ソフト

ウェア

• 成果物

楽器演奏

楽譜

• 音楽の内容をまとめる• 楽譜に起こす

演奏

• 楽譜を元に音を組み立てる• ミスのないように務める

音楽

• 成果物

とある開発会社• プログラマ• プロデューサー/ディレクター• デザイナー• インフラエンジニア• 事務/総務• 営業

オーケストラ• ヴァイオリン• ヴィオラ• チェロ• コントラバス• フルート• オーボエ• クラリネット• ファゴット• ホルン• トランペット• トロンボーン• チューバ• パーカッション• 指揮者• ステージマネー

ジャー

フロントエンドエンジニアフロントエンドエンジニアバックエンドエンジニアインフラエンジニアデザイナーデザイナーデザイナーバックエンドエンジニアデザイナー営業バックエンドエンジニアインフラエンジニアインフラエンジニアディレクター/プロデューサー事務/総務

オーケストラ※原則としてユーフォニアムはいません

というか全国レベル狙ってた学校にいる人が使うような金色の楽器もないんですけど…

(某響け!とか)

楽譜という仕様書• 同じ楽譜で演奏すれば同じ曲!• そんなわけはありません。– 例えば曲の速さを表す “ Allegro( アレグロ )”– 1 分あたり 120 〜 140 拍程度。 1 秒辺り 2 〜

2.5 拍になります。– あとは、”快活に”とか、”荘厳に”とか。”宗教

的に” とか何教ですか?

演奏者• パート譜という、自分が演奏

する楽器用の楽譜で演奏する。• 全体像の確認は、練習で全体

の音を聞いたりして曲を聞くか、指揮者等が持っているスコア(全体譜面)を見る。

• わからないところは指揮者へ質問したりする。

演奏者

セクション分け• 弦楽器• 木管楽器• 金管楽器• 場合によっては、低音楽器

それぞれにリーダーがいる

コンサートマスター• 指揮者の代わりに曲を進める事がある– 指揮者がまとめ、コンマスが引っ張る

• 曲中のソロを演奏する– 通常の演奏者とは別に扱われる

• パンフレット等の案内に名前が出る場合が多い

女性の場合は「コンサートミストレス(コンミス)」

指揮者• 全体をまとめるために必要

≒ 奏者共通の敵

• 世界的に有名な指揮者でも大変。。。

小澤征爾と NHK 交響楽団 小澤征爾と NHK 交響楽団 (N 響 ) が初めて顔合わせしたのは、 1961 年 7 月の杉並公会堂における放送録音であった。翌1962 年には、半年間「客演指揮者」として契約。当初は 6 月の定期を含めた夏の間だけの契約予定だったが、秋の定期を指揮する予定だったラファエル・クーベリックが出演をキャンセルしたため、 12 月まで契約期間が延長された。 7 月 4日にはオリヴィエ・メシアンの「トゥーランガリラ交響曲」日本初演を指揮するなど小澤と N 響のコンビは順調に活動しているかのように思えたが、 10月 2日の香港を皮切りとするシンガポール・マレーシア・フィリピン・沖縄への演奏旅行で N 響と小澤の間に感情的な軋轢が生じ、 11 月の第434回定期公演の出来ばえが新聞に酷評された直後、 11 月 16日に N 響の演奏委員会が「今後小澤氏の指揮する演奏会、録音演奏には一切協力しない」と表明。小澤と NHK は折衝を重ねたが折り合わず、 N響の理事は小澤を「あんにゃろう」と罵り、 N 響は小澤に内容証明を送りつけ、小澤も 1962 年 12 月 18日、 NHK を契約不履行と名誉毀損で訴える事態となった。このため、12 月 20日、第435回定期公演と年末恒例の「第九」公演の中止が発表された。

その後 32 年以上小澤征爾は N 響の指揮をしなかった

決別の理由• 小澤征爾が遅刻魔だった• N 響が副指揮者を用意しなかった• 曲に対する理解が浅く、奏者の反感を買った

「アメリカで育ったような小澤の音楽と、ローゼンストック以来のウィーン楽派とシュヒターのベルリン・フィル的な訓練に慣れた N 響の音楽観のちがいが、紛争の原因だという見解が当時、支配的だった。楽団員は若い指揮者をそねんでいるとか、もっとおおらかでなければならない、などという意見もつよかった。しかし、ほんとうの原因はそんな立派なことではなかった。遅刻や勉強不足という、若い小澤の甘えと、それをおおらかにみようとしない楽団員、若い指揮者を育てようとしなかった事務局の不幸な相乗作用だった」

理解を深める• とある指揮者の演奏可能楽器(某音大指揮科卒

業)– ヴァイオリン・ヴィオラ・コントラバス・フルート・オー

ボエ・トロンボーン などなど

「どの楽器がどんな音を出せるのか、どう出したらいいのか、どう出させるのがいいのかを考える」

https://twitter.com/MetalYoshi/status/340450156757528576

演奏者と指揮者• プレーヤー

– スペシャリスト• 楽器に対しての技能が深い

• コンサートマスター– プレイングマネージャー

• 全体を引っ張りつつ自らも演奏する• 指揮者

– ゼネラリスト• 全体を広く見る(浅いわけではない)• なので、スペシャリストの場合もある

諸先輩方• スペシャリストになるべきか• ゼネラリストになるべきか• その境目は?

いろいろと聞かせてください

ありがとうございました