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designing debaters’ delight

[For Debaters] Media Director 101

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おことわり

このプレゼンテーションは 2013年に行われた MD Workshop (という名の飲み会)でのスライドに大幅に加筆修正を入れたものです。パーラメンタリー・ディベートのイベントにおける映像媒体やソーシャルメディアの活用術を紹介することを意図しています。ここで挙げるプロモーション手法は様々な場面で幅広く応用できるものではあるはずですが、あくまで読者はディベート大会およびセミナーにメディア・ディレクター(MD)として携わる方である想定です。そのため、表現や言葉の意味合いが一般的なそれとは異なる場合があります。

また、すべての記述は2013年6月時点のものであり、その正確性をなんら保証するものではありません。内容は筆者の個人的経験や学習に基づく見解であり、所属している(いた)いかなる団体の意見を反映するものではありません。特記ない限り、著作権は筆者に帰属するものとします。

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MD はディベーターがディベートに焦点を合わせられるようにデザインします。さて、何を意識するべきでしょう?

ここでご紹介する、3つのこと

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3世の中に向けてディベートを発信しましょう。どういったことに気をつければよいでしょうか。

Go Social.

Why design?

ディベート体験を豊かにするために、MD がどのように貢献できるか考えてみましょう。

Media for Debaters

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mediafor

debaters

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あなたは大会の MD になりました。…さて、どうする?

大会のことを、知ってもらおう。

大会に来たくなるよう、盛り上げよう。

大会がスムーズにいくよう、ガイドしよう。

勝っても負けても、みんなの思い出にしよう。

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!!!

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さぁ、準備を進めよう!

Web サイトにメーリング・リスト、SNS を使ってディベーターに情報を届けよう。レジストレーションの手順や〆切など、抜け漏れがないように伝えなきゃ。

大会の注目度を上げて、たくさんの人を惹きつけたい!大会までのカウントダウンをしたり、準備の様子を伝えたりしてインタラクティブにしていこう。多くの人が参加すれば、それだけディベーターも燃えてくるはず!

当日のスライドの準備。貴重な時間を無駄にせず、スムーズに進行するのが目標!参加する人が「次に何をするか」で迷わせないために全力を尽くそう。遅れに遅れた結果 R4 が19時スタート、なんてことにならないように…。

誰もが大会にかける想いがある。だから、勝っても負けてもドラマになる。大舞台で躍動する姿を写真やビデオにおさめて、みんなでねぎらおう。

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急募。こんなあなたは MD 向き。

ものを書いたり、伝えることが好き。

SNS は使い慣れている。

プレゼン資料作成もお手の物!

クリエイティブな作品を作りたい。

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IV

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WHYDESIGN?

WHYDESIGN? WHY

DESIGN?

WHYDESIGN?

WHYDESIGN?

WHYDESIGN?

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当日スライドのモットーは…

正確に! 効率的に! 印象的に!

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正確に 伝えよう。

前提。参加者は気が張っているし、疲れてる。そんなときでも、正しく伝わるように。わかりにくい表現でみんなを更に疲れされないように!

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時間がない。一秒もムダにしたくない。スライドは「読ませない」が鉄則。要点を絞る。大事なところは強調する。一目で分かる書き方を、徹底的に考え抜こう。

効率的に 伝えよう。

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印象的に

心に残る大会に。大会って、「ディベートやって終わり」のイベントではないはず。素晴らしい大会は『お祭り』であり『ショー』なのです!エンターテイナーの気持ちで、雰囲気づくりをしよう。

伝えよう。

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✓ (コミが)次に何をするかかがはっきりと示されているか?

✓ (参加者に)次に何をしてほしいかがきっちりと分かるか?

✓ 遠くからでも読めるよう配慮がなされているか?

✓ 大切な点がハイライトされているか?

✓ 3秒以内にスライドの言っている内容が理解できるか?

✓ 楽しめるような、テーマ性を出せているか?

当日の演出チェックリスト (1)

「何を」「なぜ」「どのように」「いつまでに」やるのかを明示しないと、人はなかなか動けない…�

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✓ (コミが)次に何をするかかがはっきりと示されているか?

✓ (参加者に)次に何をしてほしいかがきっちりと分かるか?

✓ 遠くからでも読めるよう配慮がなされているか?

✓ 大切な点がハイライトされているか?

✓ 3秒以内にスライドの言っている内容が理解できるか?

✓ 楽しめるような、テーマ性を出せているか?

当日の演出チェックリスト (2)

場所を移動しないと読めないような細かい文字ばかり説明は避けよう。

文字の色やサイズを変えたり画像を使ったりして、わかりやすく

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✓ (コミが)次に何をするかかがはっきりと示されているか?

✓ (参加者に)次に何をしてほしいかがきっちりと分かるか?

✓ 遠くからでも読めるよう配慮がなされているか?

✓ 大切な点がハイライトされているか?

✓ 3秒以内にスライドの言っている内容が理解できるか?

✓ 楽しめるような、テーマ性を出せているか?

当日の演出チェックリスト (3)

大会前から当日まで、一貫したテーマを設けておくと面白いかも。

会場で流す音楽によっても雰囲気は大きく変わる!

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Go Social.

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1. 自動送信かお前は!

2. せめてプロフィール写真ぐらい入れなさい

3. わざわざリンクに飛ばなくてもだいたいの内容が分かるようにすべし

JPDU公式アカウント@jpdu

大会情報を更新しました。 bit.ly/d4M34cC1

こんなアカウントはアレだ

突っ込みどころ満載だけど、あえて33つだけ…�

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11.. ディベート経験者だけでなく初心者にも((そして時には、ディベーターではない人にも))伝わる表現を心掛けよう。

専門用語連発はダメ。内輪すぎるネタはもっとダメ。

22.. 「公」の存在であることを忘れるべからず。

ディベーター同士で話すなら何でもないようなトピックでも、世間的には結構センシティブなことは多い。外部に向けて公開されている以上、political correctness を意識すること!

メディア活用のコツ (1)オープンに。

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11.. 「お知らせ」するだけでなく、++α で盛り上げよう!

事務連絡以外もやろう。 Bot じゃないんだから。準備に勤しむコミを紹介したり、参加者数の中間報告をしたり、質問を受け付けたり。

22.. 親しみやすさ、大事!

ブログや SNS の投稿は誰が書いているのかが分かると心的距離はグッと縮まるもの。実名を出さなくとも「Web 担当」とかって書くだけで、ちょっとした安心感が出せる。「名無しさん」よりずっといいよ。

メディア活用のコツ (2)人間らしく。

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プロフェッショナルに学ぶ。お手本にすべき事例

わたしたちがお手伝いします。

こんな番組がオススメ!

おなじみ Apple の Web サイト。製品紹介ページにふんだんに人や自然の写真を取り入れており、コンピュータが売り物ではあっても「機械的」とか「無機質」という印象を感じさせない。工夫がすごい

NHK 公式の広報局 Twitter アカウント。番組紹介のみならず雑談を始めたりネタに走ったり…淡々と業務のようにこなすのではなく、

楽しさをみんなと共有する姿勢が随所に見られる。「1号」「2号先輩」といった中の人のキャラ付けも◯

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まとめ

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まとめディベーターがディベートに夢中になれるような最高の環境を演出する、それが MD の役目。

「大会を告知する」「当日に向�けて盛り上げる」「楽しんでもらえるよう演出する」

…ディベートをすること、頑張ることに意味を与えられるといいんじゃないかと思います。

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Thank you!

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