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IFMSA pre-COME( 育部門 医学教 ) 臨床 習の充 化を求める】 医学教 生有志の 医学 http://www24.atwiki.jp/movefrom09 IFMSA NGA 7 th ★コラボセッション★

実践問診&診察術

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医学生有志の会とIFMSAのPre-COME(医学教育部門)のコラボで開催した「実践PBLセッションで行われたミニレクです★」 【医学教育・臨床実習の充実化を求める】 医学生有志の会http://www24.atwiki.jp/movefrom09 IFMSAー>http://ifmsa.jp/

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Page 1: 実践問診&診察術

IFMSA  pre-COME( 育部門医学教 ) 【 育 臨床 習の充 化を求める】医学教 ・ 実 実生有志の   医学 会 http://www24.atwiki.jp/movefrom09

IFMSA  NGA 7 th   ★コラボセッション★

Page 2: 実践問診&診察術

【問診】1.挨拶!   自己紹介、 相手の名前、年齢の確認、(握手) 「どうぞお座りください」   eye-contact 重要!

 2.主訴を聞く -> Open-ended Question で! 「今日はなぜ来院されたんですか?」 「お困りのことは何ですか?」

3.主訴について詳しく聞く 「そのことについてもっと詳しく教えていただけますか?」 

4 . その他の症状、問題について聞く [Review of System]  「それ以外で困っていること、症状はありますか?」

5. 背景・患者さん自身について聞く 既往歴、飲んでいる薬、家族歴、職業、喫煙、飲酒、生活習慣など

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【診察】  

6.診察前は必ず手を洗う!!

7.患者さんの「訴えのある部位」を詳細に!  基本は [視診、聴診、触診、打診 ]  ・どきどきする、胸が痛い -> 心臓  ・呼吸が苦しい       ー> 肺  ・お腹がいたい       -> お腹

8.上の部分に関連する部位もチェックする。・呼吸がくるしい -> 肺 -> 心臓 -> 足の浮腫・頭が痛いー> 頭 -> 顔 -> 首 ー> 神経系

 いきなり体を触られたら誰でも不安になりますよね! 「今から●●しますね」 「今●●を見てます」  と伝えましょう!

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【 Closing 】

 9. 診察した所見を伝える -> 今後の検査の説明    「今診察したところ●●に問題がありそうなので   ○○と○○の検査が必要かもしれません」  注意:米国ではこうですが、日本ではあまり伝えないかも

  10.患者の問題のある生活習慣についてアドバイスする  タバコ、大量の飲酒、避妊していない、麻薬使用、  食生活のみだれ、運動不足 などなど

ー>○○については健康に悪いので、直していく必要がありますね。  (もしよかったら改善目標やプログラムについてお話いたします。)  (今度、どうやって改善していくか一緒にお話をしましょう。)

11.最後に-> 「何か聞きたいはありますか?」

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主訴について詳しく聞く

Duration : どのくらい続いてますか?Location :どこが痛いですか?Intensity :どれくらい痛いですか?       ( Min. 1 ~ Max 10  で聞くことが多い )

Quality  :どのような痛みですか? (例:指すような痛み、キリキリ、ジンジン , 波のように)

Onset   :いつからですか?Radiation :他に痛む場所は?痛みは移動しますか?                          ( 放散痛 )

Alleviating factor   : これをすると和らぐというものは?Aggravating factor   : これをすると悪化するというものは?Associated Symptom :その他の症状はありますか?

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全ての臓器・部位について聞き忘れが無いか、一つ一つ質問して、患者さんが「伝え忘れていることが無いか」確認する

1.全体   2.皮膚         3.頭            4.顔 (目、耳、鼻、口、のど)   5.首             6.心臓、血管            7.呼吸8.乳房(女性の場合)       9.消化器10.泌尿器               11.内分泌 12.筋肉、四肢             13.生殖器14.神経                 15.精神

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以下のことに関しては重要なので「誰に対しても」必ず聞く!

1.全体ー> 最近の体重の変化は?         食欲の変化は?    

2.胃腸ー> 尿が増えたり色が変わったと気づくことは?         便秘だったり下痢が続くことはありませんか?

3.心理面 -> 睡眠は充分にとれてますか?           ストレスを感じることはありますか?           深刻に落ち込むことはありますか?

時間が無いとき!

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P: past history (既往歴)

 過去の大きな病気を教えてください

A: allergy (アレルギー歴)

 お薬や食べ物で気分が悪くなったりしたことはありますか?

M: medication (内服薬)

 現在飲んでいる薬を教えてください

F: family history (家族歴)

  ご家族で大きな病気にかかった方はみえますか?

O: ob-gyn (産婦人科関係)

 最終月経・月経日数など 【妊婦は X線は駄目!】

S:Social History (社会歴) 結婚 or 独身ですか? 誰と一緒にくらしてますか?ご職業はなんですか?

S: sexual habits (性交等)

 パートナーは一人ですか?避妊はしてますか?

S: social habits (喫煙,酒、運動、食事等)どれくらい飲みますか? 何本を何年間吸ってますか?運動や食事の様子は?

Page 10: 実践問診&診察術

1.挨拶! :自己紹介 -> 相手の確認

2.主訴を聞く  =>  Open-ended question で

3.主訴について詳しく聞く

    What, Where, When , HOW?

4 . その他の症状、問題について聞く [Review of System]

5. 患者さん自身について聞く

  既往歴、飲んでいる薬、家族歴、職業、喫煙、飲酒、生活習慣など

6 .手をあらう -> 【診察】

7 .診察した所見を伝える -> 今後の検査の説明  

8 .患者の問題のある生活習慣についてアドバイスする

   タバコ、大量の飲酒、避妊していない、麻薬使用、

   食生活のみだれ、運動不足 などなど

9 .最後に-> 「何か聞きたいはありますか?」

Page 11: 実践問診&診察術

・ FIRST  AIID  USMLE  STEP2CS

・医学書院 「 Step2CS の対策」  松尾高司先生http://www.igaku-shoin.co.jp/nwsppr/n2005dir/n2654dir/n2654_07.htm

・医学書院  「 Oral Case Presentation 」   齋藤中哉先生http://www.igaku-shoin.co.jp/nwsppr/n2004dir/n2593dir/n2593_21.htm