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第1回 Fx 講義ノートです。 予習、復習にご活用下さい。
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第1回 Fx 講義ノート
■Fxとは
Foreign Exchangeの略語で、外国為替(外貨)を証拠金を預けることでできる取引。
■Fxの利益
・金利差(スワップポイント)がもらえる。
・為替の値動きによる売却益が得られる。
■円安と円高
・円の価値が下がった(1ドル100円が110円になった)
・円の価値が上がった(1ドル100円が90円になった)
ドル/円 = ドルを買って円を売るという意味。
■レバレッジ
・元金の何倍もの取引が可能。(ざっくり2~3倍程度が安全圏と言われています。)
■クロス円
・ランド/円、ユーロ/円、オーストラリアドル/円など、
円が絡んでいる通貨は全てドルを経由している。
そのため、ランド/円に投資していても
ドルの値動きに為替の値動きが左右される。
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円 ドル ユーロ
オーストラリアドル
ランド
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■スプレッド
・実質的なFx会社の手数料。
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■スワップポイント
・各国の通貨の金利差。
■政策金利
・中央銀行が提示する金利のこと。
スワップポイント計算の際に利用される。
■Lot(ロット)
・Fxの取引の最小単位。(会社によって1Lotの単位が違うので要注意!!)
■必要証拠金
FX取引で新規建玉するのに必要な証拠金です。(単位:円)
レバレッジ25倍のとき総約定代金の4%となります。
■ロスカット
ロスカットが実行されるときの純資産額の目安です。(単位:円)
■維持率100%(追加証拠金発生ライン)
証拠金維持率が100%となるときのレートです。
毎営業日マーケットクローズ後にて証拠金維持率の判定を行い、この時点で証拠金維持率が100%を下回っていた場合には追加証拠金が発生します。
追加証拠金発生日のマーケットクローズ(夏時間午前5時50分・冬時間午前6時50分)までに追加証金額以上のご入金もしくはポジション決済により追加証拠金額を0円にして頂けなかった場合には、保有しているポジションは追加証拠金発生日の翌営業日のマーケットオープンにて強制決済(マージンカット)となります。
■維持率50%(ロスカットライン)
証拠金維持率が50%となるときのレートです。
証拠金維持率が50%を割り込んだ時点でシステムにより自動でポジションの反対売買(ロスカット)を行います。
■Fxの主な収入源
・為替差と金利差
【為替差】
1ドル100円を1万通貨購入して、1ドル100円が90円になった場合、10万円の利益を獲得できます。
【金利差】
金利は2013年12月現在、円の場合、年率約0.1%、南アフリカランドだと5%です。
要するに円を南アフリカランドに100万円替えるだけで、両国の金利差約4.9%分、つまり約5万円分の利益を年間であげることができます。
しかも複利で金利がつきますので、仮に、南アフリカの金利が5%が永遠に続いたと仮定した場合、14年ちょっとで100万円金利がつくことになります。
■安全投資のための公式
・金利収入 - 為替変動最大幅 > 0
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オーストラリアドルを例に取ると、オーストラリアドルの金利は年間で約2.5%つきます。
1980年からの1オーストラリアドルの価格推移をみると、最大:約257円、最小:約62円です。
2013年12月2日現在の1オーストラリアドルが約93円なので、1万通貨分、オーストラリアドルを購入すると、93万円の費用がかかります。
1980年から1オーストラリアドル62円までしかは価値を落としたことがないので、93 - 62 = 31万円分金利で儲かるようにすれば為替変動のリスクを最小限に抑えた投資が可能となるのです。
例えば、93万円の元金でオーストラリアドル3万通貨(279万円分)購入します。
すると、約11.16万円分の証拠金が必要なので、為替変動リスクに耐えることのできる金額は81.84万円です。81.84万円/3 = 27.28 円分の変動に耐えることができる。
年間金利で1年目は69,750円、2年目は141,243円、3年目は214,524円分増加します。