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Page 1: Jun. 2016...日時 2016年6月23日(木)18:30〜20:30 会場 日本大学理工学部駿河台校舎5号館5階スライド室1 ※研究会後、懇親会を予定しています。日本のモダニズム、その「運動の季節」の終わりに何が起こっていたのか。

第 6 回

モダニズムの分かれ道 建築運動における 1930 年の後先

発表者

梅宮弘光(神戸大学)

日時 2016 年 6 月 23 日(木)18:30 〜 20:30会場 日本大学理工学部駿河台校舎 5 号館 5 階スライド室1※研究会後、懇親会を予定しています。

日本のモダニズム、その「運動の季節」の終わりに何が起こっていたのか。1928 年から 1932 年あたり、かつて紙上を彩った分離派建築会的ファンタジーは色あせ、マルクス主義からする硬直した建築批判は冷笑を買い、科学を標榜する設計は製図板上に留まったまま。この閉塞状況の打開を期して発足したのが新興建築家連盟だったが、始動のまえに潰えてしまった。その後、モダニストはどこに向かったのか。おそらく、道はここで二手に分かれる。一方はスタイルの、他方はイズムの追求に向かった。今日建築史として語られるのは、もっぱら前者の道行きだろう。では後者は? イズムを求めるとはどういうことなのか。その先には何があるのか。戦後の帰趨までを視野に入れて、1930 年代建築モダニズムの分岐を考えてみたい。

モデレーター 矢代眞己(日本大学) 川嶋勝(鹿島出版会)問い合わせ先 日本大学理工学部建築学科建築史・建築論研究室       田所辰之助 [email protected]

日 欧 交 流 史 研 究 会

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