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県立白山ろく少年自然の家

室堂・御前峰

県立白山青年の家

チーム作りステージ〜白山登山、サイクリング〜

ステージのねらい  同じ班の仲間と励まし合い、目的を共有しながら登山することにより、仲間意識を高める。

午前 午後 夜

8/1 白山登山発(別当出合~) 室堂着 ふりかえり

8/2 室堂発、山頂アタック 白山ろく少年自然の家着 ふりかえり

8/3 イワナつかみサイクリング白山ろく少年自然の家~ 白山青年の家(約20km)

ふりかえり

 室堂に到着。空には虹が出ていました。私たちがここまで登ってこれたことを、祝福しているようでした。5時間以上かけて登り切ったことで、仲間との距離が一気に縮まったように思いました。

 室堂で山小屋のご飯を食べました。頑張った後のご飯は格別においしかったです。

 自然を感じながら山道を歩きました。 途中でイグアノドンの足跡の化石に触れることができ、現在も残っている様子にとても驚きました。

 だんだん傾斜が急になってきました。晴天から一転、次第に雲や霧が多くなってきました。

 室堂まであと少しのところで、突然激しい雨が降って き まし た。足元が泥だらけになりながらも、仲間と声をかけ合い懸命に登りました。

 天気は晴天!準備体操を念入りにして、いよいよ登山開始。

 重い荷物を背負って、一歩ずつ。仲間と会話をしながら楽しい雰囲気が生まれます。

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8月1日(月)〜8月3日(水) キャンプの概要

 AM 4:00 霧が多く、薄暗い登山道をヘッドランプで照らしながら山頂に向けて登り始めました。

 2日目は崖のような急な坂を、足元に注意しながら下ります。危険なところを後ろの仲間に伝え、思いやりをもって声かけをしました。

 雲海から光がのぞいた瞬間思わず歓声があ上がりました。少しずつ朝日が昇る様をじっと見つめました。

 登山に引率してくれた石川高専ワンダーフォーゲル部の皆さんとは、ここでお別れしました。子供たちの安全を守ってくださり、ありがとうございました。

 イワナつかみ開始前に、さばき方と命の大切さについて学びました。

 班で協力しながら、イワナを懸命に探します。同じ班の仲間にイワナの場所を教えてあげたり、一緒に取ろうと手を差し伸べたりなど、班での団結力が登山の時よりも、一層高まりました。命に感謝し、自分でさばいたイワナを残さずきれいに食べました。

 やっとの思いで山頂に到着しました。朝日が出る瞬間を今か今かと待ちわびています。

 お世話になった白山ろく少年自然の家を出発。いよいよサイクリングプログラムが始まります。

 夕食は班でカレー作り。3日後の能登島テント泊に備え、仲間と協力し合って、テントを立てて1泊しました。

○白山登山について ◦初めての仲間と共に困難を乗り越え、ゴールまでたどり着いたという達成感をもつことで、これからさらに頑張っていこうという気持ちを高め、次のサイクリングへつなげるようにした。◦安全確保を第一に考え、看護師の帯同や石川高専ワンダーフォーゲル部に協力を依頼し、急な事故や病気に対応できるようにした。

○イワナつかみについて◦チーム力をさらに高めるための手立てとして、「チームで10匹、必ず1人1匹」を捕まえることを条件とし、チームでの団結力を高めるようにした。

本ステージのポイント

 下山途中も突然の雨。山の厳しさを感じながら、全員でゴールしました。

ゴールをした瞬間はみんな笑顔でした。

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