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デジタルサイネージコンソーシアムデジタルサイネージコンソーシアム様様
パブリックディスプレイ市場動向パブリックディスプレイ市場動向~FPD業界から見たデジタルサイネージ市場~~FPD業界から見たデジタルサイネージ市場~
氷室 英利ディレクター, IT & FPD 市場担当アナリスト
ディスプレイサーチ
デジタルサイネージコンソーシアム勉強会2009年4月12日
2デジタルサイネージコンソーシアム勉強会 2009/4/12 Copyright © 2009 DisplaySearch, All Worldwide Rights Reserved, Confidential
ディスプレイサーチディスプレイサーチ :: ディスプレイ専門の市場調査会社ディスプレイ専門の市場調査会社
データベース&
レポート
コンサルティングコンサルティング&&
プロジェクトプロジェクト
セミナー・講演
データベース・レポートの提供出荷、収益、コスト、販売価格、テクノロジーなど、多岐にわたる調査レポートを定期的にご提供します。
コンサルティング業務FPD業界関連の100以上のプロジェクトベースの調査実績があります(技術動向・
市場動向・競合状況など)。
セミナー・講演会の開催ディスプレイ関連の市場と技術に特化したセミナー・講演会を、北米・日本・韓国・中国・台湾・ヨーロッパの世界各地で開催しています。
5/12 部材専門セミナー
7/29-30 第17回ディスプレイサーチフォーラム
3デジタルサイネージコンソーシアム勉強会 2009/4/12 Copyright © 2009 DisplaySearch, All Worldwide Rights Reserved, Confidential
主な調査手法:アナリストによる対メーカーヒアリング
ディスプレイ・サプライチェーンを一貫して調査・分析ディスプレイ・サプライチェーンを一貫して調査・分析
アレイ製造装置ガラス
素材, ターゲットカラーフィルター
液晶材偏向板
バックライト光源光学フィルムドライバIC
a-Si TFT 液晶p-Si TFT 液晶
有機EL無機EL
STN 液晶TN 液晶
ブラウン管/VFD電子ペーパーマイクロディスプレイ
TVモニター携帯電話ノートPC
パブリックディスプレイデジタルカメラ
車載・ナビMP3/シリコンオーディオDVD プレイヤー
ゲームデジタルフォトフレーム
Dept. StoresDirect/Catalog
DistributorsE-Commerce
Mass merchantsNational Chains
ResellersSpecialty Retailers
CanadaEuropeJapanMexico
US
FPDメーカーセットメーカー
(ブランド)OEM/ODM製造装置メーカー部品・材料メーカー チャネル 消費者
アジアパシフィック中国東欧日本
ラテンアメリカ中東/アフリカ
北米西欧
4デジタルサイネージコンソーシアム勉強会 2009/4/12 Copyright © 2009 DisplaySearch, All Worldwide Rights Reserved, Confidential
パブリックディスプレイ市場動向
業務用ディスプレイの定義
導入事例と課題・考察
出荷実績(Q4’08版)
需要予測と背景(2008-2015)
講演内容講演内容
年表示、四半期表示はすべてカレンダーイヤーベース
デジタルサイネージコンソーシアム勉強会 2009/4/12 Copyright © 2009 DisplaySearch, All Worldwide Rights Reserved, Confidential
パブリックディスプレイの定義パブリックディスプレイの定義
6デジタルサイネージコンソーシアム勉強会 2009/4/12 Copyright © 2009 DisplaySearch, All Worldwide Rights Reserved, Confidential
採用されるパネルアプリケーション
「業界」における業務用ディスプレイのサイズ定義と技術「業界」における業務用ディスプレイのサイズ定義と技術
商品の購入決定(特定の商品を手に取る、知る)
レジで精算(支払い、購入商品の確認)
広く一般に掲示、告知(気づく、知る)
レジ際広告
電子ペーパー
パブリックディスプレイ
“中型” LCDデスクトップモニタがよく使われる
15”~19”が中心
プラズマディスプレイ
大型 LCD
リアプロジェクション
パッシブマトリクスLCD
AMLCD
LED表示
業務用ディスプレイの定義はさまざまではあるが、特にアウト・オブ・ホーム(OOH)用26”以上のLCD、PDPが使われるパブリックディスプレイカテゴリが も成長が期待されている。
人間との距離:0.5~5m
人間との距離:1~10m
人間との距離:3~10m以上
電子価格タグ / 電子POP
※出典:SHARPOLED
7デジタルサイネージコンソーシアム勉強会 2009/4/12 Copyright © 2009 DisplaySearch, All Worldwide Rights Reserved, Confidential
パブリックディスプレイパブリックディスプレイ 用途別定義用途別定義
スーパーのスーパーの広告・宣伝広告・宣伝
フライト情報掲示フライト情報掲示公共交通機関公共交通機関
展示会・見本市展示会・見本市ステージ装飾ステージ装飾
公衆向け広告公衆向け広告
文教・学校・企業文教・学校・企業
ファーストフードファーストフード電子メニューボード電子メニューボード
銀行窓口銀行窓口証券証券
監視・管制監視・管制センターセンター
基幹システム基幹システムバックオフィスバックオフィス
8デジタルサイネージコンソーシアム勉強会 2009/4/12 Copyright © 2009 DisplaySearch, All Worldwide Rights Reserved, Confidential
用途別要求仕様の例用途別要求仕様の例
管制・監視 交通案内会議室
学校
>40” 26” to 65”
>500cd/m2
○
○
△
○
○
△
interfacePC/Video/Network
RS232CPC/Video/Network
RS232CPC/Video/Network/
RS232CVideo
-
>700cd/m2
○
◎
△
◎(incl. chassis mounting)
△
◎
Hot-Swap service“easy access”
cabinet
Screen size
Brightness
performance-moving picture ◎ ◎
performance-static image
Thinner bezel ○ ○
Mounting
Color management △ ◎Reliability &Durability
other special feature
デジタルサイネージ
>40” ANY
>500cd/m2 >500-1500cd/m2
◎ ○
○◎(incl. chassis
mounting)
Hot-Swap service 3D screen “easy access”
cabinet
◎ ◎
デジタルサイネージ用途では、信頼性に加え、広告のための”目立つ要素“が要求される(動画、色再現、輝度など)管制室や公共交通用途は、連続稼動信頼性が も重要。
9デジタルサイネージコンソーシアム勉強会 2009/4/12 Copyright © 2009 DisplaySearch, All Worldwide Rights Reserved, Confidential
ディスプレイサーチにおけるパブリックディスプレイの定義づけディスプレイサーチにおけるパブリックディスプレイの定義づけ
26”超のサイズ、かつコマーシャルチャネル経由で流通するLCD、PDPセットのうち、下記カテゴリの1および2。LCDモニタは除外。
顧客により、別のカテゴリで使用される場合もある。
カテゴリ1 カテゴリ2 カテゴリ3
Pure Public DisplayPure Public Display Hybrid Public DisplayHybrid Public Display Commercial TVCommercial TV
パネル仕様 コマーシャルグレード コマーシャルグレード/家庭用TVパネル
家庭用TV向けパネル
筐体・電気回路・インターフェース等
専用設計 専用設計または家庭用TVに一部設計変更を加えたもの
家庭用TV
使用目的 主に施設内外、周辺に設置されるOOH型ディスプレイ。
デジタルサイネージ、公共交通機関、管制など。
主に施設の内部に設置される業務用ディスプレイ。
コンテンツは施設の開業時間に準じる。要求動作環境はカテゴリ1より軽減。
主に室内での使用
会議室(TV会議・プレゼン)
学校(視聴覚教室・)
店舗・ホテルなどでのTV放送
使用環境 OOH(out-of home)環境
24 x 7 x 365 タイプの稼動
広い温度範囲、昼光下駆動
主に施設内
比較的中長期の駆動時間を想定
屋内(居住環境)
比較的短期の駆動時間を想定
付加価値の規模 大 中 小
要求性能・仕様 屋外の使用を想定した耐久性、信頼性。
種々の映像・通信用IF
比較的シンプルな信号IF
(VGA/DVI/RCA/HDMIなど)
家庭用TVの性能
表示コンテンツ 静止画、テキスト、動画 主に動画
10デジタルサイネージコンソーシアム勉強会 2009/4/12 Copyright © 2009 DisplaySearch, All Worldwide Rights Reserved, Confidential
コマーシャルグレードパネルとは?コマーシャルグレードパネルとは?
コマーシャルグレードパネル 個人向けTV用パネル
カテゴリ
特徴
特別仕様
輝度
縦表示対応
白輝度
強化・対応ポイント
コスト コンシューマTV用パネルよりも高い(+5%~50%) N/A
パネル保証期間
Pure Public display / Hybrid Display Consumer Branded TV for Commercial use
TVパネルをベースに、高性能・高信頼性の
厳しい要求に対応すべく再設計
画質性能に重点。
コストダウンの優先度が高い
長期残像(1時間以上)の低減
縦置きモードの表示対応
塵埃の進入防止
黒色狭額フレームでタイリングに対応
N/A
昼光下の環境でも判読できる高輝度
(>500 ~ 1,500cd/m2)
500cd/m2前後
パックライトユニット、モールドフレーム、TFT構造、液晶剤、カラーフィルタ、偏光板、インバータなど
N/A
3年(オプションで5年)⇒要求は10年以上 一般的には1年
~12,000K 6,500K ~ 9,300K
縦置き・横置き 横置き
デジタルサイネージ用パネルには、より高い性能と信頼性が求められているため、各項目で対応している。当然コストはかかる。PDPについては、コマーシャルグレードパネルの設定はない。
11デジタルサイネージコンソーシアム勉強会 2009/4/12 Copyright © 2009 DisplaySearch, All Worldwide Rights Reserved, Confidential
Screen ResolutionScreen ResolutionScreen Resolution
BrightnessBrightnessBrightness
ContrastContrastContrast
BezelBezelBezel
Special FeatureSpecial FeatureSpecial Feature
Major PDP SizeMajor Major PDPPDP SizeSize Normal PDP 42”~50”NormalNormal PDP 42PDP 42””~50~50”” NeoPDP / Low Cost / >50”NeoPDPNeoPDP / Low Cost / >50/ Low Cost / >50””
ED/SD/HD/FHDED/SD/HD/FHDED/SD/HD/FHD
3D / Touch capable / portrait mode3D / Touch capable / portrait mode3D / Touch capable / portrait mode
>1500:1>1500:1>1500:1 >2000:1>2000:1>2000:1
Black colored bezel for direct tiling / thinner bezel <11mmBlack colored bezel for direct tiling / thinner bezel <11mmBlack colored bezel for direct tiling / thinner bezel <11mm
Light use : >450~500cd/m2
Heavy use : 500~1500cd/m2Light use : >450~500cd/mLight use : >450~500cd/m22
Heavy use : 500~1500cd/mHeavy use : 500~1500cd/m22
2008
コマーシャルグレードパネルの基本要件である長期信頼性に加え、 TVパネルの技術に追随、 LEDバックライト採用などによる薄型化、省電力化が進む。
特にデジタルサイネージ向けの動画対応のパネルは倍速駆動などを搭載してくる。
コマーシャルグレードパネルコマーシャルグレードパネル 技術ロードマップ技術ロードマップ
20082008 201020102010200920092009
>5000:1>5000:1>5000:1
Major LCD SizeMajor Major LCDLCD SizeSize 40” class4040”” classclass 46”~55”4646””~55~55””
HD/FHD/(QFHD)HD/FHD/(QFHD)HD/FHD/(QFHD)
(W/LED Backlight)Heavy use : >3000cd/m2
(W/LED Backlight)(W/LED Backlight)Heavy use : >3000cd/mHeavy use : >3000cd/m22
© 2009 DisplaySearch
デジタルサイネージコンソーシアム勉強会 2009/4/12 Copyright © 2009 DisplaySearch, All Worldwide Rights Reserved, Confidential
導入事例と考察導入事例と考察
13デジタルサイネージコンソーシアム勉強会 2009/4/12 Copyright © 2009 DisplaySearch, All Worldwide Rights Reserved, Confidential
Media Pole Media Pole –– SeoulSeoul
ソウル近郊の繁華街江南(カンナム)。事業者はSamsung
大通り沿いに50mおきに11本X両側に設置を計画。
主なサイズはLCD46”HD x 8枚(内タッチパネ付き1枚)
上部に街灯とストリートカメラ。高さ13m。
側面は交通標識、車道側はLEDによる表示
下部にタッチパネルによる情報提供KIOSKと住所表示・案内板。Yahoo!が地図提供・電子新聞サービスを開始。
街灯
カメラ
LCD 46”HDx7
通行者用案内表示
タッチパネルKIOSK(46”)
14デジタルサイネージコンソーシアム勉強会 2009/4/12 Copyright © 2009 DisplaySearch, All Worldwide Rights Reserved, Confidential
残念な事例残念な事例 ((JRJR金沢駅金沢駅))
地域振興の一環として、地下コンコースにパブリックディスプレイを設置(42”PDP)。
人通りが非常に少なく、また立ち止まる状況にもない。
コンテンツが地元紙一般記事と行政のお知らせのみ。
15デジタルサイネージコンソーシアム勉強会 2009/4/12 Copyright © 2009 DisplaySearch, All Worldwide Rights Reserved, Confidential
広告用コルトンボックス広告用コルトンボックス コスト試算の例コスト試算の例
ディスプレイそのものに着目するとコルトンボックスとのコスト差を回収するのは難しい。デジタルサイネージのメリットを享受し、かつ広告を出すまでの手間(時間)、労賃、保守費用の軽減が鍵であり、また広告コンテンツによる回収計画も重要。
65” LCDPublic Display
Power : 650W=$360/y
B0コルトンボックス(FL40蛍光灯8本)
$2500+施工費Power : 約300W=$180/y
アクリルシート(ラミネート)印刷
$300
版下
コンテンツ元データ
コンテンツ元データ
•メンテナンス費用•業者による広告入れ替え•蛍光灯1本暗くなったら総取替え•(寿命40,000H/本)作成
$500~$1000
•メンテナンス費用(寿命50,000H/セット)
メディアサーバ
メディアサーバ
広告期間秒単位貸し
広告期間2weeks
$8000+施工費
16デジタルサイネージコンソーシアム勉強会 2009/4/12 Copyright © 2009 DisplaySearch, All Worldwide Rights Reserved, Confidential
マルチディスプレイによる大画面化のメリットマルチディスプレイによる大画面化のメリット
薄型化、狭額縁化の開発トレンドがマルチディスプレイソリューションを加速している。低コストである上、据付までの搬送、据付作業、保守作業が大型1枚画面に比較し容易。実質的な(低価格な)高精細化が可能(同じ解像度のパネルならばn枚でn倍の情報量)。⇒告知対象、表示可能なコンテンツの幅が広がる。より曲面のきつい壁面に沿った設置が可能。
52ppi
930mm
523m
m
42"
1056
mm
1870mm10
46m
m
84"
1860mm
(額縁幅例:5mmx2)
$950x4=$3800
LCD=$35,000PDP=$7,000
17デジタルサイネージコンソーシアム勉強会 2009/4/12 Copyright © 2009 DisplaySearch, All Worldwide Rights Reserved, Confidential
事例から学ぶデジタルサイネージ成功のポイント事例から学ぶデジタルサイネージ成功のポイント
設置の目的を明確にする(どの目的を優先するか)設置の目的を明確にする(どの目的を優先するか)
広告が目的?告知が目的?インテリアデザインの一部?
設置場所の事前検証設置場所の事前検証
環境(温度・湿度・日光・振動・騒音・風など)
ディスプレイの前の人が多い場所か?人が立ち止まって見入っても大丈夫か?
適な設置方向、設置方法(天吊り、壁埋め込み)
キラーコンテンツの有無キラーコンテンツの有無
「絶対に見る仕掛け」のあるなしで告知の効果が大きく違う。
対象となる人との距離の把握対象となる人との距離の把握
コンテンツの内容を考慮、 適なディスプレイサイズを選択する。
関係者全員が必ずしもパブリックディスプレイの設置ノウハウを持っていると関係者全員が必ずしもパブリックディスプレイの設置ノウハウを持っているとは限らない。は限らない。セットメーカーが設置局面に参画し、設置の効果が 大限高まるよう考慮すセットメーカーが設置局面に参画し、設置の効果が 大限高まるよう考慮すべき。べき。
トレインチャンネル(17.5” WXGA+)
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パブリックディスプレイ市場パブリックディスプレイ市場出荷実績出荷実績
19デジタルサイネージコンソーシアム勉強会 2009/4/12 Copyright © 2009 DisplaySearch, All Worldwide Rights Reserved, Confidential
パブリックディスプレイの販売チャネルと当社の調査ポイントパブリックディスプレイの販売チャネルと当社の調査ポイント
Public Display+
(Solution)
Consumer BrandTVs
DistributorIT Disti | AV Disti
Specialty or AV Reseller
Direct Marketer
Corporate IT Reseller
ブランド End Installチャネル
ディストリビュータ
* : 米国の場合
セルイン セルスルー
20デジタルサイネージコンソーシアム勉強会 2009/4/12 Copyright © 2009 DisplaySearch, All Worldwide Rights Reserved, Confidential
WW WW パブリックディスプレイパブリックディスプレイ 技術別出荷技術別出荷推移推移
Q4’08の実績は約35万台。前年同期比で8%、前期比で15%の成長。足元の景気悪化で、納入遅延の案件があるのに加え、世界的に新規の大型受注が減っていることが影響している。一方、他のITアプリケーションが軒並み出荷量を減らす中、パブリックディスプレイは出荷量増。
セルイン
0
50
100
150
200
250
300
350
400
Q1'07 Q2'07 Q3'07 Q4'07 Q1'08 Q2'08 Q3'08 Q4'08
出荷
台数
(千台
)
-10%
0%
10%
20%
30%
40%
50%
60%
70%
80%
PDP占
有率
/成長
率
LCD Public Display PDP Public Dsiplay PDP Share YoY成長率 QoQ成長率
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21デジタルサイネージコンソーシアム勉強会 2009/4/12 Copyright © 2009 DisplaySearch, All Worldwide Rights Reserved, Confidential
WW WW パブリックディスプレイパブリックディスプレイ 金額ベース出荷推移金額ベース出荷推移
Q4’08の実績は450億ドル。30”級のディスプレイ出荷増で金額ベースでは減。
セルイン
$0
$100
$200
$300
$400
$500
$600
Q1'07 Q2'07 Q3'07 Q4'07 Q1'08 Q2'08 Q3'08 Q4'08
出荷
金額
(M$)
-20%
-15%
-10%
-5%
0%
5%
10%
15%
成長
率
LCD Public Display PDP Public Dsiplay YoY成長率 QoQ成長率
22デジタルサイネージコンソーシアム勉強会 2009/4/12 Copyright © 2009 DisplaySearch, All Worldwide Rights Reserved, Confidential
PDP 40"s19%
LCD 30"s23%
LCD 40"s28%
PDP 50"s14%
LCD <30"3%
PDP 60"s3%
PDP 70"+0%
LCD 50"s3%
LCD 60"s-80"s1%
LCD 90"+0%
PDP 30"s6%
出荷の中心は40”クラス。直近では景気悪化の影響もあり、やや小型の出荷が増加。出荷総数が比較的少量であるのに加え、プロジェクトタイプの納入の特徴として、ある程度数量をまとめて出荷するため、シェアで見るとQごとに大きく振れる。PDPは40”クラスに加え50”クラスのシェアも大きい。
WW WW パブリックディスプレイパブリックディスプレイ サイズ別出荷シェアサイズ別出荷シェア
QQ44’’0808のサイズミックスのサイズミックス
セルイン
0%
10%
20%
30%
40%
50%
60%
70%
80%
90%
100%
Q1'07 Q2'07 Q3'07 Q4'07 Q1'08 Q2'08 Q3'08 Q4'08
[Sha
re]
<30" 30"s 40"s 50"s 60"s-80"s 90"+
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23デジタルサイネージコンソーシアム勉強会 2009/4/12 Copyright © 2009 DisplaySearch, All Worldwide Rights Reserved, Confidential
パブリックディスプレイパブリックディスプレイ 地域別出荷推移地域別出荷推移
需要は日本、北米、EMEA合計で80%以上と、先進国が中心。
各地域出荷量増の中、北米のみ減。経済危機の影響で企業の投資減、出荷延期、凍結が相次ぐ。
セルイン
0%
10%
20%
30%
40%
50%
60%
70%
80%
90%
100%
Q4'07 Q1'08 Q2'08 Q3'08 Q4'08
[Sha
re]
Japan North America EMEAGreater China Asia Pacific Latin America
0
20
40
60
80
100
120
140
160
[000
uni
ts]
Japan 28 38 27 46
North America 125 106 143 124
EMEA 99 92 88 111
Greater China 28 26 17 29
Asia Pacific 16 19 19 29
Latin America 10 11 9 9
Q1'08 Q2'08 Q3'08 Q4'08
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24デジタルサイネージコンソーシアム勉強会 2009/4/12 Copyright © 2009 DisplaySearch, All Worldwide Rights Reserved, Confidential
北米北米 パブリックディスプレイパブリックディスプレイASPASP推移推移
TVパネルの価格下落に伴い、コマーシャルグレードパネルひいてはパブリックディスプレイのセット価格の下落は続く。 セルイン
$0
$200
$400
$600
$800
$1,000
$1,200
$1,400
$1,600
2007 2008 2009F 2010F
[ASP
]
LCD 42" 1366 x 768PDP 42" 1366 x 768
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パブリックディスプレイ市場予測パブリックディスプレイ市場予測(2008(2008--2015)2015)
26デジタルサイネージコンソーシアム勉強会 2009/4/12 Copyright © 2009 DisplaySearch, All Worldwide Rights Reserved, Confidential
0
1
2
3
4
5
6
7
8
2007 2008 2009F 2010F 2011F 2012F 2013F 2014F 2015F
[Mill
ion
units
]
0%
10%
20%
30%
40%
50%
60%
70%
[PD
P Sh
are]
LCD PDP PDP Share
パブリックディスプレイの市場は、大規模なプロジェクト受注の場合は納入完了まで数ヶ月~数年かかる。納期延期はあっても継続的な市場成長は続く。
昨年来の企業投資抑制により2009年の成長は1桁に鈍化するも景気回復と共に企業投資が戻り、年率30%超の成長を見込む。
PDPパブリックディスプレイのシェアは続落。2010年には30%以下に。
WW WW パブリックディスプレイパブリックディスプレイ 出荷予測出荷予測(2008(2008--2015)2015)
セルイン
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27デジタルサイネージコンソーシアム勉強会 2009/4/12 Copyright © 2009 DisplaySearch, All Worldwide Rights Reserved, Confidential
WW WW パブリックディスプレイパブリックディスプレイ サイズ別・解像度別出荷シェア予測サイズ別・解像度別出荷シェア予測
セルイン
0%
20%
40%
60%
80%
100%
2007
2008
2009
F
2010
F
2011
F
2012
F
2013
F
2014
F
2015
F
[Sha
re]
<30" 30"s 40"s 50"s 60"-80" 90"s+
0%
20%
40%
60%
80%
100%
2007
2008
2009
F
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F
2013
F
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F
2015
F
[Sha
re]
1366 x 768 1920 x 1080 Others
© 2009 DisplaySearch© 2009 DisplaySearch
今後パブリックディスプレイアプリケーションの新たな提案がなされたとしても、サイズミックスは大きくは変化しないとの見込み。
TVのフルHD(1920x1080ドット)への移行に伴い、パブリックディスプレイも同様にフルHDへ移行。
28デジタルサイネージコンソーシアム勉強会 2009/4/12 Copyright © 2009 DisplaySearch, All Worldwide Rights Reserved, Confidential
試算試算 –– WW WW 業務用大型ディスプレイ業務用大型ディスプレイ アプリケーション別出荷予測アプリケーション別出荷予測
0
5
10
15
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25
2007 2008 2009F 2010F 2011F 2012F 2013F 2014F 2015F
[Mill
ion
Uni
ts]
0%
5%
10%
15%
20%
25%
30%
35%
40%その他
文教・学校
金融・銀行
展示会・レンタル
電子メニュー
会議・事務
娯楽・サービス
監視・管制
デジタルサイネージ
成長率
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パブリックディスプレイの出荷予測に加え、北米/日本アプリケーション別TAM予測、北米セルスルーデータ(B2Bチャネル、B2Cチャネル)、チャネルディーラーのヒアリング、WW地域別出荷シェア、TV出荷予測等を考慮し、業務用大型ディスプレイ(パブリックディスプレイ+業務用(パブリックディスプレイ+業務用TV)TV)の用途別出荷見込みを試算した。
「デジタルサイネージ用途」は2015年には11.5M台、金額ベースで$9B(9000億円)の市場に成長する。
29デジタルサイネージコンソーシアム勉強会 2009/4/12 Copyright © 2009 DisplaySearch, All Worldwide Rights Reserved, Confidential
パブリックディスプレイ市場まとめパブリックディスプレイ市場まとめ
短期展望(短期展望(20092009年)年)景気の悪化に伴い基幹システム系、デジタルサイネージ系ともに新規受注が減るが、すでに受注した案件はややブレーキがかかりながらも進捗する。2009年は公共交通関連(鉄道・バス)、ファーストフードレストラン関連へのデジタルサイネージ需要の盛り上がりが期待される。自家用車の利用が減り、代わりに公共交通を利用する人が増える。また外食も控えられるが、客単価の安いファーストフード需要が集まるだろう。それらの人々への広告の効果を見込んだ引き合いが増える。
中長期展望(中長期展望(20102010年以降~)年以降~)景気の回復に伴い、需要が増加。インターネットインフラ普及と共に、先進国地方都市や新興国都市部への導入が進む。先進国需要は多くの大規模プロジェクトが始動、ネットワーク化されたサイネージビジネスのスタンダードが確立する。LEDバックライト採用などによる大型FPDの低消費電力化、薄型軽量化が進む。これによって設置、保守が簡素化され、設置場所の物理的制限がより緩和される。(長期的には)電子ペーパー、OLEDなどの次世代FPDがデジタルサイネージ市場に出現し、紙ポスターを本格的に駆逐し始める(目的によって他のディスプレイデバイスと共存)。但しOLEDのこのサイズクラスでの普及は4~5年はない。
DisplaySearchDisplaySearchのパブリックディスプレイ市場の需要予測は総じて強気。ゆっくのパブリックディスプレイ市場の需要予測は総じて強気。ゆっくりながらも安定して成長、景気回復期に成長加速の見通し。りながらも安定して成長、景気回復期に成長加速の見通し。
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