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情情情情情情 I 2012/04/ 22 情6情 Windows 情情情情情情 情情 情情

Windows利用の手引き · Web view(注1)ファイルやフォルダをドラッグアンドドロップして、デスクトップに移動することはできるが、Windowsの入っているハードディスクでないハードディスクからドラッグアンドドロップすると、デスクトップにファイルがコピーさ

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情報科学概論 I

2012/04/22

第 6 回Windows 利用の手引き

芝野 真次

目次

1. はじめに...........................................................................................................12. デスクトップ.....................................................................................................1

2.1 デスクトップ概説..........................................................................................12.2 デスクトップアイコン...................................................................................22.3 ショートカットをデスクトップ追加する方法...................................................3

3. マウスの操作法..................................................................................................44. キーボートの操作法............................................................................................6

4.1 入力用特殊キー..............................................................................................64.2 代表的なショートカットキー..........................................................................74.3 ナビゲーション キー.....................................................................................8

5. Windows のデータ構造.......................................................................................95.1 ドライブ・フォルダ・ファイル......................................................................95.2 フォルダオプションの変更法........................................................................105.3 ファイル拡張子...........................................................................................125.4 フォルダ作成法...........................................................................................14

6. インターネット利用..........................................................................................156.1 日本語入力方法...........................................................................................156.2 Wikipedia.................................................................................................166.3 Google......................................................................................................176.4 日本語英訳サイト........................................................................................17

7. Windows の便利なフリーソフト........................................................................187.1 データ圧縮ソフト........................................................................................187.2 Windows 環境整備......................................................................................19

付録 1 (復習)第 3 回 コンピュータと OS のしくみ.............................................23付録 1-1 コントロールパネル.............................................................................23付録 1-2 タスクマネージャ.................................................................................26

付録 2 (復習)第 2 回 インターネットのしくみとメール........................................27付録 2-1 ipconfig.............................................................................................27付録 2-2 Gmail で、SMTP サーバや POP3 サーバを確認する。..............................28

1. はじめにWindows 利用に際して、知っておくべきことを以下にまとめた。

2. デスクトップ

2.1 デスクトップ概説Windows を起動すると、図 2-1 のような画面(デスクトップ)が表示される。

デスクトップは、実際の机の上と同様に、仕事を行う面として機能する。

すなわち、a) プログラムまたはフォルダを開くと、これらはデスクトップ(下図(A))に表示す

る。b) デスクトップには、タスク バー(下図(B))も表示されている。c) デスクトップには文字変換(IME)バー(下図(C))も表示されている。d) ファイルやフォルダなどをデスクトップ上に好きなように配置することもできる。

(下図(D))e) タスク バーは、画面の下部にあり、ここには、実行中のプログラムが表示され、

切り替えが可能。f) タスク バーにある、[スタート] ボタンを使用して、プログラム、フォルダ、コン

ピュータの設定にアクセスできる。

図 2-1 デスクトップ

1

2.2 デスクトップアイコン表 2-2 代表的なデスクトップアイコン

アイコン 名称 説明ゴミ箱 不要になったファイルなどを捨てる場所。

削除の対象となるファイルやフォルダが一時的に格納される。

マイコンピュータ 使用しているコンピュータを意味する。使用しているコンピュータに接続されたハードディスクや CD/DVD などを見るときに使用する。

マイネットワーク 使用しているコンピュータが利用可能なネットワーク上の機器やフォルダを意味する。

マイドキュメント ログインした利用者のデータ格納場所を意味する。

表 2-3 代表的なタスクバーアイコンアイコン 名称 説明

スタートメニュー(VISTA 以降では、下図)

種々のプログラムをスタートされる場所。ここをクリックして、プログラムなどを起動する。

クリック起動バー(左橋)

この領域に表示されたプログラムはアイコンをクリックするだけで、起動できる。

通知領域 音声・ネットワーク・時刻などの情報を通知

IME ツールバー IME(Input Method Editor ):文字入力を補助するソフトウェアの設定をするツールバー

2

2.3 ショートカットをデスクトップ追加する方法 以下の方法で、デスクトップにショートカットと呼ばれるファイルやフォルダに

直接アクセスできるアイコンを作成することができる。

ファイルやフォルダを右クリックし、[送る] をクリックして、[デスクトップ (ショートカットを作成)] をクリックすれば。ショートカット アイコンがデスクトップ

に作成される。

(注1)ファイルやフォルダをドラッグアンドドロップして、デスクトップに移動

することはできるが、Windows の入っているハードディスクでないハード

ディスクからドラッグアンドドロップすると、デスクトップにファイルがコ

ピーされるので注意(右クリックして、ドラッグアンドドロップすると、コ

ピーや移動が選択できるメニューが表示される。)

(注2)ファイルを移動したりコピーしたりすると、複数のファイルができ、ハード

ディスクの無駄でもあり、管理も難しくなるので、ファイル本体は1つにし、

なるべくショートカットを作成することを推奨する。そうすれば、必ず変更

が本体に反映され、ハードディスクも無駄にならない。

(注3)いろいろな人がログインするコンピュータの場合、それぞれのログインユ

ーザーの設定は以下のフォルダに格納されている。

Windows XP:C:\Documents and Settings\ログイン名

Windows VISTA:C:\ユーザ(c:\Users\ログイン名)(注 4)Windows XP で、ファイルを右クリックして表示される"送る"メニューに表

示されるプログラムは

Windows XP:C:\Documents and Settings\ログイン名\SendTo\だったが、Windows VISTA, 7 では、SendTo が非表示になり、さらに以下

の位置に変更された。

C:\Users\ログイン名\AppData\Roaming\Microsoft\Windows\SendTo

3

3. マウスの操作法下図のように一般的にはマウスには左ボタン・右ボタンおよびスクロールホィールがあ

ります。(注)スクロールホィールを操作すると、ワードや Webページなどで、画

面がスクロールされます。

マウスを動かすと、 (矢印画像)が画面上を移動します。

Windows をはじめとしたグラフィカル・ユ

ーザー・インターフェースを用いたシステ

ム(OS)では、このマウスを移動させて、フ

ァイル・フォルダ・アイコンを選択して、

いろいろな操作を行います。

(左)クリック マウスの左ボタンをファイル・フォルダ・

アイコン上で押すことをクリックといいま

す。クリック後には、規定値(デフォル

ト)とされた操作が実行されます。

(右)クリック マウスの右ボタンをファイル・フォルダ・

アイコン上で押すことを右クリックといい

ます。右クリックでは、クリック後に、そ

の項目で実行できる操作の一覧が表示さ

れ、一覧から実行できる操作を選択して、

実行することができます。

ダブル・クリック マウスの左ボタンをファイル・フォルダ・

アイコン上ですばやく2度押すことをダブ

ル・クリックといいます。ゆっくり2度押

すと、クリック2回と理解されます。

ダブル・クリックは通常ファイル・フォル

ダ・アイコンを開く動作が実行されます。

4

右ボタン

左ボタン中ボタン

ホイール

ドラッグ

(ドラッグアンドドロップ)

マウスの左ボタンをファイル・フォルダ・

アイコン上で押したまま、マウスを移動す

ることをドラッグといいます。ファイルや

フォルダ・ウィンドウやアイコンを画面上

で移動するときは、ドラッグし、移動先で

マウスのボタンを離します。(これをドラ

ッグアンドドロップという)

(右)ドラッグアンドドロップ マウスの右ボタンで、ドラッグアンドドロ

ップをすると、ドロップ(マウスボタンを

離した)後、その項目で実行できる操作の

一覧が表示され、一覧から実行できる操作

を選択して、実行することができます。

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4. キーボートの操作法下図に『日本語 109 キーボード』を示した。

4.1 入力用特殊キー入力に利用する特殊キーを表 4-1 に示した。

表 4-1 入力時の特殊キー

キー名称 用途

Shift 大文字を入力するには、Shift キーを押しながら英文字を入力し

ます。Shift キーを押しながら別のキーを押すと、そのキーの上

部に表示されている記号を入力できます。

CapsLock すべての文字を大文字で入力するには、Shift を押しながら

CapsLock を 押します。通常、CapsLock がオンになっている

ときは、キーボード上の CapsLock ランプが点灯します。

Tab カーソルを一定文字数だけ前方へ移動するには、Tab キーを押し

ます。フォームに記入する際、次のテキスト ボックスへ移動す

るときも Tab キーを使用します。

Enter Enter キーを押すと、次の行の先頭へカーソルが移動します。ダ

イアログ ボックスで Enter キーを押すと、強調表示されたボタ

ンを選択できます。

Space カーソルを 1 文字分だけ前方へ移動するには、Space キーを押

します。日本語入力時は Space キーを押すと、ひらがなが漢字

に変換されます。

BackSpace カーソルの直前にある文字、または選択したテキストを削除する

には、BackSpace キーを押します。

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4.2 代表的なショートカットキー次に、多くのプログラムで利用できるショートカットと呼ばれるキー操作を表 4-2に示した。

表 4-2 代表的なショートカットキー

キー名称 用途

Windows ロゴ

キー

[スタート] メニューを開きます。

Ctrl + C 選択した項目をコピーします。

Ctrl + X 選択した項目を切り取ります。

Ctrl + V 選択した項目を貼り付けます。

Ctrl + A ドキュメントまたはウィンドウのすべての項目を選択します。

Ctrl + S 現在のファイルまたはドキュメントを保存します (ほんどのプロ

グラムで使用できます)。Ctrl + Z 操作を元に戻します。

Alt + Tab 開いている別のプログラムまたはウィンドウに切り替えます。

Alt + F4 アクティブな項目を閉じます。または、アクティブなプログラム

を終了します。

F1 プログラムまたは Windows のヘルプを表示します。

Windows ロゴ

キー + F1Windows ヘルプとサポートを表示します。

Esc 現在の作業を取り消します。

アプリケーショ

ン キー

プログラムで現在選択している項目に関連するコマンドのメニュ

ーが開きます。選択項目を右クリックした場合と同じです。

(注)プログラム個別のショートカットキーも存在する。たとえば、『メモ帳』(ス

タートメニュー>(すべてのプログラム>アクセサリー>メモ帳)の場合:メニューに

ある英字(例えば「ファイル(F)」)の場合では、ALT+F でファイルメニューが表示

され、続けてメニューの下の階層を選ぶ場合は、表示されたサブメニュー、例えば

「開く(O)」なら、ALT+F を離して、O を押す)ことで、メニューを実行できる。

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4.3 ナビゲーション キー次に、ナビゲーション キー操作を表 4-3 に示した。

表 4-3 ナビゲーション キー

キー名称 用途

左、右、上、ま

たは下の方向キ

カーソルや選択項目を、矢印の方向に 1 スペース分または 1 行分移動します。あるいは、矢印の方向に Web ページをスクロー

ルします。

Home 行の先頭、または Web ページの最上部にカーソルを移動しま

す。

End 行の末尾、または Web ページの最下部にカーソルを移動しま

す。

Ctrl + Home ドキュメントの一番上へ移動します。

Ctrl + End ドキュメントの一番下へ移動します。

PageUp カーソルまたはページを 1 画面上へ移動します。

PageDown カーソルまたはページを 1 画面下へ移動します。

Del カーソルの後にある 1 文字、または選択したテキストを削除しま

す。ファイルやフォルダを選択した場合は項目を削除して、ごみ

箱に移動します。

Ins 挿入モードのオンとオフを切り替えます。挿入モードがオンの場

合は、入力したテキストがカーソル位置に挿入されます。挿入モ

ードがオフの場合は、入力したテキストが既存の文字列と置き換

わります。

その他の特殊キー

PrintScreen PrintScreen キーを押すと、画面全体のイメージ ("スクリーン

ショット") がキャプチャされ、コンピュータ メモリのクリップ

ボードにコピーされます。その後、コピーしたイメージを

Microsoft ペイントなどのプログラムに貼り付け (Ctrl + V)、必要であれば、そのプログラムからイメージを印刷することがで

きます。

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5. Windows のデータ構造

5.1 ドライブ・フォルダ・ファイルデスクトップの「マイコンピュータ」(VISTA 以降では「コンピュータ」)アイコ

ンをダブル・クリックすすると、下図のような画面が表示される。

図 5-1 マイコンピュータ表示例

(この画面は Windows VISTA のもの)

図 5-1 のように、「マイコンピュータ」を開くと、ハードディスクや CD/DVD あ

るいは USB メモリなどが表示される。

Windows でのデータ構造は、

となっている。

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5.2 フォルダオプションの変更法Windows では、フォルダ内のファイルのうち重要なファイルを非表示にしたり、

ファイルの種別を示す拡張子を非表示にしたりして、誤動作を防ごうとしている。

しかし、コンピュータ・ウィルスの講義で述べたように、実行形式ファイル(拡張

子 exe))を誤って開こうとすると、ウィルスに感染してしまう。

そこで、以下の方法で、ファイルの拡張子が常に表示されるほうが安全である。

Windows 71. 「スタート」ボタン → 「コントロールパネル」をクリックします。「コン

トロールパネル」の「デスクトップのカスタマイズ」をクリックします。も

し、「コントロールパネル」で、右上の表示方法が「大きいアイコン」また

は「小さいアイコン」になっていたら、「フォルダオプション」が見つかる

ので、それをダブル・クリックします。

2. 「コントロールパネル」で、右上の表示方法が「カテゴリ」であるならば、

右の画面に移動します。ここで、「フォルダオプション」をクリックします。

Windows Vista1. 「スタート」ボタン → 「コントロールパネル」をクリックします。「コント

ロールパネル」の「デスクトップのカスタマイズ」をクリックします。「コ

ントロールパネル」で、左上に「クラシック表示」が選択されているならば、

「フォルダ オプション」が見つかるので、それをダブル・クリックします。

2. 「コントロール パネル ホーム」で「デスクトップのカスタマイズ」が開いた

ら、「フォルダ オプション」をクリックします。

Windows XP1. 「スタート」ボタン → 「コントロールパネル」をクリックします。「コント

ロールパネル」の「デスクトップの表示とテーマ」をクリックします。もし、

「コントロールパネル」が、「クラシック表示」であるならば、「フォルダ

オプション」が見つかるので、それをダブル・クリックします。

2. 「コントロールパネル」が「クラシック表示」でないならば、右の画面に移

動します。ここで、「フォルダ オプション」をクリックします。

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フォルダオプションウィンドの表示タグの詳細設定を以下のように変更します。

『登録されている拡張子は表示しない』のチェックボックスをはずす( )

この変更で、ファイルの拡張子は常に表示されるので、誤って実行形式ファイル

(.exe)を開いてしまうことは避けられる。(ウィルスが潜む実行形式(.exe)ファイルも

多い)

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5.3 ファイル拡張子コンピュータの講義で話したように、すべてのファイルは2進数で記述されてお

り、そのデータにどのような意味があるかはプログラムにしかわからない。そこで、

Windows では、それぞれのファイルはどのプログラムで実行するかをファイル拡張

子で区別している。

以下に代表的な書式(ファイル形式)毎の拡張子を示した。

表 5-3 代表的なファイル拡張子

一般のバイナリ形式

BIN バイナリファイル(不特定)

CLASS

JAVA アプレットのファイル

CLP クリップボードのファイル

CNT ヘルプファイルのインデックスのファイル

DLL ダイナミックリンクライブラリ

DOC MS ワードのファイル

DOCX MS ワードのファイル (2007 以降)DRV デバイスドライバ、ハードウェアを使うのに必要不可欠なファイル

EXE 実行ファイル

FON フォントファイル

HLP ヘルプファイル

OBJ Object ファイル

OCX ActiveX コンポーネント

PPT MS パワーポイントのファイル

PPTX MS パワーポイントのファイル(2007 以降)SYS システムファイル

TTF TrueTypeFont 拡大してもなめらかなフォント

VBX VisualBasic 用のカスタムコントロールコンポーネント

VXD 仮想デバイスドライバ

XLS MS エクセルのファイル

XLSX MS エクセルのファイル(2007 以降)

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一般なテキスト形式

BAK バックアップファイルBAS BASIC のソースファイルBAT バッチファイルC C言語のソースファイルCPP C++のソースファイルCSS カスケードスタイルシートDIC 辞書ファイル (バイナリの場合もある)F FORTRAN のソースファイルF77 FORTRAN77 のソースファイルHTML HTML ファイル HTM もあるJAVA JAVA のソースファイルTXT テキストファイル一般的な圧縮ファイルCAB マイクロソフトの圧縮形式ファイルGZ GZIP 圧縮形式ファイルJAR Java アーカイブファイルLZH LZH 圧縮形式ファイルTAR UNIX で使われるアーカイブファイルZIP ZIP 圧縮形式ファイル一般的な画像ファイルBMP WINDOWS標準(OS/2版もある)のビットマップファイルDXF Autodesk社の AutoCAD のファイルEPS ポストスクリプトファイルGIF GIF形式ファイルJPG JPEG形式ファイルPNG PNG(PortableNetworkGraphics)ファイルPSD Adobe社の PhotoShop の形式ファイルPSP PaintShopPro の形式ファイルTIF Tagged-Image File Format ファイル

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一般的なマルチメディアファイルAIFF AppleInterchangeFileFormat の略で、Mac の標準サウンドファ

イルAVI WINDOWS標準のビデオ形式MOV Apple QuickTime の動画形式MP3 MPEG1 AudioLayer3 音声ファイルMPG MPEG(Moving Picture Experts Group)の動画ファイル MPEGQT Apple QuickTime の動画形式WAV WINDOWS での標準のサウンド形式

5.4 フォルダ作成法あるフォルダの下に新しいフォルダを作成するには、以下の方法を用いる。

1. 『メニュー>ファイル>新規作成>フォルダ』をクリック。

作成された『新しいフォルダ』の名前を変更する。

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6. インターネット利用ここでは、インターネット利用を例に、Windows の利用法を実習する。

6.1 日本語入力方法ツールバー(左図参照)の右端の"ツール"

をクリックして、プロパティをクリック。

IME(Input Method Editor)のプロパティで、入力設定を確認しておこう。

ローマ字入力/かな入力:ローマ字入力

初期入力モード;ひらがな

であれば、

ローマ字表記に従って、日本語を入力すれば、まずひらがなで表示され、Spaceキーを押すことで、漢字に変換されるモードであることを意味している。

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6.2 Wikipediaまず、下のリンクをクリックして、Wikipedia のページを開こう。

Wikipedia 日本語サイト (http://ja.wikipedia.org/wiki/ メインページ )解説:Wikipedia

インターネット上の百科事典サイトで、有志によって日々更新されている。

個人の知識は不確かでも、多くの人の集合知で、学識経験者の知識を凌駕でき

るだろうということで、はじめられたプロジェクト

基本的に専門家による査読がなく、不特定多数の利用者が投稿するというシス

テムゆえに、情報の信頼性や公正さなどは保証されておらず(Wikipedia:免責事項)、ウィキペディアの方針に沿わない利用者の編集により問題が起こ

ることもあり、いくつかの問題や課題も指摘されている

それでは、右上の検索ボックスで、検索してみよう。

 検索語:有機化学

 検索結果ページ:http://ja.wikipedia.org/wiki/ 有機化学

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6.3 Google次に、Google で、"有機化学"を検索してみよう。

Google 日本語サイト (http://www.google.co.jp/)検索語:有機化学

検索結果ページ:http://www.google.co.jp/#hl=ja&source=hp&biw=1024&bih=629&q=%E6%9C%89%E6%A9%9F%E5%8C%96%E5%AD%A6&aq=f&aqi=g10&aql=&oq=&pbx=1&bav=on.2,or.r_gc.r_pw.&fp=a7aab3f46fe6dca7広告ページが表示されていることに注意!Google の収入は SEO(Search Engine Optimization)の指導や広告掲載による収入およ

びGoogle検索から Webページに導かれた場合に発生した商品購入額の一部支払いなど

によっている。

6.4 日本語英訳サイト日本語英訳サイトとしては、以下のページがあるが、現時点では英訳の精度はか

なり低いので、利用に際しては自分でチェックして利用すること。

 エキサイト 翻訳 (http://www.excite.co.jp/world/english/) Yahoo翻訳 (http://honyaku.yahoo.co.jp/)

17

7. Windows の便利なフリーソフトWindows 利用の際に便利なフリーソフトを以下に紹介する。

フリーソフトは利用の際に、費用負担はないので、気軽に利用できるが、利用結

果により生じた結果に責任を持たないのが普通であるので、利用はあくまでも個人の

責任で決定すること。

7.1 データ圧縮ソフト時に、画像や音声のファイルはサイズが非常に大きく、メールに添付するには問

題がある場合がある。

そのような場合、データが2進数(01 のどちらかの値しかない)などの特性を生

かして、ファイルサイズを小さくすることができる。これを『ファイルを圧縮す

る』といい、多くのフリーソフトがネット上に上がっているので、利用されたい。

代表的なファイル圧縮ソフトは以下の通り。

(参照:Vector: アーカイブユーティリティ

http://www.vector.co.jp/vpack/filearea/win/util/arc/) •Lhaplus 1.58 •Lhaca デラックス版 1.24 •Lhasa32 0.20 •ALZip(アルジップ)無料バージョン 8.12これらはいずれも lha, zip などの多くの圧縮形式に対応したすぐれたソフトであ

る。

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7.2 Windows 環境整備

Windows を利用し続けていると、過去に閲覧した Webページや Update されて

利用しなくなったソフトに関する情報などの不要な情報が蓄積され、Windows が重

くなってくることがある。さらに、これまでの講義で述べたように、何度も修正を繰

り返すとファイルはハードディスク上で、断片化され、読み出しに時間がかかるよう

になる。

そのような場合に、以下を利用されたい。

a) Web の閲覧履歴や Cookie の削除

IE の『メニュー>ツール>インターネットオプション以下のオプション』で削除

可能(終了時に閲覧履歴を削除にチェックを入れておくと、便利)

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b) ディスクのデフラグ解決

以下の方法で、ディスクのデフラグができます。

1.[スタート] ボタンをクリックし、[すべてのプログラム]>[アクセサリ]>[シス

テム ツール]>[ディスク デフラグ ツール] をクリックします。

2.最適化するハード ディスク ドライブを選択し、[最適化] をクリックします。

(付録)デフラグにはいろいろな手法があり、システムファイルを高速に読み込め

るなど、windows のデフラグを高度にした手法を用いたものもある。

フリーのデフラグソフトとしては以下のものがある。

Auslogics Disk Defrag (利用例;下図)

(http://www.auslogics.com/en/software/disk-defrag/download/)(注)但し、利用はあくまで自己責任で!!!

20

c) ハードディスクの不要ファイルの掃除

Windows VISTA,windows 7 では、Windows Update などを行う度に、過去の

状況に戻すための復元情報(復元ポイント)が自動的に作成されます。これは結構ハ

ードディスクを消費しますので、windows に問題がなければ定期的に以下の操作を

行って、復元ポイントなどの一時的なファイルを削除すると、ハードディスクの容量

が増えます。

1.[スタート] ボタンをクリックし、[すべてのプログラム]>[アクセサリ]>[シス

テム ツール]>[ディスク クリーンアップ] をクリックします。

2.表示されるウィンドで『このコンピュータの全ユーザーのファイル』をクリッ

3.ドライブを選択(通常は『C ドライブ』)して、OK をクリック

4.ディスク クリーンアップ ウィンドの操作をしばらく待つ

5.表示されたウィンド(下左図)で、詳細オプション(下右図)で、システムの

復元とシャドウコピーの『クリーンアップ』ボタンをクリック

6.右下の『OK』ボタンをクリックして、次に表示される『削除』ボタンをクリッ

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d) レジストリの掃除

Windows では、ソフトウェアとハードや OS を結びつけるためのレジストリとい

うデータベースが利用されている。このレジストリはプログラムの更新などにより

絶えず変更されるので、不要なデータが蓄積されやすく、レジストリを掃除すると、

Windows の動作が快適になるなどの利点もあるが、一つ間違うと Windows自体が

動かないなどの問題も発生しかねないので、注意されたい。

比較的安全に、不要ファイルを削除し、レジストリを掃除するフリーソフトとし

ては、以下のものがある。

CCleaner (http://www.filehippo.com/jp/download_ccleaner)(注)右上の『最新バージョンをダウンロードする』をクリックしてダウンロー

ド。

このソフトは、『Web の閲覧履歴や Cookie の削除する』機能や『不要レジスト

リキーを削除する』機能を持っており、あまり深くレジストリを解析していないので、

比較的安全にレジストリを掃除できる。但し、利用は自己責任で!!!

以上

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付録 1 (復習)第 3 回 コンピュータと OS のしくみここでは、『第 3 回 コンピュータと OS のしくみ』で学んだことを、Windows

のいろいろなプログラムを利用してみてみよう。

付録 1-1 コントロールパネルいろいろな設定を行う『コントロールパネル』を見てみよう。

『タスクバー』の『スタートメニュー』をクリックし、『コントロールパネル』

をクリックすると、付図 1-1 が表示される。

付図 1-1 コントロールパネル

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a) デバイスマネージャ

コントロールパネルの管理ツールをクリック。(付図 1-2)

付図 1-2 管理ツール& コンピュータの管理

付図 1-2(左)で、『コンピュータの管理』をクリックし、『デバイスマネージ

ャ』をクリックする。(付図 1-3)

付図 1-3 デバイスマネージャ

具体的なデバイスはコンピュータ毎に違うので、講義では、第 3 回 コンピュー

タと OS のしくみ』で解説したように、ハードとシステム(OS)の仲介をするデバイ

ス・ドライバなどを確認する。

24

b) ディスクの管理

次に、『コンピュータの管理』の『ディスクの管理』をクリックし、ハードディ

スクや CD/DVD の情報を見てみよう。(付図 1-4)

付図 1-4 ディスクの管理

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付録 1-2 タスクマネージャシステム(OS: Windows)はコンピュータが起動すると同時に、いろいろなプログ

ラムが(ユーザが知らない間に)動いており、これがコンピュータを使いやすくし

ていることを『第 3 回 コンピュータと OS のしくみ』で学んだが、その一端を見て

みよう。

『タスクバー』の空白部で、右クリックして、『タスクマネージャ』をクリック

してみよう。(付図 1-5)

付図 1-5 タスクマネージャ

その他、タスクマネージャのアプリケーション・タグには現在実行されているア

プリケーションが表示されており、アプリケーションが動かなくなり、終了できな

い場合には、アプリケーション・タグで、該当するアプリケーションを選んで、右ク

リックし、アプリケーション(タスク)を強制終了することができる。

コンピュータがマウスやキーボードに反応しないときに、『ALT+CTRL』キーを

同時に押したまま、『DEL』キーを押すと、Windows は一旦強制的にポーズされ、

『タスクマネージャ選択』や『強制終了』などができる画面が表示される。

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付録 2 (復習)第 2 回 インターネットのしくみとメールここでは、『第 2 回 インターネットのしくみとメール』で学んだことを、

Windows のいろいろなプログラムを利用してみてみよう。

付録 2-1 ipconfig『タスクバー』の『スタートメニュー』をクリックし、『アクセサリ』の下の

『コマンドプロンプト』をクリック。

表示されたウィンド(画面)で、以下のコマンドをタイプして、Enter を押す。

ipconfig(注)このコマンドは、インターネット関連情報を表示するものである。

ipconfig 出力例:

Windows IP 構成

イーサネット アダプタ ローカル エリア接続: 接続固有の DNS サフィックス . . . : リンクローカル IPv6 アドレス. . . . : fe80:: fe80: fe80: fe80: fe80%8 IPv4 アドレス . . . . . . . . . . : 111.111.1.1 サブネット マスク . . . . . . . . : 255.255.255.0 デフォルト ゲートウェイ . . . . . : 111.111.1.254

27

付録 2-2 Gmail で、SMTP サーバや POP3 サーバを確認する。以下は、Windows Mail での送受信設定である。

28

電子メールの仕組み(出典:Homeserver on Vine Linuxhttp://www.jitaku-server.net/postfix_basic.html)