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WEBデザイナーのための 素材写真撮影術 商品撮影編

WEBデザイナーのための素材写真撮影術(商品編)

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Page 1: WEBデザイナーのための素材写真撮影術(商品編)

WEBデザイナーのための素材写真撮影術

商品撮影編

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自己紹介

飯田昌之

品川生まれの3代目

2児の父親

Page 3: WEBデザイナーのための素材写真撮影術(商品編)

本日のアジェンダ

写真の基礎と用語の話(10分)

素材撮影実践その1 初心者編(10分)

素材撮影実践その2 初級編(10分)

素材撮影実践その3 中級編(10分)

素材撮影実践その4 上級編(10分)

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お手元にご用意いただくもの

普段撮影に使っているカメラ

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カメラで撮影する時に知っておきたい

基礎用語と知識 その1

Quesition 「半押し」という用語を知っていますか?

Answer 知らない、聞いたことがある、説明できる 利用して撮影ができる、本が書ける

Page 6: WEBデザイナーのための素材写真撮影術(商品編)

カメラはこの動作から動き始めます

カメラのメインスイッチを入れただけでは撮影できません

シャッターボタンを半押しすることにより、カメラは撮影の準備に取り掛かります

レンズを通して入ってきた光の強さから、適正な絞り値とシャッター速度の組み合わせを計算しカメラを調整します

AF(オートフォーカス)機能によりピントの位置を調節して固定します(AFのモードによっては固定されません)

Page 7: WEBデザイナーのための素材写真撮影術(商品編)

カメラで撮影する時に知っておきたい

基礎用語と知識 その2

Quesition 「被写界深度」という用語を知っていますか?

Answer 知らない、聞いたことがある、説明できる 利用して撮影ができる、本が書ける

Page 8: WEBデザイナーのための素材写真撮影術(商品編)

このワードは覚えておくと便利です

広角、望遠、マクロ

ボケ・絞り値(f値)

ISO感度

シャッター速度

Page 9: WEBデザイナーのための素材写真撮影術(商品編)

このワードは覚えておくと便利です

広角、望遠、マクロ(焦点距離)

広い範囲を撮す時は広角(レンズのmm値を小さく)

対象を大きく撮す時は望遠(レンズのmm値を大きく)

小さいものを大きく撮す時はマクロ機能(マクロレンズ)

Page 10: WEBデザイナーのための素材写真撮影術(商品編)

このワードは覚えておくと便利です

ボケ、絞り値(f値)

背景をぼかして撮す時は絞る(f値を小さくする)

全体をはっきり撮す時は開ける(f値を大きくする)

Page 11: WEBデザイナーのための素材写真撮影術(商品編)

このワードは覚えておくと便利です

ISO感度

暗い場所でブレずに撮すにはISO感度数値を大きくする

明るい場所ではISO感度数値を小さくする

自動ISO感度設定機能は初心者には便利なので活用する

Page 12: WEBデザイナーのための素材写真撮影術(商品編)

このワードは覚えておくと便利です

シャッター速度

ブレずに動きを止めて撮す場合はシャッター速度を速くする

(1/000sと表示のある数値を小さくする)

ブレで動きを表現する場合はシャッター速度を遅くする

(1/000sと表示のある数値を大きくする)

Page 13: WEBデザイナーのための素材写真撮影術(商品編)

このワードは覚えておくと便利です

被写界深度とは広角、望遠、マクロ、絞り値、ISO感度、シャッター速度など全ての要素が複雑に関係して作り出されるもので、主に焦点距離と絞り値に応じて比較的はっきり写る範囲を表す

被写界深度をコントロールすることで様々な表現を手にすることができる

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カメラで撮影する時に知っておきたい

基礎用語と知識 その3

Quesition 「絞り優先」「シャッター優先」 「プログラム」「マニュアル」

各モードを自分のカメラで変更できますか? Answer

できない、聞いたことがある、説明できる 利用して撮影できる、本が書ける

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このワードは覚えておくと便利です

絞り値とシャッター速度は連携している

背景のボケと広角レンズは同居しない

背景のボケと望遠レンズはベストパートナー

遠近感を強調する時は広角レンズ

歪みを少なくするには望遠レンズ

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ケーススタディを通して素材撮影に挑戦してみましょう

あるカフェのサイト構築を依頼されたあなたは、サイトデザインに必要な素材の撮影をしなければなりません。

撮影の対象は、バナーの背景に使うお店の内壁、お店で使われているコーヒーカップ、オススメのケーキ、こだわりのアイスティーです。

さて、こんな時はどうすればいいでしょう

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素材撮影実践 その1

あまり凹凸のない壁面を撮る

表面にテクスチャーがあるがコントラストの低い平面にピントを合わせるのはカメラにとっては苦手な作業

無い物は自分で作ってみよう

Page 18: WEBデザイナーのための素材写真撮影術(商品編)

素材撮影実践 その2

店内でコーヒーカップを撮影する

目の前にある物を普通に見えているように撮影するために忘れてはいけないこと

表現を偶然ではなく必然にしよう

背景をボカすために利用できる特性

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演習問題 四角形を四角く撮影する

A4サイズの紙に長方形が描かれている

真上から撮影すると長方形は歪むことなく撮影できるが、手前から撮影すると台形になる

サンプルのように撮影するにはどうすればよいか?ただし、台形の形は同じでなければならない

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素材撮影実践 その3

ケーキを美味しそうに撮影する

フード撮影によく使われるライティングがある

商品撮影のキモは立体感にある

少ない投資で最大限の効果を生み出す照明とは

一つの照明だけで時間帯や季節感を表現する

その他、フード撮影での注意点

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素材撮影実践 その4

グラスのアイスティーを撮影する

透明なグラスのようなモチーフでも簡単に撮影できる

小さい鏡とライト一つで店内で背景を生かしながら透明感を演出する

さらにライトを増やすとここまでの表現も可能になる

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撮影キットを使ったことがありますか?その時に困ったことはありますか?

撮影キットは優れた道具です

しかし万能ではありません

撮影キットをより活用するためのヒント

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質疑応答

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まとめ