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組織体におけるリスク・マネジメント、コントロールおよびガバナンスの有効性へのアシュ
アランス提供者として、内部監査部門には重要な責務があります。そして、部門を構成する個々
の内部監査人の「声」が、組織体の経営に重要な意味を持つことは言うまでもありません。
今日、組織体に求められている説明責任、監督業務や継続的発展に対し、内部監査部門が十
分なパフォーマンスを発揮するために、何が必要でしょうか。
役割に対するコミットメント、専門職的能力、そして信頼性は、内部監査人に求められる最
も重要な要素です。
内部監査人協会(IIA)の資格認定プログラム、特に CIA®(The Certified Internal
Auditor®:公認内部監査人 ) の資格は、これら重要な要素を支援します。
YOU HAVE ANIMPORTANT VOICE IN YOUR COMPANY'SLEADERSHIP...
Demonstrate Commitment ~コミットメントを示す~
内部監査部門が、客観的かつ信頼できるアシュアランスを提供し、リスク・マネジメント、
コントロールおよびガバナンスの各プロセスの有効性に対し貢献することで、組織体に対し価
値を付加する役割を担っていることは既にご承知のとおりです。
CIA® 資格を取得することは、個々の内部監査人が内部監査の専門職的実施の国際基準に準拠
することを通じて、内部監査の目的達成と、健全な倫理的環境の確立に役立ちます。
さらに、CIA® 資格には、次の効果があります。
信頼できるアシュアランスの提供による、内部監査の価値の向上
組織体の目標達成に対する、内部監査部門としての貢献の促進
内部監査専門職として、信頼のおける人材の採用を支援
CIA® が行うインターナルコントロールの有効性へのアシュアランスに対する、利害
関係者からの信頼度の向上
Highlight Competence ~専門職としての能力を示す~
CIA® 資格保持者が内部監査部門に存在する利点
経営者や利害関係者に対して、内部監査として期待される役割を果たすのに必要な
知識とスキルが内部監査部門として備わっていることを示します。
実務に求められる広範な知識を持ち、重要な課題を理解していることを示します。
資格保持者が、専門職的継続教育プログラム(CPE)を通じて、常に専門職として
相応しい能力や知識の開発を継続し、称号を維持するに値する人材であることを示
します。
Enhance Credibility ~さらなる信頼を獲得するために~
内部監査スタッフの CIA® 資格取得を支援することで、次のような効果が期待できます。
内部監査人が専門職である事と、個々のスタッフの育成に、組織体としてコミット
していることを示すこと
ベストプラクティスに対する知識の向上や、実現するために必要な能力の開発
組織体内外の利害関係者との信頼の強化
専門職としての熟達性や意識、誠実性を示すこと
資格取得という目標を達成したという自信
資格取得による同僚との差別化
組織体の継続的改善や発展への基盤を築くこと
Developing Commitment, Competence, and Credibility ~コミットメント、専門職的能力、そしてさらなる信頼を獲得する~
資格取得に向けて学習することは、個々の内部監査人がスキルを磨くべき領域はどこなのか、
また不足しているスキルは何かを認識することに役立ちます。
また、こうした自己啓発の継続は、監査人の専門職としての意識を向上させ、高い見識を得
ることを支援します。
こうして得られた知識やスキルにより、信頼できるアシュアランスを提供することで、被監
査部門や経営者からの信頼を得ることに繋がります。
内部監査部門のスタッフが IIA の資格取得を目指すことにより、組織体、内部監査部門、そ
して内部監査人がコミットメント、専門職的能力、そして信頼性において Win-Win の関係と
なるでしょう。
CIA®(The Certified Internal Audtor®:公認内部監査人 )資格認定試験
受験の準備をすることによって、IIA が提供する「内部監査の専門職的実施の国際基準」への
理解を深めつつ、内部監査人の専門職としての見識が養われます。CIA® 資格認定試験の出題ト
ピックには、受験者が保持すべき基本的知識、内部監査の実務や、リスク、コントロール、等
以下の事項が含まれます。
IIA の専門職的実施の国際フレームワーク(IPPF)の概要
インターナル・コントロールとリスク
内部監査部門の運営管理
不正リスクとコントロール
ガバナンスおよびリスク・マネジメント
組織構造とビジネス・プロセス
リーダーシップ
財務管理
グローバル・ビジネス環境
IIA 資格認定試験はコンピュータ・ベースの試験で、世界中にある約 500 か所の試験会場にて、
一年を通じて受験することができます。
受験登録は日本内部監査協会で受け付けております。出題トピックおよび登録に関する詳細
は、日本内部監査協会のホームページにてご確認ください。
受験手続きに関する詳細につきましては、日本内部監査協会のホームページ
www.iiajapan.com にてご確認ください。
CIA® の資格保持者となるためには、初回登録日より 4 年の間に、資格認定試験に合格することに加え、以下の要件
を満たしていることが必要です。
1. 教育要件:
2. 実務経験 :
3. 推薦 :
A. 新規で受験申込をされる方:
B. 再受験のお手続をされる方:
■ 4 年生大学を卒業
※教育要件を満たされていない方で、以下のいずれかの要件満たしている場合は認定の対象となります。
・ 短期大学または高等専門学校(高専)を卒業されている方で、5 年以上の実務経験があること(注1)
・ 7 年以上の実務経験があること(注2)
■ 内部監査、外部監査、内部監査の品質評価、監査役監査、またはコンプライアンス、内部統制の監査あるいは
評価業務に関する 2 年以上の実務経験
■ 受験者は、高い倫理観と専門職としての適格性を示さなければなりません。CIA®、CGAP®、CCSA®、
CFSA®、CRMA® の資格保持者または勤務先の上司等による推薦状が必要となります。
■ 受験申込書
■ 卒業証明書
■ 推薦状
■ 実務経験証明書
■ 上記に加え、前回受験時の正式な試験結果のコピー
■ 振替払込請求書兼受領証または振込明細票のコピー(受験
料支払が振込の場合)
■ 顔写真付き身分証明書(免許証、パスポートまたは公的機
関発行の身分証明書のコピー)
Eligibility Requirements ~ CIA® の認定要件~
(注1) 受験申請の時点で最低2年の実務経験があることが条件
(注2) 受験申請の時点で最低 4 年の実務経験があることが条件
CIA® の認定要件
提出書類
IIA 個人会員 IIA 個人会員以外 学生・教員 初回登録料 ¥12,000 ¥24,000 ¥6,000
受験料Part 1 ¥31,000 ¥43,000 ¥24,000Part 2 ¥25,000 ¥37,000 ¥18,000Part 3 ¥25,000 ¥37,000 ¥18,000
※ 「IIA 個人会員」料金は、受験申請時点で、個人会員手続が完了している方にのみ適用されます。
※ 一度申込みされた登録料・受験料は一切返金することが出来ません。申請をされる前に十分ご確認ください。
※ 登録のみの受付は行っておりません。登録をされる際には、受験と合わせてお申し込みください。
※ 初回登録料は 4 年間有効です。
※ 上記金額は 2018 年8月現在のものです。IIA による変更、国内税率の変更等に伴い、金額が変わる場合がございます。
最新の内容を日本内部監査協会のホームページにてご確認ください。
※金額は消費税込受験料
Further Enhance Competence with IIA Specialty Certifications ~ IIA の専門資格でさらなる専門職的能力の強化を~
CIA の資格に加え、IIA ではそれぞれの分野の適格な実務家に向け、5 つの専門資格を提供
しています。
CCSA®(The Certification in Control Self-Assesment®:内部統制評価指導士)
インターナル・コントロールの自己評価(CSA) は、長きにわたり世界中で広く活用されている手法です。IIA が認定す
る CCSA®(内部統制評価指導士)は、総合的な品質管理手法だけでなく、トレッドウェイ委員会支援組織委員会(COSO)
のフレームワークに基づいて、内部統制の自己評価に精通する専門家としての能力を証明するものです。
CFSA®(The Certified Financial Services Auditor®:公認金融監査人)
銀行・保険・証券といった金融分野における監査の理論、実務に関する知識と経験に裏付けられた専門職の熟達度を証
明する資格です。
CGAP®(The Certified Government Auditing Professional®:公認公的部門監査人)
官公庁、地方自治体、特殊法人など、さまざまな公的部門の監査に従事する実務家を対象とし、公的部門における監査
の理論および実務に関する知識と、実務経験に裏付けられた専門職としての能力を証明する資格です。
CRMA®(The Certification in Risk Management AssuranceTM:公認リスク管理監査人)
過去の IIA の職務分析と利害関係者への調査により、経営陣や監査委員会に対して、リスク・マネジメントに関する
助言とアシュアランスを提供する潜在能力と可能性を内部監査が有していることが明らかになりました。この重要な
分野において、ますます高まる説明責任と専門職的能力に対応するため、IIA は CRMA®(The Certification in Risk
Management AssuranceTM:公認金融内部監査人)を創設しました。
QIALTM(The Qualification in Internal Audit LeadershipTM)
今日、内部監査部門の発展と変化は、新しいタイプのリーダーを求めています。それは、常に利害関係者のニーズやトッ
プダウン事項からくるリスク、そして進化する市場の期待に対応することにより、組織体に価値を提供するとともに、高
いパフォーマンスの監査部門を率いるリーダーです。IIA は明確なビジョンを次の世代に継承できるリーダーを支援するた
めに、新資格 QIALTM(The Qualification in Inernal Audit LeadershipTM)を創設しました。
■ 内部統制評価指導士(CCSA)は、公認リスク管理監査人(CRMA)資格に統合されます。
■ 公認金融監査人(CFSA)は、修了検定制度に移行されます。
■ 公認公的部門監査人(CGAP)は、修了検定制度に移行されます。
注:2019 年より専門資格(CCSA、CFSA、CGAP)の制度が変更となります。
※ CCSA、CFSA、CGAP の各資格の初回受験登録をされていない方で、2018 年 12 月 14 日(金)〔必着〕までにお申込みを
完了された方は、2020 年 12 月 31 日 * までご受験いただけます。(注 *:試験会場の営業日程・時間が異なりますので、あら
かじめご確認ください。)
※ 既に CCSA、CFSA または CGAP 各資格を保有されている方は、各資格の称号は今後も有効であり、各資格保有者は、毎年、
継続教育制度(CPE)の諸要件を満たして資格更新をされる限り、資格の称号をご使用いただけます。
※ また、CCSA、CFSA、CGAP 資格保有者で、2018 年 12 月 31 日時点の資格ステータスが「Active」の方には、CIA を取
得していただくための「CIA チャレンジ試験」の受験資格が与えられます。(現在 CIA 資格保有者ではない方)
専門資格制度変更の詳細につきましては、日本内部監査協会のホームページ
www.iiajapan.com にてご確認ください。