TPR株式会社2020年6月TPR株式会社会社説明会 3 目次 Ⅲ. 参考資料（会社概要） Ⅰ. 決算説明 1.2020年3月期決算内容 2.2021年3月期新型コロナウイルス影響と対応

2020年6月 TPR株式会社会社説明会

TPR株式会社会社説明会

2020年３⽉期決算報告（2019年4⽉1⽇〜2020年3⽉31⽇）

【証券コード：6463】

1


平素から格別のご支援を賜り、厚く御礼申し上げます。

はじめに、新型コロナウイルスでお亡くなりになられた方々にお悔やみ申し上げるとともに、現在も体調を崩されている皆様に心よりお⾒舞い申し上げます。

当社は政府自治体等の要請等を勘案し、感染拡大の防止に努めており、本日の会社説明会についても、インターネットにて開催させて頂きます。

2

はじめに

2020年6月 TPR株式会社会社説明会 3

目次

Ⅲ. 参考資料（会社概要）

Ⅰ. 決算説明1. 2020年３月期決算内容2. 2021年３月期

新型コロナウイルス影響と対応

Ⅱ. 23中期経営計画


Ⅰ-1. 2020年3月期決算内容

• 売上⾼は⽶中貿易摩擦の⻑期化によるグローバルでの市場減速、国内の消費税増税に伴う販売減などにより減収減益

• 親会社純利益は、海外拠点の留保利益に係る繰延税⾦負債を計上したことなどにより減少

（単位：億円）

売上⾼営業利益経常利益親会社純利益1株当たり当期純利益 (円)

ROE（自⼰資本利益率）

自⼰資本⽐率

1,926183217115

324.5

11.0%

45.9%為替ドル/円

元/円

1,785139164

73

206.1

6.8%

45.4%

▲140

▲43

▲53

▲41

▲118.3

▲4.2pt

▲0.5pt

▲7.3%

▲24.0%

▲24.6%

▲36.4%

▲36.4%

19/3期 20/3期増減前年⽐

110.616.7

109.415.9

1.2 ⾼0.8 ⾼

▲21

▲4

▲7

▲4

為替影響額


Ⅰ-1. 2020年3月期セグメント⽐較

429 420 457503 478

0

200

400

600

800

1,000

16/3 17/3 18/3 19/3 20/3

321 325 359 329 297

16/3 17/3 18/3 19/3 20/3

146 150 154 154 132

16/3 17/3 18/3 19/3 20/3

24 22 28 31 24

16/3 17/3 18/3 19/3 20/3

824 834 874 906 852

16/3 17/3 18/3 19/3 20/3

億円

(▲0.5億円) (▲1.5億円) (▲1.7億円)(▲11億円) (▲6億円)

25億円減収消費増税に伴う販売減少

31億円減収中国市場減速及び値下げ

22億円減収⽶国市場の減速

7億円減収欧州市場の減速

54億円減収グローバルでの市場の減速

ファルテック GrTPR Gr（除くファルテック Gr）

日本アジア北⽶その他地域

47.8%

16 21 18 17 10

16/3 17/3 18/3 19/3 20/3

69 57

53 4838

0

20

40

60

80

100

120

16/3 17/3 18/3 19/3 20/3

100 108

116

84

63

16/3 17/3 18/3 19/3 20/3

5 5 9 9 6

16/3 17/3 18/3 19/3 20/3

26 16 9

25 21

16/3 17/3 18/3 19/3 20/3

億円

10億円減益操業度減、新仕様⽴上げコスト増加

21億円減益操業度減及び値下げ

6億円減益操業度減

3億円減益操業度減

3億円減益操業度減、海外⼦会社費⽤増加

(▲1.2億円) (▲0.1億円) (▲0.3億円)(▲2.5億円) (0億円)

( ) 内は為替影響

売上

営業利益

45.6%

1.3%

7.4%

16.7%

26.8%

売上⽐率

27.6% 7.6

%4.0%

15.2%

利益⽐率


Ⅰ-1. 2020年3月期経常利益増減の要因

費目別増減の要因

• 操業度悪化、新仕様⽴上げコストを含む品種構成の変化、顧客値下などの減益要因に対し、原低・合理化や経費削減を実施したがカバーできなかった

218

▲29

▲35 ▲16 ▲7 ▲3

18 15 10

▲6

164

0

50

100

150

200

250

19/3

期

操業度

新仕様⽴上げ

品種構成差等

顧客値下

為替変動差

減価償却費

原材料価格

原低・合理化

経費削減

FAL

グループ損益

20/3

期

億円

19/

3期

20/

3期


Ⅰ-1. 2020年3月期連結キャッシュフロー

370

215 △103

△15

467

0

200

400

600

１９/３現預⾦

営業CF 投資CF 財務CF他２０/３現預⾦現預⾦現預⾦

億円

営業活動によるCF投資活動によるCF財務活動によるCF有利⼦負債残⾼現預⾦期末残⾼

248△143

△98402370

215△103

△11468467

△3339

△866696

19/3期 20/3期増減（単位：億円）

ネットD･Eレシオ 0.01倍 0.00倍 △0.01

• 営業活動、投資活動によりフリーキャッシュフローは112億円

• また財務活動の中で新型コロナウイルスのリスク対応として、⼿元流動性を⾼めるため60億円追加調達を実施

• その結果現預⾦期末残⾼は月商3ヶ月以上の467億円を確保


Ⅰ-1. 2020年3月期設備投資

39 40 41 45 44

51 26

38 43

90 97

102 105

143 135 131 139 144

0

50

100

150

200

16/3 17/3 18/3 19/3 20/3

設備投資ＴＰＲ海外

設備投資ＴＰＲ国内

設備投資ファルテック

設備投資

減価償却

億円

設備投資の推移

主な設備投資の内容当連結会計年度中に完成した主要設備

• 合理化設備の拡充（日本拠点・北⽶拠点・アジア拠点）• ピストンリング、シリンダライナの⽣産能⼒の拡充（日本拠点、アジア拠点）• 自動⾞部品事業の⽣産設備・工具の拡充（ファルテックグループ）• 研究開発設備の拡充（日本拠点、ファルテックグループ）

重要な固定資産の売却、撤去、滅失• ファルテックグループ藤沢倉庫の売却

56

63

58

46 4457

111


7.5

18.2 18.714.7

12.2

18.315.0 14.5

12.6 11.06.8

30.4

36.3

40.0

29.4

34.638.6

40.742.8 44.1 45.9 45.4

0

10

20

30

40

50

10/3 11/3 12/3 13/3 14/3 15/3 16/3 17/3 18/3 19/3 20/3

自⼰資本⽐率

ＲＯＥ

％

11中計 14中計 20中計17中計

Ⅰ-1. 2020年3月期自⼰資本⽐率・ROE 推移


Ⅰ-1. 2020年3月期 EPS・期末株価・配当推移

700

767

1,367 1,469 1,574

3,225 2,954

3,655

3,075

2,105

1,152 1,469

48

133 160 159

181

359 334

347

343 325

206

0

100

200

300

400

0

1,000

2,000

3,000

4,000

10/3 11/3 12/3 13/3 14/3 15/3 16/3 17/3 18/3 19/3 20/3 20/5

期末株価

EPS(連結)

株価(円) EPS(円)

618 20 24 26

48 48 51 52 5460

0

20

40

60

80配当 (円)

75年周年記念配当４円

11中計 20中計14中計 17中計

80年周年記念配当4円


Ⅰ-1. 各種表彰

得意先表彰

国

内

ダイハツ品質優秀賞マツダ取引先優秀賞日野品質管理優良賞ヤマハグローバル品質優秀賞

海

外

広汽トヨタ（GTE）

品質優秀賞現調化推進賞原価協⼒賞

天津一汽トヨタ（TFTM）

コスト優良賞

インドホンダ汎⽤（HSPP）

Quality：Supplier Performance AwardDelivery：Supplier Performance Award

TFTMコスト優良賞

得意先表彰国

内

ダイハツ品質活動優秀職場賞マツダ納⼊不良〜３ヶ月連続ゼロ努⼒賞

海外

北⽶日産（NNA）

Quality Master Certificate

日野品質管理優良賞

北⽶日産Quality Master Certificate


目次






・働き方改革推進：時差勤務、テレワーク（3月末より、本社、営業８割以上）実施・経費削減

役員報酬：役位に応じ30%~10％減額労務費削減：時間外ゼロ、管理職給与減額、雇⽤調整助成⾦活⽤等販売・一般管理費削減：旅費交通費、交際費、広告宣伝費等ゼロ予算運営

・⼿元流動性：リスク対応資⾦120億円調達済み（⼿元流動性月商４ヶ月程度）コミットメントライン95億円契約予定

・戦略的投資の継続：原価低減・合理化、グローバル最適⽣産、研究開発等

Ⅱ-1. 2021年3月期コロナウイルス影響と対応

中国：３月から再開、４月以降FULL操業日本：５月から一時帰休開始、6月も継続北⽶：４、５月は操業大幅低下、6月から回復中欧州：４、５月は操業大幅低下、6月から回復中アセアン：４月から５月にかけ操業低下、

6月から回復中

グローバル各拠点の稼働イメージ1. コロナウイルス影響による足元の稼働状況

2. 当社の対応


目次






• 当初の予測よりもEV化が加速、エンジンを搭載する自動⾞のピークは2030年頃に前倒しを想定• 2050年でもエンジン搭載⾞台数は現在と同⽔準でありパワトレ分野を強化していくが、同時に、

CASE対応含め将来へ向けて新規事業分野へも注⼒する

FCEV

Ⅲ. 23中期経営計画自動⾞産業の将来展望

出典：IEA/ETP 2015より作成

0

20

40

60

80

100

120

140

160

180

2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030 2035 2040 2045 2050

EV

ガソリンPHV

CNG/LPG

ガソリンHVガソリン

ディーゼル

（百万台）

従来エンジン⾞現在

エンジン搭載

FCVEV化が加速

ハイブリッド⾞プラグインハイブリッド⾞電気自動⾞燃料電池⾞

【2030年の予測】

約8割はエンジン

搭載⾞両

パワートレインの将来予測


Ⅲ. 23中期経営計画経営環境の現状認識

9,853 9,865 10,157 10,342 10,503 10,675

9,417 8,886

6,928

7,969 8,513

8,877

-4%

-10%

-32%

-23%-19%

-17%

-40%

-30%

-20%

-10%

0%

10%

20%

3,000

4,000

5,000

6,000

7,000

8,000

9,000

10,000

11,000

18年 19年 20年 21年 22年 23年

万台

出典：IHS

％

20中計時推計

23中計時推計

20中計⽐

グローバル⽣産台数の変化

• ⽶中貿易摩擦に加え新型コロナウイルスの影響により自動⾞⽣産台数は２０中期経営計画策定時の推計から大幅に減少

• この著しい乖離を折り込み持続可能な成⻑レベルを再設定するため、本年４月からの４カ年計画として２３中期経営計画をスタート


【目指すアプローチ】Innovate 革新Expand 拡大Globally グローバルにSpeedily スピーディーに

【目指すアプローチ】Innovate 革新Expand 拡大Globally グローバルにSpeedily スピーディーに

【目指す成⻑】Inclusive 受容性のあるEcological 環境にやさしいGame-changing 画期的なSustainable 持続可能な

【目指す成⻑】Inclusive 受容性のあるEcological 環境にやさしいGame-changing 画期的なSustainable 持続可能な

誰ひとり取り残さない持続可能で多様性のある社会の実現TPR企業理念わたくしたちは、動⼒機構の⾼度化を原点として、無限の可能性に挑戦し、優れた技術と価値ある商品の世界への提供を通じて、クリーンで、クオリティの⾼い地球社会の実現に貢献します。

Technology 技術⼒Passion 情熱Reliance 信頼を基盤として4本の柱を確⽴するTPRグループの実現１の柱パワトレ商品のダントツNo.1を追求２の柱新規事業の積極展開をスピードアップ３の柱安全・環境・防災の徹底４の柱働き甲斐のある職場づくり

Technology 技術⼒Passion 情熱Reliance 信頼を基盤として4本の柱を確⽴するTPRグループの実現１の柱パワトレ商品のダントツNo.1を追求２の柱新規事業の積極展開をスピードアップ３の柱安全・環境・防災の徹底４の柱働き甲斐のある職場づくり

《経営環境》100年に一度の大変革競争激化、合従連衡

経営リスク、ガバナンス強化新型コロナウイルスの影響

地球環境保護SDGsへの貢献

２つのIEGS

Ⅲ. 23中期経営計画基本コンセプト

17


Ⅲ. 23中期経営計画めざす姿・スローガン・戦略

技術⼒（Technology）・情熱（Passion）・信頼（Reliance）を基盤として４本の柱を確⽴するTPRグループの実現

１の柱パワトレ商品のダントツNo.1を追求２の柱新規事業の積極展開をスピードアップ３の柱安全・環境・防災の徹底４の柱働き甲斐のある職場づくり

【23中計目指す姿】

Inclusive, Ecological, Game-changing & Sustainable

Innovate & Expand / Globally & Speedily

（Let's IEGS2 !）

【スローガン】

２の柱新規事業の積極展開をスピードアップ

⑤ 拡販活動の積極展開⑥ 変革の加速化

・自前主義からの脱却・新事業開発Grの新設・多角化商品の選択と集中

⑦ 技能・技術移転の推進

１の柱パワトレ商品のダントツNo.1を追求

① 市場をリードするダントツ技術確⽴② 最⾼品質の追求③ 革新的な⽣産合理化④ 最適⽣産・調達・物流の実現⑤ 拡販活動の積極展開⑦ 技能・技術移転の推進

３の柱安全・環境・防災の徹底

⑧ 企業グループ経営への本格的シフト⑨ グループ安全・環境・防災の徹底

４の柱働き甲斐のある職場づくり

⑩ 人材育成・働き甲斐ある職場づくり

【10の戦略】


Ⅲ. 23中期経営計画最終年度のありたい姿

指標 19年度実績 23年度目標

売上⾼ 1,785億円 1,800億円

経常利益 164億円（9.2%） 210億円（11.6%）

ROE 6.8％ 10％以上

自⼰資本⽐率 45.4％ 45％以上

株主還元21億円60円/株配当性向：29.1％

安定的還元株主還元率：30％目標


熱効率50%以上・超低摩擦表⾯処理（DLC）による低摩擦化・特殊形状（偏心バレル）リングによるオイル消費低減・低圧鋳造⽤アズロックライナによる熱伝達向上、軽量化・⾼熱伝導材の開発、⾼出⼒エンジンに提供開始

LCA規制対応・シンプル加工、シンプル開発（MBD※活⽤）によるエネルギー削減・最適物流によるCO2排出量削減

熱効率50%以上・低摩擦化・軽量化・熱マネジメント・ハイブリット化・バイオ燃料化など

+LCA※規制対応

メーカ動向対応策

Ⅲ. 23中期経営計画パワトレ商品ダントツNo.1

1. 環境貢献商品の開発・拡販

※ Life Cycle Assessment ※ Model Based Development

SDGs

環境貢献商品の販売推移（販売数量中シェア）

市場数量グローバルシェア推移（日系4輪・2輪・ディーゼル・汎⽤メーカ）

35 36 42

59 62 67

26 28 31

0

20

40

60

80

18 19 23 18 19 23 18 19 23

% ピストンリングシリンダライナ焼結

22 24 30

7 9 16

1 6

0

10

20

30

40

18 19 23 18 19 23 18 19 23

% ピストンリングシリンダライナ焼結


Ⅲ. 23中期経営計画パワトレ商品ダントツNo.1

主要製品日本中国アジア除く中国

インド北⽶欧州・南⽶

新製品開発 ● ーーーーー革新工法開発 ● ーーーーー新技術移転ー ● ● ー ● ●⽣産移転ー ● ● ー ● ー能⼒増強 ● ー ● ーー ●合理化 ● ● ● ● ● ●

アライアンス強化ー ● ● ● ● ●

【グローバル最適⽣産】• 日本は新仕様、新工法開発及び原価低減を進める• 中国、アジア（除く中国）、北⽶には新技術および⽣産移転を実施する• 全ての拠点に対して技術支援と営業支援を実施し、グローバルでのシェア拡大に務める

【海外パートナーとの連携】• 海外パートナーとのアライアンスを強化し、非日系を含めたグループでの更なるシェア拡大を目指す

2. 事業のグローバル展開 SDGs


Ⅲ. 23中期経営計画新規事業展開のスピードアップ

• 新規事業展開をスピードアップするため、リサーチ〜事業化までを一貫して⾏う新事業開発グループを独⽴して新設、グループ内だけでなく、外部リソースも積極的に活⽤

• 従来からの多角化商品は、新事業開発グループとのシナジー追求や必要投資を⾒極めた選択と集中

TPRグループ

【新事業開発グループ】

シーズ

既存顧客

既存事業

ニーズニーズ

研究機関

企業

大学

協業

提供提供

本社部門（バックアップ）

新規事業

価値創出

調査・研究・企画・開発↓

事業化

戦略人材

価値共有

潜在市場1. 新事業開発グループ SDGs


26 26 27 25 25

5 10 10 26 26

32 36 34

0

20

40

60

16/3 17/3 18/3 19/3 20/3 24/3

億円

既存事業

新規事業

• 17年度からナノ素材関係への研究開発投資を強化実施• 23中計期間はキャッシュフローを⾒ながら新規事業へ積極的に投資


2. 研究開発費等の推移（FALを除く） SDGs


電極材料ミリ波レーダーカバー

※1.Telematics Communication Unit Connected

自動運転

ＴＣＵ※1

カーボンナノ素材⾼機能ゴム

⾼機能樹脂

ＣＡＳＥ対応材料の軽量化⾼機能化

電動化・軽量化


産学連携やM＆Aの活⽤カーボンナノ素材、⽔系バインダーを応⽤した電極材料の開発、国内外の蓄電メーカー、自動⾞メーカーにて評価中

既存事業のコア技術応⽤・カーボンナノ素材複合化よるゴム・樹脂製品の軽量・⾼強度化・樹脂表⾯への表⾯処理技術を応⽤したミリ波レーダーカバーの拡販、TCUをキーにした通信技術

を応⽤した配⾞サービスシステムの構築とサービスへの参⼊

SDGs3. 具体的取り組み

⽔系バインダー



直径：約10nm

５層CNT

SEM像

引出可能なCNT

基板外観【分散液】【複合ゴム】

【CNTヤーン】【⽣体センサ】

【フィルム】

⽣体センサ電極

新素材の特性を活かしSDGsに貢献TPR製CNTの特徴とうれしさ

・世界トップレベル⻑さ（〜2mm） ⇒ カーボンネットワーク効果で強度・導電パス強化・少層コントロール（3〜７層） ⇒ 少量添加で機能付与・ CNT糸（軽量で⾼性能） ⇒ 新素材による線材で新⽤途展開

【CNT】

【バッテリ⽤分散液】

素材の加工技術も開発し、使いやすさ向上。グループ内や複数業界各社へも提供開始

TPRフレキシブル薄膜ヒータ

耐熱、⾼強度パッキン

現⾏カーボン

A社

Good

B社 C社

放電

抵抗

SDGs⻑尺少層カーボンナノチューブ（CNT）

直径：約10nm

５層CNT


天然物由来のバインダー素材

Li-ion電池⽔系バインダ Powerbinder®（株）iELECTROLYTEと協業

26


国内外の自動⾞・蓄電メーカ各社から、サンプル供給依頼の増加が⾒込まれるため

⇒ 当社内に小規模⽣産ライン導⼊の検討開始

出⼒特性⽐較（⾼レートでの出⼒特性が向上）

電極模式図

Powerbinder®の特徴• 有機溶剤（NMP）を使わない環境対応商品• 有機系バインダ(PVDF)に⽐べ電池特性が優れる• 中和機能により、電極塗料のアルカリ化を抑制• ⾼分散機能により、電極塗料の分散の均一化

環境負荷物質を使⽤しない電池製造の実現により、SDGsに貢献

0

50

100

150

200

0.2C 1C 5C 10C

電池容量

Powerbinder

PVDF

Good

SDGs


Ⅲ. 23中期経営計画事業を支えるESG

40

60

80

100

120

2013 2019 2023 2025 2030

千t

▲30％

BM

安全・環境・防災の徹底

働き甲斐ある職場づくり

CO2総排出量（国内主要⽣産拠点）

⽣産量増加により削減速度停滞気味のため、抜本的な改革に注⼒する

• 災害ゼロ、防災体制強化全拠点での危険個所再点検と安全エキスパート育成による潰し込み

• 健康管理、BCP強化感染症拡大リスク対応のための深堀

• CO2、廃棄物排出、⽔資源使⽤量の削減2030年までに2013年⽐30%のCO2削減

• グリーン調達の推進フタル酸エステルのRoHS指令対応

• Inclusion＆Diversity性別・国籍・宗教・障害などにかかわらず多様性を重視し、個を尊重し認め合い、良いところを活かす取組の推進

• 業務の改善・RPA推進ルーチンワークのRPA化の更なる推進と、テレワークの恒久化に向けたDXの加速

• 人材育成・人材投資・エンゲージメント強化エンゲージメントサーベイによる課題の洗出しと改善のサイクルによる企業風土改革の推進

SDGs


100年永続企業に向けて

応⽤技術開発と市場開拓

新規商品開発と新規事業創出

2015 2020 2025 2040

優れた技術と価値ある商品の世界への提供を通じてクリーンで、クオリティーの⾼い地球社会の実現に貢献します

今後ともよろしくお願い致します


Ｔ技術力（Technology）Ｐ情熱（Passion）Ｒ信頼（Reliance）

【ご注意事項】1. 本資料に記載しました将来の数値は、現時点で把握可能な情報

に基づき、当社が判断したものになります。従いまして、実際の結果はさまざまなリスクや不確定な要素などの要因により、⾒通しと大きく異なる可能性があります

2. 当資料の決算数値は「2020年3月期決算短信」に準拠し作成しています

【お問合わせ先】ＴＰＲ株式会社経営企画室電話：03－5293－2811（代）ホームページ： http://www.tpr.co.jp/


参考資料

30


1939年（昭和14年）12⽉3⽇47.5億円36,100千株1,785億円（前期比 140億円減収）44社（TPR、連結子会社38、持分法6社）6,923名57社国内23社（TPR、子会社19社、関連会社3社）

海外34社（子会社28社、関連会社6社）

31

会社概要 2020年3月末現在

設⽴資本⾦発⾏済株式連結売上高連結関連会社連結従業員数TPRグループ

TPR株式会社世界市場を勝ち抜く企業の実現を目指し、「TPR（ティーピーアール）」は、当社の企業理念・

経営姿勢・⾏動指針のなかで、私たちが⼤切にしている、Technology（技術⼒）、Passion（情熱、とことん）、Reliance（信頼）

というキーワードから名付けました。


2012年4月に、株式会社ファルテックの過半数の株式を取得して連結化。

◆売上⾼ 1,785億円（前年比：140億円減）◆従業員数 6,923名

ファルテックグループ（TPR：55.52%出資）既存TPRグループ

･設⽴ 1939年12月3日･売上⾼ 932億円（前年比：86億円減）･従業員数4,668名･グループ 45社

（国内１８社・海外２７社）･主な製品群

パワートレイン部品

･設⽴ 2004年 4月1日･売上⾼ 852億円（前年比：54億円減）･従業員数2,255名･グループ 12社

（国内５社・海外７社）･主な製品群

外装・電装部品

TPR連結 ◆売上⾼ 1,785億円（前年比：140億円減）◆従業員数 6,923名

ファルテックグループ（TPR：55.52%出資）既存TPRグループ

･設⽴ 1939年12月3日･売上⾼ 932億円（前年比：86億円減）･従業員数4,668名･グループ 45社

（国内１８社・海外２７社）･主な製品群

パワートレイン部品







TPR連結

会社概要 TPRグループ 2020年3月末現在


会社概要 TPRグループ製品紹介

ピストンリング

オイルリングオイルリング

コンプレッションリングコンプレッションリング

アズロック®ライナ

バルブシートバルブガイド

シリンダライナ

33



樹脂製品ゴム製品

機器製品銅製品アルミ製品介護事業

34



アルミブレーキドラム

異種材接合

軽量化対応

LiB⽤バインダー

電動化対応

樹脂シールリング

35

ナノ素材



自動⾞外装部品

自動⾞関連機器自動⾞⽤品電装品

36


韓国中国

ベトナム

インドネシア

タイ

インド

ドイツトルコ

ブラジル

アメリカ

イギリス

会社概要世界6極⽣産・販売拠点網

44社欧州4社アジア8社中国12社日本15社北⽶5社南⽶1社

ピストンリング 9 FTE TPRV,TPRIN,FMTPRI ATG,CUPR TPR,PM UPR

シリンダライナ 9 FTLE TPRV,TPRI,Y&T ATGL KG FTL,TFT TPRBR

焼結 5 TPRV,Y&T ATP,FMAP TPR

ゴム・樹脂 5 TPRV SLS SL,NB, EP

その他 5 ATGE,NTEC NE,EK,AL

販社・サービス 8 TPRE TST,TSIN TPRT SJ,TS,NS TPRA

ファルテック 8 FEL FST FAP,FCC,FH FAL,ALT,KKF FA

[TPR+連結38社・持分6社]

37

・新規連結：KKF（日本）自動⾞外装部品の製造、販売

Documents

TPR株式会社2020年6月TPR株式会社会社説明会 3 目次 Ⅲ. 参考資料（会社概要） Ⅰ. 決算説明 1.2020年3月期決算内容 2.2021年3月期 新型コロナウイルス影響と対応

TPR株式会社2020年6月TPR株式会社会社説明会 3 目次 Ⅲ. 参考資料（会社概要） Ⅰ. 決算説明 1.2020年3月期決算内容 2.2021年3月期新型コロナウイルス影響と対応