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2006/4/14
KENTUCKY FRIED CHICKEN、JAPAN
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“STEP UP 2008”新三ヶ年経営計画
2006年~2008年
日本ケンタッキー・フライド・チキン株式会社
2006/4/14
2006/4/14
KENTUCKY FRIED CHICKEN、JAPAN
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1. 計画立案の方針
本計画は、2003年からの三ヵ年ビジョン“Big-4”の成果を受け、2006年から2008年を対象とする中期経営計画である。なお、長期目標として2010年をゴールとする数値目標
も掲げてある。
2. 経営環境(2006年~2008年)
(1)日本経済は最悪期を脱し、上昇の過程に転じつつあるが、成長と成熟とが混在している。
(2)業種間、企業間では横並び的な成長はなく、それぞれにおいて選択と集中がおこなわれ、『勝ち組』と『負け組』が現れつつある。
(3)ITに代表されるデジタル的産業は更に成長するが、一方では伝統的技能(文化)にささえられてきたアナログ的産業の再評価も始まっている。
我々を取り巻く環境は前例のないものであり、未知への航海のようなものである。
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3. 市場動向(2006年~2008年)
(1)少子化、高齢化などで消費の重心が移動しつつある。
(2)労働力不足の中で女性や高齢者人口が増加する一方、派遣、パート、フリーターなど労働(雇用)形態の多様化が進行している。
(3)ライフスタイルの多様化と階層化が同時進行している。
(4)環境、健康、安全などの問題が消費に大きな影響を持ちつつある。
消費の多様化が新しいビジネスの機会を生み出している。
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4. 三ヵ年(2006年~2008年)経営計画の留意点
日本経済は上昇の過程にあるが、外食産業を取り巻く環境は、既存市場の変化と縮小、消費の多様化、競合の激化などもあり決して明るいものではなく、個々の企業の経営計画の優劣と、その実行能力が試されている。
(1)ドメインの確定
(2)獲得すべきマーケットの選択
(3)ポートフォリオの再検討
a.既存事業の活性化
b.新規事業への挑戦
(4)経営資源(人・物・金)の見直し
STEP UP 2008
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我が社のビジョン・理念
“おいしさ、しあわせおいしさ、しあわせ
創造企業創造企業”
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ミッション・ステートメント
食の『安全・安心』を通じ、人々の健康作りに寄与し
社会に貢献する
美味しさを創造し、お客様に楽しく、豊かで、
そして幸せな生活を提供する
このビジネスで働く人々を幸せにする
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経営目標
““おいしさ、しあわせ創造企業おいしさ、しあわせ創造企業””
人材育成と組織能力の人材育成と組織能力の更なる向上更なる向上
KFC事業
の拡充
ピザハット
事業の躍進新しい
マーケット開拓
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経営目標
STEP
FY2008
HOPHOP
FY2005
JUMPJUMP
FY2010FY2005 FY2010
営業利益 40億円
当期純利益 20億円
ROE 8.0%
総売上 1,289億円
店舗数 1,501店
KFC 1,153店
PH 348店
総売上 1,500億円
店舗数 1,650店
KFC 1,250店
PH 400店
総売上 1,440億円
店舗数 1,580店
KFC 1,200店
PH 380店
営業利益 23億円
当期純利益 12億円
ROE 4.8%
営業利益 30億円
当期純利益 15億円
ROE 6.0%
チェーン合計
KFCJ
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1. KFC事業の拡充
KFCは、お客様に・・・
安全・安心・信頼
おいしい、健康
あたらしい、わくわく感
をお届けします
そのために・・・
チキンエキスパート
あたらしいマーケット獲得
を目指します
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1. KFC事業の拡充
(1)マーケティング戦略・商品戦略
新チキンコンセプトの更なる開発
レッドホットチキン 上:五香醤チキン、下:胡山醤チキン ケイジャンホットチキン
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1. KFC事業の拡充
(1)マーケティング戦略・商品戦略
サンド系メニューの充実
販売チャネル別対応の強化
フィッシュフィレサンド ハニーマスタードツイスター 粗じゃがコロッケナンサンド
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1. KFC事業の拡充
(2)オペレーション戦略
カスタマー・マニアの徹底
CHAMPSの向上
各種教育・オペレーションツールの活用
新店舗情報システム(POS)の開発・導入
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1. KFC事業の拡充
(3)フランチャイズ戦略
マーケット拡大に向けた商圏見直し
フランチャイジーへの支援・指導の強化
店舗のスクラップ & ビルドと改装の推進
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2. ピザハット事業の躍進
PHは、お客様に・・・
安全・安心・信頼
おいしい、健康
あたらしい、わくわく感
をお届けします
そのために・・・
おいしいピザと魅力的なサイドメニューの開発
デリバリーピザ業界でのNo.1ブランド
を目指します
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2. ピザハット事業の躍進
事業の収益性向上事業の収益性向上
積極的な投資を継続しつつ、積極的な投資を継続しつつ、20082008年度までにキャッシュフロー年度までにキャッシュフロー
黒字化を目指す黒字化を目指す
(1)マーケティング戦略・商品戦略
新クラスト研究開発・導入
⇒ ハンドトスの導入、ユニーククラストの導入
新トッピングの研究
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2. ピザハット事業の躍進
ナインズ こんがりソーセージクラスト(ジャーマンキング)
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2. ピザハット事業の躍進
(2)オペレーション戦略
店舗スタッフの充実
カスタマー・マニアの徹底
CHAMPSの向上
各種教育・オペレーションツールの活用
新店舗情報システム(SUS)の開発・導入
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2. ピザハット事業の躍進
(3)フランチャイズ戦略
新たなフランチャイジー獲得による全国展開
フランチャイジーへの支援・指導の強化
積極的な店舗展開
既存店舗の優良立地へのリロケート
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3. 新しいマーケット開拓
『安全・安心・健康』に加えて、環境への配慮、社会貢献への姿勢が問われている
少子高齢化やライフスタイルの変化により消費マーケットが変化している
一方で、労働力不足によるサービス低下や使用食材リスクへの対応が求められている
お客様に選ばれるブランドで在り続けるお客様に選ばれるブランドで在り続ける
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3. 新しいマーケット開拓
(1)既存ブランドの複合化
KFC+PH 2 in 1 (複合出店)
(2)既存事業を活用したコンセプト開発、新商品導入
Colonel’s
(3)新ブランド開発・導入の検討
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2in1 イメージ写真
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4. 人材育成と組織能力の更なる向上
Big-4の成果を受け人材の育成を最重要課題と位置付け、創造的
に取り組んでいく
(1)人材の確保と活性化
適材適所によりモチベーションを高める
新人事制度の導入
『賞賛の文化』の徹底
キャリアパスの複線化を実施
高齢者、女性の活用等、人材リソースを高める
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4. 人材育成と組織能力の更なる向上
(2)研修・教育プログラムの充実
既存の店舗研修制度に加えて、全社員を対象にして下記プログラムを導入する
カレッジ制度の活用 マーケティング・カレッジ
ファイナンス・カレッジ
デベロップメント・カレッジ
オペレーション・カレッジ 等
シニア・マネジメント・コース
海外研修(店舗研修)
自己啓発・資格取得 サポート制度導入
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4. 人材育成と組織能力の更なる向上
(3)CSR能力の向上
社会環境対策・CHAMPS推進室の新設
環境報告書の発行
カスタマーコミュニケーションの強化
カスタマーサービス室の強化
ホームページの充実
食育活動への協力
社会活動への貢献
スペシャルオリンピックスへの協賛
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4. 人材育成と組織能力の更なる向上
(4)組織能力の向上
監査・コンプライアンス体制構築
監査コンプライアンス室設立
監査機能の充実・・・監査強化、新会社法対応
リスクマネジメント体制強化
リスクマネジメント委員会運営強化
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KFC & PH グループスローガン
おいしいを、ずっと。おいしいを、ずっと。
あたらしいを、もっと。あたらしいを、もっと。
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用語の説明…本文中のアンダーライン語句説明
(1)CHAMPS C:Cleanliness クリンリネス、清潔
H:Hospitality ホスピタリティ、もてなしの心
A:Accuracy of orders オーダーの正確さ
M:Maintenance of facility 店舗施設のメンテナンス
P:Product quality 商品の品質
S:Speed of service サービスの速さ
6項目に関して店舗の状態を管理、改善する
(2)カスタマーマニア CHAMPSの成果をうけ、よりお客様に熱狂的になるために、お客様をお待ちするだけでなく、商品・施設・サービス・システム、そして我々一人一人に磨きをかけ、お客様との感動を共有しようという活動
(3)POS Point Of Sales : KFCで使用の店舗情報管理システム
(4)SUS Single Unit System : PHで使用の店舗情報管理システム
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当資料取り扱い上の注意
•この資料には、将来の見通しに関する記述が記載されており、これらの記述はこの資料の作成時点において入手可能な情報から得られた当社経営者の判断に基づくものです
•これら将来の見通しに関する記述は、当社の将来の業績等について保証するものではありません
•将来の見通しに関する記述において、今後変化が予想される可能性のあるリスクや不確実性として、税制・社会保険等の制度的コスト、環境問題等の社会的コスト、食品に関する規制の強化、フランチャイズ契約の更改等を含む様々な要因が考えられますが、これらに限定されるものではありません
•当社は将来において、これらの見通しに関する記述を予告なしに変更することがあり、また新たな情報、将来の事象その他の要因にかかわらず、常に当社が将来の見通しを見直すとは限りません