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解説 オスマー館の窓から、本館を見上げてみてく ださい。屋根のところに、円状の穴がたくさん 並んでいますよね。正解はD.屋根図書館の本館の設計を担当したのは、アント ニン・レーモンド氏です。かなり有名な建築家。 帝国ホテルを設計したフランク・ロイド・ライ トの弟子として初来日して以来、東京女子大 学・聖路加病院など数々の名建築を手がけまし た。 Question1の答え D

Question1の答え DQuestion1の答え D 解説 まずTAC所属の6大学は、図書館Webサイトや 館内のTACパンフレット等でわかりますね。それぞれの大学をネットで調べれば、どの画

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解説オスマー館の窓から、本館を見上げてみてく

ださい。屋根のところに、円状の穴がたくさん並んでいますよね。正解はD.屋根。

図書館の本館の設計を担当したのは、アントニン・レーモンド氏です。かなり有名な建築家。帝国ホテルを設計したフランク・ロイド・ライトの弟子として初来日して以来、東京女子大学・聖路加病院など数々の名建築を手がけました。

Question1の答え

D

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解説まずTAC所属の6大学は、図書館Webサイトや

館内のTACパンフレット等でわかりますね。それぞれの大学をネットで調べれば、どの画

像がどの大学がわかります。また、各大学のサイトやGoogle Map、やはりパンフレット等で住所もわかります。

それぞれの大学と所在地は下記の通りです。ちなみに選択肢にはありませんが、TACの一つ、津田塾大学も小平市にあります。

A. 東京経済大学 国分寺市B. 東京外国語大学 府中市C. 武蔵野美術大学 小平市D. 国立音楽大学 立川市E. 国際基督教大学 三鷹市

Question2の答え

C

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Question3の答え

C解説

実は「他の利用者により貸出中の資料」はILLで取り寄せができます。

借りたい!でも借りられている!というときは、あきらめずに図書館スタッフに相談してみてくださいね。

でも、あくまで「例外」です。原則ICU図書館にある本は取り寄せできませんので、ご注意を!

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Question4の答え

B解説

もっと多かったですか?もしかして、本館1階カウンター前の端末を全

て数えてしまったのでは?MyLibrary用、貸出期限確認用の2台は、OPAC専

用パソコンではないのです。

ということで、本館1階に3台、本館地階と2階にそれぞれ1台、オスマー館の地階に1台で、合計6台あります。正解はB(6台)です。

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Question5の答え

D解説

出題してから気づいたのですが、この問題はちょっといじわるでしたね。

ヒントとして、1日あたりの来館者数を調べましょう。ICUの入学案内や大学院案内に載っています。1日あたり、700人弱が訪れます。10月の31日間なので、700×31=21,700人。そして今年の図書館カレンダーを見てもわかりますが、実は10月は年間で一番通常開館日が多い月です。そのため、平均の21,000人よりもやや多くなることが予想できます。

入館機の統計によれば、2016年10月の入館者数は27,507人です。10月は1年の中で最も入館者数が多い月です。ということで、正解はD.

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Question6の答え

C解説

だいたいの数を計算してみましょう。本棚には、1つのセクションに約35~40冊本

が入っています。それが縦に7列、横に6列か7列。2階の本棚の数は128です。35×7×7×128=219,520冊となります。

ちなみにベテランスタッフKさんの解説は「図書館システムの所在別統計では2F:219,744冊、大型本:3674冊、ラウンジ:3654冊。合計すると22万5000冊ですが、貸出中も1万冊程度はあると思われますので、21万5000冊程度が、実際の数字かもしれません。」とのこと。

ということで、正解はC. 150,000冊~250,000冊。↑という解説を用意していたのですが、優勝グループのメンバーは、OPACの検索画面で「配架場所」だけ「2F:BOOK.SHELF」「2F:LARGE-BOOK」「学生ラウンジ」に設定して、結果の件数を足すという方法で解いたとのこと。う~む、スマート。

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Question7の答え

C解説

ICUで行われた講演だから、記録が残っているはず。ということで、図書館Webサイトより、ICUの発行物などが調べられる「国際基督教大学リポジトリ」にアクセス。「Hirokawa Sukehiro」と入力し検索してみましょう。ヒットする「 アジア文化研究所活動報告(2006 年1 月―2006 年12 月) 」を見ると以下の記事があることがわかります。タイトルから判断すると、これが当該の講演。“Is Japan the “Country of the Gods”? Is Shinto the Religion of Japan? Or is Japan aCountry without a Religion?—Learning From View of Mt. Fuji,” Hirakawa Sukehiro,(Emeritus Professor of Tokyo University, Comparative Literature and Culture), January27, 2006

ということで、C.2006年が正解です。

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Question8の答え

E解説

スカベンジャーハントで図書館に入れた本は、ブクログという本紹介サイトで見られます。

図書館Webサイトの右側にブクログのバナーがあります。クリックすると本棚が。カテゴリで、「スカベンジャーハント2016」を選んでください。あとは一冊ずつチェック。E.『プロット・アゲンスト・アメリカ』が答えです。

実はフィリップロスは登場人物でもあり、著者でもあります。図書館員Aさんが、ものすごくおすすめしています。「アメリカの作家、フィリップ・ロスの小説。初の大西洋単独横断飛行を果たしたリンドバーグが1940年の大統領選挙でフランクリン・ルーズベルトに勝利する。リンドバーグはユダヤ人迫害を推し進めたために、ロス少年たちの家族は追い詰められてゆく。歴史的事実とフィクションを比べながら読むとおもしろいかも。」とのこと。

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Question9の答え

人物E 刊行年D解説

「誰!?」ですよね。でも落ち着いてください。ネットで「聖書 英訳 はじめて」などで調

べれば、それがWilliam Tyndale であることがわかります。ネットには彼の肖像も載っているでしょう。ちなみにAは宗教改革でおなじみのMartin Luther、BはTyndaleを手伝ったJohn Rogers、Cは活版印刷を発明したGutenberg、Dは17世紀のフランスの司書Gabriel Naudéです。

William Tyndaleが英訳した聖書は“The New Testament”です。OPACで[William Tyndale]で検索すると数件表示されます。その中にThe New Testamentのリプリント版はいくつかありますが、はじめて英訳された1526年版のリプリント版はただ一つSp.Coll.// 193.5/B413Et/1976です。その刊行年は1976年。

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Question10の答え

B解説

まず、新聞のデータベースを使って調べてみましょう。朝日新聞は「聞蔵II ビジュアル」で、読売新聞は「ヨミダス歴史館」、The New York Times は「Proquest」で調べられます。それらには遠藤周作の葬儀のことは書かれていても、該当の答えについては書かれていません。

それらのデータベースで調べた日付を頼りに、毎日新聞と東京新聞の縮刷版を調べましょう。すると、毎日新聞の1996年10月3日朝刊の27ページに、このことが書かれていることがわかりますね。

「ひつぎには、愛用の眼鏡や万年筆のほか、著書「沈黙」と「深い河」の2冊が納められた」

答えはB.毎日新聞。

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Question11の答え

B解説

歴史資料室にどーんと置いてあるこれ。実は寄付者が名前を書いた芳名帳なんです。ICU創設にあたり寄付をしてくださった方の名前が綴られているのです。正解はB. for signatures.

芳名帳にはこのように書かれています。

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Question12の答え

A解説

熊と電球が合体した、その名も「ライティンぐま」(英語ではWritinGrizzly)です。ライティングの創造的なひらめきを表現しています。答えはA(電球)。

図書館には、ライティンぐまのぬいぐるみがあります。実は、ライティングサポートデスクのチューターの大学院生の方の手作りなのです。すごいクオリティーですね。

ところで、ライティングサポートデスクはもう利用しましたか?みなさんも、電球がぱっと浮かぶような「ひらめき」をぜひ体験してみてください。

Page 13: Question1の答え DQuestion1の答え D 解説 まずTAC所属の6大学は、図書館Webサイトや 館内のTACパンフレット等でわかりますね。それぞれの大学をネットで調べれば、どの画

Question13の答え

A解説

鳥の衝突事故は、自然が豊かなICUならではの問題かもしれません。本部棟をはじめ、様々な建物にバードセーバーが貼られています。

さて、問題はというと、フェイスブックを見るとわかりますね。作業の写真が載っています。答えはもちろんA。

この問題では、みなさんに図書館フェイスブックの存在をアピールしたかったのです。図書館からのお知らせはもちろん、館員のオススメ本、素敵な写真など、様々な情報を日々発信しています。

みなさんも、ぜひチェックしてみてくださいね。

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Question14の答え

C解説

この問題は難しかったのでは?

札幌農学校といえば、今の北海道大学ですね。「Boys be ambitious」の言葉で有名なクラーク博士は、札幌農学校の初代教頭でした。

さて、内村鑑三記念文庫のコーナーの展示ケース内の資料をよく見てみてください。「クリスマス夜話=私の信仰の先生」というタイトルの資料がありますね。よく読むと、問題のエピソードが記されています。そして資料の出典はどうやら1925年の「聖書之研究」のようです。

1925年は大正14年なので、そのあたりの「聖書之研究」を見てみましょう。内村鑑三コーナーに、その名の雑誌があります。答えはC.305号です。

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Question15の答え

D解説

平和記念の石碑、見つかりましたか?図書館本館の玄関を出て右側、松の木の根元にあります。よーく見ると、石碑の左の方に「園丁 宮沢吉春」と掘られていることがわかります。

武田清子名誉教授が、この石碑についてこのように書いています。

湯浅はこれは「私がICU に残した唯一の石碑」だという。1952年の日米平利条約を記念して、当時の責任者秩父宮妃名誉評議員、東ヶ崎潔理事長、鵜沢総明評議員会議長、湯浅八郎総長(学長) と共に40万坪の校庭の一木一草を愛護した宮沢吉春園丁(ガーデナー) の名が同じ大きさで刻まれている。この石碑をつくる時、どの名前かを省く必要があったなら湯浅の名をまず取ってくれ、最後に残すべきは園丁宮沢吉春氏の名だと語ったと言っている。

ということで、答えはD. 宮沢。武田, 清子, キヨコタケダ, and Takeda Kiyoko. "湯浅八郎と二十世紀(三)." 国際基督教大学学報.II-B, 社会科学ジャーナル = The Journal of Social Science.51 (2003): 29-61. CiNii. Web.