PureApplication Software 運用ガイド - IBMpublic.dhe.ibm.com/software/dw/jp/websphere/pureapp/sw...障害検知方法・・・障害を監視する場所と方法障害に対する影響・・・・・・提供サービスへの影響の有無

© 2015 IBM Corporation

PureApplication Software 運用ガイド

日本アイ・ビー・エム株式会社

© 2014 IBM Corporation2


Disclaimer

この資料は日本アイ・ビー・エム株式会社ならびに日本アイ・ビー・エムシステムズ・エンジニアリング株式会社の正式なレビューを受けておりません。

当資料は、資料内で説明されている製品の仕様を保証するものではありません。

資料の内容には正確を期するよう注意しておりますが、この資料の内容は2015年9月末現在の情報であり、製品の新しいリリース、修正などによって動作／仕様が変わる可能性があるのでご注意下さい。



目次

1. はじめに

2. 障害設計

3. 可用性設計

4. バックアップ/リストア

5. モニタリング

6. システムメンテナンス

7. 既存仮想マシンのPureApp SW環境への移行



1. はじめに



はじめに

本資料の目的

PureApplication Softwareの運用について解説

用語について

資料中では、括弧内の表記を元に記載

PureApplication Software(PureApp SW)



PureApplication Softwareの構成

PureApplication SW稼動前提条件• Red Hat Enterprise Linux 6.x (6.6以降)• CPU: 8 cores以上• メモリ: 80 Gb以上 (40GBまではSWAPスペース)• ディスク: 3ディスクroot: 最小10GBdata: 最小1.5 TBruntime: 最小500 GB

•vCenter DatacenterはPureAppSW専用に作成

デプロイターゲット前提条件• vCenter Server 5.1 U2a / 5.5 U2• ESXi 5.1 U2 / 5.5 U2•ストレージはvCenter経由でアクセスするので、事前構成してLUNをアタッチ•VLANとサブネットは事前構成•デプロイ・サポートOS－RHEL 6.2 以上 (64bit)－RHEL 7.0 (64bit)－Windows Server 2008 R2 Enterprise Edition (64 bit)－Windows Server 2012 Standard Edition (64 bit)－Windows Server 2012 Standard Edition R2 (64 bit)

またはRed Hat

Red Hat

PureApp SW

PureApp SW

デプロイ・ターゲット

X86物理サーバー

vCenter 5.1/5.5

デプロイ・ターゲット

vCenter 5.1/5.5

分散仮想スイッチ

ストレージ

ESXi ホスト

分散仮想スイッチ

ストレージ

ESXi ホスト


PureApplication Software の構成例

SAN Switch SAN Switch

PureApplication 管理ノードESXi 共有ストレージ

計算ノードESXi

VM VM

計算ノードESXi

VM VM

管理ネットワーク

データセンター・ネットワーク

管理者

ユーザー

…

PureApplicationSoftware

vCenter Server

DNS, NTP, …

NetworkSwitch

本ドキュメントで想定しているシステム構成



2. 障害設計



障害設計

PureApplication Softwareの障害対策として、以下の項目(影響、対応など)を整理

障害発生箇所・・・障害の発生したH/W、S/Wの種類・場所

障害検知方法・・・障害を監視する場所と方法

障害に対する影響・・・・・・提供サービスへの影響の有無

障害に対する一次対応・・・障害発生時に通常行う回復作業

障害に対する二次対応・・・一次対応で復旧できなかった場合の回復手順

二次対応実施による影響・・・二次対応を実施したことによる影響(例: データが一部戻らないなど)



障害に対する影響と対応方法 (1/3)

障害発生箇所 PureAppSWのプロセス(PueAppSWサーバー(VM))

OSプロセス(PueAppSWサーバー(VM))

検知方法 psm コマンドITM

ITMvCenter Server

影響デプロイされた VM は影響なし(正常動作)。PureApp SW コンポーネントの運用管理操作は不可(デプロイ操作、仮想マシンの参照、クラウドリソースの定義、など)。

同左

一次対応 psmコマンドによるPureAppSW 再起動 vCenter or ESXi からのVM再起動

二次対応 1. OS 再起動後、psm コマンドによる PureAppSW の稼動確認2. (1)で回復不可の場合、VMのスナップショット戻し3. (2)で回復不可の場合、PureApp SW の再導入、vCenter の再登録

1. VMのスナップショット戻し2. (1)で回復不可の場合、OS の再導入、PureAppSW の再導入、vCenter の再登録

二次対応による影響 1. 影響なし2. 管理情報が戻された時点のものとなり、不整合発生(例: デプロイVM数)3. 管理情報の初期化 (デプロイVMなしの状態) ※

1. 管理情報が戻された時点のものとなり、不整合発生(例: デプロイVM数)2. 管理情報の初期化 (デプロイVMなしの状態) ※

※ 管理情報を初期化した場合は、あらかじめ取得した OVF バックアップファイル (仮想アプライアンス) を再び PureAppSW にインポート後、デプロイすることでリストアに相当する作業を行う




障害発生箇所 PureAppSW が稼動するVMのハイパーバイザー(ESXi)

PureAppSW のデプロイ用に登録した vCenter(OSとMWプロセス)

検知方法 ITM for VIvCenter Server

ITM for VIvCenter Server

影響基本的には前頁と同じ。加えて、ハイパーバイザー上にPureApp SWサーバー以外の管理用VM(vCenterなど)がある場合、そちらにも影響あり。

デプロイされたVM は影響なし(正常動作)。クラウドリソースに対する操作は不可であるが、それ以外のPureApp SW の操作は可能。

一次対応 ESXi の再起動 (パワーオフ/パワーオン) vCenter の再起動 (仮想マシン or サービス)

二次対応 1.ESXiホストの H/W 障害として CE コール2.CE コール後、ESXi を導入3.vCenter に ESXi 再登録後、PureApp SW にvCenter を再登録、再構成

1. VMのスナップショット戻し2-1. (1)で回復の場合、 vCenter の再導入2-2. PureApp SW に vCenter を再登録、再構成

二次対応による影響 PureApp SW サーバーの VM の vCenter が管理する稼動情報の消失。PureApp SWサービス側の影響は基本的にない。

1. 管理情報が戻された時点のものとなり、不整合発生(例: デプロイVM数)2. 環境の初期化 (デプロイVMなしの状態) ※





障害発生箇所 PureAppSW のデプロイ先ハイパーバイザー(ESXi)

PureAppSW のデプロイ先仮想ディスク(データストア、ストレージ)

検知方法 ITM for VIvCenter Server

vCenter Server

影響障害 ESXi にデプロイされたVM は全停止 (可用性の設定次第で、自動的に別ホスト上で再起動)。デプロイ操作は不可。それ以外の PureApp SW の操作は可能。

同左

一次対応 ESXi の再起動 (パワーオフ/パワーオン) 1.ストレージH/W障害としてCEコール2.CE コール後、データストアの再作成3.PureAppSW へのデータストアの登録

二次対応 1.ESXiホストの H/W 障害として CE コール2.CE コール後、ESXi を導入3.vCenter に ESXi 再登録後、PureAppSW にvCenter を再登録、再構成

N/A

二次対応による影響環境の初期化(デプロイVMなしの状態) ※ (一次対応の影響)デプロイされたVMの消失 (業務環境は、パターンおよびバックアップデータから復旧)




障害設計

PSMプロセスの復旧方法停止したサービスをpsm reset コマンドで起動することで復旧可能

psm reset <サービス名>

[root@pureapp-sw21 ~]# psm info all

<略>

System Management Status Error

PureSystem Manager File System Information

<略>

Service60 Offline 2015-09-29 23:30:17 2015-09-29 23:32:22 N/A N/A N/A N/A ipas-workload-console-services

[root@pureapp-sw21 ~]# psm reset Service60


<略>

System Management Status Online


<略>

Service60 Online 2015-09-29 23:30:17 2015-09-29 23:32:22 N/A N/A N/A N/A ipas-workload-console-services



3. 可用性設計



可用性設計

PureApplication Softwareでの可用性設計について記述各障害発生ポイントに対する可用性の実施方法については以下参照

vSphere HA構成についての考慮点切り替え中は、VMが再起動されるので、その間サービスは利用不可。

VM起動時にMWが再起動されるように要設定。

障害発生ポイント対応方法

ESXi HW障害 vSphere HA

OS障害 vSphere HA

プロセス障害クラスターSWの利用



障害に対する影響と対応方法

障害発生箇所 OSプロセス(PueAppSWサーバー(VM))

PureAppSW のデプロイ用に登録した vCenter(OSとMWプロセス)

検知方法 ITMvCenter Server

ITM for VIvCenter Server

影響デプロイされたVM は影響なし(正常動作)。PureApp SW コンポーネントの運用管理操作は不可(デプロイ操作、仮想マシンの参照、クラウドリソースの定義、など)。

デプロイされたVM は影響なし(正常動作)。クラウドリソースに対する操作は不可であるが、それ以外のPureApp SW の操作は可能。

対応 psmコマンドによるPureAppSW 稼動確認 vCenter の稼動確認

VMに対して、vSphere HAを利用して可用性を確保する。切り替え時の影響および対応方法をまとめたものが下記表になる。

障害発生箇所・・・障害の発生したH/W、S/Wの種類・場所

検知方法・・・障害を監視する場所と方法

影響・・・・vSphre HAによる切り替え時の提供サービスへの影響の有無

対応・・・切り替え後に必要な作業



4. バックアップ/リストア


方針

取得対象サーバー(PureApp SWサーバー、vCenterサーバー、etc)のバックアップ

各VMのsnapshotを取得

PureApplication Softwareの構成情報

PSMのコンポーネントバックアップ機能で取得(後述)

タイミング初期構築直後(手動)、曜日指定(自動)

バックアップ設計



バックアップ対象

それぞれの取得対象に対するバックアップ手段は下表の通り

コンポーネント取得対象バックアップ手段

PureApplication構成情報

クラウド関連リソース情報クラウド・グループ設定、IPグループ設定、環境プロファイル設定

PSMのバックアップ

仮想システムパターン設定 PSMのバックアップ

仮想システムパターンで利用するスクリプトパッケージの設定、仮想イメージ関する製品コード設定情報

PSMのバックアップ、情報のエクスポート

仮想イメージ PSMのバックアップ、情報のエクスポート

パターンタイプ PSMのバックアップ

PureAppllication管理情報管理コンソールの操作を行うためのユーザ設、およびそれらユーザが所属するグループ設定

PSMのバックアップ + LDAP DBのバックアップ

PSM定義情報（NTP、DNS、SNMPトラップ通知先、監査ログ保管先サーバ情報、LDAPサーバ情報など）

PSMのバックアップ

各サーバー(仮想マシン) システムバックアップスナップショット機能（手動）

ファイルのバックアップ(PureApplicationの構成情報を除く） VM上のツールによるバックアップ（例: TSM)（自動）


PSMのバックアップ容量

コンポーネントバックアップ対象データ容量(例) 設定項目数備考

ワークロード

アドオン 1MB 省略サイズが小さいものについては記載省略

データベース・パターン 0MB 省略

DB2フィックスパック 0MB 省略

データベース・イメージ 0MB 省略

緊急フィックス 0MB 省略

パターン・コンポーネント 1MB 省略

パターン・タイプ 130.321GB 43個

スクリプト・パッケージ 563MB 92個

システム・プラグイン 0MB 省略

仮想アプリケーション・パターン 2MB 省略

仮想アプリケーション・テンプレート 1MB 省略

仮想イメージ 7.23GB 3個仮想イメージを1個削減し、2個にしたところ、サイズは4.82GBに変更

仮想システム・パターン 1MB 省略

仮想システム・パターン (クラシック) 0MB 省略

仮想システム・テンプレート 2MB 省略

クラウド

クラウド・グループ 1MB 省略

環境プロファイル 1MB 省略

IPグループ 1MB 省略

仮想アプライアンス 0MB 省略

ボリュームグループ N/A N/A

クラウド

ユーザー 1MB 省略

ユーザー・グループ 1MB 省略

PureApplication Software構成情報のバックアップ対象一覧と、バックアップデータ容量の例について、まとめたものが下記表になる。

システム・バックアップの見積もり結果: 114.242GB各コンポーネントごとのバックアップデータ見積もり結果 : 下表



PSMのバックアップ（1/3）

PSMのバックアップ機能は、 PureAppllicationの標準機能にて提供

PSM上にPureAppllication外部のSSHサーバを定義することで、sshプロトコルを利用し、外部サーバのファイルシステム上にPSMのバックアップを取得可能

バックアップ取得前に、リストア時に必要となる暗号化鍵を、SSHサーバー上に保管しておく必要がある

バックアップは指定したSSHサーバーのディレクトリー上にアーカイブ形式ではなく、ファイルレベルでの保管となる

このとき、初回は指定したクラウド・リソースのすべてがバックアップされ、2回目以降は直前に取得したバックアップからの差分が取得される

バックアップ用SSHサーバ

PSM

リポジトリ

バックアップ用ディスク

初回差分

PSMのバックアップは初回のみ全量取得され、2回目以降は

差分バックアップとなる

SSH

鍵ファイルSSH

注) 鍵ペアを紛失した場合には、リストアできない




バックアップに必要なディスク領域(外部サーバー)

初期状態で130GByte以上、推奨500GByte程度

取得対象

システムバックアップ

コンポーネント単位

以下の単位で複数指定可能※1

ワークロード・カタログ

アドオン

スクリプト・パッケージ

仮想イメージ

仮想システム・パターン等

クラウド環境

クラウド・グループ

環境プロファイル

IP グループ

ストレージ等

セキュリティー情報

ユーザー

ユーザー・グループ

※1 取得対象は、PureAppllicationの利用形態により、運用設計にて要/不要の検討が必要




取得タイミング

自動曜日および時刻（時分まで）を指定可能

例）毎週火曜日の午前2:00、毎日（日～土までを指定）午前5:00など

一方、毎週月曜日の午前1:00と木曜日の午前3:00など、異なる時刻の指定は不可

手動即時にSSHサーバー上へ取得可能



PSMのリストア

PSMが稼働している場合（管理コンソールが利用できる状態）

管理コンソールからリストアを行うクラウド・リソース情報を選択し、ユーザーによるリストアが実施可能

リストア対象にできるクラウド・リソースはバックアップ時に指定できるものと同一

PSMが稼働していない場合

VMのsnapshotを戻す



5. モニタリング


各コンポーネントに対する監視方法

PureApplication Software のプロセス psmコマンド

※PureApplication Systemと同様、監視対象のプロセスは開示されていない。

デプロイした VM 上の OS や MW のプロセス ITMで監視

※PureApplication Software に同梱(後述)

vCenter/ESXi ITM for VIで監視

※別途購入が必要

監視設計



監視方法 -PureApplication Software-


PureSystems Manager Information

------------------------------------------------------------------------------

Serial Number pureapp-sw21

Core Version 2.1.0.1 20150612-1809-731

<中略>

Recovery Subsystems

IBM.ConfigRM Online

IBM.GblResRM Online

IBM.RecoveryRM Online

IBM.StorageRM Online

cthags Online

cthats Online

ctrmc Online

------------------------------------------------------------------------------

System Management Status Online


<以下、略>

psmコマンド(psm info all)で監視

実行例

Onlineであればpsm正常稼動Errorであれば一部サービス停止



監視システム構成 - デプロイしたVM -

外部のITMと連携既存資産が無駄にならない

外部からの監視が必須要件でも可能

PureApp SW内の外部モードのシステム・モニター・サービスと外部ITMと接続

外部ITMにPureApplication MonitoringAgentを手動導入

ITMをPureApp SW環境内に配置パターンで容易に監視システムを構築

構成がシンプル

内部からの監視が要件に合致しないケースがある

パターンを使ってPureApp SW環境内に監視システムを簡単構築 or 既存ITMの活用


VM

内部システム・モニ

ター・サービス(ITM)

システム・モニターのエージェント

VM

システム・モニターのエージェント

ITM サーバー

PureApplication

Monitoring Agent

• プロセス死活、ディスク使用率

• SWのデプロイ成否• WASのステータス

• 計算ノード単位のCPU/

メモリ使用率、NWスイッチステータス

外部システム・モニ

ター・サービス（RTEMS)


PureApp SW環境PureApp SW環境



6. システムメンテナンス



保守および更新のインストール

PureApplication Softwareのシステムメンテナンスは定期的に実施するシステムのfirmwareなどは定期的にリリースされます、適用すべきFixが溜まると一度に複数の

パッチをインストールしなければならず対応時間が余計に必要になる場合があります。

定期的に保守を行う運用とすることをお勧めします

PureApplication Softwareのメンテナンスにはファームウエアのアップデート以外にも以下のような要素がある管理ソフトウエアへの保守の適用（ファームウエアのアップデート）

パターン・タイプの更新

イメージの更新

共有サービスの更新

Fixの適用

など

管理ソフトウエアへの保守の適用を実施後、新規のパターン・タイプの更新などの必要な作業を実施する

本資料ではファームウエアのアップデートについて記載する



システム・フィックスパックの入手

システム・フィックスパックはFixCentralから入手する製品グループ：PureSystems

以下から選択：PureApplication software

インストール済みバージョン：2.1.0.1

プラットフォーム：Linux



モジュールの配置

PureApplication Softwareからアクセスできるサーバを用意しモジュールを配置 Fixへのパスは後程、PSMのFix適用時に必要となるので把握しておくこと

ファイルへアクセス可能なユーザーとパスワードを把握しておくこと



システム保守のインストール準備(1/6)

バックアップの取得 Vmwareのバックアップ取得

PSMのバックアップ取得でも良い

PSMのコンソールよりシステム・ヘルスチェックの実施「システム」＞「システムのトラブルシューティング」＞「システム・ログの収集」

オプションから「システムヘルスチェック」を選択して実行




「システム」＞「ファイル・ビューワー」から状況を確認する収集したログの”system_health.html”をファイル・ビューワーで開き問題が無いことを確認す

る




「システム」＞「システム保守」からフィックスパックのアップロード以前に適用したフィックスパックの削除を行ってから、適用するフィックスパックのアップロー

ドを実施する

ジョブ・キューで状況を確認可能




フィックスパックのアップロード(続き）モジュールの保管場所を指定し、アップロードを実施する

パスはファイル名まで指定しないとエラーとなるので注意する




フィックスパックのアップロード(続き）状況から問題なくアップロードが完了したことを確認する




システムの更新可能な状態であることを確認する

確認ボタンを押下し、チェックを実施する

コンソールやログなどから、問題が無いことを確認する


「システムの更新」で実行する

各種ライセンスの受け入れも実施する

システムの更新の実施(1/5)


「システムの更新」の実行開始直後のコンソール



「システムの更新」の進行状況のモニター（その１）

/var/log/pureapp-software/upgrade_pureapp_software-yyyymmdd_xxxxxx.logが生成される

中身をモニターすることで進行状況を確認可能


[root@pureapp-sw21 pureapp_software]# pwd/var/log/pureapp_software[root@pureapp-sw21 pureapp_software]# cat upgrade_pureapp_software-20150915_224852.logTue Sep 15 22:48:52 EDT 2015 Welcome to PureApplication Upgrade processTue Sep 15 22:48:52 EDT 2015 You're about to upgrade PureApplication to:Tue Sep 15 22:48:52 EDT 2015 Version: 2.1.0.2Tue Sep 15 22:48:52 EDT 2015 Build: 20150811.0622.308Tue Sep 15 22:48:52 EDT 2015 Currently installed PureApplication:Tue Sep 15 22:48:52 EDT 2015 Version: 2.1.0.1, Build: 20150612-1809-731Tue Sep 15 22:48:52 EDT 2015 ++++++ PureApplication upgrade.sh script startTue Sep 15 22:48:52 EDT 2015 Using non-interactive modeLoaded plugins: product-id, rhnplugin, security, subscription-manager

（省略）

Tue Sep 15 22:54:32 EDT 2015 Copying PureApplication install files off installation media.......................................................................................Tue Sep 15 23:02:01 EDT 2015 Installing PureApplication applications from local copy.......................................................................................................Starting purescale:......[ OK ]Tue Sep 15 23:11:43 EDT 2015 Purescale services upgraded successfullyTue Sep 15 23:11:44 EDT 2015 PureApplication upgrade has finished.Tue Sep 15 23:11:44 EDT 2015 Please log in to Web Console: http://localhost.localdomain


「システムの更新」の進行状況のモニター（その2）

PSM info allコマンドでプロセスの起動状況を確認


versionがアップデートされていることを確認

PSMサービスの状態確認（例では起動中のステータス）


「システムの更新」完了時のコンソール




システム状況の確認

コンソールより、ログをダウンロードし問題ないことを確認する

出力例



システム状況の確認

「システム」＞「ファイル・ビューワー」から状況を確認する収集したログの”system_health.html”をファイル・ビューワーで開き問題が無いことを確認す

る

更新適用前のシステム状況の確認と同一作業

例ではfixモジュールのアップロード失敗がカウントされているが、他にErrorは無く、今回の適用作業には問題なかったと判断できる


保守実行ユーザーシステム保守を実行できるユーザーは管理者権限が必要

適正な権限が無い場合、保守メニューが表示されません

事前バックアップシステムfixの適用作業は戻す方法がありません、万が一失敗や戻す必要が発生した

場合に備えて、バックアップは必ず取得するようにしてください PSMの定期バックアップ

Vmwareのスナップショット（vCenter/PSM)

適用実施中の一時的なPSMへのアクセス不可がある Fix適用作業中はPSMの再起動が含まれるため、コンソールが一時的にアクセス不可

となります。（注意）既に払い出されているVMはそのまま使用し続けられます

PSMのサービス起動後はログインされた使用している状態が維持されたまま復旧する

Fixの戻し作業が必要な場合正式な方法として、Fixの戻し手順は無い

事前に取得したVMのスナップショット、および、PSMのバックアップを利用して復旧してください（自己責任）

システムメンテナンス時の考慮事項


マニュアル PureApplication Software 2.1.1>IBM Pure Application Software for x86

documentation>「Installing maintenance and updates」 http://www-

01.ibm.com/support/knowledgecenter/SSL5ES_2.1.1/intel/iwd/aat_updating_firmware.dita

http://www-01.ibm.com/support/knowledgecenter/SSL5ES_2.1.1/intel/iwd/aat_download_updates.dita

http://www-01.ibm.com/support/knowledgecenter/SSL5ES_2.1.1/intel/iwd/t_prepsysmaint.dita

http://www-01.ibm.com/support/knowledgecenter/SSL5ES_2.1.1/intel/iwd/t_installifp.dita

テックノート

System maintenance and integrated components in PureApplication System Version 2.1.0.2 http://www-01.ibm.com/support/docview.wss?uid=swg27046211

※2.1.0.2は2.1.0.1を適用していることが前提となっています。Fixにより前提条件もあると思われますので、実際の適用時には必ず事前に確認するようにしてください

システム保守時の参考資料



http://www-01.ibm.com/support/knowledgecenter/SSL5ES_2.1.1/intel/iwd/t_prepsysmaint.dita

http://www-01.ibm.com/support/knowledgecenter/SSL5ES_2.1.1/intel/iwd/t_installifp.dita

http://www-01.ibm.com/support/docview.wss?uid=swg27046211



7. 既存仮想マシンの PureApp SW環境への移行



目的

ここでは PureApp SW の管理外にある既存仮想マシンを PureApp SW 管理下に移行することを検討

PureApp SW の利用形態として以下を想定

仮想化インフラ環境の運用管理を PureApp SW 側に一本化していきたい

既存インフラ環境をよりクラウド的な運用が出来る状態にしたい

VMware vSphere のライセンス・コストを削減したい



PureApp SW への移行方法

以下の移行パターンが考えられる

以降、1.仮想アプライアンスへの登録を例示する

方法内容備考

1 仮想アプライアンスへの登録

既存仮想マシンを OVF テンプレート化し、仮想アプライアンスとして PureApp SW に登録

任意の ESXi ホストからの移行が可能

2 仮想イメージへの登録 (方法1.)

既存仮想マシンを OVF テンプレート化し、仮想イメージ作成の際にOVA イメージをアップロード

任意の ESXi ホストからの移行が可能、かつ IBM パターンとして利用可能

3 仮想イメージへの登録 (方法2.)

既存仮想マシンを PureApp SW デプロイ先のデータストアに移動し、仮想イメージ作成の際に既存の仮想マシンを収集して登録

作業用のディスク領域を余分に消費することなく、移行可能



仮想アプライアンスへの登録



移行前に必要な作業 (ゲスト OS)

PureApp SW で取り扱い可能な OVA イメージにするためにカスタマイズを実施

独自の OS イメージを使用した仮想システム・インスタンスの作成https://www-01.ibm.com/support/knowledgecenter/SSL5ES_2.1.0/doc/iwd/pct_byos_image.html

この方法でサポートされるのは

Red Hat Enterprise Linux 6.4 (64 ビット)



https://www-01.ibm.com/support/knowledgecenter/SSL5ES_2.1.0/doc/iwd/pct_byos_image.html



手順1. ゲスト OS の OVF エクスポート

移行元の仮想マシンが格納された vCenter 上でOVF テンプレートのエクスポートを実施

vCenter の「ホーム」「インベントリ」「ホストおよびクラスタ」の画面で該当の仮想マシンを右クリック、「電源」「ゲストのシャットダウン」(出来ない場合はパワーオフ)を実行

仮想マシンが電源オフの状態となったことを確認し、該当の仮想マシンを選択した状態で、vCenter のメニューから「ファイル」「エクスポート」「OVFテンプレートのエクスポート」を実行

名前保存する OVA ファイルの名前 (拡張子 .ova を除く)

ディレクトリエクスポートする OVA ファイルの出力先

フォーマット単一のファイル (OVA)



手順2. ゲスト OS の OVF デプロイ

仮想マシンの移行先となる PureApp SW のvCenter 上で OVF テンプレートのデプロイを実施

vCenter の「ホーム」「インベントリ」「ホストおよびクラスタ」の画面で vCenter のメニューから「ファイル」「OVFテンプレートのデプロイ」を実行

ファイルまたはURLからのデプロイ

あらかじめ取得した OVA ファイル (*.ova) のファイル名のフルパス指定

名前リストアしたときの仮想マシン名

インベントリの場所リストア先のデータセンタ

ホスト/クラスタリストア先のホストorクラスタ

特定のホストの指定クラスタを選択した場合のクラスタ内にあるリストア先のホスト

ストレージリストア先の(cache_2TB-1 でないデプロイ用の) データストア



Case 1. 既存マシンを OVF 化する場合

IBM Image Construction and Composition Tool(ICCT) を使って、クラウド環境にデプロイする仮想イメージ (OVF ファイル) を生成

IBM Image Construction and Composition Tool(ICCT)利用ガイド for IBM

PureApplication System

https://www.ibm.com/developerworks/jp/websphere/library/wca/icct_userguide/



(参考) ICCT での仮想イメージ作成の流れ

Windows の場合



Case 2. 新規ゲスト OS を OVF 化する場合

OVF ファイルを作成する仮想マシンに対し、以下のカスタマイズを行なう

SSH 鍵交換の続行 (仮想マシン - ESXi ホスト間)

IBM OS Pattern Kit のダウンロード

同梱スクリプト (InstallRHEL.sh) の実行

作業手順は Knowledge Center の手順を参照

OVAファイルの作成https://www-01.ibm.com/support/knowledgecenter/SSL5ES_2.1.0/doc/iwd/pct_byos_no_ova_steps.html



Case 2-1. SSH 鍵交換の実施 (1)

パワーオンした仮想マシンにログインし、ssh-keygen コマンドを実行

[root@pureascnt172 ~]# ssh-keygen -t rsaGenerating public/private rsa key pair.Enter file in which to save the key (/root/.ssh/id_rsa):Created directory '/root/.ssh'.Enter passphrase (empty for no passphrase):Enter same passphrase again:Your identification has been saved in /root/.ssh/id_rsa.Your public key has been saved in /root/.ssh/id_rsa.pub.The key fingerprint is:65:4e:b6:ea:89:c6:f4:ef:4f:0d:15:61:28:20:46:62 [email protected] key's randomart image is:+--[ RSA 2048]----+| E.+ .. .+. || . o . . .. . |以下略)

Enter を入力




作成した SSH 公開鍵ファイルを ESXi ホストに転送、公開鍵情報を authorized_keys に追加

[root@pureascnt172 ~]# scp -p .ssh/id_rsa.pub 192.168.255.13:/tmp/Password:id_rsa.pub 100% 409 0.4KB/s 00:00[root@pureascnt172 ~]#

~ # cp /etc/ssh/keys-root/authorized_keys /etc/ssh/keys-root/authorized_keys.org~ # cat /tmp/id_rsa.pub >> /etc/ssh/keys-root/authorized_keys~ #

・ゲストOS → ESXi ホストへのファイル転送

・ESXi ホスト上での SSH 公開鍵情報の追加




仮想マシンから ESXi ホストに対し、パスフレーズなしで直接ログインできることを確認

[root@pureascnt172 ~]# ssh [email protected] time and date of this login have been sent to the system logs.

VMware offers supported, powerful system administration tools. Pleasesee www.vmware.com/go/sysadmintools for details.

The ESXi Shell can be disabled by an administrative user. See thevSphere Security documentation for more information.~ #



Case 2-2. OS yumリポジトリの設定 (1)

ゲスト OS が yum リポジトリを利用できるように設定

[root@pureascnt172 ~]#[root@pureascnt172 ~]# mount –o ro /dev/sr0 /media[root@pureascnt172 ~]#

[root@pureascnt172 ~]# cat /etc/yum.repos.d/rhel65.repo[rhel65]Name=Red Hat Enterprise Linux $releasever - $basearchbaseurl=file:///mediaenabled=1gpgcheck=0[root@pureascnt172 ~]#



Case 2-2. OS yumリポジトリの設定 (1)

設定した yum リポジトリが使えることを確認

[root@pureascnt180 ~]# yum repolistLoaded plugins: product-id, refresh-packagekit, security, subscription-managerThis system is not registered to Red Hat Subscription Management. You can use subscription-manager to register.rhel65 | 3.9 kB 00:00 ...rhel65/primary_db | 3.1 MB 00:00 ...repo id repo name statusrhel65 Red Hat Enterprise Linux 6Server - x86_64 3,690repolist: 3,690[root@pureascnt180 ~]#



Case 2-3. IBM OS Pattern Kit の取得

PSM コンソールから OS パターン・キットをダウンロード



Case 2-4. IBM OS Pattern Kit の設定 (1)

ゲスト OS の /var/tmp に OS パターン・キットを配置、展開

[root@pureascnt172 ~]# cd /var/tmp[root@pureascnt172 tmp]# unzip ae-install-package-linux-2101.zipArchive: ae-install-package-linux-2101.zipinflating: ae-install-package-linux-2.1-36.tgzinflating: MAESTRO_LINUX_OS_IMG_METADATA_2.1-13.ova

[root@pureascnt172 tmp]# tar zxvf ae-install-package-linux-2.1-36.tgzAE_installation/AE_installation/packages/AE_installation/packages/vsae.tar(以下略)AE_installation/OSInstall/osNodeC.xmlAE_installation/OSInstall/osNode_template.xml[root@pureascnt172 tmp]#



同梱の InstallRHEL.sh を環境にあわせて修正

[root@pureascnt172 ~]# vi /var/tmp/AE_installation/OSInstall/InstallRHEL.sh

パラメータ設定内容

ESX_HOSTNAME ESXi ホストの IP アドレスまたはホスト名

DATASTORE_PATH 仮想マシンの保存先に使われるデータストア名(/vmfs/volumes/データストア名)

NETWORK_NAME 仮想マシンのネットワーク・ラベル名

IMAGE_IP 仮想マシンに設定する IP アドレス

IMAGE_GATEWAY 同ゲートウェイ・アドレス

IMAGE_NETMASK 同ネットマスク

Case 2-4. IBM OS Pattern Kit の設定 (2)



Case 2-5. RHEL OS パッケージの削除/追加

不要な Java 実行環境 (openjdk) を削除

IBM OS Pattern Kit の導入に必要な RHEL の前提パッケージを追加

[root@pureascnt172 ~]# rpm -e java-1.6.0-openjdk[root@pureascnt172 ~]# rpm -e java-1.7.0-openjdk

[root@pureascnt172 ~]# yum install OSパッケージ名



Case 2-5. RHEL OS パッケージの削除/追加

(参考) RHEL 6 で追加する RHEL OS パッケージ

✔ gcc ✔ compat-libstdc++-33.i686 ✔ libstdc++-devel

✔ gtk2.i686 ✔ libstdc++.x86_64 ✔ genisoimage

✔ pam.i686 ✔ libstdc++.i686 ✔ boost

✔ expect ✔ nss ✔ qpid-cpp-server

✔ dos2unix ✔ nspr ✔ python-ldap

✔ dnsmasq ✔ nss.i686 ✔ python-qpid

✔ ksh ✔ nspr.i686 ✔ openssl-devel

✔ libgcc.i686 ✔ kernel-devel ✔ openmotif.i686

✔ glibc.i686 ✔ gcc-c++ ✔ openmotif

✔ compat-libstdc++-33.x86_64

IBM OS Pattern Kit 用 Red Hat Enterprise Linux イネーブルメント・パッケージのインストールhttps://www-01.ibm.com/support/knowledgecenter/SSL5ES_2.1.0/doc/iwd/pct_enablepkg_rhel.html



Case 2-6. OVFファイルの作成 (新規OS) (1)

新規仮想マシンを作成する場合は、InstallRHEL.sh を実行し、OVF ファイルを作成

[root@pureascnt172 OSInstall]# ./InstallRHEL.shcheck if the required packages are installed on the systemexpect-5.44.1.15-5.el6_4.x86_64genisoimage-1.1.9-12.el6.x86_64check if ssh public key existsls: /vmfs/volumes/deplyment-datastore1/Test_RHEL: No such file or directorytry to locate cdrom devicecdrom device is sr0mount cdrom /dev/sr0mount: block device /dev/sr0 is write-protected, mounting read-onlyverify DVD contentEdit kickstart filetar files from cdrom to /iso dirextract the tar filecreate custom isoCustom iso RHEL-custom-28361.iso was created under /var/tmp/AE_installation/OSInstallCopy custom iso to ESX server /vmfs/volumes/deplyment-datastore1/isoRHEL-custom-28361.iso 100% 3674MB 44.3MB/s 01:23Create VM directory on the ESX server(以下略)



(以下略)gzip flat disk from esx serverTest_RHEL-flat.vmdk.gz 100% 957MB 25.9MB/s 00:37Test_RHEL.vmdk 100% 496 0.5KB/s 00:00Edit ovf for Test_RHELEdit ovf for Custom RHEL ImageEdit ovf for image version 1.0.0.0Edit ovf for build number 1Test_RHEL.ovfen-US-bundle.msgTest_RHEL.vmdkTest_RHEL-flat.vmdkosNode.xmlosNodeC.xmlclean up the system ...The Test_RHEL.ova was created under /var/tmp/AE_installation/OSInstall/ova[root@pureascnt172 OSInstall]#

Case 2-6. OVFファイルの作成 (新規OS) (2)

OSInstall/ova ディレクトリ以下に OVF ファイル(デフォルト名: Test_RHEL.ova) が作られる

所要時間: 約1時間半 (今回の検証環境)



手順3-1. 仮想アプライアンスの追加 (1)

作成した OVF ファイルを PureApp SW に追加

PureApp SW コンソールより、パターン → 仮想アプライアンス、+ をクリック新規仮想アプライアンスのインポートを実行



手順3-1. 仮想アプライアンスの追加 (2)

正常に読み込まれると、状態が「使用可能」に



手順3-2. 仮想アプライアンスのデプロイ (1)

取り込んだ仮想アプライアンスをデプロイ



手順3-2. 仮想アプライアンスのデプロイ (2)

必要なデプロイオプションを設定

オプションデフォルト値備考

ConfigLocale.1.country US

ConfigLocale.1.encoding UTF-8

ConfigLocale.1.language en

ConfigPWD_ROOT.1.password 管理ユーザのパスワード

ConfigPWD_ROOT.1.username root 管理ユーザ名

ConfigPWD_USER.1.password 一般ユーザのパスワード

ConfigPWD_USER.1.username virtuser 一般ユーザ名

ConfigTZ.1.timezone UTC

License1.accept yes



手順4-1. 仮想マシンの起動 (1)

デプロイ後、仮想マシンを電源オン



手順4-1. 仮想マシンの起動 (2)

デプロイオプションで設定された構成で仮想マシンが起動したことを確認



(補足) 未カスタマイズ OVA ファイルの挙動

PureApp SW 上でカスタマイズされていないOVA ファイルも仮想アプライアンスとして登録可

ただし、デプロイ時のカスタマイズは DHCP 経由での IP アドレス、ホスト名の取得に限られ、その他 PureApp SW からの構成変更は NG

VMware Tools (RHEL 7 の場合は open-vm-tools) が入っていれば、電源 ON/OFF までPureApp SW から実行可能



仮想イメージへの登録



仮想イメージへの登録

以下のいずれかの方法により、仮想イメージを登録

方法1. 既存仮想マシンを ICCT で OVF テンプレート化し、仮想イメージ作成の際に OVA イメージをアップロード

方法2. 既存仮想マシンを PureApp SW デプロイ先のデータストアに移動し、仮想イメージ作成の際に既存の仮想マシンを収集して登録



方法1. 仮想イメージの登録 (OVA) (1)

ICCT で作成もしくは IBM OS Pattern Kit で作成した OVA ファイルを仮想イメージに登録

PureApp SW コンソールから、カタログ → 仮想イメージ




新規作成 → 新規仮想イメージの作成

「OVA イメージをインポートすることにより作成します」を選択し、各項目を設定

SCP の場合、ホスト名(IPアドレス):ファイルの絶対パス名




正常に処理されると、「キューに登録済み」「処理しています」の状態から「読み取り専用」に



方法2. 仮想イメージの登録 (仮想マシン) (1)

新規作成 → 新規仮想イメージの作成

「既存の仮想マシンを収集することにより作成します」を選択し、各項目を設定

vSphere 上で稼動する仮想マシンを選択

(※) メタデータ OVA ファイルは IBM OS Pattern Kit ダウンロードサイトから取得したMEASTRO_LINUX_OS_IMG_METADATA_X.X.X.ova を指定



(補足) 未カスタマイズ OVA ファイルの挙動

PureApp SW でカスタマイズしていないOVA ファイルを仮想イメージに登録した場合、仮想イメージの一覧に表示されるが、仮想システム・パターンからは利用できない。

パターン・ビルダーのイメージ

パターン・エディターのパート、いずれも非表示



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