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PowerEdge + vSphere 7.0 現実的な注目機能を絞ってお届け!
1 hour Webinar
Tomoya KatayamaPartner Sales Engineering
Infrastructure Solutions Group, Datacenter Compute
© Copyright 2020 Dell Inc.2 of Y
本資料に関する利用条件
本資料については以下の条件をご理解いただいた上でご利用ください。
• 本資料は弊社vSphere 7 Webinar向けに作成された資料になります。
• 2020年5月1日時点の情報を基に作成していますが、資料作成後に製品のバージョンアップ等で管理画面や選択項目が変更されている可能性があります。
• 本資料でご紹介している製品機能や画面などは、お客様環境に合わせた要件、仕様、実装を保証するものではありません。
• 製品仕様や機能については、Dell EMCサポートサイト(dell.co.jp/support)から提供している最新の製品ドキュメント等ならびにVMware公式ドキュメントを参照してください。
• システム検討および導入の際は、必ず、最新の製品ドキュメントを参照してください。
• 本資料のみの利用によって発生した問題について一切の責任を負いません。
• 本資料の内容の全部または一部を許可なく再配布、複製することを禁止します。
© Copyright 2020 Dell Inc.3 of Y
新しいvSphere が出ると言われ始めてかれこれ・・・
もうビジョンの話はいいから現場の話を!
コンテナの話はまだいい!しばらく使わなさそうだから!
© Copyright 2020 Dell Inc.4 of Y
vSphere 7 新機能 Topics
• vCenter Server プロファイル
• コンテンツライブラリ
• マルチホーミング
• デベロッパーセンター
• Skyline 健全性
• 外部PSCの廃止
• DRS enhancementvMotion enhancement
• バージョンアップ時の注意
• Virtual Machine Hardware 17- Rebootless pass through- Dynamic Direct path I/O- Virtual Watchdog Timer- Precision Clock- Latency sensitivity
• USB 3.1 Gen2 Support
• vSAN enhancementFile Service
• セキュリティ
• vSphere Trust Authority
• vSGX
• Identity Federation
vCenter Server ESXiDell Technologies
+
VMware
• vSphere Lifecycle Manager(略称: vLCM)
その他機能
© Copyright 2020 Dell Inc.5 of Y
vCenter Server 7.0
© Copyright 2020 Dell Inc.6 of Y
マルチホーミングvCenter Server
やっとサポートされた
複数のNICをサポート!
NIC1はvCenter HAのために自動的に予約される
vCenter あたりのNICの最大数は4つ(サポート上限)
NIC追加は即時反映
© Copyright 2020 Dell Inc.7 of Y
マルチホーミングvCenter Server
昔できていたことができなくなったからみんな困っていた
vSphere 3,4,5,6 の時代
Windows 版 vCenter は複数NICをつかってもOK。複数NICが当たり前
vSphere 5,6 時代に突入
仮想マシンテンプレートとして提供されるようになった
複数NICダメよ
© Copyright 2020 Dell Inc.8 of Y
マルチホーミングvCenter Server
だって業務LANと管理LANわけるでしょう
一般的に管理LANと業務LAN分けてるお客様が多い
© Copyright 2020 Dell Inc.9 of Y
デベロッパーセンターvCenter Server
© Copyright 2020 Dell Inc.10 of Y
デベロッパーセンターvCenter Server
なぜこのような機能が増えてきたのか
仮想マシンを順にシャットダウン
vSphere HA をオフにする
DRSをオフにする
ESXiをメンテナンスモードにする
シャットダウンを行う
運用 企画
設計構築例)計画停電
手作業
求められるようになった
自動化
© Copyright 2020 Dell Inc.11 of Y
デベロッパーセンターvCenter Server
API Explorerで可視性向上
© Copyright 2020 Dell Inc.12 of Y
デベロッパーセンターvCenter Server
操作をコード化する神ってる機能!
vCenter 7 からPython に対応
録画ボタンついてる
© Copyright 2020 Dell Inc.13 of Y
デベロッパーセンターvCenter Server
コードキャプチャが何がええのか?
生成したコードを元に業務の自動化に組み込む
仮想マシンを順にシャットダウン
vSphere HA をオフにする
DRSをオフにする
ESXiをメンテナンスモードにする
シャットダウンを行う
運用 企画
設計構築例)計画停電
今までイチからコードを書いていた…
© Copyright 2020 Dell Inc.14 of Y
DRSが進化した
© Copyright 2020 Dell Inc.15 of Y
仮想マシンの負荷
そもそもDRSって?
VMware DRS (Distributed Resource Scheduler)機能
• システム全体でコンピュータリソースを動的に調整する• 事前に定義されたルールを基に自動的にリソースを割り当て
顧客への効果• 仮想マシンのルールとポリシーを設定し、負荷分散を自動的に実行• 簡単な操作でシステム管理者の負担を大幅に改善• サーバメンテナンスモードによるハードウェアメンテナンスの自動化
CPU Memory NIC DISK
VMware ESXi
物理レイヤ
CPU Memory NIC DISK
物理レイヤ
CPU Memory NIC DISK
物理レイヤ
VMware ESXi VMware ESXi
App App AppApp
Linux
App
Linux
App
Linux
App App
Linux
vCenter Server
© Copyright 2020 Dell Inc.16 of Y
vSphere7 のDRS で何が変わったのか?
常に最適な物理リソースを享受できるよう、仮想マシンを自動的に最適なESXiに配置する。
考え方が1つ増えた
クラスタ全体を見渡す
物理ホストのリソースにフォーカス
DRSスコアを算出し、スコアが低いVMはDRSを実行DRS機能の監視が強化された
vCenter Server
コンセプトが変わった
VMにフォーカス
Before After
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vSphere7 のDRS で何が変わったのか?vCenter Server
DRSスコアの考え方
完全に信用しすぎるのは良くない。80%とか100%のDRSスコアのVMが50%とかスコアが低いVMよりもアプリケーションパフォーマンスがいいかどうかは別。
参考: https://blogs.vmware.com/vsphere/2020/03/vsphere-7-improved-drs.html
基準
100% が一番良いスコアは高ければ高いほど、リソースの競合がなく、良い状態
VM視点での評価
・CPU %ready time・メモリスワップ・CPU キャッシュ動作・現在のESXiホストが持つ予備リソース容量・マイグレーションのコスト
どこを見てるの?
© Copyright 2020 Dell Inc.18 of Y
vSphere7 のDRS で何が変わったのか?vCenter Server
画面を見せろ!(DRSスコア)
・勝手にマイグレーションされるし日本人にはあまり受け入れられなかった
・マイグレーションされるのはいいが、追っかける手段が少なかった
・DRSの作動が見える化されていなかったため、わかりずらい( Before, After とか)
DRSに対するみんなの感想
どうなったか確認だ!
1つのESXiホストにWindows仮想マシンを大量に寄せてパワーオン!
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vSphere7 のDRS で何が変わったのか?vCenter Server
画面を見せろ!(DRSスコア)
© Copyright 2020 Dell Inc.20 of Y
vSphere7 のDRS で何が変わったのか?vCenter Server
画面を見せろ!(履歴)
© Copyright 2020 Dell Inc.21 of Y
vSphere7 のDRS で何が変わったのか?vCenter Server
画面を見せろ!(メモリ使用率)
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vSphere7 のDRS で何が変わったのか?vCenter Server
画面を見せろ!(CPU使用率)
パワーオン直後
© Copyright 2020 Dell Inc.23 of Y
vSphere7 のDRS で何が変わったのか?vCenter Server
画面を見せろ!(CPU使用率)
4分後
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vSphere7 のDRS で何が変わったのか?vCenter Server
画面を見せろ!(CPU使用率)
10分後
© Copyright 2020 Dell Inc.25 of Y
vSphere7 のDRS で何が変わったのか?vCenter Server
まとめ
わかったこと
VMフォーカスされたDRSだが、結局はクラスタ全体で平準化された
DRS作動後、「履歴」から動作を追えるため、DRSを運用で使いやすくなった
DRSの「監視」によりスコアなどが見える化され、運用で使いやすくなった
これまで確認しずらかった項目まで見える化された(バルーンメモリとか)
© Copyright 2020 Dell Inc.26 of Y
vSphere7 のDRS で何が変わったのか?vCenter Server
画面を見せろ!(推奨 メニュー)
© Copyright 2020 Dell Inc.27 of Y
ESXi 7へのバージョンアップは気をつけろ!
© Copyright 2020 Dell Inc.28 of Y
ESXiのバージョンアップ時の注意事項クリーンインストールで使いましょう
ESXi
https://www.dell.com/support/article/en-us/sln320957/upgrading-to-esxi-7-0-from-earlier-esxi-version-fails-with-vmkapi-dependencyerror?lang=en
■Upgrading to ESXi 7.0 from earlier ESXi version fails with vmkapi DependencyError
https://www.dell.com/support/manuals/us/en/19/vmware-esxi-7.x/vmware_7.x_rn_pub/known-issues?guid=guid-8ff23931-982e-469c-9391-ea1bcf6b7f4b&lang=en-us
■VMware vSphere 7.x on Dell EMC PowerEdge Servers Release Notes
症状
ESXi 6.5 or 6.7 から7.0へOEM版イメージ(Ver:A00)でバージョンアップするとエラーになる
解決策
バージョンアップはせず、新規インストールバージョンアップは非推奨
A00 Dell EMC customized ISO (build 15952498)
© Copyright 2020 Dell Inc.29 of Y
ESXiのバージョンアップ時の注意事項ESXi
原因
ESXi 6.5 or 6.7 に入っている古いドライバとESXi7.0のドライバとの依存関係によりエラーが発生するesxcli update コマンドを使っても、Image をBoot してバージョンアップさせても同様のエラーとなる
依存関係にあるドライバをRemoveしてバージョンアップするように、某江東区のサーバーベンダーは、案内を出していたが、いまではその記事は削除されている
実際にわたしもドライバをRemoveして、バージョンアップをしてみたが問題なくバージョンアップ可能だった
A01 Dell EMC customized ISO はまだ予定は未定
クリーンインストールで使いましょう
改善版まだ?
© Copyright 2020 Dell Inc.30 of Y
ESXiのバージョンアップ時の注意事項システムストレージレイアウトの変更
ESXi
ESXi 6.x のシステムストレージレイアウト ESXi 7.0 のシステムストレージレイアウト
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ESXiのバージョンアップ時の注意事項インストールデバイスのサイズに応じてパーティションサイズが可変
ESXi
© Copyright 2020 Dell Inc.32 of Y
ESXiのバージョンアップ時の注意事項じゃぁ、どんな注意点があるの?
ESXi
ESXi7.0へバージョンアップ後は元バージョンへ戻せない
https://kb.vmware.com/s/article/1033604?lang=en_us
•everting to an earlier version is not possible after upgrading to ESXi 7.0 due to partition changes to the boot device.
Note: To use an earlier version of ESXi after upgrading to version 7.0 , you must create a backup of the boot device before the upgrade or reinstall the desired version.
■Reverting to a previous version of ESXi (1033604)
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新機能のvLCMとは?vLCM: vSphere Lifecycle Manager
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ライフサイクル管理が話題になる理由
既存のIT環境の維持に費やされる時間の割合1
ダウンタイムの原因は手動および複雑なプロセス2
75%
1 Source: Forrester Research, Inc., Forrsights Budgets & Priorities Tracker Survey
2 Source: The causes & costs of data center system downtime – Advisory Board Q&A
3 Source: Dell Firmware Research, September 2018
自動化はしたいが管理者が適切に制御したい3
64%
信頼性とパフォーマンスの維持
システム全体に渡ったコンプライアンス(一貫性)
作業の簡素化
ハードウェア、ソフトウェアに跨る互換性の維持
70%約
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vLCMで実現できること
クラスター単位のライフサイクル管理
システム管理者が任意の「望ましい状態」を宣言
状態確認は自動的,適用は簡単
ハードウェア(BIOS/Firmware)やドライバも含まれる
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vLCMは2つの方法で管理できる
ベースライン イメージ
概要 従来のVMware Update Managerと同等 vSphere 7で実装された新しい手法
対応範囲
• vSphereのアップグレードとパッチ適用• サードパーティソフトのインストールと更新
• vSphereのインストール、アップグレード、パッチ適用
• サードパティソフトのインストールと更新• BIOS, ファームウェアの更新• VMware 互換性ガイド (VCG)、ホストおよび
vSAN ハードウェア互換性リスト (vSAN HCL) チェック
対象バージョン ESXi 6.5、ESXi 6.7、および ESXi 7.0 ESXi 7.0以降
ポイントクラスタ作成時にイメージ管理を選択しない場合はベースライン管理がデフォルト
イメージ管理を選択するとベースライン管理には戻れない
© Copyright 2020 Dell Inc.37 of Y
vLCM(イメージ管理)利用のポイント
追加インストール不要
クラスタのノードはすべてvSphere7
VIB個別の操作は不可
クラスタ内のすべてのノードは同一ベンダー, 同一モデル
現状はHA, vSANなどの統合ソリューションが連携対象
vSphere with Kubernetes および NSX と連携できません
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vLCMはどう動いてる?
vCenterがソフトウェアスタックを管理– 基本イメージの管理
▪ 各OEMベンダーのカスタムISOを含む
– 各ベンダーからリリースされるAdd-onパッケージの管理▪ v7以降ではカスタム ISO イメージおよびオフラインバンドルに加えて、ベンダーアドオンのみを含む ZIP ファイル、つまりカスタムイメージと ESXi基本イメージ間の差分が OEM によってリリース
ハードウェアスタックを管理するのはハードウェアサポートマネージャ(HSM)
– Dell EMCの場合はOpenManage Integration for
VMware vCenter (OMIVV) 5.1 が対応
– HSMが対応していないベンダーはvLCMでのハードウェアスタックの管理はできない
ハードウェア スタック確認済みのBIOS/Firmware
ソフトウェア スタックESXi基本イメージ + OEM Add-on
VMware vCenter Server
vSphere Lifecycle Manager
Service
OpenManage Integration
for VMware vCenter
Hardware Support Manager
Service
レジストレーション リクエスト サービス有効化
© Copyright 2020 Dell Inc.39 of Y
OpenManage Integreted VMware vCenter??OMIVVはPowerEdgeのハードウェアをvCenter上に可視化するプラグイン
© Copyright 2020 Dell Inc.40 of Y
OpenManage Integreted VMware vCenter??OMIVVはPowerEdgeのハードウェアをvCenter上に可視化するプラグイン
© Copyright 2020 Dell Inc.41 of Y
OpenManage Integreted VMware vCenter??OMIVVはPowerEdgeのハードウェアをvCenter上に可視化するプラグイン
© Copyright 2020 Dell Inc.42 of Y
OpenManage Integreted VMware vCenter??OMIVVはPowerEdgeのハードウェアをvCenter上に可視化するプラグイン
© Copyright 2020 Dell Inc.43 of Y
どう使うのvLCM!?(インフラ全体の準備)
Lifecycle Managerの管理ソフトウェアスタック
OpenManageの管理ハードウェアスタック
クラスタプロファイルの準備(適用するクラスタ+プロファイルの組み合わせ+チェックスケジュール)
リポジトリプロファイル(ドライバ, Firmware)
システムプロファイル(BIOS設定)
ISOプロファイル(デプロイ用ISOイメージ)
ISOのインポート(基本ISO(カスタムISO)の準備)
更新のインポート(ベンダーアドオン(URL,zipファイル)の準備)
「デポのイメージ」準備
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どう使うのvLCM!?(クラスタ毎の管理)
クラスタ毎の管理
vSphereバージョンの指定(基本ISO, カスタムISO)
ベンダーアドオンの指定
ファームウェアとドライバのアドオンの指定
デポのイメージ
クラスタプロファイル
クラスタプロファイルの準備
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Lifecycle Managerの管理:スタート時点「デポのイメージ」準備
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Lifecycle Managerの管理:ISOのインポート「デポのイメージ」準備
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Lifecycle Managerの管理:更新のインポート(ベンダーアドオン)「デポのイメージ」準備
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Lifecycle Managerの管理:準備完了「デポのイメージ」準備
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OpenManageの管理:リポジトリプロファイル(例:Firmware)
クラスタプロファイルの準備
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OpenManageの管理:リポジトリプロファイル(例:Firmware)
クラスタプロファイルの準備
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クラスタプロファイルクラスタプロファイルの準備
© Copyright 2020 Dell Inc.52 of Y
クラスタプロファイルクラスタプロファイルの準備
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クラスタのアップデートでイメージ管理を行うクラスタ毎の管理
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クラスタのアップデートでイメージ管理を行うクラスタ毎の管理
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クラスタのアップデートでイメージ管理を行うクラスタ毎の管理
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ライフサイクル管理の比較従来(VUMなど) vLCM vLCM+OMIVV
ゲストOSバージョン △VUMでの管理は・・・
〇ホストとの互換性、
VMtoolsをクラスタ単位で確認,バージョンアップ可能
〇ホストとの互換性、
VMtoolsをクラスタ単位で確認,バージョンアップ可能
各種VMwareソリューション 〇多くのソリューションと
連携
×まだイマイチ・・・
×まだイマイチ・・・
ドライバー △カスタムISOベースもしくは手動管理
〇ベンダーアドオンとして
一元管理
〇ベンダーアドオンとして
一元管理
vSphere 〇VUM, ISOで起動
〇vLCMに統合
〇vLCMに統合
BIOS, Firmware ×手動
×手動
〇ベンダーアドオンとして一元管理に含まれる
※vLCMはイメージ管理を前提としています
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そう言えば・・・
ライフサイクル管理が優れた製品と言えば・・・
VxRailのライフサイクル管理とvSphere7のvLCMはどう違うのか?
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VxRail v7 What’s New(vSphere 7ベースのVxRailバージョン)
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VxRailはvSphere7 Ready!
• 4/27にアップデートをリリース– VMのリリースから3週間以内リリースが基本
• 現状は既存環境のアップデートのみ– 工場出荷バージョンとしてはまだ選べません
– 5/12にRASRイメージもリリースされました
アップデートファイルの入手方法1.https://support.dell.com/ へアクセス2.Product Support へ移動3. 「VxRail Software」で検索4.Drivers & Dwonloadsで入手可能
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VxRail v7は何が変わったのか!?
<VxRail 7.0.000 に含まれるソフトウェアパッケージリスト>VxRail Manager
• VxRail Manager 7.0.000 build 16050759VMware integration
• VMware ESXi 7.0 GA build 15843807• VMware vCenter Server Virtual Appliance (vCSA) 7.0 GA build 15952498• VMware vSAN 7.0 GA build 15843807• VMware vRealize Log Insight 4.8.0 GA build 13036238
Dell EMC integration• Secure Remote Support 3.36.00.10
Dell PowerEdge platform components• PTAgent: 2.0.0-126• BIOS:
− E560/F/N, P570/F, P580N, S570, V570/F: 2.6.4− G560/F: 2.6.3− E460/F, P470/F, S470, V470/F: 2.11.0
• iSM: 3.5.1-1952• iDRAC: 4.10.10.10 (14G), 2.70.70.70 (13G)
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VxRail v7は何が変わったのか!?
<VxRail 7.0.000 に含まれるソフトウェアパッケージリスト>VxRail Manager
• VxRail Manager 7.0.000 build 16050759VMware integration
• VMware ESXi 7.0 GA build 15843807• VMware vCenter Server Virtual Appliance (vCSA) 7.0 GA build 15952498• VMware vSAN 7.0 GA build 15843807• VMware vRealize Log Insight 4.8.0 GA build 13036238
Dell EMC integration• Secure Remote Support 3.36.00.10
Dell PowerEdge platform components• PTAgent: 2.0.0-126• BIOS:
− E560/F/N, P570/F, P580N, S570, V570/F: 2.6.4− G560/F: 2.6.3− E460/F, P470/F, S470, V470/F: 2.11.0
• iSM: 3.5.1-1952• iDRAC: 4.10.10.10 (14G), 2.70.70.70 (13G)
リリースノート上は1つしかNew Featureがありません orz
© Copyright 2020 Dell Inc.62 of Y
VxRailやる気あるの??
【断言】VxRail v7の1stリリースは序章に過ぎない!(と、私は思います)
Kubernetes対応はVxRailが基本になる(VMware Cloud Foundationの運用が必要)
高速デバイスへの対応(最新のNVMeストレージデバイスを生かす)
何よりも継続的なライフサイクル管理がVxRailの最大の武器
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VxRail と vSphere 7のライフサイクル管理
• VMwareソフトウェアについてはVUMで管理可能
• ハードウェア、サードパーティソフトウェアについては個別のツールで管理が必要
• VMwareソフトウェアとそれ以外のソフトウェアの互換性はユーザが管理しなければならない
• 異なるベンダーのクラスタがある場合はそれぞれで同様の手順確認などが必要
従来の手動管理
• ユーザはあるべき姿(Desire
State)をポリシーで管理
• 互換性などのチェックがある程度行われるようになった
• VMwareソフトウェアのほかにファームウェアなども含まれるようになった
• 実行は自動処理で行える
vSAN RN+vLCMで統合管理と自動処理が実現
VxRailは行く先を選ぶだけ!
• 検証済みパッケージを選択
• 実行すればあとは全自動
• ProSupport Plus契約ならサポートでのリモート対応も可能
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機能レベルでの差異Feature vLCM VxRail
管理単位 クラスタ内は同一構成であること 世代,モデルなどの互換性を許容
マルチベンダー環境への対応 〇 ×
FW/HW をアップデート 〇(OMIVV連携) 〇
vCenterのバージョンナップ 含まない 含む
望ましいバージョンの組み合わせチェック × 〇
パッケージングの組み合わせの責任者 お客様 メーカー
サポートバージョン V7 V6.5,6.7,7.0
NSX, vSAN 2ノード構成, ストレッチクラスタ,Fault Domainのサポート
× 〇
vSphere v7
VxRail
異ベンダ環境を同じ流れで管理できる点が優れてる(製品連携は今後に期待)
第6世代まで進化が進んでるので安心・確実
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VxRail v7へのアップデートの注意点
• PowerEdge 13Gモデル以前のモデルはv7サポート外– VSPEX BLUE, VxRail 60/120/160/200, VxRail G410はサポート外
• GPU搭載モデルは現時点ではサポート外(後日対応予定)
• 現状, オフラインアップグレードのみ対応(インターネットアップグレードはありません)
• VxRail以外のソリューション(弊社のDPSソリューションなど)を利用されている場合は、vSphere7への対応状況をご確認ください。
• Platform Service ControllerのvCSAへの組み込みやVxRail Managerのファイルシステム拡張など、普段のバージョンアップとは異なるステップがあるため、まずはサポートへご相談頂くことをお勧めします。– ご自身で実行される場合は、必ずSolveOnlineで手順をご確認下さい
© Copyright 2020 Dell Inc.66 of Y
まとめ
自動化, 見える化されてるのはGood!
既存環境のバージョンアップはチェックを慎重に!(HCL/SCLは絶対確認しましょう)
vLCMはここがスタート!(もうちょっと頑張って欲しいナ)