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PMI日本支部2017-2019中期計画 PMI日本支部 2017.3.9 Copyright PMI Japan 2017 All Right Reserved

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PMI日本支部2017-2019中期計画

PMI日本支部 2017.3.9

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PMI日本支部のミッション

PMI日本支部はプロフェッショナル意識の高い会員のボランティ

ア活動により、常に改善が加えられた世界標準のプロジェクトマネジメントの技術と考え方を広め、日本の良さを生かしたプロジェクトマネジメント文化を醸成する。 (1998年設立)

PMI日本支部のミッション

プロジェクトマネジメントの適用基盤の整備

プロジェクトマネジメントの標準とその活用技術を広める

プロフェッショナリズムの醸成とコンピテンシーの向上

を通してプロジェクトマネジメント実践組織や社会の発展に貢献

(継続)

Copyright PMI Japan 2017 All Right Reserved 1

ビジョンステートメント

PMI日本支部の活動によって、

プロジェクトマネジメント

プログラムマネジメント

ポートフォリオマネジメント

の必要性や重要性が広く認識され、

企業の事業価値達成の手段として活用されている。

2 Copyright PMI Japan 2017 All Right Reserved

ビジョンステートメントの意図

PMI日本支部の活動によって、

プロジェクトマネジメント

プログラムマネジメント

ポートフォリオマネジメント

の必要性や重要性が広く認識され、

企業の事業価値達成の手段として活用されている。

3

イノベーションを実現する手段として世界水準のプロジェクトマネジメントが幅広く実務の世界で受け入れられている。

企業

教育機関

行政機関

Non-IT企業

首都圏以外

社会貢献活動

誰に

何を

適用推進する

Project Mgmt

Portfolio Mgmt

OPM

BA

Complexity

Program Mgmt Managing Change

Req. Mgmt

Talent Mgmt

Agility

多様な人材

事業価値達成 の手段

価値を訴求する

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ビジョンステートメント達成に向けたアプローチ

4

ビジョン

達成

広範な

協力体制

問題解決重視

PMI本部

資産の活用

REP

教育機関

他団体

PMI本部

近隣支部

外部 内部

企業のグローバル化

教育のグローバル化

少子化・高齢化

災害復興支援

破壊的イノベーション

総合プロデュース力

PMI標準類

EF Educational Foundation

GAC Global Accreditation Center

Talent Triangle (ビジネス戦略重視)

会員/法人スポンサーの増強

PMを使わせる のではなく、 PMが役に立つ ことを示す

支部内ガバナンス整備

部会間連携強化

会員参画促進

法人スポンサー関係強化

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中間報告以降の変更点 調査検討を深めるべきテーマ

プログラム/ポートフォリオに対する支部としての組織的取組み

タレントトライアングル普及

経営・組織課題を解決するPM

一体化して継続的に調査検討し、支部方針の制定や具体策の立案につなげる活動を立ち上げ、定常化する。

SNS活用の推進

リーダーシップミーティングで多数の提起があったので、部会連携施策の中で明記。

REPとの連携

REP事情に詳しい理事を中心に検討開始し、支部全体の発展の観点から具体策を実行する。

外部表彰

PMI本部表彰に対する日本の企業、団体の応募を促進、支援する。

その他、修正案を反映した委員会

教育国際化委員会 PMコミュニティー活性化委員会

標準推進委員会 ソーシャルPM研究会

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1.PPPMの普及推進

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目的 施策名 活動概要 推進主体

PPPMの普及推進

普及推進戦略の立案

① PPPMに関するPMI本部等の動向、日本でのニーズや成功事例、潜在的適用分野を調査、分析し、支部内で認識を共有する。 ② タレントトライアングルの背景、狙いを踏まえ、その日本における意義を議論、検討する。 ③上記に基づいて、支部活動の方向性、施策を検討し、支部内外に提起する。

理事会

PMI標準の翻訳出版

ポートフォリオマネジメント、プログラムマネジメント等、PMI標準を速やかに翻訳し、提供する。

標準推進委員会

PMI標準の普及 翻訳された標準類の普及について関係部会と協業し、効果的かつ効率的な普及活動のマネジメントを行う。

標準推進委員会(PfPg研究会等との協力)

海外でのPf/Pgの活用事例の紹介

海外での事例を紹介し、その有用性やHow toを日本に紹介する。

国際連携委員会

PfM, PgMの応用について、ノウハウや知見をまとめ、普及の一助とする。

・M&Aへの応用 ・スタートアップへの応用 ・研究活動への応用 (応用分野は随時見直す)

ポートフォリオ/プログラム研究会

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2.グローバル化対応

施策名 目的 活動概要 推進主体

PMIのリソースとグローバルなネットワークを活用したPM教育の普及・グローバル化の推進

教育機関の取り組み課題である能動的人材育成(アクティブ・ラーニングの強化)、世界で活躍できるグローバル人材の育成に貢献する。

・PMI・PMIGACPM教育研究に関するグローバル連携、留学、インターンシップ等促進の支援 ・PMI, PMIef, PMIGACのリソースと各国支部等との人的ネットワーク活用した、PM教育のグローバル化、質保証、MOOCS活用

教育国際化委員会

PMIJの海外プレゼンス向上

グローバルプロジェクトを実施する知識の収集と展開。 近隣支部との関係強化。

PMIJでの活動(特にIRC)をR9、R15等のカンファレンスで紹介する。 IRC内でコンテンツを作成し、メンバーによるプレゼンを現地で行う。

国際連携委員会 IRC

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3.他団体との連携強化(1)

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施策名 目的 活動概要 推進主体

PMに関係する団体との連携によるPM普及、強化活動

PMを実際に活用するユーザーの団体と連携しPMの普及を図る

JISAのPMコミュニティの継続支援の他団体との共同イベント等を計画、実施する 具体的にはPMIが上流にウィングを広げているが、それらを総合して今後問われるのはプロジェクトの評価の高度化と推察されるので、 ・日本評価学会(竹内理事が事務局長) ・日本コスト評価学会等 と連携しプロジェクトの計画時の評価、見積もりの高度化等「プロジェクト評価」についての共同イベントを開催する。 これらの実績をもとにJISAプロジェクト評価コミュニティとの連携等を図る。

企画担当理事

イノベーション、IOT、デジタル社会への対応策としてのPMの普及、強化活動

イノベーション、IOT、デジタル社会への対応についても関連団体連携し、実現の推進力としてのPMの実装、活用を推進する

Cefil、デジタルイノベーションセンター等と連携し、教育プログラムにPPPMを位置づけ、講習を実施する。

企画担当理事

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3.他団体との連携強化(2)

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施策名 目的 活動概要 推進主体

国内外のPM教育に関する情報交流HUB機能の強化

高等教育機関、中等教育機関で、PMの基礎を現場の教育に取り入れることができる教員や教育協力者が増え、PM教育のすそ野を拡大させる。

・教育機関と産業界との多面的な交流、課題・解決策の開発・共有、発信する ・支部既存資産の活用・ブラッシュアップ(事務局資産、現教育委員会資産)

教育国際化委員会

REPとの関係強化

会員サービスの向上/PMI方針・施策の浸透/市場ニーズの把握/個人会員の増加

・GOCからのメッセージなど本部情報を伝える場検討 ・REPとの共存のためのPMIJガイドライン(REP事業を脅かさない)を作成する ・REP向けシンポジウムの年次開催、PMI本部講師の招聘、PMIJのREP対応方針表明 ・REP経由でPMIJ情報の展開による加入促進 ・国内REP情報を会員に提供

REP友の会

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4.PM適用分野の拡大

施策名 目的 活動概要 推進主体

外部表彰

PMI本部表彰制度を活用し、優れたPM実践者/組織を表彰することで、PMI日本支部とPMに対する社会的認知度を向上する

日本の企業、団体における優れた実績を発掘し、PMI本部の表彰制度への応募を支援する。 -日本の企業、団体のベストプラクティスを世界的に知らしめる -PMI本部の権威を利用して、従来関係の薄かった日本企業等も支部活動に巻き込み、日本産業界におけるPMに対する関心を高める。 -海外における日本企業の活躍も対象とする。

理事会

PM教育の必要性・有効性に関する啓発活動の強化

人材育成のおけるPM教育の有効性、必要性を社会に広く認知させる。

・PMI日本フォーラム アカデミックトラック等を国内外の情報交流にさらに活用する ・プロジェクトマネジメント(PM)教育で育成される知識・スキル・態度が、世界・社会から求められる人材のジェネリックスキルそのものであることを広く発信する ・PM教育の有用性、必要性を主要なステークホルダーへ訴求する(意識を変える)

教育国際化委員会

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5.首都圏以外での活動拡大

施策名 目的 活動概要 推進主体

PM活動による地域における価値創出の促進

PM活動を地域社会の充実化・活性化につなげるとともに、PM有効性を発展させる。

・各地域のPMコミュニティやブランチにて、地域におけるPMの普及・活用・実践の企画・運営を行う。 ・産官学の橋渡し役・価値創出の推進役の実施・運営を行う。 ・PMIを起点にしてPMを発信+ ・産官学を起点にしてPMを活用して社会的な有効性を実証

地域サービス委員会

地域におけるPM活動のプロモーション強化と参加しやすい環境づくり

PMコミュニティやブランチ活動の認知度向上および、活動体制の強化につなげる。

・PMコミュニティやブランチ活動のWeb媒体による情報発信を強化する。 ・ホームページの再構成・リニューアル・継続的情報更新などを行い、参加しやすい雰囲気づくり、情報連携を行う。

地域サービス委員会

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6.PMを通じた社会貢献の展開

施策名 目的 活動概要 推進主体

社会貢献活動の実践を通じたPM手法、資産の充実と普及展開

PMI日本支部として社会貢献活動を行うことによりPMの適用領域を拡大する。

①社会貢献活動の実践(連携先NPO等で活動) ・災害復興支援NPO ・プロボノ支援NPO ・まちづくりNPO ・社会福祉協議会 ②PM手法、資産の充実と普及展開 ・ソーシャルPM手法 ・CSV方法論

ソーシャルPM研究会 6-1

12 Copyright PMI Japan 2017 All Right Reserved

7.支部活動基盤の整備

施策名 目的 活動概要 推進主体

戦略運営委員会の運営確立

PMI日本支部のガバナンス体制向上に向けた委員会改編に伴う体制確立

企画委員会を改組して発足する戦略運営委員会を開催、情報連携、 新規企画、委員会間の企画の調整、理事会への付議等の機能を確立し、運営を軌道に乗せる。 また戦略委員会の目標を達成するためにモニタリング・支援を行う。

企画担当理事/戦略運営委員会

部会リーダー交流会の設定と運営

・部会間での連携強化 ・理事会や戦略委員会への要望や提言の場を提供する

・理事会・戦略委員会・事務局連絡事項の各部会へのインプット ・年度計画外の企画についての理事会提示前の事前審議 ・その他活性化のための情報交換の場の提供

PMコミュニティ活性化委員会

複数の部会での共同企画の開催

・部会間での連携強化 ・お互いの知見を活用することによる企画の質や効率の向上

・部会リーダー交流会やSNSなどのツールにより、企画の共有を図る ・部会間でのノウハウ共有のハブとなり、企画のコーディネーションを行う ・部会内、部会間の情報共有を促進するため、会員が利用できるSNS環境を整備する。

PMコミュニティ活性化委員会

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13 Copyright PMI Japan 2017 All Right Reserved

8.アクティブメンバーへの支援強化

施策名 目的 活動概要 推進主体

リーダーシップスキル育成

各部会のアクティブメンバーの質の向上

宿泊を基本としたリーダーシップミーティングの開催によって、リーダーシップスキルを向上させる

PMコミュニティ活性化委員会

ボランティア・コミュニティの運営手法の体系化

各部会の活発な活動の実現を支援する

・各部会が活発な活動のために必要とする支援のニーズを把握し、それらに対応できる体系的な運営ノウハウの確立を図る ・関心のある部会や、外部の専門団体と連携を行う

PMコミュニティ活性化委員会

日本支部会員に対する価値ある情報の発信

PMI本部、日本支部、部会活動などの会員限定の情報を発信することにより、会員である価値を高め、リテンション率の向上とアクティブメンバーの増加をめざす

・情報発信の現状を把握し、情報発信のあるべき姿を検討する ・支部会員が価値を感じる情報とは何か、効果的に発信するメディアの形態はどんなものかを見極める ・年間の情報発信計画を策定する

PMコミュニティ活性化委員会

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14 Copyright PMI Japan 2017 All Right Reserved

9.サービス向上

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施策名 目的 活動概要 推進主体

法人スポンサー拡大に向けサービスの更なる向上

法人ごとのPMIに求める価値の仮説設定による木目細かな施策の展開

法人を分析してセグメント分けし、提供できる価値を明確にする。 ・規模、業種、IT子会社、PMP拡大 etc

組織拡大委員会

法人スポンサー拡大のために追加の特典、施策を検討し展開する。

魅力的なプログラムをデザインする。 ・連絡会などの、コンタクト機会を増やす。 (回数増加、情報交換の場設定など) ・新たなSGの立ち上げ。(アンケート活用) ・SG以外の施策検討。

組織拡大委員会

法人スポンサー企業の身近な存在としての認知度向上

法人スポンサー企業へのPM目安箱の設立などにより、法人スポンサーが抱える悩みを集め、その悩みに対する講演の開催や、新たなSGの設立のきっかけとする。

組織拡大委員会

リテンション率の向上

新規入会者のリテンション率向上

新規入会者向けガイダンスの定期的な開催 ・PMIの活動内容、部会などの紹介 ・新規会員のネットワーク作り

組織拡大委員会

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10.会員増強策

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施策名 目的 活動概要 推進主体

法人スポンサー企業の個人会員増加施策

法人スポンサーの窓口経由で個人にアプローチし、いろいろなベネフィットの違いも提示して個人会員に誘導する

個人会員に変えることの法人スポンサーのメリットは何かを明確にする。 入会手続き変更のガイドや代行処理を含めて実施する

組織拡大委員会

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ビジョンステートメントの意図

PMI日本支部の活動によって、

プロジェクトマネジメント

プログラムマネジメント

ポートフォリオマネジメント

の必要性や重要性が広く認識され、

企業の事業価値達成の手段として活用されている。

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イノベーションを実現する手段として世界水準のプロジェクトマネジメントが幅広く実務の世界で受け入れられている。

企業

教育機関

行政機関

Non-IT企業

首都圏以外

社会貢献活動

誰に

何を

適用推進する

Project Mgmt

Portfolio Mgmt

OPM

BA

Complexity

Program Mgmt Managing Change

Req. Mgmt

Talent Mgmt

Agility

多様な人材

事業価値達成 の手段

価値を訴求する

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ビジョンステートメント達成に向けたアプローチ

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ビジョン

達成

広範な

協力体制

問題解決重視

PMI本部

資産の活用

REP

教育機関

他団体

PMI本部

近隣支部

外部

支部内ガバナンス整備

部会間連携強化

会員参画促進

内部

企業のグローバル化

教育のグローバル化

少子化・高齢化

災害復興支援

破壊的イノベーション

総合プロデュース力

PMI標準類

EF Educational Foundation

GAC Global Accreditation Center

Talent Triangle (ビジネス戦略重視)

会員/法人スポンサーの増強

PMを使わせる のではなく、 PMが役に立つ ことを示す

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2-1 法人スポンサー関係強化 9-1

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参考資料

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ビジョンステートメントの補足~目指す状態

(2014-2016ビジョンステートメントと同様)

イノベーションを実現する手段として世界水準のプロジェクトマネジメントが

幅広く実務の世界で受け入れられている。

企業活動のグローバル化に伴うプロジェクトのグローバル化に対応した有

効な活動が展開されている。

プロジェクトマネジメントを通じた社会貢献活動が展開されている。

首都圏以外の都市においてPMI日本支部活動が展開されている。

IT以外の産業においてもプロジェクトマネジメントの重要性が認知され活用

されている。

多様なプロフィールを持つ人材がプロジェクトマネジメント分野で活躍して

いる。

プロジェクトマネジメントを活用する行政、教育機関、企業、その他関連団

体とコラボレーションが起こっている。

PMI日本支部の法人としての活動基盤が確立されている。

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ビジョンステートメントの補足~対象領域について

PPPM(プロジェクト/プログラム/ポートフォリオ・マネジメント)を

陽に取り上げている意図

PMIが提供する事業価値達成の手段の総称を意図した。

OPM、PMCDF、ガバナンス、BA、Agileなどを排除したり、軽視するもので

はない。

プラクティス標準、プラクティスガイドなどを含むPMIから提供される標準類

全体の活用を意図している。

システム開発プロジェクトに留まらず、経営課題解決や新規事業創造など、

企業活動全般で利用されることを想定して、「企業の事業価値達成の手

段」と表現している。

PPPM等について、研究会のテーマとして議論するのみならず、

日本支部の組織的な取り組みとして、実践の場に普及展開する

方策を追求する。

ビジネスストラテジ(タレントトライアングル)への理解を深める (PMI日本支部2015LMで配布した「Talent Triangle 説明抜粋」を参照)

ITベンダ以外の企業や会員への浸透を図る

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ビジョンステートメントの補足~施策での考慮事項

PPPMの活用を推進し以下のような活動に貢献する 日本企業のグローバル化 国内外における多様な人々との協業 大企業病やお役所仕事の克服 デジタルなど技術的変化がもたらす既存ビジネスに対する破壊的変

化に対応する新規事業創造やイノベーション 堅苦しくて重厚な「プロジェクト」のイメージを払拭する機敏な取り組み 企画/開発/製造/営業など一連の事業プロセスを総合するプロデュー

ス力の向上

ライフスキルとしてのプロジェクトマネジメントを普及させ、社会課題の解決や多様な人々の支援に貢献する。 女性の活躍、若年層教育、少子化・高齢化 自営業、第1次産業など多様な事業従事者 都市在住者、地方在住者、過疎地在住者 災害復興

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次期中期計画検討の背景

PMI本部動向と日本の動向

ミッション委員会 2016.5.9.

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2015 Topic Areas of Focus

1 Strategic Initiative Management (SIM) 2 Talent Management 3 PMO 4 Young Generation 5 Portfolio Management 6 Requirements Management 7 Organization Agility 8 Benefits Realization

Change Management Complexity Methodology

Move to Maintenance Mode:

ビジネスや社会の今後 を踏まえた

Proactiveで実務的な方向性

常に成長を志向

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PMI Talent Triangle (#PMITT)

人材育成を3局面で整理

今後はPDUも 3分野での計上に

求められている領域の変化(戦略、ビジネス、リーダーシップ…)

マネジメント視点や 視野の変化が必要に

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新標準、調査/研究成果 調査/研究成果

・Pulse of Profession ® ・Thought Leadership Series ・Project Management Journal ® ・White Papers, Cases Studies, Webinars Library ・Assessment & Benchmarking … etc.

新標準

・Business Analysis ・Complexity ・Managing Change ・Organizational PM ・Requirements Management etc.

2014 以降

成熟度高く 有用な情報多数

(非会員も一部利用可)

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PMI New Standards

PMBOK®®

Program

Portfolio

OPM3 ®

+ ®

V5

V3

V3

V3

<PMI Foundational Standards>

新たなPractice Guide: Governance of PPP – 2016/1よりDownload可能に!

<PMI Practice Guides> “Change”®

“Complexity”®

“Implement OPM” “Requirements”

Business AnalysisがPractice GuideからFoundational Standardに!(2015/11/2発表)

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ビジョンステートメントの背景~日本の動向

当資料は、2014年~2016年のビジョン作成と現在との背景の違い、当該期間での新たな動向や変化を中心に調査を行い、現ビジョンの見直しのインプットとすることを目的とする。動向調査の対象とする「領域」は、網羅的にカバーするのではなく、フレームワークにて識別した結果より、関連性の高いものを対象とする。

2017年~2019年の日本動向調査

領域

1. Political 2. Economic 3. Social 4. Technological 5. Environment おまけ

政治動向 経済動向 人口/雇用問題 テクノロジー動向 環境 2020東京オリンピック

変化点/トレンド

1

国際政情の不安定化 1

もたつく国内景気 1

少子高齢化 1

AI/ロボット技術の発展 1

地球温暖化の進行 1

ハコモノ/インフラ産業特需

① ISの脅威、シリア問題 ① オリンピック特需 ① 労働力不足 ① 第2の産業革命 破壊的イノベーション

① 先進国協調の破綻 ① 建築資材の高騰

② EU不調和(協調破綻) ② Japanブランドの世界発信

② 外国人労働者の増加 ② 企業/国際間技術提携の拡大

② 旧BRICS諸国の対策遅れ

② 雇用創出/労働力不足/首都集中

③ アメリカのリーダーシップ低下

③ 観光ビジネスの台頭 ③ 熟練労働者の減少 ③ ホワイトカラー雇用の危機 ③ 効果的対策の欠落 ③ 地価高騰

2

サイバー戦争 2

アジア市場のトレンド変化 2

非正規雇用 2

モバイル普及の拡大 2

環境汚染/環境破壊 2

産業活性化

① 営利目的のサイバー攻撃急増

① 中国経済の失速 ① 日本独特の雇用形態 ① ビジネスモデルの変化 ① 中国PM2.5の深刻化 ① 観光業

② 国家間のサイバー戦争激化

② 東南アジア市場の活性化

② 日本人のホワイトカラー嗜好

② 製品ライフサイクルの短縮

② 東南アジアの環境汚染悪化

② サービス業

③ セキュリティ対策の遅れ ③ 流動性の高い労働市場への変化

③ キャリア教育不足 ③ アジャイル手法の定着 ③ アフリカ諸国の環境破壊拡大

③ グローバル化対応の遅れ

3

国内の長期政権化 1億総”主人公”時代

3

企業競争の激化 3

地方消滅の危機 3

ビッグデータ活用の更なる普及

3

自然災害の猛威拡大 3

人材不足

① 成長に向けた継続施策の実施

① 企業戦略の明暗(シャープetc.)

① 人口の首都集中 ① ビジネスチャンスの拡大 ① 震災復興の遅れ ① プロジェクト・マネジャー

② 憲法改定 ② 事業ポートフォリオの見直し

② 地方高齢化に伴う地場産業衰退

② 医療/小売/物流への適用拡大

② 異常気象対策の遅れ ② プログラム・マネジャー

③ 国際協力関係の強化 ③ 起業への注目 ③ 賃金格差拡大 ③ データセキュリティ問題の深刻化

③ 更なる地震活動・活火山噴火被害の予兆

③ グローバル人材

ビジョンを描く上で、重視すべき変動要素 PMI日本支部 ミッション委員会にて作成

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日本動向:参考文献リスト

Global Competitiveness Report 2015-2016, World Economic Forum, September 2015

Global Risk Report 2015, World Economic Forum, January 2016

The Future of Jobs, World Economic Forum, January 2016

Economic Survey of Japan 2015 OECD対日審査報告書2015年版

2015年ヘイズ・グローバル・スキル・インデックス

内外経済の中長期展望~2015-2030年度~、株式会社三菱総合研究所、2015年

内外経済の中期見通し ~中期展望も視野に、2020年までの世界経済の行方~ みずほ総合研究所, 2015

日本経済の中期見通し(2014年度~2025年度) 三菱UFJリサーチ&コンサルティング, 2015

2020年の世界と日本に関する 基本認識 ~2020年の科学技術のヒト・モノ・カネ~ 内閣府

経済財政諮問会議 専門調査会「選択する未来」委員会、内閣府、2014/11

一億総活躍国民会議、石原大臣提出資料、内閣府、2016年4月26日

平成25年度我が国経済社会の情報化・サービス化に係る基盤整備(我が国電機電子産業を巡る構造的環境変化、経営課題及び政策課題に関する調査研究)、野村総研、2014/3

IT人材を巡る現状について、経済産業省情報処理振興課、2015年1月

人工知能の動向、野村総研、2016年3月17日

PMI日本支部 ミッション委員会にて作成

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とりまとめの経緯

ミッション委員会からビジョンステートメント及び解説を提示。 戦略委員会、部会等から提案のあった施策を集約。 各委員会、部会のミッション、活動内容に則して、重要な活動が

多数提起された。 ビジョンステートメント及び補足事項に関連づけて整理した。 支部全体の中期施策であることから、委員会/部会等の内部活動

として遂行することが相応しいものは除外した。 部会の活動が、すべてビジョンステートメントに紐づくことは想

定していない。

部会の自主的な活動を阻害しない。

中計計画に盛り込む施策は、支部としてのコミットメントであり、ミッション委員会が進捗を監視する。

8月4日、8日に集中検討会で課題を論議した。 9月10日、11日のリーダーシップミーティングで、中期計画案を説

明、合わせて部会活動に関する課題を議論。

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