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新年あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。健康な一年間と なりますようにお祈り申し上げます。 昨年末は例年より約3週間インフルエンザの 流行が早まり,皆様には感染防止のため『手洗いとうがいの励行』をお願いしています。また, ノロウイルスほか消化器感染症の予防も手洗いが第一の対策です。不要不急の外出を避ける,十分な睡眠・規則正しい生活・バランスのとれた食事…どれもとても基本的な事で,誰でも心がければ できることです。難しいことではないながら, 丁寧に継続する力が必要です。 年頭に際し,『基本的なこと』『難しくない, 誰でもいつでもできること』『継続する力』などを,自分自身にこのキーワードを言い聞かせました。

12 月 17 日(水)第 12 回クリスマスコンサートを開催しました。当日は雪が降り,まさにホワイトクリスマス気分の中,地域の方々,患者様等に鑑賞して頂きました。 スペシャルゲストの女性合唱団「コール百音 (モネ)」の皆さんによるクリスマスソングの合唱に始まり後半は職員による楽器演奏や歌を披露 しました。3・4階病棟看護師によるハンドベルの演奏時には,看護実習に来られていた広島国際大学の学生さんも参加し一緒に歌いました。 皆様と一緒に楽しいひとときを過ごせたクリスマスコンサートでした。

副院長 重松静香

インフルエンザのワクチン接種は受けられましたか? 「ワクチン接種してもインフルエンザにかかった!」「予防効果は不十分!」 ごもっともですが,かといって何もしないより効果があります。インフルエンザは飛沫感染ですから, 患者の咳やくしゃみに含まれる飛沫を吸い込むことで感染します。気道粘膜部分でウイルスを防ぐのが ワクチンです。予防効果をさらに上げるためにマスクを正しく装着することも有効です(マスクと顔の間に隙間が目立ったり,鼻の穴がみえるようだと効果不十分です!)。自己免疫力を上げるためにもバランスのよい食事と,睡眠をしっかりとりましょう。 この度の平成 26 年度診療報酬改定において「地域包括ケア病床」が新設されました。当院でも 7 月から 4階病棟に 15床,11 月から6床増やし,合計21床の地域包括ケア病床を設けました。 この病床は,急性期治療を終えたのち,安心して自宅療養に移行できるよう在宅復帰を支援する病床で,一定期間の安定した入院治療の中で,在宅復帰・社会復帰に向けた退院調整やリハビリテーションなどを 行います。また,ご自宅あるいは介護施設等に入所されている高齢者の緊急時の入院のほか,高度急性期 病院からの転院の受け入れも担っています。これらの患者様一人ひとりに対して,ケアマネージャーほか 関係機関・施設との調整など『医療と介護の連携』をより一層緊密にしながら,病床運営を行っている ところです。当院では,今年度,病院の理念を見直し,「私たちは,地域の皆様の健康と暮らしを支える そのほか冬場の感染症といえば,ノロウイルスやロタ ウイルスによる胃腸炎でしょうか。食中毒の原因で最も 多いのはノロウイルスで,これは感染力が強いことが原因です。ここで注意したいのは,「感染力が強い=病原性が 強い」ではないことです。胃腸炎ウイルスは接触感染と いう感染の仕方で,アルコール消毒に抵抗力をもって いますから,手洗いではとにかく水で洗い流すしかありません。吐物,排泄物や環境表面の消毒には次亜塩素酸 ナトリウム(ハイターやミルトンなど)が有効です。 使用方法に注意して適切に対応してください。 楽しく健康に,一年を過ごせますように!

①①①①【入院時のカンファレンス】【入院時のカンファレンス】【入院時のカンファレンス】【入院時のカンファレンス】 入院時より1~2日までにミニカンファレンスや臨時カンファレンスを行います。急性期の患者様の病状や入院期間の情報を共有するものです。 ②【安定期カンファレンス】②【安定期カンファレンス】②【安定期カンファレンス】②【安定期カンファレンス】 病状が安定する頃に開催します。病気の見通しや介護度による今後の生活への影響・患者様とご家族の今後の生活に対する意思の確認などについて,主治医とともに話し合います。 ③【退院調整合同カンファレンス】③【退院調整合同カンファレンス】③【退院調整合同カンファレンス】③【退院調整合同カンファレンス】 退院前になると開催されます。ケアマネージャーや地域の関係者などが参加し,退院後の日常生活の 中で必要となるサービスなどを具体的に検討します。 ④【退院前の外出・外泊】④【退院前の外出・外泊】④【退院前の外出・外泊】④【退院前の外出・外泊】 在宅での生活が不安なくできるかどうか,退院前に試験的な外出や外泊を行うものです。ご家族や ケアマネージャーとともに病棟看護師が一緒に計画します。 ⑤【退院前訪問】⑤【退院前訪問】⑤【退院前訪問】⑤【退院前訪問】 必要に応じて,病棟看護師やリハビリテーションを行う理学療法士,退院支援の看護師が退院前の 外出等に同行します。自宅での生活状況等を把握し,安心して退院できるよう助言します。 ⑥【退院後電話訪問】⑥【退院後電話訪問】⑥【退院後電話訪問】⑥【退院後電話訪問】 退院後2~3日を目途に病棟看護師から電話をおかけし,退院後の生活が支障なく送れているかどうかなどお聞かせいただきます。必要に応じて,アドバイスなどさせていただくとともに,何か問題等が あれば関係者と一緒に対応策を検討します。 では,どのような場合に『地域包括ケア病床』が利用できるのか紹介します。 〇入院治療により病状が安定・改善したが,在宅復帰に向けてリハビリや経過観察が必要な方〇入院治療により病状が安定・改善したが,在宅復帰に向けてリハビリや経過観察が必要な方〇入院治療により病状が安定・改善したが,在宅復帰に向けてリハビリや経過観察が必要な方〇入院治療により病状が安定・改善したが,在宅復帰に向けてリハビリや経過観察が必要な方 〇在宅や介護施設への退院に向けた準備が必要な方〇在宅や介護施設への退院に向けた準備が必要な方〇在宅や介護施設への退院に向けた準備が必要な方〇在宅や介護施設への退院に向けた準備が必要な方 〇在宅生活継続のために一時的な入院(レスパイトケア)を必要とする方〇在宅生活継続のために一時的な入院(レスパイトケア)を必要とする方〇在宅生活継続のために一時的な入院(レスパイトケア)を必要とする方〇在宅生活継続のために一時的な入院(レスパイトケア)を必要とする方 誰もが住み慣れた地域で暮らすことができるように,住まい・医療・介護予防・生活支援などを地域で 一体的に提供できる仕組みづくり【地域包括ケアシステム】が求められています。 当院では「地域包括ケア病床」を新たな医療資源として活用することで,地域包括ケアシステム構築を 医療面から支援していきます。詳しい内容については地域医療連携室にご相談ください。今後も職員一同 地域の皆様が安心して住み慣れた場所で生活できるように頑張っていきます。 4階病棟師長 宮本七重

ために力を尽くします」と再設定しました。住み慣れた地域で暮らし続けていくため, 安心して自宅等に帰れるよう,多職種から なるチームで患者様・ご家族に関わっていきます。具体的には以下のような取組を行っています。 感染制御医師 花山隆三