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Office 2013 基本演習 [Word/Excel/PowerPoint] 講習の手引き この手引きは、『Office 2013 基本演習[Word/Excel/PowerPoint]』(以下、本書)を使ってセミナーを実施される講師の方に、 ご参考にしていただきたい各情報(セミナー実施時の注意事項、本文内容の補足)をまとめたものです。 より良いセミナーを行うために、この手引きがお役に立てば幸いです。 日経 BP 社 セミナー実施時の注意 以下の点に注意して、セミナーを実施しましょう。 ● 本書に記載されている名称で説明すること(講師が本書に記載されている名称と異なる名称で説明すると受講者が混乱 するため)。 ● 受講者からの質問に対して自信のないことは即答を避け、調査後の折り返し回答を徹底すること。 ● 英数字の入力は、特に指示がない限り、半角で入力するよう説明すること。 セミナー実施前に、次の環境を確認しておきましょう。 Office Professional Plus 2013 を完全セットアップし、ライセンス認証手続きを完了させた状態。 ● プリンターをセットアップした状態。 ● インターネットに接続された状態。 ● 講習時に使用する実習データの準備。 Office 2013 では、タッチモードとマウスモードを切り替えて操作が行えます。 ● タッチモード:指でスクリーンをタッチする操作がしやすいように、リボンが拡大表示され、アイコンどうしの間が広 がります。また、ミニツールバーや文字色のパレット表示も拡大されます。 ● マウスモード:マウスでの操作を前提とした、Office 2010 までと同様の表示サイズです。 タッチモードとマウスモードを切り替えるには、クイックアクセスツールバーに[タッチ/マウス モードの切り替え]ボタ ンを表示させ、それを使用します。 本書ではマウスモードでの操作を記載しています。 コンピューターによっては、初期設定でタッチモードになっている場合があります。また、リボンが非表示になっている場 合もあります。環境を事前に確認し、必要に応じて本書の設定に合わせておきましょう。 また、OS のバージョンによっては、既定の保存先が SkyDrive(インターネット上の保存場所)になっている場合がありま す。これまでどおり使用しているコンピューターのマイドキュメントに保存する場合は、[ファイル]タブの[名前を付けて 保存]をクリックして、表示される[名前を付けて保存]画面か、[名前を付けて保存]ダイアログボックスで保存先を設定 します。

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Office 2013 基本演習

[Word/Excel/PowerPoint]

講習の手引き この手引きは、『Office 2013 基本演習[Word/Excel/PowerPoint]』(以下、本書)を使ってセミナーを実施される講師の方に、

ご参考にしていただきたい各情報(セミナー実施時の注意事項、本文内容の補足)をまとめたものです。 より良いセミナーを行うために、この手引きがお役に立てば幸いです。

日経 BP 社

セミナー実施時の注意 以下の点に注意して、セミナーを実施しましょう。 ● 本書に記載されている名称で説明すること(講師が本書に記載されている名称と異なる名称で説明すると受講者が混乱

するため)。 ● 受講者からの質問に対して自信のないことは即答を避け、調査後の折り返し回答を徹底すること。 ● 英数字の入力は、特に指示がない限り、半角で入力するよう説明すること。 セミナー実施前に、次の環境を確認しておきましょう。 ● Office Professional Plus 2013 を完全セットアップし、ライセンス認証手続きを完了させた状態。 ● プリンターをセットアップした状態。 ● インターネットに接続された状態。 ● 講習時に使用する実習データの準備。 Office 2013 では、タッチモードとマウスモードを切り替えて操作が行えます。 ● タッチモード:指でスクリーンをタッチする操作がしやすいように、リボンが拡大表示され、アイコンどうしの間が広

がります。また、ミニツールバーや文字色のパレット表示も拡大されます。 ● マウスモード:マウスでの操作を前提とした、Office 2010 までと同様の表示サイズです。 タッチモードとマウスモードを切り替えるには、クイックアクセスツールバーに[タッチ/マウス モードの切り替え]ボタ

ンを表示させ、それを使用します。 本書ではマウスモードでの操作を記載しています。 コンピューターによっては、初期設定でタッチモードになっている場合があります。また、リボンが非表示になっている場

合もあります。環境を事前に確認し、必要に応じて本書の設定に合わせておきましょう。 また、OS のバージョンによっては、既定の保存先が SkyDrive(インターネット上の保存場所)になっている場合がありま

す。これまでどおり使用しているコンピューターのマイドキュメントに保存する場合は、[ファイル]タブの[名前を付けて

保存]をクリックして、表示される[名前を付けて保存]画面か、[名前を付けて保存]ダイアログボックスで保存先を設定

します。

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Office 2013 基本演習[Word/Excel/PowerPoint] 講習の手引き

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本文の注意点と参考情報 本文の章立てに沿って、主な注意点、参考情報をまとめました。セミナーを組み立てる詳細プラン作成時やセミナー実施時

に受講者スキルに合わせてご活用ください。 第 1 章 新規文書の作成 p. 4 作成する文書 初めに、受講者が業務(活用)イメージを持てるようなトークで、これから文書を作成していく手順や作業に興味を持てる

ように心がけてください。「完成例」の文書を表示して、これから入力することをイメージしてもらってもよいでしょう。 本書の画面だけで確認しづらい場合には、以下のような準備をしましょう。 ・ 画面に完成例を拡大表示 ・ 実習用データに含まれる入力済みデータ「社内セミナー」を印刷して配布 講習時間や進捗状況によって、入力時間がない場合は、実習用データの「社内セミナー」を利用してください。 p. 5 文書作成の流れ 文書の作成手順を意識することで、効率よく文書作成ができることを動機づけます。 p. 5 重要 ページ設定を行うタイミングについて 講師が実際に完成例の文書のページ設定を変更し、レイアウトが崩れる例を確認してもよいでしょう。 p. 7 ヒント:複数ファイルの操作・テンプレートの活用・テンプレートの検索 時間があれば、実際に操作してもよいでしょう。 p. 8 ページレイアウトの設定 文書の文字数・行数・余白について、「ページレイアウトの設定」の図や完成例で確認しましょう。 p. 9 ヒント:用紙サイズと印刷の向きの既定値 「既定値」の用語の意味を、簡単に説明してください。 パソコンの設定が違う場合は、[ページ設定]ダイアログボックスで各値を既定値に変更し、[既定に設定]ボタンをクリッ

クして既定値に戻したほうが、講習の進行がしやすくなります。 ※既定値を変更するとすべての Word 文書に影響するので、受講者によっては説明を控えたほうがよい場合もあります。 p. 9 ヒント:ボタンの名前 ボタンの名前とポップヒントについては、必ず説明してください。 p.10 余白 余白サイズを変更する方法は、本書に記述されている以外に、水平ルーラーの左端インデントマーカー上をポイントして「左

余白」と表示される箇所でドラッグして変更することもできます。

p.10 ヒント:余白の既定値 ヒントにある数値は、[ペーレイアウト]タブの[余白]ボタンをクリックして表示される[標準]の余白の値です。

p.11 [ページ設定]ダイアログボックス [ページ設定]ダイアログボックスは、水平ルーラーの余白サイズを示す部分、または垂直ルーラー上をダブルクリックし

ても表示することができます。

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p.12 ヒント:1 行の文字数と 1 ページの行数を変更する Step2 ダイアログボックスで数値を指定する各ボックス内に直接数値を入力しても、変更することができます。 ダイアログボックスで設定を反映させるためには、必ず[OK]ボタンをクリックする必要があります。 p.11 重要:ダイアログボックス起動ツール Word では、リボンのタブの中で関連した機能がグループごとにまとめられています。関連したグループでの設定をまとめ

て行いたい場合は、ダイアログボックス起動ツールをクリックして各ダイアログボックスで設定します。 p.12 ヒント:[余白]と[文字数]、[行数]の関係について [文字数]ボックスや[行数]ボックスの右に表示されるかっこ内の数値が、設定可能な 小/ 大値であることを補足して

もよいでしょう。

左右の余白を変更すると文字数が変わり、文字数を変更すると字送り(文字間隔)が変わります。同様に、上下の余白を変

更すると行数が変わり、行数を変更すると行送り(行間隔)が自動的に調整されます。

p.12 ヒント:[字送り]と[行送り]について 受講者のスキルに応じて紹介する内容です。なお、[字送り]や[行送り]の単位は、「pt」(ポイント)です。 p.13 文字の入力 時間によっては、実習用データの「社内セミナー(入力済)」を開いて使用してもよいでしょう。 p.13 ヒント:編集記号 編集記号は、Word を使用するときは必ず表示するように意識づけてください。[編集記号の表示/非表示]ボタンをクリッ

クしてオン/オフを切り替えて、受講者自身に確認してもらうと理解が深まります。 全角スペース(Space キー) ___________________________ 「□」と表示 半角スペース(日本語がオンの場合は Shift+ Space キー) 「・」と表示 タブ(Tab キー) ____________________________________ 「→」と表示 改ページ(Ctrl+Enter キー) _________________________ 「改ページ」と表示

p.15 ヒント:入力オートフォーマット 時間に余裕がある場合は、[箇条書き](段落番号)や[頭語に対する結語]など、入力オートフォーマット機能をいくつか

試してみましょう。

p.16 操作:カーソルを移動して文字を入力する 文字列を範囲選択していると上書き入力されるので、カーソルが点滅していることを確認して次の操作に進むように注意を

促してください。 Insert キーを押すと、[挿入モード]が[上書きモード]に変わります。[挿入モード]に切り替えるには、再度 Insert キー

を押すか、ステータスバーの[上書きモード]をクリックします。 p.17 操作:記号を入力する 記号を入力するには、以下の 3 つの方法があります。時間に余裕があれば、いくつか試してみてもよいでしょう。 ・ [挿入]タブの[記号と特殊文字]ボタンを使用

・ タスクバーの[入力モード]アイコンを右クリックし、[IME パッド]をクリックして利用 ・ 読みから変換する(「ゆうびん」→「〒」、「ほし」→「☆、★」、「やじるし」→「→、↑、←、↓」など)

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p.18 操作:IME パッドで漢字を入力する IME パッドでは、表示された候補の文字をポイントして漢字の読み情報を表示することができます。 p.19 ヒント:IME パッドの機能、郵便番号を住所に変換 時間に余裕がある場合は、実際の辞書の活用シーンを考えながら試してみると、活用イメージを高められます。 p.20 文書の保存と発行 用途に応じて「名前を付けて保存」や「上書き保存」を使い分けられるように、活用シーンを意識してポイントを伝えます。 p.20 文書の保存 ファイルを保存する場合は、「どこに」「なんという名前で」保存するかを把握してもらうことが重要です。 p.20 の図を参考に受講者に保存場所を確認してもらい、操作に入るとよいでしょう。 p.22 ヒント:ファイル名の付け方 ヒントに表記している記号は、Windows 上で意味のある記号です。ファイル名には使用できないことを伝えましょう。 誤って違うファイル名で保存した場合は、いったんファイルを閉じてファイル名を直接変更できることを伝えてください。

(ファイルを閉じないでファイル名を変更することはできません) p.22 重要:上書き保存 ファイルを開いている状態であれば、上書き保存した内容を[元に戻す]ボタン(p.37 重要 参照)で戻すことができます。

ただし、元に戻せない操作もあるので注意が必要です。 p.22 ヒント:拡張子について 拡張子が表示されていない場合は、アイコンの形を確認します。初心者の場合、拡張子にはこだわらずにアイコンの確認だ

けでもかまいません。 ファイルの「拡張子」を表示する手順は、次のとおりです。 Windows 7 の場合 1. [スタート]ボタン―[コントロールパネル]―[フォルダーオプション]を開く

2. [フォルダーオプション]ダイアログボックスの[表示]―[詳細設定]―[登録されている拡張子は表示しない]チェッ

クボックスをオフにする

Windows 8 の場合 1. タスクバーの[エクスプローラー]ボタンをクリック

2. [ライブラリ]ウィンドウの[表示]タブに切り替えて[表示/非表示]

グループの[ファイル名拡張子]チェックボックスをオンにする

なお、Word 2013 の文書ファイル形式は、テキストデータを保持する XML 形式のファイル(HTML のようにタグが使用さ

れたテキストファイル)と画像情報を保持するファイルなど、複数のファイルを ZIP 形式で圧縮した形式です。 Word 2013 の文書ファイル形式には、次のようなメリットがあります。 ・XML 形式のため、企業のシステムや他のアプリケーションとのデータの交換や検索が容易である ・データの種類ごとに複数のファイルに分類して保存されているため、Word を使用せずにテキストや写真を表示したり、

修正したりすることができる ・複数のファイルに分類して保存されているため、一部のデータが破損しても他のデータを復活しやすい ・ファイルが圧縮されるため、ファイルサイズが小さい p.22 互換性を残して保存 時間に余裕がない場合は、省略してもかまいません。 紹介する場合は、どんな場合に必要かを受講者がイメージできるように進行してください。保存後、タイトルバーに「互換

モード」と表示されていることは、必ず確認してください。 p.24 のヒントにある互換性チェックを行うと、Word のバージョンの差に問題がある場合にはここで確認できます。

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p.25 PDF ファイルとして発行 Word 2013 では、簡単に PDF 形式でドキュメントを発行することができます。 p.26 ヒント:PDF の編集 Word 2013 では、PDF ファイルを開いて閲覧または編集できます。時間があれば、実際に開いて確認してみましょう。 第 2 章 文書の編集 p.32 文書編集の流れ 受講者が本章のゴールを理解できるように、設定前とレイアウト設定後の完成例を表示して比較するとよいでしょう。これ

から行うレイアウトについて受講者にイメージを持ってもらえるように、トークを交えて意識づけてください。 完成例とまったく同じ設定でなくても、社内文書として妥当なドキュメントであればよいと考えます。受講者自身が考えて

作業できるような進行を心がけてください。 p.33 範囲選択 ・Word での多くの作業は、はじめに設定対象の範囲選択を行います。文章の構成単位である文字・行・段落の範囲選択を、

受講者が自分で作業できるように進行しましょう。 ・文字列を範囲選択すると、選択されている文字列がハイライトされ、「ミニツールバー」(p.34 ヒント参照)が表示され

ます。 p.34 操作:文字単位で選択する 範囲選択の操作では、必ず範囲選択解除の方法もあわせて説明しましょう。 文字単位で範囲選択するときは、マウスポインターの形が になってからドラッグすることをよく説明しましょう。 p.34 ヒント:範囲選択時の注意事項 ・ドラッグした後に再度ドラッグして文字列が移動してしまった場合などは、クイックアクセスツールバーの[元に戻す]

ボタンで戻せることを補足してください。(p.37 重要参照) ・マウス操作がうまくいかない場合は、キーボードによる範囲選択の方法を紹介してもよいでしょう。キーボードによる範

囲選択は、選択範囲を微調整するのに有効な方法です。(p.36 ヒント参照) p.35 操作:行単位で範囲選択する、複数の行を選択する 行単位で範囲選択するときは、マウスポインターの形が の状態でクリックまたはドラッグすることを意識づけてくだ

さい。 p.36 移動とコピー 移動やコピーは、まず対象となる範囲を選択します。範囲選択すると[ホーム]タブの[クリップボード]グループにある

(切り取り)ボタンや (コピー)ボタンが選択可能になり、移動やコピーができることを意識して進行してください。 範囲選択前 範囲選択後 クリック後 続けて範囲選択後 選択後 本書に表記されている他に、以下の方法で移動やコピーを行うこともできます。 ・右クリックし、ショートカットメニューから実行 ・Ctrl+X キー(切り取り)、Ctrl+C キー(コピー)、Ctrl+V キー(貼り付け)

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p.37 ヒント:スマートタグ [貼り付けのオプション]スマートタグでは、次の形式を選択することができます。

(ボタン左から)「元の書式を保持」「書式を結合」「テキストのみ保持」

・元の書式を保持:コピー元の書式をそのまま保持する ・書 式 を 結 合:コピー先の書式に変更する ・テキストのみ:書式は貼り付けず、文字だけを貼り付ける スマートタグは、次の操作を実行するか Esc キーを押すと非表示になります。(p.37 ヒント参照) p.39 文字の書式設定 文字書式には、さまざまな種類があります。ボタンの右側に▼がある場合は、クリックすると一覧が表示されます。 p.40 フォントサイズとフォント 新規文書のフォントやフォントサイズの既定値について、簡単に触れてもよいでしょう。 Word では、「1 pt~1638 pt」までの大きさを指定することができます。(p.39 用語「フォントサイズ」参照) p.40 操作:フォントサイズを変更する [フォントサイズ]ボックスを使用した作業で、「リアルタイムプレビュー」機能を紹介するとよいでしょう。受講者自身に

利便性を理解してもらうように心がけて進行します。(ヒント「リアルタイムプレビュー」参照) p.41 操作:フォントを拡大する [フォントの拡大/縮小]ボタンを使用すると、直観的な操作で文字の大きさを調整することができます。また、複数のフォ

ントサイズが混在している場合でも、それぞれの文字の大きさを1度の操作で調整できます。 p.41 操作:フォントを変更する 「ゴシック体」は縦横の線の太さが同じである、「明朝体」は新聞の活字のように縦の線が横の線よりも太い書体である、と

いった特徴があります。新聞や雑誌の事例を思い起こしてもらいながら、適切なフォントが選択できるように促します。トー

クを交えながら、受講者の気づきとしてまとめていけるように進めましょう。 p.42 ヒント:プロポーショナルフォントについて 等幅フォントとプロポーショナルフォントの違いを実際に確認してみると、理解が深まります。 ・プロポーショナルフォントは、文字幅や文字間隔が自動的に調整されて美しく表示される ・原稿用紙など決まった間隔に文字を入力したい場合には、等幅フォントを選択する p.42 ヒント:フォント名の左側のマークについて Word 2010 以降は、以前のバージョンで使用されていた True Type フォント「TT」から、True Type を拡張した Open Typeフォント「O」に変更されました。 Word 2010 以降は、Open Type フォントと組み合わせて使える書式として、[フォント]ダイアログボックスの[詳細設定]

タブに「合字」が追加されています。 p.43 ヒント:日本語フォントと英文フォントについて 時間に余裕があれば、説明してください。

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p.43 文字飾り ・文字飾りの効果を受講者に意識付けることが大切です。そのためには、設定前と設定後を比較するとよいでしょう。 ・Word 2010 以降は、新しく[文字の効果]ボタンが[ホーム]タブの[フォント]グループに追加されました。これによ

り、従来はワードアートにしか設定できなかった美しい効果を、通常の文字列に簡単に設定することができます。 ・[文字の効果]の種類には、「文字の輪郭」「影」「反射」「光彩」などがあります。時間があれば、いろいろな文字飾りを

設定して視覚的な効果を確認してください。 ・ファイルが互換性モードの場合、このボタンはグレーアウトされて設定することができません。 p.46 操作:複数の書式を解除する この他に、Ctrl+Space キーを押しても書式を一度に解除することができます。 p.47 書式のコピー/貼り付け [書式のコピー/貼り付け]は、使いこなせるように定着を図るとよいでしょう。通常の[コピー/貼り付け]との違いを受

講者に意識させるように進めてください。 連続した[書式のコピー/貼り付け]操作も、時間があれば行ってください。(p.48 ヒント参照) p.49 文字列を均等割り付けする 均等割り付けを設定するときの注意点を、受講者に説明してください。(p.49 ヒント、p.93 操作参照) p.51 ヒント:同じ動作を繰り返したい場合 ・F4 キーは、直前の操作を繰り返すときに使います。よく使うファンクションキーなので、使いこなせるように適宜工夫し

てください。 ・均等割り付けの設定や解除を F4 キーで繰り返す場合、[ホーム]タブの[段落]グループの[均等割り付け]ボタンから

の操作では使えません。時間に余裕があれば、理由を説明して違いを意識できるようにしましょう。 p.52 段落の書式設定 「段落」という単位を、受講者にしっかりと理解してもらいます。また、p.53 の完成例を参照して、どの部分にどのような

段落書式が設定されているのかを確認しましょう。 p.56 インデントの設定 ・図や完成例を使用して、文書にどのインデントが設定されているかを受講者と確認し、インデントの基準が左右の余白 の位置であることを伝えます。そして、設定した効果を受講者が理解できるように例示などを用いて理解を促します。

・水平ルーラーでカーソル位置の段落のインデントの位置を確認できることを紹介します。 ※受講者の画面に水平ルーラーが表示されていない場合は、必ずここで表示するように指示してください。 ・時間に余裕がない場合には、ヒントは省略してかまいません。 p.57 操作:左インデントを設定する ・本書の画面ショットが小さい場合は、講師が画面を拡大して操作するとよいでしょう。 ・ルーラーを使用してインデントを設定する場合は、Alt+ドラッグで微調整できます。 ・インデントマーカーの表示名がマウスの位置によって変化することを、受講者に確認してもらいましょう。

・マウスポインターの矢印の先端をボタンの中央部に合わせると、的確にポイントできます。

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p.59 タブの設定 ・p.53 の完成例の図を講師が画面に表示し、タブを設定することで複数行の文字列のブロックの配置がきれいに揃っている

ことを受講者に確認してもらうと効果的です。 ・タブを設定する手順は、以下のとおりです。

1. 設定したい段落を選択し、タブ位置を設定する 2. Tab キーを押し、文字をタブ位置に配置する

・Tab キーを押してもタブ記号が表示されない場合は、編集記号を表示するように指示してください。 ・水平ルーラー左側のタブマーカーをクリックしてマーカーの種類を切り替えられることを、実際に操作して示します。 p.60 操作:タブを設定する ・同じタブを設定したい段落を範囲選択してから操作に入るように、注意を促してください。 ・何度もルーラー上でクリックすると、タブマーカーが複数設定されてしまいます。不要なタブの削除方法を指導してくだ

さい。(p.61 ヒント「タブを解除するには」参照) ・マーカーの位置は、マーカーを左右にドラッグするか、ダイアログボックスから数値を指定して変更できます。(p.61 ヒ

ント「タブ位置を文字数で指定するには」参照) ・本書では、水平ルーラーを使ってタブを設定してから文字列に Tab キーでタブを入力しています。順番が逆でも設定する

ことができます。 p.62 箇条書きの設定 段落の先頭に行頭文字や段落番号を付けると箇条書きの文章が読みやすくなることを、日常の事例を思い起こすなどして意

識づけましょう。 p.63 操作:段落の先頭に記号を付ける ・[箇条書き]ボタンの上部をクリックすると、既定の行頭文字または 後に使用した行頭文字が設定されます。 ・「改行はしたいが、次の行の先頭に箇条書きの記号を表示したくない」といった場合を想定し、Shift+Enter キーを使用

して段落内改行ができることを紹介してください。 ・「Backspace キーで行頭文字を削除してしまった」場合は、もう一度[箇条書き]ボタンをクリックすることで行頭文字

を設定できます。 p.65 行間の変更 [ページ設定]ダイアログボックスでは、文書全体の行間隔が変更できます。 文書の一部の段落だけ行間を変更したい場合は、行間の変更を行います。完成例のように箇条書きの段落の行間を広げるこ

とで、読みやすくする効果があることを意識づけましょう。 p.66 ヒント:行間を微調整するには ・[段落]ダイアログボックスを使用すると、選択した範囲の段落の行間隔を自由に調整することができます。

・[固定値]を選択して[間隔]ボックスにポイント単位で行間隔を指定した場合は、設定した行のフォントサイズを大き

くすると、行間隔が固定されているために文字が切れて表示されることがあります。 p.67 段落の並べ替え ・段落の並べ替えを行う場合、対象となるのは行の一番左端の文字です。 ・範囲選択していない状態で[並べ替え]ボタンをクリックすると、文書内のすべての段落が並べ替えの対象となるので注

意が必要です。 ・並べ替えの対象が表の場合は、[2 番目に優先されるキー]や[タイトル行のオプション]の設定が有効になります。

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第 3 章 表の作成と編集 p.74 表の概念と構成要素 表の使用効果を理解するために、挿入前と挿入後の文書を受講者に提示して理解を深めるようにするとよいでしょう。 受講者がイメージできたら、「表の構成要素」を参照しながら「行」「列」「セル」など表の構成要素について説明します。「完

成例」を参照し、これから作成する表の全体像を確認しましょう。 第 2 章と同様に、完成例とまったく同じでなくても、妥当な表であればよいと考えます。受講者自身が考えて作業できるよ

うな進行を心がけてください。 p.75 表の挿入 Word 2003 までは、[標準]ツールバーに[表の挿入]ボタンが配置されていました。Word 2003 からの変更点は、ボック

ス内でドラッグしても枠が広がらないことです。 8 行×10 列よりも大きい表を挿入する場合は、[表の挿入]ダイログボックスから列数と行数を指定して挿入します。 (p.77 「■列数と行数を指定して作成する方法」参照) p.76 ヒント:[表ツール]の[デザイン]タブ

表内にカーソルがある場合、表以外の場所をクリックすると[ホーム]タブに切り替わります。 p.76 ヒント:表を誤って挿入した場合 セル内にカーソルがある状態で表を挿入すると、複合表が作成されます。外側の表を削除すると、表をすべて削除できます。

p.78 表への文字の入力 ・表内の文字入力は、キー操作でのカーソル移動が便利です。 ・文章内にカーソルがある場合と表内にカーソルがある場合では Tab キーや Enter キーの機能が異なることなど、表の作成

中に注意したいポイントを説明して、実際の操作に進むようにしましょう。 ・表の一番右下のセルにカーソルがあるときに Tab キーを押すと、自動的に下に行が追加されます。 p.80 表の編集 ・表を編集する方法は複数あります。受講者のレベルや特性に合わせて、適した方法を紹介するとよいでしょう。 ・p.77 の図を参考に「行単位」「列単位」「セル単位」で選択する際のマウスポインターの形の違いとポイントする位置につ

いて受講者自身に確認してもらいましょう。 ・時間に余裕があれば、Ctrl+クリック(またはドラッグ)で離れた複数のセルを選択できることを紹介してもよいでしょう。 p.82 ヒント:行と列の挿入ガイドについて ・Word 2013 の新機能として、行と列の挿入ガイドが表示されるようになりました。

p.84 列の幅と行の高さの変更 列の幅や行の高さを変更する場合は、入力している文字列や使用用途に合わせて適切な幅に設定することを心がけます。 p.85 操作:列の幅を変更する ・列の幅をドラッグで変更した場合は表全体の幅は変更されませんが、ダブルクリックした場合は列の幅が入力した文字数

に合わせて 適値に設定されると同時に、表全体の幅が変更されます。 ・列の幅を変更する際、セルを選択した状態でドラッグ操作を行うと、選択されたセルの列幅だけが変更されます。

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p.87 セルの結合と分割 列の幅を変更した複数のセルを同時に分割する場合、指定した数に均等に分割されるため、上下と列の幅が合わなくなるこ

とがあります。 p.89 表のデザインと配置 表にデザインを設定する場合は、全体のデザインを設定後、状況に応じて部分的に設定をしていくと効率的であることを補

足しましょう。 p.89 表のスタイルの利用 Word 2007 以降、ギャラリーから簡単にさまざまなスタイルを表に設定できるようになりました。 p.90 操作:表にスタイルを設定する スタイルギャラリーが表と重なってうまくプレビューが表示できない場合、[その他]ボタンの上の ボタンをクリックす

るとリボン内で 1 行ずつ表示を切り替えることができます。

p.91 ヒント:表スタイルのオプション オプションを適用した後のスタイル一覧のスタイルの変化について、受講者に確認してもらうとよいでしょう。 p.92 文字の配置 ・図を参照しながら、セルの高さや幅に対して文字列が配置されていることを確認してもよいでしょう。 ・セル内で文字列を均等割り付けすることもできます。 p.94 罫線の種類の変更 ・表全体を選択する場合、表の移動ハンドルをダブルクリックすると、表全体の選択と[表]ツールの[デザイン]タブへ

の切り替えを同時に行うことができます。 ・罫線の太さと色を設定後、[表]ツールの[デザイン]タブにある[罫線]ボタンの▼から選択した範囲の罫線を部分的に

変更することができます。線の種類を変更すると設定した線の色が元に戻るため、設定前に[表]ツールの[デザイン]

タブにある[罫線の作成]グループの[ペンのスタイル]ボックスで、これから設定する線の色や太さ、種類を確認して

から行うように補足する必要があります。 p.96 ヒント:罫線を引く操作を終了するには

マウスポインターの形が になっているときの操作を確認しておくとよいでしょう。 p.97 ヒント:[線種とページ罫線と網かけの設定]ダイアログボックスを使用した罫線の設定 [線種とページ罫線と網かけの設定]ダイアログボックスの表示方法

・[ホーム]タブの[段落]グループにある[下罫線]の▼をクリックし、[線種とページ罫線と網かけの設

定]をクリックする。 ・[表]ツール[デザイン]タブの[飾り枠]グループの[罫線の書式設定]ボタン下のダイアログボック

ス起動ツールをクリックする。 p.97 ヒント:段落に罫線を引くには ・段落罫線は、「切り取り線」など行全体に線を引きたい場合に使用すると便利です。 ・段落罫線を引いた後で改行してから文字を入力すると、段落罫線が継続して表示されることを補足してもよいでしょう。

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Office 2013 基本演習[Word/Excel/PowerPoint] 講習の手引き

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p.97 ヒント:ページ罫線 ・講習時間に余裕があれば、ページ罫線を紹介してもよいでしょう。 ・ページ罫線のダイアログボックスは、[ページレイアウト]タブの[ページの背景]グループにある[ページ罫線]ボタン

をクリックしても表示できます。 p.98 表の配置 表全体を文書の中で中央に配置する場合は、表全体を範囲選択する必要があります。 第 4 章 グラフィックスの利用 p.104 グラフィックス利用の効果 グラフィックスによってどのような視覚効果が得られるか、グラフィックス挿入前と挿入後のファイルを画面で表示して意

識づけを行ってもよいでしょう。 効果をイメージしながら、これから挿入するグラフィックスの名称と種類及び作業について確認します。 p.105 ワードアートの利用 ワードアートを使用することで、文書に視覚効果が得られることを動機付けます。 p.105 ワードアートの挿入 ・ワードアートは Word 2010 以降に大きく変わっています。 ・Word 2013 ではワードアートを挿入後、レイアウトオプションのボタンが表示される

ようになりました。(p.115 ヒント:レイアウトオプション 参照) p.106 ヒント:ワードアートのテキストを修正するには ワードアートの操作は、Word 2007 以前と変更されている点があります。ワードアート内の修正したい場所をクリックする

とカーソルが表示され、直接修正できます。 p.107 ワードアートの編集 編集前に、[描画ツール]の[書式]タブが表示されていることを確認しましょう。 p.108 操作:ワードアートの形状を変更する Word 2010 から文字列に文字の効果を設定できるようになりましたが、形状を変更できるのはワードアートだけです。 p.109 ヒント:ワードアートの文字の効果について 以前のバージョンでは文字の効果については[図形の書式設定]ダイアログボックスで細かい編集を行っていましたが、

Word2013 では[図形の書式設定]作業ウィンドウが表示されるようになりました。 p.110 クリップアートの利用 クリップアートを利用すると、イラストや写真、音楽、アニメーションなどさまざまな種類の図を簡単に文書に挿入するこ

とができます。 p.110 クリップアートの挿入 ・クリップアートはカーソルの位置に挿入されるので、挿入したい位置にカーソルを移動することを受講者に指示します。 ・キーワードを入れて検索することで、キーワードに適したさまざまなクリップアートが表示されます。 ・講習時間に余裕があれば、クリップアートをいくつか挿入してもらってもよいでしょう。 p.111 ヒント:オンライン画像ボタン Word 2013 からはボタンの名前が[オンライン画像]ボタンに変わりました。インターネットに接続していない環境では利

用できません。

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p.112 クリップアートの編集 ・クリップアートに限らず、グラフィックスを編集するには、グラフィックスを選択する必要があります。 ・「■グラフィックスの選択と解除」の図を参照し、ハンドルの形状を確認しましょう。 p.113 ■グラフィックスの移動とコピー、グラフィックスの拡大/縮小、グラフィックスの回転 グラフィックスを編集する際の操作を実際に行ってもよいでしょう。同じドラッグ操作でも、マウスポインターの位置や形

によって結果が変わることを意識しながら練習すると効果的です。 p.114 操作:クリップアートのサイズを変更する 次の操作でクリップアートを移動して文字列の折り返しを変更する点を考慮して、適切なサイズにするように受講者に指示

しましょう。 p.115 操作:クリップアートの文字列の折り返しの種類を変更する ・Word でグラフィックスを挿入後、文字列の折り返しを変更するとテキストの配置が変わることを確認します。重要な

ポイントなので、しっかり意識づけましょう。 ・文字列の折り返しの種類については、p.115~p.116 の図を参照して紹介するとよいでしょう。 p.117 操作:クリップアートを移動する ・文字列の折り返しを行内以外に設定して、移動します。 ・キーボード操作でもグラフィックスを移動することができます。

クリップアートの移動方法については、p.117~p.118 のヒントを参照してください。 p.118 操作:クリップアートのスタイルを変更する [図ツール]の[書式]タブにある[調整]グループの[色]ボタンをクリックすると、以前のバージョンよりも種類が増

え、実際のグラフィックスの形で表示されるようになったことが確認できます。 これらの効果は、クリップアートの他に写真などにも設定できます。 p.119 ヒント:図の背景を削除する Word 2010 からの機能です。講習時間に余裕があれば、紹介してもよいでしょう。 p.120 図形の利用 Word 2003 以前の「オートシェイプ」の名称は、「図形」に変わりました。 p.120 図形の挿入 ・カーソルの位置はどこにあってもよいことを受講者に補足しましょう。 ・Word 2003以前はボタンをダブルクリックして連続して描画しましたが、Word 2007以降はボタン上を右クリックして[描

画モードをロック]を選択し、連続して図形を描画します。

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p.124 操作:図形に面取り効果を設定する 面取り以外に、「影」「反射」「光彩」「ぼかし」「3-D 回転」などの図形の効果があります。時間に余裕があれば、実際に設定

してみましょう。 p.124 操作:図形とワードアートの重なる順番を変更する ・グラフィックスは、挿入した順番に上に重なって挿入されます。 ・重なりの順序の変更は、図形上をポイントして右クリックし、ショートカットメニューからも設定できます。 p.126 ヒント:複数の図形を 1 つのオブジェクトとして扱うには 地図など複数の図形を描く場合には、はじめに[描画キャンバス]を挿入して、描画キャンバス内に図形を挿入・配置する

と、コピーや移動を同時に行うことができます。 p.126 ヒント:テキストボックス テキストボックスは、文書の中に自由に文字列を配置したい場合に使用すると便利です。 第 5 章 文書の印刷 p.132 印刷プレビューの確認 印刷プレビューは、Word 2010 以降大きく変更されました。 Word 2013 では、[ファイル]タブの[印刷]を選択すると、従来のバージョンで[印刷]ダイアログボックスにあった印

刷設定と印刷プレビューを同じ画面で表示できます。[ファイル]タブをクリックして表示される画面を Backstage ビュー

といいます。

Backstage ビューから元の画面に戻るには、○← をクリックします。 印刷プレビューでは実際に印刷される内容が表示されるので、印刷を行う前に必ず確認するように意識づけましょう。 p.133 操作:印刷イメージを拡大または縮小して確認する 複数のページの文書の場合は、画面右下のズームスライダーを使用して縮小するか、ズームスライダー左の[ズーム]ボタ

ンをクリックして表示される[ズーム]ダイアログボックスで[複数ページ]ボタンをクリックして複数ページをプレビュー

表示させることができます。

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p.135 文書の印刷 ・[ファイル]タブの[印刷]を選択して表示された Backstage ビュー内に、印刷に関する設定のすべてが集約されている

ことを確認してください。 ・印刷を実行する前に、必ず使用するプリンターに切り替えて状態を確認してから印刷することを受講者に説明します。 ・印刷時のトラブルは、用紙切れ、電源の確認、インク切れなど、パソコンの確認だけではわからない場合もあるので、事

前に試し印刷をすることをお勧めします。 ・Word で一度印刷した設定は、Word を終了するまで引き継がれます。2 度目以降に同じ設定で印刷を行う場合は、クイッ

クアクセスツールバーに[クイック印刷] ボタンを登録すると便利です。 ・同じ設定で複数のファイルを印刷したい場合には、[ファイル]タブの[開く]からファイルを開いて印刷すると設定が継

承されます。 第 6 章 書式設定 p.140 文字書式と段落書式 書式の設定は、初心者でも多くは "なんとなく" 直観的に操作できます。しかし書式を適用するための選択意識(文字か段

落か)が曖昧な場合は、書式の単位をしっかり認識していないことがトラブルの原因になることもあります。文字・行・段

落をしっかり意識するために、ここでは文字書式と段落書式について冒頭で取り上げています。 導入例としては、受講者の既知の書式を列挙してもらいながら分類し、文字書式と段落書式を区別していってもよいでしょう。 適切な例示が思いつかない場合は、以下の例を参考にするなどして受講者に疑問を投げかけ、段落に対して意識づけしても

よいでしょう。 ■疑問提示の例■ ・文書に文字を入力して、大きい図(写真)を挿入すると・・・。

文字が横幅いっぱいに広がってしまいます。それはなぜでしょうか? 【疑問提示のねらい】

段落の範囲の再確認。Word の段落書式「両端揃え」の効果の確認。 「両端揃え」書式は、段落区切り記号のない行では両端が揃うように文字が配置される。 文末で Enter キーを押して段落を区切ると、問題が解決する。

このような事例を用いて、段落記号の大切さに気付いてもらい、これから文字や段落の書式と設定のポイントについて学ぶ

ことへの動機づけにすると良いでしょう。 p.142 操作:文字書式を設定する P.143 操作:段落書式を設定する [フォント]ダイアログボックスと[段落]ダイアログボックスを使用して、複数の書式を一度に設定できることを学びます。 ・ リボンの個々のボタンで設定するより、ダイアログボックスを使用するほうが効率的であること ・ 文字書式設定と段落書式設定が別のダイアログボックスであること を順に意識してもらい、後の学習項目「スタイル」の利便性への布石とします。 P.144の!重要では、同じボタンでも選択内容によって動作が異なることを挙げています。選択の重要性を再度確認しましょ

う。 また、既定の Word の画面は、ルーラーが非表示になっています。テキストと画面を統一するには、あらかじめルーラーを

表示しておきましょう。([表示]タブの[表示]グループの[ルーラー]チェックボックスをオンにします。)

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p.145 スタイルの登録と利用 「スタイル」という言葉は一般的ですが、Word の機能とすぐにイメージが結びつくとは限りません。 いきなり枠内の説明を行うのは避けて、身近な例からイメージしてもらうようにすると受講者が受け入れやすくなります。 導入例として、一般的な「スタイル」の意味合い(身長・足の長さ・ウェストサイズなどの総合的な見栄え)から、Wordの複数書式の組み合わせの概念に発展させれば、受講者にとって身近な事例と関連付けることができます。 導入の効果で P.145 の枠内の説明も理解が進み、各操作も興味深く学ぶことができるでしょう。 p.146 ■スタイルセット Word 2007 と Word 2010 では、[ホーム]タブの[スタイル]グループにあった機能ですが、Word 2013 では、[デザイン]

タブの[ドキュメントの書式設定] グループにギャラリーで配置され、種類も増えて強化されました。 講師が、標準の組み込みスタイルを適用したファイルなどを開き、スタイルセットを変更して一瞬で文書全体の見栄えを変

える様子を示すのも効果的です。 テキストにはスタイルセットの操作実習はありませんが、組み込みスタイルを学習したあとで、さまざまなスタイルセット

を試してみるのもよいでしょう。 p.147 文字スタイルの登録と利用 文字スタイルを登録する動機として「設定した書式を他の箇所でも再利用したい。」「設定した書式は後から変更になる可能

性がある。」の2点を受講者と一緒に確認してから操作に入りましょう。特に 2 点めは重要で、「書式のコピー/貼り付け」

機能との違いとして P.146 のヒントに記載されているとおりです。必ず確認しましょう。 P.151 までの操作が完了したら、スタイルの登録と利用によって上記 2 点が達成されたことを確認しましょう。 そのあとで、P.152「スタイルの削除」を行いましょう。 p.153 組み込みスタイルの利用 簡単に閲覧させてもよいですが、ここでは「章」「節」「項」などの「見出し」のレベルの違いというイメージを理解してい

ただければ十分です。 p.154 操作:組み込みスタイルを設定する Ctrl キーを押しながら複数箇所を選択して一度に同じ見出しスタイルを設定することもできますが、一か所ずつ F4 キーを

押して、直前に行った操作を繰り返して設定することもできます。F4 キーの機能を知らない受講者がいる場合は、P.155 左

下のヒント「直前の操作を繰り返す」を参照して補足しましょう。 p.155 ヒント:行の先頭の記号について 受講者からよく質問されるポイントのひとつなので、必ず触れるようにしましょう。 p.156 操作:組み込みスタイルの書式を編集する 組み込みの見出しスタイルの書式を編集してオリジナルの見出しスタイルを作成しましょう。 見出しの段落を書式設定するには、見出しスタイルを基に編集することを紹介します。 実務でよくある問題点として、受講者が白紙から文書を作成するときなど、標準スタイルを基にフォントサイズを大きくし

たり太字にしたりしても見出しの段落にはなりません。テキストの設定手順を参考にして、各見出しスタイルを基に編集す

るように案内しましょう。 見出しの書式を変更したら、画面をスクロールして、この時点では "見出し 1" が設定されている他の箇所に変更がないこと

を確認しましょう。確認後、スタイルに反映させます。個々の書式をすべて変更する手間を想像して、スタイルの利点を意

識してもらいましょう。 なお、ここでは 1 ページ 7 行目を選択して書式を設定していますが、"見出し 1" が設定されている段落ならどこでもかまい

ません。

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第 7 章 長文作成機能 p.163 テーマの設定 配色・フォント・図形の効果などの組み合わせに名前を付けて定義したものが「テーマ」です。 同じ文書でもテーマを変えるだけで印象が変わり、TPO にあわせて瞬時に切り替えることが可能です。 また、テーマは Office アプリケーション(Word、Excel、PowerPoint)で共通です。 テーマが共通であることのメリットを念頭に、活用イメージを膨らませましょう。 p.164 操作:テーマを設定する 操作に入る前に、現在設定されている Office テーマの配色について「塗りつぶし」や「フォントの色」などの“テーマの色”

に並んでいる色群を確認しておきましょう。確認後に操作し、配色が変わったことを再確認するとよいでしょう。 p.165 ヒント:テーマの要素を変更するには テーマの配色、フォント、効果は自由に変更することができます。 Word 2007 や Word 2010 では配色やフォント、効果の名前とテーマ名が同じでしたが、Word 2013 のテーマ名は、要素ご

との書式名とは独立して命名されています。 p.165 ヒント:変更したテーマを保存するには 講習時間に余裕があれば、要素を変更したテーマに名前を付けて保存してみましょう。 保存したテーマは「ユーザー定義のテーマ」としてテーマギャラリーに表示され、組み込みのテーマと同様に利用できます。 p.167 操作:組み込みの表紙を挿入する Step 1 表紙は文書の先頭ページに挿入されるので、挿入前のカーソル位置を意識する必要はないことを補足しましょう。 組み込みの表紙ギャラリーに表示されている表紙の配色・フォントも、前項で学んだように選択した "テーマ" に依存して

いることを確認します。 画像を使用しているデザインの表紙は、画像を変更するだけで文書の第一印象が変わります。内容に適した画像に変更して

みるのもよいでしょう。画像を変更する際の注意点は以下のとおりです。 ・インテグラル、モーション ············ 図として挿入されているので写真を右クリックして[図の変更]

同様に、各表紙で使用されている図形の塗りつぶしの色や形状を変更したり、図形を追加したりするなど、オリジナルの表

紙を作成できます。時間に余裕があったら行ってもよいでしょう。 p.169 操作:組み込みの表紙を挿入する Step 8 コンテンツコントロールに入力した情報が文書のプロパティにも反映されていることを確認しましょう。p.166[「プロパティ

との連動」 を参照して、プロパティを表示し、受講者と一緒に確認しましょう。 p.170 ヘッダー/フッターの設定 ヘッダー/フッターに表示するのに適切な情報を、受講者と共に列挙してみましょう。ヘッダー/フッターを設定する利点を考

えてもらうとよいでしょう。受講者から上がった情報を実現する方向で進行すれば、受講者のモチベーションも上がります。 p.172 操作:ヘッダーを設定する Step 1 先頭の表紙のページにはヘッダーを設定しないので、必ず 2 ページ目内にカーソルを移動することを確認しましょう。 p.172 操作:ヘッダーを設定する Step2 ヘッダー/フッター領域の編集中は、本文領域が淡色で表示され、編集ができなくなります。クリックしてもカーソルが移動

しないことを確認しましょう。 [ヘッダー/フッターツール]の[デザイン]タブの[挿入]グループのボタンを使って、ヘッダー/フッター領域に日付と時

刻、クイックパーツ、図、クリップアートなどを挿入できることを補足しましょう。

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p.173 ヒント:ヘッダー/フッターの位置 本文とヘッダー/フッターが近すぎたり重なったりして見づらいときには、ヘッダー/フッターの位置を調整しましょう。 [ヘッダー/フッターツール]の[デザイン]タブの[上からのヘッダー位置]や[下からのフッター位置]で数値を調整す

ると、実際に確認しながら位置の調整ができます。 p.173 ヒント:先頭ページや奇数/偶数ページを別指定するには 時間に余裕があって、文書を両面印刷する機会のある受講者が参加しているときは、奇数/偶数ページのヘッダー/フッターを

別途指定する方法を紹介してもよいでしょう。 [ヘッダー/フッターツール]の[デザイン]タブの[オプション]グループにある[奇数/偶数ページ別指定]チェックボッ

クスをオンにすると、各ページのヘッダーが "奇数ページのヘッダー"、"偶数ページのヘッダー" と表示されます。 [デザイン]タブの[ヘッダーとフッター]グループにある[ヘッダー]をクリックして表示されるヘッダーギャラリーか

ら、奇数ページのヘッダーには奇数ページ用のデザイン、偶数ページのヘッダーには偶数ページ用のデザインを選んで挿入

します。このとき、表紙と同じ名前のヘッダーを選ぶとデザインを統一できます。 フッターの設定も同様です。 第 8 章 表の作成 p.182 表作成の流れ データを入力してから表の体裁を整える、という作業の流れを明確に伝えてください。本書も、この流れに沿って学習しま

す。該当する章を補足するとよいでしょう。 p.183 Excel で扱うデータについて ####表示(⑤、⑧)は、エラーではなく、数値データを表示する十分な列幅がないために表示されます。適切な表示になる

ように列幅を広げる必要があることを補足しましょう。 p.185 操作:空白のブックを作成する Step1 ・[空白のブック]の他にも、表示されているテンプレートを基に、新しいブックを作成できることを補足しても良いでしょ

う。 ・[ファイル]タブをクリックしたときに表示される Backstage ビューについても、簡単に触れてください。

リボンにはドキュメントの内容に対してのコマンドが用意されているのに対し、Backstage ビューはドキュメントそのも

のに対しての操作を行うためのコマンドが用意されています。 p.185 データの入力 時間によっては、[完成]フォルダーにあるブック "8 章入力済" を開いてデータの入力を省略し、p.190「操作:連続データ

を入力する」に進むことができます。 入力中の内容を取り消す場合は、数式バーの[キャンセル]ボタンをクリックするか、Esc キーを押します(p.188「ヒント:

入力中のデータを確定またはキャンセルするには」を参照してください)。 p.187 操作:文字を入力する Step7 日本語入力モードがオンの場合は、文字の確定とセル入力の確定を行うために Enter キーを 2 回押す必要があることを強調

してください。 p.188 操作:数値を入力する 数値や日付データを入力する場合、日本語入力モードをオフにして入力します。Enter キーを 1 回押すだけで入力を確定で

きるため、効率的に入力することができます。オンの場合は Enter キーを 2 回押す必要があることを意識付けてください。 p.190 操作:日付を入力する ・日付の入力形式について、補足しても良いでしょう。

日付を入力する場合は、スラッシュ(/)またはハイフン(-)で区切りながら入力します。Excel では、スラッシュ(/)

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またはハイフン(-)で区切られた数値データは、日付のデータとして認識されます。 また、入力した内容によってセルに表示される形式が変わります。

入力データ セル表示 22/1/30 2022/1/30 H22/1/30 H22.1.30 2010-1 Jan-10

・時刻を入力する場合は、コロン(:)で区切り時刻を入力します。Excel では、コロン(:)で区切られた数値データは、 時刻のデータとして認識されます。時刻は 24 時間データとして認識されます。 また、入力した内容によって、セルに表示される形式が変わります。

入力データ セル表示 3:5 3:05 3:5:2 3:05:02 3: 3:00

時刻を入力する場合、時刻のみを入力すると "1900 年 1 月 0 日" の時刻と認識されます。決まった日付の時刻を入力する

場合は、日付と時刻の両方を入力します。 p.190 ヒント:日付の初期設定 年を表す数値を 2 桁の数字で入力することもできますが、その場合は入力した数値によって表示される年が異なります。 00~29 の範囲の値で入力した場合は 2000 年~2029 年の範囲の年、30~99 の範囲の値で入力した場合は 1930 年~1999 年

の範囲の年と認識されます。年を表す数値は 4 桁で入力した方が良いでしょう。 p.190 連続データの入力 セルを選択するときとオートフィル機能を利用するときのマウスポインターの形の違いを強調してください。 p.192 ヒント:[オートフィルオプション]ボタン ・数値が入力された 1 つのセルをオートフィルすると、セルの値がコピーされます。[オートフィルオプション]ボタンで

連続データにすることができることを補足してください。 ・[オートフィルオプション]ボタンの表示/非表示は、以下の方法で切り替えることができます。

1)[ファイル]タブの[オプション]をクリックして[Excel のオプション]ダイアログボックスを開く 2)[詳細設定]の[切り取り、コピー、貼り付け]にある[コンテンツを貼り付けるときに[貼り付けオプション]

ボタンを表示する]チェックボックスでオン/オフを切り替える p.192 ヒント:オートフィル機能で入力できるデータの種類 以下の右ボタンによるオートフィル機能を補足しても良いでしょう。 ・数値が入力されたセルのフィルハンドルを右ボタンでドラッグすると、ボタンを離したときにショートカットメニューが

表示され、連続データを作成できます。また、増分値を指定して連続データを作成することもできます。 ・日付が入力されたセルで行った場合は、日、週、月単位で連続データを作成できます。 ユーザー独自の連続データを作成する利点をイメージできるように、オートフィルや並べ替えで利用できることを補足して

ください。 p.194 操作:データを消去する Step2 Del キーでデータを消去した場合、データ自体は消去されますが、セルに設定されている書式(フォント、罫線、セルの色、

表示形式など)は消去されないことを補足しましょう。消去する対象を指定する場合は、[ホーム]タブの[編集]グループ

にある[クリア]ボタンをクリックして一覧から選択します。 p.197 ヒント:データの一部を修正する方法 時間に余裕があれば、この方法も操作してみましょう。

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p.197 ヒント:操作を間違ってしまった場合 ワークシートを保存した後でも操作を元に戻せるので、適宜上書き保存しても大丈夫なことを伝えましょう。 大で 100 操

作前まで操作を元に戻せます。 p.198 移動とコピー 移動とコピーの作業の流れや、[ホーム]タブ内の[切り取り]、[コピー]、[貼り付け]の各ボタンは、Word など他の Officeアプリケーションでも共通であることを紹介しましょう。 p.198 用語:クリップボード ・クリップボードに保存された情報を利用して、Excel で切り取りやコピーした情報を他の Office ドキュメントやその他の

プログラムに貼り付けたり、他の Office ドキュメントやその他のプログラムから切り取りやコピーした情報を Excel に 貼り付けたりできることに触れてもよいでしょう。

・時間に余裕があれば、Office クリップボードについて補足しましょう。 Office クリップボードを表示するには、[ホーム]タブの[クリップボード]にあるダイアログボックス起動ツールをクリッ

クします。Office クリップボードに格納されたアイテムは、アイコンとテキストや画像のプレビューで表示されます。 アイコンはアイテムが作成されたアプリケーションごとに異なります。

・Office クリップボードは、Windows クリップボードと次のように連携しています。 ・複数のアイテムを Office クリップボードにコピーする場合、 後にコピーしたアイテムは、常に Windows クリップ

ボードにコピーされます。 ・Office クリップボードのアイテムをすべて消去すると、Windows クリップボードのアイテムもすべて消去されます。 ・[貼り付け]ボタンを使用する場合は、Windows クリップボードの内容が貼り付けられます。

p.200 操作:データをコピーして貼り付ける Step3 ・クリップボードに何も保存されていない場合は、[貼り付け]ボタンは淡色で表示されることに触れましょう。貼り付けよ

うとしたときに[貼り付け]ボタンが淡色になっていたら、コピー操作をやり直す必要があります。 ・選択範囲をドラッグアンドドロップ操作でコピーや移動ができることを補足しても良いでしょう。近くのセル範囲にコピー

や移動を行う場合などに便利です。 ・ドラッグによるコピー

1. 選択した範囲の外枠をポイントし、マウスポインターの形が に変わったら Ctrl キーを押す 2. マウスポインターの形が に変わったら、Ctrl キーを押したままコピー先のセルまでドラッグアンドドロップす

る ・ドラッグによる移動

選択した範囲の外枠をポイントし、マウスポインターの形が に変わったら移動先のセルまでドラッグアンドドロッ

プする(移動の際のドラッグ中はマウスポインターの形が になる) ・ドラッグによるコピーや移動の際には、移動先を表す薄い網掛けの枠とポップヒントが表示されます。 ・ドラッグによるコピーや移動は、クリップボードを経由しないため、繰り返し貼り付けることはできません。

p.201 ヒント:貼り付けのオプション [貼り付けのオプション]ボタンの表示/非表示は、以下の方法で切り替えることができます。

1)[ファイル]タブの[オプション]をクリックして[Excel のオプション]ダイアログボックスを開く 2)[詳細設定]の[切り取り、コピー、貼り付け]にある[コンテンツを貼り付けるときに[貼り付けオプション]

ボタンを表示する]チェックボックスでオン/オフを切り替える p.202 ブックの保存 [名前を付けて保存]と[上書き保存]の違いを明確に伝えましょう。 p.202 ヒント:拡張子について 拡張子の表示方法についても説明できるようにしておきましょう。

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p.203 ヒント:ドキュメントライブラリ 特に指定しない限り Excel で作成したブックはドキュメントライブラリに保存されます。 [Office2013 テキスト]フォルダーにあるブック "8 章入力済" を開いてデータの入力を省略した場合は、ブックを

[Office2013 テキスト]フォルダーの[完成]フォルダーから開いたので、そのフォルダー名が[保存先]ボックスに表示

されていることを補足しましょう。 p.203 操作:名前を付けて保存する Step2 ブックを保存する際に、ドキュメントライブラリに[Office のカスタムテンプレート]フォルダーが作成されています。 この[Office のカスタムテンプレート]フォルダーは、個人用のテンプレートを保存するためのフォルダーです。 [ファイル]タブの[エクスポート]をクリックして、[ファイルの種類の変更]の[テンプレート]を選択して[名前を付

けて保存]ボタンをクリックすると、[Office のカスタムテンプレート]フォルダーに Excel テンプレート形式で保存するこ

とができます。 [Office のカスタムテンプレート]フォルダーに保存された Excel テンプレートは、[ファイル]タブの[新規]をクリック

して、[お勧めのテンプレート]の右側に表示される[個人用]をクリックすると表示され、テンプレートをもとに新規にブッ

クを作成することができます。 p.204 重要:Excel 97-2003 形式で保存 ・Excel 97-2003 形式で保存したファイルを Excel 2013 で開くと、タイトルバーのファイル名の後ろに[互換モード]と

表示されます。 ・Excel97-2003 形式の他にも、目的に応じてさまざまな[ブックファイルの種類]を選択できます。 ・[ブックファイルの種類]と、それぞれの拡張子と内容は次の表のとおりです。

ブックファイルの種類 拡張子 内容 ブック .xlsx 既定のファイル形式でブックを保存します。 Excel 97-2003 ブック .xls Excel 97-2003 と完全に互換性のある形式で保存します。 OpenDocument スプレッド

シート .ods OpenDocument スプレッドシート形式で保存します。

テンプレート .xltx 新規作成のテンプレートとして利用できる形式で保存します。 マクロ有効ブック .xlsm マクロが有効なファイル形式でブックを保存します。 バイナリブック .xlsb 読み込みと保存をすばやく行えるように 適化されたバイナリファイル形

式で保存します。 ・その他のファイルの種類として、以下の形式を選択することもできます。

その他のファイルの種類 拡張子 内容 テキスト(タブ区切り) .txt タブで区切られたテキスト形式で保存します。 CSV(カンマ区切り) .csv カンマで区切られたテキスト形式で保存します。 テキスト(スペース区切り) .txt スペースで区切られたテキスト形式で保存します。 別のファイル形式として保

存 [名前を付けて保存]ダイアログボックスでファイルの種類を選択して

保存します。 第 9 章 表の編集 p.210 表の編集について はじめに、受講者が業務(活用)イメージを持てるようなトークで、編集していく手順や作業の流れを意識できるように心

がけてください。 p.211 列の幅と行の高さの設定 図や教材を見ながら、列幅をどのように調整したら良いかを受講者がイメージできるように進行してください。 p.212 操作:列幅を手動で変更する Step2:列幅変更のときのマウスポインターの形を強調しましょう。

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Step3:列幅を文字がぎりぎり表示できるくらいまで狭めすぎると印刷のときに文字が欠けて印刷される場合があります。 少し余裕のある列幅にすると良いことを伝えましょう。 Excel で画面表示と印刷が異なる点は、p.295「印刷イメージの確認」で学習します。

p.212 ヒント:列幅の数値について 列幅の数値は、標準フォントでセルに表示できる数字(0~9)の平均数を表します。 標準のフォントは、[ファイル]タブの[オプション]をクリックして[Excel のオプション]ダイアログボックスを開き、

[基本設定]にある[新しいブックの作成時]の[次を既定フォントとして使用]で確認できます。[次を既定フォントとし

て使用]ボックスに "本文のフォント" と表示されている場合は、テーマで "本文のフォント" として指定されているフォン

トが標準フォントとなります。 p.213 操作:列幅を自動で調整する Step2 B 列の一番長い商品名 "季節の果物詰め合わせ" が表示される列幅となることを、確認しましょう。 p.213 ヒント:列幅の自動調整について A 列の列幅を自動調整してみると、タイトルを含めずに範囲を選択する必要性が理解しやすくなります。 p.213 操作:複数の列の幅を調整する 複数の列幅を同じにする事例を補足すると、より理解が深まります。 複数の列の幅を自動調整すると、各列の文字列の幅に合わせてそれぞれ列幅が変わることも補足しましょう。 p.214 ヒント:行の高さを変更するには ・講師がデモを行う、あるいは実際に操作しても良いでしょう。 ・行の高さの調整は、調整したい行の行番号の "下側" の境界線をドラッグすることを強調してください。 ・行の高さの数値は表示できるフォントサイズを表します。フォントサイズについては p.215「書式の設定」で学習します。 ・列幅や行の高さを "0" に設定すると、その行や列が非表示になります。

非表示の行や列を表示する方法は、以下のとおりです。 1)非表示の上下の行や左右の列を範囲選択し、[ホーム]タブの[セル]にある[書式]ボタンをクリック 2)[表示設定]の[非表示/再表示]をポイントして[行の再表示]または[列の再表示]をクリック

p.214 ヒント:[書式]ボタンを使って調整するには 列幅や行の高さを数値で指定したい場合は、[書式]ボタンの[列の幅]や[行の高さ]が便利であることを補足しても良い

でしょう。 p.215 書式の設定 わかりやすい表にするためには、どのような書式を設定したら良いかについて、受講者がイメージできるよう図や教材を見

ながら意識付けてください。 p.216 罫線の設定のポイント 複数の罫線を組み合わせることで、より表が見やすくなることを理解したうえで、これから行う操作の流れを伝えましょう。 p.217 操作:セルに罫線を引く Step3 [罫線]ボタンの▼をクリックし、[罫線の作成]の各ボタンを使うと、ワークシートをドラッグして罫線を引いたり、罫線

の色や種類を指定したりすることができることを補足しても良いでしょう。 [罫線の作成]の各ボタンを使った主な方法は、以下のとおりです。 ・罫線を引くには、[線の色]や[線のスタイル]で罫線の色や種類を選択し、[罫線の作成]をクリックして、罫線を引く

場所をクリックまたはドラッグして指定します。 ・罫線の色や種類を指定後、[罫線グリッドの作成]をクリックすると、指定した色や種類の罫線で格子線を引くことができ

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ます。 ・罫線の種類や色を変更するには、[線の色]や[線のスタイル]で罫線の色や種類を選択し、変更したい罫線上をドラッグ

します。 ・罫線を削除するには、[罫線の削除]をクリックし、削除したい罫線上をドラッグします。 p.218 データの配置 配置を変更する効果について、受講者がイメージしながら作業できるように進行してください。 p.219 操作:セル内の文字の配置を変更する Step3 [ホーム]タブの[配置]にある[上揃え]、[上下中央揃え]、[下揃え]の各ボタンについて、使用例(行の高さを広げて

いる場合や縦にセルを結合している場合など)を補足しても良いでしょう。 p.220 操作:セルを結合して複数セルの中央に配置する Step2 ・結合するセル範囲に複数データがある場合は、選択したセル範囲の左上端のデータが保持され、他のデータは削除される

ことを補足してください。その場合、結合を解除しても他のデータは再表示されません。 ・セルの内容を折り返して複数行にして表示する場合は、[ホーム]タブの[配置]にある[折り返して全体を表示する]ボ

タンでセルの全内容の表示ができることや、Alt キーを押しながら Enter キーを押してセル内改行ができることを補足し

ても良いでしょう。 p.220 セルの塗りつぶし ・セルに色を付ける効果を意識しながら、適切な設定ができるように進行してください。 ・テーマの色と標準の色を使う違いを補足しても良いでしょう(テーマの色から選択した場合は、テーマを変更すると色も

変更されるなど)。 テーマの配色については、p.222「ヒント:テーマの配色の変更」を参照してください。

p.221 操作:セルに色を付ける Step3 ・Excel を終了するまでは、[塗りつぶしの色]ボタンには直前に選択した色が表示されます。 ・ここで[フォントの色]ボタンについて触れてもよいでしょう。

[フォントの色]ボタンについては、p.227「ヒント:[フォント]グループで設定できる書式」に解説があります。 ・[ホーム]タブの[フォント]のダイアログボックス起動ツールをクリックして表示される[セルの書式設定]ダイアログ

ボックスの[塗りつぶし]タブで、セルの背景色、塗りつぶし効果、パターンの色やパターンの種類を設定できます。 p.223 文字の書式設定 フォントの種類やサイズを変更する効果について、受講者がイメージしながら作業できるように進行してください。 p.224 操作:フォントを変更する Step3 セル内の一部の文字に対しても、書式の変更ができることを補足してください。その場合、セルをダブルクリックし、変更

したい文字を選択してから書式を変更します。 p.224 ヒント:フォントの種類 ・英文フォントは、半角英数字に使用されます。漢字やひらがなには日本語フォントが使用されます。 ・フォントには、プロポーショナルフォント(MS P ゴシックや MS P 明朝)と等幅フォント(MS ゴシックや MS 明朝)

などがあります。プロポーショナルフォントを使うと文字の形に応じて文字幅や文字間隔が自動的に調整されます。 p.225 操作:フォントサイズを変更する フォントサイズは、文書全体のバランスや本文と見出しのバランスなどを考慮して指定することを伝えましょう。

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p.226 操作:フォントサイズを変更する Step3 既定では、フォントサイズに応じて行の高さが自動調整されます。行の高さを手動調整した後、フォントサイズを変更して

も、行の高さは自動調整されません。 p.226 操作:文字列を太字にする Step1 [ホーム]タブの[フォント]グループにある各ボタンを使用して、適切な書式をそれぞれ設定しても良いでしょう。 複数の書式を設定する場合は、[セルの書式設定]ダイアログボックスを使用すると効率的です。また、[セルの書式設定]

ダイアログボックスには、取り消し線、上付き、下付きなどリボンでは行えない設定が含まれています。 p.228 ヒント:[書式のコピー/貼り付け]ボタン [書式のコピー/貼り付け]ボタンをダブルクリックすると、繰り返し書式を貼り付けることができることを補足しても良い

でしょう。書式の貼り付けを解除するには Esc キーを押します。 p.228 データの表示形式の設定 図や教材を見ながら、数値を読み取りやすくするために、どのような表示形式が適切かを考えて、設定ができるように進行

してください。 p.230 操作:数値に桁区切りのカンマ(,)を付ける Step2 セルに "#####" が表示される場合は、p.211「列の幅と行の高さの設定」を参照してください。 p.230 ヒント:桁区切りのカンマ(,)を解除するには [桁区切りスタイル]だけでなく、他の表示形式の解除方法も同じであることを補足しましょう。 p.230 ヒント:その他の表示形式 時間に余裕があれば、実際に設定してみましょう。[セルの書式設定]ダイアログボックスの[表示形式]タブでは、リボン

にない表示形式を設定することができます。 p.231 行や列の挿入と削除 図や教材を参考に、どのようなときに行の挿入と削除をするかを受講者が理解したうえで作業するように進行してください。 p.231 操作:行を挿入する Step1:ショートカットメニューは、そのときの状況に応じて使用する頻度の高いコマンドが表示されるため、すばやく

操作できます。 Step2:複数の列や行を挿入するには、挿入したい数の列や行をあらかじめ選択してから操作することを補足しましょう。 p.232 ヒント:[挿入オプション]ボタン ・[挿入オプション]ボタンのメリットがイメージできるような事例をあげると、より理解が深まります。 ・[挿入オプション]ボタンの表示/非表示は、以下の方法で切り替えることができます。

1. [ファイル]タブの[オプション]をクリックして[Excel のオプション]ダイアログボックスを開く 2. [詳細設定]の[切り取り、コピー、貼り付け]にある[[挿入オプション]ボタンを表示する]チェックボックスで

オン/オフを切り替える p.233 操作:データを追加する Step1:オートフィルによりセルの書式もコピーされるため、セル A13 の下の太罫線が細くなります。[オートフィルオプ

ション]ボタンをクリックし、[書式なしコピー(フィル)]をクリックして太罫線に戻すことを伝えてください。 ※書式設定後のオートフィル操作では、[オートフィルオプション]ボタンを利活用することを強調してください。

Step2:横方向にデータを入力する場合は、Tab キーを使用すると効率的であることを補足しましょう。

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p.234 操作:行を削除する Step1:複数の列や行を削除するには、削除したい列や行をあらかじめ選択してから操作することを補足してください。 Step2:セルの挿入や削除を行うことができることに触れても良いでしょう。

セルの挿入と削除は、[セルの挿入]ダイアログボックスまたは[削除]ダイアログボックスで行います。 これらのダイアログボックスでは、挿入や削除の結果、周囲のセルがシフトする方向を選択できます。 ・[セルの挿入]ダイアログボックスを開く

・[ホーム]タブの[セル]にある[挿入]ボタンの▼をクリックし、一覧の[セルの挿入]をクリック ・セルをマウスの右ボタンでクリックし、ショートカットメニューの[挿入]をクリック

・[削除]ダイアログボックスを開く ・[ホーム]タブの[セル]にある[削除]ボタンの▼をクリックし、一覧の[セルの削除]をクリック ・セルをマウスの右ボタンでクリックし、ショートカットメニューの[削除]をクリック

表の作成後にセルの挿入と削除を行うとレイアウトが崩れてしまうことがあるので、注意が必要です。 列や行、またはセルを挿入、削除しても、ワークシート全体の行数(1,048,576 行)と列数(16,384 列)は変わりません。 p.235 シート名の変更 既定のシート名を変更してわかりやすいシート名にするメリットを伝えましょう。 p.236 操作:シート名を変更する Step1 シート見出しをダブルクリックしたときのマウスポインターの形を補足しましょう。 同じブック内に同一のシート名を 2 つ以上付けることはできません。 p.237 操作:ワークシートをコピーする Step1:シート見出しをポイントするときとドラッグするときのマウスポインターの形に注意します。

マウスのボタンを離してから、Ctrl キーを離すことを強調してください。 Step2:同一ブック内で同一のシート名は付けられないため、シートをコピーすると元のシート名の後ろにかっこ付きの

番号が表示されます。 p.237 ヒント:シート見出しの色を変更するには アクティブシートのシート見出しは淡い色で表示されるので、別のシートをアクティブにしてから確認すると設定した色を

確認しやすくなります。 p.238 シートの挿入と削除 1 つのブックで使用できるシートの数は、使用可能メモリに依存します。 p.238 操作:ワークシートを挿入する Step1 ・[新しいシート]ボタンを使ってワークシートを挿入すると、ワークシートは右端に挿入されます。 ・任意の位置にワークシートを挿入する方法は、以下のとおりです。

・任意のシート見出しを選択し、[ホーム]タブの[セル]にある[挿入]ボタンの▼ボタンをクリックして一覧の [シートの挿入]をクリック

・任意のシート見出しを右クリックし、ショートカットメニューの[挿入]をクリック ショートカットメニューの場合は[挿入]ダイアログボックスが表示されるので、[標準]タブの[ワークシート]を 選択して[OK]をクリックします。新しいワークシートは選択・右クリックしたワークシートの左側に挿入されます。

・Excel には、次の 4 種類のシートがあります。

シートの種類 説明

ワークシート 通常使用する、表やテーブルを作成するためのシートです。

グラフ グラフ専用のシートです。

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Excel 4.0 マクロ Excel 4.0 形式のマクロのコードを記述するためのシートです。

MS Excel 5.0 ダイアログ マクロで扱うダイアログボックスを作成するためのシートです。 ・複数のワークシートを挿入する場合は、Shift キーを押しながら挿入したいワークシートの数だけシート見出しを選択して

挿入します。 p.239 操作:ワークシートを削除する Step1 ・[ホーム]タブの[セル]グループにある[削除]ボタンの▼をクリックし、一覧の[シートの削除]をクリックしても、

シートを削除できます。 ・複数シートを選択してから削除すると複数のワークシートを一度に削除できることを伝え、ページ下部のヒント「複数シー

トの選択」に触れても良いでしょう。 第 10 章 四則演算と関数 p.244 四則演算と関数について 教材や図を参照しながら、ここでどのような計算を行うかを伝えましょう。正確な計算を簡単に行えることが Excel の 大

のメリットの 1 つであることを強調してください。 p.245 四則演算 ・Excel で数式を入力する場合、 初に等号(=)を入力する以外は通常(数学)の四則演算と同様であることを伝えます。

演算子については、通常(数学)の場合と異なる記号を理解できるようにします。 ・日本語入力モードがオフの状態で数式を入力すると効率的であること、テンキーを使用すると効率的であることも補足 しましょう。

p.247 操作:数式を入力する Step3:文字入力に慣れていない受講者がいる場合は、「=」の入力方法を補足してください。 Step4:セル番地はキーボードから直接入力することもできます。その場合、列番号の大文字/小文字の区別はありません。 Step7:数式バーの[入力]ボタンをクリックするとアクティブセルが移動しないため、数式バーでそのまま数式を確認 できることを補足しても良いでしょう。数式バーの[入力]ボタンについては、p.188「ヒント:入力中のデータを確定また

はキャンセルするには」を参照してください。 p.248 ヒント:数式の再計算 時間に余裕があれば、実際にデータを変更して再計算されることを確認しましょう。データを変更した場合は、元に戻して

から先に進んでください。 p.249 操作:数式をコピーする Step2・Step3 ・セルのフィルハンドルをダブルクリックして、下方向にオートフィルできることを補足しましょう。 その場合は、左隣または右隣のいずれかの列に連続してデータが入力されている必要があります。隣接する列の下方向の

連続した 終行と同じ行までオートフィルでコピーされます。 画面に表示しきれない大きな表など、ドラッグ操作で下方向へのオートフィルの操作を行いづらいときに便利です。 隣接する列に空白セルがある場合は、その空白セルの手前までが自動認識されます。

・p.233 と同様に、[書式なしコピー(フィル)]を行って太罫線に戻すことを伝えても良いでしょう。 ・コピー先のセルをクリックし、数式バーで数式を確認します。前のページのヒント「相対参照」の内容を理解できるよう

に伝えてください。 p.250 ヒント:有効桁数について 「実際にセルに表示される数値は表示形式によって四捨五入されています。」について、例示しても良いでしょう。 四捨五入、切り捨て、切り上げなど、数値の端数処理を行うには、ROUND、ROUNDUP、ROUNDDOWN 関数を使用し

ます。

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p.251 基本的な関数 関数を使うメリットが理解できるように進行してください。 ・複雑な数式を入力しなくても計算できる ・行や列を挿入、削除したときに再計算される など p.252 操作:合計を求める(SUM 関数) Step2:関数をキーボードから直接入力できることに触れても良いでしょう。

関数名は小文字で入力しても、確定すると自動的に大文字に変換されます。 Step3:[合計]ボタンをクリックする代わりに、Enter キーを押しても数式を確定できることを補足しましょう。

[合計]ボタンをダブルクリックするだけで合計を求めることもできます。 p.254 ヒント:一度に合計を求めるには 時間に余裕があれば、実際に操作しましょう(平均や数値の個数、 大値、 小値も同様です)。 p.254 [合計]ボタンの関数 AVERAGE 関数を使うメリットを伝えましょう。 ・"平均値=(数値 1+数値 2+...)/数値の個数" のような複雑な数式を入力したり数値の個数を数えたりしなくても簡単に平

均値を求められる ・行や列を挿入、削除したときに再計算される など p.255 操作:平均を求める(AVERAGE 関数) Step4:合計のセルを計算対象から外すために、正しい範囲を選択し直す必要があることを理解できるように進行します。 Step5:Enter キーを押しても数式を確定できることに触れてもよいでしょう。 Step8:AVERAGE 関数の特徴として、引数の範囲に含まれる空白セルは計算の対象になりません。

空白セルや 0 が入力されている場合の計算結果の違いを、講師がデモをするなどして伝えてください。 p.257 ヒント:[合計]ボタンで使える関数 ■その他の関数 ・関数の分類がわかっている場合は、[数式]タブにある[関数ライブラリ]の各ボタンから挿入すると効率的です。

関数の分類がわからない場合は、[関数の挿入]ダイアログボックスの[関数の分類]で[すべて表示]を選択すると、 すべての関数が一覧で表示されます。[関数名]ボックスで任意の関数名を選択して、関数名の頭文字を入力するとジャン

プします。 ・関数は、通常の数式と同様にキーボードから入力することもできます。

キーボードから「=」に続いて関数名のアルファベットを入力すると、"関数オートコンプリート" 機能により、該当する 関数名の候補の一覧が表示されます。

・[関数の挿入]ダイアログボックスや[関数の引数]ダイアログボックスを利用すると、関数名のつづりの間違いを避け、 引数の種類などを確認しながら設定することができます。

p.258 相対参照と絶対参照 通常は、相対参照が使われます。数式をコピーすると数式内のセル番地は自動的に変更されます。セル番地を固定したいと

きは、絶対参照を使用します。参照方法の使い分けを理解できるように進行しましょう。 p.259 操作:相対参照で数式を作成する 受講者のレベルによっては、「2013 年の有機バナナの構成比」を求めるセル G5 の計算式が「=E5/E13」となることを補足

してください。 p.260 重要:数式をコピーしてもうまく計算できない理由 セル G7~G12 の数式がエラーになった理由を、セルの数式を数式バーで確認するなどして考えてもらいましょう。 すぐ下の用語「エラー値 "#DIV!0"」やヒント「[エラーチェックオプション]ボタン」について、併せて補足すると良いで

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しょう。 p.261 操作:絶対参照で数式を作成する Step2:各商品の構成比を求める計算式では、数式をコピーしても常に総合計のセル E13 を参照する必要があります。

そのために数式の中のセル E13 を絶対参照にする必要があることを伝えましょう。 Step3:$記号をキーボードから直接入力できることを補足しましょう。 Step6:コピー先のセルをクリックし、数式バーで数式を確認しましょう。絶対参照を使用したセル E13 のセル番地は

コピーしても変わりません。 第 11 章 グラフ p.267 ■グラフの種類を選択するポイント 前ページのグラフの種類と用途の具体的な紹介例を参考に、グラフのメリットと各グラフの種類の特徴を理解できるように

しましょう。実際の事例を提示したり、受講者に考えてもらうと、より理解が深まります。 円グラフはデータ系列を 1 つだけしか持つことができないことなどを、補足しても良いでしょう。 p.268 グラフの作成 教材や図を参照しながら、作成するグラフの目的を理解できるように進行しましょう。 p.269 操作:おすすめグラフを使用して縦棒グラフを作成する Step2:グラフにするデータの範囲として、商品名や項目名を含めて選択することを伝えましょう。グラフにするデータ

範囲を間違って選択した場合は、一度選択を解除してから改めて範囲選択します。 Step4:グラフには多くの形式があり、目的に応じて選択する必要性があることを、画面を見ながら補足しましょう。 Step5:Excel 2003 までのグラフ作成の経験者には、以前のグラフウィザードで設定できた内容について補足します。 ・データ系列が 1 つの場合はグラフタイトルが自動的に入力されますが、データ系列が 2 つ以上ある場合は、グラフタイト

ルは自動的に入力されません。 グラフタイトルの変更方法については、p.275「操作:グラフタイトルを変更する」で扱います。

・行と列のどちらを系列にしてグラフを作成するかは、グラフ化するデータ範囲の行と列の項目数により自動的に判別され

ます。行が多い場合は "列"、列が多い、または列と行が同じ場合は "行" が系列となります。 データ系列を入れ替える場合は、グラフ作成後に行います。データ系列を入れ替える方法は、p.285 のヒント「グラフの

行/列を切り替えるには」を参照してください。 ・グラフはオブジェクトとして作成されます。他のワークシートに作成する場合は、グラフ作成後に[グラフツール]の[デ

ザイン]タブにある[場所]の[グラフの移動]ボタンで変更します。 p.270 操作:グラフの移動とサイズの変更をする Step1:グラフの移動は 初にグラフを選択してから行うので、手順 1 でグラフの選択をしています。

ここでは既にグラフが選択されているので、手順 1 は省略して手順 2 から操作してかまいません。 グラフの余白部分をポイントし、[グラフエリア]とポップヒントが表示されることを確認してからドラッグするよ

う伝えます。グラフエリア以外のグラフの要素(凡例など)をドラッグすると、その要素のみの移動となります。 Step4:Shift キーを押しながらサイズ変更ハンドルをドラッグすると、縦横の比率を保ったままグラフのサイズを変更

できることを補足します。 ・グラフをコピーする場合は、Ctrl キーを押しながらドラッグします。 p.272 操作:円グラフを作成する Step1・Step3 ・離れたセル範囲を選択するには、Ctrl キーを押しながら範囲選択することを確認しましょう。 ・グラフにするデータの範囲は、E 列(2013 年)の代わりに G 列(構成比)を選択しても同じ結果になります。

E 列(2013 年)の値から円グラフを作成すると、構成比を計算しなくても円グラフで売上構成を見ることができることを 伝えましょう。

・画面の表示倍率は、50%でなくてもかまいません。画面解像度に応じて、適切な値を選択してください。

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p.274 [グラフツール]の 2 つのタブ 実際に[グラフツール]の[デザイン]タブ、[書式]タブを切り替えながら、各タブの特徴について確認しましょう。 p.275 グラフの構成要素 グラフの種類によってグラフの構成要素は異なります。縦棒グラフの場合と円グラフの場合を踏まえて、例示されている積

み上げ縦棒グラフの構成要素を説明してください。なお、この図の積み上げ縦棒グラフは、p.287 までで作成します。 ここでは、現在作成しているグラフ上をマウスでポイントしながら各構成要素を確認しても良いでしょう。 p.275 操作:グラフタイトルを変更する Step1 グラフを編集するには、そのグラフを選択してから操作することを補足しましょう。 p.278 ヒント:その他のグラフの編集について ・グラフエリアを選択してフォントサイズなどを設定すると、すべての構成要素に対してまとめてその書式が設定される ことに触れても良いでしょう。

・[グラフのスタイル]を使うと、スタイルを選択するだけで複雑な書式設定を簡単に行えます。 p.282 操作:データ系列の色を変更する Step2 データ系列の色の変更について、以下の内容を補足しても良いでしょう。 ・グラフの構成要素の塗りつぶしの色は、[グラフツール]の[書式]タブにある[図形のスタイル]の他に、構成要素を 選択して[ホーム]タブの[フォント]にある[塗りつぶしの色]ボタンでも設定することができます。

・棒グラフで、データ系列のデータ要素(1 本の縦棒)の書式を変更する手順は、以下のとおりです。 1. データ系列(縦棒)をクリックしてデータ系列全体を選択し、さらに変更したいデータ要素をクリックして選択 2. [グラフツール]の[書式]タブにある[図形のスタイル]グループの各ボタンなどで書式を変更

p.287 操作:凡例の位置を変更する 凡例について、以下の内容を補足しても良いでしょう。 ・凡例を追加・変更・削除すると、グラフのプロットエリアのサイズが自動的に調整されます。 プロットエリアは、ドラッグして移動したり、選択したときに表示されるハンドルをドラッグしてサイズを変更したり することができます。

・マウスでドラッグして凡例を移動できます。 ・ハンドルをドラッグするとサイズ変更もできます。 p.289 操作:グラフをグラフシートに移動する Step4 グラフシートに移動した結果、元の "全社実績" シートから円グラフがなくなっていることを確認しましょう。 第 12 章 印刷 p.294 印刷の準備 印刷の準備の必要性を伝え、学習内容をイメージできるように進行してください。 p.295 印刷イメージの確認 Excel では画面どおりに印刷されるとは限らないため、印刷の前に印刷イメージを確認することが重要であることを伝えま

しょう。 p.296 操作:印刷イメージを確認する 以前のバージョンの Excel と異なり、印刷プレビュー画面が Backstage ビューで表示されることを補足してください。また、

以前のバージョンの Excel と同等の印刷プレビュー画面を表示するために、クイックアクセスツールバーなどに、[印刷プレ

ビュー(全画面表示)]ボタンを追加できることも補足すると良いでしょう。

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p.296 操作:印刷イメージを確認する Step2 グラフを選択した状態で、印刷イメージを確認したり、印刷を実行したりすると、グラフだけが対象になることを補足しま

しょう。 p.297 ヒント:印刷イメージをすぐ表示するには ページレイアウトビューについても補足しましょう(p.311「ヒント:ページレイアウトビュー」を参照してください)。 ・既定の用紙サイズで印刷したイメージに近い形で表示され、余白も表示されます。 ・ヘッダーやフッターの編集ができます。 p.298 操作:ページ設定を行う Step4・Step6 ・[ページ中央]の[水平]と[垂直]と余白の関係について補足しましょう。 ・[ページ中央]の[水平]と[垂直]は、用紙の余白部分を除いた中央に配置されます。 ・左右、上下の余白が異なると、用紙の中央に配置されません。

・拡大縮小印刷の設定は、拡大して印刷したり、一画面に収まりきらない大きな表などを印刷したりするときに便利です。 p.303 操作:印刷を実行する Step2 Backstage ビューの[印刷]で、印刷イメージの確認や印刷を実行してから元の編集画面に戻ると、用紙のサイズが点線で

ワークシート上に表示されます(p.307 のヒント「ワークシート上に表示される点線」を参照してください)。 p.304 よく使われる印刷の機能 複数ページのドキュメントを印刷する場合に、これらの機能が必要になることを図や実際のデータを使用して、理解できる

ように伝えてください。 p.308 操作:改ページプレビューで改ページ位置を調整する Step4 改ページ位置を調整すると、それに合わせて拡大縮小印刷が設定されます。 p.309 操作:改ページを挿入する Step3 改ページプレビュー画面では、右クリックで改ページを挿入・解除できることに触れても良いでしょう。 p.311 ヒント:ヘッダー/フッターについて 時間に余裕があれば、さまざまなヘッダー/フッターを指定してみましょう。 ヘッダー/フッターにボタンを使用して挿入した日付は印刷した日付になるためカウントアップされることや、ファイル名や

ファイルのパス、シート名についてもファイル名を変更したり、ファイルの保存場所を変えたり、シート名を変えると自動

的に反映されるます。また、手入力した内容に関しては自動的に変更されないことについても触れると良いでしょう。 第 13 章 関数を使用した入力サポート ・正しいデータを入力するためのしくみを設定します。本章では、関数を使用してそのしくみを作りますが、関数にはさま

ざまな処理を行うための関数があることにも気付いてもらいましょう。 ・本書では、あらかじめ入力された数式を確認の後、削除して新たにそれぞれの関数をはじめから入力しています。受講者

のレベルやスキルに応じて数式の確認時にその数式をコピーして関数の引数の中に貼り付けるなど、進め方を工夫してく

ださい。 ・関数を入力する方法について、あらかじめ紹介してもよいでしょう。作業を行っているときに、適切と思われる方法を受

講者自身が選べばよい、ということを理解してもらうことが大切です。受講者の理解度に合わせて紹介するタイミングを

見極めてください。 ・関数名がわかっていて分類名がわからない場合:

・数式バーまたは、[数式]タブの[関数ライブラリ]の[関数の挿入]ボタンを使います。[関数の挿入]ダイアロ

グボックスの[関数の分類]ボックスを[すべて表示]にして関数名の頭文字を入力すると、関数の一覧をその頭文

字までジャンプします。

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・セルに関数を直接入力します。等号(=)を入力し、関数名の数文字を入力すると、関数名がドロップダウンリスト

で表示されます。目的の関数名をダブルクリックし、ポップヒントを参考に引数を入力します。この機能を "数式オ

ートコンプリート" といいます。関数の扱いに慣れた受講者に向いています。 ダブルクリックの他に、方向キーによるリスト内の移動や Tab キーによる選択などを必要に応じて紹介します。

・関数の分類名がわかっている場合: ・[数式]タブの[関数ライブラリ]にある各分類名のボタンをクリックして選択します。

p.316 端数の処理を行う関数 ROUND 系の関数の引数は同じです。小数点以下の桁数が不要なときに、桁数を "0" と指定することを基点として、小数

部の桁数指定することを押さえましょう。そのうえで、整数部の 1 の位や 10 の位で数を丸める場合の桁数指定を理解して

もらいます。 p.317 操作:端数を四捨五入する Step1 ・計算式だけでなく表示されている現在の計算結果には、小数点以下の端数が表示されていることも併せて確認しましょう。 p.320 重要:表示形式で小数点以下の桁数を変更した場合との違い この内容は必ず説明するようにしましょう。小数点以下の桁を含む数値を入力して、[小数点以下の表示桁数を増やす]ボ

タンや[小数点以下の表示桁数を減らす]ボタンを使用した場合は、セルに表示されている数値と数式バーに表示される数

値が異なっていることを確認し、業務などでは注意して使い分ける必要があることを理解してもらいます。 p.320 ヒント:小数点以下の切り捨て INT 関数は引数に数値を指定するだけの使いやすい関数です。しかし、負の値を引数に指定する場合は注意が必要であるこ

とを理解してもらいます。ホワイトボードなどに数直線を書いて説明するとよいでしょう。 p.321 条件によって処理を分ける関数 "論理式" を、条件という言葉に置き換えています。「性別が女性の場合は会費が 1,980 円、男性の場合は 2,980 円」のよう

な具体例を提示し、条件、真偽の処理を説明するとわかりやすくなります。 また、比較演算子についても具体的な数値などで説明しましょう。 p.322 操作:1 つの条件で処理を 2 つに分ける 操作に入る前にどのような数式になるか、ホワイトボードなどを使用して確認しましょう。 p.323 ヒント:文字を引数で指定する場合 数式を手入力する場合には特に注意する事項です。今回の "3%" は数値として認識されます。 p.323 操作:結果を確認する Step3 一時的に条件に合ったケース数を入力してエラー値を回避するために元に戻しますが、すぐ下のヒント「エラー値が表示さ

れた場合」の説明が必要です。 p.324 ヒント:複数条件の組み合わせ ・このヒントには必ず触れるようにしましょう。複数条件を使用する場合の "AND" と "OR" の考え方は関数だけではあ

りません。どういう時に "AND" なのか、どういう時に "OR" なのか、具体例を挙げて説明します。 また、「■IF 関数と AND 関数の組み合わせ」、「■IF 関数と OR 関数の組み合わせ」についても、いずれか 1 つでも数

式を入力して確認しましょう。 ・関数のネストに関しては、「IF 関数と VLOOKUP 関数の組み合わせ」で学習しますが、[関数の引数]ダイアログボッ

クスを使用した入力を紹介する際に、IF 関数に含まれる AND 関数や OR 関数から再び IF 関数に戻る操作について説明

が必要です。「■IF 関数と AND 関数の組み合わせ」を例に以下の流れを説明しましょう。特に、③と⑥が重要です。 ①セル E37 を選択し、[関数の挿入]ボタンをクリックして[関数の挿入]ダイアログボックスを開く。

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②IF 関数を選択する。 ③IF 関数の[関数の引数]ダイアログボックスが開くので、[論理式]ボックスをクリックし、関数ボックスの▼をク

リックする。 ④一覧から AND 関数を選択する(一覧にない場合は、[その他の関数]を選択する)。 ⑤AND 関数の[関数の引数]ダイアログボックスが開くので、[論理式 1]ボックスに「E36>=50」、[論理式 2]ボ

ックスに「F36>=400000」と入力する。 ⑥数式バーの[IF]の部分をクリックする。 ⑦IF 関数の[関数の引数]ダイアログボックスに戻るので、[真の場合]ボックスに「3%」、[偽の場合]ボックス

に「なし」を入力して、[OK]をクリックする。 第 14 章 データのビジュアル化 p.328 データのビジュアル化 作成した表内のデータを視覚化する機能として、Excel 2013 でさらに強化された "グラフ機能" をはじめとする機能につい

て学習します。 p.328 での導入の際に、「"グラフ" だけがデータをビジュアル化してわかりやすくする機能であるか?」、たとえば、「棒

グラフの棒が、30 本も 40 本も、…100 本も並んでいる場合、ひと目でその傾向を読み取ることができるでしょうか?」な

どを例に挙げて、受講者に考えてもらいましょう。 この章では "グラフ機能" に加えて、セルに入力されたデータの傾向をわかりやすくするための "条件付き書式"、セルの中

に埋め込むミニグラフ "スパークライン"、文字を効果的なグラフィックにするための "SmartArt グラフィック" などの機

能を学習します。それらの簡単な特徴について触れておきましょう。 p.330 発展的なグラフ ・グラフの作成方法についてあらかじめ紹介してもよいでしょう。

・[挿入]タブをクリックし、[グラフ]の各グラフの挿入ボタン ・[挿入]タブをクリックし、[グラフ]の[おすすめグラフ]ボタン ・[挿入]タブをクリックし、[グラフ]のダイアログボックス起動ツールで[グラフの挿入]ダイアログボックスを表

示 ・セル範囲をドラッグしたときに表示される[クイック分析]ボタンをクリックして、分類の[グラフ]をクリック などがあります。

・[グラフの挿入]ダイアログボックスには[おすすめグラフ]タブと[すべてのグラフ]タブの 2 つのタブが表示されます。 ・Excel 2010 にはグラフの分類が 11 分類ありましたが、Excel 2013 では 10 分類になっています。これはドーナツグラフ

が円グラフに、バブルチャートが散布図に含まれ、新たに[組み合わせ]が追加されたためです。この[組み合わせ]は

複合グラフを作成する際に使用します。 ・グラフでは、さまざまなオプションの設定が可能です。データをグラフ化してどのように見せたいか、どのように見せる

と効果的か考えて目的に合ったグラフを選択して作成するだけではなく、編集する必要性に気付いてもらえるように進行

します。また、これから作成するグラグの完成イメージをここでつかんでもらいましょう。 ・右クリックすると表示されるミニツールバーに[グラフの要素]などのボタンが追加されています。右クリックする場所

によって、ミニツールバーに表示される内容は変化します。受講者の状況に応じて紹介します。 ・Excel 2007 で削除され、復活の要望が多くあったデータ系列の "塗りつぶし(パターン)" が Excel2010 から復活してい

ます。Excel 2003 以前から使用している受講者には必要に応じて紹介しましょう。[データ系列の書式設定]作業ウィン

ドウの[塗りつぶし]から設定できます。紹介するタイミングは、受講者の状況に合わせて決定しましょう。 p.331 補助円グラフ付き円グラフ 円グラフを発展的に使用するグラフです。円グラフに含まれる項目が多い場合、すべての項目をグラフ内に表示させようと

すると、かえってわかりづらくなることをイメージしてもらいましょう。また、仕方なく少ない割合のデータをひとまとめ

にして "その他" として作成した経験などを聞いて、補助円グラフ付き円グラフのメリットを認識できるように導入しま

す。

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p.331 操作:グラフ化するデータ系列を基準に並び替える Step2 データの並べ替えは、[ホーム]タブの[編集]にある[並べ替えとフィルター]ボタンをクリックし、[降順]をクリッ

クしても行えます。どのタブを使用しているかなど、作業の状況に応じて使い分ければいいことを補足しましょう。 p.332 操作:補助円グラフ付き円グラフを作成する Step1 受講者の状況によっては、離れたセルの選択をする場合、Ctrl キーを使用することを補足します。また、復習を兼ねて事前

にどのキーを使用するといいか質問してもよいでしょう。 p.332 操作:補助円グラフ付き円グラフを作成する Step2 比率、割合を扱う場合、円グラフの他にどういうグラフがあるか、どう使い分けると効果的かなどを考えてもらうと、目的

に応じて使い分けなければならないことを理解しやすくなります。たとえば、以下のような例です。 ・グラフ化したい系列が 1 つでも、項目が多くなるような場合はその大小を比較するために、あえて棒グラフを使用す

ることもあります。 ・グラフ化したい系列が 2 つの場合は、円グラフではなくドーナツグラフが適していることもあります。 ・グラフ化したい系列が 3 つ以上になる場合は、"100%積み上げ縦棒グラフ" が適していることもあります。 ・比率、割合は、"円グラフ" という固定概念を持たないように、そして 適なグラフの種類を考える重要性を補足しま

す。 p.332 ヒント:グラフのイメージ Excel 2013 では、グラフの種類を選択する前にイメージを確認できるようになりました。 p.332 操作:補助円グラフ付き円グラフを作成する Step3 復習事項として、セル A26 にきっちりと合わせたい場合は、Alt キーを使用するといいことにも触れましょう。 p.333 操作:補助円グラフ付き円グラフを作成する Step4 グラフのサイズを調整する場合にも、目的のセルにきっちりと合わせるために Alt キーを使用できることを補足します。 p.333 操作:補助円グラフ付き円グラフを作成する Step5 この Step で使用する[グラフツール]は操作対象となるグラフを選択しなければ表示されないことを強調します。このよう

に、操作対象を選択したときにだけ表示されるツールやタブを "コンテキストツール"、"コンテキストタブ" といいます。 コンテキストツール、コンテキストタブについて振り返りましょう。

・まず、編集したいものがあれば選択すること、コンテキストツール、コンテキストタブが表示されていないかを確認

し、あれば、そこからさまざまな編集や設定が可能となる機能であることを強調します。今後の操作でも意識して使

用する必要性を理解してもらいます。 ・編集したい箇所で右クリックし、ショートカットメニューから編集の操作を行う方法についても適宜紹介します。

いずれの場合も、作業の状況に応じて使い分けるとよいことを理解してもらいましょう。 また、Excel 2010 の[グラフツール]では 3 種類のタブ、[デザイン]、[レイアウト]、[書式]が表示されていましたが、

Excel 2013 では 2 種類のタブ、[デザイン]、[書式]しか表示されません。Excel 2010 で表示されていた[グラフツール]

の[レイアウト]タブで行っていた主な設定は、[デザイン]タブの[グラフの要素の追加]ボタンで行うか、グラフを選択

したときに右側に表示されるショートカットツール、 [グラフ要素]ボタンから行います。なお、このショートカットツー

ルは Excel 2013 の新機能です。 p.333 ヒント:補助円に移動するデータの数 補助円に表示するデータの数の変更方法については、p.347「 補助円グラフ付き円グラフの書式を設定する」で行います。 p.334 データ系列の追加 本書ではこの後、複合グラフを作成するためにデータ系列を追加します。しかし、データ系列の追加は複合グラフを作成す

るためだけの機能ではありません。系列を追加し忘れたり、使用する系列が後から元の表に追加されたためグラフに系列を

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追加したりすることも日常業務ではあり得ることです。そのための操作であることも理解してもらいましょう。 p.335 操作:縦棒グラフを作成する グラフ化する範囲とグラフの種類だけを指示してから受講者各自で縦棒グラフを作成してもらってもよいでしょう。受講者

の理解度に応じて進行してください。 p.336 操作:データ系列を追加する 機能を確認するための操作ではなく、「今年度の売上実績のグラフを作成した後で、前年度の実績と比較したくなった。そ

のために系列を追加する」というように、具体的なイメージを持って操作してもらいましょう。 p.336 操作:データ系列を追加する Step2 今回は、グラフ化されている系列と追加する系列が離れているため、コピーして貼り付ける方法で行っていることを理解し

てもらいましょう。 [貼り付け]ボタンにこだわらず、右クリックして[貼り付け]オプションのボタンを選択してもらうなど、他の方法で操

作してもかまいません。 p.336 ヒント:データ系列の削除 データ系列を選択できているかどうかは、系列にハンドルが付いていることで確認することを補足しましょう。 p.336 操作:データ系列を追加する Step4 ショートカットツールは操作の対象となるグラフを選択すると表示されるツールであることを強調しましょう。 p.337 ヒント:データ系列の順序の変更 ・時間があれば、系列の順序を変更すると凡例の順序が変わることを実際に操作して確認しましょう。 ・行と列の切り替えだけであれば、[行/列の切り替え]ボタンをクリックしてもいいことを状況に応じて補足しましょう。 p.338 種類の異なるグラフの組み合わせ 縦棒グラフと折れ線グラフを組み合わせた複合グラフを作成します。 複合グラフは、2 つの異なる視点を一度に表示する場合に使用します。「年間の月別平均降水量と月別平均気温」、「売上

額と売上目標額」などの具体例を挙げてイメージしてもらいましょう。 p.338 操作:データ系列を追加する 受講者の理解度に応じて、p.336「操作:データ系列を追加する」の復習として「達成率を作成した棒グラフに追加しましょ

う。」とだけ指示して、各自で操作を行ってもらってもよいでしょう。 p.338 ヒント:追加したデータ系列のグラフが表示されない場合 パーセント単位とは、つまり 100分の 1の単位です。"達成率" が 150%だとしても実際の数値は 1.5となり、"売上実績" とは大きく異なるため、表示されていないように見えることを理解してもらいます。 p. 339 操作:グラフを複合グラフに変更する Step2 ・Excel 2010 までは、1 つの系列だけを選択してグラフの種類を変更して複合グラフの作成を行っていました。

Excel 2013 では、[グラフの種類の変更]ダイアログボックスの[組み合わせ]で複合グラフを作成します。 ・p.338 のヒントを踏まえて、なぜ[集合縦棒-第 2 軸の折れ線]を選択するのか、第 2 軸とはどの軸なのかを理解してもら

いましょう。 ・第 2 軸が何かを理解してもらった上で、[グラフの種類の変更]ダイアログボックスで、[達成率]の右側にある[第 2 軸]

のチェックボックスがオンになっていることを確認しましょう。

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p. 343 データラベルとデータテーブル グラフ内にデータラベルを表示すると、値を表で確認する手間が省けます。しかし、あまりにも多くの値がグラフ内に表示

されると、かえってわかりづらくなります。すべての値をデータラベルにするか、特定の値だけをデータラベルにするか、

またはデータテーブルにした方がいいのかを考えて使用することを理解してもらうことが重要です。 p.343 操作:データラベルを表示する Step1 ・テキストでは[グラフツール]をクリックし、[デザイン]タブにある[グラフレイアウト]の[グラフ要素を追加]ボタ

ンから[その他のオプション]を選択して設定していますが、Excel 2013 の新機能であるショートカットツールを使用す

るとより効率的な設定が可能になります。 Excel 2010 までは表示された書式設定のためのダイアログボックスで詳細な設定を

行っていましたが、Excel 2013 では画面右側に書式設定などの詳細な設定を行うた

めの書式設定ウィンドウが表示されるようになりました。 また、すでに追加済みのグラフ要素を編集する場合は[グラフツール]の[書式]

タブをクリックし、[現在の選択範囲]の[選択対象の書式設定]ボタンを使用する

方法もあります。この方法は編集したいグラフ要素をあらかじめ選択することがポ

イントになります。 p.344 ヒント:特定の要素へのデータラベルの表示 特に目立たせたい値のデータラベルを表示する場合の操作です。データラベルだけではなく、特定のグラフ要素だけを変更

する場合があること、その際に必要な操作であることを理解してもらいましょう。必要に応じて操作してもらいます。 p.345 操作:データテーブルを表示する グラフの基になっている表とグラフが離れていて参照しづらい場合や、すべての系列の値をデータラベルで表示するとかえ

ってわかりづらくなる場合に使用する機能であることを理解してもらいます。どういう場合に有効な機能かを受講者に問い

かけてもよいでしょう。 p.346 操作:データテーブルを表示する Step5 複合グラフにしたからこそ読み取れることがないか改めて受講者に聞いてみましょう。 "ヨニー" は、"売上額" の比較だけでは も低い額ですが、"達成率" の折れ線グラフと組み合わせることで、"達成率" がも高いことがわかります。このことを通じて複合グラフのメリットについて理解してもらいます。 p.346 ヒント:データテーブルの書式設定 ・データテーブルに書式を設定するには、まず、データテーブルを選択する必要があります。ショートカットツールの[グ

ラフ要素]ボタンをクリックし、[データテーブル]の右側にある三角をクリックします。[その他のオプション]をクリッ

クすると画面右側に[データテーブルの書式設定]作業ウィンドウが開きます。 ・フォントに関する設定は[ホーム]タブ、データテーブルに関する設定は[グラフツール]の[書式]タブや[データテ

ーブルの書式設定]作業ウィンドウで行います。 ・テーブルを選択し、右クリックしたときに表示されるミニツールバーやショートカットメニューについても受講者の状況

やニーズに合わせて紹介するとよいでしょう。 p.347 ヒント:凡例の非表示 ・Step2 で、[凡例マーカー付きでデータテーブルを表示]を選択すると、データテーブル内に凡例が表示されます。 ・このヒントで紹介している操作の他に、直接凡例を選択して Del キーを押して凡例を削除する方法でも、凡例を非表示に

することが可能です。 p. 347 グラフ要素の書式設定 さらに詳細な設定を行うために、グラフの各要素の書式設定ウィンドウを使用することを再度、強調しましょう。

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p.347 操作:補助円グラフ付き円グラフの書式を設定する Step5 初にデータラベルをクリックすると、すべてのデータラベルが選択されてハンドルが付きます。特定のデータラベルだけ

を選択するには、そのデータラベルだけを再度クリックして選択する必要があることを補足します。 p.349 ヒント:各要素の書式設定ウィンドウの表示方法 各要素の書式設定ウィンドウの開き方をここでまとめましょう。 ヒントに記述されている方法以外にも以下の方法があります。 ・グラフを選択してショートカットツールの[グラフ要素]ボタンをクリックし、グラフの要素名の右側にある三角をクリッ

クします。そして[その他のオプション]をクリックします。 ・設定対象のグラフ要素を選択し、[グラフツール]の[書式]タブの[現在の選択範囲]の[選択対象の書式設定]ボタン

をクリックします。 ・設定対象のグラフ要素をダブルクリックします。 受講者の状況やニーズに合わせて紹介し、まとめましょう。 p.349 操作:軸のオプションを設定する 目的に応じて見せ方を変えるために、軸の 大値や 小値、目盛間隔を調整する場合があることを紹介します。 p. 353 セルの強調表示ルールの設定 条件付き書式は、セルに入力されている数値データの傾向をわかりやすくするための機能です。 ビジュアル効果を理解しやすくするために、完成したデータを講師画面で表示できるように準備しておくとよいでしょう。 p.353 操作:クイック分析を使ってセルの強調表示を設定する Step1 [指定の値より大きい]以外の、例えば[指定の値以上]や[指定の値以下]などは[クイック分析]ボタンから設定する

ことができません。[ホーム]タブの[スタイル]にある[条件付き書式]ボタンで表示されるメニューから行います。p.361の操作「独自の条件と書式を設定する」で紹介します。 p.355 操作:データバーを設定する Step2 列幅を広くするとさらに見やすくなることがあります。補足しておきましょう。 p.355 操作:アイコンセットを設定する Step1 ・アイコンセットは、データの傾向を表すアイコンを選択すべきであることを強調します。p.356 のヒント「アイコンセッ

トの選択」と共に紹介します。 ・3 種類の星のアイコンセットは、教室の明るさやプロジェクターの解像度によっては見えにくい場合があります。セミナ

ー環境に合わせて選択するアイコンセットを変更することも必要です。ただし、適切なアイコンセットに変更しましょ

う。 p.356 ヒント:カラースケール カラースケールはデータバーと異なり、バーの長さではなく、セルの塗りつぶしの色で数値の大きさを表します。 比較するセルの数が、行、列方向へ広範囲にわたる場合に有効な機能です。 p.357 操作:アイコンセットのルールを変更する Step4 [書式ルールの編集]ダイアログボックスの[ルールの種類を選択してください]の大まかな意味は、以下のようになりま

す。セミナー実施に先立って実際に確認しておきましょう。必要に応じて、以下を参考に操作してもらいましょう。 ・セルの値に基づいてすべてのセルを書式設定:

"データバー"、"カラースケール"、"アイコンセット" のように、そのセルが指定した範囲内でどの位置にあるかによって

書式を適用。 ・指定の値を含むセルだけを書式設定:"○○以上"、"○○と●●の間" のように、セルの値によって書式を適用。 ・上位または下位に入る値だけを書式設定:上位または下位からみて "何項目"、"何%" に含まれるデータに書式を適用。

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・平均より上または下の値だけを書式設定:選択した範囲の "平均値より上"、"平均値より下" などで書式を適用。 ・一意の値または重複する値だけを書式設定:選択した範囲内で一意のセルや、重複しているセルに書式を適用。 ・数式を使用して、書式設定するセルを決定:指定した数式が TRUE になる場合に書式を適用。 p.358 ヒント:[条件付き書式ルールの管理]ダイアログボックス ・ルールを作成するための、[新しい書式ルール]ダイアログボックスと、既に設定しているルールをカスタマイズする ための[書式ルールの編集]ダイアログボックスがあります。

・[新しい書式ルール]ダイアログボックスを開くには、Step3 で[新規ルール]ボタンをクリックするか、 [ホーム]タブの[条件付き書式]ボタンから[新しいルール]をクリックします。整理して伝えましょう。

p.360 ヒント:[アイコンのみ表示]チェックボックス セルに数値とアイコンの両方を表示すると見づらくなる場合があります。アイコンセットを表示するための列を別に作成し

て[アイコンのみ表示]チェックボックスをオンにすると、アイコンだけを表示することができます。この場合、アイコン

を中央揃えにすることも可能です。 p.361 ヒント:データバーのルールのカスタマイズ 時間に余裕があれば、実際に操作して確認するとよいでしょう。 「■[負の値と軸の設定]ダイアログボックス」については、Excel 2010 から追加された機能です。 p. 363 スパークライン セルというわずかなスペースに、隣接したデータに基づく傾向をわかりやすくコンパクトにビジュアル化できます。表とは

別の位置に作成するグラフと異なり、表内のセルにミニチャートと呼ばれるグラフを埋め込みます。スパークラインは指定

したセルに挿入できるため、基になるデータの傾向を一目で把握できるという効果を発揮するといえます。 p.363 操作:スパークラインを挿入する Step1・Step2 ・通常のグラフと同じように、目的に合ったスパークラインを選択することを補足します。 ・[スパークラインの作成]ダイアログボックスの[データの範囲]ボックスに既にセル番地が表示されている場合には、いっ

たん削除してから改めて選択するように補足しましょう。 ・スパークラインを挿入する範囲をあらかじめ選択しておくと、[スパークラインの作成]ダイアログボックスの[場所の

範囲]ボックスに、その範囲が入力された状態でダイアログボックスが開きます。補足してもよいでしょう。 p.364 操作:スパークラインを編集する Step1~Step4 ・受講者のレベルによって、自由に編集する時間を取ってもよいでしょう。 ・スパークラインを設定したセルに、文字を直接入力して編集することができます。たとえば、「上昇傾向」という文字を

スパークラインを設定したセルに入力してフォントサイズなどを調整し、効果的に使用することを紹介します。文字が小

さくなる場合はズーム機能を使うなど、作業しやすいようすることを補足しましょう。 p.365 操作:スパークラインを編集する Step5 余裕があれば、"スパークライン"、"データバー"、"アイコンセット" を設定したことにより、数値だけの表からは読み取れ

ないことが見えないか? など、考えてもらう時間を取りましょう。 セミナーを実施する前に、どんな傾向が読み取れるか実際に確認して準備しておいてください。 p.366 重要:条件付き書式やスパークラインを設定したブックの互換性 この内容は、必ず紹介するようにしましょう。 第 15 章 プレゼンテーションの作成と編集 p.374 プレゼンテーションの新規作成 ここから本書全体を通して 1 つのプレゼンテーションを作成する手法を学習します。作業に入る前にどのようなプレゼン

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テーションを作成するのか、また、第 15 章ではプレゼンテーション作成の流れの中のどの段階を学習するのかを、あらため

て確認しましょう。 p.374 重要:スライドのサイズ PowerPoint 2013 から[デザイン]タブの[スライドのサイズ]ボタンで、簡単に標準(4:3)とワイド画面(16:9)の

選択ができるようになりました。ワイドスクリーンを有効に活用できるよう設計されたテーマもあります。 また、それ以外のサイズを設定したいときは、[スライドのサイズ]ボタンから[ユーザー設定のスライドのサイズ]をクリッ

クし、[スライドのサイズ]ダイアログボックスを表示して[スライドのサイズ指定]から目的のサイズを選択するか、[幅]

や[高さ]を使って数値で指定できることを補足しましょう。 p.375 テンプレートからの作成 冒頭の説明で「プレゼンテーションを新しく白紙の状態から作ると、配色で悩んだり、レイアウトで時間を取られてしまっ

たり」とありますが、白紙の状態から作成した場合でも、あとからスライドのテーマを適用することによって、テンプレー

トからプレゼンテーションを作成した場合と同様に見映えよいプレゼンテーションを作成することができます。 プレゼンテーションのコンセプトや利用したい色調があらかじめ定まっている場合に、テンプレートから新規作成するとよ

いということを説明します。 p.375 操作:テンプレートからプレゼンテーションを作成する ・インターネットに接続されていない環境では、上部にある "検索の候補" が表示されません。

その場合は、画面に表示されているテーマの中から任意のデザインを選択して、プレゼンテーションを作成します。 p.375 操作:テンプレートからプレゼンテーションを作成する Step2 ビジネス以外の別の分野に変更したい場合は、画面上部の[ホーム]をクリックして検索し直します。 p.376 操作:テンプレートからプレゼンテーションを作成する Step3 画面右部に表示される[カテゴリ]を選択すると、テンプレートをさらに絞り込んで検索できます。絞り込んだカテゴリを

解除するには、再度カテゴリ名をクリックするか、カテゴリ名をポイントすると表示される×ボタンをクリックします。 また、時間に余裕があれば、本書以外のテンプレートからプレゼンテーションを作成し、違いを確認してみましょう。 テンプレートによってはデザインが設定されているだけでなく、テキストやオブジェクトが挿入され、アニメーションなど

も設定されており、完成されたプレゼンテーションが作成されます。このようなテンプレートから作成したスライドなどを

確認すると、プレゼンテーション作成の参考になることがあります。 p.377 スライドの追加 ここからは p.374「プレゼンテーションの新規作成」で新規作成された白紙のプレゼンテーションに対し、操作を行います。 p.379 操作:新しいスライドを挿入する Step2 11 種類のスライドレイアウトの中から、作成したいスライドに合わせて適切なレイアウトを選択することを説明しましょう。

レイアウトはあとから変更できること、プレースホルダーの位置やサイズなどもあとから編集できることを説明します。 また、この場合は、[新しいスライド]ボタンの上半分をクリックしても「タイトルとコンテンツ」レイアウトのスライドが

挿入できますが、今後の操作も含めて、このテキストでは下半分をクリックして、きちんとレイアウトを選択することを伝

えましょう。 p.381 操作:プレースホルダーに文字を入力する Step4 長い文章を入力するよりも、短い文章に区切って箇条書きで表した方がわかりやすいスライドになります。そのため、

PowerPoint では「タイトルとコンテンツ」のレイアウトがよく使われることを説明します。 p.381 操作:プレースホルダーに文字を入力する Step5 プレースホルダーに収まらないほどのテキストを入力した場合には、入力オートフォーマット機能の既定の設定により、プ

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レースホルダーに収まるようテキストのフォントサイズが自動調整されます。 そのような場合には、[自動調整オプション]スマートタグが表示され、自動調整するかしないかを選択したり、オートコレ

クトオプションの設定を変更したりすることができます。(Step3 のタイトルプレースホルダーも同様です) p.381 ヒント:段落と行の違い 時間があれば、きちんと操作して違いを確認するようにしましょう。 p.382 箇条書きの編集 ・長い文章は箇条書きにすることでわかりやすいスライドになりますが、1 つのスライド内に箇条書きの項目が多すぎると

逆にわかりにくくなります。そのため、レベルを設定して内容を整理したり、複数のスライドに分けて入力したりして 工夫をするよう説明しましょう。

・レベルは、9 段階まで設定することができます。 ・[スライド]ペインでレベルの設定を行っていますが、アウトライン表示の方がスムーズに設定が行えます。

p.385「アウトライン表示での編集」で説明しています。 ・PowerPoint 2007 を使用している受講者がいる場合には、PowerPoint 2007 との違いに注意が必要です。

PowerPoint 2007 では、[インデントを減らす]ボタンの名称が[リストのレベルを下げる]で、"インデントレベルを下

げます" という説明が表示されます。しかし、アウトライン表示時におけるメニューでは、同じ動作をするのが PowerPoint 2013 と同じ「レベル上げ」です。このように、PowerPoint 2007 では "レベル" という言葉の使い方が混乱

していました。PowerPoint 2010 以降 ではボタンの名称に "レベル" という言葉を使わないように改善されています。 p.385 アウトライン表示での編集 ・これまでは、[スライド]ペインのプレースホルダーにテキストを入力することを学習しましたが、テキストの入力は、プ

レゼンテーションの構成を決める 初の段階ではアウトライン表示が一番適していることを説明します。アウトライン表

示であれば、スライドの追加や削除が簡単に行え、プレゼンテーションの構成だけに集中して作業が行えます。 ・アウトライン表示には、プレースホルダーに入力したタイトルやテキストは表示されますが、図形などのオブジェクトは

表示されないことを説明しましょう。 特に、見た目はテキストであっても、テキストボックスを挿入して入力した文字は表示されないことを説明します。また、

段落書式(配置、行間など)を変更しても、アウトライン表示では見た目は変わりません。 ・PowerPoint 2010 など以前のバージョンを使用している受講者がいる場合には、注意が必要です。PowerPoint 2013 では、

スライドのサムネイル表示とアウトライン表示の切り替えは、ステータスバーの[標準]ボタンで行いますが、PowerPoint 2010 まではサムネイル表示の領域に[スライド]タブと[アウトライン]タブがあり、タブのクリックで切り替えていま

した。 p.386 操作:アウトラインのレベルを調整してスライドを追加する Step2 ・箇条書きのレベルを変更する方法には、本書の手順以外に、次の方法があります。 ・レベル上げ:Shift + Tab キー、レベル下げ:Tab キー ・レベル上げ:Shift + Alt + ←キー、レベル下げ:Shift + Alt + →キー ・レベル上げ:行頭文字を左にドラッグ、レベル下げ:行頭文字を右にドラッグ

・本書の手順や上記の手順で箇条書きのレベルを変更することは、アウトライン表示、[スライド]ペインともに行えますが、

箇条書きをタイトルレベルに変更したり、タイトルを箇条書きレベルに変更したりすることはアウトライン表示でしか行

えません。 p.387 操作:アウトラインのレベルを調整してスライドを追加する Step4 [スライド]ペインのプレースホルダーにも入力できますが、ここでは、アウトライン表示の領域に入力することを強調し

ましょう。 p.388 操作:アウトラインのレベルを調整してスライドを追加する Step7 箇条書きの内容については、受講者の状況や進行に合わせて、簡単な文字にしたり、一部省略して入力したりして進行しま

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す。参考までに、箇条書き内の「Ag」は銀のこと、「dB(デシベル)」は音の強さを表す単位です。 p.389 スライドの複製・移動・削除 スライド一覧表示に変更して操作を行っていますが、標準のサムネイル表示やアウトライン表示でも同様の操作は行えます。

操作説明の冒頭にもあるとおり、スライド一覧表示に変更しているのは、スライドの複製・移動・削除はスライド一覧表示

が比較的操作が行いやすいからです。 ここでは操作に応じて適切な表示モードに切り替えられるよう、表示モードの区別ができるように補足をしてください。 表示モードの区別はいろいろな考え方がありますが、区別の一例は次のとおりです。 ・標準表示の[スライド]ペイン:スライド内のテキストやオブジェクトの編集、アニメーション効果など、スライド内の

細かい編集を行うときに使用します。 ・標準のサムネイル表示:[スライド]ペインで作業を行いながらプレゼンテーション全体を確認するときに使用します。 ・標準のアウトライン表示:タイトルや箇条書きテキストの入力の際に使用します。 ・スライド一覧表示:プレゼンテーション全体を見ながら、スライドの複製・移動・削除を行うときに使用します。 複数のスライドをまとめて複製・移動・削除するには、あらかじめ複数のスライドを選択しておきます。 複数のスライドを選択するには、次の方法があります。 ・対象となるスライドを 1 つクリックして選択したあと、残りのスライドを Ctrl キーを押しながらクリックします。 ・連続するスライドの場合は、始点となるスライドをクリックして選択したあと、終点となるスライドを Shift キーを押し

ながらクリックします。 ・誤って選択したスライドは、Ctrl キーを押しながらクリックすると、1 枚ずつ選択を解除することができます。 p.389 操作:スライド一覧に切り替える Step1 スライド一覧に切り替えるには、本書の手順以外に、[表示]タブの[スライド一覧]を選択する方法もあります。 p.390 操作:スライドを複製する Step1 スライドを複製するには、本書の手順以外に、Ctrl + D キーで実行する方法もあります。 p.390 ヒント:ほかの 2 つの複製方法 複製コマンドとコピーコマンドの違いは、複製コマンドは複製元のすぐ後ろに貼り付けられるのに対し、コピーコマンドは

貼り付け先を指定する必要があるという点です。またコピーコマンドを使用して貼り付けると、[貼り付けのオプション]ス

マートタグが表示され、貼り付け方法を選択することができます。 p.392 ヒント:削除したスライドを元に戻すには 元に戻すコマンドは既定で 20 操作まで実行できます。元に戻す操作の 大数を変更するには、[ファイル]タブの[オプショ

ン]から[PowerPoint のオプション]を表示し、[詳細設定]の[編集オプション]にある[元に戻す操作の 大数]で数

値を指定します。数値は、3 から 150 までの値が指定できます。 p.393 操作:スライドを削除する Step4 標準表示に切り替えるには、本書の手順以外に、スライド一覧表示内のスライドをダブルクリックする方法もあります。 p.394 スライドのデザイン設定 ・テーマは、プレースホルダーの位置、配色、文字のフォント、背景などをまとめて登録したもので、PowerPoint だけで

なく、Word や Excel など他の Office アプリケーションと共通のデザインとして使用できます。また[デザイン]タブの

[バリエーション]グループの[その他]ボタンにある[配色]、[フォント]、[効果]、[背景のスタイル]を使用して、

既存のテーマを編集することもできます。また、テーマを新規作成することも可能です。 ・プレゼンテーションをテンプレートから作成した場合には、既にテーマが設定されていますが、本書の手順によってテー

マを変更することができます。

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p.395 操作:テーマを適用する Step2 1 つのプレゼンテーションの中で、部分的に異なるテーマを設定することも可能です。プレゼンテーションの中で内容が大

きく変わるところや、第 1 部、第 2 部といったように区切りのあるプレゼンテーションの場合などに、異なるテーマを設定

することがあることを説明しましょう。 部分的に異なるテーマを設定するスライドを選択して、適用したいテーマの上で右クリックし、[選択したスライドに適用]

をクリックします。PowerPoint 2013 から追加された「バリエーション」機能も同様です。 p.396 スライドレイアウトの変更 [新しいスライド]ボタンの下半分をクリックしてスライドを追加した場合には、スライドレイアウトを自由に選択できま

す。アウトライン表示にテキストを入力することでスライドを追加した場合には、「タイトルとコンテンツ」レイアウトが選

択されます。 そのため、スライドを挿入したあとにスライドレイアウトを変更する操作はよく行います。 p.396 操作:スライドのレイアウトを変更する スライドのレイアウトを変更するには、本書の手順以外に、スライドの余白(またはサムネイル)を右クリックして、ショー

トカットメニューの[レイアウト]から任意のレイアウトを選択する方法もあります。 p.397 テーマのカスタマイズ 本書の手順では、プレゼンテーション全体のスライドの背景がまとめて変更されます。しかし、表紙となる 初のスライド

だけ背景を変更したいという場合もあります。その場合には、部分的に異なる背景を設定するスライドを選択して、[バリエー

ション]グループの[その他]ボタンをクリックし、[背景のスタイル]から適用したい背景の上で右クリックし、[選択し

たスライドに適用]をクリックします。 p.397 用語:バリエーション [バリエーション]にはテーマのカスタマイズ例として配色を変更したパターンが表示されますが、[その他]ボタンを利用

すると[配色]以外にも[フォント][効果][背景のスタイル]など、テーマの一部を変更できます。時間に余裕があれば、

それぞれプレビューして確認してみましょう。 p.398 操作:カスタマイズの結果を確認する Step4 ・スライドの背景には既定で 12 種類のパターンが用意されていますが、背景は自由にカスタマイズすることも可能です。 [背景の書式設定]をクリックし、画面右に表示される[背景の書式設定]作業ウィンドウで設定します。 [背景の書式設定]作業ウィンドウの[閉じる]をクリックすると選択したスライドのみに設定され、一番下にある[す

べてに適用]をクリックするとプレゼンテーション内のすべてのスライドに設定されます。 [背景のリセット]で設定した書式設定を元に戻すこともできます。

・スライドの内容によっては、テーマに設定されている背景のデザイン(オブジェクトの位置など)が邪魔になる場合があ

ります。そのような場合にはテーマに設定されているオブジェクトを表示させないようにすることも可能です。 オブジェクトを非表示にしたいスライドを選択し、[背景の書式設定]をクリックし、[背景の書式設定]作業ウィンドウ

で[背景グラフィックを表示しない]をオンにします。 p.398 ヒント:背景のスタイルの変更 スライドマスターを使用して、スライドレイアウトごとに背景を変更する方法もあります。 p.399 文字の書式設定 書式を設定する操作は、他のアプリケーションの操作と共通です。受講者の状況に応じて説明しましょう。 p.400 フォントの変更 プレゼンテーション全体に対してフォントを変更する場合には、テーマのフォントを変更します。 ここではプレースホルダーやテキストの一部に対し、フォントを個別に設定する方法を紹介しています。

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p.400 操作:フォントを変更する Step1 プレースホルダー内のすべてのテキストに対して設定するため、文字単位の選択ではなく、プレースホルダーの選択である

ことを確認しましょう。 p.400 操作:フォントを変更する Step2 フォントの種類は、「テーマのフォント」、「 近使用したフォント」、「すべてのフォント」の順に分類されて表示されます。

テーマに合わせたフォントに戻す場合は、「テーマのフォント」の中から選択します。 フォントには、全角文字に設定される「日本語用のフォント」と半角文字に設定される「英数字用のフォント」があります。

それぞれを個別に設定したい場合には、[ホーム]タブの[フォント]ダイアログボックス起動ツールから、[フォント]ダ

イアログボックスの[フォント]タブで設定します。 p.400 操作:フォントを変更する Step3 もう一度、[フォント]ボックスの▼をクリックすると、[ 近使用したフォント]に "MS P 明朝" が出てくることを確認し

ましょう。 また、同じ作業を繰り返し行う場合は、F4 キーを使用して実行することもできます。 p.401 ヒント:MS ゴシック(MS 明朝)と MS P ゴシック(MS P 明朝)について プロポーショナルフォントは、均等割り付けをしたときに文字が揃わない場合があるので、注意が必要です。 p.401 文字の大きさの変更 文字のフォントやフォントサイズを確認したい場合は、文字やプレースホルダーを選択すると、設定されているフォントと

フォントサイズが[ホーム]タブの[フォント]グループ内に表示されます。プレースホルダーに複数のフォントが混在し

て設定されている場合には、フォントは表示されません。複数のフォントサイズが混在して設定されている場合には、 小

のフォントサイズが表示され、その後ろに + が表示されます。 p.401 操作:フォントサイズを変更する Step1 フォントサイズの変更は、本書の手順以外に、[フォントサイズ]ボックスに直接数値を入力する方法もあります。 p.402 操作:フォントサイズを変更する Step2 [フォントサイズの拡大]ボタンを使用すると、[フォントサイズ]ボックスの一覧にある数値を基に 1 段階ずつ大きくなり

ます。逆に 1 段階ずつ小さくする場合には、[フォントサイズの縮小]ボタンを使用します。 そのほか、Ctrl キーを押したまま始めカギかっこ(「)キーでフォントサイズの縮小、Ctrl キーを押したまま終わりカギかっ

こ(」)キーでフォントサイズの拡大を実行することもできます。 p.403 文字の色の変更 [フォントの色]の一覧にある色は、テーマの配色によって異なります。プレゼンテーション全体の色を変更する場合には、

テーマの配色を変更します。 p.404 用語:ミニツールバー 一度表示されたミニツールバーからマウスを離すと、ミニツールバーは非表示になります。再度表示させたい場合には、改

めて選択しなおすか、選択範囲内で右クリックします。なお、ミニツールバーは Office 2007 からの新機能ですが、ミニツー

ルバーからプレビューが利用できるようになったのは Office 2010 からです。 p.405 段落の書式設定 書式を設定する操作としては、他のアプリケーションの操作と共通です。受講者の状況に応じて説明しましょう。 p.406 段落の配置の変更 左揃え、中央揃え、両端揃え、均等割り付けについて、ボタンの位置を確認しましょう。

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p.407 操作:箇条書きの行間を変更する Step2 [行間]ボタンの一覧にない行間に設定したい場合には、一覧から[行間のオプション]をクリックし、[段落]ダイアログ

ボックスを表示します。[行間]の▼をクリックして[固定値]を選択し、[間隔]を数値で指定することで行間を細かく設

定することができます。 p.408 行頭文字の変更 行頭文字の変更と同様の操作で、段落番号を設定することもできます。[ホーム]タブの[段落番号]の▼をクリックして段

落番号を選択します。 詳細設定については、[段落番号]の一覧から[箇条書きと段落番号]をクリックして[箇条書きと段落番号]ダイアログボッ

クスを表示し、[段落番号]タブで設定します。 p.408 操作:行頭文字を変更する Step1 プレースホルダー内のすべての行頭文字を変更するので、カーソルを挿入した状態ではなく、プレースホルダーが選択され

ていることを確認します。その理由として p.408 のヒント「行頭文字の段落別設定」を説明してもよいでしょう。 p.408 操作:行頭文字を変更する Step2 [箇条書き]の▼をクリックして、目的の行頭文字が一覧にない場合には、一覧から[箇条書きと段落番号]をクリックし

て[箇条書きと段落番号]ダイアログボックスを表示します。 [箇条書き]タブの [図]をクリックすると、さまざまな場所から画像を検索して利用することができます。例えば

[Office.com クリップアート]の検索ボックスで「行頭」と入力して検索すると、Office オンラインから行頭絵文字が表示

され、よりデザイン化された行頭文字を選択することができます。 また、[ユーザー設定]ボタンをクリックすると、[記号と特殊文字]ダイアログボックスが表示され、さまざまな行頭文字

を選択することができます。 [箇条書きと段落番号]ダイアログボックスでは、箇条書きおよび段落番号の変更以外に、サイズ(パーセンテージ)や色

の設定を行うこともできます。 p.409 プレゼンテーションの保存 保存の操作は、他のアプリケーションと共通です。受講者の状況に応じて説明しましょう。 なお、[名前を付けて保存]と[上書き保存]の違いを明確に説明します。 p.409 重要:ファイル名の付け方 ファイル名に使用することができない記号を入力して保存をしようとすると、「ファイル名は有効でありません。」というエ

ラーメッセージが表示され、ファイル名を入力しなおすことができます。 p.409 重要:拡張子 拡張子を表示するには、タスクバーから[エクスプローラー]をクリックし、[ライブラリ]ウィンドウの[表示]タブから

[オプション]をクリックして[フォルダーオプション]ダイアログボックスを表示します。[表示]タブの[詳細設定]の

一覧から[登録されている拡張子は表示しない]をオフにします。 p.410 操作:プレゼンテーションに名前を付けて保存する Step1 [名前を付けて保存]ダイアログボックスを表示するには、本書の手順以外に、F12 キーで表示する方法もあります。 また、今までのバージョンとは異なり、コンピューター以外の場所にも保存ができるよう[名前を付けて保存]画面が表示

されるようになりました。コンピューターの保存先として、[ 近使用したフォルダー]以外にも、一度保存したファイルが

開かれている場合は、そのファイルが保存されているフォルダーとして[現在のフォルダー]が表示されます。受講者の状

況に応じて、こちらも補足するようにしましょう。 p.411 ヒント:ファイルの種類 ファイルを開くとすぐにスライドショーが始まる形式は、「PowerPoint スライドショー(*.ppsx)」などです。また、以前の

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バージョンの PowerPoint と互換性を保つ形式は「PowerPoint 97 - 2003 プレゼンテーション(*.ppt)」などです。 第 16 章 図解の作成 p.416 図解のポイント なぜ図解が必要なのかを説明しましょう。 プレゼンテーションでは限られた時間で、聞き手に理解してもらったり、聞き手から同意を得たりしなければならないため、

ポイントだけをクローズアップして説明することが多いでしょう。その場合に図解が効果的に利用できます。 また、図解だけでは伝わらない内容は第 17 章で説明するオブジェクトを利用したり、別途配布資料を用意したりすることも

あります。まずは第 16 章をとおして、図解の重要性を確認できるよう進行しましょう。 p.416 図解で留意するポイント「■適切な図形の種類を選択する」 必ずしも複数の種類の図形を使用する必要はないことを説明します。並列するもの、同意のものなどは同じ種類の図形にし

た方がよいでしょう。また、同じ種類の図形を使用しても、色やスタイルを変更することで、その特徴を表すこともできま

す。 p.416 図解で留意するポイント「■図形を整列し、効果的なスタイルを適用する」 綺麗に配置することも大切ですが、1 枚のスライドにあまり多くの図形を配置しすぎないことも大切です。適切な余白を用

意し、適切なボリュームの図解にすることで、図解のポイントに注目させることができます。 また、色には意味を持つものや与える印象があることにも注意して設定しましょう。例えば、信号機の赤・黄・青で意味を

表したり、自然やエコロジーなどは緑で表すことが多かったりと、一般的な色とそれらが持つイメージを意識して設定しま

しょう。ただし、テーマによって配色が用意されているので、配色の中から選択すると統一感があります。特に注目させた

い点などにあえて配色とは別の色を設定するなど工夫をするとよいでしょう。 p.417 図解で留意するポイント「■視線の移動順序を考慮する」 視線の移動順序を導く手法として、本書の画面のように、番号を振っておくのもよい方法です。 聞き手や読み手が迷わず正確に図解を確認してもらう方法として、番号で図解の順序を表す方法のほか、図解のポイントと

なるキーワードを書き出したり、図形や図・写真などを追加して図解のポイントを表したりする方法もあります。これらを

うまく組み合わせて図解を作成しましょう。 p.418 SmartArt グラフィックの作成 SmartArt グラフィックは PowerPoint 2007 からの新機能です。図解の知識がなくても、高度な図解を簡単に作成できるこ

とを説明しましょう。 p.420 SmartArt グラフィックの挿入 挿入した SmartArt グラフィックは、サイズ変更や移動ができます。時間に応じて、SmartArt グラフィックの編集の 後

に、サイズ変更や移動の操作も確認しましょう。SmartArt グラフィックのサイズを変更すると、SmartArt グラフィック内

のテキストのフォントサイズも図形に合わせて自動調整されます。 p.421 操作:SmartArt グラフィックを挿入する Step4 SmartArt グラフィックを挿入するには、本書の手順以外に、[挿入]タブの[SmartArt]ボタンから挿入する方法もあり

ます。 p.422 操作:SmartArt グラフィックを挿入する Step6 [SmartArt グラフィックの選択]ダイアログボックスでは、SmartArt グラフィックのレイアウトを選択すると、右下に選

択したレイアウトの説明が表示されます。スライドに SmartArt グラフィックを挿入しても、内容に合わないレイアウトを

選択したのでは意味がありません。説明を確認して、内容に合った適切なレイアウトを選択できるようにしましょう。

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p.422 操作:SmartArt グラフィックを挿入する Step7 SmartArt グラフィックにはプレゼンテーションのテーマに沿ったフォント・配色・効果が設定されます。 SmartArt が作成され選択されている状態だと、[SMARTART ツール]タブが表示されることを確認します。[SMARTARTツール]は SmartArt が選択されていると表示、SmartArt が選択されていないと非表示になることや、SmartArt の編集を

行うときに使用することを説明します。[SMARTART ツール]の内容は、p.422 のヒント「一度作成した SmartArt のスタ

イルの変更」で確認しましょう。 p.423 操作:SmartArt グラフィックへの文字の挿入 Step1 ・本書と同じ[基本ステップ]を選択し SmartArt グラフィックを挿入すると、3 つの図形で構成された SmartArt グラフィッ

クが作成され、[テキスト]ウィンドウには箇条書きの入力箇所も 3 つ用意されます。箇条書きが 3 項目の場合には、[テ

キスト]ウィンドウ内で改行する必要はなく、行をクリックして入力します。 途中で改行すると行が追加されると同時に、SmartArt グラフィックの図形が追加されるので、データの入力の前にあら

かじめ説明して注意を促しましょう。 ・[テキスト]ウィンドウにある「・[テキスト]」という箇所を削除すると、SmartArt グラフィックの図形も削除されます。

不要な図形がある場合には、「・[テキスト]」を削除して調整しましょう。また、[テキストウィンドウ]内で改行すると、

「・[テキスト]」の行が追加され、SmartArt グラフィックの図形を増やすことができることを説明しましょう。 p.423 ヒント:テキストウィンドウを表示するには ・本書の方法のほかに、SmartArt を選択すると SmartArt の左枠の上に表示されるボタン をクリックしてもテキストウィ

ンドウを表示することができます。また、テキストウィンドウのタイトルバーをドラッグすると、テキストウィンドウを

任意の位置に移動することができます。 ・テキストウィンドウが表示されていなくても図形に直接入力することもできます。 p.423 操作:SmartArt グラフィックへの文字の挿入 Step2 テキストウィンドウを閉じるには、本書の手順以外に、テキストウィンドウの[閉じる]ボタンをクリックする方法もあり

ます。 p.424 操作:SmartArt グラフィックのレイアウトを変更する Step1 [レイアウト]の一覧には、現在の SmartArt グラフィックと同じカテゴリのレイアウトが表示されます。 [レイアウト]の一覧の中に目的のレイアウトが表示されていない場合には、[その他のレイアウト]をクリックします。表

示された[SmartArt グラフィックの選択]ダイアログボックスでは、すべてのレイアウトから選択することができます。 p.425 SmartArt グラフィックのスタイルの変更 [SMARTART ツール]の[デザイン]タブにある[色の変更]ボタンをクリックすると、SmartArt グラフィックの色を

変更することができます。[色の変更]ボタンからは、テーマの配色に沿った色でさまざまなパターンが選択できますが、

[SMARTART ツール]の[書式]タブの[図形のスタイル]グループでは、図形の塗りつぶし、枠線、効果の変更を個別

に変更することもできます。 また、[色の変更]ボタンから[SmartArt グラフィックの画像の色を変更]をクリックしてオンの状態にすると、SmartArtグラフィックの中に挿入した画像の色調が SmartArt グラフィックの色に合わせて変更されます。 p.426 重要:変更した SmartArt グラフィックのスタイル設定を元に戻すには [グラフィックのリセット]ボタンで元の状態に戻るのは、SmartArt グラフィックのスタイルだけです。つまり、図形の

塗りつぶし、枠線、効果の設定は戻りますが、SmartArt グラフィックのレイアウトを変更した操作は元に戻りません。 p.427 操作:箇条書きを SmartArt グラフィックに変換する Step2 [SmartArt グラフィックに変換]ボタンをクリックして表示された一覧の中に目的のレイアウトが表示されていない場合

には、[その他の SmartArt グラフィック]をクリックします。表示された[SmartArt グラフィックの選択]ダイアログボッ

クスではすべてのレイアウトから選択することができます。

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p.427 操作:箇条書きを SmartArt グラフィックに変換する Step3 SmartArt をテキストに戻したいときは[SMARTART ツール]の[デザイン]タブにある[変換]ボタンから[テキスト

に変換]をクリックします。 p.428 図形の作成 SmartArt グラフィックでは作成できない図解を作成したい場合や、図形を自由に配置したい場合などは、図形を組み合わ

せて図解を作成します。SmartArt グラフィックではレイアウトや書式が簡単に設定できましたが、自分で図形を組み合わ

せる場合には、1 つ 1 つ細かく編集する必要があります。わかりやすさを考慮して作成、編集するよう注意しましょう。 ここでは、基本的に[ホーム]タブの[図形描画]グループを使用しますが、図形を作成すると[描画ツール]というタブ

が表示され、[ホーム]タブにはない機能も使用できることを補足しましょう。 p.428 図形の挿入 図形はフリーハンドで描くこともできますが、フリーハンドで描くには難しい図形も簡単に作成することができます。 操作に入る前に、どのような図解を作成するのかを説明しましょう。 p.428 操作:図形を挿入する Step1 スライドのレイアウトを「タイトルのみ」に変更すると、プレースホルダーを削除することなく、そのまますぐに図形を描

くことができます。レイアウトの中に不要なプレースホルダーがある場合には、プレースホルダーを選択し、Del キーを押

して削除しましょう。 p.429 操作:図形を挿入する Step3 ・図形を挿入するには、本書の手順以外に、[挿入]タブの[図形]ボタンから挿入する方法もあります。 ・[図形]ボタンを押して表示される図形のボタンを右クリックして[描画モードのロック]をクリックすると、同じ図形を

連続して描くことができます。ロックされた図形は反転表示になります。ロックされている図形のボタンをクリックする

とロックが解除されます。 p.430 操作:図形を挿入する Step5 図形のサイズを変更するには、図形のハンドルをドラッグします。このとき、Shift キーを押しながらドラッグすると、縦横

の比率を変更せずにサイズ変更ができます。 また、図形を移動するには図形をドラッグします。このとき、Shift キーを押しながらドラッグすると、水平方向または垂直

方向に移動ができます。移動についてはキーボードの方向キーを使用することもできます。 p.430 ヒント 正方形や真円を描くには Ctrl キーを押しながらドラッグすると、ドラッグの始点の位置が図形の中心になり、終点が図形の大きさになります。 また、Alt キーを押しながらドラッグすると、滑らかにサイズや位置が変わるので、細かい調整に役立ちます。Alt キーは、

Shift キーや Ctrl キーと併用して使用できます。図形作成時にそれぞれのキーを活用すると作業効率が上がることを伝えま

しょう。 p.430 図形への文字の挿入 テキストは、線、コネクタ以外の図形に追加できることを説明しましょう。 p.431 操作:文字を縦書きに変更する Step1 図形の文字内にカーソルがなくても、プレースホルダー全体や図形全体が選択されていれば、文字列の方向を変更すること

ができます。 p.431 操作:文字を縦書きに変更する Step3 テキストの範囲選択ではなく、楕円を選択した状態でも同様にフォントサイズを変更できます。

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p.433 操作:図形を複製する Step3 [複製]をクリックする以外にも、Ctrl キーを押しながら対象のオブジェクトをドラッグしたり、[コピー]をクリックし

たあと[貼り付け]をクリックしたりすることでもオブジェクトはコピーできます。 [複製]の特徴は、全く同じ図形を次々に等間隔で作成することができる点です。図形を 1 つ複製したあと、複製した図形

を一度の操作で移動します。そのあと図形の選択を解除せずに、そのまま続けて[複製]を実行すると、等間隔で離れた位

置に図形が複製されます。全く同じ図形を整列して作成する場合に便利です。 p.434 操作:図形を移動する 画像や図形をドラッグ操作で移動しているときに、高さや等間隔の位置を示す「スマートガイド」が表示され、正確にすば

やくレイアウトを整えることができます。 スマートガイドの表示/非表示は、[表示]タブの[表示]グループにある[グリッドの設定]ボタンをクリックして、[グリッ

ドとガイド]ダイアログボックスで[図形の整列時にスマートガイドを表示する]で設定します。 ただし、本書に記載されているように、次の操作のために図形は少しずらした配置にしておきます。 p.434 図形の整列 図形を選択すると表示される[描画ツール]の[書式]タブを使用すると、図形のさまざまな編集が行えることを説明しま

す。 p.434 操作:図形を左側に揃える Step1 複数のオブジェクトを選択するには、本書の手順以外に、Shift キーを押しながら対象のオブジェクトをクリックする方法も

あります。誤って選択した図形は、Shift キーを押しながら再度クリックすると、1 つずつ選択を解除することができます。 p.435 操作:図形を左側に揃える Step2 左揃え、右揃え、上揃え、下揃えの 4 つはそれぞれ、選択したオブジェクトの一番左、一番右、一番上、一番下を基準に図

形が整列します。 p.435 ヒント:「左右に整列」と「上下に整列」 [スライドに合わせて配置]をオンにすると、スライドのサイズを基準として、「左右に整列」は横方向に等間隔に整列され、

「上下に整列」は縦方向に等間隔に整列されます。 p.436 コネクタによる図形の結合 直線や矢印を使用して図形を結んだ場合には、図形を移動すると結んだ線が離れてしまいます。それに対し、コネクタで図

形を結んだ場合には、図形を移動してもコネクタで結ばれたままとなり、編集する手間も省け、正確に結合することができ

ます。 p.437 操作:"カギ線コネクタ" を使用して図形を結合する Step2 [カギ線コネクタ]をクリックすると、マウスポインターが + の形状に変わり、図形の上にマウスポインターを合わせると、

図形の周りに黒のハンドルが表示されます。このハンドルは、コネクタを結合する位置を示したものです。 p.438 操作:"カギ線コネクタ" を使用して図形を結合する Step5 図形と接着しているコネクタのハンドルは緑色で表示されます。接着されていないコネクタのハンドルは白く表示されるの

で、コネクタの両端が緑色のハンドルになっていることを確認しましょう。 図形との接着点を変更したい場合には、コネクタの端にあるハンドルを別の接着点へドラッグします。 p.439 複数の図形のグループ化 グループ化された図形はまとめて書式設定やサイズ変更、移動などができますが、グループ内の一部の図形に対して書式設

定やサイズ変更、移動などを個別に行うことも可能です。グループ化された図形をクリックして選択したあと、編集したい

図形をクリックし、グループ内の図形を個別に選択して編集します。

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p.440 重要:グループ化を解除するには 解除したグループを再度グループ化したい場合は、グループ化されていた図形を 1 つ選択し、[配置]ボタンから[再グルー

プ化]をクリックします。 p.441 クイックスタイルの適用 挿入した図形に、色だけでなく、影や 3D、表面の素材感などのさまざまな効果を設定できますが、クイックスタイルを使用

することで、テーマに沿った効果的な書式を簡単に設定できます。表現力豊かな見映えよいプレゼンテーションを効率よく

作成することができることを説明しましょう。 時間があれば、[図形の塗りつぶし]ボタンの操作も行い、色パレットから自由に色が選択できることを説明しましょう。 また、PowerPoint 2013 から「スポイト」機能が追加され、スライドにあるイラストや写真などの色から簡単に色をコピー

できるようになりました。色を変更したい図形を選択し、[図形の塗りつぶし]ボタンから[スポイト]をクリックすると、

マウスポインターの形状がスポイトに変わります。スライド内のコピーしたい色をクリックすると、選択していた図形にそ

の色の塗りつぶしが反映されます。受講者の状況や時間に応じて、新機能として紹介してもよいでしょう。 p.442 重ね合わせ順序の変更 図形を重ねて配置することで、立体的な効果を生み出すことを説明しましょう。 また、複数の内容を図形で囲むことで、内容を分類することができるので、複雑な内容であっても整理され、相手に伝わり

やすいスライドを作成することができることを説明しましょう。 p.443 操作:図形の順序を入れ替える Step3 選択したいオブジェクトがほかのオブジェクトの下に完全に隠れてしまった場合は、任意のオブジェクトを選択したあと、

目的のオブジェクトが選択できるまで、Tab キーまたは Shift + Tab キーを押します。この操作によってスライド上のオブ

ジェクトを順番に選択することができます。また完全に隠れてしまっているオブジェクトを移動するには、方向キーを使用

します。 第 17 章 オブジェクトの挿入 p.448 数値を明確にするオブジェクト(表、グラフ) ・表やグラフを使用するメリットを説明しましょう。プレゼンテーションで訴求したいポイントを表にして整理して見せた

り、具体的な数値を表やグラフを使用して比較し、特徴や傾向を見せたりすることで、訴求したいポイントが強調でき、

内容の信頼性を高めることができます。 ・オブジェクトは新規作成する方法と既存のオブジェクトをコピーして貼り付ける方法がありますが、ここでは表やグラフ

の新規作成方法を学習します。 p.448 表の挿入 表は、PowerPoint の罫線で作成する表のほか、Excel ワークシート形式の表を作成することもできることをあらかじめ説明

し、ここで作成する表の形式や内容について確認しましょう。 p.450 操作:表を挿入する Step5 表が挿入され、表が選択されている状態だと、[表ツール]タブが表示されることを確認します。[表ツール]は表が選択さ

れていると表示、表が選択されていないと非表示になることや、表の編集を行うときに使用することを説明します。[表ツー

ル]の内容は、p.454 のヒント「一度作成した表のスタイルの変更」で確認できることを伝えましょう。 また、作成した表にあとから行や列を追加したり削除したりできることを説明しましょう。[表ツール]の[レイアウト]タ

ブの[行と列]グループから行や列を挿入したり削除したりします。 p.450 操作:表を挿入する Step6 文字入力は受講者の状況や進行に合わせて、簡単な文字を入力させたり一部省略したりして進めましょう。

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p.451 操作:表を編集する Step1 ・列幅の調整はダブルクリックして自動調整する方法のほか、ドラッグして任意の幅に整える方法もあることを説明しましょ

う。なお、[表ツール]の[レイアウト]タブの[セルのサイズ]グループでは、行や列のサイズを数値で指定したり、複

数行や複数列の幅を同じ幅に揃えたりすることもできます。 ・列幅だけでなく、行高も変更できることも説明します。行高を変更するには、対象となる行の下側境界線にマウスポイン

ターを合わせてドラッグします。 p.451 操作:表を編集する Step4 [表ツール]の[レイアウト]タブの[表のサイズ]グループでは、行高や列幅のサイズを数値で指定することができます。 p.452 操作:表を編集する Step6、7 表内の文字の配置には左右方向の配置と上下方向の配置があり、区別して実行できるよう説明しましょう。 p.452 ヒント:セルの選択 受講者の経験に応じて、表の列選択、行選択、セル選択、表全体の選択の操作を確認するようにしましょう。 P.453 操作:表を編集する Step9 本書では、表の列幅などレイアウトの調整をしてからフォントサイズの変更をしています。フォントサイズによって 適な

列幅は異なるため、実際にはフォントサイズを変更してからレイアウトの調整を行ったほうが効率的です。受講者の状況に

応じて補足しましょう。 p.455 グラフの挿入 ・数値を表す場合には、表にした方がわかりやすい場合とグラフの方がわかりやすい場合があります。 例えば、単純な数値である場合や数値に対する補足が必要な場合には、表にして数値と文字を組み合わせるといった方法

が適しています。複数の数値があり、推移や比較を行う場合には、グラフが適しています。 このように内容によって表とグラフを使い分けるよう説明しましょう。

・グラフは、PowerPoint であっても Excel グラフオブジェクトが作成されることを説明します。Excel の使用経験を確認し

たうえで受講者の状況に合わせて補足説明を行いながら進行しましょう。 p.456 作成できる代表的なグラフの種類 グラフは元になる数値や表現したい内容によって適切なグラフの種類を選択できなければ、伝えたいことが伝わらない意味

のないグラフになってしまいます。グラフの種類を適切に選択できることが非常に重要であることを説明したうえで、グラ

フの種類を確認しましょう。 また、ここで作成するグラフがどのようなものか、なぜ集合縦棒が適しているのかを説明します。 p.458 操作:グラフを挿入する Step5 ・グラフの元になるデータを上書きで入力せず、サンプルデータをすべて削除してしまうと、グラフの有効範囲を示す青い

枠線まで削除されてしまいます。データの入力の前にあらかじめ説明して注意を促しましょう。 ・Excel の使用経験がない受講者がいる場合には補足やサポートをしながら進行しましょう。数値以外は日本語入力システ

ムをオンにして入力すること、日本語入力システムの切り替えや入力モード(ローマ字/かな入力)の切り替え操作などを

補足します。 p.459 操作:グラフを挿入する Step7、8 グラフのデータの有効範囲を示す青い枠線は、PowerPoint 2013 から行列同時にドラッグが可能になりました。そのため行

と列を個別にドラッグすることなく、一気にセル C4 までドラッグしてデータの有効範囲を変更することもできることを補

足しましょう。なお、表の一部をグラフの対象にする場合には、グラフに使用するデータだけを青い枠線で囲んで指定しま

す。

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p.459 ヒント 編集ツールを再表示するには [データの編集]ボタンの下半分の[Excel 2013 でデータを編集]をクリックするか、グラフデータの編集ツールの上部に

ある[Microsoft Excel でデータを編集]ボタンをクリックすると Excel 2013 が起動します。PowerPoint 2010 のときとほ

ぼ同様の作成方法です。 p.460 操作:グラフ要素とグラフの種類を変更する PowerPoint 2013 ではグラフの編集方法が変わり、グラフ右に表示されるボタンをクリックして表示される吹き出しでも

編集できるようになりました。本書で紹介している[グラフ要素]ボタン 以外にも、グラフのスタイルの変更ができる

[グラフスタイル]ボタン や項目や系列の抽出ができる[グラフフィルター]ボタン があります。時間があれば、

操作して確認してみましょう。 p.460 操作:グラフ要素とグラフの種類を変更する Step1 グラフが選択されている状態だと、[グラフツール]タブが表示されることを確認します。[グラフツール]はグラフが選択

されていると表示、グラフが選択されていないと非表示になることや、グラフの編集を行うときに使用することを説明しま

す。[グラフツール]の内容は、p.462 のヒント「一度作成したグラフのスタイルの変更」で確認しましょう。 p.460 操作:グラフ要素とグラフの種類を変更する Step2 円柱型の集合縦棒は 3D グラフのため、視覚的効果があり見映えがします。3D グラフに変更しなくても図形の効果(影や面

取り)によって立体的に見せる方法もあります。3D グラフにできない複合グラフを作成した場合には図形の効果などを使用

して見映えを整えるとよいでしょう。 また、今回のように集合縦棒をあとから 3D に変更すると角度がついた 3D グラフになりますが、 初から 3D 集合縦棒を選

択した場合は角度のないグラフになります。変更後に角度をなくしたい場合は、[グラフツール]の[デザイン]タブの[グ

ラフのスタイル]で角度のないスタイルを選択するか、[グラフスタイル]ボタン で角度のないスタイルを選択します。

そのほか、プロットエリアの書式設定で[3-D 回転]の[軸の直交]にチェックを入れることでも設定できます。 p.461 操作:凡例の位置を変更する Step2 [グラフツール]の[レイアウト]タブでは、凡例の位置を変更する以外にも、そのほかのラベル、軸、背景などグラフ内

のさまざまな要素を編集できることを確認しましょう。 p.462 ヒント:一度作成したグラフのスタイルの変更 PowerPoint 2013 では[グラフツール]の内容も 2007、2010 から変更されています。受講者の状況に応じて補足するよう

にしましょう。 p.463 イメージを引き出すオブジェクト(イラスト、写真) 冒頭にあるとおり、イラストや写真による効果について説明します。しかしイラストや写真をむやみに挿入すればよいとい

うわけではありません。ポイントになるところに挿入したり、文字ばかりが続いたところに挿入したりすることでイラスト

や写真の効果が上がります。 また、複数のイラストを使用する場合には、イラストのタッチやトーン(色調)を揃えることでプレゼンテーションの統一

感をはかることができます。 p.464 操作:イラストを挿入する プレゼンテーションのイメージやスライドの内容に合わせて、クリップアートを選択することを説明しましょう。 p.464 操作:イラストを挿入する Step1 コンピューターに保存されているファイルを指定する場合は、[オンライン画像]の左にある[画像]をクリックすることを

補足しましょう。

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p.464 操作:イラストを挿入する Step2 挿入したいイラストの内容を表すキーワードを入力します。多くの中から絞り込んで検索する場合は複数のキーワードを入

力することを説明します。複数のキーワードを入力する場合には、スペースでキーワードを区切って入力します。 p.465 操作:イラストを挿入する Step4 イラストを挿入し、イラストが選択されている状態だと、[図ツール]タブが表示されることを確認します。[図ツール]は

イラストが選択されていると表示、イラストが選択されていないと非表示になることや、イラストの編集を行うときに使用

することを説明しましょう。写真を選択した場合も同様です。[図ツール]の内容は、p.470「挿入した写真のスタイルの変

更」で確認しましょう。 p.467 写真の挿入 イラストよりも写真の方が実物を提示することができるので、聞き手に統一したイメージを正確に伝えることができます。

イラストから受けるイメージと写真から受けるイメージの違いを考慮して、プレゼンテーションの内容や対象者に合わせて

選択できるよう受講者に説明しましょう。 p.468 操作:写真を挿入する Step2 テキストの入力については、受講者の状況や進行に合わせて、簡単な文字を入力したり一部省略したりして進めましょう。 p.469 操作:写真を挿入する Step5 サイズ変更を行う際には、縦横の比率を変更しないように注意しましょう。縦横の比率を変更してしまうと、写真に写って

いる内容がわかりづらくなったりイメージが適切に伝わらなかったりします。 縦横の比率を保ったままサイズ変更するには、写真を選択し、ハンドルが表示されたら、四つ角のいずれかのハンドルをド

ラッグしてサイズ変更を行います。 p.471 ヒント:挿入した写真への効果の設定 アート効果は PowerPoint 2010 からの新機能です。鉛筆、ぼかし、ガラスなど、写真へのさまざまな効果を設定することが

できます。時間に余裕があれば、いくつか操作を行って確認しましょう。 p.472 情報をまとめるオブジェクト(ワードアート、テキストボックス) 冒頭にもあるとおり、ワードアートやテキストボックスによって、伝えたいことをダイレクトに表すことができます。ワー

ドアートは強調箇所やキャッチコピーなどポイントに使用し、テキストボックスは補足や備考、プレースホルダーの代わり

に使用するとよいことを説明します。ただし、ワードアートを多用しすぎると効果が弱くなってしまうので注意します。 また、プレースホルダーとテキストボックスの違いとして、テキストボックスはオブジェクトとして扱われるので、アウト

ライン表示では表示されないことを説明しましょう。 p.472 ワードアートの挿入 ワードアートを挿入するには、本書の手順以外に、あらかじめプレースホルダーやテキストボックスに入力した文字をワー

ドアートに変換する方法もあります。 ワードアートに変換したい文字を選択し、[描画ツール]の[書式]タブの[クイックスタイル]から設定したいスタイルを

選択します。 p.473 操作:ワードアートを挿入する Step2 テキストの入力については受講者の状況や進行に合わせて、簡単な文字を入力したり一部省略したりして進めましょう。 p.474 操作:ワードアートを挿入する Step5 ワードアートは挿入すると「ここに文字を入力」というテキストが範囲選択された状態で表示されます。このまま範囲選択

を解除せず、テキストを入力し、上書きで入力することを説明しましょう。

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p.474 操作:ワードアートを挿入する Step6 ワードアートは挿入すると画面、中央に表示されます。位置やサイズを変更する場合には、挿入後に行うことを説明しましょ

う。ワードアートのサイズを変更するには白いハンドルをドラッグします。緑のハンドルをドラッグすると、ワードアート

を回転させることができます。 なお、ワードアートのフォントサイズやフォントの種類などを変更するには[ホーム]タブの[フォント]グループや[段

落]グループを使用します。 p.475 ヒント:一度作成したワードアートのスタイルの変更 ワードアートを挿入し、ワードアートが選択されている状態だと、[描画ツール]タブが表示されることを確認します。[描

画ツール]はワードアートが選択されていると表示、ワードアートが選択されていないと非表示になることを説明しましょ

う。[描画ツール]の内容は、p.478 のヒント「テキストボックスの書式の変更」で確認しましょう。 また、パソコン環境によっては、[クイックスタイル]が横長で表示され、[クイックスタイル]の名称が非表示になり、ワー

ドアートの一覧が表示される場合があります。 p.476 テキストボックスの挿入 PowerPoint でテキストを入力するには、なるべくプレースホルダーを使用するよう注意しましょう。そのためには適切な

スライドレイアウトを選択することが必要です。プレースホルダー以外にテキストを表示させたい場合にテキストボックス

を使用することを説明します。 p.477 操作:テキストボックスを挿入する Step1 テキストボックスを挿入するスペースがない場合は、図形を移動しておきましょう。 p.477 操作:テキストボックスを挿入する Step4 テキストボックスを挿入したい位置でドラッグすると、テキストボックスの大きさを指定してテキストボックスを作成する

ことができます。それに対し、本書の手順のとおり、クリックしてテキストボックスを作成した場合には、入力したテキス

トの長さに応じてテキストボックスの大きさが自動調整されます。 p.478 操作:テキストボックスを挿入する Step5 必要に応じて、テキストボックスの位置を整えておきましょう。 p.478 ヒント:テキストボックスの書式の変更 [描画ツール]はテキストボックスが選択されていると表示、テキストボックスが選択されていないと非表示になることを

説明しましょう。 なお、テキストボックスのフォントサイズやフォントの種類などを変更するには[ホーム]タブの[フォント]グループや

[段落]グループを使用します。 第 18 章 特殊効果の設定 p.482 効果的な特殊効果 冒頭にもあるとおり、特殊効果は過剰に設定しすぎたり、多くの種類の効果を混在させたりすると、逆効果になることもあ

ります。プレゼンテーションの目的や対象者に合わせて、適切な効果を適切なボリュームで、全体的に統一した効果を設定

し、ポイントだけ異なる効果を設定するなど工夫するよう注意しましょう。 時間に余裕があれば、完成ファイルを開き、スライドショーを実行して、これから設定する画面切り替え効果やアニメーショ

ン効果について確認するとよいでしょう。 p.485 操作:画面切り替え効果を設定する Step2 画面切り替え効果は標準表示でも設定できます。ここではスライド全体が確認できるようスライド一覧表示に切り替えてい

ます。必要に応じて操作の行いやすい表示モードに切り替えられるよう説明しましょう。

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p.486 操作:画面切り替え効果を設定する Step4 画面切り替え効果をクリックして設定すると、すぐにプレビューされますが、再度確認したい場合には、Step6 の手順や p.487のヒント「特殊効果の簡単な確認方法」の手順で確認します。 画面切り替え効果は PowerPoint 2013 でさらに種類が豊富になりました。いくつかプレビューで選択してみましょう。 目新しい効果もありますが、プレゼンテーションの状況に応じて適切な効果を選択する必要があることを強調しましょう。 p.487 操作:画面切り替え効果を設定する Step7 ・プレゼンテーション内のすべてのスライドに同じ画面切り替え効果を設定するほかに、1 つ 1 つ選択して設定したり、複

数のスライドを選択して設定したりすることで、複数の画面切り替え効果を混在させて設定することもできます。 ・[画面切り替え]タブの[タイミング]グループでは[すべてに適用]のほか、画面切り替え効果のスピードやサウンドの

設定、画面切り替えのタイミングも設定できます。時間に余裕があれば操作を確認するとよいでしょう。 p.487 ヒント:特殊効果の簡単な確認方法

アイコンは[アニメーションの再生]ボタンとして、標準表示のスライドのサムネイルの左にも表示されます。 p.488 アニメーションの設定 アニメーション効果には、開始効果、強調効果、終了効果、軌跡効果があり、ここではテキストの開始効果と強調効果、グ

ラフの開始効果を学習します。 p.489 操作:箇条書きを 1 つずつ順番に表示する Step4 ・アニメーション効果をクリックして設定すると、すぐにプレビューされますが、再度確認したい場合には、Step5 の手順

のほか、スライドのサムネイルの左に表示される[アニメーションの再生]をクリックして確認します。 ・アニメーション効果を設定するとオブジェクトに番号が表示されますが、アニメーション効果が実行される順番を表して

いることを説明しましょう。 p.489 操作:箇条書きを 1 つずつ順番に表示する Step6 [アニメーション]タブでは本書の手順のほかに、アニメーション効果の変更や追加、アニメーションの開始のタイミング

などの詳細設定が行えます。 p.490 操作:箇条書きを 1 つずつ順番に表示する Step7 [効果のオプション]ボタンは設定によってボタンの画像が変わります。今回は画像の矢印の向きが変わったことを確認し

ましょう。 p.490 操作:グラフに動きを付ける Step5 グラフを選択していると、グラフ専用の効果のオプションが表示されます。項目別のほか系列別、系列の要素別、項目の要

素別なども設定して確認してみましょう。 p.492 操作:強調効果を設定する Step2 プレースホルダー内のテキストすべてに設定するのではなく、一部のテキストだけに設定するため、テキストの範囲選択が

必要であることを説明しましょう。 p.493 操作:強調効果を設定する Step5 フォントの色はテーマの配色に沿った色と標準の色が表示されます。 プレゼンテーションの統一感を出したい場合には、テーマの配色から選択するとよいですが、標準の色から赤、青、黄色な

どの一般的に注目しやすい色を選択したほうが、より強調できることを説明しましょう。 また、標準の色から選択すると、あとからテーマを変更しても色が変わらないため、テーマを変更するたびに調整するとい

う手間がかかりません。

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p.494 ヒント:アニメーションの追加 時間があれば、操作をしてもよいです。 p.494 ヒント:アニメーションの削除 設定したアニメーションを解除したい場合に必要な操作です。必ず説明しましょう。複数アニメーションが設定されている

場合は、この操作を実行するとすべてのアニメーションが削除されます。 p.495 スライドショーの実行 スライドショーの実行方法やスライドショー実行中の操作について、p.496、p.497 に記載されていますが、p.498「スライ

ドショーの実行」の操作を行いながら実際に操作して確認しましょう。特にキー操作については知っておくと大変便利です。 また、時間に余裕があれば、スライドショー実行中に画面左下に出てくるボタンについても補足しましょう。ショートカッ

トキーにもあるレーザーポインターは、PowerPoint 2013 から追加された機能です。 p.500 ヒント:非表示スライドについて 非表示スライドに設定していても、スライドショー実行中に、スライド番号を入力後 Enter キーを押すことでスライドを表

示することができます。 p.500 リハーサルの実行 スライドが完成しただけで満足してしまい、リハーサルを行わずに本番をむかえてしまう方が多いようです。リハーサルは

プレゼンテーションの成功に欠かせない大事な作業であることを説明しましょう。 p.501 操作:リハーサルを実行する Step4 ・「今回のタイミングを記録して、スライドショーで使用しますか?」というダイアログボックスには、リハーサルでかかっ

たプレゼンテーションの所要時間が表示されます。この時間を目安に、プレゼンテーションの構成やシナリオを練り直し

たり、発表のスピードを調整したりするとよいことを説明しましょう。 ・「今回のタイミングを記録して、スライドショーで使用しますか?」というダイアログボックスで[はい]をクリックする

と、リハーサルで実行した画面切り替えやアニメーションの実行のタイミングが各スライドに設定されます。 スライド一覧表示の各スライドの左下や、[画面切り替え]タブの[自動的に切り替え]に設定された時間が表示されます。 また、[画面切り替え]タブの[自動的に切り替え]がオンに設定されるので、スライドショーを実行すると、クリックす

るか設定された時間になると自動的にアニメーションや画面切り替えが実行されます。 自動実行されるタイミングを変更するには、次の方法があります。 ・再度リハーサルを実行する ・[画面切り替え]タブの[自動的に切り替え]の時間を編集する ・[アニメーション]タブの[タイミング]グループの設定を変更する

第 19 章 資料の作成と印刷 p.504 発表者用資料の作成 発表者用のシナリオや注意事項などを別のアプリケーションのファイルに書いておくといった使い方をすると、プレゼン

テーションに関するドキュメントが散在してしまい、確認に漏れが出てしまうといったことが起きる可能性があります。 そこで、プレゼンテーションに関わるすべての情報を 1 つのドキュメントで管理することの重要性を説明しましょう。 p.505 操作:ノートを作成する 冒頭にあるとおり、ノート表示に切り替えなくても、標準表示の[ノート]ペインを使用してノートを入力することができ

ます。[スライド]ペインと[ノート]ペインの境界線をドラッグして[ノート]ペインの領域を広げる方法を説明しましょ

う。 また、PowerPoint 2013 からステータスバーに追加された[ノート]ボタンで[ノート]ペインの表示/非表示が切り替えら

れることも再確認しておきましょう。

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p.505 操作:ノートを作成する Step3 表示モードを切り替えるには、通常、画面右下の表示選択ショートカットを使用しますが、ここにはノート表示に切り替え

るボタンがないことを説明しましょう。 p.506 操作:ノートを作成する Step5 表示倍率の数値を[指定]ボックスに直接入力して設定することもできます。 また、ここでは倍率を 100%にしていますが、環境に応じて入力しやすい倍率にすればよいことを補足しましょう。 p.506 操作:ノートを作成する Step7 ノートに入力したテキストにも自由に書式を設定できることを説明しましょう。そのほか、図形などのオブジェクトも同様

に挿入することができます。 p.508 プレゼンテーションの印刷 冒頭にもあるとおり、プレゼンテーションのすべての内容をまとめて 1 つのファイルで管理しているという点が PowerPointの特徴であることを説明しましょう。 また、あらかじめプリンターの設定ができているかを確認しておきましょう。プリンターを設定するには、チャームから[設

定]をクリックし、[コントロールパネル] - [ハードウェアとサウンド]の[デバイスとプリンター]からプリンターの

追加を行います。 p.509 印刷設定と印刷プレビュー PowerPoint 2010 からは印刷に関するコマンドの実行方法が新しくなりました。以前のバージョン(2003 や 2007)を使用

していた受講者がいる場合には、[ファイル]タブの[印刷]の内容について以前のバージョンと比較しながら説明するとよ

いでしょう。 p.510 操作:印刷の設定を行う Step4 ページを送る方法は、本書の手順のほかに、スクロールバーを使用することもできることを説明します。 p.511 操作:印刷の設定を行う Step5 拡大表示したあと、ページ全体を表示するには、ステータスバーの右端にある、[現在のウィンドウサイズの大きさに合わせ

てスライドを拡大または縮小します。]ボタンをクリックすると便利であることを説明しましょう。 p.511 操作:印刷の設定を行う Step6 PowerPoint 2010 を使用していた受講者がいる場合は、通常の画面への戻り方が変更されていることを伝えましょう。 p.511 操作:印刷の設定を行う Step7 以前のバージョンでは、印刷の設定後にファイルを保存すると、印刷の設定も一緒に保存されましたが、PowerPoint 2010から印刷の設定は保存されなくなりました。 p.512 ヒント:[カラー/グレースケールについて] モノクロプリンターの場合、[カラー]を選択すると白黒のグラデーションで表示されますが、[グレースケール]を選択し

た場合とは、背景の色などの表示および印刷結果が異なります。

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Office 2013 基本演習[Word/Excel/PowerPoint] 講習の手引き

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なる方法においても無断で複写、複製することを禁じます。 無断複製、転載は損害賠償、著作権法の罰則の対象になることがあります。 Office 2013 基本演習[Word/Excel/PowerPoint]

講習の手引き 2014 年 1 月 27 日発行 著作・制作 BAL.com 福永 陽子、根岸 泰子、中村 徹、妙中 典子、河村しのぶ、渡辺アスカ 発 行 日経 BP 社

〒108-8646 東京都港区白金 1-17-3 http://ec.nikkeibp.co.jp/nsp/ ©2013 Yoko Fukunaga, Yasuko Negishi, Toru Nakamura, Noriko Taenaka, Shinobu Kawamura Asuka, Watanabe BAL.com(Best Active Learning Community)は、質の高い研修を実施する専門家を養成し、プロフェッショナル・トレー

ナーとして、インストラクションの専門家の社会的認知を高めることを目的としたコミュニティ。インストラクション技術

および情報技術に関する教育、研究、コンテンツ製作、カスタマイズ研修などを中心に活動している。 (2010 年 7 月、MOT コミュニティから BAL.com に名称変更) 記載されている会社名、製品名は各社の商標および登録商標です。本書の例題や画面などに登場する企業名や製品名、人名、

キャラクター、その他のデータは架空のものです。特にお断りしない限り、現実の個人や企業、製品、イベントを指すもの

ではありません。 本文中に™、®マークは明記しておりません。

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Office 2013 基本演習[Word/Excel/PowerPoint] 復習問題解答集

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Office 2013 基本演習[Word/Excel/PowerPoint]

復習問題 解答集

復習問題 1-1

1. ①[ファイル]タブをクリックして[開く]をクリッ

クし、[コンピューター]をクリックして[マイドキュ

メント]をクリックします。 ②[Office2013テキスト]フォルダーを開きます。 ③[復習問題]フォルダーを開いて "復習 1-1 歓迎

会" を選択し、[開く]をクリックします。 2. ①[ページレイアウト]タブをクリックします。 ②[余白]ボタンをクリックして[ユーザー設定の余

白]をクリックします。 ③[ページ設定]ダイアログボックスの[余白]タブ

で[上]ボックスと[下]ボックスを「20mm」に設

定して[OK]をクリックします。 3. ①[ページ設定]グループのダイアログボックス起動

ツールをクリックします。 ②[文字数と行数]タブをクリックします。 ③[行数]ボックスを「42」に設定して[OK]をク

リックします。 4. ①9 行目の "本田" の右側をクリックしてカーソルを

移動します。 ②「(内線 4567)」と入力します。 5. ①14 行目の "03-1234-5678" の左側をクリックして

カーソルを移動します。 ②[挿入]タブをクリックします。 ③[記号と特殊文字]ボタンをクリックして[]を

クリックします。 6. ①[ファイル]タブをクリックして[名前を付けて保

存]をクリックし、[コンピューター]をクリックして

[参照]をクリックします。 ②保存先を[保存用]フォルダーにして[保存]をク

リックします。 7. ①[ファイル]タブをクリックして[名前を付けて保

存]をクリックし、[参照]をクリックします。 ②保存先が[保存用]フォルダーになっていることを

確認します。 ③[ファイル名]ボックスに「復習 1-1 歓迎会

(97-2003 形式)」と入力し、[ファイルの種類]ボッ

クスから[Word 97-2003 文書]を選択して[保存]

をクリックします。 8. ①タイトルバーに "[互換モード]" と表示されてい

ることを確認し、[ファイル]タブをクリックして[閉

じる]をクリックします。

復習問題 1-2

1. ①[ファイル]タブをクリックして[開く]をクリッ

クし、[コンピューター]をクリックして[マイドキュ

メント]をクリックします。 ②[Office2013テキスト]フォルダーを開きます。 ③[復習問題]フォルダーを開いて "復習 1-2 社員

旅行" を選択し、[開く]をクリックします。 2. ①[ページレイアウト]タブをクリックします。 ②[サイズ]ボタンをクリックして "A4" が選択され

ていることを確認し、文書内をクリックします。 3. ①8 行目の "ご参加ください" の左側をクリックして

カーソルを移動します。 ②「是非とも」と入力します。 4. ①12 行目の "箱根レイクサイド" の左側をクリック

してカーソルを移動します。 ②[挿入]タブをクリックします。 ③[記号と特殊文字]ボタンをクリックして[♨]を

クリックします。 5. ①[ファイル]タブをクリックして[名前を付けて保

存]をクリックし、[コンピューター]をクリックして

[参照]をクリックします。 ②保存先を[保存用]フォルダーにして[保存]をク

リックします。 6. ①[ファイル]タブをクリックして[エクスポート]

をクリックします。

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Office 2013 基本演習[Word/Excel/PowerPoint] 復習問題解答集

57

②[PDF/XPS ドキュメントの作成]をクリックして

[PDF/XPSの作成]をクリックします。 ③保存先が[保存用]フォルダーになっていることを

確認します。 ④[ファイル名]ボックスに「復習 1-2 社員旅行(XPS形式)」と入力し、[ファイルの種類]ボックスから

[XPS文書]を選択します。 ⑤[発行後にファイルを開く]がオンになっているこ

とを確認して[発行]をクリックします。 ⑥起動されたリーダーで保存した文書を確認してから

文書を右クリックします。 ⑦下部のメニューから[その他]をクリックして[ファ

イルを閉じる]をクリックします。 7. ①画面左上をポイントして表示されたWord の画面を

クリックします。 ②[ファイル]タブをクリックして[閉じる]をクリッ

クします。

復習問題 2-1

1. ①[ファイル]タブをクリックして[開く]をクリッ

クし、[コンピューター]をクリックして[マイドキュ

メント]をクリックします。 ②[Office2013テキスト]フォルダーを開きます。 ③[復習問題]フォルダーを開いて "復習 2-1 歓迎

会" を選択し、[開く]をクリックします。 2. ①21行目を行選択します。 ②[ホーム]タブの[フォントサイズ]ボックスの▼

をクリックして[14]をクリックします。 ③[太字]ボタンをクリックします。 ④[下線]ボタンの▼をクリックして[二重下線]を

クリックします。 3. ①28~29行目を行選択します。 ②[フォントサイズ]ボックスの▼をクリックして

[16]をクリックします。 ③[フォント]ボックスの▼をクリックして[HG 創

英角ゴシックUB]をクリックします。 4. ①16行目を行選択します。 ②[切り取り]ボタンをクリックします。 ③13 行目の "場所" の先頭位置にカーソルを移動し

ます。

④[貼り付け]ボタンをクリックします。 5. ①9行目の "10月 11日(金)" を文字選択します。 ②[下線]ボタンの▼をクリックして[波線の下線]

をクリックします。 6. ①13行目の "日時" を文字選択し、Ctrl キーを押しな

がら 14行目の "場所"、15行目の "TEL"、16行目の "参加費" を文字選択します。 ②[均等割り付け]ボタンをクリックします。 ③[新しい文字列の幅]ボックスを「3 字」に設定し

て[OK]をクリックします。 7. ①1行目を行選択し、Ctrl キーを押しながら 3行目を

行選択します。 ②[右揃え]ボタンをクリックします。 ③26行目にカーソルを移動します。 ④[中央揃え]ボタンをクリックします。 8. ①13~16行目を行選択します。 ②[行と段落の間隔]ボタンをクリックして[段落後

に間隔を追加]をクリックします。 9. ①22~24行目を行選択します。 ②[行と段落の間隔]ボタンをクリックして[1.5]を

クリックします。 10. ①13~16行目を行選択します。 ②ルーラーの "8" の位置をクリックします。 ③13行目の "日時" の右側にカーソルを移動してTabキーを押します。 ④同様に 14行目の "場所" の右側、15行目の "TEL" の右側、16行目の "参加費" の右側にカーソルを移動

してTab キーを押します。 11. ①13~16行目を行選択します。 ②Ctrlキーを押しながら22~24行目を行選択します。 ③[左インシデント]マーカーを約6文字分右にドラッ

グします。 12. ①[ファイル]タブをクリックして[名前を付けて保

存]をクリックし、[コンピューター]をクリックして

[参照]をクリックします。 ②保存先を[保存用]フォルダーにして[保存]をク

リックします。

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Office 2013 基本演習[Word/Excel/PowerPoint] 復習問題解答集

58

13. ①[ファイル]タブをクリックして[閉じる]をクリッ

クします。

復習問題 2-2

1. ①[ファイル]タブをクリックして[開く]をクリッ

クし、[コンピューター]をクリックして[マイドキュ

メント]をクリックします。 ②[Office2013テキスト]フォルダーを開きます。 ③[復習問題]フォルダーを開いて "復習 2-2 社員

旅行" を選択し、[開く]をクリックします。 2. ①12行目の "" を文字選択します。 ②[ホーム]タブの[コピー]ボタンをクリックしま

す。 ③13行目の "内線" の右側にカーソルを移動します。 ④[貼り付け]ボタンをクリックします。 3. ①5行目を行選択します。 ②[フォントサイズ]ボックスの▼をクリックして

[24]をクリックします。 ③[文字の効果と体裁]ボタンをクリックして[塗り

つぶし-紫、アクセント4、面取り(ソフト)](右上端)

をクリックします。 4. ①10行目を行選択し、Ctrl キーを押しながら15行目

を行選択します。 ②[フォントサイズ]ボックスの▼をクリックして

[12]をクリックします。 ③[太字]ボタンをクリックします。 ④[下線]ボタンの▼をクリックして[二重下線]を

クリックします。 5. ①11行目の "日時" を文字選択し、Ctrl キーを押しな

がら 12 行目の "宿泊先"、13 行目の "担当者" を文

字選択します。 ②[均等割り付け]ボタンをクリックします。 ③[新しい文字列の幅]ボックスを「6 字」に設定し

て[OK]をクリックします。 6. ①1~2行目を行選択します。 ②[右揃え]ボタンをクリックします。 ③5行目にカーソルを移動します。 ④[中央揃え]ボタンをクリックします。

7. ①7~8行目の段落を選択します。 ②[1 行目のインデント]マーカーを約 1 文字分右に

ドラックします。 8. ①11~13行目を行選択します。 ②[箇条書き]ボタンの▼をクリックして「◆」をク

リックします。 9. ①[ファイル]タブをクリックして[名前を付けて保

存]をクリックし、[コンピューター]をクリックして

[参照]をクリックします。 ②保存先を[保存用]フォルダーにして[保存]をク

リックします。 10. ①[ファイル]タブをクリックして[閉じる]をクリッ

クします。

復習問題 3-1

1. ①[ファイル]タブをクリックして[開く]をクリッ

クし、[コンピューター]をクリックして[マイドキュ

メント]をクリックします。 ②[Office2013テキスト]フォルダーを開きます。 ③[復習問題]フォルダーを開いて "復習 3-1 歓迎

会" を選択し、[開く]をクリックします。 2. ①17行目をクリックします。 ②[挿入]タブをクリックします。 ③[表]ボタンをクリックして 1行 2列の位置のボッ

クスをクリックします。 ④1列目のセルをクリックします。 ⑤「HPアドレス」と入力します。 ⑥Tabキーを1回押してカーソルを2列目のセルに移

動し、「http://www.ippeiXXXX.com」と入力します。 3. ①表の 1列目の上側をポイントし、マウスポインター

の形状が下向き矢印に変わったらクリックします。 ②[表ツール]の[レイアウト]タブをクリックして

[列の幅の設定]ボックスを「30mm」に設定します。 ③同様に 2列目を「60mm」に設定します。 4. ①表をポイントして表の移動ハンドルをクリックし、

表全体を選択します。

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Office 2013 基本演習[Word/Excel/PowerPoint] 復習問題解答集

59

②[ホーム]タブをクリックして[中央揃え]ボタン

をクリックします。 5. ①[ファイル]タブをクリックして[名前を付けて保

存]をクリックし、[コンピューター]をクリックして

[参照]をクリックします。 ②保存先を[保存用]フォルダーにして[保存]をク

リックします。 6. ①[ファイル]タブをクリックして[閉じる]をクリッ

クします。

復習問題 3-2

1. ①[ファイル]タブをクリックして[開く]をクリッ

クし、[コンピューター]をクリックして[マイドキュ

メント]をクリックします。 ②[Office2013テキスト]フォルダーを開きます。 ③[復習問題]フォルダーを開いて "復習 3-2 社員

旅行" を選択し、[開く]をクリックします。 2. ①16行目をクリックします。 ②[挿入]タブをクリックします。 ③[表]ボタンをクリックして 3行 3列の位置のボッ

クスをクリックします。 ④挿入した表の 1行目 1列目のセルに「集合方法」と

入力します。 ⑤Tabキーを1回押してカーソルを1行目2列目に移

動し、「料金」と入力します。 ⑥同様に他の文字を入力します。 3. ①表の 1列目の上側をポイントし、マウスポインター

の形状が下向き矢印に変わったらクリックします。 ②[表ツール]の[レイアウト]タブをクリックして

[列の幅の設定]ボックスを「20mm」に設定します。 ③同様に 2列目を「70mm」、3列目を「60mm」に変

更します。 4. ①20行目をクリックします。 ②[挿入]タブをクリックします。 ③[表]ボタンをクリックして 3行 4列の位置のボッ

クスをクリックします。 ④挿入した表の 1行目 1列目に「部署名」と入力しま

す。 ⑤Tabキーを2回押してカーソルを1行目3列目に移

動し、「社員番号」と入力します。 ⑥同様に他の文字を入力します。 5. ①表 "参加申込書" の 2 行目 2 列目のセルをポイント

して 2行目 4列目まで右方向にドラッグします。 ②[表ツール]の[レイアウト]タブをクリックして

[セルの結合]ボタンをクリックします。 ③3行目 2列目のセルをポイントして 3行目 4列目ま

で右方向にドラッグします。 ④[セルの結合]ボタンをクリックします。 6. ①表 "料金および集合時間" 内をクリックして表内に

カーソルを移動します。 ②[表ツール]の[デザイン]タブをクリックします。 ③[表のスタイル]グループの[その他]ボタンをク

リックして[一覧(表)3-アクセント 4]("表(一覧)

" の上から 3番目、右から 3番目)をクリックします。 ④[表スタイルのオプション]の[ 初の列]と[縞

模様(行)」のチェックボックスをクリックしてオフに

します。 7. ①表 "参加申込書" 内をクリックして表内にカーソル

を移動します。 ②[表のスタイル]グループの[その他]ボタンをク

リックして[グリッド(表)4-アクセント 3](" グリッ

ドテーブル" の上から 4番目、左から 4番目)をクリッ

クします。 ③[表スタイルのオプション]の[タイトル行]、[

初の列]、[縞模様(行)]のチェックボックスをオフに

し、[縞模様(列)]のチェックボックスをオンにしま

す。 8. ①表 "参加申込書" をポイントして表の移動ハンドル

をクリックし、表全体を選択します。 ②[表ツール]の[レイアウト]タブをクリックしま

す。 ③[中央揃え]ボタンをクリックします。 9. ①[ファイル]タブをクリックして[名前を付けて保

存]をクリックし、[コンピューター]をクリックして

[参照]をクリックします。 ②保存先を[保存用]フォルダーにして[保存]をク

リックします。 10. ①[ファイル]タブをクリックして[閉じる]をクリッ

クします。

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Office 2013 基本演習[Word/Excel/PowerPoint] 復習問題解答集

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復習問題 4-1

1. ①[ファイル]タブをクリックして[開く]をクリッ

クし、[コンピューター]をクリックして[マイドキュ

メント]をクリックします。 ②[Office2013テキスト]フォルダーを開きます。 ③[復習問題]フォルダーを開いて "復習 4-1 歓迎

会" を選択し、[開く]をクリックします。 2. ①5行目を行選択します。 ②[挿入]タブをクリックします。 ③[ワードアートの挿入]ボタンをクリックして[塗

りつぶし(グラデーション)-紫、アクセント4、輪郭

-アクセント 4](上から 2 番目、右から 3 番目)をク

リックします。 3. ①[文字の効果]ボタンをクリックして[変形]の[三

角形]("形状" の 1 番上、右から 2 番目)をクリック

します。 4. ①ワードアートの右側をクリックします。 ②[挿入]タブをクリックして[オンライン画像]ボ

タンをクリックします。 ③[Office.comクリップアート]の[検索]ボックス

に「お祝い」と入力して[検索]ボタンをクリックし

ます。 ④完成例と同じ(見つからない場合は任意の)クリッ

プアートをクリックして[挿入]をクリックします。 5. ①クリップアートを選択して[図ツール]の[書式]

タブをクリックします。 ②[図形の高さ]ボックスを約 35mmに設定します。 ③[図形の幅]ボックスが約 35mmに変更されたこと

を確認します。 6. ①クリップアートが選択されていることを確認し、[文

字列の折り返し]ボタンをクリックして[四角]をク

リックします。 7. ①クリップアートが選択されていることを確認し、[図

のスタイル]グループの[その他]ボタンをクリック

して[透視投影、影付き、白](上から 4 番目、左か

ら 3番目)をクリックします。 8. ①[挿入]タブをクリックします。

②[図形]ボタンをクリックして[直線]("線" の 1番左)をクリックします。 ③26 行目の左端から "切り取り線" の左側までド

ラッグします。 ④同様に "切り取り線" の右側から 26 行目の右端ま

で直線を挿入します。 9. ①[ファイル]タブをクリックして[名前を付けて保

存]をクリックし、[コンピューター]をクリックして

[参照]をクリックします。 ②保存先を[保存用]フォルダーにして[保存]をク

リックします。 10. ①[ファイル]タブをクリックして[閉じる]をクリッ

クします。

復習問題 4-2

1. ①[ファイル]タブをクリックして[開く]をクリッ

クし、[コンピューター]をクリックして[マイドキュ

メント]をクリックします。 ②[Office2013テキスト]フォルダーを開きます。 ③[復習問題]フォルダーを開いて "復習 4-2 社員

旅行" を選択し、[開く]をクリックします。 2. ①[挿入]タブをクリックして[オンライン画像]ボ

タンをクリックします。 ②[Office.comクリップアート]の[検索]ボックス

に「湖畔」と入力して[検索]ボタンをクリックしま

す。 ③任意のクリップアートをクリックして[挿入]をク

リックします。 3. ①クリップアートが選択されていることを確認し、[図

ツール]の[書式]タブの[図形の高さ]ボックスを

約 32mmに設定します。 4. ①クリップアートが選択されていることを確認し、[文

字列の折り返し]ボタンをクリックして[四角]をク

リックします。 5. ①クリップアートが選択されていることを確認し、[図

のスタイル]の[その他]ボタンをクリックして[面

取り、反射付き、白](上から 6番目、左から 1番目)

をクリックします。

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Office 2013 基本演習[Word/Excel/PowerPoint] 復習問題解答集

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6. ①クリップアートを "日程" の右側にドラッグします。 7. ①[ファイル]タブをクリックして[名前を付けて保

存]をクリックし、[コンピューター]をクリックして

[参照]をクリックします。 ②保存先を[保存用]フォルダーにして[保存]をク

リックします。 8. ①[ファイル]タブをクリックして[閉じる]をクリッ

クします。

復習問題 5-1

1. ①[ファイル]タブをクリックして[開く]をクリッ

クし、[コンピューター]をクリックして[マイドキュ

メント]をクリックします。 ②[Office2013テキスト]フォルダーを開きます。 ③[復習問題]フォルダーを開いて "復習 5-1 社員

旅行" を選択し、[開く]をクリックします。 2. ①[ファイル]タブをクリックして[印刷]をクリッ

クします。 3. ①ズームスライダーの[拡大]ボタンをクリックして

拡大表示します。 ②ズームスライダーの[縮小]ボタンをクリックして

元の表示倍率まで戻します。 4. ①左上の○←をクリックします。 5. ①[ファイル]タブをクリックして[印刷]をクリッ

クします。 ②印刷オプションを確認します。 ③[印刷]をクリックして印刷します。 6. ①[ファイル]タブの[閉じる]をクリックします。

復習問題 6-1

1. ①[ファイル]タブをクリックして[開く]をクリッ

クし、[コンピューター]をクリックして[マイドキュ

メント]をクリックします。 ②[Office2013テキスト]フォルダーを開きます。

③[復習問題]フォルダーを開いて "復習 6-1 福利厚

生" を選択し、[開く]をクリックします。 2. ①1 ページ 7 行目 "施設利用のご案内" を文字選択し

ます。 ②[ホーム]タブの[フォント]グループのダイアロ

グボックス起動ツールをクリックします。 ③[サイズ]ボックスを「24」に設定します。 ④[フォントの色]ボックスで[オリーブ、アクセン

ト 3、黒+基本色 50%]("テーマの色" の下から 1 番

目、右から4番目)を選択します。 ⑤[スタイル]ボックスで[太字]を選択して[OK]

をクリックします。 3. ①1ページ 21行目 "※ 詳しくは、総務部~" を行選

択します。 ②[ホーム]タブの[段落]グループのダイアログボッ

クス起動ツールをクリックします。 ③[インデント]の[左]を「4字」に設定して[OK]

をクリックします。 4. ①2 ページ 4 行目 "ここちよい高原の風" を文字選択

します。 ②[スタイル]グループの[その他]ボタンをクリッ

クして[スタイルの作成]をクリックします。 ③[名前]ボックスに「強調文字」と入力して[変更]

をクリックします。 ④[種類]ボックスで[文字]を選択して[OK]を

クリックします。 5. ①2ページ11行目 "自家製生ハムは絶品" を文字選択

し、Ctrl キーを押しながら 2 ページ 15 行目 "広大な

ドッグラン"、2 ページ 21 行目 "軽井沢の森をサイク

リング" を文字選択します。 ②[ホーム]タブのスタイルギャラリーの "強調文字" をクリックします。 6. ①2 ページ 3 行目 "温泉" を行選択し、Ctrl キーを押

しながら 7行目 "お食事"、10行目 "レストラン"、14行目 "ペット"、18行目 "スポーツ"、24行目 "アクセ

ス" を行選択します。 ②[ホーム]タブの[スタイル]グループの[その他]

ボタンをクリックして "見出し1" をクリックします。 7. ①2ページ 3行目 "温泉" を行選択します。 ②[ホーム]タブの[段落]グループのダイアログボッ

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Office 2013 基本演習[Word/Excel/PowerPoint] 復習問題解答集

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クス起動ツールをクリックします。 ③[ 初の行]ボックスで[(なし)]を選択します。 ④[段落後]ボックスを「0.5行」に設定して[OK]

ボタンをクリックします。 ⑤[フォント]グループのダイアログボックス起動ツー

ルをクリックします。 ⑥[日本語のフォント]ボックスで[HGP創英角ホッ

プ体]を選択します。 ⑦[サイズ]ボックスを「14」に設定します。 ⑧[フォントの色]ボックスで[オリーブ、アクセン

ト 3、黒+基本色 25%]("テーマの色" の下から 2 番

目、右から 4 番目)を選択して[OK]をクリックし

ます。 ⑨スタイルギャラリーの "見出し 1" を右クリックし

て[選択個所と一致するように見出し 1を更新する]

をクリックします。 8. ①[ファイル]タブをクリックして[名前を付けて保

存]をクリックし、[コンピューター]をクリックして

[参照]をクリックします。 ②保存先を[保存用]フォルダーにして[保存]をク

リックします。 9. ①[ファイル]タブをクリックして[閉じる]をクリッ

クします。

復習問題 7-1

1. ①[ファイル]タブをクリックして[開く]をクリッ

クし、[コンピューター]をクリックして[マイドキュ

メント]をクリックします。 ②[Office2013テキスト]フォルダーを開きます。 ③[復習問題]フォルダーを開いて "復習 7-1 育児介

護規定" を選択し、[開く]をクリックします。 2. ①[デザイン]タブをクリックします。 ②[テーマ]ボタンをクリックして[オーガニック]

をクリックします。 3. ①[挿入]タブをクリックします。 ②[ページ]ボタンをクリックし、[表紙]ボタンをク

リックして[セマフォ]をクリックします。 ③[日付]を右クリックして[コンテンツコントロー

ルの削除]をクリックします。

④同様に[会社の住所]のコンテンツコントロールを

削除します。 ⑤"[文書のタイトル]"、"[文書のサブタイトル]"、"[会社名]" に「育児・介護規定」、「平成25年 4 月 1日」、「NBPサービス株式会社」と入力します。 4. ①2ページにカーソルを移動します。 ②[挿入]タブをクリックします。 ③[ヘッダー]ボタンをクリックして[空白]をクリッ

クします。 ④[ここに入力]が選択されていることを確認して

「20130401」と入力します。 ⑤[ホーム]タブをクリックします。 ⑥[右揃え]ボタンをクリックします。 ⑦[ヘッダー/フッターツール]の[デザイン]タブを

クリックします。 ⑧[先頭ページのみ別指定]チェックボックスがオン

になっていることを確認します。 ⑨[フッター]ボタンをクリックして[セマフォ]を

クリックします。 ⑩[ヘッダーとフッターを閉じる]ボタンをクリック

します。 5. ①[ファイル]タブをクリックして[名前を付けて保

存]をクリックし、[コンピューター]をクリックして

[参照]をクリックします。 ②保存先を[保存用]フォルダーにして[保存]をク

リックします。 6. ①[ファイル]タブをクリックして[閉じる]をクリッ

クします。

復習問題 8-1

1. ①[ファイル]タブをクリックし、[新規]をクリック

します。 ②[空白のブック]をクリックします。 2. ①日本語入力モードをオンにします。 ②セルA1をクリックします。 ③「しょうひんべつつきべつうりあげしゅうけいひょ

う」と入力します。 ④「商品別月別売上集計表」と変換し、Enter キーを

押して文字を確定します。 ※文字を変換するには、スペースキーか変換キーを押

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Office 2013 基本演習[Word/Excel/PowerPoint] 復習問題解答集

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します。 ⑤Enter キーを押してデータを確定します。 ⑥同様に、図を参考に、その他の日本語の項目("C001" 以外の項目)を入力します。 ※"CD" や "7" は半角で入力します。 ※「炭焼コーヒー」を入力後、「炭焼アイスコーヒー」

を入力するために、「す」と入力すると、自動的に「炭

焼コーヒー」が表示されますが、続けて「すみやきあ」

と入力すると、別のデータを入力できます。 ⑦日本語入力モードをオフにします。 ⑧セルA6をクリックし、「C001」と入力します。 ⑨Enter キーを押してデータを確定します。

復習問題 8-2

1. ①日本語入力モードがオフになっていることを確認し

ます。 ②セルC6をクリックし、「846000」と入力します。 ③Enter キーを押してデータを確定します。 ④同様に、図を参考に、その他の数値データを入力し

ます。 2. ①セルF4をクリックし、「9/30」と入力します。 ②Enter キーを押してデータを確定します。 ③日付と認識され、"9 月 30 日" と表示されたことを

確認します。 3. ①セルA6をクリックします。 ②セルの右下隅にあるフィルハンドルをポイントしま

す。 ③マウスポインターの形が になっていることを確

認します。 ④セルA11までドラッグします。 ⑤任意のセルをクリックして範囲選択を解除し、セル

A7~A11 に商品 CD が自動的に入力されたことを確

認します。 4. ①セルC5をクリックします。 ②セルの右下隅にあるフィルハンドルをポイントしま

す。 ③マウスポインターの形が になっていることを確

認します。 ④セルE5までドラッグします。 ⑤任意のセルをクリックして範囲選択を解除し、セル

D5~E5 に月のデータが自動的に入力されたことを確

認します。

復習問題 8-3

1. ①セルE4をクリックします。 ②Del キーを押します。 ③セルE4の "日付" が消去されたことを確認します。 2. ①セルF4をクリックします。 ②「10/15」と入力します。 ③Enter キーを押します。 ④セルの値が後から入力したデータに上書きされたこ

とを確認します。 3. ①セル A1 をダブルクリックして、セル内にカーソル

を表示します。 ②"別" と "売" の間をクリックし、修正したい箇所に

カーソルを表示します。 ③Backspace キーを2回押して、"月別" を削除します。 ④「第 2四半期」と入力します。 ⑤Enter キーを押して確定します。 ⑥データが修正されたことを確認します。

復習問題 8-4

1. ①セルF3~F4を範囲選択します。 ②[ホーム]タブの[クリップボード]の[切り取り]

ボタンをクリックします。 ③セルF3~F4が点滅する点線で囲まれていることを

確認します。 ④セルE3をクリックします。 ⑤[貼り付け]ボタンをクリックします。 ⑥セル E3 を基点にデータが移動したことを確認しま

す。 ⑦任意のセルをクリックして選択を解除します。 2. ①[ファイル]タブをクリックし[名前を付けて保存]

クリックします。 ②[コンピューター]をクリックし[参照]をクリッ

クして、[名前を付けて保存]ダイアログボックスを開

きます。 ③[ファイルの場所]ボックスに "ドキュメント" と表示されていることを確認し、[Office2013テキスト]

フォルダーをダブルクリックして[Office2013テキス

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Office 2013 基本演習[Word/Excel/PowerPoint] 復習問題解答集

64

ト]フォルダーを開きます。 ④[保存用]フォルダーをダブルクリックして[保存

用]フォルダーを開きます。 ⑤[ファイルの場所]ボックスに "保存用" と表示さ

れていることを確認します。 ⑥[ファイル名]ボックスに「復習 8 第 2 四半期売

上実績」と入力します。 ⑦[保存]をクリックします。 ⑧ファイルが保存され、タイトルバーに "復習8 第 2四半期売上実績" と表示されていることを確認します。 ⑨[ファイル]タブをクリックし[閉じる]をクリッ

クしてブックを閉じます。

復習問題 9-1

1. ①[ファイル]タブをクリックし[開く]をクリック

します。 ②[コンピューター]をクリックし[参照]をクリッ

クして[ファイルを開く]ダイアログボックスを開き

ます。 ※[参照]の代わりに[ 近使用したフォルダー]の

一覧の[保存用]をクリックしてもかまいません。 ③[保存用]フォルダー内の[復習 8 第 2 四半期売

上実績]を選択し、[開く]をクリックします。 ④ブックが開き、タイトルバーに "復習 8 第 2 四半

期売上実績" と表示されていることを確認します。 2. ①列番号 "A" の右側の境界線をポイントします。 ②マウスポインターの形が になっていることを

確認します。 ③幅が "7.00" になるまで左へドラッグします。 ④商品 ID の列の幅が少し狭くなったことを確認しま

す。 3. ①列番号 "B" の右側の境界線をポイントします。 ②マウスポインターの形が になっていることを

確認します。 ③ポイントした位置でダブルクリックします。 ④商品名の列幅が自動調整されて広がったことを確認

します。 4. ①列番号C~Eをドラッグします。 ②選択した任意の列番号の右側の境界線をポイントし

ます。 ③マウスポインターの形が になっていることを

確認します。 ④幅が "9.50" になるまで右へドラッグします。 ⑤範囲選択を解除して、7 月から 9 月の列幅が同じに

なり広がったことを確認します。 5. ①セル A5~E11 をドラッグし、罫線を引く範囲を選

択します。 ②[ホーム]タブが選択されていることを確認します。 ③[フォント]の[罫線]ボタンの▼をクリックし、

罫線スタイルの一覧が表示されたことを確認します。 ④[格子]をクリックして表に格子の罫線を引きます。 6. ①セルA5~E11が選択されていることを確認します。 ②[罫線]ボタンの▼をクリックします。 ③[外枠太罫線]をクリックして表の外枠の太い罫線

を引きます。 7. ①セルA5~E5をドラッグします。 ②[罫線]ボタンの▼をクリックします。 ③[下二重罫線]をクリックします。 ④範囲選択を解除して、表に罫線が引かれたことを確

認します。

復習問題 9-2

1. ①セルA5~E5をドラッグします。 ②[ホーム]タブが選択されていることを確認します。 ③[配置]の[中央揃え]ボタンをクリックします。 ④セルA5~E5の文字がセル内の中央に配置されたこ

とを確認します。 2. ①セルE3をクリックします。 ②[配置]の[右揃え]ボタンをクリックします。 ③セル E3 の文字がセル内の右に配置されたことを確

認します。 3. ①セルA1~E1をドラッグします。 ②[配置]の[セルを結合して中央揃え]ボタンをク

リックします。 ③選択したセル範囲が結合され、セルの中央に文字が

表示されたことを確認します。 4. ①セルA5~E5をドラッグします。 ②[ホーム]タブが選択されていることを確認します。 ③[フォント]の[塗りつぶしの色]ボタンの▼をク

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Office 2013 基本演習[Word/Excel/PowerPoint] 復習問題解答集

65

リックして塗りつぶしの色パレットを表示します。 ④[テーマの色]の 1行目の右から 1番目の[緑、ア

クセント 6]をクリックします。 ⑤範囲選択を解除して、セルにテーマの色が設定され

たことを確認します。 5. ①セルA1をクリックします。 ②[ホーム]タブが選択されていることを確認します。 ③[フォント]の[フォント]ボックスの▼をクリッ

クし[HGPゴシックE]をクリックします。 ④フォントが変更され、[フォント]ボックスに "HGPゴシックE" と表示されていることを確認します。 ⑤[ホーム]タブの[フォント]の[フォントサイズ]

ボックスの▼をクリックします。 ⑥[18]をクリックします。 ⑦文字のフォントサイズが変更されたことを確認しま

す。 6. ①セルA5~E5をドラッグします。 ②[フォント]の[太字]ボタンをクリックします。 ③範囲選択を解除して、セルA5~E5が太字に変更さ

れたことを確認します。 7. ①セルC6~E11をドラッグします。 ②[数値]の[桁区切りスタイル]ボタンをクリック

します。 ③範囲選択を解除して、セル C6~E11 に桁区切りカ

ンマ(,)が付いたことを確認します。

復習問題 9-3

1. ①行番号 "11" を右クリックします。 ②ショートカットメニューが表示されるので[挿入]

をクリックします。 ③範囲選択を解除して、11行目に新しい行が挿入され

ていることを確認します。 2. ①セルA10をクリックし、右下隅にあるフィルハンド

ルをポイントします。 ②マウスポインターの形が になっていることを確

認し、セルA12までドラッグします。 ③セルA11に「C006」と入力され、セルA12が "C007" と修正されたことを確認します。 ④[オートフィルオプション]ボタンをポイントし、

▼をクリックします。

⑤[書式なしコピー(フィル)]をクリックします。 ⑥オートフィルで入力したデータだけコピーされたこ

とを確認します。 3. ①セル B11 をクリックし、「アイスキャラメルオレ」

と入力し、Tab キーを押します。 ②セル C11 に「671450」と入力し、Tab キーを押し

ます。 ③セル D11 に「767650」と入力し、Tab キーを押し

ます。 ④セルE11に「0」と入力し、Enter キーを押します。 4. ①行番号 "2" を右クリックします。 ②ショートカットメニューの[削除]をクリックしま

す。 ③2 行目が削除され、3 行目のデータが 2 行目に移動

したことを確認します。 5. ①クイックアクセスツールバーの[上書き保存]ボタ

ンをクリックしてブックを上書き保存します。

復習問題 9-4

1. ①シート見出し "Sheet1" をダブルクリックします。 ②シート名が反転したことを確認し、「売上集計表」と

入力します。 ③Enter キーを押してシート名を確定します。 ④シート名が "売上集計表" に変更されたことを確認

します。 2. ①シート見出し "売上集計表" をポイントし、Ctrlキーを押しながらシート見出し "売上集計表" の右側

までドラッグします。 ②ドラッグ中は、ワークシートのコピーを表す が表示されます。 ③コピー先が▼で表示されます。 ④マウスのボタンを離し、Ctrl キーを離します。 ⑤ワークシートがコピーされ、自動的にシート名が "売上集計表(2)" と付けられます。 ⑥シート "売上集計表(2)" のシート名を "第 3四半

期" に変更します。 3. ①シート "第3四半期" のセルC5~E11をドラックし、

Del キーを押します。 ②セルA1をダブルクリックし、"2" と "四" の間をク

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Office 2013 基本演習[Word/Excel/PowerPoint] 復習問題解答集

66

リックして修正したい箇所にカーソルを表示します。 ③Backspace キーを 1 回押して "2" を削除し、「3」と入力します。 ④Enter キーを押して確定します。 ⑤データが修正されたことを確認します。 4. ①シート "第 3四半期" のセルC4に「10月」と入力

します。 ②オートフィル機能を使ってセル E4 までコピーしま

す。 ③[オートフィルオプション]ボタンをポイントし▼

をクリックします。 ④[書式なしコピー(フィル)]をクリックします。 ⑤任意のセルをクリックして範囲選択を解除し、オー

トフィルで入力したデータだけコピーされたことを確

認します。 5. ① "第 3 四半期" の右にある[新しいシート]ボタン

をクリックします。 ②"第 3 四半期" の右側に新しいシートが追加された

ことを確認します。 ③同様にして、新しいシートをもう 1 枚挿入します。 ④挿入されたシート "Sheet2" のシート名を "売上管

理" に変更します。 6. ①シート見出し "Sheet3" を右クリックします。 ②ショートカットメニューの[削除]をクリックしま

す。 ③シート "Sheet3" が削除されたことを確認します。 7. ①[上書き保存]ボタンをクリックしてブックを上書

き保存します。 ②[ファイル]タブをクリックし[閉じる]をクリッ

クしてブックを閉じます。

復習問題 10-1

1. ①[ファイル]タブをクリックし、[開く]をクリック

します。 ②[コンピューター]をクリックし[参照]をクリッ

クして、[ファイルを開く]ダイアログボックスを開き

ます。 ※[参照]の代わりに " 近使用したフォルダー" の一覧の[復習問題]をクリックしてもかまいません。 ③[復習問題]フォルダー内の[復習 10 商品別第2

四半期売上実績]を選択し、[開く]をクリックします。 2. ①セルG5をクリックします。 ②キーボードから「=」と入力し、数式バーとセルG5に "=" と表示されていることを確認します。 ③計算の対象となるセル E5 をクリックし、セル E5が点滅する点線で囲まれていることを確認します。 ※計算の対象となるセルの選択を間違えた場合は、正

しいセルをクリックし直します。 ④「/」を入力し、数式バーとセルG5に "=E5/" と表

示されていることを確認します。 ⑤セル D5 をクリックし、セル D5 が点滅する点線で

囲まれていることを確認してEnter キーを押します。 ⑥セル G5 に計算結果が表示されていることを確認し

ます。 3. ①セル G5 をクリックし、オートフィルの機能を使っ

てセルG11まで数式をコピーします。 ②[オートフィルオプション]ボタンの▼をクリック

し、[書式なしコピー(フィル)]をクリックします。 ③任意のセルをクリックして範囲選択を解除し、オー

トフィルで入力した数式だけコピーされたことを確認

します。 4. ①セルG5~G11をドラッグします。 ②[ホーム]タブの[数値]の[パーセントスタイル]

ボタンをクリックします。 5. ①セルG5~G11が選択されていることを確認します。 ②[数値]の[小数点以下の表示桁数を増やす]ボタ

ンをクリックします。 ③範囲選択を解除して、小数点以下第 1位の%表示に

なったことを確認します。

復習問題 10-2

1. ①セルC12をクリックします。 ②[ホーム]タブの[編集]の[合計]ボタンをクリッ

クします。 ③セル C5~C11 が点滅する点線で囲まれ、セル C12に "=SUM(C5:C11)" と表示されたことを確認しま

す。 ④もう一度[合計]ボタンをクリックします。 ⑤オートフィルの機能を使ってセル C12 の数式をセ

ルD12~F12にコピーします。

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Office 2013 基本演習[Word/Excel/PowerPoint] 復習問題解答集

67

⑥[オートフィルオプション]ボタンの▼をクリック

し、[書式なしコピー(フィル)]をクリックします。 ⑦同様にして、セル F5 に合計を求め、オートフィル

の機能を使ってセル F6~F11 に数式をコピーし、

[オートフィルオプション]ボタンの[書式なしコピー

(フィル)]をクリックして数式だけをコピーします。 ※セルC5~F12をドラッグし、[合計]ボタンをクリッ

クして、一度に合計を求めてもかまいません。 2. ①セルC13をクリックします。 ②[ホーム]タブの[編集]の[合計]ボタンの▼を

クリックし、[平均]をクリックします。 ③セル C5~C12 が点滅する点線で囲まれ、セル C13と数式バーに "=AVERAGE(C5:C12)" と表示され

ていることを確認します。 ④セル C5~C11 をドラッグし、正しい範囲を選択し

ます。 ⑤セル C13 と数式バーに選択した範囲が表示されて

いることを確認します。 ⑥[編集]の [合計]ボタンをクリックし、数式

を確定します。 ⑦オートフィルの機能を使ってセル C13 の数式をセ

ルD13~F13にコピーします。 ⑧[オートフィルオプション]ボタンの▼をクリック

し、[書式なしコピー(フィル)]をクリックします。 3. ①セルD12~F13をドラッグし、Ctrl キーを押しなが

ら、セルF6~F11をドラッグします。 ②[数値]の[桁区切りスタイル]ボタンをクリック

します。 ③範囲選択を解除して、セル D12~F13 とセル F6~F11に桁区切りカンマ(,)が付いたことを確認します。

復習問題 10-3

1. ①セルH5をクリックします。 ②「=F5/F12」と入力し、絶対参照にしたいセル F12の後ろにカーソルが表示されていることを確認し、F4キーを押します。 ③参照方法が変更され "=F5/$F$12" と表示されてい

ることを確認し、Enter キーを押します。 ④オートフィル機能を使ってセル H5 の数式をセル

H6~H11にコピーします。 ⑤[オートフィルオプション]ボタンの▼をクリック

し、[書式なしコピー(フィル)]をクリックして数式

だけをコピーします。 2. ①セルH5~H11をドラッグします。 ②[数値]の[パーセントスタイル]ボタンをクリッ

クします。 ③[数値]の[小数点以下の表示桁数を増やす]ボタ

ンをクリックします。 ④範囲選択を解除して、小数点以下第 1位の%表示に

なったことを確認します。 3. ①[ファイル]タブをクリックし、[名前を付けて保存]

をクリックします。 ②[コンピューター]をクリックし[参照]をクリッ

クして、[名前を付けて保存]ダイアログボックスを開

きます。 ③[ファイルの場所]を[保存用]に変更し、[ファイ

ル名]ボックスに "復習 10 商品別第 2四半期実績表

" と表示されていることを確認し、[保存]をクリック

します。 ※②、③の手順の代わりに、" 近使用したフォルダー

" の一覧の[保存用]をクリックしてもかまいません。 ④[ファイル]タブをクリックし[閉じる]クリック

してブックを閉じます。

復習問題 11-1

1. ①[ファイル]タブをクリックし、[開く]をクリック

します。 ②[コンピューター]をクリックし[参照]をクリッ

クして、[ファイルを開く]ダイアログボックスを開き

ます。 ※[参照]の代わりに " 近使用したフォルダー" の一覧の[復習問題]をクリックしてもかまいません。 ③[復習問題]フォルダー内の[復習 11 商品別第 2四半期実績]を選択し、[開く]をクリックします。 2. ①セルB4~E11をドラッグします。 ②[挿入]タブをクリックし、[グラフ]の[おすすめ

グラフ]ボタンをクリックして、[グラフの挿入]ダイ

アログボックスを開きます。 ③[おすすめグラフ]の[集合縦棒]をクリックし、

[OK]をクリックします。 ④棒グラフが作成され、[グラフツール]と[ショート

カットツール]が表示されたことを確認します。 3.

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Office 2013 基本演習[Word/Excel/PowerPoint] 復習問題解答集

68

①グラフエリアと表示される位置(グラフの余白部分)

をクリックして、グラフを選択し、マウスポインター

の形が になっていることを確認します。 ②グラフの左上隅がセル A15 になるようにドラッグ

します。 4. ①42行目が表示されるまで下にスクロールします。 ※行数は目安です。余裕を持って操作できるようにス

クロールしてください。 ②グラフが選択されていることを確認し、グラフの外

枠右下のサイズ変更ハンドルをポイントして、マウス

ポインターの形が になっていることを確認しま

す。 ③セルH40までドラッグします。 ④グラフが大きくなり、グラフの各要素の大きさが、

自動的に拡大されたことを確認します。 ⑤グラフ以外の場所をクリックして、グラフの選択を

解除します。

復習問題 11-2

1. ①セル B4~B11 をドラッグし、Ctrl キーを押しなが

らセルF4~F11をドラッグします。 ②[挿入]タブをクリックし、[グラフ]の[円または

ドーナツグラフの挿入]ボタンをクリックします。 ③[3-D円]の[3-D円]をクリックします。 ④3-Dグラフが作成されたことを確認します。 2. ①グラフの移動元とグラフの移動先の両方が表示され

るように 縮小ボタンを数回クリックして、画面の表示

倍率を 60%に縮小します。 ※ズームスライダーを利用して、画面の表示倍率を縮

小してもかまいません。 ②円グラフが選択されていることを確認します。 ③グラフエリアをポイントし、マウスポインターの形

が になっていることを確認します。 ④グラフの左上隅がセル A42 になるようにドラッグ

します。 ⑤任意のセルをクリックして、グラフの選択を解除し

ます。 ⑥ 拡大ボタンを数回クリックして、画面の表示倍率を

100%に戻します。 ※ズームスライダーを利用して、画面の表示倍率を拡

大してもかまいません。

復習問題 11-3

1. ①縦棒グラフ全体が表示されるまで上にスクロールし、

グラフタイトルをポイントし、マウスポインターの形

が の状態でクリックします。 ②文字 "グラフタイトル" をドラッグして Del キーを

押します。 ③グラフのタイトル "グラフタイトル" が消去された

ことを確認し、「第 2四半期売上実績」と入力します。 ④グラフタイトルをクリックして、タイトルを確定さ

せます。 2. ①グラフが選択されていることを確認し、[グラフ要

素]ボタンをクリックします。 ②[軸]チェックボックスをポイントし、右向き三角

のボタンをクリックして[その他のオプション]をク

リックします。 ③[軸の書式設定]ウィンドウの[軸のオプション]

が選択されていることを確認し、縦(値)軸をクリッ

クして縦(値)軸が四角で囲まれたことを確認します。 ④[表示単位]ボックスの▼をクリックし[十万]を

クリックします。 ⑤[十万]をクリックし、[十万]が四角で囲まれたこ

とを確認します。 ⑥[ラベルオプション]の[配置]に切り替わったこ

とを確認します。 ⑦[文字列の方向]ボックスの▼をクリックして、[縦

書き(半角文字含む)]をクリックします。 ⑧[表示単位ラベルの書式設定]ウィンドウの閉じる

ボタンをクリックします。 ⑨表示単位ラベルが追加され、縦書きで配置されてい

ることを確認します。 ⑩グラフ以外の場所をクリックしてグラフの選択を解

除し、軸ラベルを確定させます。 3. ①棒グラフのグラフエリアをクリックして棒グラフを

選択します。 ②[グラフツール]の[デザイン]タブをクリックし

ます。 ③[種類]の[グラフの種類の変更]ボタンをクリッ

クします。 ④[グラフの種類の変更]ダイアログボックスの[縦

棒]が選択されていることを確認し、1 行目の左から

2列目の[積み上げ縦棒]をクリックします。 ⑤右側の月別の縦棒グラフをクリックして、[OK]を

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Office 2013 基本演習[Word/Excel/PowerPoint] 復習問題解答集

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クリックします。 ⑥グラフの種類が月別の積み上げ縦棒に変更されたこ

とを確認します。 4. ①積み上げ棒グラフが選択されていることを確認しま

す。 ②[グラフツール]の[デザイン]タブをクリックし

ます。 ③[グラフのレイアウト]の[グラフ要素を追加]ボ

タンをクリックし、[線]の[区分線]をクリックしま

す。 ④積み上げ縦棒グラフに区分線が付いたことを確認し

ます。 5. ①積み上げ棒グラフが選択されていることを確認しま

す。 ②[グラフスタイル]ボタンをクリックします。 ③下にスクロールし[スタイル 6]をクリックします。 6. ①積み上げ棒グラフが選択されていることを確認し、

[グラフ要素]ボタンをクリックします。 ②[凡例]チェックボックスをポイントし右向き三角

のボタンをクリックして、[右]をクリックします。 ③グラフ以外の場所をクリックしてグラフの選択を解

除し、凡例が右側に表示されたことを確認します。

復習問題 11-4

1. ①3-D 円グラフが表示されるまで下にスクロールしま

す。 ②グラフタイトル "合計" をクリックし、グラフタイ

トルが四角で囲まれたことを確認します。 ③文字 "合計" をドラッグしてDel キーを押します。 ④「売上構成比」と入力し、グラフエリアをクリック

して、タイトルを確定させます。 2. ①[グラフツール]の[デザイン]タブをクリックし

ます。 ②[グラフのレイアウト]の[クイックレイアウト]

ボタンをクリックし、[レイアウト 1]をクリックしま

す。 ③円グラフのレイアウトが変更され、項目名とパーセ

ンテージが表示されたことを確認します。 3. ①円グラフの円の部分(データ系列)をクリックしま

す。 ②[グラフツール]の[書式]タブをクリックします。 ③[現在の選択範囲]の[選択対象の書式設定]ボタ

ンをクリックします。 ④[データ系列の書式設定]ウィンドウの[系列のオ

プション]が選択されていることを確認します。 ⑤[グラフの基線位置]のスライダーを "40" になる

までドラッグします。 ※[グラフの基線位置]ボックスに直接「40」と入力

してもかまいません。 ⑥[データ系列の書式設定]ウィンドウの閉じるボタ

ンをクリックします。 ⑦円グラフが回転し、"ブレンドコーヒー" の位置が右

側の中央に配置されたことを確認します。 4. ①円グラフのデータ系列が選択されていることを確認

します。 ②"ブレンドコーヒー" のデータ系列をクリックし、"ブレンドコーヒー" のデータ系列のみにハンドルが表

示されたことを確認します。 ③[グラフツール]の[書式]タブをクリックします。 ④[図形のスタイル]の[その他]ボタンをクリック

し、[パステル-青、アクセント 1]をクリックします。 ⑤データ系列の色が変更されたことを確認します。 5. ①"ブレンドコーヒー" のデータ系列だけが選択され

ていることを確認します。 ②[グラフツール]の[書式]タブが選択されている

ことを確認し、[現在の選択範囲]の[選択対象の書式

設定]ボタンをクリックします。 ③[データ要素の書式設定]ウィンドウの[系列のオ

プション]が選択されていることを確認します。 ④[要素の切り出し]のスライダーを "40%" になる

までドラッグします。 ※[要素の切り出し]ボックスに直接「40%」と入力

してもかまいません。 ⑤[データ要素の書式設定]ウィンドウの閉じるボタ

ンをクリックします。 ⑥1 つのデータ系列が切り出されたことを確認します。 6. ①円グラフが選択されていることを確認します。 ②[グラフツール]の[デザイン]タブをクリックし

ます。 ③[場所]の[グラフの移動]ボタンをクリックしま

す。 ④[グラフの移動]ダイアログボックスの[新しいシー

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Office 2013 基本演習[Word/Excel/PowerPoint] 復習問題解答集

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ト]をクリックし、[OK]をクリックします。 ⑤グラフが新しいシート "Graph1" に移動したこと

を確認します。 ※環境によっては、シートの名前が "Graph1" になら

ない場合もあります。 7. ①[ファイル]タブをクリックし、[名前を付けて保存]

をクリックします。 ②[コンピューター]をクリックし[参照]をクリッ

クして、[名前を付けて保存]ダイアログボックスを開

きます。 ③[ファイルの場所]を[保存用]に変更し、[ファイ

ル名]ボックスに "復習 11 商品別第 2四半期売上実

績" と表示されていることを確認し、[保存]をクリッ

クします。 ※②、③の手順の代わりに、" 近使用したフォルダー

" の一覧の[保存用]をクリックしてもかまいません。 ④[ファイル]タブをクリックし[閉じる]クリック

してブックを閉じます。

復習問題 12-1

1. ①[ファイル]タブをクリックし、[開く]をクリック

します。 ②[コンピューター]をクリックし[参照]をクリッ

クして、[ファイルを開く]ダイアログボックスを開き

ます。 ※[参照]の代わりに " 近使用したフォルダー" の一覧の[復習問題]をクリックしてもかまいません。 ③[復習問題]フォルダー内の[復習 12 第 2四半期

売上集計(印刷用)]を選択し、[開く]をクリックし

ます。 2. ①[ファイル]タブをクリックします。 ②[印刷]をクリックします。 ③印刷イメージが表示され、表とグラフが表示されて

いることを確認します。 3. ①"A4" が表示されていることを確認します。 ②[縦方向]の▼をクリックし、[横方向]をクリック

します。 ③[標準の余白]の▼をクリックし、[ユーザー設定の

余白]をクリックします。 ④[ページ設定]ダイアログボックスの[余白]タブ

が選択されていることを確認します。

⑤[ページ中央]の[水平]チェックボックスをオン

にします。 ⑥[OK]をクリックします。 ⑦表とグラフが用紙の左右中央に配置されたことを確

認します。 4. ①"1/2ページ" と表示されていることを確認します。 ②[拡大縮小なし]の▼をクリックし、[シートを 1ページに印刷]をクリックします。 ③"1/1ページ" になったことを確認します。 5. ①プリンターが正しく接続されていることを確認しま

す。 ②[作業中のシートを印刷]が選択されていることを

確認します。 ③[部数]ボックスに "1" と表示されていることを確

認します。 ④[印刷]をクリックします。 ⑤印刷が終わると、印刷画面から元の編集画面に戻り

ます。

復習問題 12-2

1. ①シート "売上管理表" に切り替えます。 ②[ファイル]タブの[印刷]をクリックして印刷イ

メージを表示します。 ③印刷イメージに列見出しが表示されていることを確

認します。 ④ をクリックして 2ページ目を表示します。 ⑤2 ページ目の印刷イメージに列見出しが表示されて

いないことを確認します。 ⑥画面左上の をクリックして、印刷画面を閉じま

す。 2. ①[ページレイアウト]タブをクリックし、[ページ設

定]の[印刷タイトル]ボタンをクリックします。 ②[ページ設定]ダイアログボックスの[シート]タ

ブが表示されていることを確認します。 ③[印刷タイトル]の[タイトル行]ボックスをクリッ

クし、1行目~3行目をドラッグします。 ④[タイトル行]ボックスに "$1:$3" と表示されてい

ることを確認します。 ⑤[OK]をクリックします。 3. ①[表示]タブをクリックします。

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Office 2013 基本演習[Word/Excel/PowerPoint] 復習問題解答集

71

②[ブックの表示]の[改ページプレビュー]ボタン

をクリックします。 ③下にスクロールし、3 ページと表示されていること

と、列が 2列分はみ出して6ページになっていること

を確認します。 ④I 列と J 列の間に表示されている点線をポイントし

ます。 ⑤マウスポインターの形が になっている状態で、

立地条件のK列までドラッグします ⑥表の一番下が表示されるまでスクロールして、縦の

点線がなくなり、3 ページに収まったことを確認しま

す。 ⑦Ctrl キーを押したまま、Home キーを押してセル

A1に戻ります。 ⑧[ブックの表示]の[標準]ボタンをクリックして、

標準表示に戻します。 4. ①61行目が表示されるまでスクロールします。 ②72行目と 73行目の間に自動改ページの点線が表示

されていることを確認します。 ③66行目を行単位で選択します。 ④[ページレイアウト]タブをクリックします。 ⑤[ページ設定]の[改ページ]ボタンをクリックし、

[改ページの挿入]をクリックします。 ⑥任意のセルをクリックして範囲選択を解除します。 ⑦65行目と66行目の間(8月13日と8月14日の間)

に実線が表示されたことを確認します。 ⑧同様にして、130行目(8月 25日と 8月 26日の間)

に手動で改ページを挿入します。 ⑨Ctrl キーを押したまま、Home キーを押してセル

A1に戻ります。 5. ①[挿入]タブをクリックします。 ②[テキスト]ボタンをクリックし、[ヘッダーとフッ

ター]ボタンをクリックします。 ③ページレイアウトビューに切り替わります。 ④[ヘッダー/フッターツール]の[デザイン]タブが

表示されていることを確認します。 ⑤ヘッダーの左側をクリックしてカーソルを表示しま

す。 ⑥[ヘッダー/フッター要素]の[現在の日付]ボタン

をクリックします。 ⑦ヘッダーの左側に "&[日付]" と表示されたこと

を確認します。 ⑧[ナビゲーション]の[フッターに移動]ボタンを

クリックします。

⑨フッターの中央をクリックしてカーソルを表示しま

す。 ⑩[ヘッダー/フッター要素]の[ページ番号]ボタン

をクリックします。 ⑪フッターの中央に "&[ページ番号]" と表示され

たことを確認します。 ⑫任意のセルをクリックしてフッターを確定します。 ⑬Ctrl キーを押したまま、Home キーを押してセル

A1に戻ります。 ⑭ズームスライダーの左側にある[標準]ボタンをク

リックして、標準表示に切り替えます。 6. ①[ファイル]タブの[印刷]をクリックして印刷イ

メージを表示します。 ②ヘッダー左側に現在の日付が表示されていることを

確認します。 ③フッター中央にページ番号が表示されていることを

確認します。 ④ をクリックして 2ページ目を表示します。 ⑤表のタイトルと列見出しが表示されていることを確

認します。 7. ①[名前を付けて保存]をクリックします。 ②[コンピューター]をクリックし[参照]をクリッ

クして、[名前を付けて保存]ダイアログボックスを開

きます。 ③[ファイルの場所]を[保存用]に変更し、[ファイ

ル名]ボックスに "復習12 第 2四半期売上集計(印

刷用)" と表示されていることを確認し、[保存]をク

リックします。 ※②、③の手順の代わりに、" 近使用したフォルダー

" の一覧の[保存用]をクリックしてもかまいません。 ④[ファイル]タブをクリックし[閉じる]クリック

してブックを閉じます。

復習問題 13-1

1. ①[復習問題]フォルダーのブック "復習 13-1 ワイ

ン請求書" を開きます。 2. ①セルE16~E35を範囲選択し、[データ]タブの[デー

タツール]の[データの入力規則]ボタンをクリック

して、[データの入力規則]ダイアログボックスを開き

ます。 ②[設定]タブが選択されていることを確認し、[入力

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Office 2013 基本演習[Word/Excel/PowerPoint] 復習問題解答集

72

値の種類]ボックスの一覧の[整数]をクリックしま

す。 ③[データ]ボックスの一覧の[次の値以上]をクリッ

クします。 ④[ 小値]ボックスに「5」と入力します。 3. ①[エラーメッセージ]タブをクリックします。 ②[無効なデータが入力されたらエラーメッセージを

表示する]チェックボックスがオンになっていること

を確認します。 ③[スタイル]ボックスに "停止" が選択されている

ことを確認します。 ④[タイトル]ボックスに「ケース数の確認」と入力

します。 ⑤[エラーメッセージ]ボックスに「ケース数は 5以

上の値で入力してください。」と入力します。 ⑥[OK]をクリックします。 4. ①セル B16~B35 を選択し、[データ]タブの[デー

タの入力規則]ボタンをクリックして、[データの入力

規則]ダイアログボックスを開きます。 ②[設定]タブをクリックし、[入力値の種類]ボック

スの一覧の[リスト]をクリックします。 ③[ドロップダウンリストから選択する]チェックボッ

クスがオンになっていることを確認します。 ④[元の値]ボックスをクリックし、シート "商品マ

スター" のセルA4~A15をドラッグします。 ⑤ [ 元 の 値 ] ボ ッ ク ス 内 に "= 商 品 マ ス

ター!$A$4:$A$15" と表示されていることを確認し、

[OK]をクリックします。 5. ①セルB16をクリックし、▼をクリックして、ドロッ

プダウンリストの一覧の[WRFRA001]をクリック

します。 ②セルB16に商品CD "WRFRA001" が入力されたこ

とを確認します。 ③セルE16に「4」と入力してEnter キーを押し、エ

ラーメッセージが表示されることを確認します。 ④[再試行]をクリックし、セル E16 に「8」と入力

します。 6. ①セルA16~A35を範囲選択し、[ホーム]タブの[数

値]グループのダイアログボックス起動ツールをク

リックして、[セルの書式設定]ダイアログボックスを

開きます。 ②[表示形式]タブの[分類]ボックスで[ユーザー

定義]をクリックします。 ③[種類]ボックスに「000」と入力します。 ④[サンプル]に "001" と表示されていることを確認

し、[OK]をクリックします。 7. ①セルA6をクリックし、[数値]グループのダイアロ

グボックス起動ツールをクリックして、[セルの書式設

定]ダイアログボックスを開きます。 ②[表示形式]タブの[分類]ボックスで[ユーザー

定義]をクリックします。 ③[種類]ボックスに「@" 御中"」と入力します。 ④[サンプル]に "株式会社ディスカウントジェーム

ス 御中" と表示されていることを確認し、[OK]を

クリックします。 8. ①[保存用]フォルダーにブック "復習 13-1 ワイン

請求書" を同じ名前で保存して閉じます。

復習問題 14-1

1. ①[復習問題]フォルダーのブック "復習 14 顧客別

売上分析" を開きます。 2. ①シート "売上実績集計" の "売上実績" の列内の任

意のセルをアクティブにします。 ②[データ]タブをクリックし、[並べ替えとフィル

ター]の[降順]ボタンをクリックします。 ③列 "売上実績" を基準に、データが降順で並べ変

わったことを確認します。 3. ①セルB3~B15とセルF3~F15を選択します。 ②[挿入]タブの[グラフ]の[円またはドーナツグ

ラフの挿入]ボタンをクリックし、[補助円グラフ付き

円グラフ]をクリックして補助円グラフ付き円グラフ

を作成します。 ③円グラフが作成されたことを確認し、セル A25~G45の範囲にグラフを移動し、サイズ調整を行います。 ④[グラフツール]の[デザイン]タブが選択されて

いることを確認し、[グラフのレイアウト]の[クイッ

クレイアウト]ボタンをクリックして、[レイアウト 5]をクリックします。 ⑤グラフタイトルを "売上構成比" に変更します。 ⑥グラフ以外の場所をクリックしてグラフの選択を解

除します。 4. ①表を表示し、グラフ化する範囲、セル B3~B15 と

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Office 2013 基本演習[Word/Excel/PowerPoint] 復習問題解答集

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セルF3~F15を範囲選択します。 ②[挿入]タブの[グラフ]の[縦棒グラフの挿入]

ボタンをクリックし、[2-D縦棒]の[集合縦棒]をク

リックして、集合縦棒グラフを作成します。 ③集合縦棒グラフが作成されたことを確認し、セル

H25~M45の範囲にグラフを移動し、サイズ調整を行

います。 5. ①グラフエリアをクリックしてショートカットツール

を表示します。 ②[グラフ要素]ボタンをクリックし、[凡例]チェッ

クボックスをポイントし、右向き三角ボタンをクリッ

クします。 ③[下]をクリックして凡例をグラフの下に表示しま

す。 6. ①表を表示し、セルL3~L15をコピーします。 ②集合縦棒グラフを表示し、プロットエリアをクリッ

クします。 ※グラフエリアをクリックしてもかまいません。 ③プロットエリアにハンドルが表示され、選択された

ことを確認し、[貼り付け]ボタンをクリックします。 ④グラフにデータ系列 "前年度実績" が追加されたこ

とを確認します。 ⑤表を表示し、セルK3~K15をコピーします。 ⑥集合縦棒グラフを表示し、グラフのプロットエリア

を選択して、[貼り付け]ボタンをクリックし、グラフ

に "達成率" のデータ系列を追加します。 ⑦"凡例" に "達成率" が追加されていることを確認

し、Esc キーを押して、セル K3~K15 の点滅する点

線を解除します。 7. ①[グラフツール]の[デザイン]タブをクリックし

ます。 ②[種類]の[グラフの種類の変更]ボタンをクリッ

クして[グラフの種類の変更]ダイアログボックスを

開きます。 ③[すべてのグラフ]タブが選択されていることを確

認し、[組み合わせ]をクリックし[集合縦棒 – 第 2軸の折れ線]をクリックします。 ④[データ系列に使用するグラフの種類と軸を選択し

てください]ボックスの[達成率]の[グラフの種類]

ボックスの▼をクリックします。 ⑤[折れ線]の[マーカー付き折れ線]をクリックし

て、[OK]をクリックします。 ⑥ "達成率" のデータ系列が第 2 軸に設定され、単位

"%" が右側の数値軸に表示されたことを確認します。 8. ①複合グラフが選択されていることを確認し、ショー

トカットツールの[グラフ要素]ボタンをクリックし、

[グラフタイトル]チェックボックスをポイントし、

右向き三角ボタンをクリックします。 ②[グラフの上]をクリックしてグラフタイトルを追

加します。 ③グラフタイトルに「顧客別売上実績・達成率比較」

と入力します。 ④ショートカットツールの[グラフスタイル]ボタン

をクリックし、一覧の[スタイル 2]をクリックして、

グラフのスタイルを変更します。 ⑤グラフのスタイルが変わったことを確認し、グラフ

以外の場所をクリックしてグラフの選択を解除します。 9. ①補助円グラフ付き円グラフのグラフエリアをクリッ

クして選択します。 ②[グラフツール]の[デザイン]タブをクリックし

ます。 ③[グラフのレイアウト]の[グラフ要素を追加]ボ

タンをクリックし、[データラベル]の[その他のデー

タラベルオプション]をクリックして[データラベル

の書式設定]作業ウィンドウを開きます。 ④[ラベルオプション]が選択されていることと、[ラ

ベルの内容]の[分類名]チェックボックスがオンに

なっていることを確認します。 ※[値]チェックボックスがオンになっている場合は

オフにします。 ⑤[パーセンテージ]チェックボックスをオンにしま

す。 ⑥[ラベルの位置]の[外部]をクリックします。 ⑦[表示形式]が表示されるまでスクロールし、[表示

形式]をクリックします。 ⑧下までスクロールし、[カテゴリ]ボックスの一覧の

[パーセンテージ]をクリックします。 ⑨[小数点以下の桁数]ボックスに「1」と入力し、

閉じるボタンをクリックします。 ⑩補助円グラフ付き円グラフのデータ系列をクリック

し、補助円グラフ付き円グラフのデータ系列にハンド

ルが表示されていることを確認します。 ⑪[グラフツール]の[書式]タブをクリックし、[現

在の選択範囲]の[選択対象の書式設定]ボタンをク

リックして[データ系列の書式設定]作業ウィンドウ

を開きます。 ⑫[系列のオプション]が選択されていることを確認

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し、[補助プロットの値]の▼をクリックして「3」に

変更します。 ⑬[補助プロットのサイズ]のスライダーを "50%" になるまでドラッグし、閉じるボタンをクリックします。 ⑭データラベルをクリックし、"ミセスマックス" のデータラベルをクリックして、"ミセスマックス" のデータラベルだけを選択します。 ⑮データラベル "ミセスマックス" の枠線をポイント

し、区分線に重ならないように、図を参考にドラッグ

します。 10. ①複合グラフのグラフエリアをクリックして選択しま

す。 ②[グラフツール]の[デザイン]タブをクリックし

ます。 ③[グラフのレイアウト]の[グラフ要素を追加]ボ

タンをクリックし、[データテーブル]の[凡例マーカー

なし]をクリックします。 ④[グラフツール]の[デザイン]タブが選択されて

いることを確認します。 ⑤[場所]の[グラフの移動]ボタンをクリックして

[グラフの移動]ダイアログボックスを開きます。 ⑥[グラフの配置先]の[新しいシート]を選択し、

右側のボックスに「売上実績比較」と入力して[OK]

をクリックします。 ⑦複合グラフの主軸をクリックします。 ⑧[グラフツール]の[書式]タブで、[現在の選択範

囲]の[選択対象の書式設定]ボタンをクリックして、

[軸の書式設定]作業ウィンドウを開きます。 ⑨[軸のオプション]が選択されていることを確認し

ます。 ⑩[ 小値]ボックスに「15000」と入力します。 ⑪[ 大値]ボックスに「32000」と入力して、閉じ

るボタンをクリックします。 ⑫グラフエリアをクリックして主軸の選択を解除しま

す。 11. ①[保存用]フォルダーにブック "復習 14 顧客別売

上分析" を同じ名前で保存します。

復習問題 14-2

1. ①シート "売上実績集計" をアクティブにし、セルC4~E23を範囲選択します。 ②[ホーム]タブをクリックし、[スタイル]の[条件

付き書式]ボタンをクリックします。 ③[セルの強調表示ルール]をポイントし、[指定の値

より小さい]をクリックして[指定の値より小さい]

ダイアログボックスを開きます。 ④[次の値より小さいセルを書式設定]ボックスに

「7,000」と入力します。 ⑤[書式]ボックスの▼をクリックし[赤の文字]を

クリックします。 ⑥[OK]をクリックします。 ⑦セルの値が "7,000" より小さいセルに、赤の文字の

書式が設定されていることを確認します。 2. ①セル J4~J23を範囲選択します。 ②[ホーム]タブの[条件付き書式]ボタンをクリッ

クします。 ③[データバー]をポイントし、[塗りつぶし(グラデー

ション)]の[水色のデータバー]をクリックします。 ④任意のセルをクリックし、範囲選択を解除します。 ⑤正の値が水色のデータバーで表示されていることを

確認します。 ⑥負の値が赤のデータバーで表示されていることを確

認します。 3. ①セルK4~K23を範囲選択します。 ②[ホーム]タブの[条件付き書式]ボタンをクリッ

クします。 ③[アイコンセット]をポイントし、[方向]の[3種

類の三角形]をクリックします。 ④セル K4~K15 に 3 種類の三角形のアイコンセット

が設定されたことを確認します。 ⑤セルM4~M23を範囲選択します。 ⑥[ホーム]タブの[条件付き書式]ボタンをクリッ

クします。 ⑦[アイコンセット]をポイントし、[インジケーター]

の[3つの記号(丸囲みなし)]をクリックします。 ⑧セルM4~M15に 3つの記号(丸囲みなし)のアイ

コンセットが設定されたことを確認します。 4. ①セルK4~K23を範囲選択します。 ②[ホーム]タブの[条件付き書式]ボタンをクリッ

クします。 ③[ルールの管理]をクリックし、[条件付き書式ルー

ルの管理]ダイアログボックスを開きます。 ④[ルールの編集]ボタンをクリックし、[書式ルール

の編集]ダイアログボックスを開きます。 ⑤"セルの値に基づいてすべてのセルを書式設定" が選択されていることを確認します。

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Office 2013 基本演習[Word/Excel/PowerPoint] 復習問題解答集

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⑥[次のルールに従って各アイコンを表示]の 1番目

のアイコンの ">=" の▼をクリックし[>]をクリッ

クします。 ⑦[種類]ボックスの▼をクリックし[数値]をクリッ

クします。 ⑧[値]ボックスに「1.02」と入力します。 ⑨[次のルールに従って各アイコンを表示]の 2番目

のアイコンが ">=" になっていることを確認します。 ⑩[種類]ボックスの▼をクリックし[数値]をクリッ

クします。 ⑪[値]ボックスに「1」と入力し、[OK]をクリッ

クします。 ⑫[OK]をクリックして[条件付き書式ルールの管

理]ダイアログボックスを閉じます。 ⑬任意のセルをクリックして範囲選択を解除し、変更

後の条件でアイコンが表示されていることを確認しま

す。 5. ①セルM4~M23を範囲選択します。 ②[ホーム]タブの[条件付き書式]ボタンをクリッ

クし、[ルールの管理]をクリックして[条件付き書式

ルールの管理]ダイアログボックスを開きます。 ③[条件付き書式ルールの管理]ダイアログボックス

の[ルールの編集]ボタンをクリックして、[書式ルー

ルの編集]ダイアログボックスを開きます。 ④1番目のアイコンの▼をクリックします。 ⑤[緑の丸]をクリックし、[OK]をクリックします。 ⑥[OK]をクリックして[条件付き書式ルールの管

理]ダイアログボックスを閉じます。 ⑦任意のセルをクリックして選択を解除し、緑の

チェックマークが緑の丸のアイコンに変わったことを

確認します。 6. ①セルC4~E23を範囲選択します。 ②[ホーム]タブの[条件付き書式]ボタンをクリッ

クし、[新しいルール]をクリックして[新しい書式ルー

ル]ダイアログボックスを開きます。 ③[ルールの種類を選択してください]ボックスで[指

定の値を含むセルだけを書式設定]をクリックします。 ④[次のセルのみを書式設定]の[次の値の間]ボッ

クスの▼をクリックし、[次の値より大きい]をクリッ

クします。 ⑤右側のボックスに「8000」と入力します。 ⑥[書式]ボタンをクリックして[セルの書式設定]

ダイアログボックスを開きます。 ⑦[フォント]タブが選択されていることを確認しま

す。 ⑧[スタイル]の[太字]をクリックします。 ⑨[塗りつぶし]タブをクリックします。 ⑩[背景色]の[水色](一番下の行の右から 4列目)

をクリックし、[OK]をクリックします。 ⑪[OK]をクリックして[新しい書式ルール]ダイ

アログボックスを閉じます。 ⑫任意のセルをクリックして選択を解除し、セルの値

が "8,000" より大きい場合に指定した条件付き書式

が適用されていることを確認します。 7. ①[挿入]タブをクリックし、[スパークライン]の[折

れ線]ボタンをクリックして[スパークラインの作成]

ダイアログボックスを開きます。 ②[データ範囲]ボックスにカーソルが表示されてい

ることを確認し、セルC4~E23をドラッグします。 ③[場所の範囲]ボックスをクリックし、セル H4~H23をドラッグします。 ④[場所の範囲]ボックスに "$H$4:$H$23" と表示

されていることを確認し[OK]をクリックします。 ⑤任意のセルをクリックして選択を解除し、セルにス

パークラインが挿入されていることを確認します。 8. ①セルH4~H23を範囲選択します。 ②[スパークラインツール]の[デザイン]タブをク

リックします。 ③[スタイル]の [その他]ボタンをクリックし、

[スパークラインスタイル濃色#6]をクリックします。 ④[表示]の[頂点(谷)]チェックボックスをオンに

します。 ⑤[スタイル]の[スパークラインの色]ボタンをク

リックします。 ⑥[太さ]をポイントし、[2.25pt]をクリックします。 ⑦範囲選択を解除して、スパークラインのスタイルが

変わり、"頂点(谷)" が表示され、太さが変わったこ

とを確認します。 9. ①ブック "復習 14 顧客別売上分析" を上書き保存

します。

復習問題 15-1

1. ①[Office2013 テキスト]の[復習問題]フォルダー

を開いて、"復習 15-1 プレゼンテーション成功のカ

ギ" をダブルクリックします。 2.

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Office 2013 基本演習[Word/Excel/PowerPoint] 復習問題解答集

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①[ファイル]タブをクリックして、[閉じる]をクリッ

クします。 ②保存の確認メッセージが表示された場合には、[保存

しない]をクリックします。 3. ①[ファイル]タブをクリックして、[新規]をクリッ

クし、[新しいプレゼンテーション]をクリックします。 ②[デザイン]タブの[スライドのサイズ]ボタンをク

リックし、[標準(4:3)]をクリックします。 4. ①タイトルプレースホルダーをクリックして、「容器包

装リサイクル制度を知る」と入力します。 5. ①サブタイトルプレースホルダーをクリックして、「リ

サイクル推進室」と入力します。 6. ①[ファイル]タブをクリックして、[名前を付けて保

存]をクリックします。 ②[コンピューター]を選択し[参照]ボタンをクリッ

クすると[名前を付けて保存]ダイアログボックスが

表示されるので、[Office2013テキスト]の[保存用]

フォルダーに移動します。 ③ファイル名を "復習 15-1 容器包装リサイクルと

は(完成)" に変更して、[保存]ボタンをクリックし

ます。

復習問題 15-2

1. ①[Office2013 テキスト]の[復習問題]フォルダー

を開いて、"復習 15-2 容器包装リサイクルとは" をダブルクリックします。 2. ①[新しいスライド]ボタンの下半分をクリックして、

表示されたスライドレイアウト一覧から[タイトルと

コンテンツ]をクリックします。 3. ①挿入されたスライドのタイトルプレースホルダーを

クリックして、「容器包装リサイクルの背景」と入力し

ます。 4. ①挿入されたスライドのコンテンツプレースホルダー

をクリックして、「「大量生産・大量消費・大量破棄」

が原因で制定」と入力します。 ②Enter キーで改行します。 ③「廃棄物を埋め立てる場所が足りなくなった」と入

力します。 ④Enter キーで改行します。 ⑤「特に割合の多い容器包装のリサイクルが急務」と

入力します。 5. ①[新しいスライド]ボタンの上半分をクリックして、

新しいスライドを挿入します。 6. ①挿入されたスライドのタイトルプレースホルダーを

クリックして、「容器包装リサイクル法の仕組み」と入

力します。 7. ①挿入されたスライドのコンテンツプレースホルダー

をクリックして、「消費者の役割「分別排出」」と入力

します。 ②Enter キーで改行します。 ③「市町村が定めるルールに従って分別して排出」と

入力します。 ④Enter キーで改行します。 ⑤「市町村の役割「分別収集」」と入力します。 ⑥Enter キーで改行します。 ⑦「排出されたごみを収集して、リサイクル業者に渡

す」と入力します。 ⑧Enter キーで改行します。 ⑨「事業者の役割「リサイクル」」と入力します。 ⑩Enter キーで改行します。 ⑪「容器包装リサイクル法に基づきリサイクルを行う」

と入力します。 8. ①箇条書きの "市町村が定めるルールに従って…"の段落内をクリックしてカーソルを挿入し[ホーム]タ

ブの[段落]グループにある[インデントを増やす]

ボタンをクリックします。 ②同様に "排出されたごみを収集して…"、"容器包装

リサイクル法に…" の段落も同様に操作します。 9. ①ステータスバーの[標準]ボタンをクリックします。 10. ①"容器包装リサイクル法に基づきリサイクルを行う" の文字列の末尾をクリックしてカーソルを挿入し、

Enter キーで改行します。 ②「3R推進マイスター制度について」と入力します。 11. ①"3R 推進マイスター制度について" の段落内をク

リックして、[インデントを減らす]ボタンを 2 回ク

リックします。

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Office 2013 基本演習[Word/Excel/PowerPoint] 復習問題解答集

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12. ①ステータスバーの[標準]ボタンをクリックします。 13. ①[ファイル]タブをクリックして、[名前を付けて保

存]をクリックします。 ②[コンピューター]を選択し[参照]ボタンをクリッ

クすると[名前を付けて保存]ダイアログボックスが

表示されるので、[Office2013テキスト]の[保存用]

フォルダーに移動します。 ③ファイル名を "復習 15-2 容器包装リサイクルと

は(完成)" に変更して、[保存]ボタンをクリックし

ます。

復習問題 15-3

1. ①[Office2013テキスト]の[復習問題]フォルダー

を開いて、"復習 15-3 容器包装リサイクルとは" をダブルクリックします。 2. ①ステータスバーの[スライド一覧]ボタンをクリッ

クします。 3. ①2枚目のスライドをクリックします。 ②[新しいスライド]ボタンの下半分をクリックして、

[選択したスライドの複製]をクリックします。 4. ①複製されたスライドを、4 枚目と 5 枚目のスライド

の間にドラッグします。 5. ①4 枚目のスライドが選択されていることを確認して、

Del キーを押します。 6. ①ステータスバーの[標準]ボタンをクリックします。 7. ①[デザイン]タブをクリックして、[テーマ]にある

[その他]ボタンをクリックして、表示された一覧か

ら[レトロスペクト]をポイントします。 8. ①[テーマ]にある[その他]ボタンをクリックして表

示された一覧から[オーガニック]をクリックします。 9. ①スライドのサムネイルにある4枚目のスライドをク

リックします。 ②[ホーム]タブをクリックして、[スライド]グルー

プの[レイアウト]ボタンをクリックします。

③表示されたレイアウト一覧から[2つのコンテンツ]

をクリックします。 10. ①[デザイン]タブをクリックして、[バリエーション]

グループにある[その他]ボタンをクリックして、[背

景のスタイル]をポイントします。 ②表示された一覧から[スタイル 6]をクリックしま

す。 11. ①スライドのサムネイルにある1枚目のスライドをク

リックします。 ②タイトルの入力されたプレースホルダーを選択しま

す(点線でなく実線になるように)。 ③[ホーム]タブをクリックして、[フォント]グルー

プの[フォント]を[MS P明朝]に、[フォントサ

イズ]を[48]に変更します。 12. ①サブタイトルの入力されたプレースホルダーを選択

します(点線でなく実線になるように)。 ②[フォント]グループの[斜体]と[文字の影]ボ

タンをクリックします。 ③「フォントの色」ボタンの▼をクリックして、一覧

から[濃い青]をクリックします。 13. ①サブタイトルの入力されたプレースホルダーが選択

されていることを確認します。 ②[段落]グループの[右揃え]ボタンをクリックし

ます。 14. ①スライドのサムネイルにある2枚目のスライドをク

リックします。 ②箇条書きが入力されているプレースホルダーを選択

します(点線でなく実線になるように)。 ③[段落]グループの[行間]ボタンをクリックして、

[1.5]をクリックします。 15. ①箇条書きが入力されているプレースホルダーが選択

されていることを確認します。 ②[段落]グループの[箇条書き]ボタンの▼をクリッ

クして、一覧から[塗りつぶし四角の行頭文字]をク

リックします。 16. ①[ファイル]タブをクリックして、[名前を付けて保

存]をクリックします。 ②[コンピューター]を選択し[参照]ボタンをクリッ

クすると[名前を付けて保存]ダイアログボックスが

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Office 2013 基本演習[Word/Excel/PowerPoint] 復習問題解答集

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表示されるので、[Office2013テキスト]の[保存用]

フォルダーに移動します。 ③ファイル名を "復習 15-3 容器包装リサイクルと

は(完成)" に変更して、[保存]ボタンをクリックし

ます。

復習問題 16-1

1. ①[Office2013テキスト]の[復習問題]フォルダー

を開いて、"復習 16-1 容器包装リサイクルとは" をダブルクリックします。 2. ①スライドのサムネイルにある4枚目のスライドをク

リックします。 ②プレースホルダーにある[SmartArt グラフィック

の挿入]をクリックします。 ③[SmartArt グラフィックの選択]ダイアログボッ

クスのカテゴリで[手順]をクリックし、[矢印と長方

形のプロセス]を選択して[OK]ボタンをクリック

します。 3. ①左の[テキスト]をクリックして、「Reduce(リデュー

ス)」と入力します。 ②真ん中の[テキスト]をクリックして、「Reuse(リ

ユース)」と入力します。 ③右の[テキスト]をクリックして、「Recycle(リサ

イクル)」と入力します。 4. ①挿入したSmartArtグラフィック全体を選択します。 ②[SmartArt ツール]の[デザイン]タブが選択さ

れていることを確認します。 ③[SmartArt のスタイル]グループの[その他]ボ

タンをクリックして、一覧から[バードアイ]をクリッ

クします。 5. ①スライドのサムネイルにある5枚目のスライドをク

リックします。 ②箇条書きが入力されているプレースホルダーを選択

します。 ③[ホーム]タブが選択されていることを確認して、

[段落]グループの[SmartArtグラフィックに変換]

ボタンをクリックします。 ④表示された一覧から[縦方向箇条書きリスト]をク

リックします。 6.

①[SmartArt ツール]の[デザイン]タブが選択さ

れていることを確認します。 ②[レイアウト]グループの[その他]ボタンをクリッ

クして、一覧から[横方向箇条書きリスト]をクリッ

クします。 7. ①[SmartArt のスタイル]グループの[その他]ボ

タンをクリックして、一覧から[立体グラデーション]

をクリックします。 8. ①スライドのサムネイルにある3枚目のスライドをク

リックします。 ②[ホーム]タブが選択されていることを確認して、

[図形描画]グループの[図形]ボタンをクリックし

ます。 ③表示された一覧から[対角する 2つの角を切り取っ

た四角形]をクリックして、箇条書き部分を囲むよう

にドラッグします。 9. ①[図形描画]グループの[クイックスタイル]ボタ

ンをクリックします。 ②表示された一覧から[パステル - 赤、アクセント4]をクリックします。 10. ①[図形描画]グループの[配置]ボタンをクリック

します。 ②表示された一覧から[ 背面へ移動]をクリックし

ます。 11. ①[ファイル]タブをクリックして、[名前を付けて保

存]をクリックします。 ②[コンピューター]を選択し[参照]ボタンをクリッ

クすると[名前を付けて保存]ダイアログボックスが

表示されるので、[Office2013テキスト]の[保存用]

フォルダーに移動します。 ③ファイル名を "復習 16-1 容器包装リサイクルと

は(完成)" に変更して、[保存]ボタンをクリックし

ます。

復習問題 17-1

1. ①[Office2013テキスト]の[復習問題]フォルダー

を開いて、"復習 17-1 容器包装リサイクルとは" をダブルクリックします。 2.

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Office 2013 基本演習[Word/Excel/PowerPoint] 復習問題解答集

79

①スライドのサムネイルにある7枚目のスライドをク

リックします。 ②プレースホルダーにある[グラフの挿入]をクリッ

クします。 ③[グラフの挿入]ダイアログボックスのカテゴリが

[縦棒]であることを確認して、[3-D集合縦棒]を選

択して[OK]ボタンをクリックします。 ④画面の上部に表示されたグラフの編集ツールにある、

グラフのデータ範囲を示す青い線の右下隅をセル E4までドラッグします。 ⑤問題を参照してグラフの編集ツールにデータを入力

します。 ⑥グラフの編集ツールを[閉じる]ボタンで閉じます。 3. ①挿入したグラフが選択されていることを確認します。 ②[グラフツール]の[デザイン]タブが選択されて

いることを確認して[グラフのスタイル]グループの

[その他]ボタンをクリックします。 ③表示された一覧から[スタイル 11]をクリックしま

す。 4. ①スライドのサムネイルにある6枚目のスライドをク

リックします。 ②プレースホルダーにある[表の挿入]をクリックし

ます。 ③[表の挿入]ダイアログボックスが表示されるので、

列数を「3」に、行数を「5」に変更して[OK]ボタ

ンをクリックします。 ④問題を参照してデータを入力します。 5. ①表の外枠をクリックして、表全体を選択します。 ②[ホーム]タブをクリックして、[フォント]グルー

プの[フォントサイズ]ボタンの▼をクリックして、

[20]をクリックします。 6. ①表の右下にあるハンドルをドラッグして、表のサイ

ズを調整します。 7. ①[表ツール]の[デザイン]タブをクリックします。 ②[表のスタイル]グループの[その他]ボタンをク

リックして、一覧から[中間スタイル 1 - アクセント

1]をクリックします。 8. ①[表ツール]の[レイアウト]タブをクリックしま

す。 ②[配置]グループの[中央揃え]と[上下中央揃え]

ボタンをクリックします。 9. ①スライドのサムネイルにある3枚目のスライドをク

リックします。 ②[挿入]タブをクリックして[画像]グループにあ

る[オンライン画像]ボタンをクリックします。 ③[画像の挿入]ウィンドウにある[Office.comクリッ

プアート]の検索ボックスに「リサイクル エコ」と入

力して[検索]ボタンをクリックします。 ④検索されたクリップアートの一覧から、[グリーンエ

コ - 段ボール箱]をクリックして[挿入]ボタンをク

リックします。 ⑤完成例を参考に、イラストをドラッグし、適当な大

きさにサイズを調整します。 10. ①スライドのサムネイルにある4枚目のスライドをク

リックします。 ②[挿入]タブをクリックして[テキスト]グループ

の[ワードアート]ボタンをクリックします。 ③表示された一覧から[塗りつぶし - 青緑、アクセン

ト 2、輪郭 - アクセント 2]をクリックします。 ④「容器包装廃棄物の3Rを推進」と入力します。 ⑤挿入されたワードアートのプレースホルダーを選択

します(点線でなく実線になるように)。 ⑥[ホーム]タブをクリックし、[フォント]グループ

にある[フォントサイズ]ボタンの▼をクリックして、

[48]をクリックします。 ⑦ワードアートの実線部分をドラッグして、SmartArtグラフィックの下に配置します。 11. ①スライドのサムネイルにある2枚目のスライドをク

リックします。 ②[挿入]タブをクリックして[画像]グループの[画

像]ボタンをクリックします。 ③[図の挿入]ダイアログボックスが表示されるので、

[Office2013テキスト]の[復習問題]フォルダーに

ある "リサイクル" をクリックして[挿入]ボタンを

クリックします。 12. ①挿入された写真のハンドルをドラッグして、写真の

サイズを変更します。 ②写真をドラッグして、スライドの右下に配置します。 13. ①挿入した写真を選択した状態で[画像ツール]の[書

式]タブが選択されていることを確認します。 ②[図のスタイル]グループの[その他]ボタンをク

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Office 2013 基本演習[Word/Excel/PowerPoint] 復習問題解答集

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リックします。 ③表示された一覧から[対角を丸めた四角形、白]を

クリックします。 14. ①[ファイル]タブをクリックして、[名前を付けて保

存]をクリックします。 ②[コンピューター]を選択し[参照]ボタンをクリッ

クすると[名前を付けて保存]ダイアログボックスが

表示されるので、[Office2013テキスト]の[保存用]

フォルダーに移動します。 ③ファイル名を "復習 17-1 容器包装リサイクルと

は(完成)" に変更して、[保存]ボタンをクリックし

ます。

復習問題 18-1

1. ①[Office2013テキスト]の[復習問題]フォルダー

を開いて、"復習 18-1 容器包装リサイクルとは" をダブルクリックします。 2. ①[画面切り替え]タブをクリックします。 ②[画面切り替え]グループの[その他]ボタンをク

リックして[ワイプ]をクリックします。 ③[タイミング]グループの[すべてに適用]ボタン

をクリックします。 3. ①スライドのサムネイルにある2枚目のスライドをク

リックします。 ②箇条書きが入力されているプレースホルダーを選択

します。 ③[アニメーション]タブをクリックします。 ④[アニメーション]グループの[その他]ボタンを

クリックします。 ⑤一覧から[ランダムストライプ]をクリックします。 4. ①写真をクリックします。 ②[アニメーションの詳細設定]グループの[アニメー

ションの追加]ボタンをクリックします。 ③[強調]にある[拡大/収縮]をクリックします。 5. ①スライドのサムネイルにある7枚目のスライドをク

リックします。 ②グラフを選択します。 ③[アニメーション]グループの[その他]ボタンを

クリックして[ワイプ]をクリックします。

④[アニメーション]グループの[効果のオプション]

をクリックします。 ⑤一覧から[系列別]をクリックします。 6. ①[スライドショー]タブをクリックして[スライド

ショーの開始]グループの[ 初から]をクリックし

ます。 7. ①[ファイル]タブをクリックして、[名前を付けて保

存]をクリックします。 ②[コンピューター]を選択し[参照]ボタンをクリッ

クすると[名前を付けて保存]ダイアログボックスが

表示されるので、[Office2013テキスト]の[保存用]

フォルダーに移動します。 ③ファイル名を "復習 18-1 容器包装リサイクルと

は(完成)" に変更して、[保存]ボタンをクリックし

ます。

復習問題 19-1

1. ①[Office2013テキスト]の[復習問題]フォルダー

を開いて、"復習 19-1 容器包装リサイクルとは" をダブルクリックします。 2. ①スライドのサムネイルにある5枚目のスライドをク

リックします。 ②[表示]タブをクリックします。 ③[プレゼンテーションの表示]グループの[ノート]

ボタンをクリックします。 3. ①「テキストを入力」と表示されているノート部分を

クリックします。 ②問題文を参照して、文字列を入力します。 4. ①[プレゼンテーションの表示]グループの[標準]

ボタンをクリックします。 5. ①[ファイル]タブをクリックして[印刷]ボタンを

クリックします。 ②[設定]にある[フルページサイズのスライド]を

クリックして[3スライド]をクリックします。 ③画面右側に印刷プレビューが表示されます。 6. ①画面右下にある[ズームスライダー]の[拡大]ボタ

ンを数回クリックして倍率を[100%]にします。

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Office 2013 基本演習[Word/Excel/PowerPoint] 復習問題解答集

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7. ①[ズームスライダー]の右にある[ページに合わせ

る]ボタンをクリックします。 ②[設定]にある[3 スライド]をクリックして[6スライド(横)]をクリックします。 ③[印刷]ボタンをクリックします。 8. ①[ファイル]タブをクリックして、[名前を付けて保

存]をクリックします。 ②[コンピューター]を選択し[参照]ボタンをクリッ

クして[名前を付けて保存]ダイアログボックスが表

示されるので、[Office2013 テキスト]の[保存用]

フォルダーに移動します。 ③ファイル名を "復習 19-1 容器包装リサイクルと

は(完成)" に変更して、[保存]ボタンをクリックし

ます。