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泌尿器がんレジメン一覧
化学療法名 更新日
カバジタキセル 2020年8月14日
DTX 2020年8月14日
CDDP+VP16(小細胞) 2020年8月14日
内分泌療法 2020年8月14日
Ra223(ゾーフィゴ注) 2020年8月14日
前立腺がん 尿路上皮がん(膀胱・尿管・腎盂)
化学療法名 更新日
GC療法(day1.8) 2020年8月14日
M-VAC療法 2020年8月14日
GEM+CBDCA(day1.8) 2020年8月14日
GEM単独 2020年8月14日
ペムブロリズマブ 2次治療 2020年8月14日
【膀胱注入療法】
ドキソルビシン(ADM)膀注 2020年8月14日
イムノブラダー膀注 2020年8月14日
マイトマイシン膀注 2020年8月14日
化学療法名 更新日
ニボルマブ 2020年8月14日
腎細胞がん
前立腺がん
カバジタキセル(ジェブタナ注)
終了
生食100mL
生食100mL+デカドロン 1Vファモチジン1A+ネオレスタール1A
(30分)
ジェブタナ20~25mg/㎡+生食250mL (60分)
【Day1】
インラインフィルタ付きルート
(メインルートキープ)
【TOTAL 1時間30分】
・1コース3週おき・軽度催吐レジメン・アレルギー予防のために抗ヒスタミン剤を予防投与・インラインフィルタ付きルートを使用・発熱性好中球減少症予防のためにジーラスタを考慮(24時間~72時間の間に投与する)
薬剤 Day 1 22
カバジタキセル(ジェブタナ注)
20-25mg/㎡ ● ●
1コース 2コース
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ドセタキセル(タキソテール注)
終了
生食100mL
グラニセトロン+デカドロン 1V (30分)
ドセタキセル 60~75mg/㎡+生食250mL(60分)
【Day1】
(メインルートキープ)
【TOTAL 1時間30分】
・1コース3週おき・軽度催吐レジメン・経口ステロイドを併用(プレドニゾロン 10mg/日)・血管外漏出に注意(壊死性)・アルコール過敏のチェック(DTX)・アルコール不可の場合はアルコールフリーでの調整指示・車の運転に注意・DTX投与後、3週程度で脱毛出現
薬剤 Day 1 22
ドセタキセル(タキソテール注)
60~75mg/㎡ ● ●
1コース 2コース
一覧へ戻る
CDDP+VP16(小細胞)
ソルデム1 500mL硫酸Mg補正液 10mEq
終了
(1.7時間)
(1.7時間)
生食100mL
アロキシ+デカドロン1.5V (15分)
マンニットール 300mL (1時間)
シスプラチン80mg/㎡+生食(total500mL)
ソルデム1/500mL
エトポシド100mg/㎡+5%ブドウ糖500mL(90分)
(1.7時間)
(1.7時間)
【Day1】早朝開始
ソルデム3A/500mL
ソルデム3A/500mL
(約1.7時間)
(メインルートキープ)
【TOTAL 11時間15分】
薬剤 Day 1 2 3 22
VP16(エトポシド)
100mg/㎡ ● ● ● ●
CDDP(シスプラチン)
80mg/㎡ ● ●
1コース 2コース
制吐剤のデカドロンはDay1-4まで(DIV)補液はDay1-5まで予定
イメンド併用
高度催吐レジメン(CDDP:高度、VP16:軽度)エトポシドは3日間連続投与エトポシド投与中にアレルギーや穿刺部のフレア現象に注意
【Day2-3】ソルデム3A/500mL
ソルデム1/500mL
生食100mL
終了
生食100mL+デカドロン 1V (30分)
エトポシド100mg/㎡+5%ブドウ糖500mL (90分)
【Day4】 【Day5】
ソルデム3A/500mL
ソルデム1/500mL
ソルデム3A/500mL
ソルデム1/500mL
生食100mL
終了
生食100mL+デカドロン 1V (30分)
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【TOTAL 2時間】
内分泌療法
LH-RHアゴニスト GnRHアンタゴニスト(遮断薬)
【リュープロレリン】リュープリン 3.75 (4週)リュープリンSR 11.25 (12週)リュープリンPro 22.5 (24週)
【ゴセレリン】ゾラデックス3.6mgデポ (4週)ゾラデックス10.8mgデポ(12-13週)
【デガレリクス】ゴナックス120mgゴナックス80mg
初回240mg(120mg×2本)投与し、4週毎に80mgを維持量として投与する。
GnRHアンタゴニスト。下垂体GnRHレセプターと可逆的に結合下垂体からの黄体形成ホルモン(LH)の放出を抑制する結果、精巣からのテストステロン分泌を抑制
初回投与直後一過性に下垂体-性腺系刺激作用(急性作用)がみられた後、下垂体においては性腺刺激ホルモンの産生・放出が低下する。更に、精巣及び卵巣の性腺刺激ホルモンに対する反応性が低下し、テストステロン及びエストラジオール産生能が低下する(慢性作用)。リュープロレリン酢酸塩のLH放出活性はLH-RHの約100倍。
【デガレリクス】ゴナックス240mg
240mg注2Vの場合は、12週おき
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ゾーフィゴ注
•骨転移のある去勢抵抗性前立腺癌
• 1回55kBq/kgを4週間間隔で最大6回まで,緩徐に静脈内投与する
•放射線科管理
•放射性同位体である塩化ラジウム223
•便中にも排泄され、生活上の注意については放射線科の説明に従う
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尿路上皮がん(膀胱・尿管・腎盂)
GC療法(day1.8)
ソルデム1 500mL硫酸Mg補正液 10mEq
終了
(1.7時間)
(1.7時間)
生食100mL
アロキシ+デカドロン1.5V (15分)
マンニットール 300mL (1時間)
シスプラチン70mg/㎡+生食(total500mL)
ゲムシタビン1000mg/㎡+5%ブドウ糖100mL
(1.7時間)
【Day2】早朝開始
ソルデム3A/500mL
ヴィーンF 500mL
(1.7時間)
(メインルートキープ)
【TOTAL 11時間30分】
イメンド併用
【Day1・8】生食100mL
終了
グラニセトロン+デカドロン 1V
(30分)
ヴィーンF 500mL
生食 500mL(約1.7時間)
(1.7時間)
薬剤 Day 1 2 8 22
GEM(ゲムシタビン)
1000mg/㎡ ● ● ●
CDDP(シスプラチン)
70mg/㎡ ● ●
1コース 2コース
・1コース3週おき・高度催吐レジメン(CDDP:高度、GEM:軽度)・血管外漏出(GEM:非壊死, CDDP:炎症性)・GEM投与時の血管痛に注意・GEMの投与時間が60分を超えると骨髄抑制が増強する可能性あり
・ハイドレーションによる水分負荷に注意・ハイドレーションは腎障害予防のため
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【TOTAL約1時間】
M-VAC療法
(2.5時間)
アロキシ+デカドロン2V(15分)
マンニットール 300mL (1時間)
シスプラチン70mg/㎡+生食(total500mL)
メソトレキセート30mg/㎡+生食100mL
(2.5時間)
【Day2】早朝開始
ソルデム3A/500mL
ヴィーンF 500mL
【TOTAL 15時間】
イメンド併用
【Day1】ソルデム3A 500mL+メイロン20mL2本
ヴィーンF 500mL
グラニセトロン
(30分)
ヴィーンF 500mL
(約2時間)
(2.5時間)
薬剤 Day 1 2 15 22
MTX(メトトレキサート)
1000mg/㎡ ● ● ●
CDDP(シスプラチン)
70mg/㎡ ●
ビンブラスチン(エクザール注)
3mg/㎡ ● ● ●
ADM(ドキソルビシン)
30mg/㎡ ●
1コース
ソルデム1 500mL硫酸Mg補正液 10mEq
生食 500mL
(2.5時間)
(5時間)
制吐剤の後でタイミング良くIV
生食20mLドキソルビシン 30mg/㎡
生食20mLエクザール3mg/㎡
シスプラチンの側管からでも可
メソトレキセート30mg/㎡+生食100mL
【Day15・22】ソルデム3A 500mL+メイロン20mL 2本
ヴィーンF 500mL
グラニセトロン
(30分)
制吐剤の後でタイミング良くIV
生食20mLエクザール3mg/㎡
・尿路上皮がん・1コース4週おき・高度催吐レジメン
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(30分)
(30分)
(2.5時間)
(2.5時間)
【TOTAL 3時間30分】
【TOTAL 3時間30分】
CBDCA+GEM
終了
生食100mL
グラニセトロン+デカドロン6.6mg 1V (30分)
【Day1】
・1コース3週おき・中等度催吐レジメン(CBDCA:中程度 GEM:軽度)・血管外漏出(GEM:非壊死, CBDCA:炎症性)・GEM投与時の血管痛に注意・GEMの投与時間が60分を超えると骨髄抑制が増強する可能性あり
(メインルートキープ)
【TOTAL 約2時間】
薬剤 Day 1 8 22
GEM(ゲムシタビン)
1000mg/㎡ ● ● ●
CBDCA(カルボプラチン)
AUC=4.5 ● ●
1コース 2コース
ゲムシタビン 1000mg/㎡+5%ブドウ糖 100mL (30分)
カルボプラチン 4.5AUC+生食250mL
(約1時間)
終了
生食100mL
グラニセトロン+デカドロン 1V (30分)
(メインルートキープ)
【TOTAL約1時間】
ゲムシタビン 1000mg/㎡+5%ブドウ糖 100mL (30分)
【Day8】
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GEM単独
1コース 4週・軽度催吐レジメン(GEM:軽度)・GEM投与時の血管痛に注意・投与時間が60分を超えると骨髄抑制が増強する可能性あり
GEM:day1.8.15 4週毎
【Day1・8】
終了
生食100mL
ゲムシタビン 1000mg/㎡+5%糖液100mL (30分)
グラニセトロン100mL+デカドロン6.6mg
(メインルートキープ)
【TOTAL 45分】
(15分)
尿路上皮がん
薬剤 Day 1 8 15 21 28
GEM 1000mg/㎡ ● ● ● 休 ●
1コース 2コース
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Pembrolizumab(キイトルーダ®)
終了
生食100mL
キイトルーダ200mg/Body+生食100mL (30分)
【Day1】
生食50mL(フラッシュ)尿路上皮癌 (セカンドライン)・1コース3週おき・軽度催吐レジメン(Pembro:最小)・インラインフィルタ付きルートを使用・免疫チェックポイント阻害剤(ICI)であり、PD-1を阻害する
・免疫関連有害事象(irAE)に注意する。インラインフィルタ付きルート
(メインルートキープ)
【TOTAL 約30分+α】
文献:
薬剤 Day 1 22
Pembrolizumab(キイトルーダ)
200mg/Body ● ●
1コース 2コース
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膀胱注入療法ドキソルビシン膀注
• TUR-Btの際に、膀胱腫瘍を取り除くと同時にドキソルビシンを散布する。
•別名アドリアマイシン(ADM)
• 1時間程度膀胱内に貯留させ、その後排出させる
•手術日、day3、day8、その後1週間毎に投与する
•薬剤部で調製し、50mLのロックシリンジで払いだし
薬剤 Day 1 3 8 15
手術
ドキソルビシン 30mg/Body ● ● ● ●
1コース
・・・
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膀胱注入療法イムノブラダー膀注
• 1時間程度膀胱内に貯留させ、その後排出させる
•薬剤部で調製し、50mLのロックシリンジで払いだし
•結核菌を膀胱内に散布し、免疫誘導させ膀胱内の腫瘍を障害する。
•膀胱内に貯留させた液は、アルコール(消毒用エタノールやプロパノール)で失活させてから廃棄する
•投与後に発熱などが起こりうる
薬剤 Day 1 8 15 22 29 36
イムノブラダー乾燥BCG(結核菌)
40mg/Body ● ● ● ● ● ●
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膀胱注入療法マイトマイシン膀注
• TUR-Btの際に、手術後にマイトマイシンを膀胱注入する。
• 1時間程度膀胱内に貯留させ、その後排出させる
•手術日、day3、day8、その後1週間毎に投与する
•薬剤部で調製し、50mLのロックシリンジで払いだし
薬剤 Day 1 3 8 15
手術
マイトマイシン 20mg/Body ● ● ● ●
1コース
・・・
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腎細胞がん
終了
生食100mL
オプジーボ 240mg/Body+生食100mL (30分)
【Day1】
生食50mL(フラッシュ) 腎細胞がん・1コース2週おき・軽度催吐レジメン(最小)・インラインフィルタ付きルートを使用・免疫チェックポイント阻害剤(PD-1阻害剤)・irAE(免疫関連有害事象)に注意する
インラインフィルタ付きルート
(メインルートキープ)
【TOTAL 30分+α】
文献:
薬剤 Day 1 14
Nivolumab(オプジーボ)
240mg/Body ● ●
1コース 2コース
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