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2016 10 27 日(木)、神奈川県相模原市緑区にある橋本テクニカルセンター内に、技 術研修所がオープンしました。鉄骨 3 階建て、延べ床面積約 1,800 ㎡の建物で、点検技術 強化と技術者育成を目的とした研修施設として整備されたものです。 今後は、当社及び協力会社社員を対象とした研修を集中的に行うとともに、NEXCO 中日 本グループ社員や周辺自治体等外部の研修にも利用していただき、NEXCO 中日本グル ープの研修施設としての有効活用や地域との連携に努めてまいります。 (外観&内観) (橋本駅からのアクセス) 住所:〒252-0132 神奈川県相模原市緑区橋本台 1-10-17 TEL042-700-1340(代表) 中日本ハイウェイ・エンジニアリング東京㈱技術研修所がオープンしました。

中日本ハイウェイ・エンジニアリング東京㈱技術研修所 …...Central Nippon Highway Engineering Tokyo Technical Training Center 中日本ハイウェイ・エンジニアリング東京株式会社

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  • 2016 年 10 月 27 日(木)、神奈川県相模原市緑区にある橋本テクニカルセンター内に、技

    術研修所がオープンしました。鉄骨 3 階建て、延べ床面積約 1,800 ㎡の建物で、点検技術

    強化と技術者育成を目的とした研修施設として整備されたものです。

    今後は、当社及び協力会社社員を対象とした研修を集中的に行うとともに、NEXCO 中日

    本グループ社員や周辺自治体等外部の研修にも利用していただき、NEXCO 中日本グル

    ープの研修施設としての有効活用や地域との連携に努めてまいります。

    (外観&内観)

    (橋本駅からのアクセス)

    住所:〒252-0132 神奈川県相模原市緑区橋本台 1-10-17

    TEL:042-700-1340(代表)

    中日本ハイウェイ・エンジニアリング東京㈱技術研修所がオープンしました。

  • 中日本ハイウェイ・エンジニアリング東京

    技術研修所Central Nippon Highway Engineering TokyoTechnical Training Center

    中日本ハイウェイ・エンジニアリング東京株式会社

    技術研修所

    橋本駅からのアクセス

    テクニカルセンター配置図

    橋本駅南口より

    【バス】乗り場1:橋本58、59系統で15分南町バス停下車約3分

    【タクシー】:約10分

    【徒歩】:約1.5km、20分(橋本五差路地下道南口3の階段)

    〒252-0132 神奈川県相模原市緑区橋本台1-10-17 TEL:042-700-1340(代表) FAX:042-700-1339

    全体受付

    正門

    車庫 倉庫

    橋本道路技術事務所

    研修カテゴリ

    ●現場のニーズに合わせた、様 な々技術研修プログラムを提供します。

    ●点検に係る技術者の年代別・業務別研修計画を作成・実施し、「研修の見える化」を推進します。

    ●必要なトレーニング施設を整備し、トレーニング施設を活用した効率的な技術研修をスタートします。

    安全意識の啓発、安全行動知識習得を目指し、事故事例等による安全教育や法令教育及び足場を使用した安全確認、危険予知等の安全訓練を実施します。

    【代表的なプログラム】

    ● 安全意識啓発教育● 安全作業教育・訓練● 安全行動知識修得● 特別教育酸素欠乏危険作業

    各種点検研修により点検技術力の向上及び知識修得を目指すと共に、実物に近い橋梁やトンネル壁及び撤去された橋梁の一部を使って構造学習と点検手順、更には非破壊検査技術習得を可能とします。

    【代表的なプログラム】

    ● 日常点検・詳細点検基礎研修● 詳細点検専門研修(法面、橋梁、トンネル、交通・安全管理施設)

    ● 診断技術研修(法面・橋梁・トンネル)● 造園点検研修● 施工管理研修

    電気・通信・機械・建築の各分野において、点検や補修の実機訓練、知識習得を目指します。特にトンネル非常用設備では、実環境に近い、作業員の連携訓練を可能とします。

    【代表的なプログラム】

    ● トンネル非常用設備の水噴霧流量測定訓練● 低圧電気取扱い業務特別教育● IP設備技術研修● 通信線路接続訓練● 施設点検技術研修(初級)

    入門 高速道路の一般的知識点検業務の業務全般を理解

    1年経験年数

    上級高度な技術の対応緊急時の対応技術の伝承

    16年~経験年数中級 業務を自らの責任において実施(現場における指導)

    5年~15年経験年数初級 点検業務補助(指導者の下で点検)

    2年~5年経験年数入門 高速道路点検業務の業務

    上級

    経験年数

    責任において実る指導)

    15年

    高速道路 般的知識高速道路の一般的知識業務全般を理解

    中中級中級 業務を自らの責(現場における

    5年~1経験年数初初級初級 点検業務補助(指導者の下で点検)

    2年~5年経験年数

    安全研修 土木研修 施設研修

    研修コース

    技術研修の充実

    階層別研修橋本駅

    JR横浜線:至 八王子至 横浜

    京王相模原線:至 新宿

    JR相模線:至 茅ヶ崎

    アリオ橋本

    南口

    南町バス停

    トヨタ

    交番

    技術研修所

    アリオ橋本

    トヨタ

    交番 橋本五差路 R16

    R16

    R129

    研修生入口技術研修所

    2016年12月版

  • あらゆるシーンに合わせた教育・訓練の実施を目的とした研修施設

    講師控室

    休憩コーナー・更衣室倉庫

    研修室倉庫

    トイレ

    1 事務室会議室

    2Fフロアマップ

    IP研修室

    2 倉庫 安全スペース3

    舗装展示エリア

    4

    吹き抜け

    交通安全・交通管理施設展示エリア

    5

    1Fフロアマップ

    自家発電室6 施設設備実技研修エリア

    7 橋梁付属物展示エリア

    8土工展示エリア

    9

    7コンクリート構造物点検実技研修エリア

    14

    研修生入口

    水槽11橋梁点検実技研修エリア

    13安全作業訓練エリア

    12

    道路照明

    7トンネル非常用設備実技研修エリア

    11トンネル点検実技研修

    エリア

    10

    3Fフロアマップ

    通信管路

    経営の基本方針

    はじめに

    安全教育や研修の

    充実により、

    人財育成を強化します。

    人財育成の強化

    業務改革の推進により、

    安全・品質を向上させます。

    安全性・品質の向上点検技術の高度化や安全及び

    効率化を目指した、

    技術開発を推進します。

    技術開発の推進

    高速道路という重要な

    社会インフラを担う会社として、

    CSRを推進します。

    CSRの推進社会の信頼・要請に

    答えるべく、経営基盤を

    強化します。

    経営基盤の強化

    中日本ハイウェイ・エンジニアリング東京株式会社は、2007年12月25日にNEXCO中日本グループ会社として

    事業を開始して以来、経営理念に基づき、お客様に「安全・安心・快適」にご利用いただける道路空間・

    サービスの提供を目指し、日々 の業務に邁進してきました。

    しかしながら、2012年12月2日に中央自動車道笹子トンネルにおいて天井板が落下する痛ましい事故が発生し、

    9名もの方々の貴い命が失われました。私たちは保全点検を担当する企業として、この事故を決して忘れず、

    経営計画の策定にあたっては、「安全を何よりも優先する」ことを経営理念に明記して、安全性向上を最優先に

    取り組みを行っていきます。

    経営理念私たちは、NEXCO中日本グループの一員として、お客さまに安全・安心・快適にご利用いただける

    道路空間・サービスを提供し、地域社会の発展と国民の暮らしの向上に貢献するために、

    「安全を何よりも優先し」、「最高水準の技術の提供」、「考えて行動する企業」を目指します。

    トイレ

    技術研修所のトイレの床をNEXCO中日本のSA・PAで使用されている硬質ゴムタイル貼りとし、すべり測定等の技術を習得。

    施設研修

    1

    施設設備実技研修エリア - 3トンネル非常用設備の防災受信盤を設置。設定内容はAAトンネルがベース。シュミレータ機能として、トンネル壁に設置された消火栓の位置を任意に設定でき、防災受信盤の連動状況を確認できる機能を有している。これにより、トンネル内と防災受信盤との連携訓練が可能。

    施設研修

    7

    IP研修室IP伝送機器を用い、IP伝送設備に関する点検方法・障害対応の技術を習得。

    施設研修

    2

    休憩コーナー

    休憩時間には研修生がリラックスでき、研修生同士が話しやすいような環境を整備。

    安全スペース安全装備品やパネル展示及びモニター映像視聴並びに安全研修による安全意識啓発と安全行動知識を習得。

    土木・施設共通研修

    3

    舗装展示エリア高速道路で使用されているアスファルト舗装合材供試体及び舗装変状事例パネルにより点検ポイントを習得し、路面性状調査について、ロードタイガーによる調査概要説明パネルにより学習。

    土木研修

    4 交通安全・交通管理施設展示エリア防護柵、標識、遮音壁等の撤去部材及び点検ポイントパネルにより点検技術を習得。

    土木研修

    5

    土木研修

    支承、伸縮装置、PC定着体の製品サンプル及びパネルにより構造の特徴や点検技術を習得。

    橋梁付属物展示エリア8

    補強土壁工(テールアルメ)及びグランドアンカー、地山補強土工の製品サンプルと展示パネルにより、構造の特徴や基礎知識点検技術を習得。

    土木研修

    土工展示エリア9

    安全パネルや実物枠組足場による安全訓練実施により安全知識を習得。1階に設置したマンホールにおいて、酸素欠乏危険作業の講習及び実機訓練を実施することで、安全作業の向上を図る。

    土木・施設共通研修

    安全作業訓練エリア12

    自家発電室商用受電の停電に備え、自家発電設備を設置しており災害時等に対応。 自家発電設備を用いて、自家発電設備の基本的な機能と構造を習得。

    施設研修

    6 施設設備実技研修エリア - 1道路照明のベースプレート部の模擬部材を用い、構造点検の点検着目点、応力集中箇所及び非破壊検査の実機検査を実施し、点検技術を習得。

    施設研修

    7 施設設備実技研修エリア - 2実機に近い部材を用い、構造点検の訓練を実施。点検技術や測定技術を習得。

    施設研修

    7

    施設設備実技研修エリア - 4

    道路照明設備を設置し、構造点検の訓練を実施。高所の作業にあたり、安全に配慮した点検の訓練が可能。

    施設研修

    7 施設設備実技研修エリア - 5通信線路設備(通信管路設備)実技研修エリア通信線路(メタル・光ケーブル)の応急復旧接続訓練技術を習得。埋設管路の管理方法・探査方法等を習得。

    施設研修

    7 トンネル非常用設備実技研修エリアトンネル非常用設備(消火栓、水噴霧ヘッド、防災受信盤等)を設置。水噴霧流量測定を実施できる環境を構築し、総合的な連携訓練や点検技術を習得。

    施設研修

    11

    実橋に近い鋼鈑桁橋、新設RC床版、壁高欄、遮音壁、鋼橋主桁疲労き裂模型、及びRC床版撤去部材により、主構造、部材、付属物、RC床版の点検技術を習得。

    土木研修

    橋梁点検実技研修エリア13

    実物に近いトンネル壁サンプルに内装板を設置し、覆工コンクリート、内装板の点検技術を習得。

    土木研修

    トンネル点検実技研修エリア10打音点検用コンクリート壁、RC床版撤去部材等により打音点検、鉄筋探査、中性化試験、塩化物イオン濃度試験等を実技研修し点検・検査技術を習得。

    土木研修

    コンクリート構造物点検実技研修エリア14

    研修室

    最大120名の研修が可能。また、部屋を分割することで、2つの講義が同時に実施可能とした。講師と受講生相互間のコミニュケーションが図れるような教育システムの導入を予定している。例えば、リアルタイムの問題、回答、集計システムを活用し、正答率や課題箇所の傾向をその場で把握し情報共有することで、習熟度(理解度)の把握、研修の質の向上を図るものである。

    中日本エンシ中日本エンジニアパンフレット_表面中日本エンジニアパンフレット_中面