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ふじさわ市議会だより No.237 令和2年(2020年)4月25日 調11 使使調10 11 姿会派別 代表質問項目 ※多数会派順 民主・無所属クラブ 1 市長の政治姿勢について 市民クラブ藤沢 1 市長の政治姿勢について ふじさわ湘風会 1 市長の政治姿勢について 藤沢市公明党 1 本市の財政状況 2 安全で安心な暮らしを築く 3 2020年に向けてまちの魅力を創出する 4 笑顔と元気あふれる子どもたちを育てる 5 健康で豊かな長寿社会をつくる 6 都市の機能と活力を高める 日本共産党藤沢市議会議員団 1 市民の子育て、福祉、くらしが最優先に なる藤沢市政をつくることについて 2 憲法を市政に生かし、国県いいなりの市 政を切り替え、住民が主人公の市政にす ることについて 3 税金の使い方を市民が望む福祉や暮らし の分野を優先にすることについて アクティブ藤沢 1 市長の政治姿勢、サスティナブル藤沢、 スマート藤沢、インクルーシブ藤沢で目 指すまちづくりについて デジタル市役所の実現を目指す 多様な市民サービスに対応 ICT活用を推進 投票を身近に感じる選挙啓発を進める (※1)RPA…これまで人間が手作業で行っていた、表計算ソフトやメールソフトなど複数のアプリケーションを使用する業務について、そのプロセスをロボットにより自動化すること。 (※2)サウンディング調査…民間事業者との意見交換等を通し、事業に対して様々なアイデアや意見を把握する調査。 学生の市政参画の推進を図る = 大学生による政策提言の様子 経済的視点での再整備が求められる = 藤沢市民会館

効果的な選挙啓発を進める 主 表 な 質 問 多様な市民サービスに …shigikai.city.fujisawa.kanagawa.jp/voices/gikaidoc/... · 員長に提出したが、対応状教育長、選挙管理委員会委てまとめ、議長から市長、に関する意見を提言書としじさわで出た、投票率向上意見交換会カフェトークふあわせて、市民と議員との理委員会の見解を

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Page 1: 効果的な選挙啓発を進める 主 表 な 質 問 多様な市民サービスに …shigikai.city.fujisawa.kanagawa.jp/voices/gikaidoc/... · 員長に提出したが、対応状教育長、選挙管理委員会委てまとめ、議長から市長、に関する意見を提言書としじさわで出た、投票率向上意見交換会カフェトークふあわせて、市民と議員との理委員会の見解を

ふじさわ市議会だよりNo.237 令和2年(2020年)4月25日

可能かなどについて聞き取

りを行った。結果としては、

計画建物の機能や規模、地

区計画などの諸条件が整理

しきれていない状況であっ

たため、参加した民間事業

者から明快な回答を得るこ

とができなかった。そのた

め、2年度に予定している

基本構想の策定の際に、条

件整理ができた時点で、再

度サウンディング調査を実

施し、民間収益施設の誘致

による経済的なメリットや

官民連携など、発注方法を

含め、民間事業者からの意

見を聴取したいと考えてい

る。

ることを促すために、学生

と市民、企業、行政が協働

する仕組みをつくる条例を

制定するべきと考えるが、

市の見解を聞きたい。

また、高校生から提出さ

れた、市を盛り上げるため

に若者の意見を反映させる

「#藤キュン課」設置を求

める陳情に対する取組状況

と今後について聞きたい。

答弁

大学生については、

地域の縁側の運営やアート

スペースの事業への協力な

ど、取組ごとに地域活動へ

する認識や特徴に関する意

見交換会を行うことができ

た。今後は、意見交換を引

き続き行いながら、まずは、

高校生の思いを丁寧に受け

止め、その上で、若い時か

ら地域に関心を持ち、主体

的に地域活動に参画するこ

とにより、郷土への愛着や

誇りを抱いてもらえるよう、

意見を形にする仕組みづく

りなど、様々な取組の可能

性について検討していく。

ズに対し、時間と場所を問

わず、必要なサービスを最

適な形で届けることができ

るデジタル市役所の実現に

向け、取組を進めていく。

市民会館再整備

経済的視点で検討を

(市民クラブ藤沢)

質問

多くの費用を要する

公共施設の再整備は本市の

最大の長期的課題であり、

危機感を市民と共有し、市

政運営に努めていく必要が

あると考えるが、市民理解

の進め方について、見解を

聞きたい。あわせて、市民

会館再整備は、藤沢駅周辺

どにICTを導入し、さら

に効率化などの可能性があ

る業務へ展開していきたい

と考えている。一方で、さ

らなる業務へ拡大させるた

めには、ICTを活用する

ことができる職員の育成も

大変重要であると考えてい

る。今後は、職員に対して

最新技術の動向や、ICT

スキルや技術活用への考え

方の向上に資する研修など

を実施し、最新技術活用へ

の普及啓発や人材育成につ

いても進めていく。

また、行政運営において

は、行政内部の効率化だけ

ではなく、多様な市民ニー

し、災害時の注意等の情報

発信に加え、各種情報サイ

トへのリンクを設けている。

今後は、平常時から振り

仮名表記の避難所情報を掲

載するなど、外国人観光客

等に向けた災害情報の充実

について関係部局等と連携

を図りながら、取り組んで

いく。

若者の市政参画

仕組みづくりを検討

(民主・無所属クラブ)

質問

学生が市政に参画す

まえた、実運用を行ってい

る。また、本年2月に開催

した外国人市民向けの防災

セミナーでは、津波や風水

害の際の行政無線放送を聞

き、避難場所や避難経路を

考えるワークショップを行

うなど、避難行動に対する

理解を深める機会を設け、

防災に対する不明な点など

の意見を把握した。初動対

応のためのウェブサイトの

構築は、市のホームページ

に「やさしい日本語」によ

る災害情報のページを作成

として、避難所情報や避難

支援に関する災害情報の発

信の在り方について課題を

整理し、災害時における初

動対応のための情報等を提

供できるウェブサイトの構

築など、早急に対応する必

要があると考えるが、見解

を聞きたい。

答弁

本市では昨年11月と

本年1月に実施した津波対

策避難行動訓練において、

通常の放送に加え「やさし

い英語」による試験放送を

行い、現在、その結果を踏

行った。あわせて、新たに

防災行政無線を使用した投

票日の周知を行うなど、こ

れまでの手法にとらわれな

い形で幅広い啓発活動を実

施した。今後も、より効果

的な選挙啓発を行うととも

に、投票環境の向上が図ら

れるよう努めていく。

訪日外国人への対応

避難情報の充実図る

(藤沢市公明党)

質問

訪日外国人観光客に

向けた災害対策情報の発信

選挙をより身近に感じた方

も多かったと考えている。

次に、提言に基づく対応と

して、小学生向けの選挙教

室を継続して実施している

ほか、期日前投票所への顔

出しパネルの設置や啓発マ

スコットを使用した街頭で

の啓発グッズの配布などを

況について聞きたい。

答弁

市長選の投票率上昇

は、期日前投票者数が大幅

に増加していることから、

期日前投票の制度が広く周

知され、投票日当日に投票

に行くことができない方の

多くが、あらかじめ投票に

行ったことが要因と考えら

れる。また、令和元年度は

多くの選挙が行われ、年間

を通じて啓発を行ったため、

(民主・無所属クラブ)

質問

本年2月に実施され

た藤沢市長選挙の投票率上

昇の要因について、選挙管

理委員会の見解を聞きたい。

あわせて、市民と議員との

意見交換会カフェトークふ

じさわで出た、投票率向上

に関する意見を提言書とし

てまとめ、議長から市長、

教育長、選挙管理委員会委

員長に提出したが、対応状

のにぎわいや経済的効果の

視点で進めるべきと考える

が、検討状況を聞きたい。

答弁

公共施設再整備に対

する市民の理解については、

令和2年度末に策定予定の

第3次藤沢市公共施設再整

備プランにおいて、説明会

の回数を増やすなど周知方

法を検討していきたいと考

えている。市民会館等再整

備については、庁内での検

討と並行して、経済的視点

も重要であるとの考えから、

元年度に民間事業者へのサ

ウンディング調査(※2)

を実施し、本事業地におい

て、民間収益施設の立地が

の参画をしてもらっている

が、少子高齢化や人口減少

などの課題を踏まえ、まち

づくりを進めるには、若者

の参画はますます重要であ

ると考えている。今後は、

先進都市の事例を参考に、

若者がこれまで以上に参画

し、活躍できる環境づくり

について検討していく。

高校生からの陳情に対し

ては、本年1月に先生及び

生徒の皆さんと、本市に対

られている。本市の日常の

業務にも最先端技術を導入

し、デジタル市役所の実現

を積極的に推進することが、

効率的な行政運営と市民サ

ービスの向上につながると

考えるが、本市の見解と今

後の取組の方向性について

聞きたい。

答弁

これまで本市では、

電子申請システムの導入や

AI・RPA(※1)の実

証実験への参加など、IC

Tを活用した行政サービス

の取組を進めてきた。実施

した実証実験の中で、業務

効率化の有効性が確認され

た保育園の入所判定業務な

(ふじさわ湘風会)

質問

近年の技術進歩は目

覚ましく、新技術の開発と

実用化に向けた検討が進め

質表

 

2月定例会では、「一般質問」(議員個人による市政全般に対する

質問)に代えて、新年度の市長の施政方針や予算案等に対し、会派

を代表した議員が「代表質問」を行い市政をチェックしています。

 

今定例会の代表質問は、3月9日、10日、11日の3日間にわたっ

て行われ、6名の質問者が、市長の政治姿勢などについて、市の考

えをただしました。

会派別 代表質問項目※多数会派順

民主・無所属クラブ 1 市長の政治姿勢について

市民クラブ藤沢1 市長の政治姿勢について

ふじさわ湘風会1 市長の政治姿勢について

藤沢市公明党1 本市の財政状況2 安全で安心な暮らしを築く3 2020年に向けてまちの魅力を創出する4 笑顔と元気あふれる子どもたちを育てる5 健康で豊かな長寿社会をつくる6 都市の機能と活力を高める

日本共産党藤沢市議会議員団1 市民の子育て、福祉、くらしが最優先に

なる藤沢市政をつくることについて2 憲法を市政に生かし、国県いいなりの市

政を切り替え、住民が主人公の市政にすることについて

3 税金の使い方を市民が望む福祉や暮らしの分野を優先にすることについて

アクティブ藤沢1 市長の政治姿勢、サスティナブル藤沢、

スマート藤沢、インクルーシブ藤沢で目指すまちづくりについて

デジタル市役所の実現を目指す

多様な市民サービスに対応I C T 活 用 を 推 進

新たな周知活動を実施

効果的な選挙啓発を進める

市長選挙の投票率上昇に寄与

投票を身近に感じる選挙啓発を進める

(※1)RPA…これまで人間が手作業で行っていた、表計算ソフトやメールソフトなど複数のアプリケーションを使用する業務について、そのプロセスをロボットにより自動化すること。(※2)サウンディング調査…民間事業者との意見交換等を通し、事業に対して様々なアイデアや意見を把握する調査。

学生の市政参画の推進を図る=大学生による政策提言の様子経済的視点での再整備が求められる=藤沢市民会館