災害

心得の

さいがいのこころえ

手助けしてほしい人と

手助けしたい人をつなげる

ハンドブック

てだす ひと

てだす ひと

狛江市

はじめに世よ

の中なか

には、災さいがいじ

害時に手て だ す

助けを必ひつよう

要とする方かたがた

々

（妊にんさんぷ

産婦や高こうれいしゃ

齢者、障しょう

がい者しゃ

など）がたくさんいらっしゃいます。

「災さいがい

害の心こころえ

得」には、そういった手て だ す

助けを必ひつよう

要とする人ひと

と

手て だ す

助けをする人ひと

が、

お互たが

いに思おも

いやりを持も

って協きょうりょく

力し合あ

うための方ほうほう

法や考かんが

え方かた

について、

分わ

かりやすく説せつめい

明してあります。

ぜひ、本ほんさっし

冊子を災さいがいじ

害時のお役やく

に立た

てていただければ幸さいわ

いです。

黄き い ろ

色いハンカチ 狛こまえしぼうさい

江市防災ガイドヘルプマーク

障しょう

がいのある方かた

が手て

を貸か

してほしいとい

う意い し

思表ひょうじ

示をすると

きに使つか

います。

災さいがいじ

害時に役や く だ

立つ知ち し き

識

や防ぼうさい

災マップなどが

記き さ い

載されています。

援えんじょ

助や配はいりょ

慮を必ひつよう

要と

する方かた

が周しゅうい

囲からの

手て だ す

助けを受う

けやすく

するためのマークです。

※黄きいろ色いハンカチは狛

こまえ江

市しの障しょうがい者

しゃ用ようツール

です。

※狛こまえしぼうさい江市防災ガイドは、

安あんしんあんぜんか心安全課で無

むりょう料で配

はいふ布

しています。

※ヘルプマークは東とうきょうと京都

が作さくせい成し平

へい成せい29年

ねん７月がつ

2はつか0日から全

ぜんこくきょうつう国共通のマ

ークになりました。

妊に ん

産さ ん

婦ぷ

・乳にゅう

児じ

のいる方か た

外が い し ゅ つ じ

出時は、母ぼ し け ん こ う て ち ょ う

子健康手帳、保ほけん し ょ う

険証、診しんさ つ け ん

察券などをいつも持も

ち歩ある

くようにしましょう。

本ほんに ん

人

周まわ

り 妊に ん さ ん ぷ

産婦はストレスなどから体たいちょうふりょう

調不良をおこしやすいので、安

あんせ い

静にできるように気き

をつかいましょう。

乳にゅう じ

児の授じゅにゅう

乳やオムツの交こうか ん

換をしているときは、プライバシーの配

はいり ょ

慮をお願ねが

いします。

乳にゅう じ

児は環かんきょう

境の変へ ん か

化に敏びんか ん

感に反はんの う

応します。大おおご え

声で泣な

いてしまった場

ば あ い

合でも、やさしく見み ま も

守り、必ひつよ う

要があれば支

し え ん

援してあげてください。

マタニティマーク

母ぼしけんこうてちょう

子健康手帳

保ほけんしょう

険証

診しんさつけん

察券

1

ご高こう

齢れい

の方かた

・認にん

知ち

症しょう

の方かた

日ひ

ごろから、ご近きんじょ

所付づ

き合あ

いや横よこ

のつながりを大

たいせつ

切にしてください。

防ぼう

災さい

訓くん

練れん

に積せっきょくてき

極的に参さ ん か

加し、避ひ

難なん

経けい

路ろ

や避ひなんじょ

難所を確かくにん

認しましょう。

家か ぞ く

族の名な ま え

前と連れん

絡らく

先さき

、かかりつけのお医い し ゃ

者さんの名な ま え

前と連れん

絡らく

先さき

など災さいがいじ

害時に必ひつ

要よう

な事こと

を説せつ

明めい

できるメモを日ひ

ごろから身み

につけておきましょう。

困こま

っていることを自じ ぶ ん

分から言い

い出だ

せないことがあるので、明

あか

るい声こえ

でできるだけ話はな

しかけましょう。

できるだけ静しず

かな場ば し ょ

所で家か ぞ く

族や知し

り合あ

いの方

かた

のそばで過す

ごせるよう配はいりょ

慮してください。

トイレの場ば し ょ

所を分わ

かりやすくする工く

夫ふう

をしてください。

たくさんの情じょうほう

報を一い ち ど

度に伝つた

えないよう配はいりょ

慮してください。

必ひつよう

要なことは紙かみ

に書か

いてあげてください。

避ひなんじょ

難所の受うけつけ

付は

どこですか？

入いりぐち

口近ちか

くに

ありますよー。

一いっしょ

緒に行い

きましょう。

ご高こ う れ い

齢の方か た

認に ん ち し ょ う

知症の方か た

周まわ

り

周まわ

り

本ほんにん

人

本ほんにん

人

2

目め

の不ふ

自じ

由ゆ う

な方か た

外がいしゅつ

出 するときは、白はくじょう

杖、携けい た い

帯ラジオ、ヘルプカードなどの災さ い が い じ

害時に役や く だ

立つものを必

かなら

ず持も

ち運はこ

びましょう。

誘ゆう ど う

導するときは、どうしてほしいかを聞

き

いてから相あ い て

手のペースに合

あ

わせて進すす

みましょう。

実じっ さ い

際の方ほう こ う

向や距き ょ り

離などについて具

ぐ た い て き

体的に伝つた

えましょう。

お手てあら

洗いは

どこですか？

まっすぐ歩ある

くと、

つきあたりがあるので、

そこを右みぎ

ですよ。

一いっしょ

緒に行い

きましょう。

本ほんに ん

人

周まわ

り

目め

の不ふ じ ゆ う

自由な方かた

に役や く だ

立つベ

ストです。「目め

が不ふ じ ゆ う

自由」の

文も じ

字入い

りの反はんしゃざい

射材テープと

ホイッスルがついています。

裏うらめん

面

盲もうじん

人マーク

視し か く

覚

障しょう

がい者しゃよう

用

災さいがい

害ベスト

3

テントで食しょくじ

事を

提ていきょうちゅう

供中です！

教おし

えてくれて、

ありがとう。

耳み み

の不ふ

自じ

由ゆ う

な方か た

ジェスチャーを用もち

いたり、筆ひ つ だ ん ぐ

談具を用もち

いたりして会か い わ

話してください。手し ゅ わ

話でなくても口こ う わ

話（口くち

の形かたち

を読よ

みとる）で伝つた

えられることがあります。

状じょうきょう

況の把は あ く

握ができず、不ふ あ ん

安を感かん

じたときは、筆ひつだ ん

談などで周

まわ

りに相そうだ ん

談しましょう。

耳みみ

の不ふ じ ゆ う

自由な方かた

に役や く だ

立つベストです。「耳みみ

が不ふ じ ゆ う

自由」の文も じ い

字入り反はんしゃ

射

材ざい

テープやホイッスル、ヘルプマーク型がた

筆ひつだんぐ

談具がついています。

周まわ

り

本ほんに ん

人

聴ちょうかく

覚

障しょう

がい者しゃよう

用

災さいがい

害ベスト

耳みみ

マーク

裏うらめん

面

4

災さいがいじ

害時は杖つえ

や車くるま

いすが使つか

えない可かのうせい

能性が

あります。助たす

けを呼よ

ぶための道ど う ぐ

具（笛ふえ

や

携けいたい

帯電で ん わ

話など）を日ひ

ごろから身み

につけて

おきましょう。

通つうこう

行の妨さまた

げにならない

ように気き

をつけよう！

ブー！

ブー！！

体からだ

の不ふ

自じ

由ゆ う

な方か た

笛ふえ

やブザーなど、助たす

けを求もと

めたり、安あんぜん

全を確か く ほ

保するために必

ひつよう

要なものは日ひ

ごろから身み

につけておきましょう。

車くるま

いすを押お

すときは、動うご

かす前まえ

に声こえ

をかけてください。

車くるま

いすの通つうこう

行の妨さまた

げにならないように、つね日

ひ

ごろから通つ う ろ

路は広ひろ

くあけておきましょう。

本ほんに ん

人

周まわ

り

さあ、車くるま

いすを

おしますよ。

裏うらめん

面目め

又また

は耳みみ

の不ふ じ ゆ う

自由な方かた

以い

外がい

の障しょう

がい者しゃ

に役や く だ

立つベ

ストです。「支し え ん

援が必ひつよう

要で

す。」の文も じ

字入り反はんしゃ

射テー

プがついています。

5

周しゅう い

囲の方かた

に自じ ぶ ん

分の障しょう

がいを理り か い

解してもらえるように、何なに

か目めじる し

印になるようなものを身み

につけましょう。

外がいけ ん

見からはわかりにくい障しょう

がいです。ヘルプマークなどを身み

につけた方

かた

がいらっしゃいましたら、席せき

をゆずる、荷に も つ

物を代か

わりに持

も

つなどの手て だ す

助けをお願ねが

いします。

難なんびょう

病にはたくさんの種しゅる い

類（約やく

300種しゅ る い い じ ょ う

類以上）があり、人ひと

それぞれで症

しょうじょう

状が違ちが

います。相あ い て

手がどのような手て だ す

助けを必ひつよ う

要としているかを聞

き

いて、できることをお手て つ だ

伝いしましょう。

人じんこう

工肛こうもん

門や人じんこう

工膀ぼうこう

胱を使し よ う

用している方かた

のマーク

です。オストメイトの方かた

は、トイレの際さい

に、

時じ か ん

間が長なが

くかかってしまう場ば あ い

合があります。

内ないぶしょう

部障がい（心しんぞう

臓、腎じんぞう

臓、呼こ き ゅ う き き の う

吸器機能、膀ぼうこう

胱・

直ちょくちょう

腸、小しょうちょう

腸、免めんえききのう

疫機能）があることを示しめ

してい

ます。近ちか

くで携けいたいでんわ

帯電話を使し よ う

用しないなどの配はいりょ

慮

をしてください。

内な い

部ぶ

障しょう

がいを持も

つ方か た

と難な ん

病びょう

を抱か か

えている方か た

周まわ

り

本ほんに ん

人

オストメイトマーク

ハート・プラスマーク

こういう方かた

がいます

6

大だいじょうぶ

丈夫ですよ。

ヘルプカードを

見み

せてください。 どうしよう…。

ヘルプカードなど、自じ ぶ ん

分の特

とくちょう

徴や必ひ つ よ う

要なことを説せつめ い

明できるメモを日ひ

ごろから身

み

につけて、こまったときに見

み

せましょう。

声こえ

をかけるときは、大おおご え

声ではなく、できるだけわかりやすい言

こ と ば

葉で、ジェスチャーを交まじ

えてゆっくり話はな

してください。

パニック状じょうたい

態になってしまったら、本ほんに ん

人に危き け ん

険がないように配

はいり ょ

慮しつつ、静しず

かに見み ま も

守っていてください。

知ち

的て き

障しょう

がいのある方か た

周まわ

り

本ほんに ん

人

「ヘルプカード」は、

困こま

った際さい

に、周しゅうい

囲に

配はいりょ

慮や手て だ す

助けをお願ねが

いしやすくするもの

です。緊きんきゅう

急連れんらくさき

絡先や

支し え ん

援の方ほうほう

法について

書か

いてあります。

7

狭せま

くて

騒さわ

がしい場ばしょ

所が

苦にがて

手なんですが…。

苦に が て

手なことは我が ま ん

慢せず、近ちか

くの人ひと

に相そうだ ん

談しましょう。

外がい し ゅ つ じ

出時は、お薬くすり

を忘わす

れずに持も

ち歩ある

くようにしましょう。

災さ い が い

害など状じょうきょう

況の変へ ん か

化におちついて対た い お う

応できるように、前

ま え

もって身み ぢ か

近な人ひ と

と話は な

し合あ

いをしておきましょう。

環かんきょう

境の変へ ん か

化が苦に が て

手です。おだやかなコミュニケーションを心

こころ

がけましょう。

急きゅう

な声こえ

かけや体からだ

に触ふ

れられることをいやがる方かた

もいるので、気

き

をつけましょう。

係かかり

の人ひと

に

別べつ

の場ばしょ

所へ

移いどう

動できないか、

相そうだん

談して

みましょうか！

精せ い

神し ん

障しょう

がいのある方か た

周まわ

り

本ほんに ん

人

8

自じ ぶ ん

分の特とくちょう

徴や苦に が て

手なことが書か

いてあるヘルプカードのようなメモをいつも持

も

ち運はこ

び、必ひつよう

要があれば相あ い て

手に見み

せましょう。

日ひ

ごろから、災さいが い じ

害時は、どこに避

ひ な ん

難するのか、何なに

を持も

っていくのかを決き

めておきましょう。

誰だれ

かにすぐに連れんらく

絡できるように、携

けいたいでんわ

帯電話をいつも持

も

ち運はこ

びましょう。

大おお

きな音おと

や光ひかり

などの刺し げ き

激は避さ

けて、安あんしん

心できる環

かんきょう

境をつくってあげてください。

「あそこ」や「さっき」などの曖あいまい

昧な言こ と ば

葉は避

さ

けて、できるだけはっきりと具ぐたい て き

体的に話

はな

してください。

急きゅう

な出で き ご と

来事にうまく対たいおう

応したり、判はんだん

断したりすることがむずかしい方

かた

もいるので、冷れいせい

静に誘ゆうどう

導・介かいじょ

助をしてください。

言こ と ば

葉が話はな

せない、理り か い

解できない（失しつごしょう

語症）ために、コミュニケーションが苦

に が て

手な方かた

もいます。ゆっくりと話

はな

しかけたり、文も じ

字や絵え

をメモに書

か

いたりして、内ないよう

容を伝つた

えてください。

代だいひょうてき

表的な発はったつしょう

達障がい…

高こ う じ

次脳のうきのうしょう

機能障がいとは…

高こ う じ

次脳の う き の う し ょ う

機能障がいのある方か た

発はったつしょう

達障がいのある方か た

●自じ へ い

閉スペクトラム症しょう

（自じへいしょう

閉症）

●限げんきょく

局性せい

学がくしゅうしょう

習症（学がくしゅう

習障しょう

がい）　●注ちゅういけつじょ

意欠如多た ど う

動症しょう

（ADHD)

事じ こ

故や脳のうそっちゅう

卒中などで脳のう

が損そんしょう

傷を受う

けて、

脳のうきのう

機能の障しょう

がいがおこった状じょうたい

態です。

発は っ

達た つ

障しょう

がいのある方か た

高こ う

次じ

脳の う

機き

能の う

障しょう

がいのある方か た

本ほんにん

人

本ほんにん

人

周まわ

り

周まわ

り

9

上和泉地域センター

かみいずみちいき

野川地域センター

こまえ正吉苑

こまえ正吉苑二番館

のがわちいき

しょうきちえん

しょうきちえん

にばんかん

狛江第五小学校

狛江第一中学校

こまえ

だいいちちゅうがっこう緑野小学校

みどりの

しょうがっこう

和泉小学校

あいとぴあセンター

狛江第三中学校

和泉多摩川駅いずみたまがわえき

狛江駅こまええき

喜多見駅き た み え き

西和泉体育館

にしいずみ

狛江こだま幼稚園

こまえ

ようちえん

こまえようちえん

えん

たいいくかん

狛江第一小学校中央

公民館

ちゅうおう

こうみんかん

岩戸地域センターいわどちいき

世田谷通り

せたがやどお

おだきゅうお

だわらせん

小田急小田原

線

狛江通り

こまえどお

狛江第三小学校

狛江第二中学校

狛江第六小学校

狛江みずほ幼稚園

こまえ苑

狛江市役所こまえしやくしょ

狛江第四中学校

こまえ

だいよんちゅうがっこう

こまえ

こまえ

だいいちしょうがっこう

こまえだいさんしょうがっこう

こまえだいにちゅうがっこう

こまえだいろくしょうがっこう南部地域センターな ん ぶ ち い き

こまえ

西河原公民館

にしがわら

こうみんかん

いずみしょうがっこう

だいごしょうがっこう

子鹿幼稚園こじかようちえん

松原通り

まつばらどお

野川のがわ

多摩川

たまがわ

まえはらこうえん

都営団地（公園）とえいだんち こうえん

西和泉グランドにしいずみ

多摩川住宅　　（公園）

たまがわじゅうたく

こうえん

西河原　公園

にしがわら

こうえん

多摩川左岸一帯たまがわさがんいったい

前原公園

防衛省共済組合狛江スポーツセンター

ぼうえいしょうきょうさいくみあい

こまえ

だいさんちゅうがっこう

市民グランドしみん

都立狛江高等学校

とりつ

こまえこうとうがっこう

集合場所

避難所（福祉避難スペース）

福祉避難所

しゅうごうばしょ

ふくしひなん

ふくしひなんじょ

ひなんじょ

狛江市

災害発生

さいがい

はっせい

さ い が い じ し ゅ う ご う ば し ょ ひ な ん じ ょ

こうれいしゃ しょう しゃ ふ く し

ひ な ん もう

災害時集合場所しゅうごう

に集合いどう

に移動避難所

高齢者や障がい者のために福祉避難スペースを設けています。

し え ん ひつよう かた

ふ く し ひ な ん じ ょ もうさらに支援が必要な方のために福祉避難所を設けています。

避ひ

難な ん

所じ ょ

一い ち

覧ら ん

平成30年９月発行　発行：狛江市　編集：狛江市福祉保健部地域福祉課地域福祉係〒201-8585　狛江市和泉本町1-1-5　TEL：03 -3430 -1111　刊行物番号：H30-20