30 2021‐１ shinhidaka 今月のいいねまちの魅力は、そこに住む人の生き方に現れる。『今月のいいね』は、さまざまな分野で活躍中の「まちのひと」を紹介していくコーナーです。『書の甲子園』の愛称でも知られる『国際高校生選抜書展』において、北海道地区の優秀賞を受賞するなど、これまで数々の大会で優秀な成績を収められています。北海道静内高等学校書道部の皆さん ■活動内容について静内高校書道部は、現在は３年生６人、２年生11 人、１年生５人の計22人が在席し、顧問の横山先生、金井先生の指導のもと、各種書道大会への作品制作のほか、町内イベントなどでの書道パフォーマンスの披露など、書道の技術向上はもちろんのこと、書道を通じての礼儀作法や地域の方々との交流なども行っています。書道大会では、平成27年度に『北海道高等学校文化連盟全道書展研究大会』で、初の全国大会推薦候補者に選ばれ、翌年度の全国大会に出場しました。また、平成29年度、平成30年度に続き、今年２年振りに推薦候補者に選ばれるなど、近年、とても良い成績を残せています。今年度は、新型コロナウイルス感染症の影響により練習時間が多く取れませんでしたが、先輩方の活躍とその礎を大切に、部員全員が大きな目標に向けて一丸となり活動しています。 Vol.18 【令和２年度】北海道高等学校文化連盟全道書道展研究大会 ●北海道高等学校文化連盟賞鈴木ひかりさん ※令和３年度全国高等学校総合文化祭推薦候補者に選出 ●優秀賞田村帆香さん第29回国際高校生選抜書展（書の甲子園） ●団体の部北海道地区優秀賞（第３位） ●個人の部優秀賞湊真帆さん、中山菜摘さん入選 13人【令和元年度】第43回全国高等学校総合文化祭書道部門 ●特別賞藤本蓮さん第28回国際高校生選抜書展（書の甲子園） ●団体の部北海道地区準優勝 ●個人の部大賞藤本蓮さん準大賞湊真帆さん入選９人全国大会では、これまで支えてくれた方への感謝の気持ちを忘れず、１枚１枚に思いを込めて書き上げたいと思います。高校生活の集大成となるような作品にしたいです。展覧会などで入賞したときは、努力してきて本当に良かったと実感します。作品は、作者の思いを読み解き、その心情を表せるよう丁寧に書き上げています。全道優勝を目標に士気を高めていきたいです。書道をこよなく愛する部長の谷たに実みひろ優さん全国大会に選出された鈴すずき木ひかりさん近年の主な大会成績 ■今後について明るい書道部の雰囲気を絶やさず、これからも楽しい部活動になるようにしていきたいです。また、日ごろから支えてくれる地域の方々や家族、先生方、そして一緒に活動する仲間たちへの感謝の気持ちを忘れず、来年の『書の甲子園での団体優勝』を目指して努力を積み重ねていきます。町民安全大会で書道パフォーマンスを披露し、書き上げた作品