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Oracle(R) Essbase リリース 11.1.1 エラー・メッセージ・リファレンス

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O r a c l e ( R ) E s s b a s e

リリース 1 1 . 1 . 1

エラー・メッセージ・リファレンス

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Essbase エラー・メッセージ・リファレンス, 11.1.1

Copyright © 1996, 2008, Oracle and/or its affiliates.All rights reserved.

著者: EPM 情報開発チーム

このソフトウェアおよび関連ドキュメントの使用と開示は、ライセンス契約の制約条件に従うものとし、知的財産に関する法律により保護されています。ライセンス契約で明示的に許諾されている場合もしくは法律によって認められている場合を除き、形式、手段に関係なく、いかなる部分も使用、複写、複製、翻訳、放送、修正、ライセンス供与、送信、配布、発表、実行、公開または表示することはできません。このソフトウェアのリバース・エンジニアリング、逆アセンブル、逆コンパイルは互換性のために法律によって規定されている場合を除き、禁止されています。

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このソフトウェアは様々な情報管理アプリケーションでの一般的な使用のために開発されたものです。このソフトウェアは、危険が伴うアプリケーション(人的傷害を発生させる可能性があるアプリケーショ

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で使用する際、このソフトウェアを安全に使用するために、適切な安全装置、バックアップ、冗長性(redundancy)、その他の対策を講じることは使用者の責任となります。このソフトウェアを危険が伴うア

プリケーションで使用したことに起因して損害が発生しても、オラクル社およびその関連会社は一切の責任を負いかねます。

このソフトウェアおよびドキュメントは、第三者のコンテンツ、製品、サービスへのアクセス、あるいはそれらに関する情報を提供することがあります。オラクル社およびその関連会社は、第三者のコンテンツ、製品、サービスに関して一切の責任を負わず、いかなる保証もいたしません。オラクル社およびその関連会社は、第三者のコンテンツ、製品、サービスへのアクセスまたは使用によって損失、費用、あるいは損害が発生しても、一切の責任を負いかねます。

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目次

第 1 章 Essbase エラー・メッセージについての理解 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 5

第 2 章 1002122 - 1270527: 集約ストレージ・メッセージ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 9

第 3 章 1003000 - 1003048: データ・ロード・メッセージ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 21

第 4 章 1006002 - 1006057: データ・キャッシュのメッセージ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 37

第 5 章 1008001 - 1008152: システム呼出しのメッセージ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 45

第 6 章 1012000 - 1012750: 計算メッセージ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 63

第 7 章 1014004 - 1014043: ロック・マネージャ・メッセージ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 91

第 8 章 1019002 - 1019056: データベース・オブジェクト・メッセージ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 97

第 9 章 1040002 - 1042025: ネットワーク・メッセージ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 113

第 10 章 1051002 - 1055041: エージェント・メッセージ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 127

第 11 章 1120000 - 1120002: C のグリッド API メッセージ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 149

第 12 章 1130203 - 1130613: その他のメッセージ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 153

付録 A. 参照手順 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 157

環境変数の設定 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 157

データベース破損の確認 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 158

データベース破損の修復 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 158

ユーザー制限プロファイルの確認 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 159

NETDELAY および NETRETRYCOUNT の設定 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 159

サーバー・タスクの終了 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 159

オブジェクトのロック解除 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 160

オペレーティング・システム権限の判別 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 160

用語集 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 163

索引 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 191

目次 iii

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iv 目次

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1Essbaseエラー・メッセージに

ついての理解

このドキュメンテーションでは、一般的な Oracle Essbase のエラー・メッセージと

情報メッセージについて、エラーの考えられる原因および考えられる解決策とと

もに説明します。このリファレンスは、発生する可能性のあるすべてのエラー・

メッセージについて説明しているわけではありません。

『Oracle Essbase データベース管理者ガイド』および『Oracle Essbase テクニカル・

リファレンス』も参照してください。

表 1 は、 初の列に使用されているそれぞれのエラー番号の範囲のエラー・メッ

セージのカテゴリを示しています。エラー・メッセージを受信したときは、この

表を使用して、そのエラーが関係している Essbase コンポーネントを識別してくだ

さい。

表 1 エラー・メッセージのカテゴリ

エラー・メッセージ番号の範囲 エラーを生成したコンポーネント

1001000-1001999 レポート・ライター

1002000-1002999 サーバー一般

1003000-1003999 データ・ロード

1004000-1004999 サーバー一般

1005000-1005999 バックアップ、エクスポート、検証

1006000-1006999 データ・キャッシュ

1007000-1007999 アウトライン再構築

1008000-1008999 システム呼出し、ポータブル層、ASD、エージェント

1009000-1009999 ASCII データの復元

1010000-1010999 内部(ブロックの番号付け)

1011000-1011999 内部(ユーティリティ)

1012000-1012999 計算機

1013000-1013999 リクエスタ

1014000-1014999 ロック・マネージャ

1015000-1015999 別名テーブル

1016000-1016999 レポート・ライター

5

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エラー・メッセージ番号の範囲 エラーを生成したコンポーネント

1017000-1017999 通貨

1018000-1018999 現在は使用されていません

1019000-1019999 データベース・アーチファクト

1020000-102999 スプレッドシート・エクストラクタ

1021000-1021999 SQL インタフェース

1022000-1022999 セキュリティ

1023000-1023999 パーティション化

1024000-1024999 クエリー・エクストラクタ

1030000-1030999 API

1040000-1040999 ネットワーク一般

1041000-1041999 ネットワーク- 名前付きパイプ

1042000-1042999 ネットワーク- TCP

1043000-1049999 現在は使用されていません

1050000-1055999 エージェント

1056000-1059999 現在は使用されていません

1060000-1060999 アウトライン API

106100-1069999 現在は使用されていません

1070000-1070999 インデックス・マネージャ

1071000-1079999 現在は使用されていません

1080000-1080099 トランザクション・マネージャ

1081000-1089999 現在は使用されていません

1090000-1099999 ルール・ファイルの処理

1010000-1019999 現在は使用されていません

1100000-1100999 現在は使用されていません

1110000-1119999 Oracle Hyperion(R) Web Analysis

1120000-1129999 グリッド API

1130000-1139999 その他

1140000-1149999 リンク・レポート・オブジェクト(LRO)

1150000-1159999 アウトライン同期

6 Essbase エラー・メッセージについての理解

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エラー・メッセージ番号の範囲 エラーを生成したコンポーネント

1160000-1169999 アウトライン変更記録

1170000-1179999 属性

1180000-1189999 ショーケース

1190000-1199999 Oracle Essbase Integration Services

1200000-1200999 計算機のフレームワーク

7

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8 Essbase エラー・メッセージについての理解

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21002122 - 1270527: 集約スト

レージ・メッセージ

表 2 に、集約ストレージに関する一般的なサーバー・エラー・メッセージと情報

メッセージを示します。

表 2 集約ストレージ・メッセージ 1002122 - 1270517

メッセージ番号

メッセージ 考えられる原因 考えられる解決策

1002122 集約ストレージ・アプリケーションでは、essbase.cfgのディスク・ボリューム設定は無視されます

このデータベースに適用される DISKVOLUMES 設定は、

essbase.cfgで指定されています。Essbase では、集約

ストレージ・データベースのストレージを割り当てるときにディスク・ボリューム設定を使用しないので、この設定は無視されます。

Essbase では、テーブルス

ペースを使用して、集約ストレージのデータ・ファイルと作業ファイルのデータ・ストレージと取得を適化します。テーブルスペースは、集約ビューや集約などのデータ・オブジェクトをファイルにマッピングする場所の定義です。

管理サービス・コンソールで、または MaxL を使

用して、テーブルスペース・プロパティを定義することで、ストレージを割り当てます。

1003055 集約ストレージ・アプリケーションでは、導出セルに対する更新は無視されます。[%s]個のセルがスキップされました

データ・ソースに、上位集約セルまたは式のあるメンバーのデータ値があります。集約ストレージ・データベースでは、上位セルまたは値がアウトラインの式によって決まるセルにデータをロードできません。

アウトライン上の式によって値が異なることのない、レベル 0 のセルに

のみ、データをロードします。

1013101 再構築できません。データベース[%s]でアクティブ

になっているユーザーが他にいます

データベースで他のユーザーがアクティブな場合は、そのデータベースを再構築できません。

他のユーザーをログオフします。

1013294、1241164

集約選択では、停止サイズが 1.0 を

超えている必要があります

Essbase で、集約ビューを選

択できません。MaxL を使用

して指定した、ストレージを停止する値が 1.0 より小さ

いからです。

1.0 以上のストレージを

停止する値を指定します。

停止値はデータベース・サイズで、集約されていないレベル 0 のデータの

サイズの倍数で表しま

9

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メッセージ番号

メッセージ 考えられる原因 考えられる解決策

す。たとえば、停止値が1.5 の場合、集約によっ

てデータベース・サイズを 50%まで増加できま

す。1.0 未満の値を指定

すると、集約データベースのサイズが元の集約されていないレベル 0 の

データのサイズよりも小さくなることになるため、この値は適切ではありません。

1060145、1150091

ラベル・メンバーが式を持つことはできません

ラベルのみのメンバーに式が関連付けられています。ラベルのみのメンバーに関連付けられるデータはないので、式を持つ意味がありません。

式を削除します。

ラベルのみのメンバーを、動的階層の非ラベルのみのメンバーに変換します(保管階層には、式

を含めることはできません)。

1060147 集約ストレージ・アウトラインには、勘定科目次元および動的階層に、非保管済メンバーまたは内部/外部の式を持つ非レベル 0 メンバー

が必要です

勘定科目次元または動的階層の非レベル 0 メンバーに

次の特性があります:

l 「ラベルのみ」タグがない。

l ロールアップする子がない。

l メンバー式がない。

勘定科目次元および動的階層のすべての非レベル0 メンバーが「ラベルの

み」とタグ付けされているか、ロールアップする子があるか、メンバー式があることを確認します。

1060149 ラベルのみのメンバーはすべての上位レベルにスパンしている必要があります。

保管階層では、次のどちらかです:

l ラベルのみのメンバーの親は、「ラベルのみ」としてタグ付けされません。

l ラベルのみのメンバーと同じレベルのメンバーは、「ラベルのみ」としてタグ付けされません。

ラベルのみのメンバーの親もまた、ラベルのみであることを確認します。

ラベルのみのメンバーと同じレベルのメンバーもまた、ラベルのみであることを確認します。

1060172 集約ストレージ・アウトラインでは、1 つの保管階

層に共有メンバーは 1 回のみ許可さ

れています(プロト

タイプを含む)。

複数階層が有効である次元にある保管階層には、次のどちらかが含まれます:

l メンバーの非共有インスタンスおよびそのメンバーの共有インスタンス

l 同じ保管メンバーの 2 つ

の共有インスタンス

複数階層での次元にある保管階層に、同じメンバーの共有インスタンス2 つ、または同じメン

バーの非共有インスタンス 1 つと共有インスタン

ス 1 つが含まれないよう

にします。

1060175 複数の階層がある次元の 上位のメンバーは、ラベルとしてタグ付けす

「ラベルのみ」タグが、複数の階層がある次元の 上位メンバーから削除されています。 上位のメンバーを複合階層使用可能としてタグ付けすると、そのメンバー

上位レベル・メンバーを「ラベルのみ」としてタグ付けします。

10 1002122 - 1270527: 集約ストレージ・メッセージ

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メッセージ番号

メッセージ 考えられる原因 考えられる解決策

る必要があります。

は自動的に「ラベルのみ」としてタグ付けされますが、そのタグは削除できません。「ラベルのみ」タグが削除されている場合、アウトラインによる確認が失敗します。

1060180 プライマリ階層には、保管のタグを付ける必要があります。

複合階層が使用可能で、次元の 初の階層を表すメンバー(階層の 上位メンバー)が保管階層としてタグ付けされていません。Essbase で

は、この階層を保管階層にする必要があります。

次元の 初の階層である上位メンバーを保管階

層としてタグ付けします。

1150085 OUTLINE SYNCVERIFY: メンバー%sに不正なラベル・タグがあります。ラベルのみのメンバーは、すべての上位レベルにスパンする必要があります。

保管階層では、次のどちらかです:

l ラベルのみのメンバーの親は、「ラベルのみ」としてタグ付けされません。

l ラベルのみのメンバーと同じレベルのメンバーは、「ラベルのみ」としてタグ付けされません。

ラベルのみのメンバーの親もまた、ラベルのみであることを確認します。

ラベルのみのメンバーと同じレベルのメンバーもまた、ラベルのみであることを確認します。

1150086 OUTLINE SYNCVERIFY: メンバー%sに誤った集約演算子があります。集約ストレージ・アウトラインでは、ラベルのみのメンバーおよびその子を除き、保管階層のすべてのメンバーに加算(+)集約

を指定する必要があります

リリース 7.1 のアウトライン

で勘定科目次元以外のメンバーに加算(+)集計演算子が

なく、次のタグが付けられていません:

l ラベルのみのメンバー

l ラベルのみのメンバーの子

加算(+)集計演算子をメン

バーに適用します。

注: リリース 7.1 で作

成された集約ストレージ・アウトラインの編集時には、Essbase の以降

のリリースを使用している場合でも、リリース7.1 集約ストレージ・ア

ウトラインでの制限が適用されます。

1150090 OUTLINE SYNCVERIFY: 集約スト

レージ・アウトラインでは、勘定科目次元の非レベル0 のメンバー%sが、非保管済メンバーであるか、内部式または外部式を持っている必要があります

勘定科目次元または動的階層の非レベル 0 メンバーは、

「ラベルのみ」としてタグ付けされておらず、メンバー式がなく、集約値ではありません。

勘定科目次元と動的階層のすべての非レベル 0 メ

ンバーが「ラベルのみ」とタグ付けされているか、ロールアップする子が 1 つ以上あるか、メン

バー式があることを確認します。

1150091

第 2 章

10 ページの

を参照

1241164

11

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メッセージ番号

メッセージ 考えられる原因 考えられる解決策

第 2 章

9 ページのを

参照

1270001 メモリー割当てに失敗しました

メモリー不足のため、Essbase で要求された操作を

完了できません。

Essbase サーバーのメモ

リー要件を確認してください。

メモリーをより多く操作するように、オペレーティング・システムを構成します。

必要な場合は、物理メモリーを増やしてください。

1270004 操作を完了できません。集約ストレージのキャッシュ・サイズが不足しています

集約ストレージのキャッシュ・サイズが不足しているので、Essbase で要求され

た操作を実行できません。

これらのガイドラインを使用して、正しい集約ストレージのキャッシュ・サイズを見積もります。

1270005 致命的なエラー:集約ストレージ・ファイルの場所[%s]で無効なペー

ジが検出されました

データベースが破損している可能性があります。

Oracle EssbaseAdministration Services また

は MaxL を使用してアプ

リケーションを削除し、バックアップ・ファイルからそのアプリケーションを再構築します。アプリケーションをファイル・システムから削除しないでください。

アプリケーションを削除できない場合は、テーブルスペースのディレクトリおよびファイルの場所をすべて削除してから、データを再ロードします。

テーブルスペースのディレクトリ:

ARBORPATH/app/

default

ARBORPATH/app/log

ARBORPATH/app/

metadata

ARBORPATH/app/temp

Oracle サポートに連絡し

てください。

1270006 テーブルスペース[%s]を拡張できま

せんでした。詳しくは、アプリケーション・ログを参照してください

Essbase でファイルを拡張で

きず、テーブルスペースのファイルの場所にファイルを作成できません。この問題の考えられる原因は次のとおりです:

このエラーに到達する警告メッセージについてのアプリケーション・ログを検索します。

追加のファイルの場所を指定して、アプリケー

12 1002122 - 1270527: 集約ストレージ・メッセージ

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メッセージ番号

メッセージ 考えられる原因 考えられる解決策

l ディスク・スペースの不足

l ユーザー指定の制限に到達

Essbase では、テーブルス

ペースを使用して、データ・ファイルと作業ファイルのデータ・ストレージの 適化と取得の 適化を行います。テーブルスペースでは、集約ビューや集約などのデータ・オブジェクトをファイルにマッピングする 1 つ以

上の場所定義を定義します。テーブルスペースでは、各場所で使用可能な 大ファイル・サイズを指定できます。

必要に応じて、Essbase では、

固定サイズずつディスク・スペースを割り当てます。Essbase でテーブルスペース

を拡張できなかった場合、テーブルスペースを拡張できなかった理由を示すメッセージがアプリケーション・ログに出力されます。失敗するたびに、Essbase は

テーブルスペースの拡張を再試行します。このエラー・メッセージは、失敗を繰り返した後に表示されます。

ションの環境を整えます。

Oracle サポートに連絡し

てください。

1270009 テーブルスペースの削除に失敗しました。この特殊なテーブルスペースでは操作を実行できません

削除できないテーブルスペースの削除が指定されています。

Essbase によって、変更でき

ない 2 つのテーブルスペー

ス(ログとメタデータ)が設定

されます。このシステム定義のテーブルスペースは削除できません。また、デフォルト・テーブルスペースまたは一時テーブルスペースにデータが含まれている場合は、そのテーブルスペース内のファイルの場所も削除できません。

これがメタデータまたはログのテーブルスペースであるかどうかを調べます。Essbase では、メタ

データとログのテーブルスペースを削除できません。

テーブルスペースにデータが含まれているかどうかを調べます。Essbaseでは、データを含んでいるテーブルスペースを削除できません。

1270011 ファイルの場所[%s]の作成に失敗

しました。このファイルの場所は、このテーブルスペースですでに指定されています

リストされたファイルの場所は使用されているので、Essbase でそのファイルの場

所を作成できません。

別のファイルの場所を指定します。

13

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メッセージ番号

メッセージ 考えられる原因 考えられる解決策

1270018 ファイルの場所の作成に失敗しました。パスが長すぎます

テーブルスペースのファイルの場所に指定したパスが長すぎます。

ファイルの場所には、460 バイト以下のパスを

指定します。

1270022 ファイルの拡張に失敗しました。ユーザー制限に達しました

テーブルスペース内のその場所に指定された 大ファイル・サイズに到達したので、Essbase では、リストさ

れたファイルのサイズをさらに増やすことができません。

Essbase では、テーブルス

ペースを使用して、データ・ファイルと作業ファイルのデータ・ストレージの 適化と取得の 適化を行います。テーブルスペースでは、集約ビューや集約などのデータ・オブジェクトをファイルにマッピングする 1 つ以

上の場所定義を定義します。テーブルスペースでは、各場所で使用可能な 大ファイル・サイズを指定できます。

そのテーブルスペースの場所に対する 大ファイル・サイズを増やします。

1270024 [%s](行[%s])で重大

なエラーが発生しました。サーバーを終了します

集約ストレージ・アプリケーションが、異常シャットダウンされようとしています。

アプリケーション・ログにあるこれより前のメッセージは、異常シャットダウンの原因を示している場合があります。

Oracle サポートに連絡し

てください。

1270030 処理を続行できません。キューブに集約がありません

データベースに集約ビューがないため、Essbase で集約

ビューを消去できません。

次のタスクに進みます。データベースに存在しない集約ビューなので、そのビューを消去する必要はありません。

1270032 指定したビュー・リストが無効であるか、別のアウトラインを使用してビューが選択されています

Essbase でビュー・リストを

使用できません。ビューが後に選択された後に、ア

ウトラインで大幅な変更が行われた可能性があります。ビュー・リストを無効にするアウトラインの変更には、次元数の変更、次元のレベル数の変更などがあります。

アウトラインの変更後に、使用されないビューを削除してください(これは自動的には実行されません)。

アウトラインに大きな変更を行った後で、集約ビューの選択を繰り返します。

1270035 テーブルスペースを変更できません。このテーブルスペースは特殊なテーブルスペースです

リストされたログまたはメタデータのテーブルスペースの場所の追加、削除、変更またはそのサイズの変更を行おうとしました。ログまたはメタデータのテーブ

テーブルスペースの使用のルールを確認します。

14 1002122 - 1270527: 集約ストレージ・メッセージ

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メッセージ番号

メッセージ 考えられる原因 考えられる解決策

ルスペースの変更は許可されていません。

1270036 ファイルの場所を追加できません。ファイルの場所のディレクトリ[%s]はすでに存在しています。このディレクトリを他のアプリケーションで使用していない場合は、ディレクトリを削除してから再試行してください。

指定されたファイルの場所にディレクトリがすでに存在します。

別のファイルの場所を選択します。

ディレクトリが別のアプリケーションで使用されていないことが確認できている場合は、このディレクトリを削除して、ファイルの場所をもう一度作成します。

1270039 ファイルの場所の削除に失敗しました。ファイルの場所にはすでに割当て済のブロックがあります

データベースにデータが含まれている場合は、Essbaseでテーブルスペースのファイルの場所を削除できません。

データベースからデータを消去して、ファイルの場所を削除します。

1270040 データ・ロード・バッファ[%s]は存

在しません

データ・ロード・バッファは作成されていません。MaxLを使用してデータを集約ストレージ・データベースにロードするときには、バッファ ID を指定する必要があ

ります。

データ・ロード・バッファが破棄されています。データのロード中にディスク・スペースが不足した場合など、データ・ロード・バッファが自動的に破棄されることがあります。バッファは、MaxL の alter database を

使用して削除することもできます。

MaxL を使用してデータを

ロードする場合は、バッファ ID を指定している

ことを確認します。

データ・ロード・バッファが破棄される原因となる問題が発生した場合は、問題を解決してからデータのロードを再試行します。

1270041 ソート操作中にメモリーが不足しました。集約ストレージのキャッシュ・サイズを増やしてください。

集約ストレージのキャッシュ・サイズが小さすぎます。

集約ストレージのキャッシュ・サイズを増やします。

1270044 キューブに[%s]個を超える集約を指定することができません

上限に到達しているので、Essbase で追加の集約ビュー

を作成できません。

少ない方の集約ビューを選択します。

1270047 データ・ロード・バッファ[%s]は現

在使用中です

データ・ロード・バッファがアクティブなため、Essbase で MaxL コマンド

(alter database destroyload_buffer)を実行できませ

ん。データ・ロード・バッ

データのロードが終了するまで待ってから、コマンドをもう一度発行します。

15

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メッセージ番号

メッセージ 考えられる原因 考えられる解決策

ファは、そのバッファにデータがロードされるとき、およびそのバッファからデータをロードするときにアクティブになります。

1270052 ビューを集約できませんでした。詳細は、アプリケーション・ログを参照してください

Essbase で集約ビューを集約

できませんでした。

アプリケーション・ログ内の追加エラーまたは警告メッセージによって、問題の原因が示されています。

1270054 ファイルからバイトを読み取れませんでした: ファイ

ルの終わりが検出されました

データベースが破損している可能性があります。

Administration Services また

は MaxL を使用してアプ

リケーションを削除し、バックアップ・ファイルからそのアプリケーションを再構築します。アプリケーションをファイル・システムから削除しないでください。

アプリケーションを削除できない場合は、テーブルスペースのディレクトリおよびファイルの場所をすべて削除してから、データを再ロードします。

テーブルスペースのディレクトリ:

ARBORPATH/app/

default

ARBORPATH/app/log

ARBORPATH/app/

metadata

ARBORPATH/app/temp

Oracle サポートに連絡し

てください。

1270057 要求されたファイル・サイズの制限は 大値を超えています。ファイル・サイズの制限は 大値に設定されます

指定されたテーブルスペースのファイル・サイズが大値を超えているので、Essbase ではそのサイズを受

け入れることができません。Essbase ではファイル・サイ

ズの制限は 大値に設定されます。

大値以下のファイル・サイズの制限を指定します。

1270058 テーブルスペースにファイルの場所が存在しません。

すべてのテーブルスペースのファイルの場所が削除されているので、Essbase から

テーブルスペースに書き込めません。

テーブルスペースにファイルの場所を追加します。テーブルスペースからすべてのファイルの場所を削除できますが、データをテーブルスペースに書き込むには 1 つ以

上のファイルの場所が必要です。

16 1002122 - 1270527: 集約ストレージ・メッセージ

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メッセージ番号

メッセージ 考えられる原因 考えられる解決策

1270059 指定の 大ディスク・サイズは 8 MB境界に一致していません。 も近い8 MB に切り上げら

れます

テーブルスペースのファイルの場所の 大ディスク・サイズが 8 の倍数でない数

に設定されています。Essbase では、8 MB セグメン

トずつディスク・スペースを割り当てるので、8、16、24、32 などの 8 の倍数が設

定として受け入れられます。

操作は必要ありません。Essbase によって自動的

に も近い 8 MB に切り

上げられます。

1270060 指定の 大ファイル・サイズは 8 MB境界に一致していません。 も近い8 MB に切り上げら

れます

テーブルスペースのファイルの場所の 大ファイル・サイズが 8 の倍数でない数

に設定されています。Essbase では、8 MB セグメン

トずつファイルを増やすので、8、16、24、32 などの 8の倍数が設定として受け入れられます。

操作は必要ありません。Essbase によって自動的

に も近い 8 MB に切り

上げられます。

1270063 すべての集約ストレージ・ファイルの再作成を試行します

データ・ファイル(.datファ

イル)が見つかりませんが、

Essbase で集約ストレージ・

アプリケーションを開始しようとしています。データを含んでいないダミー・データ・ファイルを作成して、アプリケーションを開始できるようにしようとしています。データ・ファイルが破損しているか、誤って削除されたことが原因です。

バックアップ・コピーから元のデータ・ファイルを復元します。

Oracle サポートに連絡し

てください。

1270069 事前選択ビュー・リストは入力ビューで開始する必要があります。その後に、クエリー・ベースのビュー選択用のすべての既存の集約ビューが続きます

指定されたビュー・リストが次のいずれかの要件を満たしていないので、Essbaseで execute aggregate selectionMaxL コマンドを実行できま

せん:

l クエリー・データに基づいてビューを選択しています。使用している集約スクリプト(.csc)ファイ

ルに現在の集約にあるビューの一部が含まれていません。

l MaxL では、クエリー・

データに基づいてビューを選択しており、using 句にあるビューの一部をリストしていません。

集約を置換します。

using views 句で、集約に

あるすべてのビューをリストしていることを確認します。

1270070 ページ・ヘッダーのシリアル番号[%s]がフッターの

データベースが破損している可能性があります。

Administration Services また

は MaxL を使用してアプ

リケーションを削除し、バックアップ・ファイルからそのアプリケーショ

17

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メッセージ番号

メッセージ 考えられる原因 考えられる解決策

[%s]と一致しませ

ンを再構築します。アプリケーションをファイル・システムから削除しないでください。

アプリケーションを削除できない場合は、テーブルスペースのディレクトリおよびファイルの場所をすべて削除してから、データを再ロードします。

テーブルスペースのディレクトリ:

ARBORPATH/app/

default

ARBORPATH/app/log

ARBORPATH/app/

metadata

ARBORPATH/app/temp

Oracle サポートに連絡し

てください。

1270071 ページ・ヘッダーのページ ID[%s]がページの場所[%s]と一致しません

データベースが破損している可能性があります。

Administration Services また

は MaxL を使用してアプ

リケーションを削除し、バックアップ・ファイルからそのアプリケーションを再構築します。アプリケーションをファイル・システムから削除しないでください。

アプリケーションを削除できない場合は、テーブルスペースのディレクトリおよびファイルの場所をすべて削除してから、データを再ロードします。

テーブルスペースのディレクトリ:

ARBORPATH/app/

default

ARBORPATH/app/log

ARBORPATH/app/

metadata

ARBORPATH/app/temp

Oracle サポートに連絡し

てください。

1270082 エラー番号[%s]のシステム・エラーが発生しました:[%s]。

オペレーティング・システムで問題が発生しました。これはオペレーティング・システムのエラーです。

オペレーティング・システムのドキュメンテーションを参照してください。

18 1002122 - 1270527: 集約ストレージ・メッセージ

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メッセージ番号

メッセージ 考えられる原因 考えられる解決策

注: 2 番目の[%s]は、オペレーティング・システムでレポートされたエラーの説明で置換されます。

1270506 アウトラインについて多すぎる警告が生成されました。以降の警告は無視されます

Essbase で表示できるよりも

多い数の警告がアウトラインによって生成されました。Essbase ではこれ以降の警告

は表示されません。

このメッセージを無視してアウトラインを使用し続けます。Essbase に

よって、警告を生成するアウトラインの使用が制限されることはありません。

アウトラインを編集して、警告を生成する条件を削除します。

1270517 階層[%s]が複雑す

ぎます。 大幅のメンバー番号が 64ビットを超えています。詳しくは、アプリケーション・ログを参照してください

指定された階層のレベル数が多すぎます。

階層にあるレベルの数を減らします。

1270526 代替階層[共有]は未保管レベルにあるプライマリ階層に付属しています

共有メンバーのプロトタイプをラベルのみのメンバーにすることはできません。

1270527 属性次元[%s]には、

代替階層との無効な関連付けがあります。代替階層では、属性はレベル・ゼロでのみメンバーと関連付けることができます。

プライマリでないかぎり、属性次元は上位の保管階層にタグ付けできません。

19

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20 1002122 - 1270527: 集約ストレージ・メッセージ

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31003000 - 1003048: データ・

ロード・メッセージ

表 3 にデータ・ロードのエラー・メッセージと情報メッセージを示します。

表 3 データ・ロード・メッセージ 1003000 - 1003048

メッセージ番号

メッセージ 考えられる原因 考えられる解決策

1003000 データ・ロード時に不明な項目 itemNameが見つかりました。number レコードが完

了しました

Essbase によって

認識されなかったデータ・ソースにフィールドが検出されました。

データのロード・ログを調べて、問題の特定に役立つ他のメッセージがないか確認します。

データ・ソースが有効であることを確認します。レコードがロードされていない場合、 初のレコードが無効であるか、データ・ソース全体が無効です。

l データ・ソースが破損していませんか?

l データ・ソースが正しい場所にありますか?

l データ・ソースのフォーマットは正しいですか?

データ・ロードの失敗の原因となったレコードが有効であることを確認します。

l 各次元のメンバーがデータ・ソースまたはルール・ファイルで指定されていますか?

l レコード内の各メンバー名は有効ですか?

l レコードに複数の数値データ・フィールドがありますか?

l データ・ロードの失敗の原因となったレコードを削除して、データのロードを再度実行しようとしましたか?

ルール・ファイルを使用している場合は、ルール・ファイルが有効であることを確認します。

l ルール・ファイルが正しい場所にありますか?

l ルール・ファイルが正しく設定されていますか?

21

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メッセージ番号

メッセージ 考えられる原因 考えられる解決策

l ルール・ファイルを検証できますか?

ESSCMD を使用している場合は、

ESSCMD 構文が有効であることを確認

します。

l ESSCMD スクリプトのエラー・ロ

グを確認して、不明なアイテムが存在する場所を判別します。

l パラメータが引用符で囲まれていますか?例:

IMPORT 2 "ACTUALS" 4 "Y"

2 "ACTUALS" "Y";

l パラメータは正しいですか?

l ロードしているファイルが正しい場所に存在しますか?

l Administration Services を使用して

データのロードを実行できますか?

関連項目

1003034

1003001 データ・レコードの同一次元に重複メンバーがあります。number レコードが完

了しました

Essbase で、1 つの

レコードに 1 つの

次元の複数のメンバーが存在することが検出されました。Essbase では、

このレコードをロードせず、スキップして次のレコードに進みます。

データ・ソースが有効であることを確認します。

l 各レコードに各次元のメンバー名は 1 つしかないですか?たとえば、

時間次元は 1 つのレコードに 1 月

メンバーのみを含むことができます。1 月と 2 月を含むことはでき

ません。1 つのレコードの重複メ

ンバーが列に含まれている場合、その列を無視します。

l 各メンバー名が正しい次元にマッピングされていますか?たとえば、

Sample Basic データベースでは、1月メンバーは市場次元ではなく時間次元にマッピングされているはずです。

l メンバー名または別名が他の次元で重複していますか?メンバー名

と別名は一意でなければなりません。たとえば、1 月メンバーは時

間次元と市場次元の両方に存在することはできません。他の次元のメンバーまたは別名と名前が同じ場合、メンバーまたは別名が一意になるように、一方の次元のメンバーまたは別名に接頭辞または接尾辞を追加します。

l 範囲が正しく設定されていますか?

22 1003000 - 1003048: データ・ロード・メッセージ

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メッセージ番号

メッセージ 考えられる原因 考えられる解決策

l データソースでは、数値(100 な

ど)を含むすべてのメンバーが引用

符で囲まれていますか?

l データ・ソースでは、同一の次元からの 2 つのメンバーは 1 行で記

述されていますか?

ルール・ファイルを使用している場合は、ルール・ファイルが有効であることを確認します。

l 余分のメンバー名がルール・ファイルで無視されていますか?

l 各メンバーが正しい次元に接続されるようにするために、列を移動する必要がありますか?

l ルール・ファイルを検証できますか?

ESSCMD を使用している場合は、

ESSCMD 構文が有効であることを確認

します。

l ESSCMD スクリプトのエラー・ロ

グを確認して、重複するメンバーが存在する場所を判別します。

l パラメータが引用符で囲まれていますか?例:

IMPORT 2 "ACTUALS" 4 "Y"

2 "ACTUALS" "Y";

l パラメータは正しいですか?

l ロードしているファイルが正しい場所に存在しますか?

l Administration Services を使用して

データのロードを実行できますか?

Integration Services を使用している場合

は、次の手順を試します:

l 重複メンバーが共有メンバーである場合は、そのメンバーが共有メンバーとしてタグ付けされていることを確認します。

l 他の次元に同じ名前のメンバーがいる場合は、メンバー名に接頭辞または接尾辞を追加してください。

l すべてのメンバーを正しい次元にマッピングします。

l 正しい DataDirect ドライバを使用し

ていることを確認します。

l -Bパラメータにデフォルト以外の

値を使用して、統合サーバーを起動します。

23

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メッセージ番号

メッセージ 考えられる原因 考えられる解決策

l Integration Services コンソールで、

「 初にすべてのメンバーを削除」を選択します。Integration Servicesシェルでは、OTL_CLEAR=[Y]を使用

します。

関連項目

1003015

1003003 項目 itemName の後、

データ・ロードを続行できません。number レコードが完

了しました

Essbase によって

データ・ロードが中止されました。このエラー・メッセージは、通常、データ・ロードの失敗理由を示す他のエラー・メッセージの後に表示されます。

データのロード・エラー・ログを調べて、データのロードが失敗した原因を判別します。

データ・ロードのエラー・ログがない場合は、エラー・ログを作成してデータのロードを再開するようにロードを設定します。

このエラー・メッセージの前に表示されるエラー・メッセージを確認して、状況を判断してください。

データ・ソースで、すべてのデータ・フィールドがメンバー名フィールドの後にあることを確認します。ルール・ファイルで、メンバー名ではなく次元名を使用してフィールドを定義していることを確認します。

1003004 recordNumber レコー

ドが完了しました。対称ファイルの列メンバー数に誤りがあります

Essbase で、デー

タ・ソースの読取り中に予期した数より多いまたは少ない列が検出されました。

データ・ソースが有効であることを確認します。

l データ・ソースでは、有効なファイル区切り記号(スペースまたはカ

ンマ)を含むすべてのメンバーが引

用符で囲まれていますか?

l データ・ソースですべての範囲が正しく設定されていますか?

関連項目

1003005

1003005 recordNumber レコー

ドが完了しました。非対称ファイルの列メンバー数に誤りがあります

Essbase で、デー

タ・ソースの読取り中に予期した数より多いまたは少ない列が検出されました。

データ・ソースが有効であることを確認します。

l データ・ソースでは、有効なファイル区切り記号(スペースまたはカ

ンマ)を含むすべてのメンバーが引

用符で囲まれていますか?

l データ・ソースですべての範囲が正しく設定されていますか?

関連項目

1003004

1003006 recordNumber レコー

ドが完了しました。不明なテキスト・

Essbase でテキス

ト・ファイルを認識できませんでした。

テキスト・ファイルが有効であることを確認します。

複数のレコードがロードされている場合、データ・ソースの範囲が正し

24 1003000 - 1003048: データ・ロード・メッセージ

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メッセージ番号

メッセージ 考えられる原因 考えられる解決策

ファイル・タイプです

くフォーマットされていることを確認します。

1003007 すべての次元を選択する前にデータ値numericValue が見つ

かりました

Essbase で、すべて

の次元が指定される前に、データ・ソースに数値のデータ値が検出されました。

データ・ソースが有効であることを確認します。

l 各次元のメンバーがデータ・ソースまたはルール・ファイルで正しく指定されていますか?

l レコードの 後が数値データ・フィールドですか?数値データ・

フィールドでない場合、データ・ソースまたはルール・ファイルの数値データ・フィールドを移動します。

l データソースでは、数値(100 な

ど)を含むすべてのメンバーが引用

符で囲まれていますか?

l ヘッダーを使用している場合、ヘッダーが正しく設定されていますか?欠落している次元名をヘッ

ダーに追加できます。

l データ・ソースに余分のスペースやタブが含まれていませんか?

l 更新されたアウトラインは保存されていますか?

1003008 データ値numericValue では行

に入る値の数が多すぎます。number レコードが完了しました

Essbase で、レコー

ドに、データベースにマッピングできる数よりも多くの数値データ・フィールドが検出されました。

データ・ソースが有効であることを確認します。

l データソースでは、数値(100 な

ど)を含むすべてのメンバーが引用

符で囲まれていますか?

l レコードに余分の数値データ・フィールドがありませんか?ある

場合、そのデータ・フィールドを無視できます。

l レコードの 後のフィールドが数値データ・フィールドですか?数値データ・フィールドでない場合、データ・ソースまたはルール・ファイルの数値データ・フィールドを移動します。

l データ・ソースの各フィールドは有効ですか?

l 各次元がデータ・ソースまたはルール・ファイルで指定されていますか?

ルール・ファイルが有効であることを確認します。

1003010 データ値numericValue はデー

タベースの#Missing

Essbase で、デー

タ・ソースとデータベースの双方に

データ・ソースにデータベースと同じ値が含まれていることを確認します。

25

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メッセージ番号

メッセージ 考えられる原因 考えられる解決策

値と一致しません。number レコードが完

了しました

同じ値が含まれているかを検証しようとしたときに問題が発生しました。

正しいデータ・ソースに対してデータベースを検証していることを確認します。

データが不正にロードされたと考えられる場合は、データ・ソースが正しく設定されていることを確認します。

関連項目

1003011

1003012

1003013

1003011 データ値numericValue はデー

タベースの#Invalid 値

と一致しません。number レコードが完

了しました

Essbase で、デー

タ・ソースとデータベースの双方に同じ値が含まれているかを検証しようとしたときに問題が発生しました。

データ・ソースにデータベースと同じ値が含まれていることを確認します。

正しいデータ・ソースに対してデータベースを検証していることを確認します。

データが不正にロードされたと考えられる場合は、データ・ソースが正しく設定されていることを確認します。

関連項目

1003010

1003012

1003013

1003012 データ値numericValue はデー

タベースの値を上回っています。number レコードが完

了しました

Essbase で、デー

タ・ソースとデータベースの双方に同じ値が含まれているかを検証しようとしたときに問題が発生しました。

データ・ソースにデータベースと同じ値が含まれていることを確認します。

正しいデータ・ソースに対してデータベースを検証していることを確認します。

データが不正にロードされたと考えられる場合は、データ・ソースが正しく設定されていることを確認します。

関連項目

1003010

1003011

1003013

1003013 データ値numericValue はデー

タベースの値を下回っています。number レコードが完

了しました

Essbase で、デー

タ・ソースとデータベースの双方に同じ値が含まれているかを検証しようとしたときに問題が発生しました。

データ・ソースにデータベースと同じ値が含まれていることを確認します。

正しいデータ・ソースに対してデータベースを検証していることを確認します。

26 1003000 - 1003048: データ・ロード・メッセージ

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メッセージ番号

メッセージ 考えられる原因 考えられる解決策

データが不正にロードされたと考えられる場合は、データ・ソースが正しく設定されていることを確認します。

関連項目

1003010

1003011

1003012

1003014 データ・ロード時に不明なメンバーmemberName が見つ

かりました。numberレコードが完了しました

Essbase でメン

バー名を認識できませんでした。

データ・ソースが有効であることを確認します。

l 正しいデータ・ソースを使用していますか?

l データ・ソースに正しくないメンバーがいませんか?いる場合、そ

のメンバーを削除します。

l 正しいルール・ファイルとともに正しいデータ・ソースをロードしようとしましたか?

l データ・ソースのファイル拡張子は正しいですか?テキスト・ファ

イルのファイル拡張子は.txtにす

る必要があります。ルール・ファイルのファイル拡張子は.rulにす

る必要があります。

ルール・ファイルが有効であることを確認します。

l 正しいルール・ファイルを使用していますか?

l ルール・ファイルは正しいアウトラインと接続していますか?

l ルール・ファイルを検証できますか?

メンバー名が有効であることを確認します。

l メンバー名または変数名は、必要に応じて引用符で囲まれていますか?

l 該当するメンバーがアウトラインに存在していますか?存在してい

ない場合、データのロード中にアウトラインを変更してメンバーを追加するか、アウトライン・エディタでメンバーを追加できます。

l メンバーがヘッダー・ファイルとテキスト・ファイルの両方で指定されていないことを確認します。

27

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メッセージ番号

メッセージ 考えられる原因 考えられる解決策

ESSCMD を使用している場合は、

ESSCMD 構文が有効であることを確認

します。

l ESSCMD スクリプトのエラー・ロ

グを確認して、不明のメンバー名が存在する場所を判別します。

l パラメータが引用符で囲まれていますか?例:

IMPORT 2 "ACTUALS" 4 "Y"

2 "ACTUALS" "Y";

l パラメータは正しいですか?

l ロードしているファイルが正しい場所に存在しますか?

l Administration Services を使用して

データのロードを実行できますか?

Oracle Essbase Integration Services を使用

している場合は、次の条件が満たされていることを確認します。

l 他の次元に同じ名前のメンバーがいる場合は、メンバー名を一意にするためにメンバー名に接頭辞または接尾辞を追加します。

l データのロードを開始する前に、アウトライン構築が正しく行われたことを確認します。

1003015 メンバーmemberName の次元

はヘッダー名に定義されたメンバーと同じです。number レコードが完了しました

同じ次元の 2 つの

異なるメンバーが指定されているので、Essbase に

よってロードが中止されました。同じ次元の一方のメンバーはヘッダー・レコードで指定され、もう一方のメンバーはデータ・ソースのレコードで指定されました。

データ・ソースが有効であることを確認します。

l 正しいレコードをヘッダー・レコードとして設定しましたか?

l ヘッダーで指定するメンバーがデータ・ソースにも存在しますか?存在する場合、ヘッダー・レ

コードまたはデータ・ソースを変更する必要があります。

ルール・ファイルを使用している場合は、ルール・ファイルが有効であることを確認します。

l 正しいレコードをヘッダー・レコードとして設定しましたか?

l 無視する必要がある余分のメンバー名がルール・ファイルに存在しますか?

l ルール・ファイルを検証できますか?

l 意図せずにヘッダー・レコードを拒否しましたか?

関連項目

28 1003000 - 1003048: データ・ロード・メッセージ

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メッセージ番号

メッセージ 考えられる原因 考えられる解決策

1003001

1003022 データ・ファイルを開けません

Essbase でデー

タ・ファイルを開けません。

Essbase でデータ・ファイルが見つか

ることを確認します。

l データ・ファイル名とパス名は正しいですか?スペルに間違いがな

いか確認してください。

l Essbase サーバーが UNIX を実行し

ているコンピュータ上にある場合、大文字と小文字は正しいですか?

l データ・ファイルが指定された場所にありますか?他のユーザーに

よって移動または削除されていないことを確認します。

Essbase でデータ・ファイルを使用で

きることを確認します。

l データ・ファイルが他のユーザーによってロックされていないかを確認します(160 ページの「オブ

ジェクトのロック解除」を参照してください)。

l データ・ファイルのファイル拡張子は正しいですか?テキスト・ファ

イルのファイル拡張子は.txtにす

る必要があります。ルール・ファイルのファイル拡張子は.rulにす

る必要があります。

l データ・ファイルは有効ですか?

l データ・ファイルをロードしている Essbase データベースに対する

正しい権限がありますか?

l ロード対象のデータ・ファイルに対する正しいオペレーティング・システム権限がありますか?

ESSCMD を使用している場合は、

IMPORT コマンドを正しく使用してい

ることを確認します。IMPORT コマン

ドを発行するときには、次の 4 つの

オプションを使用してデータ・ファイルの場所を選択できます。

l 1 (ローカル/クライアント・オブ

ジェクト): データ・ファイルがク

ライアントのフォルダにあることを確認します。

データ・ファイルに対する読取りアクセス権があることを確認します。

Essbase サーバーが UNIX プラットフォーム上にある場合、ファイル名は大文字と小文字

29

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メッセージ番号

メッセージ 考えられる原因 考えられる解決策

が区別されるため、大文字と小文字を確認します。

l 2 (リモート・サーバー・オブジェ

クト): データ・ファイルに対する

読取りアクセス権があることを確認します。

Essbase サーバーが UNIX プラットフォーム上にある場合、ファイル名は大文字と小文字が区別されるため、大文字と小文字を確認します。

l 3 (ファイル): 完全なパス名と完全

なファイル名(ファイルのタイプを

示す拡張子も含める)を指定したこ

とを確認します。

l 4 (SQL): ODBC 接続を確認します。

Essbase サーバーが適切に構成されて

いることを確認します。

関連項目

1003027

1003030

1003023 このデータベースでのロックの実行に必要なアクセス権がありません

データをロードするためにデータベースをロックするのみの権限がありませんでした。

Essbase システム管理者に連絡してく

ださい。

ユーザーがシステム管理者である場合は、自身に正しい権限を付与します。

1003024 データ・ロード経過時間: number 秒

Essbase でデー

タ・ソースのロードにかかった時間の長さ。

該当なし

1003025 DATAERRORLIMIT がnumberOfRecords に到

達しました。拒否されたレコードはログに記録されません

エラー・ログがいっぱいでした。

エラー・メッセージが多すぎてデータのロードまたは次元構築エラー・ログに収まりきれないか、またはログに収まりきれないほど多数のレコードを拒否しています。

データのロードまたは次元構築エラー・ログでエラーを修正してデータのロードを再開します。

次の手順に従って、データのロードまたは次元構築エラー・ログで許可されるレコードの 大数を変更してください。

1. ESSBASEPATH/bin/ essbase.cfg

がサーバー・コンピュータに存在しない場合、テキスト・エディタを使用してそのファイルを作成します。

2. ESSBASEPATH/bin/essbase.cfg

ファイルの DATAERRORLIMIT 設定を

追加するか、または設定値を大きくします。

3. Essbase サーバーを停止して再起動

します。

30 1003000 - 1003048: データ・ロード・メッセージ

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メッセージ番号

メッセージ 考えられる原因 考えられる解決策

4. データのロードを再開します。

1003027 ファイルを開けません

Essbase でファイ

ルを開けません。

Essbase でファイルが見つかることを

確認します。

l ファイル名とパス名は正しいですか?スペルに間違いがないか確認

してください。

l Essbase サーバーが UNIX プラット

フォーム上にある場合、大文字と小文字は正しいですか?

l ファイルが指定された場所にありますか?他のユーザーによって移

動または削除されていないことを確認します。

Essbase でファイルを使用できること

を確認します。

l データ・ファイルが他のユーザーによってロックされていませんか(160 ページの「オブジェクトの

ロック解除」を参照してください)?

l ファイルのファイル拡張子は正しいですか?テキスト・ファイルの

ファイル拡張子は.txtにする必要

があります。ルール・ファイルのファイル拡張子は.rulにする必要

があります。

l ファイルは有効ですか?

l ファイルをロードしている Essbaseデータベースに対する正しい権限がありますか?

l ロード対象のファイルに対する正しいオペレーティング・システム権限がありますか?

ESSCMD を使用している場合は、

IMPORT コマンドを正しく使用してい

ることを確認します。IMPORT コマン

ドを発行するときには、次の 4 つの

オプションを使用してデータ・ファイルの場所を選択できます。

l 1 (ローカル/クライアント・オブ

ジェクト): データ・ファイルがク

ライアントのフォルダにあることを確認します。

データ・ファイルに対する読取りアクセス権があることを確認します。

Essbase サーバーが UNIX プラットフォーム上にある場合、ファイル名は大文字と小文字

31

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メッセージ番号

メッセージ 考えられる原因 考えられる解決策

が区別されるため、大文字と小文字を確認します。

l 2 (リモート・サーバー・オブジェ

クト): データ・ファイルに対する

読取りアクセス権があることを確認します。

Essbase サーバーが UNIX プラットフォーム上にある場合、ファイル名は大文字と小文字が区別されるため、大文字と小文字を確認します。

l 3 (ファイル): 完全なパス名と完全

なファイル名(ファイルのタイプを

示す拡張子も含める)を指定したこ

とを確認します。

l 4 (SQL): ODBC 接続を確認します。

Essbase サーバーが適切に構成されて

いることを確認します。

関連項目

1003022

1003030

1003028 ファイル fileName は

パスワードで保護されているため読み取れません

Essbase には、ロー

ド対象のファイルを開くために必要なオペレーティング・システム権限がありません。

ファイルに対する読取り権限があることを確認します。オペレーティング・システムのドキュメンテーションを参照してください。

1003029 スプレッドシート・ファイル fileName で

フォーマット・エラーが見つかりました

Essbase でファイ

ルのフォーマット・エラーが検出されました。

Essbase 以外の場所でファイルを開き、

そのファイルが有効であることを確認します。

l データのロードが正しく実行されていますか?

l ファイルは破損していませんか?

l ファイルは空ですか?

l Essbase にロードできるファイル・

タイプですか?

1003030 ファイル fileName を

ロードできません。詳細はサーバー・ログ・ファイルを参照してください

Essbase でファイ

ルを読み取れません。

Essbase でファイルが見つかることを

確認します。

l ファイル名とパス名は正しいですか?スペルに間違いがないか確認

してください。

l Essbase サーバーが UNIX プラット

フォーム上にある場合、大文字と小文字は正しいですか?

l ファイルが指定された場所にありますか?他のユーザーによって移

32 1003000 - 1003048: データ・ロード・メッセージ

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メッセージ番号

メッセージ 考えられる原因 考えられる解決策

動または削除されていないことを確認します。

Essbase でファイルを使用できること

を確認します。

l データ・ファイルが他のユーザーによってロックされていませんか(160 ページの「オブジェクトの

ロック解除」を参照してください)?

l ファイルのファイル拡張子は正しいですか?テキスト・ファイルの

ファイル拡張子は.txtにする必要

があります。ルール・ファイルのファイル拡張子は.rulにする必要

があります。

l ファイルは有効ですか?

l ファイルをロードしている Essbaseデータベースに対する正しい権限がありますか?

l ロード対象のファイルに対する正しいオペレーティング・システム権限がありますか?

ESSCMD を使用している場合は、

IMPORT コマンドを正しく使用してい

ることを確認します。IMPORT コマン

ドを発行するときには、次の 4 つの

オプションを使用してデータ・ファイルの場所を選択できます。

l 1 (ローカル/クライアント・オブ

ジェクト): データ・ファイルがク

ライアントのフォルダにあることを確認します。

データ・ファイルに対する読取りアクセス権があることを確認します。

Essbase サーバーが UNIX プラットフォーム上にある場合、ファイル名は大文字と小文字が区別されるため、大文字と小文字を確認します。

l 2 (リモート・サーバー・オブジェ

クト): データ・ファイルに対する

読取りアクセス権があることを確認します。

Essbase サーバーが UNIX プラットフォーム上にある場合、ファイル名は大文字と小文字が区別されるため、大文字と小文字を確認します。

l 3 (ファイル): 完全なパス名と完全

なファイル名(ファイルのタイプを

33

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メッセージ番号

メッセージ 考えられる原因 考えられる解決策

示す拡張子も含める)を指定したこ

とを確認します。

l 4 (SQL): ODBC 接続を確認します。

Essbase サーバーが適切に構成されて

いることを確認します。

関連項目

1003027

1003022

1003031 演算データのロード中にレコードrecordNumber でコ

ミットします

Essbase によって、

レコードが Essbaseデータベースに保存されました。

該当なし

1003032 レコードrecordNumber 付近の

入力行が長すぎます

Essbase で長すぎ

て処理できないレコードが検出されました。Essbaseでは、32,000 を超

える文字を含んだレコードを処理できません。

すべてのレコードが改行で区切られていることを確認します。

32,000 を超える文字を含んだレコー

ドがないことを確認します。

1003034 データ列に無効なメンバー memberNameがあります

Essbase でデータ

列に数値以外の値が検出されました。データ列には数値のみを入れる必要があります。

データ・ソースが有効であることを確認してください。

l データ・ソースが破損していませんか?

l データ・ソースのフォーマットは正しいですか?

データ・ロードの失敗の原因となったレコードが有効であることを確認します。

l 各次元のメンバーがデータ・ソースまたはルール・ファイルで指定されていますか?

l レコード内の各メンバー名は有効ですか?

l レコードに複数の数値データ・フィールドがありますか?ある場

合、余分のデータ・フィールドを無視できます。

l レコードの 後が数値データ・フィールドですか?数値データ・

フィールドでない場合、データ・ソースまたはルール・ファイルの数値データ・フィールドを移動します。

l 数値(100 など)を含むすべてのメン

バー名が引用符で囲まれていますか?

34 1003000 - 1003048: データ・ロード・メッセージ

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メッセージ番号

メッセージ 考えられる原因 考えられる解決策

l データのロードの失敗の原因となったレコードを削除して、データのロードを再度実行しようとしたかを確認します。

ルール・ファイルを使用している場合は、ルール・ファイルが有効であることを確認します。

l ルール・ファイルが正しい場所にありますか?

l ルール・ファイル内のヘッダー・レコードは正しく設定されていますか?

l ルール・ファイルを検証できますか?

l 次元で指定されたすべての次元がデータ・ソースまたはルール・ファイルで指定されていますか?

関連項目

1003000

1003035 このデータ・ファイルのロードで変更されたデータ値はありません

データ・ロードの結果、Essbase に

よって Essbaseデータベースの値は変更されませんでした。

該当なし

1003036 データをロードできません。メンバー名が長すぎます:memberName

Essbase で、長すぎ

るメンバー名が検出されました。

メンバー名が有効であることを確認します。

l メンバー名は 80 バイト未満です

か?

l ファイル区切り記号を設定しましたか?

l 接頭辞または接尾辞のためにメンバー名が長くなりすぎていませんか?

1003037 データ・ロードによって numberOfCells個のセルが更新されました

Essbase によって、

表示された数のデータベースのセルが更新されました。

該当なし

1003038 ノード nodeNumberでデータロード・キューがオーバーフローしました

Oracle サポートに連絡してください。

1003039 データをロードできません。暗黙の共有メンバーmemberName には実

子がありません

選択されたメンバーは共有されているので、Essbaseではそのメンバーにデータをロードできません。共有

メンバーが共有されていないことを確認します。メンバーは次の場合に共有されます:

l アウトラインでメンバーに共有のタグ付けをした場合。

35

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メッセージ番号

メッセージ 考えられる原因 考えられる解決策

メンバーにデータを保管することはできません。

l メンバーが親で子が 1 つしかない

場合。メンバーに子が 1 つしかな

い場合は、親と子が値を共有します。これを暗黙の共有と呼びます。

l メンバーに複数の子がいるが、1つの子のみが親に集計される場合。これも暗黙の共有と呼びます。

1003040 並列データ・ロードが使用可能です。ブロック準備スレッドnumber、ブロック書

込みスレッドnumber。

並列データ・ロードが使用可能です。

該当なし

1003041 データ・ロック解除経過時間: number 秒

Spreadsheet Add-inで Unlock コマンド

が発行された後、すべてのロックを解除するために必要な時間。

該当なし

1003048 Unicode でエンコード

されたデータを非Unicode モードのアプ

リケーションにロードすることはサポートされていません

Unicode でエン

コードされたデータを非 Unicode ア

プリケーションにロードしようとしました。

アプリケーションを Unicode モードに

移行していることを確認します。

36 1003000 - 1003048: データ・ロード・メッセージ

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41006002 - 1006057: データ・

キャッシュのメッセージ

表 4 にデータ・キャッシュのエラー・メッセージと情報メッセージを示します。

表 4 データ・キャッシュのメッセージ 1006002 - 1006057

メッセージ番号

メッセージ 考えられる原因

考えられる解決策

1006002 ページ・ファイルに情報を保管できません

ページ・ファイルにデータを保管するには、Essbaseのディスク・スペースが不十分です。

可能であれば、さらにディスク・スペースを追加します。ディスク・スペースを追加できない場合は、ディスク・ボリュームのスパンを検討します。

計算などの操作が完了しなかった場合は、回復手順を実行します。

データベースが破損しているかどうかを確認します(158 ページの「データベース破

損の確認」を参照してください)。

1006004 ページ・ファイルから情報を読み取れません

Essbase で

ページ・ファイルを読み取れません。

ハードウェアに問題はありませんか?Windows イベント・ログを確認します。こ

れを行う方法がわからない場合は、Windowsのドキュメンテーションを参照してください。

インデックスおよびページ・ファイルは破損していませんか? ESSCMD で VALIDATE コ

マンドを発行して、これらを確認します。インデックスおよびページ・ファイルが破損している場合は、次の手順を実行します:

1. 一時ファイルを削除します。一時ファイルには次のものが含まれています:

l ARBORPATH/app/appName/

databaseName/databaseName.inn

l ARBORPATH/app/appName/

databaseName/essxxxxx.inn

l ARBORPATH/app/appName/

databaseName/essxxxxx.pan

l ARBORPATH/app/appName/

databaseName/databaseName.otn

l ARBORPATH/app/appName/

databaseName/databaseName.esn

l ARBORPATH/app/appName/

databaseName/databaseName.tcu

2. Essbase サーバーを再起動します。

37

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メッセージ番号

メッセージ 考えられる原因

考えられる解決策

3. データベースが破損しているかどうかを確認します(158 ページの「データ

ベース破損の確認」を参照してください)。

1006006 ブロックをメモリーに移動できませんでした。データ・キャッシュが小さすぎます。データ・キャッシュ・サイズを大きくしてください。

Essbase で

そのメモリーにブロックを保管できません。

密/疎構成を変更して、ブロック・サイズ

を小さくします。

データ・キャッシュ・サイズを少なくとも100 ブロックまで増やします。

サーバー・コンピュータのメモリーを増やします。

データベースが破損しているかどうかを確認します(158 ページの「データベース破

損の確認」を参照してください)。

1006010 無効なブロック・ヘッダー: ブロックの数が

一致しません

Essbase で、

ブロック・ヘッダーがブロックの数に一致しません。データベースが破損している可能性があります。停電などの異常事象によりEssbase が

不正にシャット・ダウンされたため、破損した可能性があります。

データベースを修復するには、次の手順を実行してください:

1. Essbase サーバーを停止します。

2. ARBORPATH/app/appName/

databaseName/databaseName.ind

ファイルを削除します。

3. Essbase サーバーを起動します。

4. アプリケーションを起動します。

5. データベースが破損しているかどうかを確認します(158 ページの「データ

ベース破損の確認」を参照してください)。

1006015 データ・バッファ・キャッシュを割り当てるためのメモリーが足りません。operation は

中止されました

メモリーが足りないため、Essbaseでリストされた操作を実行できません。

問題を解決するには、次のいずれかを試してください。問題を解決した後、データベースが破損していないかどうかを確認します(158 ページの「データベース破損の

確認」を参照してください)。

l サーバー・コンピュータ上の物理メモリーを確認します。Windows 環境の場

合、1 つのデータベースに推奨される

小メモリーは 64 MB です。UNIX 環境

の場合、1 つのデータベースに推奨さ

れる 小メモリーは 128 MB です。引き

続きエラーが発生する場合は、サーバー・コンピュータにより多くのメモリーを追加します。

l UNIX コンピュータの場合、ユーザー制

限プロファイルを確認します(159 ペー

ジの「ユーザー制限プロファイルの確認」を参照してください)。

38 1006002 - 1006057: データ・キャッシュのメッセージ

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メッセージ番号

メッセージ 考えられる原因

考えられる解決策

l データベースのブロック・サイズを確認します。必要に応じて、ブロック・サイズを小さくします。

l データ・キャッシュの設定を確認します。必要に応じて、データ・キャッシュのサイズを大きくします。

l Essbase サーバーを再起動します。

l サーバー・コンピュータを再起動します。

1006016 無効なブロック・ヘッダー: 不正なブロッ

ク・タイプです

Essbase で

ブロック・ヘッダーを読み取れません。データベースが破損している可能性があります。停電などの異常事象によりEssbase が

不正にシャット・ダウンされたため、破損した可能性があります。

データベースを修復するには、次の手順を実行してください:

1. Essbase サーバーを停止します。

2. ARBORPATH/app/appName/

databaseName/databaseName.ind

ファイルを削除します。

3. Essbase サーバーを起動します。

4. アプリケーションを起動します。

5. データベースが破損しているかどうかを確認します(158 ページの「データ

ベース破損の確認」を参照してください)。

1006023 データ・キャッシュがいっぱいです。データベース databaseNameのデータ・キャッシュ・サイズを大きくしてください。

データ・キャッシュがいっぱいでした。

データ・キャッシュ・サイズを少なくとも100 ブロックまで増やします。

必要に応じて、ブロック・サイズを小さくします。

十分なメモリーがあることを確認します。

問題を解決した後、データベースが破損していないかどうかを確認します(158 ペー

ジの「データベース破損の確認」を参照してください)。

1006025 データ・キャッシュ・サイズ==> number バイ

ト、number データ・

ページ

データ・キャッシュのサイズとデータ・ページの数。

該当なし

1006026 データ・ファイル・キャッシュ・サイズ==> number バイト、

number データ・ファ

イル・ページ

データ・ファイル・キャッシュのサイズとデータ・ファイル・ページの数。

該当なし

39

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メッセージ番号

メッセージ 考えられる原因

考えられる解決策

1006027 データ・キャッシュ・ページを物理メモリーにロックしています。

Essbase に

より、データ・キャッシュ・ページが物理メモリーにロックされています。

該当なし

1006028 物理メモリー不足のためキャッシュ・メモリーのロックをオフにします。仮想メモリーを使用してデータ・キャッシュの残りを割り当てています。

Essbase に

より物理メモリーがすべて消費されてしまったため、現在は仮想メモリーを使用しています。

物理メモリーを使用する場合は、コンピュータに物理メモリーを追加します。

1006029 権限不足のためキャッシュ・メモリーのロックをオフにしています。仮想メモリーを使用してデータ・キャッシュの残りを割り当てています。

キャッシュ・メモリーのロックを使用するには、権限が不十分です。

UNIX の場合は、ルート権限を持っているこ

とを確認します。オペレーティング・システムのドキュメンテーションを参照してください。

Windows の場合は、

SE_INC_BASE_PRIORITY_NAME 権限を持って

いることを確認します。Administrators およ

び Power Users グループのユーザーは、通常

はこの権限を持っています。オペレーティング・システムのドキュメンテーションを参照してください。

1006030 データ・ファイル・ページをキャッシュへ移動できませんでした。データ・ファイル・キャッシュが小さすぎます。データ・ファイル・キャッシュ・サイズを大きくしてください。

Essbase で、

データ・ファイル・ページをデータ・ファイル・キャッシュに格納できません。

データ・ファイル・キャッシュ・サイズを大きくします。問題を解決した後、データベースが破損していないかどうかを確認します(158 ページの「データベース破損の

確認」を参照してください)。

1006031 データ・ファイル・キャッシュがいっぱいです。データベースdatabaseName のデー

タ・ファイル・キャッシュ・サイズを大きくしてください。

リストされたデータベースのデータ・ファイル・キャッシュがいっぱいでした。

データ・ファイル・キャッシュ・サイズを大きくします。

問題を解決した後、データベースが破損していないかどうかを確認します(158 ペー

ジの「データベース破損の確認」を参照してください)。

1006032 保管済論理データ・ブロックのサイズnumber は無効です。

Essbase で

データ・ブロックを読み取れません。データベースが破損している可能性があ

データベースを修復するには、次の手順を実行してください:

1. Essbase サーバーを停止します。

2. ARBORPATH/app/appName/

databaseName/databaseName.ind

ファイルを削除します。

40 1006002 - 1006057: データ・キャッシュのメッセージ

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メッセージ番号

メッセージ 考えられる原因

考えられる解決策

ります。停電などの異常事象により Essbaseが不正にシャット・ダウンされたため、破損した可能性があります。

3. Essbase サーバーを起動します。

4. アプリケーションを起動します。

5. データベースが破損しているかどうかを確認します(158 ページの「データ

ベース破損の確認」を参照してください)。

1006034 データベースdatabaseName のデー

タ・ファイル・キャッシュ・ページのスワップを待機しています。データ・ファイル・キャッシュ・サイズを大きくすればパフォーマンスが向上する可能性があります。

Essbase で

ページをメモリーにスワップしています。

該当なし

スワップを減らしてパフォーマンスを向上させるには、データ・ファイル・キャッシュ・サイズを大きくします。

1006035 エラー errorNumber が見つかりました(デー

タベース databaseNameのデータ・ファイル・キャッシュ・フラッシュの完了を待機している間)。

Oracle サポートに連絡してください。

問題を解決した後、データベースが破損していないかどうかを確認します(158 ペー

ジの「データベース破損の確認」を参照してください)。

1006036 データベースdatabaseName のデー

タ・キャッシュ出力転送バッファは使用できません。

Oracle サポートに連絡してください。

問題を解決した後、データベースが破損していないかどうかを確認します(158 ペー

ジの「データベース破損の確認」を参照してください)。

1006037 データベースdatabaseName のデー

タ・ページ移動を待機している間にエラーが見つかりました。

Oracle サポートに連絡してください。

問題を解決した後、データベースが破損していないかどうかを確認します(158 ペー

ジの「データベース破損の確認」を参照してください)。

1006039 データベースdatabaseName のデー

タ・ファイル・ページ移動を待機している間にエラーが見つかりました。

Oracle サポートに連絡してください。

問題を解決した後、データベースが破損していないかどうかを確認します(158 ペー

ジの「データベース破損の確認」を参照してください)。

1006040 データベースdatabaseName 内のデー

タ・ブロックをディスクにフラッシュすることができません。

Oracle サポートに連絡してください。

問題を解決した後、データベースが破損していないかどうかを確認します(158 ペー

ジの「データベース破損の確認」を参照してください)。

41

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メッセージ番号

メッセージ 考えられる原因

考えられる解決策

1006041 ファイル fileName から

の読取り、messageText。

Essbase で

致命的なエラーが発生しました。

Essbase サーバーのログで前のメッセージ

を確認して、Essbase サーバーがクラッシュ

した原因を判断します。

問題を解決した後、データベースが破損していないかどうかを確認します(158 ペー

ジの「データベース破損の確認」を参照してください)。

1006042 ファイル fileName から

の読取りの完了、messageText。

Essbase で

致命的なエラーが発生しました。

Essbase サーバーのログで前のメッセージ

を確認して、Essbase サーバーがクラッシュ

した原因を判断します。

問題を解決した後、データベースが破損していないかどうかを確認します(158 ペー

ジの「データベース破損の確認」を参照してください)。

1006043 ファイル fileName への

書込み、messageText。Essbase で

致命的なエラーが発生しました。

Essbase サーバーのログで前のメッセージ

を確認して、Essbase サーバーがクラッシュ

した原因を判断します。

問題を解決した後、データベースが破損していないかどうかを確認します(158 ペー

ジの「データベース破損の確認」を参照してください)。

1006044 ファイル fileName への

書込みの完了、messageText。

Essbase で

致命的なエラーが発生しました。

Essbase サーバーのログで前のメッセージ

を確認して、Essbase サーバーがクラッシュ

した原因を判断します。

問題を解決した後、データベースが破損していないかどうかを確認します(158 ペー

ジの「データベース破損の確認」を参照してください)。

1006045 エラー errorNumber が見つかりました(デー

タベース databaseNameのデータ・ファイルの作成または拡張を試行している間)。

Essbase で

ページ・ファイルのサイズを大きくできません。

可能であれば、さらにディスク・スペースを追加します。ディスク・スペースを追加できない場合は、ディスク・ボリュームのスパンを検討します。

計算などの操作が完了しなかった場合は、回復手順を実行します。

データベースが破損しているかどうかを確認します(158 ページの「データベース破

損の確認」を参照してください)。

1006046 ファイル fileName から

の読取り、messageText。

Essbase で

致命的なエラーが発生しました。

Essbase サーバーのログで前のメッセージ

を確認して、Essbase サーバーがクラッシュ

した原因を判断します。

問題を解決した後、データベースが破損していないかどうかを確認します(158 ペー

ジの「データベース破損の確認」を参照してください)。

1006047 ファイル fileName への

書込み、messageText。Essbase で

致命的なエ

Essbase サーバーのログで前のメッセージ

を確認して、Essbase サーバーがクラッシュ

した原因を判断します。

42 1006002 - 1006057: データ・キャッシュのメッセージ

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メッセージ番号

メッセージ 考えられる原因

考えられる解決策

ラーが発生しました。

問題を解決した後、データベースが破損していないかどうかを確認します(158 ペー

ジの「データベース破損の確認」を参照してください)。

1006048 ファイル fileName の

ファイル・ポインタの設定を試行、messageText。

Essbase で

致命的なエラーが発生しました。

Essbase サーバーのログで前のメッセージ

を確認して、Essbase サーバーがクラッシュ

した原因を判断します。

問題を解決した後、データベースが破損していないかどうかを確認します(158 ペー

ジの「データベース破損の確認」を参照してください)。

1006049 ファイル fileName(デー

タベースdatabaseName)のデー

タ・ファイル名を生成できません。

Essbase で

致命的なエラーが発生しました。

Essbase サーバーのログで前のメッセージ

を確認して、Essbase サーバーがクラッシュ

した原因を判断します。

問題を解決した後、データベースが破損していないかどうかを確認します(158 ペー

ジの「データベース破損の確認」を参照してください)。

1006050 トランザクションtransactionNumber に対

して、messageText。

Essbase で

致命的なエラーが発生しました。

Essbase サーバーのログで前のメッセージ

を確認して、Essbase サーバーがクラッシュ

した原因を判断します。

問題を解決した後、データベースが破損していないかどうかを確認します(158 ペー

ジの「データベース破損の確認」を参照してください)。

1006051 データベースdatabaseName に対し、

入力転送バッファおよび出力転送バッファが解放されました。

リストされたデータベースの入力および出力転送バッファは解放されています。

該当なし

1006052 データベースdatabaseName のデー

タ・キャッシュ入力転送バッファは使用できません。

オペレーティング・システムのリソースが不足しています。

Oracle サポートに連絡してください。

1006053 データベースdatabaseName のデー

タ・ブロックの初期化を待機している間にエラーが見つかりました。

オペレーティング・システムのリソースが不足しています。

Oracle サポートに連絡してください。

1006054 データベースdatabaseName のデー

タ・ファイル・ページの修復を待機している

オペレーティング・システムのリソースが

Oracle サポートに連絡してください。

43

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メッセージ番号

メッセージ 考えられる原因

考えられる解決策

間にエラーが見つかりました。

不足しています。

1006055 データベースdatabaseName のデー

タ・ファイル・バッファ・プールへのアクセスを待機している間にエラーが見つかりました。

オペレーティング・システムのリソースが不足しています。

Oracle サポートに連絡してください。

1006056 データベースdatabaseName のデー

タ・ファイル・ページの初期化を待機している間にエラーが見つかりました。

オペレーティング・システムのリソースが不足しています。

Oracle サポートに連絡してください。

1006057 データ・ブロック転送に含まれるデータベース databaseName の

データ・ファイル・ページを待機している間に、エラーが見つかりました。

オペレーティング・システムのリソースが不足しています。

Oracle サポートに連絡してください。

44 1006002 - 1006057: データ・キャッシュのメッセージ

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51008001 - 1008152: システム

呼出しのメッセージ

表 5 にシステム呼出しに関するエラー・メッセージと情報メッセージを示します。

表 5 システム呼出しのメッセージ 1008001 - 1008152

メッセージ番号

メッセージ 考えられる原因 考えられる解決策

1008001 メモリーを割り当てられません

Essbase が操作を

実行するために十分なメモリーを割り当てられません。

仮想メモリーのサイズが物理メモリーの 2 - 3 倍であること

を確認してください。

スワップ・スペースのサイズが RAM の 2 - 3 倍であることを

確認してください。

データベースのブロック・サイズを確認します。必要に応じて、ブロック・サイズを小さくします。

データ・キャッシュの設定を確認します。必要に応じて、データ・キャッシュのサイズを大きくします。

インデックス・キャッシュの設定を確認してください。必要に応じて、インデックス・キャッシュのサイズを大きくしてください。

UNIX コンピュータの場合、

ユーザー制限プロファイルを確認します(159 ページの

「ユーザー制限プロファイルの確認」を参照してください)。

セキュリティ・ファイルが破損しているかどうかを確認します。

サーバー・コンピュータが HP-UX オペレーティング・システ

ムを実行している場合は、MAXDSIZE を少なくとも 2*(データ・キャッシュ・サイ

ズ+インデックス・キャッ

シュ・サイズ)に設定してくだ

さい。

データベースが破損しているかどうかを確認します(158ページの「データベース破損の確認」を参照してください)。

45

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メッセージ番号

メッセージ 考えられる原因 考えられる解決策

サーバー・コンピュータを再起動します。

RAM が十分にあることを確認

してください。

1008006 memoryToBeFreed (funtionName中)のメモリーを解放できま

せん

Oracle サポートに連絡してくだ

さい。

1008009 ポインタが NULL です- 解放

は取り消されました:variableName(functionName 中)

Essbase がリスト

されたメモリーを解放できません。

Oracle サポートに連絡してくだ

さい。

1008010 読取りに失敗しました Essbase がクライ

アント上にある計算スクリプトの読取りを行うことができません。

1. 再度計算スクリプトを実行してください。

2. クライアントを再起動し、計算スクリプトを再実行してください。

3. 計算スクリプトをサーバーにコピーし、計算スクリプトを再実行してください。

1008021 名前付きパイプの作成に失敗しました

Essbase で名前付

きパイプを作成できません。

ネットワークのドキュメンテーションを参照してください。

1008022 パイプの作成に失敗しました

Essbase で名前付

きパイプを作成できません。

ネットワークのドキュメンテーションを参照してください。

1008023 名前付きパイプの接続に失敗しました

Essbase を名前付

きパイプから切断できません。

ネットワークのドキュメンテーションを参照してください。

1008024 名前付きパイプの切断に失敗しました

Essbase を名前付

きパイプから切断できません。

ネットワークのドキュメンテーションを参照してください。

1008025 名前付きパイプの検査に失敗しました

Essbase が名前付

きパイプの検査を行うことができません。

ネットワークのドキュメンテーションを参照してください。

1008028 パイプ読取りエラーです Essbase が名前付

きパイプから読取りを行うことができません。

Essbase サーバーが実行中かど

うかを確認してください。

l Essbase サーバーが動作して

いない場合は、Essbase サー

バーを再起動します。

l Essbase サーバーがクラッ

シュしている場合は、異常シャットダウンのための手順を実行します。

l Essbase サーバーがフリーズ

している場合は、Essbaseサーバーを停止して異常

46 1008001 - 1008152: システム呼出しのメッセージ

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メッセージ番号

メッセージ 考えられる原因 考えられる解決策

シャットダウンのための手順を実行します。標準の方法で Essbase サーバーを停

止できない場合は、タスクを終了します(159 ページ

の「サーバー・タスクの終了」を参照してください)。

1008029 パイプ書込みエラーです Essbase が名前付

きパイプへの書込みを行うことができません。

ネットワークのドキュメンテーションを参照してください。

1008030 パイプを開けませんでした Essbase が名前付

きパイプを開けません。

ネットワークのドキュメンテーションを参照してください。

1008031 パイプを閉じられませんでした

Essbase が名前付

きパイプを閉じられません。

ネットワークのドキュメンテーションを参照してください。

1008036 誤った数のバイトがパイプに書き込まれました

Essbase が名前付

きパイプへの書込みを終了できません。

ネットワークのドキュメンテーションを参照してください。

1008037 「次を検索」に失敗しました Essbase がシーケ

ンス内の次のファイルを検索できません。

これは、Essbase がコピーまた

はロード中などで複数のファイルを処理している場合に発生する可能性があります。どのファイルが見つからないかを判別できる場合は、それをバックアップから復元してください。

1008039 「検索を閉じる」に失敗しました

Essbase がシーケ

ンス内の次のファイルを閉じられません。

これは、Essbase がコピーまた

はロード中などで複数のファイルを処理している場合に発生する可能性があります。どのファイルに問題があるかを判別できる場合は、それをバックアップから復元してください。

1008089 エージェントからのデータの受信時にエラーが発生しました

Essbase でエー

ジェントからデータを受信できません。

Essbase サーバーが実行中かど

うかを確認してください。

l Essbase サーバーが動作して

いない場合は、Essbase サー

バーを再起動します。

l Essbase サーバーがクラッ

シュしている場合は、異常シャットダウンのための手順を実行します。

l Essbase サーバーがフリーズ

した場合は、Essbase サー

バーを停止し、異常なシャットダウンのための手

47

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メッセージ番号

メッセージ 考えられる原因 考えられる解決策

順に従ってください。標準的な方法を使用して Essbaseサーバーを停止できない場合は、タスクを終了して(159 ページの「サーバー・

タスクの終了」を参照してください)、Essbase サー

バーを再起動してください。

1008090 エージェントからのデータの受信がタイム・アウトになりました

Essbase でエー

ジェントからデータを受信できません。

Essbase サーバーが実行中かど

うかを確認してください。

l Essbase サーバーが動作して

いない場合は、Essbase サー

バーを再起動します。

l Essbase サーバーがクラッ

シュしている場合は、異常シャットダウンのための手順を実行します。

l Essbase サーバーがフリーズ

した場合は、Essbase サー

バーを停止し、異常なシャットダウンのための手順に従ってください。標準的な方法を使用して Essbaseサーバーを停止できない場合は、タスクを終了して(159 ページの「サーバー・

タスクの終了」を参照してください)、Essbase サー

バーを再起動してください。

1008091 エージェントへのデータの送信時にエラーが発生しました

Essbase でエー

ジェントにデータを送信できません。

Oracle サポートに連絡してくだ

さい。

1008092 エージェントへのデータの送信がタイム・アウトになりました

Essbase でエー

ジェントにデータを送信できません。

Oracle サポートに連絡してくだ

さい。

1008093 変換のデータ型が無効です Oracle サポートに連絡してくだ

さい。

1008099 HALLOC: メモリー割当てが重

複している可能性があります! variableName (functionName中)

Oracle サポートに連絡してくだ

さい。

1008100 HFREE: ポインタはすでに解

放されています!variableName (functionName 中)

Oracle サポートに連絡してくだ

さい。

48 1008001 - 1008152: システム呼出しのメッセージ

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メッセージ番号

メッセージ 考えられる原因 考えられる解決策

1008101 HFREE: メモリーが上書きさ

れる可能性があります!variableName (functionName 中)

元のメモリー割当てが、同じポインタへの新しい割り当てによって上書きされました。

Oracle サポートに連絡してくだ

さい。

1008106 例外エラー・ログerrorLogName.XCP の作成中...

Essbase が異常

シャットダウンの直前に例外ログを生成しています。

例外ログを参照して、シャットダウンの原因を調べてください。

l サーバーがクラッシュする場合、ログはHYPERION_HOME/logs/

essbaseに書き込まれま

す。ログの名前はlog00001.xcpのようにな

ります。

l アプリケーションがクラッシュしてアプリケーション名が不明な場合、ログはHYPERION_HOME/logs/

essbase/appに書き込まれ

ます。ログの名前はlog00001.xcpのようにな

ります。

l アプリケーションがクラッシュしてアプリケーション名がわかっている場合、ログは HYPERION_HOME/

logs/essbase/app/

appNameに書き込まれま

す。ログの名前は sample/

log00001.xcpのようにな

ります。

l データベースがクラッシュしてデータベース名が不明な場合、ログはHYPERION_HOME/logs/

essbase/app/appName/に

書き込まれます。ログの名前は app/sample/

log00001.xcpのようにな

ります。

l データベースがクラッシュしてデータベース名がわかっている場合、ログはHYPERION_HOME/logs/

essbase/app/appName/

databasenameに書き込ま

れます。ログの名前は app/

sample/basic/

log00001.xcpのようにな

ります。

データベースが破損しているかどうかを確認します(158

49

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メッセージ番号

メッセージ 考えられる原因 考えられる解決策

ページの「データベース破損の確認」を参照してください)。

Oracle サポートに連絡してくだ

さい。

1008107 例外エラー・ログが完了しました。テクニカル・サポートに連絡してこのファイルを提出してください

Essbase がエ

ラー・ログの生成を終了し、シャットダウンします。

例外ログを参照して、シャットダウンの原因を調べてください。

l サーバーがクラッシュする場合、ログはHYPERION_HOME/logs/

essbaseに書き込まれま

す。ログの名前はlog00001.xcpのようにな

ります。

l アプリケーション名がクラッシュしてアプリケーション名が不明な場合、ログは HYPERION_HOME/

logs/essbase/app/に書き

込まれます。ログの名前はapp/log00001.xcpのよう

になります。

l アプリケーションがクラッシュしてアプリケーション名がわかっている場合、ログは HYPERION_HOME/

logs/essbase/app/

appName/に書き込まれま

す。ログの名前は app/

sample/log00001.xcpの

ようになります。

l データベースがクラッシュしてデータベース名が不明な場合、ログはHYPERION_HOME/logs/

essbase/app/appName/に

書き込まれます。ログの名前は app/sample/

log00001.xcpのようにな

ります。

l データベースがクラッシュしてデータベース名がわかっている場合、ログはHYPERION_HOME/logs/

essbase/app/appName/

databasenameに書き込ま

れます。ログの名前は app/

sample/basic/

log00001.xcpのようにな

ります。

データベースが破損しているかどうかを確認します(158

50 1008001 - 1008152: システム呼出しのメッセージ

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メッセージ番号

メッセージ 考えられる原因 考えられる解決策

ページの「データベース破損の確認」を参照してください)。

Oracle サポートに連絡してくだ

さい。

1008108 Essbase 内部論理エラー

logicErrorNumberEssbase で論理エ

ラーが発生し、異常シャット・ダウンします。

Essbase サーバーが動作してい

ることを確認します。

l Essbase サーバーが動作して

いない場合は、Essbase サー

バーを再起動します。

l Essbase サーバーがクラッ

シュしている場合は、異常シャットダウンのための手順を実行します。

l Essbase サーバーがフリーズ

している場合は、Essbaseサーバーを停止して異常シャットダウンのための手順を実行します。標準の方法で Essbase サーバーを停

止できない場合は、タスクを終了します(159 ページ

の「サーバー・タスクの終了」を参照してください)。

データベースが破損しているかどうかを確認します(158ページの「データベース破損の確認」を参照してください)。

ネットワークとコンピュータ・ハードウェアが正しく実行されていることを確認してください。

仮想メモリーのサイズが物理メモリーの 2 - 3 倍であること

を確認してください。それでも十分でない場合は、サーバー・コンピュータのメモリーを増やしてください。

ブロック・サイズを確認してください。

データ・キャッシュが少なくとも 100 ブロックを保持でき

ることを確認してください。

インデックス・キャッシュ・サイズが推奨される範囲内であることを確認してください。

1008109 pointerName (functionName 中)のメモリーは再割当てできません

Essbase で、リス

トされた関数にメモリーを再割当てできません。

メモリーが十分にあることを確認してください。

51

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メッセージ番号

メッセージ 考えられる原因 考えられる解決策

1008110 メモリーを割り当てられません。詳細はアプリケーション・ログを参照してください。

Essbase でメモ

リーを割り当てられません。

Essbase コンピュータに十分な

リソースがあることを確認します。システム要件については『Oracle Hyperion EnterprisePerformance Management Systemインストール概要』を確認してください。リレーショナル・データベースなどのリソース集中型のアプリケーションを同じコンピュータで実行している場合、そのリソース集中型のアプリケーションが Essbase に必要なリソースを

使用している可能性があります。

メモリーが十分にあることを確認してください。

タイトル・バーの「X」をク

リックして Essbase サーバーの

ウィンドウを閉じないでください。

Essbase サーバーを再起動した

後で、データベースが破損しているかどうかを確認します(158 ページの「データベース

破損の確認」を参照してください)。

appName.logを参照してください。

1008111 pointerName (functionName 中)のメモリーは再割当てできません。詳細はアプリケーション・ログを参照してください。

Essbase でメモ

リーを再割当てできません。

Essbase コンピュータに十分な

リソースがあることを確認します。システム要件については『Oracle Hyperion EnterprisePerformance Management Systemインストール概要』を確認してください。リレーショナル・データベースなどのリソース集中型のアプリケーションを同じコンピュータで実行している場合、そのリソース集中型のアプリケーションが Essbase に必要なリソースを

使用している可能性があります。

メモリーが十分にあることを確認してください。

タイトル・バーの「X」をク

リックして Essbase サーバーの

ウィンドウを閉じないでください。

Essbase サーバーを再起動した

後で、データベースが破損しているかどうかを確認します

52 1008001 - 1008152: システム呼出しのメッセージ

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メッセージ番号

メッセージ 考えられる原因 考えられる解決策

(158 ページの「データベース

破損の確認」を参照してください)。

appName.logを参照してください。

1008112 メモリー割当てエラー・コード: O/S エラー=errorCode、O/S 戻りコード=errorNumber

Essbase がメモ

リーを割り当てられませんでした。

メモリーが十分にあることを確認してください。

オペレーティング・システムのドキュメンテーションで、オペレーティング・システムのエラー・コードと戻りコードを参照してください。

1008113 メモリー再割当てエラー・コード: O/S エラー=errorCode、O/S 戻りコード=errorNumber

Essbase がメモ

リーを再割当てできませんでした。

メモリーが十分にあることを確認してください。

オペレーティング・システムのドキュメンテーションで、オペレーティング・システムのエラー・コードと戻りコードを参照してください。

1008114 仮想メモリーの number バイ

トの割当て要求。使用中の仮想メモリーのパーセンテージは number%です。

要求された仮想メモリーのバイトとEssbase によって

現在使用されている仮想メモリーのパーセンテージ。

該当なし

1008115 合計物理メモリーは numberバイトです。使用可能な物理メモリーは number バイト

です。

物理メモリーの合計バイトと使用可能な物理メモリーのバイト。

該当なし

1008116 合計スワップ・スペースはnumber バイトです。使用可

能なスワップ・スペースはnumber バイトです。

スワップ・スペースの合計バイトと使用可能なスワップ・スペースのバイト。

該当なし

1008117 合計仮想メモリーは numberバイトです。使用可能な仮想メモリーは number バイト

です。

仮想メモリーの合計バイトと使用可能な仮想メモリーのバイト。

該当なし

1008118 メモリー・ページ・サイズは number バイトです。割当

ての細分度は number バイト

です。

メモリー・ページ・サイズの合計バイトと、メモリーが割り当てられているサイズ。

該当なし

1008119 メモリー・ページ・サイズは number バイトです

メモリー・ページ・サイズの合計バイト。

該当なし

53

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メッセージ番号

メッセージ 考えられる原因 考えられる解決策

1008120 pointerName (functionName 中)の物理メモリーは割当てできません

Essbase がリスト

された関数に物理メモリーを割り当てられません。

物理メモリーが十分にあることを確認してください。

1008121 pointerName (functionName 中)の物理メモリーは再割当てで割り当てられません

Essbase がリスト

された関数に物理メモリーを再割当てできません。

物理メモリーが十分にあることを確認してください。

1008122 pointerName (functionName 中)の割当て済メモリーはロックできません

Essbase が必要な

メモリーをロックできません。

エージェントに正しいオペレーティング・システム権限が割り当てられていることを確認してください(160 ページ

の「オペレーティング・システム権限の判別」を参照してください)。

Essbase コンピュータに十分な

リソースがあることを確認します。システム要件については『Oracle Hyperion EnterprisePerformance Management Systemインストール概要』を確認してください。リレーショナル・データベースなどのリソース集中型のアプリケーションを同じコンピュータで実行している場合、そのリソース集中型のアプリケーションが Essbase に必要なリソースを

使用している可能性があります。

ロックするメモリーが有効であることを確認してください。オペレーティング・システムのドキュメンテーションを参照してください。

1008123 pointerName (functionName 中)の割当て済メモリーは再割当てでロックできません

Essbase が必要な

メモリーをロックできません。

エージェントに正しいオペレーティング・システム権限が割り当てられていることを確認してください(160 ページ

の「オペレーティング・システム権限の判別」を参照してください)。

Essbase コンピュータに十分な

リソースがあることを確認します。システム要件については『Oracle Hyperion EnterprisePerformance Management Systemインストール概要』を確認してください。リレーショナル・データベースなどのリソース集中型のアプリケーションを同じコンピュータで実行している場合、そのリソース集中型のアプリケーション

54 1008001 - 1008152: システム呼出しのメッセージ

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メッセージ番号

メッセージ 考えられる原因 考えられる解決策

が Essbase に必要なリソースを

使用している可能性があります。

ロックするメモリーが有効であることを確認してください。オペレーティング・システムのドキュメンテーションを参照してください。

1008124 割当て量不足のため、pointerName (functionName 中)の割当て済メモリーはロックできません

Essbase にメモ

リーをロックするために十分な物理メモリーがありません。

Essbase サーバーのメモリー要

件を確認してください。必要に応じて、物理メモリーを増やしてください。

1008125 権限不足のため、pointerName (functionName 中)の割当て済メモリーはロックできません

Essbase にメモ

リーをロックするための正しいオペレーティング・システム権限が割り当てられていません。

エージェントに正しいオペレーティング・システム権限が割り当てられていることを確認してください(160 ページ

の「オペレーティング・システム権限の判別」を参照してください)。

1008126 割当て量不足のため、pointerName (functionName 中)の割当て済メモリーは再割当てでロックできません

Essbase にメモ

リーをロックするために十分な物理メモリーがありません。

Essbase サーバーのメモリー要

件を確認してください。必要に応じて、物理メモリーを増やしてください。

1008127 権限不足のため、pointerName (functionName 中)の割当て済メモリーは再割当てでロックできません

Essbase にメモ

リーをロックするための正しいオペレーティング・システム権限が割り当てられていません。

エージェントに正しいオペレーティング・システム権限が割り当てられていることを確認してください(160 ページ

の「オペレーティング・システム権限の判別」を参照してください)。

1008128 pointerName (functionName 中)の物理メモリーは割り当てられません。詳細はアプリケーション・ログを参照してください。

Essbase にメモ

リーをロックするために十分な物理メモリーがありません。

必要に応じて、キャッシュ・サイズを小さくしてください。

Essbase コンピュータに十分な

リソースがあることを確認します。システム要件については『Oracle Hyperion EnterprisePerformance Management Systemインストール概要』を確認してください。リレーショナル・データベースなどのリソース集中型のアプリケーションを同じコンピュータで実行している場合、そのリソース集中型のアプリケーションが Essbase に必要なリソースを

使用している可能性があります。

サーバー・コンピュータを再起動します。

55

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メッセージ番号

メッセージ 考えられる原因 考えられる解決策

Essbase サーバーの物理メモ

リー要件を確認してください。必要に応じて、物理メモリーを増やしてください。

appName.logを参照してください。

1008129 pointerName (functionName 中)の物理メモリーは再割当てで割り当てられません。詳細はアプリケーション・ログを参照してください。

Essbase にメモ

リーをロックするために十分な物理メモリーがありません。

必要に応じて、キャッシュ・サイズを小さくしてください。

Essbase コンピュータに十分な

リソースがあることを確認します。システム要件については『Oracle Hyperion EnterprisePerformance Management Systemインストール概要』を確認してください。リレーショナル・データベースなどのリソース集中型のアプリケーションを同じコンピュータで実行している場合、そのリソース集中型のアプリケーションが Essbase に必要なリソースを

使用している可能性があります。

サーバー・コンピュータを再起動します。

Essbase サーバーの物理メモ

リー要件を確認してください。必要に応じて、物理メモリーを増やしてください。

appName.logを参照してください。

1008130 pointerName の割当て済メモ

リーはロックできません。詳細はアプリケーション・ログを参照してください。

Essbase が必要な

メモリーをロックできません。

エージェントに正しいオペレーティング・システム権限が割り当てられていることを確認してください(160 ページ

の「オペレーティング・システム権限の判別」を参照してください)。

Essbase コンピュータに十分な

リソースがあることを確認します。システム要件については『Oracle Hyperion EnterprisePerformance Management Systemインストール概要』を確認してください。リレーショナル・データベースなどのリソース集中型のアプリケーションを同じコンピュータで実行している場合、そのリソース集中型のアプリケーションが Essbase に必要なリソースを

使用している可能性があります。

56 1008001 - 1008152: システム呼出しのメッセージ

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メッセージ番号

メッセージ 考えられる原因 考えられる解決策

ロックするメモリーが有効であることを確認してください。

appName.logを参照してください。

1008131 pointerName (functionName 中)の割当て済メモリーは再割当てで割り当てられません。詳細はアプリケーション・ログを参照してください。

Essbase が必要な

メモリーをロックできません。

エージェントに正しいオペレーティング・システム権限が割り当てられていることを確認してください(160 ページ

の「オペレーティング・システム権限の判別」を参照してください)。

Essbase コンピュータに十分な

リソースがあることを確認します。システム要件については『Oracle Hyperion EnterprisePerformance Management Systemインストール概要』を確認してください。リレーショナル・データベースなどのリソース集中型のアプリケーションを同じコンピュータで実行している場合、そのリソース集中型のアプリケーションが Essbase に必要なリソースを

使用している可能性があります。

ロックするメモリーが有効であることを確認してください。

appName.logを参照してください。

1008132 割当て量不足のため、pointerName (functionName 中)の割当て済メモリーはロックできません。詳細はアプリケーション・ログを参照してください。

Essbase にメモ

リーをロックするために十分な物理メモリーがありません。

Essbase サーバーのメモリー要

件を確認してください。必要に応じて、物理メモリーを増やしてください。

appName.logを参照してください。

1008133 権限不足のため、pointerName (functionName 中)の割当て済メモリーはロックできません。詳細はアプリケーション・ログを参照してください。

Essbase に必要な

メモリーをロックするための正しいオペレーティング・システム権限が割り当てられていません。

エージェントに正しいオペレーティング・システム権限が割り当てられていることを確認してください(160 ページ

の「オペレーティング・システム権限の判別」を参照してください)。

Essbase コンピュータに十分な

リソースがあることを確認します。システム要件については『Oracle Hyperion EnterprisePerformance Management Systemインストール概要』を確認してください。リレーショナル・データベースなどのリソース集中型のアプリケーションを同じコンピュータで

57

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メッセージ番号

メッセージ 考えられる原因 考えられる解決策

実行している場合、そのリソース集中型のアプリケーションが Essbaseに必要なリソースを

使用している可能性があります。

appName.logを参照してください。

1008134 割当て量不足のため、pointerName (functionName 中)の割当て済メモリーは再割当てでロックできません。詳細はアプリケーション・ログを参照してください。

Essbase にメモ

リーをロックするために十分な物理メモリーがありません。

必要に応じて、キャッシュ・サイズを小さくしてください。

Essbase コンピュータに十分な

リソースがあることを確認します。システム要件については『Oracle Hyperion EnterprisePerformance Management Systemインストール概要』を確認してください。リレーショナル・データベースなどのリソース集中型のアプリケーションを同じコンピュータで実行している場合、そのリソース集中型のアプリケーションが Essbase に必要なリソースを

使用している可能性があります。

サーバー・コンピュータを再起動します。

Essbase サーバーの物理メモ

リー要件を確認してください。必要に応じて、物理メモリーを増やしてください。

appName.logを参照してください。

1008135 権限不足のため、pointerName (functionName 中)の割当て済メモリーは再割当てでロックできません。詳細はアプリケーション・ログを参照してください。

Essbase に必要な

メモリーをロックするための正しいオペレーティング・システム権限が割り当てられていません。

エージェントに正しいオペレーティング・システム権限が割り当てられていることを確認してください(160 ページ

の「オペレーティング・システム権限の判別」を参照してください)。

Essbase コンピュータに十分な

リソースがあることを確認します。システム要件については『Oracle Hyperion EnterprisePerformance Management Systemインストール概要』を確認してください。リレーショナル・データベースなどのリソース集中型のアプリケーションを同じコンピュータで実行している場合、そのリソース集中型のアプリケーションが Essbase に必要なリソースを

使用している可能性があります。

58 1008001 - 1008152: システム呼出しのメッセージ

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メッセージ番号

メッセージ 考えられる原因 考えられる解決策

appName.logを参照してください。

1008136 pointerName (functionName 中)のロックされたメモリーを解放できません

Essbase でメモ

リーを解放できません。メモリーを解放する関数に無効なポインタが渡されたためと考えられます。

Oracle サポートに連絡してくだ

さい。

1008137 pointerName (functionName 中)のメモリーを再割当て時に解放できません

Essbase でメモ

リーを解放できません。メモリーを解放する関数に無効なポインタが渡されたためと考えられます。

Oracle サポートに連絡してくだ

さい。

1008138 pointerName (functionName 中)のメモリーを再割当て時に解放できません。詳細はアプリケーション・ログを参照してください。

Essbase でメモ

リーを解放できません。メモリーを解放する関数に無効なポインタが渡されたためと考えられます。

appName.logを参照してください。

Oracle サポートに連絡してくだ

さい。

1008139 pointerName (functionName 中)の境界合せ済メモリーは割り当てられません

Essbase にはリス

トされたポインタにメモリーを割り当てるための十分な仮想メモリーがありません。

Essbase サーバーの仮想メモ

リー要件を確認してください。必要に応じて、仮想メモリーを増やして Essbase サーバーを

再起動してください。

1008140 pointerName (functionName 中)の境界合せ済メモリーを解放できません

Essbase でメモ

リーを解放できません。メモリーを解放する関数に無効なポインタが渡されたためと考えられます。

Oracle サポートに連絡してくだ

さい。

1008141 pointerName (functionName 中)の境界合せ済メモリーは再割当てで割り当てられません

Essbase にはリス

トされたポインタにメモリーを割り当てるための十分な仮想メモリーがありません。

Essbase サーバーの仮想メモ

リー要件を確認してください。必要に応じて、仮想メモリーを増やして Essbase サーバーを

再起動してください。

1008142 pointerName (functionName 中)の境界合せ済メモリーを再割当て時に解放できません

Essbase でメモ

リーを解放できません。メモリーを解放する関数に無効なポインタが渡されたためと考えられます。

Oracle サポートに連絡してくだ

さい。

1008143 pointerName (functionName 中)の境界合せ済メモリーは割り当てられません。詳細は

Essbase にはリス

トされたポインタにメモリーを割り

Essbase サーバーの仮想メモ

リー要件を確認してください。必要に応じて、仮想メモリー

59

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メッセージ番号

メッセージ 考えられる原因 考えられる解決策

アプリケーション・ログを参照してください。

当てるための十分な仮想メモリーがありません。

を増やして Essbase サーバーを

再起動してください。

appName.logを参照してください。

1008144 Essbase サーバーの仮想メモ

リー要件を確認してください。必要に応じて、仮想メモリーを増やして Essbaseサーバーを再起動してください。

Essbase にはリス

トされたポインタにメモリーを割り当てるための十分な仮想メモリーがありません。

Essbase サーバーの仮想メモ

リー要件を確認してください。必要に応じて、仮想メモリーを増やして Essbase サーバーを

再起動してください。

appName.logを参照してください。

1008145 pointerName (functionName 中)の境界合せ済メモリーを再割当て時に解放できません。詳細はアプリケーション・ログを参照してください。

Essbase でメモ

リーを解放できません。メモリーを解放する関数に無効なポインタが渡されたためと考えられます。

appName.logを参照してください。

Oracle サポートに連絡してくだ

さい。

1008146 pointerName (functionName 中)の割当て済メモリーはロック解除できません

Essbase でメモ

リーを解放できません。メモリーを解放する関数に無効なポインタが渡されたためと考えられます。

Oracle サポートに連絡してくだ

さい。

1008147 pointerName (functionName 中)のメモリーは割り当てられません

Essbase にはリス

トされたポインタにメモリーを割り当てるための十分な仮想メモリーがありません。

Essbase サーバーの仮想メモ

リー要件を確認してください。必要に応じて、仮想メモリーを増やして Essbase サーバーを

再起動してください。

1008148 pointerName (functionName 中)のメモリーは割り当てられません。詳細はアプリケーション・ログを参照してください。

Essbase にはリス

トされたポインタにメモリーを割り当てるための十分な仮想メモリーがありません。

Essbase サーバーの仮想メモ

リー要件を確認してください。必要に応じて、仮想メモリーを増やして Essbase サーバーを

再起動してください。

appName.logを参照してください。

1008149 異常シャットダウン要求を受け取りました。アプリケーションを強制的にシャットダウンしてもよろしいですか? [1-はい、2-いい

え]

Essbase Server サー

バーを誤ってシャット・ダウンしようとしています。

可能であれば、Essbase サー

バーの停止を正しく行ってください。

1. 2と入力して、Essbase サー

バーの停止を正しく行ってください。

2. Essbase サーバーを正しく停

止できない場合は、1と入

力して Essbase サーバーを

停止します。

3. これが機能しない場合は、タスクを終了してください

60 1008001 - 1008152: システム呼出しのメッセージ

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メッセージ番号

メッセージ 考えられる原因 考えられる解決策

(159 ページの「サーバー・

タスクの終了」を参照してください)。

4. Essbase サーバーを停止した

後、異常シャットダウンのための手順を実行してください。

1008150 異常シャットダウン要求が中止されました。アプリケーションは処理を続行します

管理者が、おそらくメッセージ第 5章 60 ページのに

答えないことによって、異常シャットダウン要求を中止しました。

1008151 システムがビジーです。アプリケーションは異常シャットダウン要求を再試行します。

Essbase サーバー

がインデックスへの書込みなどの重要なタスクを実行しています。

タスクが完了すると、Essbaseサーバーが再度シャット・ダウンを試みます。

1008152 システムがまだビジーです。異常シャットダウン要求を中止します。後で再度試してください。

Essbase サーバー

がインデックスへの書込みなどの重要なタスクを実行しています。Essbase サーバー

は異常シャットダウン要求を中止してこのタスクを終了します。

可能であれば、数分待ってから Essbase サーバーの停止を正

しく行ってください。Essbaseサーバーを正しく停止できない場合は、タスクを終了してください(159 ページの「サー

バー・タスクの終了」を参照してください)。

Essbase サーバーを停止した後、

異常シャットダウンのための手順を実行してください。

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62 1008001 - 1008152: システム呼出しのメッセージ

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61012000 - 1012750: 計算メッ

セージ

表 6 に計算に関するエラー・メッセージと情報メッセージを示します。

表 6 計算メッセージ 1012000 - 1012750

メッセージ番号

メッセージ 考えられる原因 考えられる解決策

1012000 無効な構文- CALC コマンド

invalidCommandName ではあり

ません

Essbase で、計算

スクリプトに有効な計算コマンドではないコマンドが検出されました。

計算コマンドが正しいことを確認します。

l 計算コマンドのスペルは正しいですか?

l 計算コマンド内のすべての変数のスペルは正しいですか?

l 計算コマンドは有効ですか?

1012001 計算スクリプト構文calculationCommandWithErrors が無効です

Essbase で、計算

スクリプトに構文エラーが検出されました。

計算スクリプトが有効であることを確認します。

「計算スクリプト構文の理解」も参照してください。

l 引用符で囲む必要のあるものすべてを引用符で囲んでいますか?

l 計算スクリプト・エディタで計算スクリプトの構文を確認できますか?

l スペースも含めて、すべてのメンバー名は正しいですか?メンバー名にスペース

がある場合は、そのメンバー名を引用符で囲む必要があります。

l すべての式の構文は正しいですか?

l SET など、計算動作を定義

するコマンドの構文は正しいですか?

1012004 メンバー名 memberName が無

効です

Essbase で、計算

スクリプトに無効なメンバー名が検出されました。

メンバー名が有効であることを確認します。

l 該当するメンバーはアウトラインにまだ存在していますか?このエラーは、通常、

メンバーはアウトラインか

63

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メッセージ番号

メッセージ 考えられる原因 考えられる解決策

ら削除されているが、計算スクリプトから削除されていない場合に発生します。メンバーがアウトラインに存在しない場合は、計算スクリプトからそのメンバーへのすべての参照を削除します。

l スペースも含めて、メンバー名のスペルは正しいですか?

l メンバー名に、スペース、ピリオドなどの特殊文字または数字のみが含まれている場合は、メンバー名が引用符で囲まれていることを確認します。

l メンバー名を入力するかわりに、正しいアウトラインと計算スクリプトを関連付けてから、計算スクリプト・エディタを使用してメンバー名を生成してください。

関連項目

1012005

1012005 次元名 dimensionName が無効

です

Essbase で、計算

スクリプトに無効な次元名が検出されました。

次元名が有効であることを確認します。

該当する次元はアウトラインにまだ存在していますか?この

エラーは、通常、次元はアウトラインから削除されているが、計算スクリプトから削除されていない場合に発生します。次元がアウトラインに存在しない場合は、計算スクリプトからその次元とそのメンバーへのすべての参照を削除します。

スペースも含めて、次元名のスペルは正しいですか?

次元名に、スペースなどの特殊文字が含まれている場合は、次元名が引用符で囲まれていることを確認します。

次元名を入力するかわりに、正しいアウトラインと計算スクリプトを関連付けてから、計算スクリプト・エディタを使用して次元名を生成してください。

関連項目

64 1012000 - 1012750: 計算メッセージ

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メッセージ番号

メッセージ 考えられる原因 考えられる解決策

1012004

1012009 変数名 variableName が長すぎ

ます

Essbase で、長す

ぎる変数名が検出されました。変数名は 32 バ

イト以下である必要があります。

変数名を検索して、32 バイト

以下にしてください。

次元名が有効であることを確認します。

変数を使用する前に、変数を正しく宣言していることを確認します。

1012010 変数名 variableName が再宣言

されました

1 つの計算スク

リプトで変数が複数回宣言されました。

計算スクリプトを確認して、余分な変数の宣言を削除します。変数を使用する前に、変数を正しく宣言していることを確認します。

1012011 変数名 variableName はメン

バー名と競合しています

リストされた変数に割り当てられた名前がアウトラインのメンバー名に一致します。

変数に一意の名前を割り当てます。変数名は 32 バイト以下

にする必要があり、Essbase の

命名ルールに従う必要があります。変数を使用する前に、変数を正しく宣言していることを確認します。

1012012 配列変数の範囲指定子dimensionName は次元ではあ

りません

配列変数のサイズを決定する計算スクリプト内の次元は、有効な次元ではありませんでした。

次元名が有効であることを確認します。

l 該当する次元はアウトラインに存在していますか?

l スペースも含めて、次元のスペルは正しいですか?メンバーを入力するかわりに、正しいアウトラインと計算スクリプトを関連付けてから、計算スクリプト・エディタを使用してメンバー名を生成してください。

l 次元名に、スペースなどの特殊文字が含まれている場合は、次元名が引用符で囲まれていることを確認します。

計算スクリプトで次元名が[dimensionName]のように大カッ

コで囲まれていることを確認します。

計算スクリプト内の ARRAY コマンドが有効であることを確認します。

1012013 計算スクリプト・エラー- 予期しないファイルの終わりに到達しました

計算スクリプトにコメントの始まりを示す記号/

*が含まれていましたが、対とな

コメントの末尾にコメントの終わりを示す記号*/を追加してください。

65

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メッセージ番号

メッセージ 考えられる原因 考えられる解決策

るコメントの終わりを示す記号*/が含まれていませんでした。

1012015 制限付き計算では CALC ALL は使用できません

Essbase で、FIX-ENDFIX コマン

ド・ブロック内に CALC ALL コマ

ンドが検出されました。

FIX-ENDFIX コマンド・ブロック

内で CALC ALL コマンドを使用

しないようにしてください。CALC ALL コマンドは、データ

ベース全体を計算しますが、FIX コマンドは、データベース

の一部のみを計算します。

1012016 次元メンバー memberName を

制限付きメンバーmemberName を使用して計算

できません

計算スクリプトに、計算を同じ次元内の別のメンバーに制限した後でメンバーを計算しようとする計算が含まれていました。

FIX ステートメントでメンバー

の位置が正しいことを確認します。メンバーを指定する場合、そのメンバーのみを計算できます。たとえば、次の FIXステートメントは売上メンバーを対象としていますが、別のメンバーである利益を計算しようとするため、この FIX ステートメントは正しくありません:

FIX(Sales) Profit; ENDFIX

次の FIX ステートメントは正し

いです:

FIX (Sales) Sales; ENDFIX

関連項目

1012017

1012017 次元 dimensionName を制限付

きメンバー memberName を使

用して計算できません

計算スクリプトに、計算を同じ次元の特定のメンバーに制限した後で次元を計算しようとする計算が含まれていました。

FIX ステートメントで次元の位

置が正しいことを確認します。メンバーを指定する場合、同じ次元にあるそのメンバーのみを計算できます。たとえば、次の FIX ステートメントは、メ

ジャー次元の一部である売上メンバーを対象としていますが、メジャー次元全体を計算しようとするため、この FIX ステートメントは正しくありません:

FIX(Sales) CALC DIM

Measures; ENDFIX

関連項目

1012016

1012018 AGG コマンドで次元

dimensionName が再宣言され

ました

1 つの AGG コマ

ンドで次元名が複数回宣言されました。

計算スクリプトを確認して、余分な次元名の宣言を削除してください。

66 1012000 - 1012750: 計算メッセージ

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メッセージ番号

メッセージ 考えられる原因 考えられる解決策

1012019 計算スクリプトのブロック区切り文字 delimiterName は対に

なっていません delimiterName

計算スクリプトに左カッコまたは右カッコがありません。

計算スクリプトを確認して、足りないカッコを補うか、または余分なカッコを削除してください。

1012021 計算スクリプト・コマンドcalculationScriptCommand は不

完全です

リストされた計算スクリプト・コマンドは不完全でした。

計算スクリプト・コマンドで、関連するすべてのデータを指定していることを確認します。

l ENDFIX コマンドのない FIXコマンドまたは ENDLOOP コ

マンドのない LOOP コマン

ドなど、開いているフロー制御コマンドはありませんか?

l セミコロンが欠落していませんか?

l 始まりのカッコすべてに対応する終わりのカッコがありますか?

1012023 密次元 dimensionName への集

約は現在サポートされていません

Essbase では、密

次元に対してAGG コマンドを

使用できません。

計算スクリプトを確認して、密のタグの付いた次元で AGGコマンドを使用していないことを確認します。

1012024 次元 dimensionName を制限付

きメンバー memberName で集

約できません

計算スクリプトに、計算を同じ次元の特定のメンバーに制限した後で次元を集約しようとする計算が含まれています。

FIX ステートメントで次元の位

置が正しいことを確認します。メンバーを指定する場合、そのメンバーのみを集約できます。たとえば、次の FIX ステー

トメントは売上メンバーを対象としていますが、次元であるメジャーを集約しようとるするため、この FIX ステートメ

ントは正しくありません:

FIX(Sales) AGG(Measures);

ENDFIX

次の FIX ステートメントは正し

いです:

FIX (Sales) AGG (Sales);

ENDFIX

1012025 このデータベースに設定されている通貨データベースはありません

Essbase で、通貨

データベースが必要な計算を実行しようとしましたが、通貨データベースが存在しませんでした。

メイン・データベースが通貨データベースにリンクしていることを確認します。

メイン・データベースが通貨データベースに接続できることを確認します。 初に、次の 2 つの手順を試します:

アプリケーションを停止して再起動します。

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メッセージ番号

メッセージ 考えられる原因 考えられる解決策

メイン・データベースが通貨データベースにリンクしていることを確認します。

これらの手順で解決しない場合は、アプリケーションとメイン・データベースで次の手順を実行します:

1. アプリケーションとメイン・データベースを停止します。

2. メイン・データベースARBORPATH/app/appName/

databaseName/

databaseName.dbファイル

の名前を別の名前に変更します。

3. 新規アプリケーションとデータベースを作成します。

4. 手順 3 で作成した

databaseName.dbファイル

を手順 1 で停止したアプリ

ケーションとデータベースに移動します。

5. 手順 1 で停止したアプリ

ケーションを再起動します。

1012026 commandName コマンドを指定

可能な対象は CURPARTITION メ

ンバーのみです

Essbase で、

CURPARTITION 次

元に属していないメンバーを指定しようとしました。

CCONV コマンドを使用する場合

は、FIX コマンドに指定するす

べてのメンバーが CURPARTITION次元に属していることを確認します。

1012027 CURPARTITION とタグ付けされ

た次元はありません。commandName コマンドを指定

可能なメンバーは存在しません

Essbase で、

CURPARTITION 次

元のメンバーをFIX で指定しよう

としましたが、CURPARTITION 次

元がデータベースに定義されていません。

Essbase で、CURPARTITION 次元

のメンバーを FIX で指定しよう

としましたが、CURPARTITION 次

元がデータベースに定義されていません。

1012028 commandName コマンドは

CURPARTITION メンバーに指定

する必要があります

Essbase では、通

貨パーティションが定義されていない場合、CCONV コマンド

を使用できません。

CCONV コマンドを使用する場合

は、FIX コマンドに指定するす

べてのメンバーが CURPARTITION次元に属していることを確認します。

1012029 DCOPY コマンドのターゲット

範囲 range は無効です

DATACOPY コマン

ドで、ソース範

ソース範囲のメンバー数(コピー元のメンバーのセット)が

68 1012000 - 1012750: 計算メッセージ

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メッセージ番号

メッセージ 考えられる原因 考えられる解決策

囲のメンバー数とターゲット範囲のメンバー数が一致しません。

ターゲット範囲のメンバー数(コピー先のメンバーのセット)と一致することを確認します。DATACOPY コマンドが正しいこ

とを確認します。

1012030 DATACOPY コマンド commandはそれ自体にデータをコピーできません

DATACOPY コマン

ドは、ソース範囲のメンバーの範囲をターゲット範囲にコピーするときに使用します。DATACOPY コマン

ドを使用して、ソース範囲のメンバーの範囲をそのソース範囲にコピーすることはできません。

DATACOPY コマンドが正しい範

囲をコピーするように設定されていることを確認します。ソース範囲とターゲット範囲を比較して、DATACOPY コマン

ドでデータをソース範囲にコピーしようとしていないことを確認します。

1012031 DATACOPY コマンド commandは Range Fix と競合しています

Essbase で、指定

した範囲外のメンバーの範囲をコピーしようとしました。

DATACOPY 範囲と FIX 範囲を一致

させるか、または DATACOPY 範囲を FIX 範囲のサブセットにし

て互換可能なものにします。

1012032 CURPARTITION をタグ付けする

と、DATACOPY コマンド

command が使用できるのは通

貨パーティション全体のコピーのみになります

Essbase で、

DATACOPY ととも

に FIX コマンド

を使用して通貨パーティションをコピーしようとしましたが、これは禁止されています。

通貨パーティションをコピーする場合は、DATACOPY コマン

ドで FIX コマンドを使用してい

ないことを確認します。DATACOPY コマンドは、通貨

パーティション全体をコピーするときに使用します。

1012033 通貨換算はこのサーバーでは使用できません。CALC コマン

ド commandName はサポート

されていません

このコマンドは、通貨換算アプリケーションを使用している場合にのみ使用できます。

1012034 変数 variableName は宣言され

ていません

計算スクリプトで使用された変数は宣言されていません。

変数を使用する前に、変数を正しく宣言していることを確認します。

1012035 変数 variableName は VAR 型に

する必要があります

リストされた変数は ARRAY 型で

はなく VAR 型に

する必要があります。

変数を正しく宣言していることを確認します。

1012036 計算スクリプトのブロック・コマンド blockCommandNameは blockEndCommandName で終

了しません

Essbase で、閉じ

られていないブロック・コマン

各 FIX コマンドを ENDFIX コマ

ンドで閉じていることを確認します。各 LOOP コマンドを

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メッセージ番号

メッセージ 考えられる原因 考えられる解決策

ドが検出されました。

ENDLOOP コマンドで閉じている

ことを確認します。

1012037 kindOfShare 共有メンバー

sharedMemberName のカスタム

計算はできません

Essbase で、共有

メンバーに対して式を計算しようとしました。

共有メンバーにデータは保管されないので、共有メンバーには式を添付できません。メンバーのストレージ・プロパティが共有として明示的にタグ付けされているか、メンバーが暗黙的に共有されているので、リストされたメンバーは共有されていないことを確認します。

1012038 定数 constantName が変数

variableName に割り当てられ

ましたがこの定数は数値ではありません

Essbase で、数値

でない値をリストされた変数に割り当てようとしました。リストされた変数は数値のみを受け入れることができます。

変数を正しく宣言していることを確認します。

1012039 定数 constantName が配列変数

arrayVariableName に割り当て

られましたがこの定数は数値ではありません

Essbase で、数値

でない値をリストされた配列変数に割り当てようとしました。リストされた配列変数は数値のみを受け入れることができます。

配列変数の割当てを正しく行ったかを確認します。

1012040 配列変数 arrayVariableName に

割り当てられた初期定数が多すぎます

Essbase によって

配列に割り当てようとした値の数が、関連次元のメンバー数を超えています。

ARRAY コマンドを正しく使用し

ていることを確認します。

正しい次元に値を割り当てていることを確認します。

1012041 memberName は有効な通貨タ

イプ・メンバーではありません

Essbase で、

CurType 次元に属

していないメンバーを使用して通貨タイプを指定しようとしました。

CCONV 関数を正しく使用してい

ること、通貨データベースが正しく設定されていることを確認します。リストされたメンバーが通貨タイプ・メンバーとして定義されていることを確認します。

1012042 代替変数 substitionVariableNameは存在しません

計算スクリプトではリストされた代替変数を見つけられません。

代替変数を正しく作成していることを確認します。代替変数を正しいレベルで作成したことを確認してください。

l データベース・レベルで作成した代替変数は、そのデータベース内のすべての計算スクリプトに対して使用できます。

70 1012000 - 1012750: 計算メッセージ

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メッセージ番号

メッセージ 考えられる原因 考えられる解決策

l アプリケーション・レベルで作成した代替変数は、そのアプリケーション内のすべての計算スクリプトに対して使用できます。

l サーバー・レベルで作成した代替変数は、Essbase サー

バーのすべての計算スクリプトに対して使用できます。

1012043 この計算スクリプトでは仮想メンバー memberName の計算

はできません

計算スクリプトで動的計算メンバーの値を設定しようとしたか、または動的計算メンバーの計算を要求しようとしました。

動的計算メンバーは、クエリーがメンバーの値を要求した場合にクエリー時に計算されます。計算スクリプトで計算することはできません。動的計算メンバーが式の左側にないことを確認します。たとえば、Qtr1 は動的計算なので、次の式

は正しくありません:

Qtr1 = Jan + Feb + Mar;

Qtr1 が動的計算である場合、次

の式も正しくありません:

vbb Qtr1;

Year が動的計算ではなく、Qtr1と Qtr2 が動的計算の場合は、

次の式は正しいです:

Year = Qtr1 + Qtr2;

1012044 ビットマップからの変換時の固定メンバー・カウントnumber が無効です

Oracle サポートに連絡してくだ

さい。

1012045 関数 functionName ではビット

マップを固定メンバーに変換できません

Oracle サポートに連絡してくだ

さい。

1012046 関数 functionName では

MEMNOR を MEMNO に変換で

きません

Oracle サポートに連絡してくだ

さい。

1012047 属性次元attributeDimensionName での集

約は現在サポートされていません

Essbase で、AGGコマンドを使用してリストされた属性次元を計算しようとしました。

AGG コマンドを使用して、属性

次元を計算していないことを確認します。属性次元にはデータが保管されません。属性次元は、クエリーがメンバーの値を要求した場合にクエリー時に計算されます。

1012048 属性次元attributeDimensionName での

Calc Dim は現在サポートされ

ていません

Essbase で、CALCDIM コマンドを

使用してリストされた属性次元を計算しようとしました。

CALC DIM コマンドを使用して、

属性次元を計算していないことを確認します。属性次元にはデータが保管されません。属性次元は、クエリーがメン

71

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メッセージ番号

メッセージ 考えられる原因 考えられる解決策

バーの値を要求した場合にクエリー時に計算されます。

1012049 属性次元メンバーmemberName のデータを消去

できません

Essbase で、リス

トされた属性次元からデータを消去しようとしました。

属性次元にはデータが保管されません。属性次元は、クエリーがメンバーの値を要求した場合にクエリー時に計算されます。属性次元または属性次元のメンバーからデータを消去することはできません。

1012050 属性次元メンバーmemberName で DATACOPY を実

行できません

Essbase で、

DATACOPY コマン

ドを使用してリストされた属性次元にデータをコピーしようとしました。

DATACOPY コマンドを使用して、

データを属性次元にコピーしていないことを確認します。属性次元にはデータが保管されません。属性次元は、クエリーがメンバーの値を要求した場合にクエリー時に計算されます。

1012051 バッチ計算エラー。FIX ステー

トメントには次元dimensionName からの動的計

算メンバーを指定することはできません

Essbase で、動的

計算メンバーを指定しようとしました。

動的計算とタグ付けされたメンバーを指定していないことを確認します。動的計算メンバーにはデータが保管されません。動的計算メンバーは、クエリーがメンバーの値を要求した場合にクエリー時に計算されます。リストされたメンバーを指定するには、メンバーを動的計算から保管に変更します。

1012052 計算でエラーが検出された後はブロック固定を解除できません

計算によって変更されたデータ・ブロックが不整合な状態で残されていました。

データベースを停止して再起動するか、Oracle サポートに連

絡します。Essbase では、すべ

ての値を前の状態に戻すか、エラーの前に計算された値を保持します。Essbase による取

消しの処理は、Essbase のカー

ネル分離レベル設定によって異なります。

1012053 計算はユーザーによって取り消されました

ユーザーは計算の実行中に「取消し」を押しました。Essbase で

は、すべての値を前の状態に戻すか、取消し前に計算された値を保持します。

Essbase による取消しの処理は

Essbase のカーネル分離レベル

設定によって異なります。

1012054 バッチ計算エラー。次元dimensionName での計算が必

要なすべてのメンバーは、2パス計算および動的計算です

Essbase で、保管

済メンバーを含んでいない次元を指定しようとしました。

計算スクリプトで指定する次元の 1 つ以上のメンバーが保

管とタグ付けされていることを確認します。1 つ以上の保管

済メンバーが 2 パスとタグ付

けされていないことを確認します。

72 1012000 - 1012750: 計算メッセージ

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メッセージ番号

メッセージ 考えられる原因 考えられる解決策

1012055 式 inside FIX の結果は空集合に

なります。操作が中断されました

Essbase で、存在

しないメンバーまたはメンバー・セットを指定しようとしました。

計算スクリプトで指定するメンバーが有効であることを確認します。計算スクリプトで関数によって決定されたメンバー・セットを指定する場合、その関数が少なくとも 1 つの

メンバーを戻すことを確認します。次の計算スクリプトは、1 月がレベル 0 メンバーなので

正しくありません。1 月に子が

ないのに、計算スクリプトは 1月の子を指定しようとします:

FIX(@CHILDREN (January))

CALC DIM (Product);

ENDFIX

Qtr1 はレベル 0 メンバーでは

ないので、次の計算スクリプトは正しいです:

FIX(@CHILDREN (Qtr1))

CALC DIM (Product);

ENDFIX

1012061 CALC コマンド commandNameを使用できるのは CALC メン

バー式でのみです

Essbase でリスト

されたコマンドを実行できません。

IF コマンドと ELSE コマンドは

メンバー式内で使用する必要があります。このコマンドは、計算スクリプトでは使用できません。

1012062 代替変数名 variable name が

大長(number of characters 文字)を超えています

代替変数の名前が、許容される文字数を超えています。

変数の名前を変更して、文字の 大長を超えないようにします。

1012063 非 Unicode 構成のアプリケー

ションでは、代替変数でUTF-8 エンコードされたデー

タを処理できません

Unicode でエン

コードされたデータを非Unicode アプリ

ケーションで処理しようとしました。

アプリケーションを Unicodeモードに移行していることを確認します。

1012106 Calc String 関数 functionName の

後には'('を付ける必要があり

ます

リストされた関数には左カッコ"("が必要で

す。

関数名の後に左カッコを挿入し、関数パラメータをカンマで区切り、右カッコを挿入します。関数の構文を確認してください。

1012121 メンバー memberName の計算

文字列 memberFormula のロー

ド中にエラーが見つかりました。無視されました

1 つ以上の構文

エラーが見つかったため、Essbase でメン

バーに添付された式をコンパイルできませんでした。

構文エラーのリストについては、アプリケーション・ログ(HYPERION_HOME/logs/essbase/app/appName/

appName.log)を参照してくだ

さい。構文エラーを訂正します。計算スクリプト・コマンドの構文を確認します。

73

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メッセージ番号

メッセージ 考えられる原因 考えられる解決策

1012134 世代番号 number は整数にす

る必要があります

Essbase で、整数

でない世代番号が検出されました。

すべての世代の番号が整数であることを確認します。

1012135 レベル番号 number は整数に

する必要があります

Essbase で、整数

でないレベル番号が検出されました。

すべてのレベルの番号が整数であることを確認します。

1012136 名前付き世代 generationNameは定義されていません

Essbase で、デー

タベースで定義されていない世代名が検出されました。

データベースで世代名が正しく定義されていることを確認します。

1012137 名前付きレベル levelName は

定義されていません

Essbase で、デー

タベースで定義されていないレベル名が検出されました。

データベースでレベル名が正しく定義されていることを確認します。

1012139 勘定科目次元に memberTypeメンバーはありません

リストされたメンバー・タイプは、勘定科目とタグ付けされた次元にはありませんでした。

CALC FIRST、CALC LAST、CALCAVERAGE または CALC TWOPASSコマンドを使用している場合、アウトラインに勘定科目とタグ付けされた次元があり、勘定科目とタグ付けされた次元が次のメンバーを含んでいることを確認します:

l CALC FIRST コマンドを使用

している場合、勘定科目次元には期首のタイム・バランスのタグが付いたメンバーがなければなりません。

l CALC LAST コマンドを使用し

ている場合、勘定科目次元には期末のタイム・バランスのタグが付いたメンバーがなければなりません。

l CALC AVERAGE コマンドを使

用している場合、勘定科目次元には平均のタイム・バランスのタグが付いたメンバーがなければなりません。

l CALC TWOPASS コマンドを使

用している場合、勘定科目次元には 2 パスというタグ

の付いたメンバーがなければなりません。

1012141 一致文字 stringToMatch が不正

です

@MATCH 関数で指

定されたパターンが無効でした。

@MATCH 関数の構文を確認し

て、問題箇所を訂正します。

74 1012000 - 1012750: 計算メッセージ

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メッセージ番号

メッセージ 考えられる原因 考えられる解決策

1012142 入力した inputValue は有効な

世代/レベル名でも世代/レベ

ル番号でもありません

Essbase で、無効

な世代/レベル番

号または世代/レベル名が検出されました。

すべての世代またはレベルの番号が整数であること、またはすべての世代またはレベルの名前が有効であることを確認します。メンバーの命名ルールと同じルールに従います。

1012143 @MATCH 検索文字列

stringToSearchFor は必ず二重引

用符で囲む必要があります

リストされた文字列は引用符で囲まれていないので、Essbase で

検索できませんでした。

@MATCH コマンド構文を確認し

ます。

1012500 要求された計算スクリプトcalcScriptName は見つかりませ

んでした

Essbase でリスト

された計算スクリプトを開けませんでした。

Essbase で計算スクリプトを見

つけることができることを確認します。

l 計算スクリプト名とパスは正しいですか?スペルに間

違いがないか確認してください。

l 計算スクリプトを UNIX プラットフォームで使用する場合、大文字と小文字は正しいですか?

l 計算スクリプトが指定された場所にありますか?他の

ユーザーによって移動または削除されていないことを確認します。

Essbase で計算スクリプトを使

用できることを確認します。

l 他のユーザーまたはアプリケーションで計算スクリプトが使用されていませんか?

l 計算スクリプトのファイル拡張子は正しいですか?計算スクリプトのファイル拡張子は.cscにする必要があ

ります。

l 計算スクリプトは有効ですか?

l 計算している Essbase デー

タベースに対して権限が正しく設定されていますか?

1012501 計算機の内部エラー。入力タイプ inputTypes は無効です

Essbase で計算ス

クリプトを読み取れませんでした。

クライアントが計算スクリプトの場所を Essbase サーバーに

正しく渡していることを確認します。

75

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メッセージ番号

メッセージ 考えられる原因 考えられる解決策

1012550 計算の合計経過時間: number秒

Essbase で計算の

実行にかかった時間の長さ。

該当なし

1012551 データベース databaseNameの通貨を currencyType に変換

しています

Essbase でリスト

されたデータベースの通貨タイプを変換しています。

該当なし

1012552 rangeOfCells のデータをコピー

しています

Essbase でリスト

されたセルの範囲のデータをコピーしています。

該当なし

1012553 rangeOfCells(固定メンバー

memberNames)のデータをコ

ピーしています

Essbase でリスト

されたセルの範囲のデータをコピーしています。

該当なし

1012554 partitionName パーティション

のデータを消去しています

Essbase でリスト

されたパーティションのデータを消去しています。

該当なし

1012555 partitionName パーティション

(固定メンバー memberNames)のデータを消去しています

Essbase でリスト

されたパーティションのデータを消去しています。

該当なし

1012556 計算はユーザー userName に

よって取り消されました

リストされたユーザーが完了前に計算を取り消しました。

該当なし

Essbase では、すべての値を前

の状態に戻すか、取消し前に計算された値を保持します。Essbase による取消しの処理は

Essbase のカーネル分離レベル

設定によって異なります。

1012557 partitionName パーティション

のすべてのデータ・ブロックを消去しています

Essbase でリスト

されたパーティションのデータを消去しています。

該当なし

1012558 partitionName パーティション

(固定メンバー memberNames)のすべてのデータ・ブロックを消去しています

Essbase でリスト

されたパーティションのデータを消去しています。

該当なし

1012559 partitionName パーティション

の上位データ・ブロックを消去しています

Essbase でリスト

されたパーティションの上位レベル・データ・ブロックから

該当なし

76 1012000 - 1012750: 計算メッセージ

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メッセージ番号

メッセージ 考えられる原因 考えられる解決策

データを消去しています。

1012560 partitionName パーティション

(固定メンバー memberNames)の上位データ・ブロックを消去しています

Essbase でリスト

されたパーティションの上位レベル・データ・ブロックからデータを消去しています。

該当なし

1012561 partitionName パーティション

の非入力データ・ブロックを消去しています

Essbase でリスト

されたパーティションの非入力データ・ブロックからデータを消去しています。

該当なし

1012562 partitionName パーティション

(固定メンバー memberNames)の非入力データ・ブロックを消去しています

Essbase でリスト

されたパーティションの非入力データ・ブロックからデータを消去しています。

該当なし

1012563 浮動小数点エラー errorType に

よって計算は中止されました

Essbase で、オー

バーフロー、アンダーフローまたはゼロによる除算などの浮動小数点エラーが検出されたため、計算は取り消されました。

1. 浮動小数点エラーを訂正してください。

オーバーフロー・エラーは、2 つの非常に

大きい数を乗算しようとしたときに結果が大きくなりすぎてコンピュータ・ハードウェアが対応できない場合に発生します。

アンダーフロー・エラーは、非常に小さい数を非常に大きい数で除算しようとしたときに結果が小さくなりすぎてコンピュータ・ハードウェアが対応できない場合に発生します。

ゼロによる除算エラーは、1 つのメンバーを

ゼロとなる他のメンバーで除算しようとしたときに発生します。

2. データ値を前の状態に戻してください。

Essbase では、すべての

値を前の状態に戻すか、取消し前に計算された値を保持します。Essbase による取消しの

77

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メッセージ番号

メッセージ 考えられる原因 考えられる解決策

処理は Essbase カーネ

ルの分離レベル設定によって異なります。

3. 計算を再度実行してください。

1012564 浮動小数点エラーによって計算は中止されました

Essbase で、オー

バーフロー、アンダーフローまたはゼロによる除算などの浮動小数点エラーが検出されたため、計算は取り消されました。

1. 浮動小数点エラーを訂正してください。

オーバーフロー・エラーは、2 つの非常に

大きい数を乗算しようとしたときに結果が大きくなりすぎてコンピュータ・ハードウェアが対応できない場合に発生します。

アンダーフロー・エラーは、非常に小さい数を非常に大きい数で除算しようとしたときに結果が小さくなりすぎてコンピュータ・ハードウェアが対応できない場合に発生します。

ゼロによる除算エラーは、1 つのメンバーを

ゼロとなる他のメンバーで除算しようとしたときに発生します。

2. データ値を前の状態に戻してください。

Essbase では、すべての

値を前の状態に戻すか、取消し前に計算された値を保持します。Essbase による取消しの

処理は Essbase カーネ

ルの分離レベル設定によって異なります。

3. 計算を再度実行してください。

1012566 ループの開始--次のコマンド

を number 回ループしていま

Essbase で、計算

スクリプト・コマンドをリストされた回数ループしています。

該当なし

1012567 ループの終了--上記のコマン

ドは実際には number 回ルー

プしました

計算スクリプトで指定されたループは、Essbase でリスト

該当なし

78 1012000 - 1012750: 計算メッセージ

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メッセージ番号

メッセージ 考えられる原因 考えられる解決策

された回数実行されました。

1012568 ブロックのコミット間隔がnumber ブロックに調整されま

した

Essbase サーバー

によって、パフォーマンスを適化するため

にブロックのコミット間隔が変更されました。

該当なし

1012569 メンバー memberName の式(または、そのメンバーからの後方依存)によって、強制的に

逐次モードで計算を実行します

リストされたメンバーの式では、並列モードではなく逐次モードで計算を実行する必要があります。

該当なし

並列モードで計算を実行するには、式を削除するか、メンバーに動的計算のタグ付けをしてください。

1012570 次元 dimensionName が循環従

属関係または再帰従属関係を伴う場合は、強制的に逐次モードで計算を実行します

リストされた次元に、並列モードではなく逐次モードで計算を実行する必要がある従属関係が含まれています。

該当なし

並列モードで計算を実行するには、式を削除するか、メンバーに動的計算のタグ付けをしてください。

1012571 変数または@XREF 関数を伴う

式がある場合は、強制的に逐次モードで計算を実行します

計算は、並列モードではなく逐次モードで実行されます。

該当なし

@XREF 関数を伴う変数を使用す

る式または計算スクリプトは、逐次モードで計算する必要があります。

1012600 メンバー memberName は欠落

値、無効な値、またはゼロ付近の値で除算を試行しました(このメッセージは再表示さ

れません)

リストされたメンバーを計算するときに、Essbase でゼロま

たは欠落した値などの無効な値で除算を実行しようとしました。

リストされたメンバーを計算した式または計算スクリプトを確認して、計算で使用したすべての値が有効であることを確認します。

1012667 サーバーに通貨換算オプションがありません。計算スクリプト・コマンド[CCONV]は無視

されました

Essbase サーバー

に通貨換算オプションがありません。

このコマンドは、通貨換算アプリケーションを使用している場合にのみ使用できます。

1012668 memberNames を固定メンバー

memberNames で計算していま

Essbase で計算し

ているメンバーおよび固定されているメンバー。

該当なし

1012669 memberNames を計算中 Essbase で計算し

ているメンバー。

該当なし

1012670 memberNames を固定メンバー

memberName で集約していま

Essbase で集約し

ているメンバーおよび固定されているメンバー。

該当なし

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メッセージ番号

メッセージ 考えられる原因 考えられる解決策

1012671 memberNames を集約中 Essbase で集約し

ているメンバー。

該当なし

1012672 計算機情報メッセージ:messageInformation

Essbase でアク

ションを実行しています。要求に従って情報がログに記録されます。たとえば、SET MSG コマン

ドを使用する場合、計算に関する詳細はログに記録されます。

該当なし

1012674 計算に割り当てられたハッシュ・メモリー number を使

い果たしました。ハッシュ・テーブルはオフになりました。essbase.cfg ファイルの

CalcHashTblMemLimit を増やし

てください。

Essbase にハッ

シュ・メモリーがなくなりました。

1. ESSBASEPATH/bin/

essbase.cfgがサーバー・

コンピュータに存在しない場合、テキスト・エディタを使用してそのファイルを作成します。

2. サーバー・コンピュータ上の essbase.cfgファイル

で、CALCHASHTBLMEMORY の値を追加するか、または大きくします。

3. Essbase サーバーを停止して

再起動します。

4. 計算を再度実行してください。

1012675 その計算に対するブロックのコミット間隔は number です

一度にコミットされるブロックの数。

該当なし

1012676 メンバー memberName は

@POWER/@FACTORIAL 関数を実

行しようとしています。引数が範囲外です。結果はバージョン 6.0 以前とは異なる場

合があります(このメッセー

ジは再表示されません)

値が大きすぎるため、Essbase で

@POWER 関数ま

たは@FACTORIAL関数を計算できません。

式または計算スクリプトが 2の 1,000,000 乗などの非常に大

きい値を要求していないことを確認します。

1012677 逐次計算中 Essbase サーバー

は、計算スクリプトの計算を並列ではなく逐次に実行しています。

計算を並列モードで実行することを要求した場合、HYPERION_HOME/logs/

essbase/app/appName/

appName.logを調べます。

関連項目

1012569

1012570

1012571

80 1012000 - 1012750: 計算メッセージ

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メッセージ番号

メッセージ 考えられる原因 考えられる解決策

1012678 number スレッドで並列計算中 Essbase サーバー

は、リストされたスレッド数を使用して、計算スクリプトの計算を並列で実行しています。

該当なし

CALCPARALLEL 構成設定または

SET CALCPARALLEL 計算スクリプ

ト・コマンドを使用して、スレッドの数を設定できます。リストされた数がCALCPARALLEL を使用して設定

した値と異なる場合は、計算機によって、データベースの並列処理の 適な度合いとして、リストされた数が使用されます。

1012679 計算タスク・スケジュールnumber

同時に実行できるタスクの数。

これは、並列計算で期待できるパフォーマンス改善を示しています。数が大きいほど、より多くの並列計算を実行できます。

該当なし

リストされた数がCALCPARALLEL 構成設定または

SET CALCPARALLEL 計算スクリプ

ト・コマンドを使用して指定したスレッドの数よりも小さい場合、並列計算によって大きいパフォーマンス改善を得ることはできません。

1012680 number タスク次元を使用して

並列化しています。

Essbase で並列計

算に使用しているタスク次元の数。

タスク次元の数がリストされた数よりも少ない場合、「計算機キャッシュの使用によってタスク次元に減少が発生しました」が表示されます。

該当なし

タスク次元の数を設定するには、CALCPARALLEL 構成設定ま

たは SET CALCPARALLEL 計算スク

リプト・コマンドを使用します。

1012681 空のタスク number 計算を含んでいないタスクの数。

空のタスクの数は、並列計算から得ることができるパフォーマンス改善に影響します。空のタスクの 適な数は 0 です。

該当なし

1012682 複数ビットマップ・モード計算機のキャッシュ・メモリーの使用率がビットマップの制限値 number を超えようとし

ています。制限値を無視するには、$ESSBASEPATH/bin/essbase.cfg のMultipleBitmapMemCheck を

計算機キャッシュ・メモリーによって、許可された値より大きいビットマップが使用されようとしました。このため、

より大きいビットマップで計算を続行するには、サーバー・コンピュータ上のESSBASEPATH/bin/

essbase.cfgファイルのMULTIPLEBITMAPCHECK を FALSEに設定します。

81

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メッセージ番号

メッセージ 考えられる原因 考えられる解決策

TRUE に設定しないようにしま

す。

Essbase によって

計算が中止されました。

1012683 複数ビットマップ・モード計算機のキャッシュ・メモリーの使用率がビットマップの制限値 number を超えました。

制限値を適用するには、$ESSBASEPATH/bin/essbase.cfgの MultipleBitmapMemCheck をTRUE に設定します。

計算機キャッシュ・メモリーでは、許可された値より大きいビットマップを使用しています。

これを防ぐには、サーバー・コンピュータ上のESSBASEPATH/bin/

essbase.cfgファイルのMULTIPLEBITMAPCHECK を TRUEに設定します。

1012684 複数ビットマップ・モード計算機のキャッシュ・メモリーの使用率は、number ビット

マップに制限されています。

計算機キャッシュで Essbaseが使用できるビットマップの数。

該当なし

1012700 動的計算プロセッサはヒープの number を超えるブロック

を割り当てられません。CalcLockBlock の設定値を大き

くしてから再試行してください。

Essbase で計算を

実行するために必要なブロック数を割り当てられません。

Essbase で計算に割り当てるこ

とができるブロックの数を増やします:

1. Essbase で割り当てることが

できるブロックの 大数を少なくとも 500 に設定しま

す:

a. ESSBASEPATH/bin/essbase.cfgがサー

バー・コンピュータに存在しない場合、テキスト・エディタを使用してそのファイルを作成します。

b. サーバー・コン

ピュータ上のessbase.cfgファイル

で、CALCLOCKBLOCKHIGH を

500 に設定します。

c. Essbase サーバーを停

止して再起動します。

2. 計算スクリプトの先頭にSET LOCKBLOCK HIGH コマン

ドを追加します。

3. CALCLOCKBLOCKHIGH 設定で

指定されたすべてのブロックを保持できる十分な大きさにデータ・キャッシュを設定します。

l ブロック・サイズを決定します。

l データ・キャッシュ・サイズを設定します。

82 1012000 - 1012750: 計算メッセージ

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メッセージ番号

メッセージ 考えられる原因 考えられる解決策

1012701 動的計算中に ESM ブロックで

もヒープ・ブロックでもない不明なブロックのタイプが見つかりました。Essbase の内

部エラーです。Hyperion にご

連絡ください。

Oracle サポートに連絡してくだ

さい。

1012702 動的計算プロセッサのブロック配列のブロックが正しくマークされていません。Essbase の内部エラーです。

Hyperion にご連絡ください。

Oracle サポートに連絡してくだ

さい。

1012703 動的計算時の不明な計算タイプ calculationType です。デ

フォルトの集約/式/タイム・

バランス操作のみが処理されます。

Oracle サポートに連絡してくだ

さい。

1012704 動的計算プロセッサはこの計算で number を超える ESM ブ

ロックをロックできません。CalcLockBlock 設定値を大きく

してから再試行してください(データ・キャッシュの設定

が小さいことがこの問題の原因である可能性もあります。データ・キャッシュ・サイズの設定を確認してください)。

Essbase で計算を

実行するために必要なブロックをロックできませんでした。

Essbase で計算に割り当てるこ

とができるブロックの数を増やします:

1. Essbase で割り当てることが

できるブロックの 大数を少なくとも 500 に設定しま

す。

a. ESSBASEPATH/bin/essbase.cfgがコン

ピュータ・サーバーに存在しない場合、テキスト・エディタを使用してそのファイルを作成します。

b. サーバー・コン

ピュータ上のessbase.cfgファイル

で、CALCLOCKBLOCKHIGH を

500 に設定します。

c. Essbase サーバーを停

止して再起動します。

2. 計算スクリプトの先頭にSET LOCKBLOCK HIGH コマン

ドを追加します。

3. CALCLOCKBLOCKHIGH 設定で

指定されたすべてのブロックを保持できる十分な大きさにデータ・キャッシュを設定します。

l ブロック・サイズを決定します。

83

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メッセージ番号

メッセージ 考えられる原因 考えられる解決策

l データ・キャッシュ・サイズを設定します。

1012706 動的計算時に Esm ブロックを

コピーする必要があります。Esm ブロックが見つかりませ

ん。Essbase の内部エラーで

す。Hyperion にご連絡くださ

い。

Oracle サポートに連絡してくだ

さい。

1012708 仮想時系列 timePeriod 取得の

新期間が設定されていません

Essbase で 新時

間間隔がないまま、時系列データを取得しようとしました。

取得ツールで 新時間間隔メンバー名を設定してください。

l Essbase Spreadsheet Add-in の

場合は、「 新時系列」オプションを指定します。『Oracle Essbase SpreadsheetAdd-in ユーザー・ガイド』

を参照してください。

l レポート・ライターの場合は、LATEST コマンドを使用

します。

1012709 仮想時系列の 新期間の設定timePeriod は時間次元のレベル

0 メンバーではありません

Essbase で 新時

間間隔を取得しようとしましたが、アウトラインの時間メンバーがレベル 0ではありません。

期間累計値の計算に使用する期間が、時間のタグが付いた次元のレベル 0 メンバーであ

ることを確認します。

1012710 動的に計算された一番上のブロックを計算するにはEssbase が number Essbase カー

ネル・ブロックを取得する必要があります。

疎次元に従って動的計算を実行するためにEssbase が取得す

る必要があるブロックの数。

該当なし

この情報は、動的計算のタグが付いた疎次元のメンバーに対して検索を実行するときのパフォーマンスを予測するために使用できます。

1012711 partitionName パーティション

の動的計算保管データ・ブロックを消去しています

Essbase でリスト

されたパーティションのデータ・ブロックを消去しています。

該当なし

1012712 partitionName パーティション

(固定メンバー memberNames)の動的計算保管データ・ブロックを消去しています

Essbase でリスト

されたパーティションのデータ・ブロックを消去しています。

該当なし

1012713 2 パス・メンバー

memberName は Dynamic Calcとタグ付けされていません。

リストされたメンバーは 2 パス

とタグ付けされていますが、動的計算とタグ付けされていません。このメンバーは勘定科目

該当なし

通常、すべての 2 パス・メン

バーに動的計算のタグを付けて、勘定科目次元に置くことをお薦めします。

84 1012000 - 1012750: 計算メッセージ

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メッセージ番号

メッセージ 考えられる原因 考えられる解決策

次元のメンバーではありません。

1012714 標準メンバー memberName は

動的計算メンバーmemberName に依存します。

リストされた標準メンバーは、その値を計算するときに動的計算メンバーに依存します。リストされたメンバーは、動的計算メンバーの親であるか、式で動的計算メンバーを使用する可能性があります。

動的計算メンバーに依存する標準メンバーを計算するために、バッチ計算中にリストされた動的計算メンバーを計算しているので、リストされたメンバーを動的計算とタグ付けする意味はなくなります。

リストされた動的計算メンバーを保管とタグ付けするか、または独立した標準メンバーを動的計算とタグ付けすることを検討してください。

1012715 標準メンバー memberName は

透過パーティションのメンバー memberName に依存しま

す。このメンバーを動的にするか、その従属を複製することを検討してください。

リストされたメンバーは、透過パーティションのメンバーを使用して計算されます。

ソース・データベースの透過パーティションの値を使用してターゲット・データベースのメンバーを計算すると、計算の終了に時間がかかることがあります。計算速度を速くするには、次のいずれかの方法を使用します:

l ターゲット・データベースで、メンバーに動的計算のタグを付けます。

l ソース・データベースで、ターゲット・メンバーの計算に必要なメンバーを上位メンバーにロールアップします。ソース・データベースの上位メンバーを複製パーティションに入れます。

1012716 リモート領域 regionDefinitionはまだ正しく検証されていません。計算は続行できません。

Essbase で、検証

されていないリモート・パーティション領域が検出されました。

パーティション定義を開いて検証します。必要に応じて、エラーを訂正します。

1012717 リモート・ビットマップ・キャッシュは on/off です

ビットマップ・キャッシュのステータス(オンま

たはオフ)。

該当なし

ビットマップ・キャッシュをオンまたはオフにするかは、Essbase サーバーによって決定

されます。ユーザーはこの設定を変更できません。

1012718 動的時系列の 新間隔settingName には時系列メン

バー memberName よりも高い

世代のメンバーが設定されています

新間隔は時系列メンバーよりも高い世代にあります。

アウトラインで、5 月などの

新間隔設定が Q-T-D(四半期累計

値)などの時系列メンバーより

も低く設定されていることを確認します。

85

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メッセージ番号

メッセージ 考えられる原因 考えられる解決策

1012727 動的計算キャッシュ・サニティが失敗しました

Oracle サポートに連絡してくだ

さい。

1012733 動的計算キャッシュ圧縮バッファがいっぱいです

動的計算キャッシュ・バッファがいっぱいになりました。

動的計算キャッシュ圧縮バッファは、ESSBASEPATH/bin/

essbase.cfgファイルのDYNCALCCACHEWAITFORBLK と

DYNCALCCACHEBLKRELEASE を

TRUE に設定した場合にのみ使

用できます。この問題を修正するには、次の手順を実行します:

1. ESSBASEPATH/bin/

essbase.cfgがサーバー・

コンピュータに存在しない場合、テキスト・エディタを使用してそのファイルを作成します。

2. サーバー・コンピュータ上の essbase.cfgファイル

で、DYNCALCCACHECOMPRBLKBUFSIZE の値を大きくします。

3. サーバー・コンピュータ上の essbase.cfgファイル

で、DYNCALCCACHEWAITFORBLK と

DYNCALCCACHEBLKRELEASE を

FALSE に設定します。

4. Essbase サーバーを停止して

再起動します。

1012734 動的計算キャッシュからのブロックの待機中にタイム・アウトしました。

動的計算キャッシュでブロックが使用可能になるのを Essbaseが待機していましたが、キャッシュがいっぱいでした。

同時クエリーの数を減らして、キャッシュがいっぱいになるのを防ぎます。

Essbase で動的計算キャッシュ

のブロックを待機する時間を増やします:

1. ESSBASEPATH/bin/

essbase.cfgがサーバー・

コンピュータに存在しない場合、テキスト・エディタを使用してそのファイルを作成します。

2. サーバー・コンピュータ上の essbase.cfgファイル

で、DYNCALCCACHEBLKTIMEOUT の値を追加するか、または大きくします。

3. Essbase サーバーを停止して

再起動します。

86 1012000 - 1012750: 計算メッセージ

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メッセージ番号

メッセージ 考えられる原因 考えられる解決策

クエリーが動的計算キャッシュで使用可能なブロックを待機しないように指定します。

1. ESSBASEPATH/bin/

essbase.cfgがサーバー・

コンピュータに存在しない場合、テキスト・エディタを使用してそのファイルを作成します。

2. サーバー・コンピュータ上の essbase.cfgファイル

で、DYNCALCCACHEWAITFORBLK を

FALSE に設定します。

3. Essbase サーバーを停止して

再起動します。

1012735 動的計算キャッシュから割り当てた際に、スレッド同期でエラーが発生しました。

Oracle サポートに連絡してくだ

さい

1012736 データベース databaseNameの Dyn.Calc.Cache には 大

number ブロックを保持できま

す。

リストされたデータベースの動的計算キャッシュで保持できるブロックの大数です。

該当なし

動的計算キャッシュのブロックの数を変更するには、次の手順を実行してください。

1. ESSBASEPATH/bin/

essbase.cfgがサーバー・

コンピュータに存在しない場合、テキスト・エディタを使用してそのファイルを作成します。

2. サーバー上の essbase.cfg

ファイルで、DYNCALCCACHEMAXSIZE を追

加または変更します。

3. Essbase サーバーを停止して

再起動します。

1012737 データベース databaseNameの Dyn.Calc.Cache がいっぱい

になると、action が発生しま

す。

動的計算キャッシュがいっぱいになると、Essbase によって

次のアクションが実行されます:

l essbase.cfg

ファイルのDYNCALCCACHEWAITFORBLKが TRUE の場

合、Essbaseは動的計算キャッシュで現在のクエリーのデー

該当なし

87

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メッセージ番号

メッセージ 考えられる原因 考えられる解決策

タ・ブロックを保管および計算するのを待機します。

l ESSBASEPATH

/bin/

essbase.cfg

ファイルのDYNCALCCACHEWAITFORBLKが FALSE の場

合、EssbaseではDYNCALCCACHEONLY を確認

します。

m DYNCALCCACHEONLYが TRUE の

場合、Essbase に

よってエラー・メッセージが生成されます。

m DYNCALCCACHEONLYが FALSEの場合、Essbase で

は動的計算キャッシュの外部のメモリーで現在のクエリーのデータ・ブロックを保管および計算します。

1012738 データベース databaseNameの Dyn.Calc.Cache は空きブ

ロックの待機中に number 秒でタイム・アウトします。

DYNCALCCACHEBLKTIMEOUT の現在

の値。

該当なし

1012739 データベース databaseNameの Dyn.Calc.Cache が空きブ

ロックの待機中にタイム・アウトすると、action が発生し

ます。

指定された待機期間を過ぎると、Essbase によって

次のアクションが実行されます:

該当なし

88 1012000 - 1012750: 計算メッセージ

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メッセージ番号

メッセージ 考えられる原因 考えられる解決策

l ESSBASEPATH

/bin/

essbase.cfg

ファイルのDYNCALCCACHEBLKRELEASEが TRUE の場

合、Essbaseによって非アクティブのブロックが一時的に個別の圧縮ブロック・バッファに保管され、動的計算キャッシュに使用可能なスペースが確保されます。

l ESSBASEPATH

/bin/

essbase.cfg

ファイルのDYNCALCCACHEBLKRELEASEが FALSE の場

合、Essbaseによって、ブロックの別セットに対するスペースが動的計算キャッシュに確保されません。EssbaseではDYNCALCCACHEONLY を確認

します。

m DYNCALCCACHEONLYが TRUE の

場合、Essbase に

よってエラー・メッセージが生成されます。

m DYNCALCCACHEONLYが FALSEの場合、Essbase で

89

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メッセージ番号

メッセージ 考えられる原因 考えられる解決策

は動的計算キャッシュの外部のメモリーで現在のクエリーのデータ・ブロックを保管および計算します。

1012740 データベース databaseNameの Dyn.Calc.Cache は圧縮解放

ブロックを保管するためにnumber バイトのサイズのバッ

ファを使用します。

DYNCALCCACHECOMPRBLKBUFSIZEの現在の値。

該当なし

1012741 動的計算キャッシュ以外への割当ては許可されていません

DYNCALCCACHEONLY の現在の値は

TRUE です。

該当なし

1012742 属性計算の 2 パス計算でメン

バー memberName がスキップ

されました

リストされたメンバーは、2 パ

ス計算時にスキップされました。リストされたメンバーにメンバー式がないか、またはリストされたメンバーに実行時依存関係があります。実行時依存関数には、@CURRMBR、@PARENT、@PARENTVAL、@MDPARENTVAL、@ANCEST、@ANCESTVAL およ

び@MDANCESTVALがあります。

該当なし

1012750 「取得およびロック」操作は属性セルではサポートされていません

Essbase では、リ

レーショナル・パーティションに属するセルを更新できません。

更新するセルがリレーショナル・パーティションに属していないことを確認します。

90 1012000 - 1012750: 計算メッセージ

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71014004 - 1014043: ロック・マ

ネージャ・メッセージ

表 7 にロック・マネージャのエラー・メッセージと情報メッセージを示します。

表 7 ロック・マネージャ・メッセージ 1014004 - 1014043

メッセージ番号

メッセージ 考えられる原因 考えられる解決策

1014004 ロックされていないメンバーは更新できません

メンバーはロックされていないので、Essbase で更新できま

せん。

他のアクティブ・ユーザーのプロセスが終了するまで数分待ってから、操作を再試行してください。

他のユーザーがファイルをロックしていないかどうかを確認します(160 ページの「オブジェクトの

ロック解除」を参照してください)。

NETDELAY と NETRETRYCOUNT の値を

増やします(159 ページの

「NETDELAY および NETRETRYCOUNTの設定」を参照してください)。

1014018 メンバーは現在別のトランザクションがロックしています

メンバーは別のユーザーによってロックされているので、Essbase で更新できま

せん。

他のアクティブ・ユーザーのプロセスが終了するまで数分待ってから、操作を再試行してください。

他のユーザーがファイルをロックしていないかどうかを確認します(160 ページの「オブジェクトの

ロック解除」を参照してください)。

このエラーが頻繁に発生する場合は、ユーザーが Essbase から正し

くログオフしていることを確認します。

1014025 読取り専用モードのデータベースを更新してバックアップすることはできません

データベースは読取り専用モードなので、Essbase で更新できま

せん。

BEGINARCHIVE コマンドで始まり、

ENDARCHIVE コマンドで終わる

アーカイブ・プロセスが終了するまで待ちます。

アーカイブ・プロセスが終了したら、管理者は必ず ENDARCHIVE コ

マンドを発行してください。

ESSCMD を使用している場合は、

アーカイブ・プロセスが完了してから次のプロセスが開始されるようにするため、スリープ・コマンドを追加する必要があります。

91

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メッセージ番号

メッセージ 考えられる原因 考えられる解決策

1014026 要求されたロックは現在別のトランザクションによって保留されています。現在待機はできません。

オブジェクトは現在別のトランザクションによってロックされているので、Essbase でロックでき

ません。

他のアクティブ・ユーザーのプロセスが終了するまで数分待ってから、操作を再試行してください。

他のユーザーがファイルをロックしていないかどうかを確認します(160 ページの「オブジェクトの

ロック解除」を参照してください)。

自動的に待機して、操作を再試行するように Essbase を設定します。

このエラーが頻繁に発生する場合は、ユーザーが Essbase から正し

くログオフしていることを確認します。

1014027 トランザクションtransactionHandle はト

ランザクションtransactionHandle で

デッドロックされています。

Essbase で、2 人以上

のユーザーが同時に同じ 2 つのブロック

を反対の順序でロックしようとしているので、トランザクションを完了できません。たとえば、user1 はブロック 1、ブロック 2 の順にア

クセスしようとし、user2 はブロック 2、ブロック 1 の順にア

クセスしようとしました。

2 人のユーザーが同時に同じブ

ロックで計算を実行していないことを確認します。

このエラーが頻繁に発生する場合は、「更新モード」オプションを選択解除するようにスプレッドシート・ユーザーに指示します。『Oracle Essbase Spreadsheet Add-inユーザー・ガイド』を参照してください。

1014028 トランザクションtransactionHandle はト

ランザクションtransactionHandle を待

機しています。

Essbase で、現在のト

ランザクションがデッドロックされたトランザクションを待機しているため、トランザクションを完了できません。

2 人のユーザーが同時に同じブ

ロックで計算を実行していないことを確認します。

このエラーが頻繁に発生する場合は、「更新モード」オプションを選択解除するようにスプレッドシート・ユーザーに指示します。『Oracle Essbase Spreadsheet Add-inユーザー・ガイド』を参照してください。

1014031 Essbase は指定された

待機時間内にロックされませんでした。

Essbase によってユー

ザー指定の待機時間内にオブジェクトをロックできませんでした。

他のアクティブ・ユーザーのプロセスが終了するまで数分待ってから、操作を再試行してください。

Essbase で自動的にロックを待機

する時間を増やします。

他のユーザーがファイルをロックしていないかどうかを確認します(160 ページの「オブジェクトの

ロック解除」を参照してください)。

NETDELAY と NETRETRYCOUNT の値を

増やします(159 ページの

92 1014004 - 1014043: ロック・マネージャ・メッセージ

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メッセージ番号

メッセージ 考えられる原因 考えられる解決策

「NETDELAY および NETRETRYCOUNTの設定」を参照してください)。

このエラーが頻繁に発生する場合は、計算が完了する前にユーザーが複雑な計算を開始しておらず、Essbase からログオフしていない

ことを確認します。

Essbase サーバーを停止して再起

動します。その後、データベースが破損しているかどうかを確認します(158 ページの「データベー

ス破損の確認」を参照してください)。

スプレッドシート・ユーザーがオブジェクトをロックしているためにこのエラーが発生する場合は、次の手順に従って、LOCKTIMEOUTの値を大きくしてください。

1. ESSBASEPATH/bin/

essbase.cfgがサーバー・コ

ンピュータに存在しない場合、テキスト・エディタを使用してそのファイルを作成します。

2. サーバー・コンピュータ上のESSBASEPATH/bin/

essbase.cfgファイルで、

LOCKTIMEOUT の値を追加する

か、または大きくします。

3. Essbase サーバーを停止して再

起動します。

関連項目

1014032

1014032 Essbase はロックされ

ませんでした。Essbase は指定された

待機時間まで試行します。

Essbase でオブジェク

トをロックできませんでした。このメッセージは、オブジェクトがロックされるまで、またはユーザー指定の待機時間に到達するまで 30 秒

ごとに繰り返されます。

他のアクティブ・ユーザーのプロセスが終了するまで数分待ってから、操作を再試行してください。

他のユーザーがファイルをロックしていないかどうかを確認します(160 ページの「オブジェクトの

ロック解除」を参照してください)。

NETDELAY と NETRETRYCOUNT の値を

増やします(159 ページの

「NETDELAY および NETRETRYCOUNTの設定」を参照してください)。

このエラーが頻繁に発生する場合は、計算が完了する前にユーザーが複雑な計算を開始しておらず、Essbase からログオフしていない

ことを確認します。

Essbase サーバーを停止して再起

動します。その後、データベース

93

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メッセージ番号

メッセージ 考えられる原因 考えられる解決策

が破損しているかどうかを確認します(158 ページの「データベー

ス破損の確認」を参照してください)。

スプレッドシート・ユーザーがオブジェクトをロックしているためにこのエラーが発生する場合は、次の手順に従って、LOCKTIMEOUTの値を大きくしてください。

1. ESSBASEPATH/bin/

essbase.cfgがサーバー・コ

ンピュータに存在しない場合、テキスト・エディタを使用してそのファイルを作成します。

2. サーバー・コンピュータ上のESSBASEPATH/bin/

essbase.cfgファイルで、

LOCKTIMEOUT の値を追加する

か、または大きくします。

3. Essbase サーバーを停止して再

起動します。

関連項目

1014031

1014033 ロック・マネージャ・イベントを割り当てられませんでした。operation は中止

されました

メモリー不足のため、Essbase でロック・マ

ネージャ・イベントを割り当てることができません。

サーバー・コンピュータ上の物理メモリーを確認します。Windows環境の場合、1 つのデータベース

に推奨される 小メモリーは 64MB です。UNIX 環境の場合、1 つ

のデータベースに推奨される 小メモリーは 128 MB です。引き続

きエラーが発生する場合は、サーバー・コンピュータにより多くのメモリーを追加します。

1014034 ロック・マネージャ・イベントを作成できませんでした。operation は中止されま

した

Oracle サポートに連絡してくださ

い。

1014035 ロック・マネージャ・ウェイタ・ノードを割り当てできませんでした。operation は中止されま

した

メモリー不足のため、Essbase でロック・マ

ネージャ・ウェイタ・ノードを割り当てることができません。

サーバー・コンピュータ上の物理メモリーを確認します。Windows環境の場合、1 つのデータベース

に推奨される 小メモリーは 64MB です。UNIX 環境の場合、1 つ

のデータベースに推奨される 小メモリーは 128 MB です。引き続

きエラーが発生する場合は、サーバー・コンピュータにより多くのメモリーを追加します。

1014036 ロック要求はブロックされますが待機はできません。

このトランザクションでロックしようとしているブロックは

ブロックをロックするために指定された時間待機するようにEssbase を設定します。

94 1014004 - 1014043: ロック・マネージャ・メッセージ

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メッセージ番号

メッセージ 考えられる原因 考えられる解決策

別のトランザクションによってロックされています。現在、Essbase は待機を許可

しないように構成されているので、現在のトランザクションはブロックをロックするために待機できません。

1014039 データベースdatabaseName は読取

り専用モードに設定されているため、書込み操作を実行できません。

リストされたデータベースは、管理者がデータベースをバックアップする目的でBEGINARCHIVE コマン

ドを発行したために、読取り専用モードになっています。

BEGINARCHIVE コマンドで始まり、

ENDARCHIVE コマンドで終わる

アーカイブ・プロセスが終了するまで待ちます。アーカイブ・プロセスが終了したら、ENDARCHIVEコマンドを発行してください。

1014040 現在のスレッドのハンドルを取得できませんでした。operationは中止されました

Oracle サポートに連絡してくださ

い。

1014041 現在のスレッドの基本優先度を取得できませんでした。operation は中止されま

した

Oracle サポートに連絡してくださ

い。

1014042 現在のスレッドの高優先度を取得できませんでした。operationは中止されました

Oracle サポートに連絡してくださ

い。

1014043 データベースdatabaseName でロッ

クを解除している間にエラーが発生しました。

Essbase で書込みロッ

クが解除されるのを待機している間にエラーが発生しました。

Oracle サポートに連絡してくださ

い。

95

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96 1014004 - 1014043: ロック・マネージャ・メッセージ

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81019002 - 1019056: データベー

ス・オブジェクト・メッセー

表 8 にデータベース・オブジェクトのエラー・メッセージと情報メッセージを示

します。

表 8 データベース・オブジェクト・メッセージ 1019002 - 1019056

メッセージ番号

メッセージ 考えられる原因 考えられる解決策

1019002 fileName が見つかりませ

ん。または開けません

Essbase でリストされ

たファイルが見つかりません。リストされたファイルがない場合は Essbase を実行

できません。データベースのデータは、異常シャットダウンが原因で破損している可能性があります。

リストされたファイルが存在することを確認します。ファイルが存在しない場合、バックアップからファイルを復元します。

リストされたファイルとディレクトリに対する正しいオペレーティング・システム権限があることを確認します。

ESSCMD を使用している場合

は、ファイル名とパスが正しいことを確認します。UNIX コンピュータの場合は、大文字と小文字が正しいことも確認します。

十分なディスク・スペースがあることを確認します。UNIXコンピュータの場合、ルート・パーティションに十分なスペースがあることを確認します。

リストされたファイルがessbase.secの場合、セキュリティ・ファイルが破損しているかどうかを確認します。

UNIX コンピュータの場合、

ユーザー制限プロファイルを確認します(159 ページの

「ユーザー制限プロファイルの確認」を参照してください)。

アプリケーションを、ファイル・システム・コントロール(Windows のエクスプローラま

たは cpあるいは rmコマンド)を使用してコピーまたは

削除した場合は、元の名前で

97

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メッセージ番号

メッセージ 考えられる原因 考えられる解決策

ダミー・アプリケーションを作成し、Essbase を使用して

アプリケーションを正しくコピーまたは削除します。

リストされたファイルがルール・ファイルである場合は、そのファイルが正しいアウトラインと関連付けられていることを確認します。

アプリケーションを停止して再起動します。

Essbase サーバーを停止して

再起動します。

リストされたファイルがARBORPATH/app/appName/

databaseName/

databaseName.dbである場合は、次の手順に従ってファイルをバックアップに置き換えます:

1. Essbase サーバーを停止し

ます。

2. databaseName.dbを

databaseNamedb.oldに

名前変更します。

3. databaseName.dbbを

databaseName.dbに名前

変更します。

4. Essbase サーバーを再起動

します。

リストされたファイルがARBORPATH/app/appName/

databaseName/

databaseName.indである場合は、データ・ファイルを削除して再ロードします。データ・ファイルを削除すると、データベースのすべてのデータが削除されるので、データベースを再ロードして再計算する必要があります。

1. Essbase サーバーを停止し

ます。

2. databaseName.ind、

Essxxx.ind、

Essxxx.pag、

databaseName.esmおよ

び databaseName.tct

ファイルを削除します。

3. Essbase サーバーを再起動

します。

98 1019002 - 1019056: データベース・オブジェクト・メッセージ

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メッセージ番号

メッセージ 考えられる原因 考えられる解決策

4. データベースをリロードします。

5. データベースを再計算します。

6. データベースが破損しているかどうかを確認します(158 ページの「データ

ベース破損の確認」を参照してください)。

関連項目

1019003

1019003 fileName の情報を読み取れ

ません

Essbase でリストされ

たファイルから読み取れません。

リストされたファイルが存在することを確認します。ファイルが存在しない場合、バックアップからファイルを復元します。

アプリケーションを、ファイル・システム・コントロール(Windows のエクスプローラま

たは cpあるいは rmコマンド)を使用してコピーまたは

削除した場合は、元の名前でダミー・アプリケーションを作成し、Essbase を使用して

アプリケーションを正しくコピーまたは削除します。

十分なディスク・スペースがあることを確認します。

他のユーザーがファイルをロックしていないかどうかを確認します(160 ページの

「オブジェクトのロック解除」を参照してください)。

Essbase Spreadsheet Add-in を使

用している場合は、取得バッファ・サイズを少なくとも50 KB に増やします。

データベースが破損しているかどうかを確認します(158ページの「データベース破損の確認」を参照してください)。

リストされたファイルがARBORPATH/App/appName/

databaseName/

databaseName.dbである場合は、次の手順に従ってファイルをバックアップに置き換えます:

1. Essbase サーバーを停止し

ます。

99

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メッセージ番号

メッセージ 考えられる原因 考えられる解決策

2. databaseName.dbを

databaseNamedb.oldに名

前変更します。

3. databaseName.dbbを

databaseName.dbに名前

変更します。

4. Essbase サーバーを再起動

します。

リストされたファイルがARBORPATH/app/appName/

databaseName/

databaseName.indである場合は、バックアップからファイルを復元してみます。復元できない場合は、データ・ファイルを削除して再ロードします。データ・ファイルを削除すると、データベースのすべてのデータが削除されるので、データベースを再ロードして再計算する必要があります。

1. Essbase サーバーを停止し

ます。

2. databaseName.ind、Essxxx.ind、Essxxx.pag、databaseName.esmおよび

databaseName.tctファイ

ルを削除します。

3. Essbase サーバーを再起動

します。

4. データベースをリロードします。

5. データベースを再計算します。

関連項目

1019002

1019004 情報をファイル fileName に

書き込めません。errno は

operatingSystemErrorNumberです。

Essbase でリストされ

たファイルに書き込めません。

リストされたファイルが存在することを確認します。ファイルが存在しない場合、バックアップからファイルを復元します。

十分なディスク・スペースがあることを確認します。

次の環境変数が正しく設定されていることを確認します(157 ページの「環境変数の

設定」を参照してください):

l ESSBASEPATH (PC および

UNIX)

100 1019002 - 1019056: データベース・オブジェクト・メッセージ

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メッセージ番号

メッセージ 考えられる原因 考えられる解決策

l PATH (PC および UNIX)

l LD_LIBRARY_PATH (UNIXのみ)

UNIX コンピュータの場合、

ユーザー制限プロファイルを確認します(159 ページの

「ユーザー制限プロファイルの確認」を参照してください)。

データ圧縮を使用してページ・ファイルのサイズを制限していることを確認します。

リストされたファイルがARBORPATH/app/appName/

databaseName/

databaseName.dbである場合は、ファイルをバックアップに置き換えます:

1. Essbase サーバーを停止し

ます。

2. databaseName.dbを

databaseNamedb.oldに

名前変更します。

3. databaseName.dbbを

databaseName.dbに名前

変更します。

4. Essbase サーバーを再起動

します。

リストされたファイルがARBORPATH/app/appName/

databaseName/

databaseName.indである場合は、バックアップからファイルを復元してみます。復元できない場合は、データ・ファイルを削除して再ロードします。データ・ファイルを削除すると、データベースのすべてのデータが削除されるので、データベースを再ロードして再計算する必要があります。

1. Essbase サーバーを停止し

ます。

2. databaseName.ind、Essxxx.ind、Essxxx.pag、databaseName.esmおよび

databaseName.tctファイ

ルを削除します。

3. Essbase サーバーを再起動

します。

101

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メッセージ番号

メッセージ 考えられる原因 考えられる解決策

4. データベースをリロードします。

5. データベースを再計算します。

1019005 fileName を読み取れませ

ん。認識されないフォーマットです

Essbase でリストされ

たファイルを読み取れません。

可能な場合は、バックアップからファイルを復元します。

リストされたファイルがARBORPATH/app/appName/

databaseName/

databaseName.dbである場合は、ファイルをバックアップに置き換えます:

1. Essbase サーバーを停止し

ます。

2. databaseName.dbを

databaseNamedb.oldに

名前変更します。

3. databaseName.dbbを

databaseName.dbに名前

変更します。

4. Essbase サーバーを再起動

します。

リストされたファイルがARBORPATH/app/appName/

databaseName/

databaseName.indである場合は、バックアップからファイルを復元してみます。復元できない場合は、データ・ファイルを削除して再ロードします。データ・ファイルを削除すると、データベースのすべてのデータが削除されるので、データベースを再ロードして再計算する必要があります。

1. Essbase サーバーを停止し

ます。

2. databaseName.ind、

Essxxx.ind、

Essxxx.pag、

databaseName.esmおよ

び databaseName.tct

ファイルを削除します。

3. Essbase サーバーを再起動

します。

4. データベースをリロードします。

5. データベースを再計算します。

102 1019002 - 1019056: データベース・オブジェクト・メッセージ

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メッセージ番号

メッセージ 考えられる原因 考えられる解決策

1019006 fileName を読み取れませ

ん。前のバージョンで作成されています

Essbase でリストされ

たファイルを読み取れません。

データベースが破損しているかどうかを確認します(158ページの「データベース破損の確認」を参照してください)。

リストされたファイルは破損している可能性があります。可能な場合は、バックアップからファイルを復元します。

1019007 fileName を読み取れませ

ん。タイプが名前と一致しません

リストされたファイルのタイプがファイルのコンテンツと一致しません。リストされたファイルは破損している可能性があります。

データベースが破損しているかどうかを確認します(158ページの「データベース破損の確認」を参照してください)。

リストされたファイルは破損している可能性があります。可能な場合は、バックアップからファイルを復元します。

1019008 appNameのアプリケーション定義の読取り中です

Essbase でリストされ

たアプリケーションのアプリケーション定義を読み取っています。

該当なし

1019009 databaseNameのデータベース定義の読取り中です

Essbase でリストされ

たデータベースのデータベース定義を読み取っています。

該当なし

1019010 appNameのアプリケーション定義の書込み中です

Essbase でリストされ

たアプリケーションのアプリケーション定義を書き込んでいます。

該当なし

1019011 databaseNameのデータベース定義の書込み中です

Essbase でリストされ

たデータベースのデータベース定義を書き込んでいます。

該当なし

1019012 データベースdatabaseName のアウトラ

インの読取り中です

Essbase でリストされ

たデータベースのアウトライン定義を読み取っています。

該当なし

1019013 データベースdatabaseName のアウトラ

インの書込み中です

Essbase でリストされ

たデータベースのアウトラインをディスクに書き込んでいます。

該当なし

1019014 データベースdatabaseName の情報を書

き込めません

Essbase ではリストさ

れたデータベースが見つかりません。

データベース名が正しいことを確認します。

103

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メッセージ番号

メッセージ 考えられる原因 考えられる解決策

データベースが指定した場所に存在することを確認します。

1019015 データベースdatabaseName のデータ

ベース・アウトラインはすでにロードされています

リストされたデータベースのデータベース・アウトラインはロードされています。

データベースを 2 回以上ロー

ドしようとしないでください。

1019017 データベースdatabaseName のパラメー

タの読取り中です

Essbase でリストされ

たデータベースのパラメータを読み取っています。

該当なし

1019018 データベースdatabaseName のパラメー

タの書込み中です

Essbase でリストされ

たデータベースのパラメータを書き込んでいます。

該当なし

1019019 データベースdatabaseName のデータ・

ファイル空きスペース情報の読取り中です...

Essbase でリストされ

たデータベースの空きスペースを読み取っています。

該当なし

空きスペース情報はARBORPATH/app/appName/

databaseName/

databaseName.indファイルに保管されています。空きスペースが大量に存在する場合、空きスペース情報の読取りに時間がかかる可能性があります。

1019020 データベースdatabaseName の空きス

ペース情報の書込み中です

Essbase でリストされ

たデータベースの空きスペースを書き込んでいます。

該当なし

空きスペース情報は、データベースがシャットダウンされたとき、データベースが読取り専用モードに設定されたとき、およびデータベースが回復されたときにディスクに書き込まれます。

1019021 databaseName のデータ

ベース・マッピングの読取り中です

Essbase でリストされ

たデータベースのデータベース情報を読み取っています。

該当なし

1019022 databaseName のデータ

ベース・マッピングの書込み中です。

Essbase でリストされ

たデータベースのデータベース情報を書き込んでいます。

該当なし

1019024 データベースdatabaseName のアウトラ

イン・トランザクションの読取り中です

Essbase で

ARBORPATH/app/

appName/

databaseName/

databaseName.otn

ファイルからアウトライン更新を読み取っています。

該当なし

104 1019002 - 1019056: データベース・オブジェクト・メッセージ

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メッセージ番号

メッセージ 考えられる原因 考えられる解決策

1019025 データベースdatabaseName のルール・

オブジェクトからのルールの読取り中です

Essbase でリストされ

たデータベースのルール・ファイルを読み取っています。

該当なし

1019026 不明のメンバーmemberName が文字列 stringの処理中に見つかりました

Essbase ではリストさ

れた文字列がアウトラインのメンバーとして認識されません。

メンバー名が有効であることを確認します。メンバー名はルール・ファイルにあります。

l 正しいルール・ファイルを使用していますか?

l ルール・ファイルは正しいアウトラインと接続していますか?

l ルール・ファイルを検証できますか?

l メンバー名または変数名は、必要に応じて引用符で囲まれていますか?

l 該当するメンバーがアウトラインに存在していますか?存在していない場

合、次元構築中にアウトラインを変更してメンバーを追加するか、アウトライン・エディタでメンバーを追加できます。

l メンバーがルール・ファイルでヘッダーとして指定されていないことを確認します。

1019028 ディスク・スペースがなくなりました。情報をファイル fileName に書き込めませ

Essbase にディスク・

スペースがないため、リストされたファイルに書き込めません。

十分なディスク・スペースがあることを確認します。

1019031 fileName を書き込めませ

ん。データベースはバックアップのため読取り専用モードになっています

Essbase でリストされ

たファイルに書き込めません。データベースが読取り専用モードになっています。

BEGINARCHIVE コマンドで始ま

り、ENDARCHIVE コマンドで

終わるアーカイブ・プロセスが終了するまで待ちます。アーカイブ・プロセスが終了したら、管理者は必ずENDARCHIVE コマンドを発行

してください。

ESSCMD を使用している場合

は、アーカイブ・プロセスが完了してから次のプロセスが開始されるようにするため、スリープ・コマンドを追加する必要があります。

ESSCMD を使用していて問題

が解決しない場合は、UNLOADAPP コマンドを使用し

105

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メッセージ番号

メッセージ 考えられる原因 考えられる解決策

てメモリーからアプリケーションを削除し、LOADAPP コ

マンドを発行してメモリーにアプリケーションを再ロードした後、データベースが読取り専用モードでないことを確認します。

1019032 fileName を書き込めませ

ん。データベースはアーカイブのため読取り専用モードになっています

Essbase でリストされ

たファイルに書き込めません。データベースが読取り専用モードになっています。

BEGINARCHIVE コマンドで始ま

り、ENDARCHIVE コマンドで

終わるアーカイブ・プロセスが終了するまで待ちます。アーカイブ・プロセスが終了したら、管理者は必ずENDARCHIVE コマンドを発行

してください。

ESSCMD を使用している場合

は、アーカイブ・プロセスが完了してから次のプロセスが開始されるようにするため、スリープ・コマンドを追加する必要があります。

ESSCMD を使用していて問題

が解決しない場合は、UNLOADAPP コマンドを使用し

てメモリーからアプリケーションを削除し、LOADAPP コ

マンドを発行してメモリーにアプリケーションを再ロードした後、データベースが読取り専用モードでないことを確認します。

1019034 データベースdatabaseName のアウトラ

イン変更ログの読取り中です

Essbase で

ARBORPATH/app/

appName/

databaseName/

databaseName.ocl

ファイルからアウトライン変更を読み取っています。

該当なし

1019035 データベースdatabaseName のアウトラ

イン変更ログの書込み中です

Essbase でアウトライ

ン変更を ARBORPATH/

app/appName/

databaseName/

databaseName.ocl

ファイルに書き込んでいます。

該当なし

1019036 次元番号 number はデータ

ベース databaseName では

無効です

Essbase では、アウト

ラインの各次元に次元インデックス番号を割り当てます。割り当てられた次元インデックス番号が有効ではありません。番号が、アウトライ

データベースが破損しているかどうかを確認します(158ページの「データベース破損の確認」を参照してください)。

106 1019002 - 1019056: データベース・オブジェクト・メッセージ

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メッセージ番号

メッセージ 考えられる原因 考えられる解決策

ンの次元数よりも大きい可能性があります。

アウトライン・ファイルが破損している場合、バックアップから復元します。

1019037 メンバー番号 memberNameはデータベースdatabaseName では無効で

Essbase では、各次元

の各メンバーにメンバー・インデックス番号を割り当てます。割り当てられたメンバー・インデックス番号が有効ではありません。番号が、次元のメンバー数よりも大きい可能性があります。

データベースが破損しているかどうかを確認します(158ページの「データベース破損の確認」を参照してください)。

必要に応じて、バックアップからアウトライン・ファイルを復元します。

1019038 DB ファイルが欠落してい

ます。

Essbase で

ARBORPATH/app/

appName/

databaseName/

databaseName.db

ファイルが見つかりません。

ARBORPATH/app/appName/

databaseName/

databaseName.dbが存在する場合、その名前をdatabaseNameold.dbに変更します。databaseName.dbb

バックアップ・ファイルをdatabaseName.dbに変更します。

databaseName.dbが存在しない場合、databaseName.dbbファイルを databaseName.dbに変更します。

databaseName.dbbが存在しない場合、バックアップからdatabaseName.dbファイルを復元します。

1019039 ファイル fileName に書き込

めません。オブジェクトのタイプ type が無効なため

です。Essbase のインス

トールおよび構成が正しく行われていることを確認してください。

Essbase でリストされ

たファイルに書き込めません。

Essbase が正しくインストー

ルされていることを確認します。必要な場合は、Essbaseを再インストールします。

1019040 アプリケーションのシャット・ダウン中であるためファイル fileName に書き込

めません

アプリケーションが終了中のため、Essbase でリストされ

たファイルに書き込めません。

この問題の再発を防ぐため、Essbase からログオフして、

Essbase を正しくシャットダ

ウンしてください。

ログオフしてシャットダウンするには、次のすべての手順を試します:

1. ユーザーとして、Administration Services また

は Spreadsheet Add-in を終

了します。

107

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メッセージ番号

メッセージ 考えられる原因 考えられる解決策

2. 前の手順で解決しない場合は、管理者にユーザーを切断してもらいます。

3. 前の手順で解決しない場合は、ロックされたオブジェクトのロックを解除して(160 ページの「オブ

ジェクトのロック解除」を参照してください)、データベースをアンロードし、データベースを停止して、再度ユーザーの切断を試行します。

4. 前の手順で解決しない場合は、管理者に「エージェント」ウィンドウでユーザーをログアウトしてもらいます。

5. 前の手順で解決しない場合は、「エージェント」ウィンドウからアプリケーションを停止します。

6. 前の手順で解決しない場合は、タスクを終了します(159 ページの「サー

バー・タスクの終了」を参照してください)。

7. 前の手順で解決しない場合は、サーバー・マシンを再起動します。

1019041 情報をファイル fileName に

書き込めません。adWriteObject はEssbaseErrorNumber を戻し

ます。詳細はサーバー・ログ・ファイルを参照してください。

Essbase でリストされ

たファイルに書き込めません。

HYPERION_HOME/logs/

essbase/app/appName/appName.logで、リストされ

た Essbase エラー番号に関す

る情報を確認します。

ファイルが存在することを確認します。存在しない場合、バックアップから復元します。

十分なディスク・スペースがあることを確認します。

次の環境変数が正しく設定されていることを確認します(157 ページの「環境変数の

設定」を参照してください):

l ESSBASEPATH (PC および

UNIX)

l PATH (PC および UNIX)

l LD_LIBRARY_PATH (UNIXのみ)

108 1019002 - 1019056: データベース・オブジェクト・メッセージ

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メッセージ番号

メッセージ 考えられる原因 考えられる解決策

UNIX コンピュータの場合、

ユーザー制限プロファイルを確認します(159 ページの

「ユーザー制限プロファイルの確認」を参照してください)。

データ圧縮を使用してページ・ファイルのサイズを制限していることを確認します。

リストされたファイルがARBORPATH/app/appName/

databaseName/

databaseName.dbである場合は、ファイルをバックアップに置き換えます:

1. Essbase サーバーを停止し

ます。

2. databaseName.dbを

databaseNamedb.oldに

名前変更します。

3. databaseName.dbbを

databaseName.dbに名前

変更します。

4. Essbase サーバーを再起動

します。

リストされたファイルがARBORPATH/app/appName/

databaseName/

databaseName.indである場合は、バックアップからファイルを復元してみます。復元できない場合は、データ・ファイルを削除して再ロードします。データ・ファイルを削除すると、データベースのすべてのデータが削除されるので、データベースを再ロードして再計算する必要があります。

1. Essbase サーバーを停止し

ます。

2. databaseName.ind、

Essxxx.ind、

Essxxx.pag、

databaseName.esmおよ

び databaseName.tct

ファイルを削除します。

3. Essbase サーバーを再起動

します。

4. データベースをリロードします。

109

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メッセージ番号

メッセージ 考えられる原因 考えられる解決策

5. データベースを再計算します。

関連項目

1019004

1019042 ファイル・ポインタをファイル fileName の指定した場

所に移動できません。errnoは operatingSystemError です。

Oracle サポートに連絡してく

ださい。

1019043 データベースdatabaseName のアウトラ

イン・プール作成中にエラーが発生しました

Essbase でアウトライ

ン・メモリー・プールを作成できません。アウトライン・メモリー・プールはメモリーにアウトライン・アイテムを保管します。

サーバー・コンピュータに十分なメモリーがあることを確認します。

1019044 データベースdatabaseName のアウトラ

イン・プールでのメモリー割当て中にエラーが発生しました

Essbase でアウトライ

ン・メモリー・プールを作成できません。アウトライン・メモリー・プールはメモリーにアウトライン・アイテムを保管します。

サーバー・コンピュータに十分なメモリーがあることを確認します。

1019045 データベースdatabaseName のパーティ

ション定義ファイルの読取り中です

Essbase でリストされ

たデータベースのパーティション定義ファイルを読み取っています。

該当なし

1019046 アウトライン・バッファはnumber を超えるホールを

処理できません

Oracle サポートに連絡してく

ださい。

1019047 アウトライン・バッファ・エラー。ホール位置number がバッファ内の

number と一致しません

Oracle サポートに連絡してく

ださい。

1019048 アウトライン・バッファ書込みエラー。書き込まれたバイト数 number がホー

ル・サイズ number と一致

しません

Oracle サポートに連絡してく

ださい。

1019049 アウトライン・バッファ・エラー。number ホールの

入ったバッファを断片化したアウトライン・ファイルにフラッシュできません

Oracle サポートに連絡してく

ださい。

1019050 アウトライン・バッファ・エラー。ファイル位置

Oracle サポートに連絡してく

ださい。

110 1019002 - 1019056: データベース・オブジェクト・メッセージ

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メッセージ番号

メッセージ 考えられる原因 考えられる解決策

number が書き込まれたバ

イト数 number と一致しま

せん

1019051 アウトライン・バッファを使用した adReadStruct の合

計経過時間: number 秒

アウトライン・バッファの読取りにかかった時間。

該当なし

1019052 アウトライン・バッファを使用した adOtlReadOutlineの合計経過時間: number 秒

アウトライン・データをメモリーに読み取るときにかかった時間。

該当なし

1019053 アウトライン・バッファを使用した adOtlWriteOutlineの合計経過時間: number 秒

アウトライン・データの書込みにかかった時間。

該当なし

1019054 メンバー memberName の無

効な名前付き属性オペコードです

リストされた属性メンバーに定義されたタイプが無効です。

すべての属性メンバーが、テキスト、数値、ブール、日付のいずれか 1 つのタイプを使

用していることを確認します。

1019056 オブジェクト・ファイル・パス path は長すぎます。

リストされたパスは長すぎます。

リストされたパスが 1025 バ

イトよりも小さいことを確認します。

111

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112 1019002 - 1019056: データベース・オブジェクト・メッセージ

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91040002 - 1042025: ネットワー

ク・メッセージ

表 9 にネットワークのエラー・メッセージと情報メッセージを示します。

表 9 ネットワーク・メッセージ 1040002 - 1042025

メッセージ番号

メッセージ 考えられる原因 考えられる解決策

1040002 この要求に提供された引数が多すぎます

送信するバッファの数がセッションの開始時に予測されたバッファの数に一致しません。このセッションで送信すると予測されたバッファの数が正しいことをネットワーク・レイヤーで確認します。

これは内部エラーです。Oracleサポートに連絡してください。

1040003 データ型の長さが指定されていません

ネットワークは、バッファ・タイプに基づいてネットワーク・バッファの長さを判別できません。ネットワーク・レイヤーで、バッファの長さを明示的に指定します。

これは内部エラーです。Oracleサポートに連絡してください。

1040004 構造体型が無効です。サーバー・プロセスとクライアント・プロセスとの間にアプリケーション・プロトコル・エラーが存在する可能性があります。

Essbase で、データ

型が正しくないデータが検出されました。

クライアント・コンピュータとサーバー・コンピュータが同じリリースの ODBC を実行

していることを確認します。NETDELAY と NETRETRYCOUNT の値を増やします(159 ページの

「NETDELAY および

NETRETRYCOUNT の設定」を参照

してください)。

1040006 メッセージ・データベースが指定されていません

Essbase に定義され

たメッセージ・データベースがありません。

これは内部エラーです。Oracleサポートに連絡してください。

1040007 通常の操作に必要なメッセージ・データベースfileName を見つけられませ

ん。PATHと ESSBASEPATH

Essbase で、メッ

セージ・データベース・ファイルESSBASEPATH/bin/

PATHと ESSBASEPATHおよび環境変数(157 ページの「環境

変数の設定」を参照してくだ

113

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メッセージ番号

メッセージ 考えられる原因 考えられる解決策

変数が正しいディレクトリを指していることを確認してください。databaseNameがESSBASEPATH/bin ディレ

クトリに存在していることを確認してください

essbase.mdbが見つかりません。

さい)が正しく設定されている

ことを確認します。

ネットワークが正しく起動され実行されていることを確認します。

ファイル記述子の制限値(159ページの「ユーザー制限プロファイルの確認」を参照してください)を 1024 ファイルに

設定することをお薦めします。

1040008 データベース fileName の

メッセージの読取り中にエラーが発生しました。fileName は破損しているか、

バージョンが違う可能性があります。使用しているファイルの Essbase バー

ジョン・レベルが、.exeファイルや.dll ファイルと同

じであることを確認してください

Essbase でメッセー

ジ・データベース・ファイルESSBASEPATH/bin/

essbase.mdbを読み取れません。

正しいリリースのメッセージ・データベース・ファイルESSBASEPATH/bin/

essbase.mdbを使用していることを確認します。不明な場合は、Essbase を再インストー

ルします。

1040010 変換のデータ型が無効です Essbase で、メッ

セージ文字列を作成するときに無効なデータ型が検出されました。

これは内部エラーです。Oracleサポートに連絡してください。

1040011 NULL ネットワーク・コンテ

キストがメッセージ関数に渡されました

Essbase に、メッ

セージの作成に使用する有効なネットワーク・コンテキストがありません。

これは内部エラーです。Oracleサポートに連絡してください。

1040012 構造体型が無効です Essbase でデータ構

造体の情報を読み取れません。

これは内部エラーです。Oracleサポートに連絡してください。

1040013 構造体フィールド・タイプが無効です

Essbase でデータ構

造体内部のフィールドを読み取れません。

Essbase サーバーと Essbase ク

ライアントが正しくインストールされていることを確認します。

1040014 RegOpenKeyEx()は失敗しまし

Essbase で、レジス

トリにホスト名が見つかりません。

レジストリが正しく設定されていることを確認します。Windows のドキュメンテーショ

ンを参照してください。

1040015 RegQueryInfoKey()は失敗しま

した

Essbase でレジスト

リ・キーを取得できません。

レジストリが正しく設定されていることを確認します。Windows のドキュメンテーショ

ンを参照してください。

114 1040002 - 1042025: ネットワーク・メッセージ

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メッセージ番号

メッセージ 考えられる原因 考えられる解決策

1040016 RegEnumValue()は失敗しまし

Essbase でレジスト

リから値を取得できません。

レジストリが正しく設定されていることを確認します。Windows のドキュメンテーショ

ンを参照してください。

1040017 ホスト名がありません Essbase で、指定さ

れたホスト名が見つかりません。

ホスト名が正しいことを確認します。

1040018 adNetIsLocalHost()のホスト名

が不良です

Essbase でホスト名

が見つかりません。

ホスト名が正しいことを確認します。

1040019 メッセージ・コードmessage; メッセージ・テキ

ストはサーバー・ログを参照してください

リストされたエラーが発生しました。

発生したエラーの詳細についてアプリケーションと Essbaseサーバーのログを確認します。リストされたエラーは Essbaseエラーではありません。オペレーティング・システムのドキュメンテーションまたはネットワークのドキュメンテーションを参照してください。

1041000 ネットワーク・エラーmessage: 名前付きパイプを

作成できません

リストされたエラーが原因で、Essbase で名前付き

パイプを作成できません。

リストされたエラーは Essbaseエラーではありません。ネットワークのドキュメンテーションを参照してください。

1041002 ネットワーク・エラー: 接続待機中にタイム・アウトしました。エラー・コード:message

Essbase は名前付き

パイプに接続できません。

クライアント・コンピュータとサーバー・コンピュータのESSBASEPATH/bin/

essnet.dllファイルが一致しているかどうかを確認します。

l ESSBASEPATH/bin/

essnet.dllファイルが一

致していない場合、ネットワーク・プロトコルを再インストールします。『OracleHyperion EnterprisePerformance ManagementSystem インストール概要』

を参照してください。

l ESSBASEPATH/bin/

essnet.dllファイルが一

致する場合、ネットワークのドキュメンテーションを参照してください。

NETDELAY と NETRETRYCOUNT の値を増やします(159 ページの

「NETDELAY および

NETRETRYCOUNT の設定」を参照

してください)。

115

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メッセージ番号

メッセージ 考えられる原因 考えられる解決策

1041003 ネットワーク・エラーmessage: 名前付きパイプを

切断できません

Essbase を名前付き

パイプから切断できません。

これは Essbase エラーではあり

ません。ネットワークのドキュメンテーションを参照してください。

1041004 ネットワーク・エラーmessage: データを送信でき

ません

Essbase で名前付き

パイプを使用してネットワーク上にデータを送信できません。

NETDELAY と NETRETRYCOUNT の値を増やします(159 ページの

「NETDELAY および

NETRETRYCOUNT の設定」を参照

してください)。

インデックス・キャッシュ・サイズ、データ・キャッシュ・サイズおよびブロック・サイズを確認し、それらが推奨される範囲内であることを確認します。

1041005 ネットワーク・エラーmessage: ネットワーク APIは名前付きパイプからのデータ受信中にタイム・アウトしました。essbase.cfgファイルの NetRetryCount または NetDelay あるいはその

両方の値を大きくしてください。クライアントとサーバーが異なるコンピュータに存在する場合は、このファイルの更新を両方のコンピュータで行ってください。クライアントを再起動して、もう一度実行してください。

Essbase ネットワー

ク API は、名前付

きパイプからデータを受信する前にタイム・アウトしました。

NETDELAY と NETRETRYCOUNT の値を増やします(159 ページの

「NETDELAY および

NETRETRYCOUNT の設定」を参照

してください)。

1041006 ネットワーク・エラー: メッ

セージ受信の待機中にタイム・アウトしました

Essbase は名前付き

パイプからデータを受信する前にタイム・アウトしました。

NETDELAY と NETRETRYCOUNT の値を増やします(159 ページの

「NETDELAY および

NETRETRYCOUNT の設定」を参照

してください)。

1041007 ネットワーク・エラー:namedPipe の接続情報を検

索できません

Essbase で名前付き

パイプが見つかりません。

名前付きパイプを作成します。ネットワークのドキュメンテーションを参照してください。

1041008 ネットワーク・エラー: サー

バー serverComputerName に

Essbase が見つかりません。

名前付きパイプを使用してserverComputerName にアク

セスできるか、Essbase Agentがサーバー上で稼動しているか確認してください

Essbase SpreadsheetAdd-in などの

Essbase クライアン

トが Essbase サー

バーに接続できません。

インストールが正しいことを確認します。

l インストール時にプロトコルとして名前付きパイプを選択しましたか?

l 正しいリリースのESSBASEPATH/bin/

essnetw.dllを使用してい

ますか?不明な場合、ネッ

トワーク・プロトコルを再インストールします。必ず

116 1040002 - 1042025: ネットワーク・メッセージ

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メッセージ番号

メッセージ 考えられる原因 考えられる解決策

名前付きパイプをネットワーク・プロトコルとして選択してください。『OracleHyperion EnterprisePerformance ManagementSystem インストール概要』

を参照してください。

Essbase サーバーが正しく実行

されていることを確認します。必要な場合は、Essbase サー

バーを停止して再起動します。

1041009 ネットワーク・エラー: サー

バー serverName に接続でき

ません

Essbase API によっ

て OpenOutline 関数

を完了できません。

Essbase サーバーが動作してい

ることを確認します。

ネットワークが動作していることを確認します。

クライアントが Essbase サー

バーに接続できることを確認します。

EssOtlOpenOutline と

EssOtlVerifyOutline からの戻り値

を確認します。

1041011 ネットワーク・エラーmessage:InitializeSecurityDescriptor が失

敗しました

Essbase で名前付き

パイプのセキュリティ記述子を初期化および設定できません。

これは Essbase エラー・メッ

セージではありません。オペレーティング・システムのドキュメンテーションとネットワークのドキュメンテーションを参照してください。

1041012 ネットワーク・エラーmessage:SetSecurityDescriptorDacl が失

敗しました

Essbase で名前付き

パイプのセキュリティ記述子を初期化および設定できません。

これは Essbase エラー・メッ

セージではありません。オペレーティング・システムのドキュメンテーションとネットワークのドキュメンテーションを参照してください。

1041013 ネットワーク・エラー: デー

タの送信中にタイム・アウトしました

Essbase は名前付き

パイプにデータを送信する前にタイム・アウトしました。

Essbase サーバーが動作してい

ることを確認します。

ネットワークが動作していることを確認します。

NETDELAY と NETRETRYCOUNT の値を増やします(159 ページの

「NETDELAY および

NETRETRYCOUNT の設定」を参照

してください)。

1041014 ネットワーク・エラー: 名前付きパイプの NodeNameを essbase.cfg に登録してお

く必要があります

NODENAME 設定が

ESSBASEPATH/bin/

essbase.cfgファイルで指定されていません。

1. ESSBASEPATH/bin/

essbase.cfgがサーバー・

コンピュータのESSBASEPATH/binディレ

クトリに存在しない場合、テキスト・エディタを使用してそのファイルを作成します。

117

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メッセージ番号

メッセージ 考えられる原因 考えられる解決策

2. ESSBASEPATH/bin/

essbase.cfgファイルで、

NODENAME を設定します。

3. Essbase サーバーを停止し

て再起動します。

1042002 ネットワーク・エラーmessage: ソケットを終了で

きません

Essbase でソケット

を閉じられません。

ソケットを手動で閉じます。ネットワークのドキュメンテーションを参照してください。

1042003 ネットワーク・エラーmessage: serverName をホス

ト・ファイルで検索できません

Essbase でサー

バー・コンピュータ名を検索できません。

NETDELAY と NETRETRYCOUNT の値を増やします(159 ページの

「NETDELAY および

NETRETRYCOUNT の設定」を参照

してください)。

サーバー・コンピュータとクライアント・コンピュータが同じネットワーク・プロトコルを実行していますか?

TCP/IP または名前付きパイプ

をネットワーク・プロトコルとして使用していますか?Essbase ではこの 2 つのネット

ワーク・プロトコルしかサポートしていません。

ネットワーク・プロトコルが正しくインストールされていますか?『Oracle HyperionEnterprise PerformanceManagement System インストー

ル概要』を参照してください。

ネットワーク・インタフェース・カードが搭載されていないスタンドアロン・コンピュータを使用していますか?『Oracle Hyperion EnterprisePerformance Management Systemインストール概要』を参照してください。

サーバー名を正しく入力していますか?入力ミスはありませ

んか?

HOSTS ファイルは正しいです

か?

l Windows: HOSTSファイルに

サーバー名のエントリがあるかどうかを確認します。エントリがない場合、追加します。たとえば、IP アド

レスが 127.0.0.1 で aspenという名前のサーバーを追加するには、次の行を

118 1040002 - 1042025: ネットワーク・メッセージ

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メッセージ番号

メッセージ 考えられる原因 考えられる解決策

HOSTSファイルに追加しま

す:

127.0.0.1 aspen

l UNIX: .rhostsファイルに

サーバー名のエントリがあるかどうかを確認します。エントリがない場合、追加します。たとえば、IP アド

レスが 127.0.0.1 で aspenという名前のサーバーを追加するには、次の行を.rhostsファイルに追加

します:

127.0.0.1 aspen

.rhostsファイルがパ

スに含まれていることを確認します。

1042004 ネットワーク・エラーmessage: ローカル・ソケッ

トを作成できません

Essbase クライアン

トは TCP/IP ソケッ

トを作成できません。

正しいリリースのESSBASEPATH/bin/

essnetw.dllとESSBASEPATH/bin/

winsock.dllを使用していることを確認します。不明な場合は、Essbase クライアントを

再インストールします。

Essbase クライアントを再イン

ストールしても問題が解決しない場合は、ネットワークのドキュメンテーションでリストされたメッセージ・テキストを参照してください。

1042006 ネットワーク・エラーmessage: serverName に接続

できません。TCP/IP による

Essbase Agent への接続待機

中にクライアントがタイムアウトしました。ネットワーク接続を確認してください。

AdministrationServices からサー

バー・コンピュータは見つかりましたが、Essbase サー

バーに接続できません。

正しいサーバー・コンピュータに接続していますか?入力ミ

スはありませんか?

リストされたコンピュータでEssbase サーバーが動作してい

ますか?

l Essbase サーバーが動作し

ていない場合は、Essbaseサーバーを再起動します。

l Essbase サーバーがクラッ

シュしている場合は、異常シャットダウンのための手順を実行します。

l Essbase サーバーがフリー

ズしている場合は、Essbaseサーバーを停止して異常シャットダウンのための手順を実行します。標準の方法で Essbase サーバーを停

119

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メッセージ番号

メッセージ 考えられる原因 考えられる解決策

止できない場合は、タスクを終了します(159 ページ

の「サーバー・タスクの終了」を参照してください)。

ネットワーク・プロトコルがサーバー・コンピュータとクライアント・コンピュータに正しくインストールされていますか?『Oracle HyperionEnterprise PerformanceManagement System インストー

ル概要』を参照してください。

Essbase サーバーのポートが開

いていて、動作していますか?動作していない場合、デフォルト以外のポートを指定します。

NETDELAY と NETRETRYCOUNT の値を増やします(159 ページの

「NETDELAY および

NETRETRYCOUNT の設定」を参照

してください)。

ESSCMD を使用している場合、

(別名ではなく)正しいサーバー

名を使用し、サーバー名、ユーザー名およびパスワードが引用符で囲まれているかを確認します。たとえば、Maxという名前のユーザーでASPEN というサーバーにログ

オンするには、次のコマンドを使用します:

LOGIN "ASPEN" "Max"

"PASSWORD";

1042007 ネットワーク・エラーmessage: 接続をリスニング

できません

サーバー・コンピュータの TCP/IPソケットが応答しません。

これは Essbase メッセージでは

ありません。オペレーティング・システムのドキュメンテーションとネットワークのドキュメンテーションを参照してください。

1042008 ネットワーク・エラーmessage: 接続を許可できま

せん

サーバー・コンピュータはクライアントからの要求をこれ以上は受け入れられません。

これは Essbase メッセージでは

ありません。オペレーティング・システムのドキュメンテーションとネットワークのドキュメンテーションを参照してください。

1042009 ネットワーク・エラーmessage: ホスト・サー

バー・ソケットを作成できません

サーバー・コンピュータは TCP/IPソケットを作成できません。

ネットワーク・プロトコルがサーバー・コンピュータとクライアント・コンピュータに正しくインストールされていますか?TCP/IP がネットワー

ク・アダプタにバインドされ

120 1040002 - 1042025: ネットワーク・メッセージ

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メッセージ番号

メッセージ 考えられる原因 考えられる解決策

ていますか?『Oracle HyperionEnterprise PerformanceManagement System インストー

ル概要』を参照してください。

HOSTS ファイルは正しいです

か?

l Windows: HOSTSファイルに

サーバー名のエントリがあるかどうかを確認します。エントリがない場合、追加します。たとえば、IP アド

レスが 127.0.0.1 で aspenという名前のサーバーを追加するには、次の行をHOSTSファイルに追加しま

す:

127.0.0.1 aspen

l UNIX: .rhostsファイルに

サーバー名のエントリがあるかどうかを確認します。エントリがない場合、追加します。たとえば、IP アド

レスが 127.0.0.1 で aspenという名前のサーバーを追加するには、次の行を.rhostsファイルに追加

します:

127.0.0.1 aspen

.rhostsファイルがパスに含まれていることを確認します。

1042010 ネットワーク・エラーmessage: ポート number のホ

スト・サーバー・ソケットをバインドできません

Essbase でリストさ

れたポートのサーバー・ソケットをバインドできません。

リストされたコンピュータでEssbase サーバーが動作してい

ますか?

l Essbase サーバーが動作し

ていない場合は、Essbaseサーバーを再起動します。

l Essbase サーバーがクラッ

シュしている場合は、異常シャットダウンのための手順を実行します。

l Essbase サーバーがフリー

ズしている場合は、Essbaseサーバーを停止して異常シャットダウンのための手順を実行します。標準の方法で Essbase サーバーを停

止できない場合は、タスクを終了します(159 ページ

の「サーバー・タスクの終了」を参照してください)。

121

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メッセージ番号

メッセージ 考えられる原因 考えられる解決策

別のアプリケーションがEssbase ポートを使用していま

すか?Essbase エージェントは、

着信要求をTCP/IP ポート 1423でリスニングします。Essbaseサーバーを開始する前に別のアプリケーションがそのポートを割り当てている場合は、Essbase サーバーで要求を処理

できません。必要な場合は、サーバー・コンピュータを再起動して、他のアプリケーションより先に Essbase サー

バーを開始します。

1042011 ネットワーク・エラーmessage: ソケットを閉じら

れません

Essbase でソケット

を閉じられません。

ソケットを手動で閉じます。ネットワークのドキュメンテーションを参照してください。

1042012 ネットワーク・エラーmessage: データを送信でき

ません

Essbase で名前付き

パイプを使用してネットワーク上にデータを送信できません。

NETDELAY と NETRETRYCOUNT の値を増やします(159 ページの

「NETDELAY および

NETRETRYCOUNT の設定」を参照

してください)。

インデックス・キャッシュ・サイズ、データ・キャッシュ・サイズおよびデータ・ブロック・サイズを確認し、それらが推奨される範囲内であることを確認します。

1042013 ネットワーク・エラーmessage: データを受信でき

ません

Essbase で TCP/IP 接

続を使用してデータを受信できません。

NETDELAY と NETRETRYCOUNT の値を増やします(159 ページの

「NETDELAY および

NETRETRYCOUNT の設定」を参照

してください)。

Essbase サーバーとクライアン

トが動作していることを確認します。

l Essbase サーバーがこの

メッセージを受信した場合、接続先のクライアントが動作していることを確認します。

l クライアントがこのメッセージを受信した場合、接続先の Essbase サーバーが

動作していることを確認します。

l Essbase サーバーがフリー

ズしている場合は、Essbaseサーバーを停止して異常シャットダウンのための手順を実行します。標準の方

122 1040002 - 1042025: ネットワーク・メッセージ

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メッセージ番号

メッセージ 考えられる原因 考えられる解決策

法で Essbase サーバーを停

止できない場合は、タスクを終了します(159 ページ

の「サーバー・タスクの終了」を参照してください)。

データベースが破損しているかどうかを確認します(158ページの「データベース破損の確認」を参照してください)。

1042015 ネットワーク・エラー:APICommand の接続情報を検

索できません

アクティブなアプリケーションとデータベースが設定されていません。

C API を使用している場合は、

EssSetActive 関数を使用してア

クティブなアプリケーションとデータベースを設定します。

Visual Basic API を使用している

場合は、EsbSetActive 関数を使

用してアクティブなアプリケーションとデータベースを設定します。

1042017 ネットワーク・エラー: TCP/IP によるデータの受信待機

中にクライアントまたはサーバーがタイム・アウトしました。ネットワーク接続を確認してください。essbase.cfg ファイルの

NetRetryCount または NetDelayあるいはその両方の値を大きくしてください。このファイルはクライアントとサーバーの両方で更新してください。クライアントを再起動して、もう一度実行してください。

サーバー・コンピュータまたはクライアント・コンピュータは TCP/IPネットワーク接続を使用してデータを受信できません。

NETDELAY と NETRETRYCOUNT の値を増やします(159 ページの

「NETDELAY および

NETRETRYCOUNT の設定」を参照

してください)。

Essbase サーバーとクライアン

トが動作していることを確認します。

l Essbase サーバーがこの

メッセージを受信した場合、接続先のクライアントが動作していることを確認します。

l クライアントがこのメッセージを受信した場合、接続先の Essbase サーバーが

動作していることを確認します。

l Essbase サーバーがフリー

ズしている場合は、Essbaseサーバーを停止して異常シャットダウンのための手順を実行します。標準の方法で Essbase サーバーを停

止できない場合は、タスクを終了します(159 ページ

の「サーバー・タスクの終了」を参照してください)。

ディスク・ボリュームのスパンを行っている場合は、十分なスペースがあることを確認します。

123

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メッセージ番号

メッセージ 考えられる原因 考えられる解決策

セキュリティ・ファイルが破損しているかどうかを確認します。

データベースが破損しているかどうかを確認します(158ページの「データベース破損の確認」を参照してください)。

1042018 ネットワーク・エラー: メッ

セージの送信待機中にタイム・アウトしました

タイム・アウトする前に Essbase で

すべてのデータを送信できません。

NETDELAY と NETRETRYCOUNT の値を増やします(159 ページの

「NETDELAY および

NETRETRYCOUNT の設定」を参照

してください)。

1042019 ネットワーク・エラーmessage: Windows ソケットを

初期化できません

Essbase で Windowsソケットを初期化できません。

これは Essbase エラー・メッ

セージではありません。オペレーティング・システムのドキュメンテーションを参照してください。

1042020 ネットワーク・エラーmessage: Windows ソケットを

初期化できません

Essbase で Windows3.0 ソケットを初期

化できません。

これは Essbase エラー・メッ

セージではありません。オペレーティング・システムのドキュメンテーションを参照してください。

1042022 ネットワーク・エラーmessage: ホスト名を取得で

きません

Essbase でローカ

ル・ホスト名が見つかりません。

これは Essbase エラー・メッ

セージではありません。ネットワークのドキュメンテーションまたはオペレーティング・システムのドキュメンテーションを参照してください。

戻された名前を保管するバッファが有効なアドレスであることを確認します。バッファ・サイズが正数であることを確認します。

1042023 ネットワーク・エラー: 1 プ

ロセス当たりのファイル記述子の制限値に達しました

Essbase でファイル

記述子の制限値に達しました。ファイル記述子の制限値によって、アプリケーションで同時に開くことができるファイルの数が決まります。

ファイル記述子の制限値(159ページの「ユーザー制限プロファイルの確認」を参照してください)を 1024 ファイルに

設定することをお薦めします。

1042024 ネットワーク・エラー: システムのファイル記述子の制限値に達しました

Essbase でファイル

記述子の制限値に達しました。ファイル記述子の制限値によって、アプリケーションで同時に開くことがで

ファイル記述子の制限値(159ページの「ユーザー制限プロファイルの確認」を参照してください)を 1024 ファイルに

設定することをお薦めします。

124 1040002 - 1042025: ネットワーク・メッセージ

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メッセージ番号

メッセージ 考えられる原因 考えられる解決策

きるファイルの数が決まります。

1042025 ネットワーク・エラーerrorCode: ホスト・アドレス

を取得できません

getpeername ネット

ワーク・システム呼出しが失敗しました。

ネットワークのドキュメンテーションを参照して、リストされたエラー・コードの原因を判断してください。

125

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126 1040002 - 1042025: ネットワーク・メッセージ

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101051002 - 1055041: エージェン

ト・メッセージ

表 10 にエージェントのエラー・メッセージと情報メッセージを示します。

表 10 エージェント・メッセージ 1051002 - 1055041

メッセージ番号

メッセージ 考えられる原因 考えられる解決策

1051002 認識できないコマンド:command name

ほとんどの場合、Essbase サーバーと

クライアントのバージョンの不一致を示します。

Essbase サーバーとクライアン

トのバージョンに互換性があることを確認します。

1051003 エラー error numberが要求 name of failed

requestの処理中に発生しました。--切断中です

失敗した要求。

要求は通常、要求が発行される前から存在するエラー状態が原因で失敗します。

ログを確認し、失敗した要求の前に発生したエラーを見つけ、修正します。

1051004 ログインは現在許可されていません

メンテナンスがデータベースで実行されています。メンテナンスの実行中はログインできません。

後でログインしなおすか、Essbase システム管理者にご相

談ください。

1051006 ユーザー user name をアプ

リケーション appNameから切断しています

ユーザーがアプリケーションを終了しました。

通常、これは別のアプリケーションにログオンしたときに発生します。

1051009 アプリケーションappNameをユーザーuser nameに対してアクティブに設定しています

ユーザーがアプリケーションにログオンしました。

1051011 システムがタイム・アウトしました(エラー

error number)

多くの場合、システム上のユーザー数が多すぎるか、他のリソースに制約があります。

後でログインしなおすか、Essbase システム管理者にご相

談ください。

1051012 ユーザー user nameは存在しません。

存在しないユーザーに対して維持プロセスまたは管理プロセスを実行しようとしています。

ユーザー名を確認します。

127

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メッセージ番号

メッセージ 考えられる原因 考えられる解決策

無効なユーザー IDでログインしようとしています。

1051013 ユーザー/グループ username/group name は存在し

ません

存在しないユーザーに対して維持プロセスまたは管理プロセスを実行しようとしています。

ユーザー名またはグループ名を確認します。

1051014 ユーザー/グループ username/group name はすでに

存在します

作成しようとしているユーザーまたはグループと同じ名前を持つユーザーまたはグループが、すでに存在します。

別のユーザー名またはグループ名を使用します。

1051016 自分の名前を変更できません!

権限不足のため自分の名前を変更できません。

Essbase システム管理者にご相

談ください。

1051017 自分自身を削除できません!

権限不足のため自分自身を削除できません。

Essbase システム管理者にご相

談ください。

1051018 同じ名前への変更はできません!

ユーザー名を、現在と同じ名前に変更しようとしています。

別のユーザー名を使用します。

1051019 自分自身のアクセス・レベルを変更できません

権限不足のため自分自身のアクセス・レベルを変更できません。

Essbase システム管理者にご相

談ください。

1051020 ログアウトできません! 管理者に対するメッセージ。

権限不足のためログアウトできません。

Essbase システム管理者にご相

談ください。

1051021 アクティブでないためか、明示的にスーパーバイザによってかのいずれかでログアウトさせられました。

長時間アクティブでないため、ログオフされました。

システム管理者またはスーパーバイザによってログアウトさせられました。

システムにログインして、プロセスを再開してください。

システム管理者またはスーパーバイザにご相談ください。

1051022 パスワードが短すぎます。--number 文字以上に

する必要があります

作成したパスワードが文字の 小数を満たしていません。この数はシステム管理者によって設定されます。デフォルト値は 6 です。

より多くの文字を使用してパスワードを作成します。

1052001 サーバーからの読取り中にエラーが発生しました

Essbase で Essbaseサーバーを読み取れません。おそらく、Essbase サーバーが

Essbase サーバーが実行中であ

るかどうかを確認します:

128 1051002 - 1055041: エージェント・メッセージ

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メッセージ番号

メッセージ 考えられる原因 考えられる解決策

不適切に停止したことが原因です。

l Essbase サーバーが動作して

いない場合は、Essbase サー

バーを再起動します。

l Essbase サーバーがクラッ

シュしている場合は、異常シャットダウンのための手順を実行します。

l Essbase サーバーがフリーズ

している場合は、Essbaseサーバーを停止して異常シャットダウンのための手順を実行します。標準の方法で Essbase サーバーを停止

できない場合は、タスクを終了します(159 ページの

「サーバー・タスクの終了」を参照してください)。

次の環境変数が正しく設定されていることを確認します(157ページの「環境変数の設定」を参照してください):

l ESSBASEPATH (PC および

UNIX)

l PATH (PC および UNIX)

l LD_LIBRARY_PATH (UNIX のみ)

Essbase サーバーと Essbase クラ

イアントが正しくインストールされていることを確認します。

移行直後の場合、移行情報に正しく従っていることを確認します。『Oracle Hyperion EnterprisePerformance Management System イ

ンストールおよび構成ガイド』を確認してください。

NETDELAY と NETRETRYCOUNT の値

を増やします(159 ページの

「NETDELAY および NETRETRYCOUNTの設定」を参照してください)。

セキュリティ・ファイルが破損しているかどうかを確認します。

UNIX コンピュータの場合、ユー

ザー制限プロファイルを確認します(159 ページの「ユーザー

制限プロファイルの確認」を参照してください)。

データベースが破損しているかどうかを確認します(158 ペー

ジの「データベース破損の確認」を参照してください)。

129

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メッセージ番号

メッセージ 考えられる原因 考えられる解決策

関連項目

1006010

1052002

1052002 サーバーへの書込み中にエラーが発生しました

Essbase から Essbaseサーバーに書き込めません。おそらく、Essbase サーバーが

不適切に停止したことが原因です。

Essbase サーバーが実行中であ

るかどうかを確認します:

l Essbase サーバーが動作して

いない場合は、Essbase サー

バーを再起動します。

l Essbase サーバーがクラッ

シュしている場合は、異常シャットダウンのための手順を実行します。

l Essbase サーバーがフリーズ

している場合は、Essbaseサーバーを停止して異常シャットダウンのための手順を実行します。標準の方法で Essbase サーバーを停止

できない場合は、タスクを終了します(159 ページの

「サーバー・タスクの終了」を参照してください)。

ブロック・サイズが推奨される範囲内であることを確認します。

移行直後の場合、移行情報に正しく従っていることを確認します。『Oracle Hyperion EnterprisePerformance Management System イ

ンストールおよび構成ガイド』を確認してください。

セキュリティ・ファイルが破損しているかどうかを確認します。

十分なディスク・スペースがあることを確認します。

データベースが破損しているかどうかを確認します(158 ペー

ジの「データベース破損の確認」を参照してください)。

関連項目

1052001

1052003 サーバーからの読取りがタイム・アウトしました

Essbase はサーバー

から読み取る前にタイム・アウトしました。

ブロック・サイズが推奨される範囲内であることを確認します。

次の環境変数が正しく設定されていることを確認します(157ページの「環境変数の設定」を参照してください):

130 1051002 - 1055041: エージェント・メッセージ

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メッセージ番号

メッセージ 考えられる原因 考えられる解決策

l ESSBASEPATH (PC および

UNIX)

l PATH (PC および UNIX)

l LD_LIBRARY_PATH (UNIX のみ)

ネットワークが正常に機能していることを確認します。アプリケーション・ログの前のメッセージを確認して、ネットワーク・エラー・メッセージを調べます(第 9 章「1040002 -1042025: ネットワーク・メッ

セージ」を参照してください)。

Essbase サーバーを停止して再

起動します。

NETDELAY と NETRETRYCOUNT の値

を増やします(159 ページの

「NETDELAY および NETRETRYCOUNTの設定」を参照してください)。

AGENTDELAY の値を大きくしてく

ださい。

1. ESSBASEPATH/bin/

essbase.cfgがサーバー・

コンピュータに存在しない場合、テキスト・エディタを使用してそのファイルを作成します。

2. サーバー・コンピュータ上の ESSBASEPATH/bin/

essbase.cfgで、

AGENTDELAY の値を追加する

か、または大きくします。

3. Essbase サーバーを停止して

再起動します。

Essbase サーバーと Essbase クラ

イアントが正しくインストールされていることを確認します。

データベースが破損しているかどうかを確認します(158 ペー

ジの「データベース破損の確認」を参照してください)。

1052004 サーバーへの書込みがタイム・アウトしました

Essbase はサーバー

に書き込む前にタイム・アウトしました。

ブロック・サイズが推奨される範囲内であることを確認します。

次の環境変数が正しく設定されていることを確認します(157ページの「環境変数の設定」を参照してください):

l ESSBASEPATH (PC および

UNIX)

131

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メッセージ番号

メッセージ 考えられる原因 考えられる解決策

l PATH (PC および UNIX)

l LD_LIBRARY_PATH (UNIX のみ)

ネットワークが正常に機能していることを確認します。アプリケーション・ログの前のメッセージを確認して、ネットワーク・エラー・メッセージを調べます(第 9 章「1040002 -1042025: ネットワーク・メッ

セージ」を参照してください)。

Essbase サーバーを停止して再

起動します。

NETDELAY と NETRETRYCOUNT の値

を増やします(159 ページの

「NETDELAY および NETRETRYCOUNTの設定」を参照してください)。

AGENTDELAY の値を大きくしてく

ださい。

1. ESSBASEPATH/bin/

essbase.cfgがサーバー・

コンピュータに存在しない場合、テキスト・エディタを使用してそのファイルを作成します。

2. サーバー・コンピュータ上の ESSBASEPATH/bin/

essbase.cfgで、

AGENTDELAY の値を追加する

か、または大きくします。

3. Essbase サーバーを停止して

再起動します。

Essbase サーバーと Essbase クラ

イアントが正しくインストールされていることを確認します。

データベースが破損しているかどうかを確認します(158 ペー

ジの「データベース破損の確認」を参照してください)。

1052005 選択したアプリケーションから強制的に切断されます

Essbase は選択した

アプリケーションに接続していません。

タイム・アウトしたか、管理者によってログアウトされたか、またはアプリケーションが停止したために切断されました。選択したアプリケーションに再び接続します。

1053001 オブジェクト・ファイルfileName を開けません

Essbase でリストさ

れたファイルを開けません。

リストされたファイルとディレクトリに対するオペレーティング・システム権限が正しいことを確認します。

132 1051002 - 1055041: エージェント・メッセージ

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メッセージ番号

メッセージ 考えられる原因 考えられる解決策

アプリケーションを、ファイル・システム・コントロール(Windows エクスプローラまたは

cpあるいは rmコマンド)を使用

してコピーまたは削除した場合は、元の名前でダミー・アプリケーションを作成し、Essbaseを使用してアプリケーションを正しくコピーまたは削除します。

ブロック・サイズが推奨される範囲内であることを確認します。

ファイル名(パス全体を含む)が256 文字以下であることを確認

します。長さが 256 文字を超え

ている場合、ファイル名はエラー・メッセージで切り捨てられます。

他のユーザーがファイルをロックしていないかどうかを確認します(160 ページの「オブジェ

クトのロック解除」を参照してください)。

ファイルが存在することを確認します。存在しない場合、バックアップから復元します。

十分なメモリーがあることを確認します。

リストされたファイルがessbase.secの場合:

l セキュリティ・ファイルがオペレーティング・システム・レベルで読取り専用でないことを確認します。

l セキュリティ・ファイルが破損していないことを確認します。

BEGINARCHIVE コマンドを使用し

ている場合は、アーカイブのディレクトリを指定します。

Essbase サーバーを停止して再

起動します。

関連項目

1003022

1053002 アプリケーション・ディレクトリ directoryNameoperatingSystemErrorCode を

作成できません

Essbase でリストさ

れたアプリケーション・ディレクトリを作成できません。

リストされたファイルとディレクトリに対するオペレーティング・システム権限が正しいことを確認します。

十分なディスク・スペースがあることを確認します。

133

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メッセージ番号

メッセージ 考えられる原因 考えられる解決策

次の環境変数が正しく設定されていることを確認します(157ページの「環境変数の設定」を参照してください):

l ESSBASEPATH (PC および

UNIX)

l PATH (PC および UNIX)

l LD_LIBRARY_PATH (UNIX のみ)

1053003 アプリケーション・ディレクトリ directoryName は

存在しません

Essbase で、リスト

されたアプリケーション・ディレクトリが見つかりません。

アプリケーションを、ファイル・システム・コントロール(Windows エクスプローラまたは

cpあるいは rmコマンド)を使用

してコピーまたは削除した場合は、元の名前でダミー・アプリケーションを作成し、Essbaseを使用してアプリケーションを正しくコピーまたは削除します。

ディレクトリが正しい場所にあることを確認します。

リストされたディレクトリに対するオペレーティング・システム権限が正しいことを確認します。

他のユーザーがディレクトリをロックしていないかどうかを確認します(160 ページの「オブ

ジェクトのロック解除」を参照してください)。

次の環境変数が正しく設定されていることを確認します(157ページの「環境変数の設定」を参照してください):

l ESSBASEPATH (PC および

UNIX)

l PATH (PC および UNIX)

l LD_LIBRARY_PATH (UNIX のみ)

セキュリティ・ファイルが破損していないことを確認します。

ESSCMD を使用している場合は、

ESSCMD コマンドに正しいアプ

リケーション・ディレクトリを指定していることを確認します。

1053004 データベース・ディレクトリ directoryName

Essbase でリストさ

れたデータベース・ディレクトリを作成できません。

リストされたファイルとディレクトリに対するオペレーティング・システム権限が正しいことを確認します。

134 1051002 - 1055041: エージェント・メッセージ

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メッセージ番号

メッセージ 考えられる原因 考えられる解決策

operatingSystemErrorCode を

作成できません

十分なディスク・スペースがあることを確認します。

次の環境変数が正しく設定されていることを確認します(157ページの「環境変数の設定」を参照してください):

l ESSBASEPATH (PC および

UNIX)

l PATH (PC および UNIX)

l LD_LIBRARY_PATH (UNIX のみ)

1053005 データベース・ディレクトリ directoryName は存在

しません

Essbase で、リスト

されたデータベース・ディレクトリが見つかりません。

アプリケーションを、ファイル・システム・コントロール(Windows エクスプローラまたは

cpあるいは rmコマンド)を使用

してコピーまたは削除した場合は、元の名前でダミー・アプリケーションを作成し、Essbaseを使用してアプリケーションを正しくコピーまたは削除します。

ディレクトリが正しい場所にあることを確認します。

リストされたディレクトリに対するオペレーティング・システム権限が正しいことを確認します。

他のユーザーがディレクトリをロックしていないかどうかを確認します(160 ページの「オブ

ジェクトのロック解除」を参照してください)。

次の環境変数が正しく設定されていることを確認します(157ページの「環境変数の設定」を参照してください):

l ESSBASEPATH (PC および

UNIX)

l PATH (PC および UNIX)

l LD_LIBRARY_PATH (UNIX のみ)

セキュリティ・ファイルが破損していないことを確認します。

ESSCMD を使用している場合は、

ESSCMD コマンドに正しいアプ

リケーション・ディレクトリを指定していることを確認します。

135

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メッセージ番号

メッセージ 考えられる原因 考えられる解決策

1053006 オブジェクト・タイプが無効です

オブジェクトは認識されないタイプのため、Essbase でその

オブジェクトを開けません。Essbase で

は、アプリケーション、アウトライン、データベース・ファイル、別名テーブル、ルール・ファイル、リンク・レポート・オブジェクトなどの Essbase オブ

ジェクトを認識します。Essbase では、

スプレッドシート・ファイルなどの一部の外部オブジェクトも認識します。

Essbase サーバーとクライアン

ト(Spreadsheet Add-in など)が同

じリリース・レベルであることを確認します。

1053007 オブジェクト originalNameの名前を newName に変更

できません

Essbase でリストさ

れたオブジェクトの名前を変更できません。

リストされたオブジェクトに対するオペレーティング・システム権限が正しいことを確認します。

新しい名前が有効であることを確認します。

新しい名前を使用するオブジェクトが他に存在しないことを確認します。

1053008 オブジェクト objectNameを作成できません

Essbase でリストさ

れたオブジェクトを作成することがオペレーティング・システムによって許可されていません。

リストされたオブジェクトに対するオペレーティング・システム権限が正しいことを確認します。

オブジェクト名が有効であることを確認します。

オブジェクト名(パス全体を含

む)が 256 文字以下であること

を確認します。256 文字を超え

ている場合、オブジェクト名はエラー・メッセージで切り捨てられます。

1053009 オブジェクト objectNameを削除できません

Essbase でリストさ

れたオブジェクトを削除することがオペレーティング・システムによって許可されていません。

リストされたオブジェクトに対するオペレーティング・システム権限が正しいことを確認します。

オブジェクト名が有効であることを確認します。

1053010 オブジェクト objectNameはユーザー userName に

よってすでにロックされています

ロックしようとしたオブジェクトは、リストされたユーザーによってロックされています。

他のアクティブ・ユーザーのプロセスが終了するまで数分待ってから、操作を再試行してください。

必要に応じて、ファイルのロックを解除します(160 ページの

136 1051002 - 1055041: エージェント・メッセージ

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メッセージ番号

メッセージ 考えられる原因 考えられる解決策

「オブジェクトのロック解除」を参照してください)。

このエラーが頻繁に発生する場合は、ユーザーが Essbase から

正しくログオフしていることを確認します。

Essbase サーバーを停止して再

起動します。

1053011 オブジェクト objectNameはユーザー userName に

よってロックされていません

リストされたオブジェクトはロックされていないので、Essbase でそのオブ

ジェクトのロックを解除できません。

他のユーザーがファイルをロックしていないかどうかを確認します(160 ページの「オブジェ

クトのロック解除」を参照してください)。

Essbase サーバーを停止して再

起動します。

データベースが破損しているかどうかを確認します(158 ペー

ジの「データベース破損の確認」を参照してください)。

1053012 オブジェクト objectNameはユーザー userName に

よってロックされています

リストされたオブジェクトは、リストされたユーザーによってロックされています。

他のアクティブ・ユーザーのプロセスが終了するまで数分待ってから、操作を再試行してください。

必要に応じて、ファイルのロックを解除します(160 ページの

「オブジェクトのロック解除」を参照してください)。

このエラーが頻繁に発生する場合は、ユーザーが Essbase から

正しくログオフしていることを確認します。

Essbase サーバーを停止して再

起動します。

1053013 オブジェクト objectNameはユーザー userName に

よってロックを解除されています

リストされたオブジェクトはリストされたユーザーによってロック解除されています。

該当なし

1053014 オブジェクト objectNameは存在しません

Essbase で、リスト

されたオブジェクトが見つかりません。

アプリケーションを、ファイル・システム・コントロール(Windows のエクスプローラまた

は cpあるいは rmコマンド)を使用してコピーまたは削除した場合は、元の名前でダミー・アプリケーションを作成し、Essbase を使用してアプリケー

ションを正しくコピーまたは削除します。

パーティションを使用している場合は、リストされたファイル

137

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メッセージ番号

メッセージ 考えられる原因 考えられる解決策

がソースおよびターゲットに存在していることを確認します。

セキュリティ・ファイルが破損しているかどうかを確認します。

十分なディスク・スペースがあることを確認します。

1053015 オブジェクト objectNameはすでに存在します

リストされたオブジェクトはすでに存在するので、Essbase でそのオブ

ジェクトを作成できません。

アプリケーションを、ファイル・システム・コントロール(Windows のエクスプローラまた

は cpあるいは rmコマンド)を使用してコピーまたは削除した場合は、元の名前でダミー・アプリケーションを作成し、Essbase を使用してアプリケー

ションを正しくコピーまたは削除します。

1053016 一時ファイルを開けません

Essbase でセキュリ

ティ・ファイルを保存するために一時ファイルを開けません。

十分なディスク・スペースがあることを確認します。

オペレーティング・システム権限が正しいことを確認します。

1053017 アプリケーションappNameのログ・ファイルを開けません

Essbase でリストさ

れたアプリケーションのアプリケーション・ログ・ファイルを開けません。

リストされたアプリケーションに対するオペレーティング・システム権限が正しいことを確認します。

リストされたファイルに対するEssbase 権限が正しいことを確

認します。

十分なディスク・スペースがあることを確認します。

アプリケーションを、ファイル・システム・コントロール(Windows のエクスプローラまた

は cpあるいは rmコマンド)を使用してコピーまたは削除した場合は、元の名前でダミー・アプリケーションを作成し、Essbase を使用してアプリケー

ションを正しくコピーまたは削除します。

1053018 アウトライン・オブジェクトにおける操作は許可されていません

Essbase でアウトラ

イン・オブジェクトに対する操作を実行できません。

アウトラインの削除、コピーまたは名前変更を実行できません。データベースの削除、コピーまたは名前変更を実行する必要があります。

1053019 ディレクトリoldDirectoryNameoperatingSystemErrorCode の

名前を変更できません

Essbase でリストさ

れたディレクトリの名前を変更できません。

他のユーザーがファイルをロックしていないかどうかを確認します(160 ページの「オブジェ

クトのロック解除」を参照してください)。

138 1051002 - 1055041: エージェント・メッセージ

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メッセージ番号

メッセージ 考えられる原因 考えられる解決策

新しいディレクトリ名が既存のディレクトリ名と同じでないことを確認します。

古いディレクトリと新しいディレクトリに対するオペレーティング・システム権限を正しいものにします。

リストされた古いディレクトリに対する Essbase 権限が正しい

ことを確認します。

セキュリティ・ファイルが破損しているかどうかを確認します。

アプリケーションを停止して再起動します。それでも解決しない場合は、Essbase サーバーを

停止して再起動します。

十分なディスク・スペースがあることを確認します。

Windows エクスプローラを閉じ

ます。エクスプローラでディレクトリが開かれたままである場合、エラーの原因となることがあります。

提案した解決策で問題を解決できない場合は、新しいアプリケーションとデータベースを作成し、アウトラインとその他のオブジェクトを新しいアプリケーションとデータベースにコピーします。操作が終了したら、新しいアプリケーションとデータベースが破損していないことを確認します(158 ページ

の「データベース破損の確認」を参照してください)。

OLAP サーバーが動作しているこ

とを確認します。

l Essbase サーバーが動作して

いない場合は、Essbase サー

バーを再起動します。

l Essbase サーバーがクラッ

シュしている場合は、異常シャットダウンのための手順を実行します。

l Essbase サーバーがフリーズ

している場合は、Essbaseサーバーを停止して異常シャットダウンのための手順を実行します。標準の方法で Essbase サーバーを停止

できない場合は、タスクを終了します(159 ページの

139

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メッセージ番号

メッセージ 考えられる原因 考えられる解決策

「サーバー・タスクの終了」を参照してください)。

1053020 ファイル書込みエラー:fileName

Essbase でリストさ

れたファイルを書き込めません。

十分なディスク・スペースがあることを確認します。ディスク・スペースが不十分な場合、ディスク・ボリュームのスパンについて検討してください。

仮想メモリーのサイズが物理メモリーの 2 - 3 倍であることを

確認します。

リストされたファイルがessbase.secの場合、セキュリティ・ファイルが破損しているかどうかを確認します。

1053021 オブジェクト objectNameはそれ自体にコピーできません

Essbase で、リスト

されたオブジェクトをそのオブジェクト自体にコピーすることはできません。

ESSCMD コマンドの構文を確認

します。

1053022 データベースdatabaseName はバック

アップのために読取り専用モードに設定されています

リストされたデータベースは、管理者がデータベースをバックアップする目的でBEGINARCHIVE コマ

ンドを発行したために、読取り専用モードになっています。

BEGINARCHIVE コマンドで始ま

り、ENDARCHIVE コマンドで終わ

るアーカイブ・プロセスが終了するまで待ちます。アーカイブ・プロセスが終了したら、必ず ENDARCHIVE コマンドを発行

してください。

1053023 ユーザーのログ・メッセージ: messageText

ユーザーがこのメッセージをEssWriteToLogFile を使

用して作成しました。

該当なし

1053024 一時ファイルを作成できません

Essbase で一時ファ

イルを開けません。Essbase では、ルー

ル・ファイルなどのオブジェクトをリモート Essbase サー

バー・コンピュータに保存する前に、一時ファイルを開いてそのオブジェクトを作成する必要があります。

十分なディスク・スペースがあることを確認します。

一時ファイルを作成するための正しいオペレーティング・システム権限があることを確認します。

UNIX コンピュータで TMPDIR環

境変数を使用している場合は、TMPDIRディレクトリへの絶対パスが 15 文字以下であること

を確認します。

1054001 アプリケーションappNameをロードできません(エラー番号 number)- サーバー・ログ・ファイ

ルを参照してください

リストされたエラーが原因で、Essbaseでリストされたアプリケーションをロードできません。

リストされたエラーの詳細は、Essbase サーバーのログを確認

してください。

リストされたアプリケーションが破損しているかどうかを確認します(158 ページの「データ

140 1051002 - 1055041: エージェント・メッセージ

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メッセージ番号

メッセージ 考えられる原因 考えられる解決策

ベース破損の確認」を参照してください)。

NETDELAY と NETRETRYCOUNT の値

を増やします(159 ページの

「NETDELAY および NETRETRYCOUNTの設定」を参照してください)。

ブロック・サイズが推奨される範囲内であることを確認します。

次の環境変数が正しく設定されていることを確認します(157ページの「環境変数の設定」を参照してください):

l ESSBASEPATH (PC および

UNIX)

l PATH (PC および UNIX)

l LD_LIBRARY_PATH (UNIX のみ)

Essbase サーバーと Essbase クラ

イアントが正しくインストールされていることを確認します。

REGISTER.EXEを再び実行して、ポートがアクティブであることを確認します。『Oracle HyperionEnterprise Performance ManagementSystem インストールおよび構成

ガイド』を確認してください。

アプリケーションを、ファイル・システム・コントロール(Windows のエクスプローラまた

は cpあるいは rmコマンド)を使用してコピーまたは削除した場合は、元の名前でダミー・アプリケーションを作成し、Essbase を使用してアプリケー

ションを正しくコピーまたは削除します。

1054002 アプリケーションappName のロードは現在

許可されていません

Essbase でリストさ

れたアプリケーションをロードできません。

Administration Services で、「アプ

リケーションの開始をユーザーに許可」が選択されていることを確認します。

ARBORPATH/app/appName/

databaseNameディレクトリにあるすべての essXXXX.tmp

ファイルを削除します。

データベースが破損しているかどうかを確認します(158 ペー

ジの「データベース破損の確認」を参照してください)。

関連項目

141

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メッセージ番号

メッセージ 考えられる原因 考えられる解決策

1054009

1054011

1054003 エラー numberがアプリケーション appNameのロード中に発生しました

Essbase でリストさ

れたアプリケーションをロードできません。

Essbase サーバーを停止して再

起動します。

ARBORPATH/app/appName/

databaseName/

databaseName.dbbファイルをARBORPATH/app/appName/

databaseName/

databaseName.dbにコピーします。

データベースが破損しているかどうかを確認します(158 ペー

ジの「データベース破損の確認」を参照してください)。

一度に 1 つのアプリケーション

のみを実行してください。

ARBORPATH/app/appName/

databaseName/

databaseName.esmファイルを削除してから、Essbase サー

バーを停止して再起動し、アプリケーションを再度開いてみます。

1054004 アプリケーションappName はロードされて

いません

Essbase でリストさ

れたアプリケーションに対して操作を実行しましたが、そのアプリケーションはロードされていませんでした。

アプリケーションを使用する前に必ずアプリケーションをロードしておきます。

1054005 アプリケーションappName をシャット・ダ

ウンします

Essbase によってリ

ストされたアプリケーションをシャットダウンします。

該当なし

1054006 アプリケーションappName を終了できませ

Essbase でリストさ

れたアプリケーションを停止できません。

Essbase サーバーが動作してい

ることを確認します。

l Essbase サーバーが動作して

いない場合は、Essbase サー

バーを再起動します。

l Essbase サーバーがクラッ

シュしている場合は、異常シャットダウンのための手順を実行します。

l Essbase サーバーがフリーズ

している場合は、Essbaseサーバーを停止して異常シャットダウンのための手順を実行します。標準の方法で Essbase サーバーを停止

142 1051002 - 1055041: エージェント・メッセージ

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メッセージ番号

メッセージ 考えられる原因 考えられる解決策

できない場合は、タスクを終了します(159 ページの

「サーバー・タスクの終了」を参照してください)。

1054007 アプリケーションappName からの応答があ

りません

Essbase はリストさ

れたアプリケーションに接続できません。

Essbase が正しくインストール

されていることを確認します。必要な場合は、Essbase を再イ

ンストールします。

次の環境変数が正しく設定されていることを確認します(157ページの「環境変数の設定」を参照してください):

l ESSBASEPATH (PC および

UNIX)

l PATH (PC および UNIX)

l LD_LIBRARY_PATH (UNIX のみ)

Essbase サーバーを停止して再

起動します。

ブロック・サイズが推奨される範囲内であることを確認します。

データ・キャッシュ・サイズを少なくとも 100 ブロックまで増

やします。

NETDELAY と NETRETRYCOUNT の値

を増やします(159 ページの

「NETDELAY および NETRETRYCOUNTの設定」を参照してください)。

ARBORPATH/app/appName/

databaseName/

databaseName.dbファイルが存在するかどうかを調べます。databaseName.dbが存在しない場合は、databaseName.dbb

ファイルの名前をdatabaseName.dbに変更します。

ARBORPATH/app/appName/

databaseName/

databaseName.appファイルが存在するかどうかを調べます。databaseName.appファイルが存在しない場合は、databaseName.apbファイルの名前を databaseName.appに変更します。

データベースが破損しているかどうかを確認します(158 ペー

143

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メッセージ番号

メッセージ 考えられる原因 考えられる解決策

ジの「データベース破損の確認」を参照してください)。

1054009 アプリケーションappName は現在接続を受

け付けていません

ユーザーはリストされたアプリケーションにログインできません。

Administration Services で、「接続

を許可」が選択されていることを確認します。

ESSCMD で、ENABLELOGIN コマ

ンドを正しく使用していることを確認します。

関連項目

1054002

1054011

1054010 アプリケーションappName は現在ユー

ザー・コマンドを受け付けていません

リストされたアプリケーションによって、計算などの排他制御が必要である操作が実行されています。

該当なし

1054011 データベースdatabaseName のロードは

現在許可されていません

Essbase でリストさ

れたデータベースをロードできません。

Administration Services で、「デー

タベースの開始を許可」が選択されていることを確認します。

関連項目

1054002

1054009

1054012 フィルタの incorrectFilter行目の構文が無効です

セキュリティ・フィルタに構文エラーがあります。

フィルタが正しく作成されていることを確認します。

関連項目

1054013

1054013 ロード・フィルタの構文エラーです- 操作は取り消

されました

Essbase でセキュリ

ティ・フィルタをロードできません。

フィルタが正しく作成されていることを確認します。

関連項目

1054012

1054014 データベースdatabaseName がロードさ

れました

リストされたデータベースは正しくロードされました。

該当なし

1054016 ファイル名 fileName が無

効です。operation は中止

されました

Essbase でリストさ

れたインデックスまたはページ・ファイルを作成できません。このエラーは、Essbase でアプリ

ケーションの n 番目

のインデックスまたはページ・ファイルを作成しようとしたときに発生します。n は 5 桁を超えま

Oracle サポートに連絡してくだ

さい。

144 1051002 - 1055041: エージェント・メッセージ

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メッセージ番号

メッセージ 考えられる原因 考えられる解決策

す。つまり、99999よりも大きい数字です。

1054017 ハンドル number でファイ

ルを読み取れません。operation は失敗しました

Essbase でリストさ

れた操作を実行できません。

データベースが破損しているかどうかを確認します(158 ペー

ジの「データベース破損の確認」を参照してください)。

1054018 RECEIVED ABNORMALSHUTDOWN COMMAND -ESSBASE TERMINATING

Essbase は無効な

シャットダウン・コマンドを受信したため、シャットダウンします。

タイトル・バーの「X」をク

リックして Essbase サーバーの

ウィンドウを閉じないでください。

Essbase コンピュータに十分な

リソースがあることを確認します。システム要件については『Oracle Hyperion EnterprisePerformance Management System イ

ンストール概要』を確認してください。リレーショナル・データベースなどのリソース集中型のアプリケーションを同じコンピュータで実行している場合、そのリソース集中型のアプリケーションが Essbase に必要な

リソースを使用している可能性があります。

Essbase サーバーを再起動した

後で、データベースが破損しているかどうかを確認します(158ページの「データベース破損の確認」を参照してください)。

1054019 アプリケーションがロードされ、その設定を変更したユーザーがログインしている間は、アプリケーション appName の設

定を変更できません

Essbase でリストさ

れたアプリケーションの設定を変更できません。

1. 他のユーザーをログオフします。

2. アプリケーションをアンロードします。

3. アプリケーションを再ロードします。

4. 設定を変更します。SETAPPSTATE コマンドを正し

く使用していることを確認します。

1054020 ***コマンド・ライン・

パスワードが欠落しています!

コマンド・ライン・パスワードが発行されていないのでEssbase を開始でき

ません。

-bスイッチを使用して Essbaseをバックグランドで開始する場合は、コマンド・ラインに必ずシステム・パスワードを入力します。

1054021 アプリケーションappName の設定を変更で

きません。詳細はサーバー・ログを参照してください

リストされたアプリケーションはロードされていません。

ENABLELOGIN コマンドの前に

UNLOADAPP コマンドと LOADAPPコマンドを発行します。

appName.logを参照してください。

145

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メッセージ番号

メッセージ 考えられる原因 考えられる解決策

1054022 アプリケーションappName はデータベース

databaseName がアーカイ

ブまたは読取り専用モードに設定されている間はコピーできません

他のユーザーがデータベースをアーカイブしていたため、データベースは読取り専用モードに設定されていました。

BEGINARCHIVE コマンドで始ま

り、ENDARCHIVE コマンドで終わ

るアーカイブ・プロセスが終了するまで待ちます。アーカイブ・プロセスが終了したら、必ず ENDARCHIVE コマンドを発行

してください。

1054023 アプリケーションappName の設定はデータ

ベース databaseName が

アーカイブまたは読取り専用モードに設定されている間は変更できません

他のユーザーがデータベースをアーカイブしていたため、データベースは読取り専用モードに設定されていました。

BEGINARCHIVE コマンドで始ま

り、ENDARCHIVE コマンドで終わ

るアーカイブ・プロセスが終了するまで待ちます。アーカイブ・プロセスが終了したら、必ず ENDARCHIVE コマンドを発行

してください。

1054025 アプリケーションappName の名前はデータ

ベース databaseName が

アーカイブまたは読取り専用モードに設定されている間は変更できません

他のユーザーがデータベースをアーカイブしていたため、データベースは読取り専用モードに設定されていました。

BEGINARCHIVE コマンドで始ま

り、ENDARCHIVE コマンドで終わ

るアーカイブ・プロセスが終了するまで待ちます。アーカイブ・プロセスが終了したら、必ず ENDARCHIVE コマンドを発行

してください。

1054026 アプリケーションappName への新規データ

ベースの作成はデータベース databaseName が

アーカイブまたは読取り専用モードに設定されている間は実行できません

他のユーザーがデータベースをアーカイブしていたため、データベースは読取り専用モードに設定されていました。

BEGINARCHIVE コマンドで始ま

り、ENDARCHIVE コマンドで終わ

るアーカイブ・プロセスが終了するまで待ちます。アーカイブ・プロセスが終了したら、必ず ENDARCHIVE コマンドを発行

してください。

1054027 アプリケーションappName はプロセス IDnumber で開始されました

オペレーティング・システムによってリストされたアプリケーションに割り当てられたプロセスID。

該当なし

1054029 データベース・ファイル情報要求のパラメータ値が無効です。

API または ESSCMDコマンドに Essbaseデータベースに関する十分な情報がありません。

各 ESSCMD コマンドまたは APIコマンドに、正しい情報が指定されていることを確認します。

各 ESSCMD コマンドまたは APIコマンドに、必要なパラメータがすべて指定されていることを確認します。

1054030 アプリケーションappName の選択に失敗し

ました。エラー number

Essbase でリストさ

れたアプリケーションを選択できません。

SELECT コマンドを正しく使用し

ていることを確認します。

リストされたアプリケーションが実行中で、Oracle EssbaseAdministration Services からそのア

プリケーションを選択できることを確認します。選択できない場合、Essbase サーバーがリス

トされたコンピュータで実行されていることを確認します。

146 1051002 - 1055041: エージェント・メッセージ

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メッセージ番号

メッセージ 考えられる原因 考えられる解決策

l Essbase サーバーが動作して

いない場合は、Essbase サー

バーを再起動します。

l Essbase サーバーがクラッ

シュしている場合は、異常シャットダウンのための手順を実行します。

l Essbase サーバーがフリーズ

している場合は、Essbaseサーバーを停止して異常シャットダウンのための手順を実行します。標準の方法で Essbase サーバーを停止

できない場合は、タスクを終了します(159 ページの

「サーバー・タスクの終了」を参照してください)。

1055041 デーモン・スレッドを作成できません。

エージェントが、デーモン・スレッドまたはその内部スレッドの 1 つを初

期化できません。

使用可能なメモリーが足りないため、プロセスを初期化できません。

プロセスを再起動してください。

147

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148 1051002 - 1055041: エージェント・メッセージ

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111120000 - 1120002: Cのグリッ

ドAPIメッセージ

表 11 に C のグリッド API のエラー・メッセージと情報メッセージを示します。

表 11 C のグリッド API メッセージ 1120000 - 1120002

メッセージ番号

メッセージ 考えられる原因 考えられる解決策

1120000 ファイル fileNameをロックできません。

そこで操作を行うためにリストされたファイルを、Essbase でロックで

きません。通常これは、Essbase で

ファイルが見つからないとき、またはユーザーにファイルへの書込み権限がないときに発生します。

Essbase で、リストされたファイルが見

つかることを確認します。

リストされたファイル名とパス名が正しいことを確認します。スペルに間違いがないか確認します。

リストされたファイルが指定された場所にあり、他のユーザーによって移動または削除されていないことを確認します。

リストされたファイルが正しい場所にあることを確認します。ESSCMD を使

用している場合は、リストされたファイルの大文字/小文字とスペルが正し

いことを確認します。

IMPORT ESSCMD を使用している場合は、

IMPORT コマンドを正しく使用している

ことを確認します。IMPORT コマンドを

発行する場合は、データ・ファイルの場所を選択するための 4 つのオプショ

ンがあります。

1 (ローカル/クライアント・オブジェ

クト): データ・ファイルがクライアン

ト・フォルダ内にあることを確認します。データ・ファイルに対する読取り権限があることを確認します。Essbaseサーバーが UNIX プラットフォーム上に

ある場合、ファイル名は大文字と小文字が区別されるため、大文字と小文字を確認します。

2 (リモート・サーバー・オブジェク

ト): データ・ファイルに対する読取り

権限があることを確認します。Essbaseサーバーが UNIX プラットフォーム上に

ある場合、ファイル名は大文字と小文字が区別されるため、大文字と小文字を確認します。

3 (ファイル): 完全なパス名と完全な

ファイル名(ファイルのタイプを示す拡

149

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メッセージ番号

メッセージ 考えられる原因 考えられる解決策

張子も含める)を指定したことを確認し

ます。

4 (SQL): ODBC 接続を確認します。

Essbase サーバーが適切に構成されてい

ることを確認します。

Essbase で、リストされたファイルを使

用できることを確認します。

他のユーザーがファイルをロックしていないかどうかを確認します(160 ペー

ジの「オブジェクトのロック解除」を参照してください)。

リストされたファイルに対する正しいEssbase 権限があることを確認します。

リストされたファイルと書込み先のドライブに対する正しいオペレーティング・システム権限があることを確認します。

十分なディスク・スペースがあることを確認します。

リストされたファイルが破損していないことを確認します(158 ページの

「データベース破損の確認」を参照してください)。

セキュリティ・ファイルが破損しているかどうかを確認します。

計算などの操作が完了しなかった場合は、回復手順を実行します。その後、データベースが破損していないかどうかを確認します(158 ページの「データ

ベース破損の確認」を参照してください)。

アプリケーションを、ファイル・システム・コントロール(Windows のエクス

プローラまたは cpあるいは rmコマンド)を使用してコピーまたは削除した場

合は、元の名前でダミー・アプリケーションを作成し、Essbase を使用してア

プリケーションを正しくコピーまたは削除します。

ディスク・ボリュームを使用している場合は、次の点を確認します:

l ESSBASEPATH/bin/essbase.cfg

ファイルの DISKVOLUMES 設定が正

しいか。

l ディスク・ボリュームをスパンしたユーザーが新規ドライブに対する正しいオペレーティング・システム権限を持っているか。

l DISKVOLUMES 設定を変更した後、

Essbase サーバーを停止してから再

起動します。誰かが Essbase サー

150 1120000 - 1120002: C のグリッド API メッセージ

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メッセージ番号

メッセージ 考えられる原因 考えられる解決策

バーを停止してから再起動しないで DISKVOLUMES 設定を変更した場

合は、データベースが破損されているかどうかを確認します(158ページの「データベース破損の確認」を参照してください)。

Essbase Server が UNIX を実行しているコ

ンピュータ上にある場合は、次の点を確認します:

l ファイル記述子の制限(159 ページ

の「ユーザー制限プロファイルの確認」を参照してください)が正し

く設定されているか。

l ルート・パーティションのスペースが十分であるか。

l リストされたファイルの大文字と小文字が正しいか。

1120001 Essbase カーネルに

よりデータベースdatabaseName に割

り当てられた物理メモリーのロックを解除できません。

Essbase で、

Essbase カーネルに

よりリストされたデータベースに対して割り当てられた物理メモリーのロックを解除できません。

キャッシュ・メモリーのロックをオフにします。問題が解決されない場合は、Oracle サポートに問い合わせてく

ださい。

1120002 データベースdatabaseName が

バックアップのため読取り専用モードになっている間は、データを消去できません。

データベースが読取り専用になっているため、Essbaseでデータベースを消去できません。

BEGINARCHIVE コマンドで始まり、

ENDARCHIVE コマンドで終わるアーカイ

ブ・プロセスが終了するまで待ちます。

アーカイブ・プロセスが終了したら、管理者は必ず ENDARCHIVE コマンドを発

行してください。

ESSCMD を使用している場合は、アー

カイブ・プロセスが完了してから次のプロセスが開始されるようにするため、スリープ・コマンドを追加する必要があります。

151

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152 1120000 - 1120002: C のグリッド API メッセージ

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121130203 - 1130613: その他の

メッセージ

表 12 にその他のエラー・メッセージと情報メッセージを示します。

表 12 その他のメッセージ 1130203 - 1130613

メッセージ番号

メッセージ 考えられる原因

考えられる解決策

1130203 Essbase でメ

モリーを割り当てることができません。

問題を解決するには、次の提案のいずれかを試みてください。問題を解決した後、データベースが破損していないかどうかを確認します(158 ページの「デー

タベース破損の確認」を参照してください)。

l サーバー・コンピュータ上の物理メモリーを確認します。Windows 環境の場合、1 つのデータベース

に推奨される 小メモリーは 64 MB です。UNIX 環境の場合、1 つのデータベースに推奨される 小

メモリーは 128 MB です。引き続きエラーが発生す

る場合は、サーバー・コンピュータにより多くのメモリーを追加します。

l UNIX コンピュータの場合、ユーザー制限プロファ

イルを確認します(159 ページの「ユーザー制限プ

ロファイルの確認」を参照してください)。

l データベースのブロック・サイズを確認します。必要に応じて、ブロック・サイズを小さくします。

l データ・キャッシュとデータ・ファイル・キャッシュの設定を確認します。必要に応じて、データ・キャッシュとデータ・ファイル・キャッシュのサイズを小さくします。

l Essbase コンピュータに十分なリソースがあること

を確認します。システム要件については『OracleHyperion Enterprise Performance Management System イン

ストール概要』を確認してください。リレーショナル・データベースなどのリソース集中型のアプリケーションを同じコンピュータで実行している場合、そのリソース集中型のアプリケーションがEssbase に必要なリソースを使用している可能性が

あります。

関連項目

1006006

1006010

1006015

1006023

153

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メッセージ番号

メッセージ 考えられる原因

考えられる解決策

1130404 操作の実行中に Essbase が

タイム・アウトになりました。

初に、このメッセージの直前に表示されたメッセージを確認して他の問題がないかどうかを確認します。その後、次のことを試みてください:

l NETDELAY と NETRETRYCOUNT の値を増やします(159ページの「NETDELAY および NETRETRYCOUNT の設定」

を参照してください)。

l Essbase サーバーを停止して再起動します。

l データベースが破損しているかどうかを確認します(158 ページの「データベース破損の確認」を参

照してください)。

l タイトル・バーの「X」をクリックして Essbaseサーバーのウィンドウを閉じないでください。

l Essbase コンピュータに十分なリソースがあること

を確認します。システム要件については『OracleHyperion Enterprise Performance Management System イン

ストール概要』を確認してください。リレーショナル・データベースなどのリソース集中型のアプリケーションを同じコンピュータで実行している場合、そのリソース集中型のアプリケーションがEssbase に必要なリソースを使用している可能性が

あります。

l 再度 REGISTER.EXEを実行して、ポートがアクティ

ブ化されていることを確認します。『Oracle HyperionEnterprise Performance Management System インストー

ルおよび構成ガイド』を参照してください。

関連項目

1042006

1042017

1130409 これは内部エラーです。

Oracle サポートに連絡してください。

1130410 これは内部エラーです。

Oracle サポートに連絡してください。

1130610 Essbase で

ファイルを開けません。

ESSCMDIMPORT コマンドを正しく使用していることを確認します。

ESSCMD スクリプトで必要とされるすべてのファイル

を ARBORPATH/app/appName/databaseNameディレクトリに保管します。

ARBORPATH/app/appName/databaseNameディレクトリから ESSCMD スクリプトを実行します。

ESSCMD スクリプトに無効なパスがないか確認しま

す。スクリプトが指しているすべてのフォルダが存在していることを確認します。

エラー・ファイルを使用している場合は、エラー・ファイルが存在するディレクトリで作成されていることを確認します。

関連項目

1003022

154 1130203 - 1130613: その他のメッセージ

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メッセージ番号

メッセージ 考えられる原因

考えられる解決策

1130612 Essbase で

ファイルを閉じられませんでした。

Essbase サーバーを停止して再起動します。

1130613 Essbase で

ファイルを読み取れません。

IMPORT コマンドなど、リモート・サーバー上のファ

イルにアクセスする ESSCMD コマンドの構文を確認し

ます。

ファイルが破損していないことを確認します。

関連項目

1003022

155

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156 1130203 - 1130613: その他のメッセージ

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A参照手順

この付録の内容

環境変数の設定 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 157

データベース破損の確認. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 158

データベース破損の修復. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 158

ユーザー制限プロファイルの確認 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 159

NETDELAY および NETRETRYCOUNT の設定 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 159

サーバー・タスクの終了. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 159

オブジェクトのロック解除. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 160

オペレーティング・システム権限の判別. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 160

環境変数の設定次の環境変数が正しく設定されていることを確認します:

l ARBORPATH (PC および UNIX)

l ESSBASEPATH (PC および UNIX)

l PATH (PC および UNIX)

l LD_LIBRARY_PATH (UNIX のみ)

Essbase をデフォルトの場所にインストールしている場合、次の変数設定を使用し

ます:

l Windows:

PATH=C:/Hyperion/products/Essbase/EssbaseServer/bin

ARBORPATH=C:/Hyperion/products/Essbase/EssbaseServer/app

ESSBASEPATH=C:/Hyperion/products/Essbase/EssbaseServer

l UNIX:

path=/home/hyperion/products/essbase/essbaseserver/binARBORPATH=/

home/hyperion/products/essbase/essbaseserver/appARBORPATH=/home/

hyperion/products/essbase/essbaseserverLD_LIBRARY_PATH=$ARBORPATH/

bin:$ARBORPATH/dlls:$ARBORPATH/api/lib

arbormsgpath=/home/hyperion/essbase/bin

他の環境変数については、『Oracle Hyperion Enterprise Performance Management

System インストール概要』を参照してください。

環境変数の設定 157

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データベース破損の確認

ä データベースが破損しているかどうかを確認するには、次の手順を実行します:

1 ESSCMD で VALIDATE コマンドを発行します。

2 VALIDATE コマンドでエラーが発生した場合、破損しているデータベースを修復します

(158 ページの「データベース破損の修復」を参照してください)。

3 VALIDATE コマンドにエラーがない場合は、アプリケーション・ログに無効なブロック・

ヘッダーと AVL-Tree エラーがないかを確認します。

4 アプリケーション・ログに無効なブロック・ヘッダーまたは AVL-Tree エラーがある場

合は、データベースは破損しています。破損しているデータベースを修復します(158

ページの「データベース破損の修復」を参照してください)。

5 無効なブロック・ヘッダーも AVL-Tree エラーもない場合は、データベースは破損して

いません。データベースをバックアップします。

データベース破損の修復

ä 破損しているデータベースを修復するには、次の手順を実行します:

1 データベースを消去します。

2 バックアップから再ロードします。

3 データを再計算します。

4 ESSCMD で VALIDATE コマンドを発行します。

ä それでもデータベースが修復されない場合は、次の手順を実行してください:

1 Essbase サーバーを停止します。

2 次のファイルを削除します:

l ARBORPATH/app/appName/databaseName/databaseName.esm

l ARBORPATH/app/appName/databaseName/databaseName.ind

l ARBORPATH/app/appName/databaseName/databaseName.tct

l ARBORPATH/app/appName/databaseName/essXXXXX.ind

l ARBORPATH/app/appName/databaseName/essXXXXX.pag

3 次の一時ファイルが存在する場合は、そのファイルを削除します:

l ARBORPATH/app/appName/databaseName/databaseName.esn

l ARBORPATH/app/appName/databaseName/databaseName.inn

l ARBORPATH/app/appName/databaseName/databaseName.otm

l ARBORPATH/app/appName/databaseName/databaseName.otn

l ARBORPATH/app/appName/databaseName/databaseName.tcu

l ARBORPATH/app/appName/databaseName/essXXXXX.inn

158 参照手順

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l ARBORPATH/app/appName/databaseName/essXXXXX.pan

l ARBORPATH/app/appName/databaseName/essXXXXX.tmp

4 新規アプリケーションとデータベースを作成します。

5 バックアップから再ロードします。

6 新規データベースを再計算します。

7 Essbase サーバーを再起動します。

ユーザー制限プロファイルの確認UNIX コンピュータで Korn シェルを使用している場合は、ulimit -aコマンドを

使用してユーザー制限プロファイルを確認します。別のシェルを使用している場

合は、man limitまたは man ulimitを入力して、limitコマンドのフラグを確

認します。

l ulimit -d unlimitedコマンドを使用して、データを unlimited に設定しま

す。

l ulimit -v unlimitedコマンドを使用して、仮想メモリーを unlimited に設定

します。

l ulimit -n 1024コマンドを使用して、ファイル記述子の制限値を少なくとも

1024 に設定します。可能な場合、ファイル記述子の制限値を unlimited に設定

します。

l これらのステートメントを.profileまたは.cshrcファイルに追加します。

NETDELAY および NETRETRYCOUNT の設定NETDELAY および NETRETRYCOUNT の値を増やすと、ネットワークに関する問

題が解決することがあります。

ä NETDELAY および NETRETRYCOUNT を設定するには、次の手順を実行します。

1 サーバー・コンピュータとクライアント・コンピュータ上に ESSBASEPATH/bin/

essbase.cfgが存在しない場合、テキスト・エディタを使用してそのファイルを作成

します。

2 サーバー・コンピュータとクライアント・コンピュータ上の ESSBASEPATH/bin/

essbase.cfgファイルで、NETDELAY を少なくとも 800 に設定します。

3 サーバー・コンピュータとクライアント・コンピュータ上の ESSBASEPATH/bin/

essbase.cfgファイルで、NETRETRYCOUNT を少なくとも 1000 に設定します。

4 Essbase サーバーを停止して再起動します。

サーバー・タスクの終了標準の方法で Essbase サーバーを停止できない場合:

ユーザー制限プロファイルの確認 159

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l Windows- タスク・マネージャを使用して、Essbase サーバー・タスクを終了し

ます。Windows のドキュメンテーションを参照してください。

l UNIX- 次のコマンドを使用して、ESSSVR プロセスを確認します:

ps -ef |grep ESS

次のコマンドを使用して、プロセスを強制終了します:

kill -9 process id

オペレーティング・システムのドキュメンテーションを参照してください。

サーバー・タスクを終了した後、異常シャットダウンのための手順を実行します。

オブジェクトのロック解除ユーザーは、オブジェクト上でなんらかの操作を実行する間、そのオブジェクト

をロックします。

必要とするオブジェクトがロックされている場合は、次の手順を実行してみてく

ださい。

1. ユーザーの要求が正常に終了するまで待ちます。

2. 要求を実行しているユーザーを確認します。必要に応じて、その要求を終了

します。

3. オブジェクトをロックしているユーザーを確認します。必要に応じて、クラ

イアントでそのオブジェクトのロックを解除します。

4. それでも問題が解決しない場合は、次の手順に従って、サーバーでオブジェ

クトのロックを解除します。

1. エージェント・ウィンドウで、DUMP コマンドを使用してロックされてい

るオブジェクトのリストを取得します。UNIX プラットフォームでは、フォ

アグラウンドで Essbase を実行する必要があります。

2. DUMP コマンドによって生成されたテキスト・ファイルを開きます。ロッ

クに関する情報は、ファイルの 後のロック済オブジェクトのセクション

にあります。

3. 現在使用されていないオブジェクトのロックを解除します。

5. それでもオブジェクトがロックされたままである場合は、Essbase サーバーを

停止して再起動します。

オペレーティング・システム権限の判別Essbase Agent には、エージェントを起動するユーザーの権限に関係なく、エージェ

ントを実行するための正しいオペレーティング・システム権限が割り当てられて

いる必要があります。

エージェントに正しい権限が割り当てられていない場合は、オペレーティング・

システムを使用して権限を変更するか、または正しい権限を使用して Essbase を再

インストールします。

160 参照手順

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UNIX:

Essbase を UNIX コンピュータで実行している場合は、エージェントは ESSSVR プ

ロセスとして動作します。ESSSVR プロセスには root 権限が必要です。

ä 権限を確認するには、ESSBASEPATH/binディレクトリで ls -l ESSBASEを入力し

ます。

ファイルには、次の読取り、書込みおよび実行の各権限がなければなりません:

159749 -rwxr-xr-x   1 essbase staff     

730168 Aug 31 05:06 ESSBASE

Windows:

Oracle Essbase を Windows コンピュータにインストールしている場合、エージェン

トは essbase.exeプロセスとして動作します。このプロセスには管理者権限が必

要です。

ä 権限を確認するには、次の手順を実行します:

1 ESSBASEPATH/binで、essbase.exeを選択して右クリックし、プロパティを選択し

て essbase.exe ダイアログ・ボックスを開きます。

2 essbase.exe ダイアログ・ボックスで、セキュリティをクリックします。

3 セキュリティで、詳細設定をクリックして、アクセス制御設定を開きます。

4 アクセス制御設定で、所有者をクリックします。

5 所有者が管理者に設定されていることを確認します。

オペレーティング・システム権限の判別 161

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162 参照手順

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用語集

! 感嘆符(!)(bang character(!))を参照してください。

#MISSING 欠落データ(#MISSING)(missing

data(#MISSING))を参照してください。

2 パス(two-pass) 他のメンバーの計算済の値に依存す

るメンバーを再計算するために使用される、Essbase

のプロパティです。2 パスのメンバーは、2 番目の

パスの間にアウトラインから計算されます。

CDF カスタム定義関数(CDF)(custom-defined

function(CDF))を参照してください。

CDM カスタム定義マクロ(CDM)(custom-defined

macro(CDM))を参照してください。

Cookie Web サイトによってコンピュータ上に配置さ

れたデータのセグメントです。

essbase.cfg Essbase のオプションの構成ファイルで

す。管理者は、このファイルを編集して Essbase

サーバー機能をカスタマイズできます。一部の構成

は、Essbase クライアントで使用することにより、

Essbase サーバーの設定を上書きできます。

EssCell 特定の Essbase データベース・メンバーの交

差を示す値を取得するために、Essbase スプレッド

シート・アドインのセルに入力する関数です。

ESSCMD Essbase の操作を対話的に実行したり、バッ

チ・スクリプト・ファイルから実行したりするため

の、コマンドライン・インタフェースです。

ESSLANG テキスト文字を解釈するために使用される

エンコード方式を定義する Essbase 環境変数です。

エンコード方式(encoding)も参照してください。

ESSMSH MaxL シェル(MaxL Shell)を参照してくださ

い。

Extensible Markup Language(XML) データに属性を割り当

てるタグのセットで構成される言語です。スキーマ

に基づいて、複数のアプリケーションの間で解釈可

能です。

Extract-Transform-Load(ETL) データを抽出してアプリ

ケーションに移行するための、データ・ソース固有

のプログラムです。

GUI グラフィカル・ユーザー・インタフェースで

す。

ID(identity) 外部認証におけるユーザーまたはグルー

プの固有の ID です。

Install_Home EPM System 製品がインストールされる

ディレクトリを示す変数です。同じコンピュータに

複数のアプリケーションがインストールされている

場合は、EPM System 製品の 1 つのインスタンスを

指します。

Interactive Reporting 接続ファイル(.oce)(Interactive Reporting

connection file(.oce)) データベース API(ODBC、

SQL*Net、など)、データベース・ソフトウェア、

データベース・サーバーのネットワーク・アドレ

ス、データベース・ユーザー名などのデータベース

接続情報を含むファイルです。管理者は、Interactive

Reporting 接続ファイル(.oce)を作成して発行しま

す。

Java データベース接続(JDBC)(Java Database

Connectivity(JDBC)) Java クライアントとリレーショナ

ル・データベースにより使用されるクライアントと

サーバー間の通信プロトコルです。JDBC インタ

フェースにより、SQL データベースのアクセスのた

めの呼出しレベル API が提供されます。

JSP Java Server Page です。

KeyContacts ガジェット(KeyContacts gadget) Smart Space

ユーザーのグループを含み、Smart Space Collaborator

へのアクセスを提供します。たとえば、マーケティ

ング・チームおよび開発チーム向けに個別の

KeyContacts がジェットを使用できます。

LRO リンク・レポート・オブジェクト(LRO)(linked

reporting object(LRO))を参照してください。

用語集 163

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MaxL Essbase で使用される多次元データベース向け

アクセス言語です。データ定義の言語(MaxL DDL)

とデータ操作の言語(MaxL DML)から構成されます。

MaxL DDL、MaxL DML、および MaxL シェル(MaxL

Shell)も参照してください。

MaxL DDL Essbase で、バッチまたは対話的なシステ

ム管理のタスクに使用されるデータ定義の言語で

す。

MaxL DML Essbase で、データのクエリーと抽出に使

用されるデータ操作の言語です。

MaxL DML の計算済メンバー(calculated member in MaxL DML)

分析を目的として設計されたメンバーです。MaxL

DML クエリーのオプションの WITH セクションで

定義されます。

MaxL DML の計算済メンバー(calculated member in MaxL DML)

分析を目的として設計されたメンバーです。MaxL

DML クエリーのオプションの WITH セクションで

定義されます。

MaxL Perl モジュール(MaxL Perl Module) Essbase MaxL

DDL の一部である Perl モジュール(essbase.pm)です。

このモジュールを Perl パッケージに追加すると、

Perl プログラムから Essbase データベースにアクセ

スできます。

MaxL シェル(MaxL Shell) MaxL ステートメントを

Essbase サーバーに渡すためのインタフェースです。

MaxL シェルの実行可能ファイル(UNIX は essmsh、

Windows は essmsh.exe)は、Essbase の bin ディレク

トリに格納されています。

MaxL スクリプト・エディタ(MaxL Script Editor) 管理サー

ビス・コンソールのスクリプト開発環境です。MaxL

スクリプトで Essbase を管理するとき、テキスト・

エディタと MaxL シェルの代替として MaxL スクリ

プト・エディタを使用できます。

MDX(多次元式)(MDX(multidimensional expression)) リレー

ショナル・データベースで SQL を使用する際に、

OLAP 準拠のデータベース向けに OLE DB に命令す

る言語です。「OLAPQuery」セクションのアウトラ

イナを構築するとき、Interactive Reporting クライア

ントは要求を MDX の命令に変換します。ユーザー

がクエリーを処理するとき、MDX がデータベース・

サーバーに送信され、サーバーはクエリーの結果と

なるレコードを戻します。SQL スプレッドシート

(SQL spreadsheet)も参照してください。

MIME タイプ(MIME Type) 多目的インターネットメール

拡張仕様(Multipurpose Internet Mail Extension)です。

項目のデータ・フォーマットを示す属性により、シ

ステムはオブジェクトを開くアプリケーションを判

断します。ファイルの MIME タイプはファイル拡

張子または HTTP ヘッダーにより決定されます。プ

ラグインはブラウザに対して、サポートされる

MIME タイプ、および各 MIME タイプに対応する

ファイル拡張子を通知します。

NULL 値(null value) データのない値です。NULL 値は

ゼロに等しくありません。

ODBC Open Database Connectivity の略です。データ

ベース管理システム(database management system:

DBMS)の情報処理方法に関係なく、あらゆるアプリ

ケーションにより使用されるデータベース・アクセ

スの方法です。

「OK」ステータス(OK status) 集計ステータスの 1 つで

す。エンティティが集計済であり、階層の下にある

データが変更されていないことを示します。

OLAP メタデータ・カタログ(OLAP Metadata Catalog)

Integration Services で、リレーショナル・データ・

ソースから取り出されるデータの特性、ソース、場

所およびタイプを記述したメタデータが含まれてい

るリレーショナル・データベースです。

OLAP モデル(OLAP model) Integration Services で、リ

レーショナル・データベースのテーブルおよび列か

ら作成される論理モデル(スター・スキーマ)です。

OLAP モデルは多次元データベースの構造を生成す

るために使用されます。

Open Database Connectivity(ODBC) 標準のアプリケーショ

ン・プログラミング・インタフェース(API)です。

これにより、アプリケーションから複数のサード

パーティ・データベースにアクセスできます。

PL 勘定(P&L)(P&L accounts(P&L)) 損益勘定です。通常、

会社の損益計算書を構成する費用勘定と収益勘定の

集合を指します。

164 用語集

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POV(視点)(POV(point of view)) 行、列、またはページ軸

に割り当てられていないメンバーを選択することに

より、データ・フォーカスを設定する機能です。た

とえば、FDM での POV の選択項目には、場所、期

間、カテゴリ、およびターゲット・カテゴリが含ま

れる可能性があります。また、Smart View で POV

をフィルタとして使用すると、Currency 次元を POV

に割り当て、Euro メンバーを選択できます。デー

タ・フォームで POV を選択すると、ユーロ建でデー

タが表示されます。

Production Reporting SQR Production Reporting を参照し

てください。

PVA 期別価額メソッド(PVA)(periodic value

method(PVA)を参照してください。

root メンバー(root member) 次元分岐における 上位の

メンバーです。

RSC サービス(RSC services) リモート・サービス・コン

フィグレータで構成されるサービスです。リポジト

リ・サービス、サービス・ブローカ、名前サービ

ス、イベント・サービス、およびジョブ・サービス

を含みます。

Shared Services レジストリ(Shared Services Registry) Shared

Services データベースの一部です。Shared Services レ

ジストリでは、インストールされたほとんどの EPM

System 製品の情報(インストール・ディレクトリ、

データベース設定、配置設定、コンピュータ名、

ポート、サーバー、URL、依存サービス・データな

ど)を格納および再利用します。

Smart Space Collaborator ユーザーまたはシステムが

メッセージを送信したり、Reporting and Analysis リ

ポジトリのコンテンツを共有したりするためのサー

ビスです。メッセージには、インスタント・メッ

セージのスタイル、ディスカッション、ミーティン

グ、トースト・メッセージなどの様々な形態を使用

できます。

Smart Space クライアント・ソフトウェア(Smart Space client

software) クライアントのコンピュータ上で実行し、

ガジェット、即時コラボレーション、および

Reporting and Analysis リポジトリへのアクセスを提

供します。Smart Space のワークフレームとガジェッ

トから構成されます。

SmartBook ガジェット(SmartBook gadget) Reporting and

Analysis リポジトリまたは URL からのドキュメント

を含みます。SmartBook が開くとすべてのドキュメ

ントがロードされるので、あらゆるコンテンツへの

アクセスを即座に実行できます。

SPF ファイル(SPF files) SQR Production Reporting サー

バーで作成される、プリンタに依存しないファイル

です。フォント、間隔、ヘッダー、フッターなど、

フォーマットされた実際のレポート出力を表しま

す。

SQL スプレッドシート(SQL spreadsheet) SQL クエリーの

結果セットを表示するデータ・オブジェクトです。

SQR Production Reporting データ・アクセス、データ操

作、および SQR Production Reporting ドキュメント

作成のための専用プログラミング言語です。

Structured Query Language(SQL) リレーショナル・データ

ベースに対する指示を処理するために使用される言

語です。

TCP/IP Transmission Control Protocol/Internet

Protocol(TCP/IP)を参照してください。

Transmission Control Protocol/Internet Protocol(TCP/IP) 異な

るオペレーティング・システムおよび内部アーキテ

クチャを持つコンピュータをリンクする標準的な通

信プロトコルのセットです。TCP/IP を使用すると、

LAN および WAN に接続する多様なコンピュータと

の間でのファイルの交換、メールの送信、および

データの格納が可能です。

Unicode モードのアプリケーション(Unicode-mode

application) 文字テキストが UTF-8 でエンコードされ

ている Essbase アプリケーションです。様々な言語

に設定されているコンピュータを使用するユーザー

が、アプリケーション・データを共有できます。

Uniform Resource Locator(URL) インターネットまたはイ

ントラネット上のリソースのアドレスです。

アップグレード(upgrade) 以前のソフトウェア・リリー

スを現在のリリースに置換するプロセス、またはあ

る製品を別の製品に置換するプロセスです。

Web サーバー(Web server) イントラネットまたはイン

ターネットの Web ページや Web アプリケーション

をホストするソフトウェアやハードウェアです。

用語集 165

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WITH セクション(WITH section) MaxL DML で、オプショ

ンで使用できるクエリーのセクションです。メン

バーのセットを定義する再利用可能な論理を作成す

るために使用されます。WITH セクションでセット

(カスタムのメンバー)を一度定義すると、クエリー

中に複数回参照できます。

Workspace ページ(Workspace Page) 複数のソース(ドキュ

メント、URL、その他のコンテンツ・タイプ)から

のコンテンツを使用して作成されるページです。

Oracle および Oracle 以外のソースからのコンテンツ

を集約するために使用できます。

ws.conf Windows プラットフォーム用の構成ファイ

ルです。

wsconf_platform UNIX プラットフォーム用の構成ファ

イルです。

XML Extensible Markup Language(XML)を参照してく

ださい。

XOLAP アウトラインのメンバーのみを格納し、クエ

リー時にリレーショナル・データベースからすべて

データを取得する、Essbase の多次元データベース

です。XOLAP は、集約ストレージ・データベース

および重複メンバー名を含むアプリケーションをサ

ポートします。

Y 軸スケール(Y axis scale)「調査」セクションに表示さ

れる、チャートの Y 軸上の値の範囲です。たとえ

ば、各チャートについて一意の Y 軸スケールを使

用したり、すべての詳細チャートに同一の Y 軸ス

ケールを使用したり、または列内のすべてのチャー

トに同一の Y 軸スケールを使用することが可能で

す。多くの場合、共通の Y 軸スケールを使用する

と、一目でチャートを比較できるようになります。

Zero Administration サーバー上のプラグインの 新バー

ジョン番号を識別するソフトウェア・ツールです。

アウトライン(outline) 多次元データベースのデータ

ベース構造です。すべての次元、メンバー、タグ、

タイプ、集計、および算術的関係を含みます。デー

タは、アウトラインに定義された構造に応じてデー

タベースに格納されます。

アウトライン同期(outline synchronization) パーティショ

ン・データベースで、データベースのアウトライン

の変更を他のデータベースに伝播するプロセスで

す。

アクセサ(accessor) データ・マイニング・アルゴリズ

ムに関する入出力データ仕様です。

アクセス権(access permissions) リソースに対してユー

ザーが実行できる一連の操作です。

アクティビティ・レベルの承認(activity-level authorization)

操作対象のデータに依存せず、アプリケーションへ

のユーザー・アクセス、およびアプリケーションで

実行できるアクティビティのタイプを定義します。

アクティブ・サービス(active service) 実行タイプが保留

ではなく開始に設定されているサービスです。

アセンブリ(assemblies) EPM System 製品またはコン

ポーネントのインストール・ファイルです。

値次元(value dimension) 入力値、換算値、および集計

の詳細を定義するために使用されます。

アダプタ(adapter) ターゲットおよびソース・システ

ムのデータやメタデータにプログラムを統合するた

めのソフトウェアです。

宛先(destination) Profitability and Cost Management の

割当てでは、宛先は割り当てられる値を受け取るポ

イントを指します。

アドホック・レポート(ad hoc report) エンド・ユーザー

がその場で作成するオンライン分析クエリーです。

アプリケーション(application) (1)特定のタスクまたは

タスクのグループを実行するために設計されたソフ

トウェア・プログラムです(スプレッドシート・プ

ログラム、データベース管理システムなど)。(2)必

要とされる特定の分析およびレポートに対応するた

めに使用される、次元および次元メンバーの関連す

るセットです。

アプリケーションの通貨(application currency) アプリケー

ションのデフォルトのレポート用通貨です。

アペンダ(appender) 送信先を意味する Log4j の用語で

す。

安全率(Risk Free Rate) より安全な投資から期待される

利回りです(米国の長期国債など)。

暗黙の共有(implied share) メンバーが 1 つ以上の子を

持ち、集計されている子は 1 つのみである場合、親

と子が値を共有します。

アーチファクト(artifact) 個別のアプリケーションまた

はリポジトリ・アイテムです(スクリプト、フォー

ム、ルール・ファイル、Interactive Reporting ドキュ

メント、財務レポートなど)。オブジェクトとも呼

ばれます。

166 用語集

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移行(migration) アプリケーション、アーチファクト、

またはユーザーを、別の環境またはコンピュータに

コピーするプロセスです。たとえば、テスト環境か

ら実稼働環境にコピーします。

移行監査レポート(migration audit report) 移行ログから生

成されるレポートです。アプリケーションの移行に

関する追跡情報を提供します。

移行スナップショット(migration snapshot) アプリケー

ションの移行のスナップショットです。移行ログに

取込まれます。

移行定義ファイル(.mdf)(migration definition file(.mdf)) アプ

リケーションの移行に使用される移行パラメータを

含むファイルです。これによりバッチ・スクリプト

を処理できます。

移行ログ(migration log) アプリケーションの移行のす

べてのアクションとメッセージを取込むログ・ファ

イルです。

依存エンティティ(dependent entity) 組織内の他のエン

ティティに属するエンティティです。

一意でないメンバー名(non-unique member name) 重複メ

ンバー名(duplicate member name)を参照してくださ

い。

一意のメンバー名(unique member name) データベース・

アウトライン内に一度のみ存在する、共有されない

メンバーの名前です。

一意メンバーのアウトライン(unique member outline) 重複

メンバー名を使用できないデータベース・アウトラ

インです。

イメージ・ブックマーク(image bookmarks) Web ページ

やリポジトリ・アイテムへのグラフィック・リンク

です。

因果関係マップ(cause and effect map) 企業戦略を形成す

る要素の関連、およびこれらの要素が組織の戦略目

標を達成するためにどのように連動するかを示しま

す。因果関係マップのタブは、各戦略マップについ

て自動的に作成されます。

インデックス(index) (1)疎データの組合せによりブ

ロック・ストレージ・データベースでデータを取得

する方法です。(2)インデックス・ファイルを指し

ます。

インデックス・キャッシュ(index cache) インデックス・

ページを含むバッファです。

インデックス項目(index entry) 疎次元の交差へのポイ

ンタです。インデックス・エントリはディスク上の

データ・ブロックをポイントし、オフセットを使用

してセルを検索します。

インデックス・ファイル(index file) ブロック・ストレー

ジのデータ取得情報を格納する Essbase ファイルで

す。ディスクに常駐し、インデックス・ページを含

みます。

インデックス・ページ(index page) インデックス・ファ

イルの下位区分です。データ・ブロックを指すポイ

ンタを含みます。

イントロスペクション(introspection) データベース固有

の関係に基づいて階層を判断するために、データ・

ソースを詳細に検査することを指します。スクレー

ピング(scraping)と対比してください。

インポート・フォーマット(import format) FDM で、ソー

ス・ファイルの構造を定義します。これにより、

ソース・データ・ファイルを FDM データのロード

位置にロードできます。

「影響」ステータス(IMPACTED status) 親エンティティに

集計する子エンティティの変更を示します。

円グラフ(pie chart) 1 つのデータ・セットを扇形に分

割された円形で示すグラフです。

エンコード方式(encoding) テキストの作成、保管、表

示のためにビット組合せを文字にマッピングする方

法の 1 つです。各エンコード方式には UTF--8 など

の名前が付けられています。各エンコード方式で

は、それぞれの値は特定のビット組合せにマッピン

グされています。たとえば、UTF-8 では大文字の A

は HEX41 にマッピングされています。コード・ペー

ジ(code page)およびロケール(locale)も参照してくだ

さい。

エンタープライズ・ビュー(Enterprise View)

Administration Services の機能の 1 つです。グラフィ

カルなツリー・ビューを使用して Essbase 環境を管

理できます。エンタープライズ・ビューを使用する

と、Essbase アーチファクトを直接操作できます。

エンティティ(entity) 部門、子会社、工場、地域、製

品など、組織での財務報告単位となる組織単位を示

す次元です。

エージェント(agent) アプリケーションやデータベー

スの開始と停止、ユーザー接続の管理、ユーザー・

アクセスのセキュリティ対策を行う Essbase サー

バー・プロセスです。ESSBASE.EXE と呼ばれます。

用語集 167

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お気に入りガジェット(Favorites gadget) Reporting and

Analysis ドキュメントへのリンクと URL を含みま

す。

親(parents) 直接レポートする依存エンティティを 1

つ以上含むエンティティです。親はエンティティで

あると同時に少なくとも 1 つのノードに関連してい

るため、エンティティ、ノード、および親の情報が

関連付けられています。

親の調整(parent adjustments) 親に関連して子に転記さ

れる仕訳エントリです。

折れ線グラフ(line chart) データ・セットを 大 50 個

表示できるグラフです。各データ・セットは線で示

されます。折れ線グラフで絶対値やパーセントを表

す際に、前の線の上に次の線を重ねていく形で表示

することも可能です。

オンライン分析プロセス(OLAP)(online analytical

processing(OLAP)) 複数ユーザーによりクライアントと

サーバー間の計算を行うことができる多次元の環境

です。集計された企業データをリアル・タイムで分

析するユーザーが使用します。OLAP システムの機

能には、ドリルダウン、データのピボット、複素数

計算、トレンド分析、およびモデリングが含まれま

す。

会社間消去(intercompany elimination) 消去(elimination)を

参照してください。

会社間照合(intercompany matching) アプリケーション内

の会社間勘定科目の対の残高を比較するプロセスで

す。会社間の受取勘定科目は、対応する会社間の支

払い勘定科目と比較されます。一致する勘定科目

は、組織の集計合計から会社間のトランザクション

を消去するために使用されます。

会社間照合レポート(intercompany matching report) 会社間

勘定科目の残高を比較して、勘定の収支が合ってい

るかどうかを示すレポートです。

拡張リレーショナル・アクセス(Advanced Relational Access)

リレーショナル・データベースと Essbase 多次元

データベースの統合を指します。これにより、すべ

てのデータがリレーショナル・データベースに保持

され、Essbase データベースに存在する要約レベル

のデータにマッピングされます。

確認レベル(review level) プロセス管理の確認ステータ

ス・インディケータの 1 つです。「開始していませ

ん」、「第 1 パス」、「送信済」、「承認済」、「発行済」

など、プロセス単位のレベルを示します。

加重(weight) スコアカードの項目に割り当てられた

値です。スコアボード全体のスコアの計算におい

て、その項目の相対的な重要性を示します。スコア

カードのすべての項目の加重を総計すると 100%に

なります。たとえば、ある製品について新機能を開

発する重要性を認めるため、開発者のスコアカード

上の New Features Coded のメジャーに Number of

Minor Defect Fixes のメジャーよりも大きな加重が割

り当てられる可能性があります。

カスケード(cascade) メンバー値のサブセットに対し

て複数のレポートを作成するプロセスです。

カスタム・カレンダ(custom calendar) システム管理者が

作成したカレンダです。

カスタム次元(custom dimension) ユーザーが作成および

定義する次元です。チャネル、製品、部署、プロ

ジェクト、または地域がカスタム次元になることが

あります。

カスタム定義関数(CDF)(custom-defined function(CDF)) Java

で開発され、MaxL により Essbase の標準計算スク

リプト言語に追加された、Essbase 計算関数です。

カスタム定義マクロ(CDM)(custom-defined

macro(CDM))も参照してください。

カスタム定義マクロ(CDM)(custom-defined macro(CDM))

Essbase のマクロです。Essbase 計算機の関数および

専用マクロ関数を使用して記述されます。カスタム

定義マクロが使用する Essbase の内部マクロ言語に

より、計算関数を組み合せることが可能となり、複

数の入力パラメータが処理されます。カスタム定義

関数(CDF)(custom-defined function(CDF))も参照し

てください。

カスタム・プロパティ(custom property) ユーザーが作成

した次元または次元メンバーのプロパティです。

カスタム・レポート(custom report) 設計レポート・モ

ジュールで作成する複雑なレポートです。コンポー

ネントの様々な組合せによって構成されます。

型付きメジャー(typed measure) Essbase で、メジャーが

示されている次元で Text または Date というタグが

付けられたメンバーです。セルの値は事前定義され

たテキストまたは日付として表示されます。

168 用語集

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カタログ・ペイン(Catalog pane) アクティブ・セクショ

ンで利用可能な要素のリストを表示します。アク

ティブ・セクションがクエリーの場合はデータベー

ス・テーブルのリストが表示され、ピボットの場合

は結果列が表示され、ダッシュボードの場合は埋込

み可能セクション、グラフィック・ツール、および

コントロール・ツールが表示されます。

カテゴリ(categories) データ編成に使用するグループ

です(月など)。

株式ベータ(Equity Beta) 株のリスクを指します。その

株の収益と市場利益率の差異により測定され、ベー

タと呼ばれるインデックスで示されます。たとえ

ば、市場利益率が 1%変動するのに伴って株の収益

が通常 1.2%変動するのであれば、その株のベータ

値は 1.2 です。

可変属性(varying attribute) 1 つ以上の次元で変化する

属性の関連付けです。これらの次元との関連で値を

追跡するために使用できます。たとえば、Product

次元に関連付けられている Sales Representative とい

う可変属性を使用すると、複数の販売員による

Customer Sales の値を時間次元との関連で追跡でき

ます。また、5 月に特定の販売員が担当した製品を

検索するといった場合にも、可変属性をメンバー選

択で使用できます。

カレンダ(calendar) ユーザー定義の期間、およびその

関係です。暦年または会計年度は、Q1、Q2、Q3、

および Q4 から構成されます。

為替レート(exchange rate) ある通貨から別の通貨に変

換する際に使用する数値です。たとえば、1 米ドル

をユーロに変換する場合、為替レートの 0.8936 に

米ドルを乗じます。これにより、1 米ドルに相当す

るユーロは 0.8936 と算出されます。

為替レート・タイプ(exchange rate type) 為替レートの識

別子です。異なるレートのタイプが使用されるの

は、一定期間および年間について複数のレートが存

在することがあるためです。従来より、期末時点で

のレートを当期の平均レートおよび期末レートとし

て定義します。その他、ヒストリカル・レート、予

算レート、予測レートなどのレート・タイプがあり

ます。レート・タイプは特定の時点に適用されま

す。

換算(translation) 通貨換算(currency conversion)を参照

してください。

換算レート(conversion rate) 為替レート(exchange rate)

を参照してください。

勘定科目次元(accounts dimension) 高機能の会計を可能

にする次元タイプです。勘定科目として定義可能な

次元は 1 つのみです。

勘定科目の種別(account type) 時間の経過に伴う勘定科

目の値のフロー、およびその符号の振る舞いを示し

ます。勘定科目タイプのオプションには、支出、収

益、資産、負債、および資本が含まれます。

勘定科目の消去(account eliminations) 集計時に集計ファ

イル内で値がゼロに設定された勘定科目です。

勘定科目のブロック(account blocking) 集計ファイルで

勘定科目が入力データを受け入れるプロセスです。

ブロックされた勘定科目は加算集計プロセスで値を

受け取りません。

関数(function) 値またはデータベース・メンバーを戻

すルーチンです。

感嘆符(!)(bang character(!)) 一連のレポート・コマンド

を終了して、データベースからの情報を要求する文

字です。レポート・スクリプトは感嘆符を使用して

終了する必要があります。レポート・スクリプト内

では複数の感嘆符を使用できます。

管理対象サーバー(managed server) 内蔵された Java 仮想

マシン(Java Virtual Machine: JVM)で実行されるアプ

リケーション・サーバー・プロセスです。

関連勘定科目(Related Accounts) 勘定科目の構造体で

は、すべてのメイン勘定科目および関連勘定科目は

同一のメイン勘定科目番号にグループ化されます。

メイン勘定科目と関連勘定科目は、勘定科目番号の

初の接尾辞により区別されます。

外部でトリガーされるイベント(externally triggered events)

ジョブの実行をスケジュールするための、時間ベー

スでないイベントです。

外部認証(external authentication) Oracle の Hyperion ア

プリケーションの外部に格納されたユーザー情報を

使用して、アプリケーションにログオンすること指

します。ユーザー情報の格納場所は、通常は MSAD

や NTLM などの企業ディレクトリとなります。

ガジェット(gadget) EPM のコンテンツを容易に表示

し、Reporting and Analysis のコア機能にアクセスで

きる、軽量で単純な専用アプリケーションです。

期別価額メソッド(PVA)(periodic value method(PVA) 通貨換

算方法の 1 つです。一定期間における期別の為替

レート値を適用して通貨を算出します。

用語集 169

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基本エンティティ(base entity) 組織の構造の一番下に

位置し、他のエンティティを持たないエンティティ

です。

基本次元(base dimension) 1 つまたは複数の属性次元に

関連付けられている標準次元です。たとえば、製品

に香りがあるとすると、Product 次元が Flavors 属性

次元の基本次元となります。

基本通貨(base currency) 日常の業務トランザクション

が行われる通貨です。

期末(ending period) チャートの日付範囲を調整できる

期間です。たとえば、月の期末の場合、当月末まで

の情報がチャートに表示されます。

キャッシュ(cache) データを一時的に保持する、メモ

リー内のバッファです。

キューブ(cube) 3 つ以上の次元を含むデータのブロッ

クです。Essbase データベースはキューブです。

キューブ・スキーマ(cube schema) Essbase Studio におけ

るメジャーおよび階層などのメタデータ要素です。

キューブの論理モデルを指します。

キューブ配置(cube deployment) Essbase Studio で、アウ

トラインを構築してデータを Essbase アプリケー

ションおよびデータベースにロードするために、モ

デルのロード・オプションを設定するプロセスで

す。

兄弟(sibling) 他の子メンバーと同じ世代で、すぐ上

に同じ親を持つ子メンバーです。たとえば、メン

バー Florida とメンバー New York はメンバー East

の子であり、互いの兄弟です。

共有 Workspace ページ(Shared Workspace Page) 専用のシ

ステム・フォルダに格納され、組織全体で共有する

Workspace ページです。権限を持つユーザーは、共

有 Workspace ページの「ナビゲート」メニューから

アクセスできます。

共有メンバー(shared member) ストレージ・スペースを

別の同名メンバーとの間で共有するメンバーです。

Essbase アウトラインに複数回現れるメンバーが重

複して計算されることを防ぎます。

行の抑制(suppress rows) 欠落値を含む行を除外し、ス

プレッドシート・レポートからの文字にアンダース

コアを付けます。

クエリー(query) データ・プロバイダからの情報の要

求です。リレーショナル・データ・ソースにアクセ

スする場合などに使用されます。

クエリー・ガバナー(query governor) Essbase サーバーの

パラメータ、または Essbase サーバーの構成設定で

す。データ・ソースに対して実行されるクエリーの

時間とサイズを制御します。

クラスタ(cluster) 単一リソースとして動作して、タ

スクの負荷を共有し、フェイルオーバーのサポート

を提供する一連のサーバーまたはデータベースで

す。システムにおける単一障害点となるサーバーや

データベースを排除します。

クラスタ棒グラフ(clustered bar charts) カテゴリを横に

並べたグラフです。並列カテゴリの分析に便利で

す。垂直棒グラフでのみ使用されます。

繰返し(iteration) 同じバージョンのデータを修正して

移行する予算またはプランニング・サイクルのパス

です。

クリーン・ブロック(clean block) 計算スクリプトによっ

てすべての次元が一度に計算された場合、または計

算スクリプトで SET CLEARUPDATESTATUS コマン

ドが使用された場合の、データベース全体の計算が

完了しているデータ・ブロックを指します。

クロス集計レポート(crosstab reporting) テーブル・

フォーマットでデータの分類および集計を行うこと

です。テーブルのセルには、交差する分類に合致す

るデータの集計結果が保管されています。たとえ

ば、製品販売情報のクロス集計レポートに、列見出

しとして Small や Large などのサイズ属性、行見出

しとして Blue や Yellow などの色属性を表示できま

す。テーブルの中で Large と Blue が交差するセルに

は、サイズが Large のすべての Blue 製品の総売上げ

が表示されます。

グリッドの POV(grid POV) 行、列、またはページの交

差に次元を配置せずに、グリッド上で次元メンバー

を指定する手段です。レポート・デザイナはグリッ

ド・レベルで POV の値を設定し、ユーザーの POV

がグリッドに影響を与えないように防ぐことができ

ます。次元に含まれるグリッドの値が 1 つのとき、

その次元は行、列、またはページではなくグリッド

の POV に配置します。

グループ(group) 複数のユーザーに同様のアクセス権

を割り当てるためのコンテナです。

グローバル・レポート・コマンド(global report command)

別のグローバル・コマンドに置き換えられるか、ま

たはファイルが終了するまで実行し続けるレポー

ト・スクリプトのコマンドです。

170 用語集

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計算(calculation) データを集約したり、データベース

で計算スクリプトを実行したりするプロセスです。

計算結果アイテム(computed item) データベースや

キューブに物理的に格納される列に対して、仮想の

列を指します。クエリー実行時にデータベースによ

り、または Interactive Reporting Studio の「結果」セ

クションで計算されます。計算結果アイテムは、関

数、データ項目、およびダイアログ・ボックスで提

供される演算子に基づくデータ計算であり、レポー

トに含まれたり他のデータの計算に再利用されるこ

とがあります。

計算スクリプト(calc script) データベースの集計方法や

集約方法を定義する一連のコマンドです。集計プロ

セスとは別に、割当てや他の計算ルールを指定する

コマンドが計算スクリプトに含まれることもありま

す。

計算ステータス(calculation status) 一部の値または式の

計算が変更されたことを示す集計ステータスです。

影響を受けるエンティティについて正しい値を取得

するには、再集計する必要があります。

計算マネージャ Planning および Financial

Management のユーザーがグラフィカルな環境でビ

ジネス・ルールを設計、検証、管理するために使用

できる、Performance Management Architect のモ

ジュールの一つです。

系統データ(genealogy data) 割当ての計算後にオプショ

ンで生成される追加データです。このデータによ

り、すべての割当てステップにわたるコストまたは

収益のフローについてレポートを作成できます。

系列(lineage) 異なるメタデータ要素間の関係です。

メタデータ要素が他のメタデータ要素からどのよう

に導き出されるかを示し、メタデータ要素を物理

ソースまでトレースします。Essbase Studio では、

この関係を系列ビューアでグラフィカルに表示でき

ます。トレーサビリティ(traceability)も参照してく

ださい。

結合(join) 特定の列または行の共通のコンテンツに

基づく 2 つのリレーショナル・データベース・テー

ブルまたはトピックの間のリンクです。通常、異な

るテーブルまたはトピック内の同一または類似する

アイテムの間で結合が起きます。たとえば、

Customer テーブルと Orders テーブルで Customer ID

の値が同一である場合、Customer テーブル内のレ

コードが Orders 内のレコードに結合します。

欠落データ(#MISSING)(missing data(#MISSING)) ラベル付

けされた場所のデータが存在しないか、値が含まれ

ていないか、データが入力されていないかまたは

ロードされていないことを示すマーカーです。たと

えば、勘定科目に当期ではなく過去または将来の期

間のデータが含まれている場合は、欠落データが存

在します。

権限(permission) データまたは他のユーザーとグルー

プを管理するために、ユーザーおよびグループに付

与されるアクセス・レベルです。

検索ガジェット(Search gadget) Reporting and Analysis の

リポジトリを検索します。検索ガジェットは、ド

キュメントをインポートしたときに設定されたド

キュメントのキーワードや説明で一致を探します。

検証(validation) アウトラインに対してビジネス・ルー

ル、レポート・スクリプト、またはパーティション

定義をチェックして、チェック対象のオブジェクト

が有効であることを確認するプロセスです。たとえ

ば、FDM の検証ルールにより、FDM からターゲッ

ト・アプリケーションにデータがロードされた後で

特定の条件が満たされているかどうかが確認されま

す。

限界税率(Marginal Tax Rate) 税引き後の負債コストを計

算するために使用されます。 近計上された所得に

適用される税率(所得額に適用される 高の税率区

分の税率)を示し、連邦税、州税、および地方税を

含みます。課税対象所得と税率区分の現在のレベル

に基づいて、限界税率を予測できます。

現地通貨(local currency) 入力通貨タイプです。入力通

貨タイプが指定されていない場合は、現地通貨がエ

ンティティの基本通貨に一致します。

原点(origin) 2 つの軸の交差です。

子(child) データベース・アウトライン内で親を持つ

メンバーです。

高機能計算(intelligent calculation) 後に実行された計

算以降に更新されたデータ・ブロックを追跡する計

算方法です。

交差(intersection) 多次元データベース内の次元の交差

を表すデータの単位。ワークシートのセル。

構成ファイル(configuration file) セキュリティ・プラッ

トフォームでは、XML ドキュメントの構成を製品

の管理者やインストール・プログラムに依存してい

ます。XML ドキュメントは有意義なプロパティの

値を示し、企業の認証シナリオに関連する場所と属

性を指定するように変更する必要があります。

用語集 171

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構造ビュー(structure view) トピックをコンポーネント

のデータ項目の単純なリストとして表示します。

構築方法(build method) データベース・アウトライン

を変更するために使用する方法の一種です。デー

タ・ソール・ファイルのデータ・フォーマットに基

づいて構築方法を選択します。

個人の反復タイム・イベント(personal recurring time events)

再利用可能なタイム・イベントです。作成したユー

ザーのみがアクセスできます。

個人用変数(personal variable) 複雑なメンバー選択の特

定の選択ステートメントです。

個人用ページ(personal pages) リポジトリ情報を参照す

るための個人用ウィンドウです。表示する情報、お

よびレイアウトと色を選択します。

コミット・アクセス(committed access) Essbase のトラン

ザクションの処理方法に影響する Essbase Kernel の

分離レベルです。コミット・アクセスでは、同時ト

ランザクションは書込みロックを長期間保持し、予

測可能な結果を生成します。

コンテキスト変数(context variable) タスクフロー・イン

スタンスのコンテキストを特定するために、特定の

タスクフローに定義される変数です。

コンテンツ(content) リポジトリに格納されたあらゆ

るタイプのファイルの情報です。

コンテンツ・ブラウザ(content browser) コンテンツを選

択して Workspace ページに配置するために使用でき

るコンポーネントです。

コントリビューション(contribution) 子エンティティか

ら親に追加される値です。それぞれの子は親に対す

るコントリビューションを持ちます。

コントロール・グループ(controls group) 証明書および評

価の情報を維持および整理するために FDM で使用

されます。サーベンス・オクスリ(Sarbanes-Oxley)法

の規定に準拠する上で特に役立ちます。

コード・ページ(code page) 一連のテキスト文字への

ビット組合せのマッピングです。コード・ページ

は、それぞれ異なる文字セットをサポートします。

各コンピュータには、ユーザーが必要とする言語の

文字セットについてのコード・ページ設定が含まれ

ます。このドキュメントでは、コード・ページは非

Unicode のエンコードのビット組合せに文字をマッ

ピングします。エンコード方式(encoding)も参照し

てください。

差異(variance) プラン値と実績値などの 2 つの値の差

です。

サイクル・スルー(cycle through) データベース内で複数

パスを実行し、同時に計算することを指します。

再構成 URL(reconfigure URL) ユーザーが Workspace にロ

グオンしているときに、サーブレット構成設定を動

的に再ロードするための URL です。

再構築(restructure) データベース・インデックス、ま

た場合によってはデータ・ファイルの再生成もしく

は再構築を行う操作です。

新(latest) 新の期間として定義されたメンバーか

らデータ値を取得するために使用される、スプレッ

ドシートのキー・ワードです。

上位メンバー(top-level member) 次元のアウトライン

で、階層ツリーの一番上に位置する次元メンバーで

す。次元メンバー間に階層の関係がない場合は、

ソート順で 初のメンバーを指します。階層の関係

がある場合、 上位メンバーの名前が次元名と同一

となるのが一般的です。

サブ勘定科目のナンバリング(Subaccount Numbering) 不連

続の整数を使用してサブ勘定科目のナンバリングを

行うためのシステムです。

サブスクライブ(subscribe) 項目またはフォルダが更新

されるときに自動的に通知を受け取るように、項目

またはフォルダにフラグを付けることを指します。

サポート詳細(supporting detail) セルの値を算出した計

算および仮定です。

三角換算法(triangulation) 第 3 の共通通貨を介して、あ

る通貨から別の通貨に残高を変換する手段です。欧

州の場合はユーロが共通通貨として使用されます。

たとえば、フランス・フランからイタリア・リラに

変換する場合、ユーロが共通通貨として定義されま

す。したがって、フランの残高をリラに変換するに

は、フランからユーロに変換してから、ユーロから

リラに変換します。

算術演算子(mathematical operator) 式およびアウトライ

ンでのデータの計算方法を定義する記号です。標準

的な算術演算子またはブール演算子が使用されます

(+、-、*、/、%など)。

算術データ・ロード(arithmetic data load) データベース

内の値に対して演算(たとえば各値に 10 を加算する

など)を実行するデータ・ロードです。

172 用語集

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サンプリング(sampling) エンティティの特性を判断す

るためにエンティティの代表的な部分を選択するプ

ロセスです。メタデータのサンプリング(metadata

sampling)も参照してください。

サービス(services) ビジネス項目を取得、変更、追加、

および削除するためのリソースです(権限付与、認

証など)。

サーブレット(servlet) Web サーバーが実行可能なコン

パイルされたコードです。

サーブレット・コンフィグレータ(Servlet Configurator)

ローカルにインストールされているすべてのサーブ

レットを構成するユーティリティです。

残高勘定科目(balance account) 特定の時点の符号なし

の値を格納する勘定科目です。

式(formula) データベース・メンバーを計算する演算

子、関数、次元およびメンバー名、および定数の組

合せです。

式の保存(preserve formulas) データ取得中にワークシー

ト内に保持される、ユーザーが作成した式です。

資産勘定科目(asset account) 勘定科目の 1 つです。会

社の資産の値を格納します。

支出勘定科目(expense account) 期別の値と年次累計値

を格納する勘定科目です。値が正の場合は、純利益

が減ります。

市場リスク割増額(Market Risk Premium) 国債よりもリス

クの高い投資を投資家に呼びかけるための、安全率

に追加して支払われる利回りです。予測される市場

利回りから安全率を差し引いて計算されます。この

数字が示すモデルは将来の市況に近いものとなる必

要があります。

システム抽出(system extract) データをアプリケーショ

ンのメタデータから ASCII ファイルに転送します。

子孫(descendant) データベース・アウトラインで親の

下に位置するメンバーです。たとえば、年、四半期

および月を含む次元では、メンバー Qtr2 およびメ

ンバー April がメンバー Year の子孫となります。

シナリオ(scenario) データを分類するための次元です

(Actuals、Budget、Forecast1、Forecast2 など)。

支配比率(percent control) 所属するグループ内でエン

ティティが受ける支配の程度です。

収益勘定科目(income account) 期別の値と年次累計値を

格納する勘定科目です。値が正の場合は純利益が増

えます。

集計(consolidation) 従属するエンティティからのデー

タを親エンティティに集約するプロセスです。たと

えば、次元 Year に Qtr1、Qtr2、Qtr3、および Qtr4

というメンバーが含まれている場合、この集計は

Year になります。

集計ファイル(親)(consolidated file(Parent)) 事業部門のす

べてのファイルが集計されたファイルです。集計の

定義を含みます。

集計比率(percent consolidation) 親に集計された子の値

の割合です。

集計ファイル(*.cns)(consolidation file(*.cns)) 集計ファイ

ルは、集計のプロセスでチャートまたはツリー・

ビューを使用して Strategic Finance ファイルを追加、

削除、移動するためのグラフィカル・インタフェー

スです。集計ファイルを使用して、集計を定義した

り変更したりすることも可能です。

集計ルール(consolidation rule) 階層のノードを集計する

際に実行されるルールを特定します。親の残高が正

しく集計されるように、顧客固有の適切な式を含め

ることができます。消去プロセスは、集計ルール内

で制御できます。

修飾名(qualified name) 定まったフォーマットのメン

バー名です。重複メンバーのアウトラインにおい

て、重複メンバー名を区別します([Market].[East].

[State].[New York]、[Market].[East].[City].[New York]

など)。

集約(aggregation) 集約ストレージ・データベースの値

をロール・アップおよび保管するプロセスです。ま

たは集約プロセスによって保管された結果を指しま

す。

集約関数(aggregate function) 関数の一種です。合計、

平均の計算など、データの要約や分析を実行しま

す。

集約スクリプト(aggregation script) 集約を構築するため

の集約ビューの選択を定義するファイルです。集約

ストレージ・データベースのみで使用されます。

用語集 173

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集約ストレージ・データベース(aggregate storage database)

潜在的に大きな多数の次元に分類される疎に分散

した大規模なデータをサポートするように設計され

たデータベースのストレージ・モデルです。上位の

メンバーと式は動的に計算され、選択されたデータ

値は集約、格納されます。通常、集約の合計所要時

間が改善されます。

集約セル(aggregate cell) 複数のセルから構成されるセ

ルです。たとえば、Children(Year)を使用するデー

タ・セルは、Quarter 1、Quarter 2、Quarter 3、およ

び Quarter 4 のデータを含む 4 つのセルに展開され

ます。

集約制約(aggregate limit) 集約要求ライン項目や集約メ

タトピック項目に設定する制約です。

集約ビュー(aggregate view) 各次元内のメンバーのレベ

ルに基づく集約セルの集合です。計算時間を短縮す

るため、値は事前に集約されて集約ビューとして格

納されています。取得は集約ビューの合計から開始

され、合計に追加されます。

出資比率(percent ownership) エンティティが親によっ

て所有される程度です。

手動ステージ(manual stage) 完了するためにユーザー

が操作する必要があるステージです。

消去(elimination) 組織内のエンティティ間でのトラン

ザクションをゼロに設定(消去)するプロセスです。

消去済勘定科目(Eliminated Account) 集計ファイルに表

示されない勘定科目です。

詳細チャート(detail chart) 要約チャートで、詳細な情

報を提供するチャートです。詳細チャートは要約

チャートの下にある「調査」セクションに列で表示

されます。要約チャートに円グラフが表示される場

合、その下の詳細チャートには円の各区分が示され

ます。

使用済ブロック(dirty block) 後に計算された後に変更

されたセルを含むデータ・ブロックです。子ブロッ

クが使用済である(つまり更新されている)場合、上

位のブロックにも使用済のマークが付けられます。

シリアル計算(serial calculation) デフォルトの計算設定

です。1 つの計算を複数のタスクに分割して、一度

に 1 つのタスクを計算します。

仕訳(JE)(journal entry(JE)) シナリオと期間の残高勘定科

目の借方または貸方に計上する調整の集合です。

シングル・サインオン(single sign-on) 外部のログイン情

報を使用するシングル・ログインにより、複数の

EPM System 製品にアクセスできる機能です。

信頼できるパスワード(trusted password) ある製品につい

て認証されたユーザーが、パスワードを再入力せず

に他の製品にもアクセスできるようにするパスワー

ドです。

信頼できるユーザー(trusted user) 認証されたユーザー

です。

時間次元(time dimension) データが示す期間を定義しま

す(会計期間、暦時間など)。

軸(axis) (1)測定と分類に使用されるグラフィックを

貫通する直線です。(2)多次元のデータを整理およ

び関連付けるために使用されるレポートのアスペク

トです(フィルタ、ページ、行、列など)。たとえ

ば、Simple Basic でデータ・クエリーを実行する場

合、軸では Qtr1、Qtr2、Qtr3、および Qtr4 の値の

列を定義できます。Market と Product の階層による

合計が行データとして取得されます。

時系列レポート作成(time series reporting) カレンダの日

付(年、四半期、月、週など)に基づくデータのレ

ポート作成プロセスです。

次元(dimension) ビジネス・データを整理して値の抽

出や保持のために使用されるデータ・カテゴリで

す。通常、次元には関連するメンバーをグループ化

した階層が含まれます。たとえば、Year 次元は多

くの場合四半期、月などの期間の各単位ごとのメン

バーが含まれます。

次元間の無関係性(interdimensional irrelevance) 次元が他

の次元と交差しない状況を指します。次元に含まれ

るデータは、交差しない次元はアクセスできないた

め、交差しない次元は無関係となります。

次元構築(dimension build) Essbase アウトラインに次元

およびメンバーを追加するプロセスです。

次元構築のルール(dimension build rules) データ・ロード

のルールに似た仕様です。Essbase でアウトライン

を変更するために使用されます。変更は外部デー

タ・ソース・ファイルのデータに基づきます。

次元性(dimensionality) MaxL DML において、セットで

示された次元およびその順序です。たとえば、

{ (West, Feb), (East, Mar) }というセットの場合は、含

まれている 2 つのタプルはいずれも次元(Region,

Year)を反映しているため、同一の次元性であるこ

とになります。

174 用語集

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次元タイプ(dimension type) 定義済の機能を使用可能に

する次元のプロパティです。時間のタグが付けられ

た次元は、定義済のカレンダ機能を持ちます。

次元タブ(dimension tab)「ピボット」セクションで、

行と列の間でデータのピボットを実行するためのタ

ブです。

次元テーブル(dimension table) (1)特定のビジネス・プ

ロセスに関する多数の属性を含むテーブルです。

(2)Essbase Integration Services では、Essbase の潜在的

な次元を定義する 1 つ以上のリレーショナル・テー

ブルのための、OLAP モデルのコンテナを指しま

す。

事前計算(precalculation) ユーザーが取得する前にデー

タベースで計算を実行することです。

持続性(persistence) Essbase の操作や設定に対する継続

的または長期的な影響です。たとえば、ユーザー名

やパスワードの有効性について、Essbase 管理者が

その持続性を制限することがあります。

実行時プロンプト(runtime prompt) ビジネス・ルールが

実行される前にユーザーが入力または選択する変数

です。

実績の頻度(result frequency) 日付のセットを作成して

結果を収集および表示するために使用されるアルゴ

リズムです。

自動逆仕訳(auto-reversing journal) 次期に逆仕訳する調

整を入力するための仕訳です。

自動ステージ(automated stage) ユーザーの操作を必要

としないステージです(データ・ロードなど)。

従業員(employee) 特定のビジネス・オブジェクトに

対して責任を負う(または関与する)ユーザーです。

従業員は組織に勤めている必要はありません(コン

サルタントなど)。従業員は、認証のためにユー

ザー・アカウントに関連付けられている必要があり

ます。

重要事業領域(CBA)(critical business area(CBA)) 部門、地

域、工場、コスト・センター、プロフィット・セン

ター、プロジェクト・チーム、またはプロセスに編

成された個人またはグループです。責任チームまた

はビジネス領域とも呼ばれます。

重要成功要因(CSF)(critical success factor(CSF)) 戦略目標

を達成するために確立および維持する必要のある能

力です。戦略目標または重要プロセスにより所有さ

れ、1 つ以上のアクションに対する親となります。

上位レベル・ブロック(upper-level block) 少なくとも 1 つ

の疎メンバーが親レベルのメンバーになっている

データ・ブロックです。

冗長データ(redundant data) 重複データ・ブロックで

す。Essbase で更新されたブロックがコミットされ

るまで、トランザクションの間保持されます。

ジョブ(jobs) 出力生成のために起動できる特殊なプ

ロパティを持つドキュメントです。ジョブには

Interactive Reporting、SQR Production Reporting、ま

たは汎用ドキュメントを含めることができます。

ジョブの出力(job output) ジョブの実行によって生成さ

れたファイルやレポートです。

数値属性範囲(numeric attribute range) 基本次元メンバー

を関連付けるために使用される機能です。メンバー

は個別の数値を含み、値の範囲を示す属性を持ちま

す。たとえば、顧客を年齢別に分類する場合、Age

Group 属性次元に 0-20、21-40、41-60、および

61-80 という年齢範囲に該当するメンバーを含める

ことができます。各 Customer 次元メンバーは Age

Group 範囲に関連付けられます。データを取得する

際は、個別の年齢の値ではなく年齢範囲に基づいて

処理されます。

スクレーピング(scraping) データ・ソースを検査して、

も基本的なメタデータ要素を得ることを指しま

す。イントロスペクション(introspection)と対比し

てください。

スケール(scaling) スケールによって値の表示方法を

決定します(整数、十単位、百単位、千単位、百万

単位など)。

スコア(score) ターゲットを達成するレベルです。通

常はターゲットのパーセンテージとして表されま

す。

スコアカード(scorecard) 目標を達成する上での、従業

員、戦略要素、または責任要素の進行状況を示すビ

ジネス・オブジェクトです。スコアカードに追加さ

れた各メジャーおよび子スコアカードについて収集

されるデータに基づいて、進行状況が確認されま

す。

用語集 175

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スコープ(scope) Essbase の操作または設定により包含

されるデータ領域です(セキュリティ設定により影

響を受けるデータ領域など)。通常、スコープには

粒度が 3 レベルあり、上位レベルが下位レベルを包

含します。これらのレベルは上位から下位の順で、

システム全体(Essbase サーバー)、Essbase サーバー

上のアプリケーション、Essbase サーバー・アプリ

ケーション内のデータベースとなります。持続性

(persistence)も参照してください。

ステージ(stage) 通常は個別のユーザーにより実行さ

れる、タスクフロー内の 1 つの論理ステップを形成

するタスクの説明です。ステージには手動と自動の

2 つのタイプがあります。

ステージ・アクション(stage action) 自動ステージで、

ステージを実行するために呼び出されたアクション

です。

ステージ後割当て(post stage assignment) 割当てモデル

における割当てです。後に続くモデル・ステージの

場所に割り当てられます。

ステージ内割当て(intrastage assignment) 財務フローの割

当てです。同じステージ内のオブジェクトに対して

割り当てられます。

ステージング領域(staging area) 特定のアプリケーショ

ンの必要性に対応するために作成するデータベース

です。ステージング領域は、1 つ以上の RDBMS の

スナップショット(再構築されたバージョン)です。

ステータス・バー(Status bar) 画面下部のステータス・

バーには、コマンド、勘定科目、およびデータ・

ファイルの現在のステータスに関する有用な情報が

表示されます。

スナップショット(snapshot) 特定の時点の読取り専用

データです。

スポットライタ(Spotlighter) 選択された条件に基づく

カラー・コーディングを可能にするツールです。

スマート・カット(SmartCut) URL フォームのリポジト

リ項目へのリンクです。

スマート・スライス(smart slice) Smart View で、デー

タ・ソースの再利用可能なパースペクティブです。

次元または次元メンバーの限定的なセットを含みま

す。

スマート・タグ(smart tags) Microsoft Office アプリケー

ションでのキーワードです。スマート・タグのメ

ニューから利用可能な定義済アクションに関連付け

られています。EPM System 製品でも、スマート・

タグを使用して Reporting and Analysis のコンテンツ

のインポートや Financial Management および Essbase

の機能へのアクセスが可能です。

スーパー・サービス(super service) RSC サービスを開始

するために startCommonServices スクリプトによっ

て使用される専用のサービスです。

スーパーバイザ(supervisor) サーバーのすべてのアプリ

ケーション、データベース、関連ファイル、セキュ

リティ機構にフル・アクセスできるユーザーです。

ズーム(zoom) レポートの倍率を設定します。たとえ

ば、ページ全体またはページ幅に合わせて倍率を変

更したり、100%を基準としてパーセントで倍率を

指定することができます。

ズームチャート(ZoomChart) チャートを拡大すること

により詳細情報を表示するために使用されます。

チャートに表示されるメトリックについて数値情報

を詳細に表示できます。

精度(precision) 数値に表示される小数点以下の桁数

です。

製品(product) Shared Services における、Planning や

Performance Scorecard などのアプリケーション・タ

イプです。

セカンダリ・メジャー(secondary measure) プライマリ・

メジャーよりも優先度の低いメジャーです。セカン

ダリ・メジャーには業績レポートがありませんが、

スコアカードで使用したり、次元メジャーのテンプ

レートを作成するために使用できます。

責任マップ(accountability map) 責任チーム(重要事業領

域とも呼ばれます)の責任、報告、および依存関係

の構造を視覚的、階層的に示します。

セキュリティ・エージェント(security agent) Web アクセ

ス管理プロバイダ(Netegrity SiteMinder など)です。

企業の Web リソースを保護します。

セキュリティ・プラットフォーム(security platform) EPM

System 製品で外部認証とシングル・サインオン機

能を使用するためのフレームワークです。

176 用語集

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世代(generation) データベースでのメンバー関係を定

義する階層ツリー内のレイヤーです。世代は、次元

の 上位のメンバー(世代 1)から子メンバーへと 1

世代ずつ下に配置されていきます。一意の世代名を

使用すると、階層ツリー内のレイヤーを特定できま

す。

設計レポート(Design Report) コンポーネント・ライブ

ラリを使ってカスタム・レポートを作成するための

Web Analysis Studio のインタフェースです。

接続ファイル(connection file) Interactive Reporting 接続

ファイル(.oce)(Interactive Reporting connection

file(.oce))を参照してください。

セル(cell) (1)多次元データベースの次元の交差を表

すデータ値です。ワークシート上の行および列の交

差を指します。(2)管理ドメインに属するノードの

論理グループです。

セル・ノート(cell note) Essbase データベースでセルに

付けられるテキスト注釈です。セル・ノートは LRO

の一種です。

選択リスト(choice list) レポート・デザイナがレポー

トの視点(POV)を定義する際に各次元に指定するメ

ンバーのリストです。定義されたメンバー・リスト

に指定されたメンバーを選択するか、または動的リ

ストの関数に定義された条件に一致するメンバーを

選択するだけで、選択リストを使用する次元の POV

を変更できます。

戦略マップ(Strategy map) 上位レベルのミッションお

よびビジョンのステートメントを、構成要素である

下位レベルの戦略的達成目標に組入れる方法を示し

ます。

戦略目標(SO)(strategic objective(SO)) 測定可能な結果に

よって定義された長期目標です。各戦略目標は、ア

プリケーション内の 1 つのパースペクティブに関連

付けられ、1 つの親(エンティティ)を持ち、重要成

功要因または他の戦略目標の親になります。

税金の初期残高(Taxes - Initial Balances) Strategic Finance

では、損失の初期残高、収益の初期残高、および納

税の初期残高のエントリは、Strategic Finance の

初の期間に先立つ期間に発生していることを前提と

します。

相関サブクエリー(correlated subqueries) 親クエリーの各

行で一度評価されるサブクエリーです。サブクエ

リーのトピック・アイテムを親クエリーのトピック

に結合することにより作成されます。

相互割当て(reciprocal assignment) 財務フローの割当て

の一種です。宛先の 1 つとしてソースが含まれま

す。

組織(organization) 各エンティティ、およびその関係

を定義するエンティティの階層です。

疎次元(sparse dimension) ブロック・ストレージ・デー

タベースで、他の次元と比較した際に、すべてのメ

ンバーの組合せについてのデータを含んでいる可能

性が低い次元です。たとえば、すべての製品につい

てのデータがすべての顧客に含まれているわけでは

ありません。密次元(dense dimension)と対比してく

ださい。

祖先(ancestor) その下にメンバーを含む分岐メンバー

です。たとえば、メンバー Qtr2 とメンバー 2006 は

メンバー April の祖先です。

属性(attribute) 次元メンバーの特性です。たとえば、

Employee 次元のメンバーは名前、年齢、住所といっ

た属性を持ち、Product 次元のメンバーはサイズ、

味などの複数の属性を持つ可能性があります。

属性計算次元(Attribute Calculations dimension) メンバーの

グループに対して、合計、カウント、平均、 小、

および 大を計算するシステム定義の次元です。こ

の次元は動的に計算され、データベース・アウトラ

インでは表示されません。たとえば、メンバー Avg

を使用すると、製品 Red についてニューヨークで

の 1 月の平均売上の値を計算できます。

属性次元(attribute dimension) 次元の一種です。次元の

メンバーの属性や特質に基づいて分析できます。

属性タイプ(attribute type) 様々な関数(データのグルー

プ化、選択、または計算)を使用するためのテキス

ト、数値、ブール値、日付、またはリンク属性タイ

プです。たとえば、Ounces 属性次元は数値タイプ

を持つので、各製品の属性として指定されるオンス

数を使用して当該製品のオンス当たりの収益を計算

できます。

属性の関連付け(attribute association) データベース・ア

ウトラインでの関係です。これにより、属性次元の

メンバーが基本次元のメンバーの特性を表します。

たとえば、製品 100-10 がグレープ味である場合、

製品 100-10 は Flavor 属性の関連付けがグレープに

なります。したがって、Product 次元のメンバー

100-10 は Flavor 属性次元のメンバー Grape に関連付

けられることになります。

用語集 177

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属性レポート(attribute reporting) 基本次元メンバーの属

性に基づくレポート作成プロセスです。基本次元

(base dimension)も参照してください。

貸借一致の仕訳(balanced journal) 借方の合計と貸方の

合計が等しい仕訳です。

対称型マルチプロセッシング(SMP)(symmetric

multiprocessing(SMP)) マルチプロセッシングとマルチ

スレッディングを使用可能にするサーバーのアーキ

テクチャです。多数のユーザーが単一のインスタン

スに同時に接続した場合でも、パフォーマンスが大

きく低下することはありません。

タイトル・バー(Title bar) Strategic Finance 名、ファイ

ル名、およびシナリオ名のバージョン・ボックスを

表示します。

タイム・イベント(time events) ジョブを実行するトリ

ガーです。

タイム・スケール(time scale) 指定された期間別(毎月、

四半期ごとなど)にメトリックを表示します。

タイム・ライン・ビューア(time line viewer) 特定の場所

について、完了したプロセス・フロー・ステップの

日時を表示するための FDM の機能です。

多次元データベース(multidimensional database) 3 つ以上

の次元でデータを整理、格納、および参照する方法

です。次元のセットが交差するポイントが個別の値

となります。リレーショナル・データベース

(relational database)と対比してください。

タスクフロー(taskflow) ビジネス・プロセスの自動化

を指します。手続きのルールに従って、あるタスク

フロー参加者から別の参加者にタスクが渡されま

す。

タスクフロー・インスタンス(taskflow instance) タスクフ

ローの単一のインスタンスを示します。タスクフ

ローの状態と関連データが含まれます。

タスクフロー管理システム(taskflow management system)

タスクフローの定義および作成し、その実行を管理

します。定義付け、ユーザーまたはアプリケーショ

ンのやりとり、およびアプリケーションの実行可能

ファイルが含まれます。

タスクフロー参加者(taskflow participant) 手動ステージ

および自動ステージの両方について、タスクフロー

のステージのインスタンスに関連付けられているタ

スクを実行するリソースです。

タスクフロー定義(taskflow definition) タスクフロー管理

システムのビジネス・プロセスを示します。ステー

ジとステージ間の関係のネットワークから構成さ

れ、タスクフローの開始と終了を示す基準、および

個別のステージに関する情報(参加者、関連アプリ

ケーション、関連アクティビティなど)が含まれま

す。

タスク・リスト(task list) 特定のユーザーについて、

タスクの詳細ステータスを示すリストです。

タブ(tabs) Strategic Finance で、勘定科目とレポート

のナビゲーションを行うことができるビューです。

タプル(tuple) MDX 構文の要素です。セルは、各次

元からのメンバーの交差として参照されます。次元

が削除されている場合、 上位のメンバーが示され

ます。たとえば、(Jan)、(Jan, Sales)、( [Jan], [Sales],

[Cola], [Texas], [Actual] )といったタプルがあります。

単項演算子(unary operator) アウトラインのメンバーに

関連付けられている算術インディケータ(+、-、

*、/、%)です。単項演算子では、データベースの

ロールアップ中のメンバーの計算方法が指定されま

す。

代替階層(alternate hierarchy) 共有メンバーの階層です。

代替階層はデータベース・アウトラインの既存の階

層に基づきますが、次元に代替レベルを持ちます。

代替階層により、異なる視点(POV)から同一データ

を表示できます。

ダッシュボード(dashboard) 業務の要約を対話的に示す

メトリックと指標の集まりです。ダッシュボードに

より分析アプリケーションを構築して配置できま

す。

置換(replace) データ・ロードのオプションの 1 つで

す。データ・ロード・ファイルに指定された期間の

すべての勘定科目からの既存の値を消去し、デー

タ・ロード・ファイルからの値をロードします。

ロード・ファイルに勘定科目が指定されていない場

合、指定された期間に該当する値が消去されます。

チャート(chart) スプレッドシート・データをグラフィ

カルに表したものです。視覚的な表示により、分

析、カラー・コーディング、および比較の手助けと

なるビジュアル・キューの効率が上がります。

チャート・テンプレート(chart template) ワークスペー

ス・チャートに表示するメトリックを定義するテン

プレートです。

178 用語集

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抽出コマンド(extraction command) Essbase レポート作成

コマンドの 1 つです。データベースから抽出される

RAWデータの選択、向き、グループ分け、および

配列を処理します。小なり記号(<)から始まるコマ

ンドです。

調査(Investigation) ドリルスルー(drill-through)を参照

してください。

調整(adjustment) 仕訳(JE)(journal entry(JE))を参照して

ください。

調整勘定科目(plug account) 会社間勘定科目の消去プロ

セスで均衡しない差額が格納される勘定科目です。

重複する別名(duplicate alias name) 別名テーブルに複数

存在し、データベース・アウトラインの複数メン

バーに関連付けられている可能性のある名前です。

重複する別名は、重複メンバーのアウトラインでの

み使用できます。

重複メンバーのアウトライン(duplicate member outline) 重

複メンバー名を格納しているデータベース・アウト

ラインです。

重複メンバー名(duplicate member name) データベース内

に異なるメンバーを表して重複して存在する同一の

メンバー名です。たとえば、ニューヨーク州を示す

メンバーとニューヨーク市を示すメンバーが存在す

る場合、データベースに New York という名前のメ

ンバーが 2 つ含まれることがあります。

直接レート(direct rate) 為替レート・テーブルに入力

する通貨レートです。直接レートは通貨換算に使用

されます。たとえば、残高を日本円から米ドルに変

換する場合、変換元通貨を日本円、変換先通貨を米

ドルとして、為替レート・テーブルに期間またはシ

ナリオのレートを入力します。

通貨(monetary) 金銭的な値です。

通貨換算(currency conversion) データベースの通貨の値

を別の通貨に変換するプロセスです。たとえば、1

米ドルをユーロに変換するには、ドルに為替レート

(たとえば、0.923702)を乗じます(1*0.923702)。変換

後のユーロの額は 0.92 になります。

通貨の上書き(Currency Overrides) 入力期間で、選択した

入力メソッドを上書きして、デフォルトの通貨/項

目として該当期間の値を入力できます。入力メソッ

ドを上書きするには、数値の前または後にシャープ

(#)を入力します。

通貨パーティション(currency partition) アプリケーショ

ンでの定義に従って、基本通貨から現地通貨メン

バーを隔離する次元タイプです。通貨タイプ(実績、

予算、予測など)を特定します。

通常仕訳(regular journal) 特定の期間に一度限りの調整

を入力するための機能です。残高一致エンティティ

ごとに残高一致、貸借不一致のいずれかになりま

す。

通知ガジェット(Notifications gadget) 他のユーザーやシ

ステムから受け取った通知メッセージの履歴を表示

します。

定義済ドリル・パス(predefined drill paths) データ・モデ

ルでの定義に従って次の詳細レベルにドリルするた

めに使用されるパスです。

適応状態(adaptive states) Interactive Reporting Web

Client の権限レベルです。

テキスト・メジャー(text measure) メジャーの値をテキ

ストとして表現できるデータ型です。Essbase では、

メジャーが示されている次元で Text としてタグ付

けされたメンバーを指します。セルの値は定義済テ

キストとして表示されます。たとえば、Satisfaction

Index というテキスト・メジャーについては、Low、

Medium、および High という値を含めることがあり

ます。型付きメジャー(typed measure)、テキスト・

リスト(text list)、および導出テキスト・メジャー

(derived text measure)も参照してください。

テキスト・リスト(text list) Essbase で、数値の識別子

にマッピングされたテキストの値を格納するオブ

ジェクトです。テキスト・リストではテキスト・メ

ジャーを使用できます。

テンプレート(template) 特定のデータを一貫して取得

するように設計された定義済のフォーマットです。

デフォルト通貨単位(Default Currency Units) データの単位

スケールを定義します。たとえば、千単位で分析を

定義するように選択して 10 を入力すると、10,000

と解釈されます。

データ関数(data function) データを集約する関数です。

データの平均、 大値、カウントを求めたり、他の

統計値によりデータのグループを集計します。

データ・キャッシュ(data cache) 非圧縮データ・ブロッ

クを保持するメモリー内のバッファです。

データ・セル(data cell) セル(cell)を参照してくださ

い。

用語集 179

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データ値(data value) セル(cell)を参照してください。

「データなし」ステータス(NO DATA status) 集計ステータ

スの 1 つです。特定の期間と勘定科目のデータがこ

のエンティティに含まれていないことを示します。

データ・ファイル・キャッシュ(data file cache) 圧縮デー

タ(PAG)ファイルを保持する、メモリー内のバッ

ファです。

データ・フォーム(data form) Web ブラウザなどのイン

タフェースからデータベースにデータを入力でき、

データまたは関連テキストを表示して分析できるグ

リッド表示です。一部の次元メンバー値は固定さ

れ、データが特定の視点から表示されます。

データベース接続(database connection) データソースへ

の接続に使用する定義とプロパティを保管し、デー

タベース参照を移動可能にして広く使用できるよう

にするファイルです。

データ・マイニング(data mining) Essbase データベース

を検索して、大量のデータの中から隠れた関係やパ

ターンを見つけるプロセスです。

データ・モデル(data model) データベース・テーブル

のサブセットを示します。

データ・ロック(data lock) 指定された基準(期間、シナ

リオなど)に従ってデータの変更を防ぎます。

データ・ロード位置(data load location) FDM で、ソー

ス・データをターゲット・システムに送信する報告

単位です。通常、ターゲット・システムにロードさ

れる各ソース・ファイルに対して FDM のデータ・

ロード位置が 1 つあります。

データ・ロードのルール(data load rules) テキストベー

ス・ファイル、スプレッドシート、またはリレー

ショナル・データ・セットからのデータをデータ

ベースにロードする方法を決定する一連の基準で

す。

透過パーティション(transparent partition) ローカルの

データベースの一部であるかのように、リモート・

データベースのデータにアクセスして変更できるよ

うにする共有パーティションです。

透過ログイン(transparent login) ログイン画面を起動せ

ずに認証されたユーザーをログインさせます。

統合(integration) Shared Services を使用して EPM

System 製品間でデータを移動するために実行され

るプロセスです。データ統合の定義によりソース・

アプリケーションと宛先アプリケーションの間での

データの移動が指定され、データの動きのグループ

化、順序付け、およびスケジュールが決定されま

す。

トップ・ラベルとサイド・ラベル(top and side labels) 列

と行の見出しです。ピボット・レポートの上部とサ

イドにそれぞれ表示されます。

トラフィック・ライト(traffic lighting) 2 つの次元メン

バーの比較、または一定の制限値に基づいて、レ

ポートのセルまたはピンを色分けする機能です。

トリガー(triggers) ユーザーが指定した基準に従って

データを監視するための、Essbase の機能の 1 つで

す。基準に一致すると、Essbase はユーザーまたは

システム管理者にアラートを送信します。

トレーサビリティ(traceability) メタデータ要素を物理

ソースまで追跡する機能です。たとえば Essbase

Studio の場合、キューブ・スキーマをそれ自体の階

層およびメジャー階層から次元要素、日付/時間要

素、メジャー、そして 終的には物理ソースまで追

跡できます。

トレース・レベル(trace level) ログ・ファイルで捕捉さ

れた詳細のレベルを定義します。

トレース割当て(trace allocations) Profitability and Cost

Management の機能の 1 つです。財務データのフ

ローに対する視覚的な追跡を可能にします。この追

跡は単一の交差から、モデル内の前方または後方に

実行できます。

トークン(token) 外部認証システム上の 1 つの有効な

ユーザーまたはグループの暗号化された ID です。

トースト・メッセージ(toast message) 画面右下の隅に

表示され、現れたり消えたりするメッセージです。

同期(sync) Shared Services とアプリケーション・モデ

ルの同期です。

同期済(synchronized) モデルの 新バージョンがアプ

リケーションと Shared Services の両方に存在する状

態を指します。モデル(model)も参照してください。

180 用語集

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導出テキスト・メジャー(derived text measure) Essbase

Studio で、範囲として表現された定義済ルールに

よって管理される値を持つテキスト・メジャーで

す。たとえば、Sales メジャーに基づき、High、

Medium、および Low という値を含む Sales

Performance Index という導出テキスト・メジャーの

場合、対応する売上が該当する範囲に応じて High、

Medium、および Low が表示されるように定義され

ます。テキスト・メジャー(text measure)も参照して

ください。

動的階層(dynamic hierarchy) 集約ストレージ・データ

ベースのアウトラインに限定して、取得時に値が計

算されるメンバーの階層です。

動的計算(dynamic calculation) Essbase で、動的計算メン

バー、または動的計算および保管メンバーとしてタ

グ付けされているメンバーについてデータを取得す

る場合にのみ実行される計算です。メンバーの値

は、バッチ計算で事前に計算されるのではなく、取

得時に計算されます。

動的計算および保管メンバー(Dynamic Calc and Store

members) ブロック・ストレージ・アウトラインで、

値を 初に取得したときにのみ Essbase によって計

算されるメンバーです。計算された値はデータベー

スに格納され、2 回目以降の取得では計算を実行す

る必要がありません。

動的計算メンバー(Dynamic Calc members) ブロック・ス

トレージ・アウトラインで、取得時にのみ Essbase

によって計算されるメンバーです。取得要求の処理

が完了すると、計算された値は破棄されます。

動的参照(dynamic reference) データ・ソース内のヘッ

ダー・レコードを指すルール・ファイル内のポイン

タです。

動的時系列(Dynamic Time Series) ブロック・ストレー

ジ・データベースで、期間累計のレポート作成を実

行するプロセスです。

動的ビュー勘定科目(dynamic view account) 勘定科目の 1

つです。勘定科目の値は、表示されているデータか

ら動的に計算されます。

動的メンバー・リスト(dynamic member list) システムに

より作成される名前付きメンバー・セットです。

ユーザーが定義した基準が使用されます。アプリ

ケーションでリストが参照されるとき、リストは自

動的にリフレッシュされます。次元メンバーの増減

に応じて基準が自動的にリストに適用され、変更内

容が反映されます。

動的レポート(dynamic report) レポートを実行するとき

に更新されるデータを含むレポートです。

ドメイン(domain) データ・マイニングにおいて、デー

タ内での移動の範囲を表す変数です。

ドライバ(driver) ドライバは割当て方法の一種です。

ドライバを利用する複数ソース間の数学的関係、お

よびこれらのソースがコストや収益を割り当てる宛

先を示します。

ドリルスルー(drill-through) あるデータ・ソースの値か

ら別のソースの対応するデータに移動することで

す。

ドリルダウン(drill-down) 次元の階層を使用してクエ

リー結果セット内をナビゲートすることです。ドリ

ルダウンにより、ユーザーのパースペクティブが集

約データから詳細に移ります。たとえば、ドリルダ

ウンにより年と四半期の階層関係、または四半期と

月の階層関係が明らかになります。

名前付きセット(named set) MaxL DML で、MaxL DML

クエリーのオプションの WITH セクションに定義

された論理を使用するセットです。名前付きセット

はクエリー内で複数回参照することが可能です。

入力データ(input data) 計算されるのではなくソース

からロードされるデータです。

認証(authentication) 安全対策としての ID の確認です。

一般に、認証はユーザー名およびパスワードに基づ

きます。パスワードおよびデジタル・シグネチャは

認証のフォームです。

認証サービス(authentication service) 単一の認証システ

ムを管理するコア・サービスです。

ネイティブ認証(native authentication) サーバーまたはア

プリケーション内で、ユーザー名とパスワードを認

証するプロセスです。

ネスト列ヘッダー(nested column headings) 複数の次元か

らのデータを表示するレポート列の列ヘッダーの

フォーマットです。たとえば、Year と Scenario のメ

ンバーが含まれる列ヘッダーはネスト列です。ネス

ト列ヘッダーでは、ヘッダーの一番上の行の

Q1(Year 次元)が、ヘッダーの一番下の行の Actual

および Budget(Scenario 次元)で修飾されます。

ノート(note) ボックス、メジャー、スコアカード、

またはマップ要素に関連する補足情報です。

用語集 181

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ハイパーテキスト・マークアップ言語(HTML)(Hypertext

Markup Language(HTML)) Web ブラウザでのデータ表示

を指定するプログラミング言語です。

ハイパーリンク(hyperlink) ファイル、Web ページ、ま

たはイントラネット HTML ページへのリンクです。

ハイブリッド分析(Hybrid Analysis) リレーショナル・

データベースに格納された下位のデータを、Essbase

に格納された要約レベルのデータにマッピングする

分析です。リレーショナル・システムの大規模ス

ケーラビリティと多次元データを組み合わせます。

ハイライト(highlighting) 構成に応じて、チャートのセ

ルまたはズームチャートの詳細がハイライトされ、

値のステータス(赤色は不正、黄色は警告、緑色は

良好)が示されます。

範囲(range) 上限と下限、およびその間に含まれる値

のセットです。数字、金額、または日付を含むこと

が可能です。

反復タイム・イベント(recurring time event) ジョブの実

行開始点と実行頻度を指定するイベントです。

反復テンプレート(recurring template) 各期間に対して同

一の調整を行うための仕訳テンプレートです。

汎用ジョブ(generic jobs) SQR Production Reporting また

は Interactive Reporting 以外のジョブを指します。

凡例ボックス(legend box) 次元のデータ・カテゴリを

特定するためのラベルを含むボックスです。

バックアップ(backup) アプリケーション・インスタン

スの複製コピーです。

バッチ POV(batch POV) ユーザーの POV において、

バッチに含まれる各レポートおよびブックのすべて

の次元の集合です。バッチのスケジュールを立てる

際は、バッチ POV で選択されたメンバーを設定で

きます。

バッチ計算(batch calculation) データベースにおいて

バッチで実行される計算です(計算スクリプト、す

べてのデータベース計算など)。動的計算はバッチ

計算とはみなされません。

バッチ処理モード(batch processing mode) サーバー管理

や診断のルーチン・タスクを自動化するために使用

できるバッチやスクリプト・ファイルを記述するた

めに、ESSCMD を使用する方法です。ESSCMD ス

クリプト・ファイルは複数のコマンドを実行でき、

オペレーティング・システムのコマンド・ラインか

ら実行したり、オペレーティング・システムのバッ

チ・ファイルから実行したりすることが可能です。

バッチ・ファイルを使用すると、複数の ESSCMD

スクリプトを呼び出したり、ESSCMD の複数インス

タンスを実行したりできます。

バッチ・ファイル(batch file) 複数の ESSCMD スクリプ

トを呼び出して複数の ESSCMD セッションを実行

できるオペレーティング・システム・ファイルで

す。Windows システムの場合、バッチ・ファイル

には BAT というファイル拡張子が付けられます。

UNIX の場合、バッチ・ファイルはシェル・スクリ

プトとして記述されます。

バッチ・ローダー(batch loader) 複数ファイルの処理を

可能にする FDM コンポーネントです。

バージョン(version) データのシナリオのコンテキスト

内で使用される、起こりうる結果です。たとえば、

Budget - Best Case と Budget - Worst Case では、Budget

がシナリオであり、Best Case と Worst Case がバー

ジョンです。

パターン照合(pattern matching) 条件として入力される

項目の一部またはすべての文字と値を照合する機能

です。欠落文字は、疑問符(?)またはアスタリスク

(*)などのワイルド・カード値で表すことができま

す。たとえば、「Find all instances of apple」では apple

が戻されるのに対して、「Find all instances of apple*」

では apple、applesauce、applecranberry などが戻さ

れます。

パフォーマンス・インディケータ(performance indicator)

ユーザーが指定した範囲に基づくメジャーおよびス

コアカード・パフォーマンスを示すために使用され

るイメージ・ファイルです。ステータス記号とも呼

ばれます。デフォルトのパフォーマンス・インディ

ケータを使用することもできますが、無制限に独自

のパフォーマンス・インディケータを作成すること

も可能です。

パブリック・ジョブ・パラメータ(public job parameters)

管理者が作成する再利用可能な名前付きジョブ・パ

ラメータです。必要なアクセス権を持つユーザーが

アクセスできます。

182 用語集

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パブリック反復タイム・イベント(public recurring time

events) 管理者が作成する再利用可能なタイム・イベ

ントです。アクセス・コントロール・システムから

アクセスできます。

パレット(palette) JASC に準拠し、.PAL 拡張子を持つ

ファイルです。各パレットには相互に補完し合う

16 色が含まれ、ダッシュボードの色要素の設定に

使用することが可能です。

パースペクティブ(perspective) スコアボードのメジャー

やアプリケーションにおける戦略目標をグループ化

するために使用されるカテゴリです。パースペク

ティブにより、主要な利害関係者(顧客、従業員、

株主、金融関係者など)またはキー・コンピテンシ

領域(時間、コスト、品質など)を示すことができま

す。

パーティション化(partitioning) データ・モデルの間で

共有またはリンクされるデータの領域を定義するプ

ロセスです。パーティション化は Essbase アプリ

ケーションのパフォーマンスとスケーラビリティに

影響することがあります。

パーティション領域(partition area) データベース内のサ

ブ・キューブです。パーティションは、データベー

スの一部からの 1 つ以上のセル領域から構成されま

す。複製パーティションおよび透過パーティション

の場合、2 つのパーティションが同じ形状となるた

めに、領域内のセルの数がデータ・ソースとター

ゲットで同一となる必要があります。データ・ソー

ス領域に 18 個のセルが含まれる場合、データ・ター

ゲット領域にも対応する 18 個のセルが含まれてい

なければいけません。

非アクティブ・グループ(inactive group) 管理者によりシ

ステムへのアクセスが無効化されているグループで

す。

非アクティブ・サービス(inactive service) 稼動が一時停

止しているサービスです。

「非アクティブ」ステータス(INACTIVE status) エンティ

ティの当期の集計が無効化されていることを示しま

す。

非アクティブ・ユーザー(inactive user) 管理者によりア

カウントが無効化されているユーザーです。

非次元モデル(non-dimensional model) Shared Services のモ

デル・タイプの 1 つです。セキュリティ・ファイ

ル、メンバー・リスト、計算スクリプト、Web

フォームなどのアプリケーション・オブジェクトが

含まれます。

日付メジャー(date measure) Essbase で、メジャーが示

されている次元で「日付」のタグが付けられている

メンバーです。セルの値はフォーマット済の日付と

して表示されます。メジャーとしての日付は時間次

元を使用して示すことが困難なタイプの分析に役立

つことがあります。たとえば、一連の固定資産の取

得日をアプリケーションで追跡する必要がある場

合、取得日の範囲が実現可能な時間次元モデリング

の範囲を超えて長期にわたってしまうことがありま

す。型付きメジャー(typed measure)も参照してくだ

さい。

表示タイプ(display type) リポジトリに保存された 3 種

類の Web Analysis フォーマット(スプレッドシート、

チャート、ピンボード)のいずれかを指します。

標準仕訳テンプレート(standard journal template) 各期間

に共通する調整を転記するために使用する仕訳の機

能です。たとえば、共通する勘定科目 ID、エンティ

ティ ID、または金額を含む標準テンプレートを作

成すると、これを多数の通常仕訳の基準として使用

できます。

標準次元(standard dimension) 属性次元以外の次元です。

ビジネス・プロセス(business process) 集合的にビジネ

ス上の目標を達成するための一連のアクティビティ

です。

ビジネス・ルール(business rules) 期待される一連の結

果値を生成するためにアプリケーション内に作成さ

れる論理式または式です。

ビジュアル・キュー(visual cue) 特定のタイプのデータ

値をハイライトする、フォントや色などのフォー

マットが設定されたスタイルです。データ値は、次

元メンバー、親メンバー、子メンバー、共有メン

バー、動的計算、式を含むメンバー、読取り専用

データ・セル、読取りおよび書込みデータ・セル、

またはリンク・オブジェクトのいずれかになりま

す。

ビュー(view) 年次累計または期別のデータを示すも

のです。

ピボット(pivot) 取得したデータのパースペクティブ

を変更する機能です。Essbase では、まず次元が取

得され、データが行に展開されます。その後、デー

タのピボット(並べ替え)を行うことにより、異なる

視点を得ることができます。

用語集 183

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ピン(pins) ピンボードと呼ばれるグラフィック・レ

ポート上に配置される対話型アイコンです。ピン

は、基盤となるデータ値や分析ツールの基準に基づ

いて、イメージやトラフィック・ライトの色を変更

できます。

ピンボード(pinboard) 3 種類のデータ・オブジェクト

の表示タイプの 1 つです。ピンボードは、背景およ

びピンと呼ばれる対話型アイコンから成るグラ

フィックです。ピンボードを使用するにはトラ

フィック・ライトを定義する必要があります。

ファイルの区切り文字(file delimiter) データ・ソース内

のフィールドを区切る文字です(カンマ、タブな

ど)。

ファクト・テーブル(fact table) スター結合スキーマの

中心のテーブルです。外部キー、および次元テーブ

ルから取得した要素により特徴付けられます。通

常、このテーブルにはスキーマの他のすべてのテー

ブルに関連する数値データが含まれます。

フィルタ(filter) データ・セットで、特定の基準に従っ

て値を制限する制約です。たとえば、特定のテーブ

ル、メタデータ、または値を除外したり、アクセス

を制御したりする場合に使用されます。

フィールド(field) データ・ソース・ファイル内の項

目です。Essbase データベースにロードされます。

フォルダ(folder) 他のファイルを含んで階層を形成す

るファイルです。

フォーマット(format) ドキュメントやレポート・オブ

ジェクトの視覚的な特性です。

フォーマット文字列(format string) Essbase で、セルの値

の表示を変換する方法です。

復元(restore) データベースが破損または破壊された

場合にデータおよび構造の情報を再ロードする操作

です。通常、データベースをシャット・ダウンおよ

び再起動した後で実行されます。

複製パーティション(replicated partition) パーティショ

ン・マネージャにより定義されるデータベースの一

部。あるサイトで管理されるデータの更新を別のサ

イトに伝播するために使用されます。ユーザーは、

ローカルのデータベースと同じようにデータにアク

セスできます。

負債勘定科目(liability account) 一定時点における会社の

負債残高を格納する勘定科目タイプです。未払費

用、買掛金勘定、長期借入金などが負債勘定科目に

含まれます。

フッター(footer) レポート・ページ下部に表示される

テキストまたはイメージです。ページ番号、日付、

ロゴ、タイトル、ファイル名、作成者名など、動的

な関数や静的なテキストが含まれます。

フリーフォーム・グリッド(free-form grid) 動的計算のた

めに、複数のソースからのデータを提示、入力、お

よび統合するためのオブジェクトです。

フリーフォーム・レポート作成(free-form reporting) ワー

クシートに次元メンバーまたはレポート・スクリプ

ト・コマンドを入力することにより、レポートを作

成することを指します。

フレーム(frame) デスクトップ上の領域です。ナビ

ゲーション・フレームと Workspace フレームが 2 つ

の主要な領域となります。

フロー勘定科目(flow account) 期別と年次累計の符号な

しの値を格納する勘定科目です。

ブック(book) 類似する財務レポートのグループを含

むコンテナです。ブックには、次元セクションまた

は次元の変更が指定されていることがあります。

ブックの POV(book POV) ブックが実行される次元のメ

ンバーです。

ブックマーク(bookmark) ユーザー個人のページに表示

されるレポート・ドキュメントまたは Web サイト

へのリンクです。ブックマークには、マイ・ブック

マークとイメージ・ブックマークの 2 つのタイプが

あります。

ブロック(block) プライマリ・ストレージ・ユニット

です。多次元配列であり、すべての密次元のセルを

表します。

ブロックされた勘定科目(Blocked Account) 手動で入力す

る必要があるために集計ファイルの計算に含めない

勘定科目です。

ブロック・ストレージ・データベース(block storage

database) 疎次元に定義されたデータ値の密度に基づ

いてデータを分類および格納する、Essbase のデー

タベース・ストレージ・モデルです。データ値はブ

ロック単位で格納され、ブロックは値を含む疎次元

メンバーについてのみ存在します。

184 用語集

Page 185: O r a c l e ( R ) E s s b a s e エラー・メッセージ・リ …otndnld.oracle.co.jp/document/products/epm/111130/E12825...1 Essbaseエラー・メッセージに ついての理解

ブロードキャスト・メッセージ(broadcast message)

Planning アプリケーションにログオンしているユー

ザーに対して管理者が送信する単純なテキスト・

メッセージです。メッセージには、システムの可用

性、アプリケーション・リフレッシュの通知、アプ

リケーションのバックアップなどのユーザー向けの

情報が表示されます。

分離レベル(isolation level) データベース操作のロック

とコミットの動作(コミット・アクセスまたはアン

コミット・アクセス)を決定する Essbase Kernel の設

定です。

プライマリ・メジャー(primary measure) 企業および事業

のニーズにとって重要な、優先度の高いメジャーで

す。コンテンツ・フレームに表示されます。

プランナ(planner) プランナは、大多数のユーザーか

ら構成されます。データの入力と送信、他のプラン

ナが作成したレポートの使用、ビジネス・ルールの

実行、タスク・リストの使用、電子メール通知の使

用、および Smart View の使用が可能です。

プランニング・ユニット(planning unit) シナリオ、バー

ジョン、およびエンティティの交差におけるデー

タ・スライスです。プラン・データの準備、確認、

注釈付け、および承認のための基本単位です。

プレゼンテーション(presentation) Web Analysis ドキュ

メントのプレイリストです。レポートの分類、整

理、並べ替え、配布、および確認を行うことができ

ます。リポジトリ内のレポートを参照するポインタ

を含みます。

プロキシ・サーバー(proxy server) セキュリティを保証

するために、ワークステーション・ユーザーとイン

ターネットの間で仲介を行うサーバーです。

プロジェクト(project) 実装でグループ化された EPM

System 製品のインスタンスです。たとえば、

Planning プロジェクトには Planning アプリケーショ

ン、Essbase キューブ、Financial Reporting サー

バー・インスタンスが含まれることがあります。

プロセス監視レポート(process monitor report) FDM デー

タ変換プロセスにおける、場所のリストとその位置

を表示します。プロセス監視レポートを使用して、

決算手続のステータスを監視できます。レポートに

はタイム・スタンプが付けられるので、時間データ

がロードされた場所を判断するために使用できま

す。

プロット領域(plot area) X 軸、Y 軸、および Z 軸で囲

まれている領域です。円グラフの場合は、その周り

に表示される長方形の領域です。

プロパティ(property) アーチファクトの特性です(サイ

ズ、タイプ、処理手順など)。

プロビジョニング(provisioning) ユーザーおよびグルー

プに対して、リソースへのアクセス権限を付与する

プロセスです。

並列エクスポート(parallel export) Essbase データを複数

のファイルにエクスポートする機能です。並列エク

スポートは、1 つのファイルにエクスポートした場

合に比べて時間を短縮できます。また、1 つのデー

タ・ファイルでサイズが大きくなりすぎた場合の、

オペレーティング・システムでの操作上の問題を解

決できます。

並列計算(parallel calculation) 計算オプションの 1 つで

す。Essbase では計算がタスクに分割され、一部の

タスクは同時に計算されます。

並列データ・ロード(parallel data load) Essbase で、複数

プロセスのスレッドによりデータ・ロードのステー

ジを同時に実行することを指します。

ヘッド・アップ・ディスプレイ(head up display) Windows

デスクトップの上に、背景イメージを含むロード済

Smart Space デスクトップを表示するモードです。

変換(transformation) (1)アプリケーションの移行後も

移行先の環境で正しく機能するように、アーチファ

クトを変換します。(2)データ・マイニングで、

キューブおよびアルゴリズムのセルの間で(双方向

に)流れるデータを変更します。

変換先通貨(destination currency) 残高の変換後の通貨で

す。為替レートを入力して、変換元通貨から変換先

通貨に変換します。たとえばユーロから米ドルに変

換する場合、変換先の通貨は米ドルです。

変換元通貨(source currency) 為替レートを使用して変

換先通貨に変換される前の、値の元の通貨です。

「変更済」ステータス(CHANGED status) 集計ステータス

の 1 つです。エンティティのデータが変更されたこ

とを示します。

別名(alias) 代替名です。たとえば、列をより簡単に

特定する記述子として、メンバー名のかわりに別名

を表示できます。

別名テーブル(alias table) メンバーの代替名を含むテー

ブルです。

用語集 185

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ページ(page) グリッドまたはテーブルでの情報表示

の一種です。しばしば Z 軸により示されます。ペー

ジには、1 つのフィールドからのデータ、計算によ

り得られるデータ、またはテキストを含めることが

できます。

ページ・ファイル(page file) Essbase のデータ・ファイ

ルです。

ページ見出し(page heading) レポートの現在のページ

で表示されているメンバーをリストした、レポート

見出しの一種です。ページ上のすべてのデータ値に

は、ページ見出し内のメンバーが共通属性として適

用されています。

ページ・メンバー(page member) ページ軸を決定するメ

ンバーです。

保管階層(stored hierarchy) 集約ストレージ・データベー

スのアウトラインのみで使用される用語です。アウ

トラインの構造に従ってメンバーが集約される階層

を指します。保管階層のメンバーには、式を含むこ

とができないなどの一定の制限があります。

ホスト(host) アプリケーションとサービスがインス

トールされているサーバーです。

ホスト・プロパティ(host properties) ホストに関係する

プロパティです。ホストに複数の Install_Home が含

まれる場合は、いずれかの Install_Home に関係する

プロパティとなります。ホスト・プロパティは CMC

から構成されます。

保存された仮定(saved assumptions) ビジネス上の主要な

計算を推進するための、Planning でのユーザー定義

の仮定です(事業所の床面積 1 平方フィート当たり

のコストなど)。

棒グラフ(bar chart) 1-50 のデータ・セットを含むこと

ができるグラフです。各データ・セットには任意の

数の値を割り当てることができます。データ・セッ

トは、対応する棒のグループ、上下に積み上げた

棒、または別々の行に個別の棒として表示されま

す。

マイ Workspace ページ(My Workspace Page) 複数のソース

(ドキュメント、URL、その他のコンテンツ・タイ

プ)からのコンテンツを使用して作成されるページ

です。Oracle および Oracle 以外のソースからのコン

テンツを集約するために使用できます。

マイニング属性(mining attribute) データ・マイニングに

おいて、一連のデータを分析する際の係数として使

用する値のクラスです。

マスター・データ・モデル(master data model) 複数のク

エリーによりソースとして参照される独立するデー

タ・モデルです。このモデルが使用される場合は、

「クエリー」セクションのコンテンツ・ペインに

「ロック済データ・モデル」と表示されます。デー

タ・モデルは「データ・モデル」セクションに表示

されるマスター・データ・モデルにリンクされてい

ます(管理者によって非表示になっていることがあ

ります)。

マップ・ナビゲータ(Map Navigator) 戦略、責任、およ

び因果関係の各マップに現在の位置を示す機能で

す。赤色のアウトラインで示されます。

マップ・ファイル(Map File) 外部データベースとの間

でのデータの送信や取得のための定義を格納するた

めに使用されます。マップ・ファイルの拡張子は、

データ送信用が.mps、データ取得用が.mpr となり

ます。

マルチロード(multiload) 複数の期間、カテゴリ、およ

び場所を同時にロードすることを可能にする FDM

の機能です。

マージ(merge) データ・ロード・オプションの一つで

す。データ・ロード・ファイルで指定された勘定科

目の値のみを消去し、データ・ロード・ファイルの

値で置換します。

密次元(dense dimension) ブロック・ストレージ・デー

タベースで、次元メンバーのすべての組合せのデー

タを含んでいる可能性のある次元です。たとえば、

時間次元はすべてのメンバーのあらゆる組合せを含

んでいる可能性があるために、しばしば密な次元と

なっています。疎次元(sparse dimension)と対比して

ください。

ミニスキーマ(minischema) データ・ソースからのテー

ブルのサブセットをグラフィカルに示したもので

す。データ・モデリングのコンテキストを表しま

す。

ミニレポート(minireport) レポートのコンポーネント

の 1 つです。レイアウト、コンテンツ、ハイパーリ

ンク、およびレポートのロード用の 1 つまたは複数

のクエリーを含みます。各レポートには、1 つ以上

のミニレポートを含めることができます。

耳折れ(dog-ear) 折り曲げられたページの角です。

チャートのヘッダー領域の右上の隅に表示されま

す。

186 用語集

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メジャー(measures) OLAP データベースのキューブに

含まれる数値です。利益幅、売上原価、売上数量、

予算など、分析に使用される数値を指します。ファ

クト・テーブル(fact table)も参照してください。

メタアウトライン(metaoutline) Integration Services で、

OLAP モデルから Essbase のアウトラインを作成す

るための規則と構造を含んだテンプレートです。

メタデータ(metadata) データベースに格納された、ま

たはアプリケーションにより使用されるデータのプ

ロパティと属性を定義および説明するデータ・セッ

トです。メタデータには、次元名、メンバー名、プ

ロパティ、期間、およびセキュリティなどが含まれ

ます。

メタデータ・セキュリティ(metadata security) ユーザー

により特定のアウトライン・メンバーへのアクセス

を制限するための、メンバー・レベルのセキュリ

ティ・セットです。

メタデータのサンプリング(metadata sampling) ドリルダ

ウン操作で次元に含まれるメンバーのサンプルを取

得するプロセスです。

メタデータ要素(metadata elements) データ・ソースか

ら算出されるメタデータ、および Essbase Studio で

使用するために格納され、カタログが作成されるお

よびその他のメタデータです。

メトリック(metric) ビジネス・データから計算される

数値計測単位です。業績評価や企業トレンド分析に

役立ちます。

メンバー(member) 次元内の個別のコンポーネントで

す。メンバーにより、類似する単位の集まりが個別

に特定および区別されます。たとえば、時間次元に

は Jan、Feb、および Qtr1 などのメンバーが含まれ

ることがあります。

メンバー選択レポート・コマンド(member selection report

command) 兄弟、世代、レベルなどのアウトライン

の関係に基づいて、メンバーの範囲を選択するレ

ポート・ライター・コマンドの一種です。

メンバー専用レポート・コマンド(member-specific report

command) レポート・ライターのフォーマット・コ

マンドの 1 つです。レポート・スクリプトで現れる

と実行されます。このコマンドは関連するメンバー

にのみ影響し、メンバーを処理する前にフォーマッ

ト・コマンドを実行します。

メンバー・リスト(member list) 次元のメンバー、関数、

他のメンバー・リストを示す名前付きのグループで

す。システムまたはユーザーにより定義されます。

メンバー・ロード(member load) Integration Services で、

次元およびメンバー(データを含まない)を Essbase

のアウトラインに追加するプロセスです

目標(target) 指定された期間(日、四半期など)につい

てメジャーに期待される結果です。

持株会社(holding company) 法的エンティティ・グルー

プの一部であるエンティティです。グループ内のす

べてのエンティティに対して直接的または間接的に

投資しています。

モデル(model) (1)データ・マイニングで、アルゴリ

ズムにより検査されたデータに関する情報の集合で

す。より広範なデータ・セットにモデルを適用する

ことにより、データに関する有用な情報を生成でき

ます。(2)アプリケーション固有の方法で示したデー

タが含まれるファイルまたはコンテンツの文字列で

す。モデルは Shared Services により管理される基本

データであり、次元と非次元のアプリケーション・

オブジェクトという 2 つの主要なタイプがありま

す。(3)Business Modeling で、検査対象の領域からの

業務および財務上のフローを示し、また計算するた

めに接続されたボックス・ネットワークです。

役割(role) リソースへのアクセス権をユーザーおよ

びグループに付与する際に使用される手段です。

ユーザー定義属性(UDA)(user-defined attribute(UDA)) アウ

トラインのメンバーに関連付けられ、メンバーの特

性を説明します。UDA を使用すると、指定された

UDA が関連付けられているメンバーのリストが戻

されます。

ユーザー定義メンバー・リスト(user-defined member list)

ユーザー定義による、特定の次元に含まれるメン

バーの静的なセットです。

ユーザー・ディレクトリ(user directory) ユーザーおよび

グループの情報を集中管理する場所です。リポジト

リまたはプロバイダとも呼ばれます。

ユーザー変数(user variable) ユーザーのメンバー選択に

基づいて、データ・フォームを動的に配置し、指定

されたエンティティのみを表示します。たとえば、

Department というユーザー変数を使用すると、特

定の部署および従業員を表示できます。

用語集 187

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要約チャート(Summary chart)「調査」セクションで、

同じ列内で下に表示される詳細チャートをロール・

アップし、各チャート列 上位の要約レベルにメト

リックを描画します。

予算管理者(budget administrator) アプリケーションの設

定、構成、メンテナンス、および制御の担当者で

す。アプリケーションのすべての権限、およびデー

タ・アクセス権を持ちます。

ライトバック(write-back) 取得を行うスプレッドシー

トなどのクライアントが、データベースの値を更新

する機能です。

ライフ・サイクル管理(life cycle management) アプリケー

ション情報をライフサイクルの 初から 後まで通

して管理するプロセスです。

ライフ・サイクル管理ユーティリティ(Lifecycle Management

Utility) アプリケーションとアーチファクトの移行に

使用されるコマンドラインユーティリティです。

ライン・アイテムの詳細(line item detail) 勘定科目で

も下位の詳細レベルです。

リソース(resources) システムにより管理されるオブ

ジェクトまたはサービスです(役割、ユーザー、グ

ループ、ファイル、ジョブなど)。

リポジトリ(repository) ビューおよびクエリーに使用す

るためのメタデータ、フォーマット、および注釈の

情報を格納します。

領域(area) メンバーおよび値の定義済のセットであ

り、パーティションを構成します。

履歴平均(Historical Average) 多数の履歴期間にわたる勘

定科目の平均です。

リレーショナル・データベース(relational database) 関連

する 2 次元テーブルにデータを格納するデータベー

スです。多次元データベース(multidimensional

database)と対比してください。

リンク(link) (1)リポジトリ・オブジェクトへの参照

です。リンクはフォルダ、ファイル、ショートカッ

トなどの参照に使用できます。(2)タスクフローで、

あるステージのアクティビティが終了して次のアク

ティビティが開始するポイントです。

リンク条件(link condition) タスクフローのステージを

順序付けるためにタスクフロー・エンジンにより評

価される論理式です。

リンク・データ・モデル(linked data model) リポジトリ

のマスター・コピーにリンクされたドキュメントで

す。

リンク・パーティション(linked partition) データ・セル

を使用して 2 つのデータベースをリンクするための

共有パーティションです。ワークシートのリンク・

セルをクリックすると、リンク・データベースの次

元を示す新しいシートが開きます。これにより、表

示される次元をドリルダウンできます。

リンク・レポート・オブジェクト(LRO)(linked reporting

object(LRO)) セル・ノート、URL、テキスト、オー

ディオ、映像、画像を含むファイルなどの外部ファ

イルへのセルベースのリンクです。Financial

Reporting では、Essbase LRO 向けにサポートされる

のはセル・ノートのみです。ローカル・レポート・

オブジェクト(local report object)と対比してくださ

い。

隣接する四角形(bounding rectangle) Interactive Reporting

ドキュメントのセクションを個人用ページに埋め込

む場合に、Interactive Reporting ドキュメントのコン

テンツをカプセル化する必須のパラメータです。高

さと幅を表すピクセル、または 1 ページ当たりの行

数により指定されます。

レイアウト領域(layout area) Workspace Page で、コン

テンツを配置可能な領域を指定するために使用され

ます。

例外(exceptions) 事前定義済の条件を満たす値です。

フォーマット・インディケータを定義したり、例外

が生成されたときに登録ユーザーに通知したりでき

ます。

レイヤー(layer) (1)階層構造内で横並びにメンバーを

含む場所です。世代(上から下へ)またはレベル(下

から上へ)により指定されます。(2)他のオブジェク

トに対して相対的なオブジェクトの場所です。たと

えば、Sample Basic データベースでは Qtr1 と Qtr4

は同じ年に含まれるので、世代が同一であることに

なります。しかし、不均衡階層を含むデータベース

の場合、Qtr1 と Qtr4 は同一世代であっても同じレ

イヤーに位置しないことがあります。

レコード(record) データベースで、1 つの完全な入力

項目を形成するフィールドのグループです。たとえ

ば、顧客レコードには、名前、住所、電話番号、お

よび販売データのフィールドが含まれることがあり

ます。

188 用語集

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列(column) グリッドまたはテーブルで縦方向に表示

される情報です。列には、特定のフィールドからの

データ、計算により得られたデータ、またはテキス

トの情報が含まれます。

レベル(level) 階層ツリー構造において、データベー

ス・メンバーの関係を定義するレイヤーです。レベ

ルは一番下の次元メンバー(レベル 0)から上位の親

メンバーへと並べられます。

レベル 0 のブロック(level 0 block) 疎のレベル 0 メン

バーの組合せに使用されるデータ・ブロックです。

レベル 0 のメンバー(level 0 member) 子の存在しないメ

ンバーです。

レポート・エクストラクタ(Report Extractor) スクリプト

の実行時に、Essbase データベースからのレポート・

データを取得する Essbase コンポーネントです。

レポート・オブジェクト(report object) レポートの設計

において、テキスト・ボックス、グリッド、イメー

ジ、チャートなどの動作や外観を定義するプロパ

ティを持つ基本要素です。

レポート・スクリプト(report script) 1 つまたは複数の

運用レポートを生成する、Essbase レポート・ライ

ター・コマンドを格納したテキスト・ファイルで

す。

レポートの通貨(reporting currency) 財務諸表を準備する

ために使用される通貨です。現地通貨からレポート

の通貨に変換されます。

レポート・ビューア(Report Viewer) レポート・スクリプ

トの実行後に完全なレポートを表示する Essbase コ

ンポーネントです。

ログ・アナライザ(Log Analyzer) Essbase ログのフィル

タ、検索、および分析を行うための Administration

Services の機能です。

ロケーション別名(location alias) データ・ソースを特定

する記述子です。ロケーション別名により、サー

バー、アプリケーション、データベース、ユーザー

名、およびパスワードが指定されます。ロケーショ

ン別名は、DBA のデータベース・レベルで管理サー

ビス・コンソール、ESSCMD、または API を使用し

て設定されます。

ロケール(locale) コンピュータで使用される言語、通

貨、および日付フォーマット、データのソート順、

文字セットのエンコード方式を指定するコンピュー

タ設定です。Essbase ではエンコード方式のみが使

用されます。エンコード方式(encoding)および

ESSLANG も参照してください。

ロケール・ヘッダー・レコード(locale header record) スク

リプトなど、一部の非 Unicode でエンコードされた

テキスト・ファイルの先頭で、エンコード・ロケー

ルを特定するテキスト・レコードです。

ロック済(locked) ユーザーやプロセスがデータを変更

するのを防ぐために、ユーザーが呼び出すプロセス

です。

「ロック済」ステータス(LOCKED status) 集計ステータス

の 1 つです。変更できないデータがエンティティに

含まれていることを示します。

ロック済データ・モデル(locked data model) ユーザーが

変更できないデータ・モデルです。

論理グループ(logic group) FDM で、ソース・ファイル

が FDM にロードされた後に生成される 1 つ以上の

論理勘定を含みます。論理勘定はソース・データか

ら導き出される計算済勘定です。

ローカル結果(local results) データ・モデルのクエリー

結果です。ローカルの結合で結果を使用する場合

は、結果をデータ・モデルにドラッグして挿入でき

ます。ローカルの結果を要求すると、カタログに表

示されます。

ローカル・レポート・オブジェクト(local report object)

Explorer で Financial Reporting レポート・オブジェ

クトにリンクされていないレポート・オブジェクト

です。リンク・レポート・オブジェクト(LRO)

(linked reporting object(LRO))と対比してください。

ロールアップ(roll-up) 集計(consolidation)を参照してく

ださい。

ワイルド・カード(wild card) 検索文字列で、任意の 1

文字または文字グループを示す文字(*)です。

割当て(assignment) Profitability and Cost Management

で、割当てモデルでのソースと宛先の関連付けで

す。割り当てられたコストや収益のフローの方向を

制御します。

用語集 189

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ワーク・フロー(work flow) FDM でデータを 初から

後まで処理するために必要なステップです。ワー

クフローは、インポート(GL ファイルからのデー

タ・ロード)、検証(すべてのメンバーが有効なアカ

ウントにマッピングされていることの確認)、エク

スポート(マッピングされたメンバーのターゲット・

アプリケーションへのロード)、およびチェック

(ユーザー定義の検証ルールを使用してデータを処

理することにより、データの精度を確認)から構成

されます。

ワークブック(workbook) 多数のワークシートを含むス

プレッドシート・ファイル全体です。

190 用語集

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索引

記号1002122, 9

1003000, 21

1003001, 22

1003003, 24

1003004, 24

1003005, 24

1003006, 24

1003007, 25

1003008, 25

1003010, 25

1003011, 26

1003012, 26

1003013, 26

1003014, 27

1003015, 28

1003022, 29

1003023, 30

1003024, 30

1003025, 30

1003027, 31

1003028, 32

1003029, 32

1003030, 32

1003031, 34

1003032, 34

1003034, 34

1003035, 35

1003036, 35

1003037, 35

1003038, 35

1003039, 35

1003040, 36

1003041, 36

1003048, 36

1003055, 9

1006002, 37

1006004, 37

1006006, 38

1006010, 38

1006015, 38

1006016, 39

1006023, 39

1006025, 39

1006026, 39

1006027, 40

1006028, 40

1006029, 40

1006030, 40

1006031, 40

1006032, 40

1006034, 41

1006035, 41

1006036, 41

1006037, 41

1006039, 41

1006040, 41

1006041, 42

1006042, 42

1006043, 42

1006044, 42

1006045, 42

1006046, 42

1006047, 42

1006048, 43

1006049, 43

1006050, 43

1006051, 43

1006052, 43

1006053, 43

1006054, 43

1006055, 44

1006056, 44

1006057, 44

1008001, 45

1008006, 46

A - Z あ行 か行 さ行 た行 な行 は行 や行 ら行

索引 191

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1270044, 15

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1270063, 17

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1270070, 17

1270071, 18

1270082, 18

1270506, 19

1270517, 19

1270526, 19

1270527, 19

A - ZC のグリッド API メッセージ, 149

Essbase サーバー

エラー, 5

Essbase サーバー・ログ

メッセージのカテゴリ, 5

NETDELAY、設定, 159

NETRETRYCOUNT、設定, 159

あ行アプリケーション・ログ

メッセージのカテゴリ, 5

エラー・コードおよび番号, 5

エラー・メッセージのカテゴリ, 5

エージェント・メッセージ, 127

オブジェクト、ロック解除, 160

オブジェクトのロック解除, 160

オペレーティング・システム権限、判別, 160

オペレーティング・システム権限の判別, 160

か行確認

データベース破損, 158

ユーザー制限プロファイル, 159

環境変数、設定, 157

概要, 5

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計算メッセージ, 63

権限、オペレーティング・システム、判別,

160

さ行参照手順, 157

サーバー・タスク、終了, 159

サーバー・タスクの終了, 159

システム・エラー

カテゴリ, 5

システム権限、オペレーティング、判別, 160

システム呼出しのメッセージ, 45

集約ストレージ・メッセージ, 9

設定

NETDELAY と NETRETRYCOUNT, 159

環境変数, 157

その他のメッセージ, 153

た行手順、参照, 157

データ・キャッシュのメッセージ, 37

データベース・オブジェクト・メッセージ, 97

データベース破損

確認, 158

修復, 158

データベース破損の修復, 158

データ・ロード・メッセージ, 21

な行ネットワーク・メッセージ, 113

は行破損、データベース

確認, 158

修復, 158

変数、環境、設定, 157

や行ユーザー制限プロファイル、確認, 159

ら行ロックされたオブジェクト, 160

ロック・マネージャ・メッセージ, 91

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