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番号 氏名 1 鋭角三角形 4ABC について,ÎAÎBÎC の大きさを,それぞれ ABC とする.4ABC の重心を G,外心を O とし,外接円の半径を R とする. (1) A O から辺 BC に下ろした垂線を,それぞれ ADOE とする.このとき, AD = 2R sin B sin C; OE = R cos A を証明せよ. (2) G O が一致するならば 4ABC は正三角形であることを証明せよ. (3) 4ABC が正三角形でないとし,さらに OG BC と平行であるとする.このとき, AD = 3OE; tan B tan C =3 を証明せよ. ( 九州大学 2014 2 以下の問いに答えよ. (1) 任意の自然数 a に対し,a 2 3 で割った余りは 0 1 であることを証明せよ. (2) 自然数 a; b; c a 2 + b 2 =3c 2 を満たすと仮定すると,a; b; c はすべて 3 で割り切れなけ ればならないことを証明せよ. (3) a 2 + b 2 =3c 2 を満たす自然数 a; b; c は存在しないことを証明せよ. ( 九州大学 2014 3 2 以上の自然数 n に対して,関数 f n (x) f n (x)=(x ¡ 1)(2x ¡ 1)Ý(nx ¡ 1) と定義する.k =1; 2; Ý;n ¡ 1 に対して,f n (x) が区間 1 k +1 <x< 1 k でただ 1 つの極 値をとることを証明せよ. ( 九州大学 2014

O BC AD OE AD = 2R B C; OE = R A...年 番号 氏名 1 鋭角三角形4ABCについて,˛A,˛B,˛Cの大きさを,それぞれA,B,Cとする.4ABC の重心をG,外心をOとし,外接円の半径をRとする.

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  • 年  番号 氏名

    1 鋭角三角形4ABCについて,ÎA,ÎB,ÎCの大きさを,それぞれ A,B,Cとする.4ABC

    の重心を G,外心を Oとし,外接円の半径を Rとする.

    (1) Aと Oから辺 BCに下ろした垂線を,それぞれ AD,OEとする.このとき,

    AD = 2R sinB sinC; OE = R cosA

    を証明せよ.

    (2) Gと Oが一致するならば 4ABCは正三角形であることを証明せよ.

    (3) 4ABCが正三角形でないとし,さらに OGが BCと平行であるとする.このとき,

    AD = 3OE; tanB tanC = 3

    を証明せよ.

    (九州大学 2014)

    2 以下の問いに答えよ.

    (1) 任意の自然数 aに対し,a2を 3で割った余りは 0か 1であることを証明せよ.

    (2) 自然数 a; b; cが a2 + b2 = 3c2を満たすと仮定すると,a; b; cはすべて 3で割り切れなけ

    ればならないことを証明せよ.

    (3) a2 + b2 = 3c2を満たす自然数 a; b; cは存在しないことを証明せよ.

    (九州大学 2014)

    3 2以上の自然数 nに対して,関数 fn(x)を

    fn(x) = (x¡ 1)(2x¡ 1)Ý(nx¡ 1)

    と定義する.k = 1; 2; Ý; n¡ 1に対して,fn(x)が区間1k+ 1 < x <

    1k でただ 1つの極

    値をとることを証明せよ.

    (九州大学 2014)