Upload
others
View
27
Download
0
Embed Size (px)
Citation preview
その他
トウシート工法は、一方向配列の連続繊維シート『トウシート』を常温硬化樹脂を用いてコンクリート表面に貼り付けるだけの、施工性に優れた補修・補強工法です。
特長1.高強度・高弾性の連続繊維が一方向に配列されているため、鋼板同様に高い補強効果があります。2.錆が発生せず、塩害対策などにも威力を発揮します。3.樹脂施工による高い防水効果で、コンクリートの劣化・鉄筋の腐食進行を抑えます。4.軽量なので重機が不用。施工スペースに制約されず交通規制も最小限でOKです。5.RC設計法に準拠し、簡単に補強設計可能です。
施工例1.土木構造物 橋梁(橋脚耐震補強・床版・梁) トンネル、水路・共同溝等2.建築構造物 建築(柱・梁・スラブ補強) 煙突、コンクリート電柱等
トウシートの種類と性能品 番
仕上げ塗装
含浸・接着樹脂トウシート
含浸・接着樹脂プライマー
コンクリート
トウシート工法施工概略図
FTS-C1-20FTS-C1-30FTS-C1-40FTS-C1-45FTS-C1-60FTS-C5-30FTS-C5S-30FTS-C7-30FTS-C8-30FTS-C8-40FTS-AK-40FTS-AK-60FTS-AK-90FTS-AK-120
繊維種類炭素繊維(高強度)炭素繊維(高強度)炭素繊維(高強度)炭素繊維(高強度)炭素繊維(高強度)炭素繊維(中弾性)炭素繊維(中弾性)炭素繊維(高弾性)炭素繊維(高弾性)炭素繊維(高弾性)アラミド繊維アラミド繊維アラミド繊維アラミド繊維
繊維目付*2)ɡ/m2
200300400450600300300300300400280415623830
設計厚さ*1)mm0.1110.1670.2220.2500.3330.1650.1630.1430.1430.1900.1930.2860.4300.572
引張強度*3)N/mm2(N/mm幅)*4)
3,400(380)3,400(570)3,400(760)3,400(850)3,400(1,130)2,900(480)2,400(390)1,900(270)1,900(270)1,900(360)2,060(392)2,060(588)2,060(882)2,060(1,176)
引張弾性率*3)N/mm2
2.45×1052.45×1052.45×1052.45×1052.45×1053.9×1054.4×1055.4×1056.4×1056.4×1051.18×1051.18×1051.18×1051.18×105
*1)設計厚さは強化繊維の断面積から算定した補強計算用のシート厚さです。 実際の現場での施工厚さとは異なります。*2)繊維目付はJIS R 7602に準拠。*3)引張強度、引張弾性率は、JIS A 1191または、土木学会規準JSCE-E 541-2013に準拠。*4)幅耐力は参考値です。●トウシート工法専用のプライマー・樹脂・不陸修正材・保護仕上げ材も取り扱っております。
11-26 補強工法
FORCA®トウシート®工法 新日鉄住金マテリアルズ(株)コンポジットカンパニー
その他補強工法 11-27
ストランドシート工法は、樹脂を含浸硬化させたFRPストランドをシート状に加工し、専用接着剤でコンクリート構造物および鋼構造物表面に貼り付けるだけの、施工品質に優れ、短工期・低コストを実現した補修・補強工法です。
特長1. 短工期で安価である。2. 簡便で高品質。3. 大きな補強効果が得られる。4. 良好な施工環境。
品 番 繊維種類 繊維目付*1)
ɡ/m2設計厚さ*2)mm
引張強度*3)N/mm2
引張弾性率*3)N/mm2
FSS-HT-600 炭素繊維(高強度) 600 0.333 3,400 2.45×105
FSS-MM-600 炭素繊維(中弾性) 600 0.330 2,900 3.9×105
FSS-HM-600 炭素繊維(高弾性) 600 0.286 1,900 6.4×105
FSS-HM-900 炭素繊維(高弾性) 900 0.429 1,900 6.4×105
FSS-AK-120 アラミド繊維 830 0.572 2,060 1.18×105
* 高強度炭素繊維 弾性率について 発注者および関連諸機関の指針等では独自の規格値を採用している場合があります。詳細は
お問い合わせください。 (参考)JR各社、日本建築防災協会等の設計弾性率:2.30x105N/mm2* その他の繊維目付けについてもご相談を承ります。* 1)連続繊維ロッドの本数から算定となります。* 2)設計厚さは強化繊維の断面積から算定した補強計算用シート厚さです。 実際の現場での施工厚さとは異なります。* 3)引張強度、引張弾性率はJIS A 1191または土木学会基準JSCE-E-541-2013による試験方
法にて上記性能を確認しております。
主桁 床版上面
FORCA®ストランドシート®工法 新日鉄住金マテリアルズ(株)コンポジットカンパニー
その他水中適用形CFRPグリッド補強工法 日鉄住金防蝕(株)この補強工法は、水中にある橋脚等の鉄筋コンクリート構造物において、経年劣化や耐震強度不足を安価に解決する工法です。補強するコンクリート構造物の表面に、樹脂を含浸させた炭素繊維の格子状繊維束(CFRPグリッド)を、樹脂層により接着し、構造物を補強します。樹脂層を形成するには、型枠を設置し、型枠内部に高流動性の水中硬化形エポキシ樹脂を圧送する方法にて行います。型枠は、漂流物等の外部衝撃から補強層を保護する目的で、永久型枠として金属製型枠を使用することが一般的です。
特長1. 水中コンクリートの構造物を排水せずに安価に補強2. CFRPグリッドと水中硬化形樹脂は、長期の耐久性を持っています。
3. 炭素繊維は、高強度であり少ない厚さで補強できます。(引張強度が鉄筋の約5倍)
4. 表面は型枠を兼用した緻密なステンレス板構造で耐衝撃性に優れる
基本構造
11-28 補強工法
CFRPグリッド設置 施工完了
本工法の構成
水中硬化形エポキシ樹脂
金属製型枠
CFRPグリッド
下地処理
端部シール
既設コンクリート
曲げ試験による検証
変位/mm
CFG1枚CFG2枚CFS1枚無補強
45%
47%23%
1009080706050403020100
荷重/kN
300 5 10 15 20 25