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ははじじめめにに
少子高齢社会の緩やかな進行に加え、人口減少社会に直面しつつある昨今に
おいて、「女性が輝く社会」をつくることが国の最重要課題の一つとして掲げら
れたことに始まり、子育てと仕事が両立できる環境づくり、女性管理職の登用
など女性の活躍を推進する機運はこれまでになく高まっております。
このような社会情勢の変化と時代の潮流を背景に、武蔵村山市大人女子「M
URAJO」プロジェクトチームは、平成26年7月に女性職員・嘱託員16
名をもってスタートを切りました。
本プロジェクトチームは、特定の狙いを定めずに、メンバーの主体的な考え
方を尊重し、自分たちが「やりたいと考えること、必要であると感じること」
について意見を交換しながら活動に取り組み、まずは目に見える小さな成果と
して「キッズコーナーの改善」を実践しました。
また、市に多くの人に来ていただき、暮らしやすいまちづくりへのアプロー
チから企画の立案に臨みました。ひとくちに女性職員といっても、年齢や経験、
立場も異なります。互いの意見を聞き合うことに時間を費やすことで、相手の
良いところから学び、アイデアを結ぶ、考えを実行に移すプロセスを学習する
機会になったのではないかと感じております。
女性のみによるプロジェクトチームの結成は、市として初めての試みとなり
ます。アイデアをアイデアで終わらせることなく、そこには必ず実現可能性が
あると信じて様々に検討した結果を、ここに最終報告としてまとめます。
平成27年9月
武蔵村山市大人女子「MURAJO」プロジェクトチーム
チームリーダー 三條 博美
目 次
はじめに
プロジェクトチームの概要
1 大人女子「MURAJO」プロジェクトチームとは ・・・・・ 1
2 所掌事務 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1
3 チームの構成 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1
4 活動の状況 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2
活動報告・企画提案
1 活動テーマの決定・活動方法
⑴ 活動テーマの決定 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 6
⑵ 活動方法 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 7
2 市役所よくばりコーデ計画
⑴ 活動内容 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 8
⑵ キッズコーナーの今後の在り方について ・・・・・・・・・ 16
3 チーム別活動内容
⑴ むらやまモード革命 企画書 ・・・・・・・・・・・・・・・ 19
⑵ MURAKONaVi 企画書 ・・・・・・・・・・・・・ 35
⑶ はぴまま×わくままサポート 企画書 ・・・・・・・・・・ 43
MURAJO☆活動を振り返って
資 料
資料1 武蔵村山市大人女子「MURAJO」プロジェクトチーム設置要綱
資料2 武蔵村山市大人女子「MURAJO」プロジェクトチーム名簿
ププロロジジェェククトトチチーームムのの概概要要
1 大人女子「MURAJO」プロジェクトチームとは
本プロジェクトチームは、女性ならではのきめ細やかな感性、柔軟な発想
及び時として大胆な行動力を生かした市民サービスの提供を行うとともに、
地域資源の有効活用及び情報発信力の強化を図ることにより、画期的なシテ
ィプロモーションを展開するため、女性の職員のみで構成されるプロジェク
トチームである。通称「MURAJO☆」と呼称・表記する。
2 所掌事務
本プロジェクトチームは、次に掲げる事項について調査検討し、その方策
の提案に向けて活動する。
⑴ おもてなしの心によるきめ細やかな市民サービスの提供
⑵ 市に多くの来訪者、転入者等を呼び込むための戦略的かつ効果的な方策
の提供
⑶ 市の長所や特性を生かした地域資源の開発、再発見
⑷ 市の都市ブランドの向上につながる情報発信力の強化
⑸ その他市民サービス及び市の魅力の向上につながるもの
3 チームの構成
発足年月日:平成26年7月31日
チーム人数:公募16名(職員12名及び嘱託職員4名)
4 活動の状況
⑴ 会議の開催状況(全体会議)
区分 開催年月日 議 題 等
第 回 平成 年 月 日
⑴ リーダー及びサブリーダーの互選について
⑵ プロジェクトチームの名称について
⑶ 活動状況の広報の方法について
⑷ プロジェクトチームの活動内容について
⑸ 次回の開催日程について
⑹ その他
第 回 平成 年 月 日
⑴ フェイスブックページの更新方法について
⑵ プロジェクトチームの活動内容について
⑶ 次回の開催日程について
⑷ その他
第 回 平成 年 月 日
⑴ フェイスブックページへの記事投稿について
⑵ 瑞穂町女性職員プロジェクトチームとの座談会
について
⑶ 活動テーマに基づく具体的な活動について
⑷ 次回の開催日程について
⑸ その他
第 回 平成 年 月 日
⑴ 市役所よくばりコーデ計画について
⑵ 各活動テーマに基づく企画書の作成について
⑶ 次回の開催日程について
⑷ その他
第 回 平成 年 月 日
⑴ 市役所よくばりコーデ計画について
⑵ 各活動テーマに基づく企画書の作成について
⑶ 次回の開催日程について
⑷ その他
第 回 平成 年 月 日
⑴ キッズコーナーの今後の在り方について
⑵ 平成 年度活動報告・企画提案(案)について
⑶ 企画書報告会の日程について
⑷ その他
第 回 平成 年 月 日
⑴ 企画書の報告に向けた今後のスケジュールにつ
いて
⑵ その他
第 回 平成 年 月 日 各活動チームによる企画書の報告
第 回 平成 年 月 日⑴ 平成 年度活動報告書(最終報告)について
⑵ これまでの活動を振り返って
⑵ 会議の開催状況(活動チーム会議)
区分 開催年月日
キッズコーナーのリニューアルに関する検討会 平成 年 月 日
区分 開催年月日
第 回「むらやまモード革命」チーム会議 平成 年 月 日
第 回「むらやまモード革命」チーム会議 平成 年 月 日
第 回「むらやまモード革命」チーム会議 平成 年 月 日
第 回「むらやまモード革命」チーム会議 平成 年 月 日
第 回「むらやまモード革命」チーム会議 平成 年 月 日
第 回「むらやまモード革命」チーム会議 平成 年 月 日
区分 開催年月日
第 回「MURAKONaVi」チーム会議 平成 年 月 日
第 回「MURAKONaVi」チーム会議 平成 年 月 日
第 回「MURAKONaVi」チーム会議 平成 年 月 日
第 回「MURAKONaVi」チーム会議 平成 年 月 日
第 回「MURAKONaVi」チーム会議 平成 年 月 日
区分 開催年月日
第 回「はぴまま×わくままサポート」チーム会議 平成 年 月 日
第 回「はぴまま×わくままサポート」チーム会議 平成 年 月 日
第 回「はぴまま×わくままサポート」チーム会議 平成 年 月 日
第 回「はぴまま×わくままサポート」チーム会議 平成 年 月 日
第 回「はぴまま×わくままサポート」チーム会議 平成 年 月 日
第 回「はぴまま×わくままサポート」チーム会議 平成 年 月 日
⑶ 市役所よくばりコーデ計画の活動状況
区分 作業年月日
キッズコーナーの改善(藍染め作業) 平成 年 月 日
キッズコーナーの改善(パネル展示作業等)平成 年 月 日
平成 年 月 日
⑷ フェイスブックページによる活動状況の広報
フェイスブック、ツイッター、ブログなどのツールを活用した対外的な
広報を想定し、プロジェクトチーム専用のフェイスブックページを立ち上
げた。会議の様子を中心に活動内容を情報提供し、多くのユーザーと情報
を共有することにより、「見えるプロジェクトチーム」として親しみやすく
身近な市政を体現している。
武蔵村山市大人女子プロジェクトチームフェイスブックページ
⑸ 武蔵村山市「MURAJO☆」×瑞穂町「女性職員PT」座談会
平成26年10月に、「瑞穂町女性職員の更なる活躍を促進する調査のた
めのプロジェクトチーム」からの申入れにより、座談会を開催した。
開催年月日 議 題
平成 年 月 日
⑴ 女性の管理職への登用促進について
⑵ 長期の育児休業中の仕事との関わり方について
⑶ 育児休業からのスムーズな復帰について
⑷ その他
「MURAJO☆」プロジェクトチームは、女性の視点を生かした施策展
開を目的としている一方、瑞穂町では町の女性職員の登用促進を実現するこ
となどを目的としてプロジェクトチームが設置されている。
本市と瑞穂町において、平成26年4月1日現在の全職員に占める女性職
員の割合は約30%、女性の管理職の登用率は、本市においては6%、瑞穂
町においては0%である。
座談会では、昇任試験を受けることに対して、憧れや仕事のやりがいを感
じるという積極的意見のほか、部下をもつイメージが湧かない、職責が重い、
家庭に協力を求めることが難しい、一概に女性の管理職を増やそうとする雰
囲気が堪えられないなどの消極的意見も見受けられた。また、女性の上司に
対するイメージについては、子育てをしながら仕事もこなしており、部下へ
の労いや理解があり、気配りが上手であるとの認識が多数であった。
* 座談会を経て感じた「MURAJO☆」の今後の展望
今回の座談会を経て、互いの自治体の現状や今後の取組について意見交換
し理解を深めるとともに、女性の活躍を推進する機運は高まりつつあるが、
管理職登用の奨励など制度設計に当たっては、女性の力の必要性や活躍の場
といった土壌づくりが置き去りにされがちであることを改めて認識するこ
ととなった。
「MURAJO☆」プロジェクトチームは、女性が輝くまちづくりを体現
する場であり、女性の管理職の育成を主眼としたものではないが、プロジェ
クトチームの活動を通して仕事への意欲や向上心が養われることが期待さ
れるほか、今後、女性職員が将来のキャリアプランを描く際に、一種の「メ
ンター制度 」としての役割を果たし、ロールモデルとなる人材の育成につ
ながる可能性は大いに秘めていると考えられる。
1 豊富な知識と職業経験を有した社内の先輩社員(メンター)が、後輩社員(メンティ)に対して行う
個別支援活動。キャリア形成上の課題解決を援助して個人の成長を支えるとともに、職場内での悩みや
問題解決をサポートする役割を果たす。
活活動動報報告告・・企企画画提提案案
1 活動テーマの決定・活動方法
⑴ 活動テーマの決定
本プロジェクトチームは、所掌事務に基づく事項について調査・検討し、
その方策を提案することを主課題としているが、女性の視点による柔軟な
発想を生かした企画を提案できるよう具体的な活動内容を定めていないた
め、今年度の活動テーマについては、ブレイン・ストーミングを活用して
決めることとした。
* 活動テーマ決めタイムスケジュール
【 分】 チーム編成
【 分】 「実践したいこと」の書き出し
【 分】 「努力すること」の書き出し
【 分】 グルーピング作業(各チーム)&活動テーマ(案)の設定
【 分】 各チームが考える活動テーマ(案)の発表
【 分】 グルーピング作業(チーム全体)
【 分】 活動テーマの決定
終了 計 分
②武蔵村山市のもっと努力できること
①プロジェクトチームで実践したいこと こんなことをやりたい!
こんなアイデアを生かしたい!
こういう工夫をしたらもっとよくなるなど
市民サービスで不満に思うこと
短所と感じるところ
情報発信が弱いと気づくことなど
* 市役所よくばりコーデ計画~見た目もココロもきれいに~
* むらやまモード革命~もっとおしゃれにまちミガキ~
* MURAKONaVi~大胆不敵に情報発信・魅力をお届け~
* はぴまま×わくままサポート~女性が輝くまちづくり~
プロジェクトチームを三つのグループに編成し、「プロジェクトチームで
実践したいこと」及び「武蔵村山市のもっと努力できること」をテーマに付
箋紙に提案などを書き出す作業を実施した後、グループごとに活動テーマ
(案)の発表を行った。その後、次の4項目について大筋合意し、意見やア
イデアを参考にブラッシュアップを図り活動テーマを決定した。
⑵ 活動方法
四つのテーマのうち「市役所よくばりコーデ計画」については、プロジェ
クトチーム全員で取り組み、そのほかのテーマについては、テーマごとに活
動チームを編成し、施策に結びつく企画を提案することとした。
①プロジェクトチームで実践したいこと ②もっと努力できることなど
活動テーマ
* 市民が快適かつ利用しやすい市役所づくり
* 若者が集まるおしゃれなまちづくり
* 武蔵村山市の魅力発信
* 女性が輝くまちづくり
テ ー マ
を洗練
2 市役所よくばりコーデ計画~見た目もココロもきれいに~
⑴ 活動内容
本活動テーマでは、市民が快適かつ利用しやすい市役所づくりとして早
期に取り組める内容について協議し、提案を行った。複数の提案を「すぐ
に実施可能なもの」、「実施には調整が必要なもの」及び「実施が難しく保
留とするもの」に分類した中から、分かりやすく目に見える実践例となる
よう「キッズコーナーを清潔にかわいく改善する」ことに決定した。
【主な提案一覧】
・婚姻届の提出時に記念写真をプレゼントする
・掲示物の統一したルールを決める
・市役所で廃棄物処理券の購入ができるようにする
・職員証(名札)に手話・英会話等のマークを付ける
・2階ガラス張り部分をディスプレイする
・トイレの中を明るくする
・フロア案内図を分かりやすくする
・キッズコーナーを清潔に保つ
・花火大会時に庁舎の屋上を解放する
・市役所4階中部地区会館に自動販売機を設置する など
キッズコーナーの現状を確認し、チーム員各自が改善に向けたアイデアを
持ち寄り検討する機会を設けるため、平成26年12月3日に「キッズコー
ナーのリニューアルに関する検討会」を開催した。
検討会におけるキッズコーナーの具体的な改善内容
区分 改善内容
OAフロア用タ
イルカーペット
フェイスブックページでMURAJO☆の活動を知った市民の方か
ら寄贈されたパズルマットに敷き直す。
木製の飾り棚補強やペイントが可能か確認する。再利用可能であれば、リフォー
ム後も玩具入れ等に活用する。
絵本 チーム員が持ち寄る。又は、広く提供を呼び掛ける。
つみきの置物 やすりをかけて塗装し直す。また、文字を貼り替える。
ベビーベッド 使用機会がなく、提供いただけるものがあるか確認する。
壁の装飾
第9回村山デエダラまつりの「村山大島紬コレクション」で飾られ
ていたタペストリーを譲っていただけるか村山織物協同組合に確認
する。
2 ちょっとした工夫をたくさん加えて、快適で利用しやすい市役所に女性らしくよくばりにコーディネ
イトする。印象が変われば感じ方も変わるので、見た目もココロもきれいになれるようにと命名。
検討会を経て、平成26年12月25日に第5回プロジェクトチームを
開催し、キッズコーナーの具体的な改善内容を決定した。
* OAフロア用タイルカーペットの敷き直し作業
キッズコーナーを採寸し、寄贈いただいたパズルマットを寸法に合わせ
て裁断作業を行った。マットを敷き直すことにより、キッズコーナーが明
るくなり、以前より清潔な印象を与えている。
* 木製の飾り棚の再活用(廃棄⇒新規設置)
飾り棚については、絵本棚として再活用するために必要な強度がないため、
廃棄した。新たに実用性と収納力に優れた絵本棚を設計し、施設課職員の協
力を得て、別事業で生じた余材を活用して製作を行った。上段は、子どもた
ちの興味が絵本に向くように表紙が見えるつくりとし、下段は、底板に浅い
傾斜をつけることで絵本が倒れにくい工夫を施している。
* 絵本の更新
キッズコーナーに配架されている絵本は、図書館等から不用品として譲り
受けたものが主であり、その多くは傷みや劣化が進んでいた。このことから、
庁内情報共有システム掲示板を活用し、図書館、職員等の家庭で不用となっ
た絵本の募集を行い、状態のよい絵本を選別した。新たな絵本棚を設置する
ことにより、100冊を超える絵本の配架が可能となった。
* つみきの置物の研磨作業
子どもたちに靴を脱いで上がるよう注意喚起する置物については、経年
劣化により塗装が剥げているほか、角がささくれてケガをする危険性が高
まっていた。このため、やすりをかけて丸みを帯びさせるとともに、文字
を大きくし遠方からも目立つ背景色で塗装し直した。
VVV
* ベビーベッドの設置
本庁舎の授乳室は南玄関付近に設置されているが、子育て支援課等子ど
もの手続に係る窓口は対角の北玄関付近に位置している。そのため、保護
者が乳児のおむつを交換したいとき、特に保護者が複数の乳幼児を連れて
いる場合、キッズコーナーで待ってい
る幼児に目が届かなくなるため、一緒
に連れて移動しなければならない。キ
ッズコーナーにベビーベッドを設置
することにより、不要な移動が解消さ
れ、窓口での手続も円滑に進むことが
期待される。
* 壁の装飾(藍染め作業)
村山織物協同組合からの提案により、平成27年2月12日に市内に工
房をかまえる原惣織物有限会社の協力の下、板締め注入染色による布の藍
染めを実施し、キッズコーナーの壁を彩るタペストリーを制作した。
藍染めに使用した板は、木が縮み割れるなど着物の糸の染色には使えない
ものを再利用したものであるが、既に板を彫る職人がいないため、現存する
板のみで染色が行われている。
気の遠くなるような手間と時間をかけて丹念に紡がれてきた着物ととも
に、村山大島紬の伝統と技術もまた今日に継承されてきたことを、少しでも
身近に感じてもらうことができるように、村山大島紬の紹介パネルを作製し、
タペストリーとあわせて展示した。
3 ベビーベッドについては、MURAJO☆チーム員からの貸与、ベビーマットについては、同チーム
員からの寄贈による。
⑵ キッズコーナーの今後の在り方について
キッズコーナーについては、今回の改善を機に、今後とも当該スペースを
子どもたちが快適に利用できるよう清潔に保ち、維持管理していく必要があ
る。そこで、キッズコーナーが汚れた際にどのように対処するか、また、職
員の注意が行き届きにくいキッズコーナーの見守りについて検討した結果、
次の対応を実施することとした。
* 利用いただく際のマナー案内を掲示
子どもが絵本を破いてしまった場合やシーツの汚れに気が付いた時など
は、近くの職員に声を掛けるよう案内を
掲示することにより、保護者が安心して
対応できるよう促す。また、声を掛けら
れた職員や汚れに気が付いた職員が施
設管理者に連絡をする仕組みを整える
ことで、清潔なキッズコーナーの維持に
努める。
* 保護者同伴による利用案内を掲示
従来のキッズコーナーには、利用案
内や注意喚起の掲示がなく、子どもたち
に対する監督責任の所在が曖昧であっ
た。また、職員や嘱託員が事務作業を行
いながら子どもたちの様子をうかがう
ことは、難しいと言える。このことから、
キッズコーナーの利用については、「原
則、保護者同伴」とすることを掲示した。
* プランターにいたずら防止のふたを設置
山車の横に配置されているプランターについては、本来の用途による活
用がなされていないため、中に埃が積もり不衛生であった。このことから、
清潔な環境を保つとともに、子どもが手を入れて遊ぶことがないよう施設課
職員の協力を得て、別事業で生じた余材を活用し、5枚の板を敷き詰めてふ
たをすることにした。また、板はキッズコーナーにふさわしい愛らしい色合
いに塗装を施した。
また、これらのことを踏まえ、キッズコーナーの今後の在り方について、
「MURAJO☆」から施設管理者に対して次のことをお願いする。
「MURAJO☆」からのお願い
1 日々、清潔に保つよう心掛けてください
子どもは好奇心のかたまりです。色々なものに興味を持ち、様々なもの
に触れて遊び、時には床に寝転ぶこともあります。また、子どもたちが遊
んだ後の汚れや清掃を怠って積もるほこりなど、不衛生な環境では、親は
子どもを安心して遊ばせることはできません。
子どもたちの安全確保と衛生環境の維持のため、定期的な清掃やシーツ
の交換を心掛けてください。また、除菌シートやアルコール消毒液を設置
するなど、保護者においても後片付けや簡単な清掃ができるよう協力を求
めてくださるようお願いします。
2 啓発物品等は、設置しないようにしてください
キッズコーナーは、子どもたちが過ごす場所です。従前は、行事のポス
ターや小物類など、子どもが手を触れるべきではないものが雑然と設置さ
れ、快適な空間とは言えませんでした。保護者や子どもたちに向けたお知
らせ等は、子育て関連の窓口に設置するものとし、キッズコーナーには設
置しないように管理を徹底してくださるようお願いします。
3 キッズコーナーの利用は原則、保護者同伴としてください
キッズコーナーの維持管理主体は、施設管理者である総務契約課となり
ますが、窓口が三階にあるため、常時キッズコーナーの様子をうかがうこ
とは困難です。これまで、子どもたちの様子をそっと見守ってきた市民課
や市政情報コーナーの嘱託員の方々も、配置レイアウトの変更により、こ
れが容易ではなくなりました。キッズコーナーは、子どもを預かる場所で
はありません。子どもたちの安全のため、キッズコーナーの利用について
は、原則として保護者同伴による利用を周知くださるようお願いします。
3 チーム別活動内容
活動テーマとして決定した「市役所よくばりコーデ計画」のほか、三つの
テーマについてはそれぞれ活動チームを編成した。施策に結びつく企画の提
案に向けて検討を重ね、平成27年8月7日に報告会を開催した。
活動チームメンバー(五十音順、(◎)はグループリーダー)
◆ モード=流行、ファッション。若者は流行に敏い。まちをオシャレにしつつ、若者
が集まる魅力的なまちになるようにと命名。
◆ MURAKO=武蔵村山市の情報を発信する女の子。知ってもらいたい魅力・届け
たい情報で受け手の関心をわしづかみできるようにと命名。
◆ はぴまま=毎日を幸せに感じているママたち。わくまま=仕事に励むママたち。子
育てと仕事を両立できる、毎日がきらきらと輝く女性になるためのお手伝いができる
ようにと命名。
むらやまモード革命~もっとおしゃれにまちミガキ~
井上美紀、大島亜子、木村朋子(◎)、小泉夏華、森田琴羽
MURAKONaVi~大胆不敵に情報発信・魅力をお届け~
石井美幸、遠藤みずき、尾髙美羽、栗原由佳、三條博美(◎)、増田久実
はぴまま×わくままサポート~女性が輝くまちづくり~
岡野佳子(◎)、小澤里詠子、橋本真奈美、福島安紀、堀部由美子
MURAKONaVi~大胆不敵に情報発信・魅力をお届け~