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Microsoft System Center 20122012 SP1、および 2012 R2 Operations Manager 向け Cisco UCS Manager 管理パック ユーザ ガイド、リリース 4.x 初版:2016 05 04 最終更新: 年月日 シスコシステムズ合同会社 107-6227 東京都港区赤坂9-7-1 ミッドタウン・タワー http://www.cisco.com/jp お問い合わせ先:シスコ コンタクトセンター 0120-092-255 (フリーコール、携帯・PHS含む) 電話受付時間:平日 10:0012:0013:0017:00 http://www.cisco.com/jp/go/contactcenter/

Microsoft System Center 2012、2012 SP1、および 2012 R2 の ... · Operations Manager ... Microsoft System Center 2012 、2012 SP1、および 2012 R2 の Operations Manager 向け

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Microsoft System Center 2012、2012 SP1、および 2012 R2 のOperations Manager 向け Cisco UCS Manager 管理パックユーザガイド、リリース 4.x初版:2016年 05月 04日

最終更新:年 月 日

シスコシステムズ合同会社〒107-6227 東京都港区赤坂9-7-1 ミッドタウン・タワーhttp://www.cisco.com/jpお問い合わせ先:シスココンタクトセンター

0120-092-255 (フリーコール、携帯・PHS含む)電話受付時間:平日 10:00~12:00、13:00~17:00http://www.cisco.com/jp/go/contactcenter/

【注意】シスコ製品をご使用になる前に、安全上の注意( www.cisco.com/jp/go/safety_warning/ )をご確認ください。本書は、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきま

しては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容

については米国サイトのドキュメントを参照ください。また、契約等の記述については、弊社販

売パートナー、または、弊社担当者にご確認ください。

© 2016 Cisco Systems, Inc. All rights reserved.

目次

はじめに 1

対象読者 1

表記法 1

Cisco UCSの関連ドキュメント 3

マニュアルに関するフィードバック 3

マニュアルの入手方法およびテクニカルサポート 4

概要 5

Cisco UCS管理パックについて 5

システム要件 5

はじめに 7

主な機能 7

Cisco UCS管理パックの設定 9

Cisco UCS Manager管理パックの設定に関するチェックリスト 9

Operations Managerへの Cisco UCSドメインの追加 10

アカウントの作成 13

プロファイルへの実行アカウントの関連付け 13

エラー確認の設定 15

エラー確認の概要 15

解決状態の作成 15

チャネルの作成 16

サブスクライバとサブスクリプションの作成 17

Windowsファイアウォールインバウンドルールの作成 17

Cisco UCS管理パックのカスタマイズ 19

Cisco UCSドメイン管理パックのカスタマイズの概要 19

Cisco UCSインスタンスオブジェクトの検出 20

Cisco UCSインスタンス(オブジェクト検出) 20

オブジェクト検出のオーバーライド 21

Microsoft System Center 2012、2012 SP1、および 2012 R2 の Operations Manager 向け Cisco UCS Manager 管理パックユーザガイド、リリース 4.x

iii

PowerShellコマンドレットによるオブジェクト検索のオーバーライド 21

ルール 21

ルールの事前設定 23

PowerShellコマンドレットによるルールの有効化 23

重大度のマッピング 23

管理パック内のルールの一覧表示 23

ルールのオーバーライド 24

UCSドメインから別のモニタリングサービスへの移行 24

Operations Managerによる Cisco UCSドメインのモニタリング 25

Operations Managerの [Monitoring]ペインについて 25

Cisco UCSドメインの [Monitoring]ペインの表示 25

Cisco UCSのモニタリングについて 26

Cisco UCSモニタリングサービス 26

サービスの開始 27

サービスの停止 27

Cisco UCS Managerのモニタリングダッシュボード 28

UCS Manager GUIの起動 28

UCS Managerインベントリデータのロード 28

UCS Managerへの ping 29

UCSへの継続的 ping 29

物理インベントリと論理インベントリ 30

シャーシの詳細の表示 30

ファブリックエクステンダの詳細の表示 31

ファブリックインターコネクトの詳細の表示 32

組織の詳細情報の表示 33

ラックユニットの詳細の表示 35

アラート操作 35

UCS障害の確認 35

アラートの専門知識項目の表示 36

アラートのクリア 36

Cisco UCS管理パックの PowerShellコマンドレット 37

PowerShellモジュールからのコマンドレットのインポート 37

Microsoft System Center 2012、2012 SP1、および 2012 R2 の Operations Manager 向け Cisco UCS Manager管理パックユーザガイド、リリース 4.x

iv

目次

UCSインスタンスの追加または更新 38

Microsoft System Center 2012、2012 SP1、および 2012 R2 の Operations Manager 向け Cisco UCS Manager 管理パックユーザガイド、リリース 4.x

v

目次

Microsoft System Center 2012、2012 SP1、および 2012 R2 の Operations Manager 向け Cisco UCS Manager管理パックユーザガイド、リリース 4.x

vi

目次

第 1 章

はじめに

この前書きは、次の項で構成されています。

• 対象読者, 1 ページ

• 表記法, 1 ページ

• Cisco UCSの関連ドキュメント, 3 ページ

• マニュアルに関するフィードバック, 3 ページ

• マニュアルの入手方法およびテクニカルサポート, 4 ページ

対象読者このガイドは、次の 1つ以上に責任を持つ、専門知識を備えたデータセンター管理者を主な対象にしています。

•サーバ管理

•ストレージ管理

•ネットワーク管理

•ネットワークセキュリティ

表記法このマニュアルでは、次の表記法を使用しています。

説明表記法

コマンド、キーワード、およびユーザが入力す

るテキストは、太字で表示されます。

太字

Microsoft System Center 2012、2012 SP1、および 2012 R2 の Operations Manager 向け Cisco UCS Manager 管理パックユーザガイド、リリース 4.x

1

説明表記法

文書のタイトル、新規用語、強調する用語、お

よびユーザが値を指定する引数は、イタリック

体で示しています。

イタリック体

角カッコの中の要素は、省略可能です。[ ]

どれか 1つを選択しなければならない必須キーワードは、波カッコで囲み、縦棒で区切って示

しています。

{ x | y | z }

どれか 1つを選択できる省略可能なキーワードは、角カッコで囲み、縦棒で区切って示してい

ます。

[ x | y | z ]

引用符を付けない一組の文字。stringの前後には引用符を使用しません。引用符を使用する

と、その引用符も含めてstringとみなされます。

string

システムが表示する端末セッションおよび情報

は、courierフォントで示しています。courierフォント

パスワードのように出力されない文字は、山

カッコ(< >)で囲んで示しています。< >

システムプロンプトに対するデフォルトの応答

は、角カッコで囲んで示しています。

[ ]

コードの先頭に感嘆符(!)またはポンド記号(#)がある場合には、コメント行であることを示します。

!、#

「注釈」です。役立つ情報やこのマニュアルに記載されていない参照資料を紹介しています。(注)

「問題解決に役立つ情報」です。ヒントには、トラブルシューティングや操作方法ではなく、

ワンポイントアドバイスと同様に知っておくと役立つ情報が記述される場合もあります。

ヒント

「要注意」の意味です。機器の損傷またはデータ損失を予防するための注意事項が記述されて

います。

注意

Microsoft System Center 2012、2012 SP1、および 2012 R2 の Operations Manager 向け Cisco UCS Manager管理パックユーザガイド、リリース 4.x

2

はじめに

表記法

「時間の節約に役立つ操作」です。ここに紹介している方法で作業を行うと、時間を短縮でき

ます。

ワンポイントアドバイス

IMPORTANT SAFETY INSTRUCTIONS

This warning symbol means danger.You are in a situation that could cause bodily injury.Before you workon any equipment, be aware of the hazards involved with electrical circuitry and be familiar with standardpractices for preventing accidents.Use the statement number provided at the end of each warning to locateits translation in the translated safety warnings that accompanied this device.

SAVE THESE INSTRUCTIONS

警告

Cisco UCS の関連ドキュメント

ドキュメントロードマップ

詳細については、次のリンクから関連資料を参照できます。

• Cisco UCS Manager Management Pack User Guide, Release 4.x

• Cisco IMC Management Pack User Guide, Release 4.x

• Cisco Central Management Pack User Guide, Release 4.x

• Cisco UCS Management Pack Suite Installation and Deployment Guide, Release 4.x

•『Cisco UCS Documentation Roadmap』

•『Cisco UCS C-Series Documentation Roadmap』

• Cisco UCS Central構成ガイド

その他のマニュアルリソース

BシリーズおよびCシリーズのすべてのドキュメントを含む ISOファイルは、次のURLから入手できます。https://software.cisco.com/download/type.html?mdfid=283853163&flowid=25821このページで、[Unified Computing System (UCS) Documentation Roadmap Bundle]をクリックします。

ISOファイルは、ドキュメントのメジャーリリースの後に更新されます。

ドキュメントの更新通知を受け取るには、Twitterの『CiscoUCSDocs』をフォローしてください。

マニュアルに関するフィードバックこのマニュアルに関する技術的なフィードバック、または誤りや記載もれなどお気づきの点がご

ざいましたら、HTMLドキュメント内のフィードバックフォームよりご連絡ください。ご協力をよろしくお願いいたします。

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3

はじめに

Cisco UCS の関連ドキュメント

マニュアルの入手方法およびテクニカルサポートマニュアルの入手、サービス要求の提出、および追加情報の収集については、下記URLの『What’sNew in Cisco Product Documentation』を参照してください。http://www.cisco.com/en/US/docs/general/whatsnew/whatsnew.html.

『What's New in Cisco Product Documentation』は、シスコの新規および改訂版の技術マニュアルの一覧も示し、RSSフィードとして購読できます。また、リーダーアプリケーションを使用してコンテンツをデスクトップに配信することもできます。RSSフィードは無料のサービスです。

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4

はじめに

マニュアルの入手方法およびテクニカルサポート

第 2 章

概要

この章の内容は、次のとおりです。

• Cisco UCS管理パックについて, 5 ページ

• システム要件, 5 ページ

Cisco UCS 管理パックについて管理パックは、事前定義のモニタ設定が含まれている定義ファイルで、これによりエージェント

はOperationsManager内の特定のサービスをモニタすることができます。これらの事前定義の設定には、検出情報が含まれています。これにより Operations Managerは、モニタサービスとアプリケーションを自動的に検出および開始します。また、エラーおよびトラブルシューティング情報、

アラート、レポートを含むナレッジベースで構成され、環境内で検出された問題を解決するのに

役立ちます。

Microsoft System Center OperationsManagerの Cisco UCS管理パックは、使いやすい、既知の 1つのインターフェイスを使用して、Cisco UCSドメインの状態、パフォーマンス、および可用性についてわかりやすく示します。管理パックにはいくつかのルールが含まれており、これによりシャー

シ、ブレードサーバ、ラックサーバ、サービスプロファイルなどを複数の Cisco UCSドメインでモニタします。

システム要件以下のシステム要件は、Cisco UCSモニタリングサービスを実行する管理サーバ、ゲートウェイサーバ、またはOperation Manager Windowsエージェント(信頼境界または非信頼境界)に対するものです。

管理サーバおよびゲートウェイサーバ

管理サーバとゲートウェイサーバのシステム要件は、次に示すMicrosoftの推奨事項に準拠します。 http://technet.microsoft.com/en-us/library/hh205990.aspx

Microsoft System Center 2012、2012 SP1、および 2012 R2 の Operations Manager 向け Cisco UCS Manager 管理パックユーザガイド、リリース 4.x

5

Operations Manager Windows エージェント

以下のシステム要件は、Cisco UCSモニタリングサービスを実行するWindowsエージェント(信頼境界または非信頼境界)に対するシステム要件です。

ハードウェア

•プロセッサアーキテクチャ:64ビットクアッドコア以上

•メモリ:8 GB以上

•空きディスク領域:50 MB以上

•ネットワーク接続:1 Mbps以上

オペレーティングシステム

次のオペレーティングシステムの 64ビットバージョンが、最新のサービスパックとともにインストールされていることを確認してください。

• Windows Server 2008 R2

• Windows Server 2012

• Windows Server 2012 R2

SoftwareCisco UCSモニタリングサービスを管理サーバにインストールする前に、次のソフトウェアコンポーネントをインストールしておきます。

• Windows PowerShell 3.0以降

• .NET Framework 4.0以降

サポートされる UCS Manager リリース

Microsoft System Center Operations Manager用の Cisco UCS管理パックは、次の Cisco UCS Managerリリースと互換性があります。

• Release 2.1

• Release 2.2

•リリース 2.5

•リリース 3.0

•リリース 3.1

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6

概要

システム要件

第 3 章

はじめに

この章の内容は、次のとおりです。

• 主な機能, 7 ページ

主な機能

Cisco UCS ドメイン の障害に対するルール

この管理パックは、Cisco UCSドメインの障害ごとに 1つのルールを実装します。これにより、障害レベルでのカスタマイズ能力が向上します。優先順位や重大度の変更など、パラメータをオー

バーライドして、OperationsManagerコンソールインターフェイスからルールを有効化または無効化できます。コンソールインターフェイスとは別に、これらのカスタマイズはすべて、OperationManagerのコマンドレットを使用して適用することもできます。一度に複数のルールに作用するPowerShellスクリプトを開発することもできます。UCSドメインからの情報メッセージに対してルールは実装されません。情報メッセージはOperationsManagerの管理パックによってキャプチャされません。ルールは事前に設定しておくことができます。UCSテンプレートを追加する前に、これらのルールを有効化または無効化することができます。

UCSM FSMの障害は一時的な障害であるため、このバージョンの Cisco UCS管理パックではサポートされません。

デフォルトでは、管理パック内のすべてのルールが有効になります。障害に対してアラートを生

成しないようにするには、ルールを無効化する必要があります。

モジュール化された管理パックの設計

Cisco UCSドメイン管理パックを最適化するために、Cisco UCSコアライブラリ管理パックに共通モジュールとワークフローが追加されました。

UCS Manager のパフォーマンスメトリックのサポート

•ファン、PSU、CPU、マザーボード、ポート、メモリ、アダプタなど、UCSのパフォーマンスに関する詳細なデータを管理パックにより収集

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7

•データウェアハウスで利用可能な UCS Managerのパフォーマンス履歴データ

•履歴データからのレポート生成機能

UCS Manager に対する Cisco M シリーズシャーシのサポート

•カートリッジとサーバユニットの検出および障害モニタリング

•サーバユニットに対する KVMの起動

強化されたインベントリビューとアラートビュー

• UCSインベントリのダッシュボードビュー

• Cisco UCSドメインのアクティブアラート、確認済みアラート、クリア済みアラートを、アラートダッシュボードの個別ビューに表示

•強化されたモニタリングサービスのダッシュボードビュー

追加機能

• UCS Managerのしきい値ポリシーに関連するアラートの生成をサポート

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8

はじめに

主な機能

第 4 章

Cisco UCS 管理パックの設定

この章の内容は、次のとおりです。

• Cisco UCS Manager管理パックの設定に関するチェックリスト, 9 ページ

• Operations Managerへの Cisco UCSドメインの追加, 10 ページ

• アカウントの作成, 13 ページ

• プロファイルへの実行アカウントの関連付け, 13 ページ

Cisco UCS Manager管理パックの設定に関するチェックリスト

1 Cisco UCSモニタリングサービスをホストする次のサーバ/コンピュータに対して、[Allow thisserver to act as a proxy and discover managed objects on other computers]オプションが有効になっていることを確認します。

•エージェント管理型コンピュータ(信頼境界)

•管理サーバ

•エージェント管理型コンピュータ(非信頼境界)

•ゲートウェイサーバ

2 CiscoUCSモニタリングサービスをホストするすべてのサーバとシステムが、OperationsManagerコンソールの [Monitoring] > [CiscoUCSMonitoring] > [CiscoUCSMonitoring Service] > [MonitoringService Dashboard]に表示されていることを確認します。

3 Cisco UCSモニタリングサービスをホストするすべてのサーバ/コンピュータが、OperationsManagerコンソールの [Administration] > [Device Management] > [(Management Server / AgentManaged)]で検出されており、正常な状態であることを確認します。

4 [Add Monitoring Wizard]で UCSドメインを追加した後、該当する実行アカウントが適切な実行プロファイルに関連付けられていることを確認します。

Microsoft System Center 2012、2012 SP1、および 2012 R2 の Operations Manager 向け Cisco UCS Manager 管理パックユーザガイド、リリース 4.x

9

5 実行アカウントの配信が [More Secure]に設定されていること、CiscoUCSモニタリングサービスをホストするコンピュータが [SelectedComputers]リストに表示されていること、およびそのコンピュータが UCSドメインのモニタリングに対して選択されているコンピュータと同じであることを確認します。

6 CiscoUCSドメインをゲートウェイサーバまたはエージェント管理型コンピュータ(非信頼境界)を介してモニタリングする場合は、そのマシンからCiscoUCSドメインに到達可能であることを確認します。

7 Operations Managerのアクションアカウントに、TEMP(%SystemRoot%\Temp)フォルダの読み書き権限があることを確認します。

Operations Manager への Cisco UCS ドメインの追加信頼できるドメインのサーバに管理パックがインポートされているか、Cisco UCS管理サービスがインストールされている場合にのみ、それらのサーバに Cisco UCSドメインを追加できます。

ステップ 1 Operations Managerコンソールを起動します。

ステップ 2 [Authoring] > [Cisco UCS Manager]に移動します。

ステップ 3 [Tasks]ペインで [Add Monitoring Wizard]をクリックします。

ステップ 4 [Monitoring Type]タブで [Cisco UCS Manager]をクリックします。

ステップ 5 [Next]をクリックします。

ステップ 6 [General Information]タブで、以下を確認して実行します。[Connection]領域で、以下を実行します。

説明名前

UCSドメインの IPアドレスまたはホスト名を入力します。

[IP Address/Hostname]フィールド

Cisco UCSの設定時に [HTTP]または [HTTPS]で指定したポート番号を入力します。

デフォルトでは、ポート番号が、非セキュアな接続

の場合は 80、セキュアな接続の場合は 443に設定されます。

[Port Number]フィールド

オンにすると、セキュアな HTTPS接続が確立されます。

オフにすると、非セキュアなHTTP接続が確立されます。

[Connection Mode]チェックボックス

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10

Cisco UCS 管理パックの設定Operations Manager への Cisco UCS ドメインの追加

[Proxy Server]領域で、以下を実行します。

説明名前

オンにすると、プロキシサーバの詳細を入力でき

ます。

次の詳細を入力します。

• [Host]:プロキシサーバの IPアドレスを入力します。

• [Port]:プロキシサーバへの接続に使用するポート番号を入力します。

[Enable Proxy Configuration]チェックボックス

オンにすると、プロキシサーバの認証を実行でき

るようになります。

次の詳細を入力します。

• [Username]:プロキシサーバで設定したユーザ名を入力します。

• [Password]:プロキシサーバのパスワードを入力します。

[Enable Proxy Authentication]チェックボックス

[Cisco UCS Monitoring Service]領域で、以下を実行します。

説明名前

次のいずれかになります。

• [Agent Managed Computer (Trusted Boundary)]

• [Agent Managed Computer (Untrusted Boundary)]

• [Management Server]

• [Gateway Server]

[Machine Type]ドロップダウンリスト

CiscoUCSモニタリングサービスがインストールされているマシンの FQDNを選択します。

[Service Machine]ドロップダウンリスト

ステップ 7 Operations Managerから UCS Managerへの接続を確認するには、[Test Connection]をクリックします。接続のテストに失敗した場合は、ネットワーク管理者に問い合わせてくださ

い。

(注)

証明書エラーの場合は、アラートダイアログボックスの指示に従ってくださ

い。

(注)

Microsoft System Center 2012、2012 SP1、および 2012 R2 の Operations Manager 向け Cisco UCS Manager 管理パックユーザガイド、リリース 4.x

11

Cisco UCS 管理パックの設定Operations Manager への Cisco UCS ドメインの追加

ステップ 8 [Authentication]ダイアログボックスで、ユーザ名とパスワードを入力し、[OK]をクリックします。UCSドメインがドメイン認証用に設定されている場合は、<username@domainname>の形式でユーザ名を入力します。<domainname>は、[Administration] > [User Management] > [Authentication in UCS]で設定された UCS認証です。

Operations Managerコンソールマシンと同じ Active Directoryレベルにある管理サーバを選択した場合は、ダイアログボックスでモニタリングサービスの状態が検証されます。モニタリング

サービスが停止している場合は、それを開始できます。

ローカル管理者権限を持っている場合は、管理サーバにUCSドメインを追加できます。モニタリングサービスの状態を分析し、リモートからモニタリングサービスを開始するには、ローカ

ル管理者権限が必要です。

(注)

ステップ 9 [Next]をクリックします。

ステップ 10 [Instance Name]タブで、以下を実行します。

説明名前

UCSドメイン名はデフォルトで設定されます。[Name]フィールド

UCSドメインの説明を入力します。[Description]フィールド

[Management Pack]領域では、デフォルトの設定をそのまま使うことも、以下のオプションのいずれかを使用することもできます。

説明名前

オンにした場合は、既存の管理パックを選択してこ

のインスタンスを保存するか、[New]をクリックして新しい管理パックを作成することができます。

ドロップダウンリストからデフォルトの

管理パックを選択することは推奨しませ

ん。

(注)

[Use Existing Management Pack or Create new]チェックボックス

ステップ 11 [Next]をクリックします。

ステップ 12 [Run As Account]タブで [Add]をクリックします。

ステップ 13 新しい実行アカウントを UCSドメインインスタンスに関連付ける場合は、[New]をクリックします。UCSドメインでの読み取り専用権限を持っている場合は、インベントリデータを収集したりUCSドメインの障害をモニタリングすることができます。障害の確認やKVMコンソールの起動など、アクションを実行するための権限については、http://www.cisco.com/c/en/us/support/servers-unified-computing/ucs-manager/products-installation-and-configuration-guides-list.htmlを参照してください。

(注)

ステップ 14 [Next]をクリックします。

ステップ 15 [Summary]タブで、設定のサマリーを確認し、[Create]をクリックします。

Microsoft System Center 2012、2012 SP1、および 2012 R2 の Operations Manager 向け Cisco UCS Manager管理パックユーザガイド、リリース 4.x

12

Cisco UCS 管理パックの設定Operations Manager への Cisco UCS ドメインの追加

UCSドメインのモニタリング用テンプレートが作成されます。

アカウントの作成[AddMonitoringWizard]でテンプレートを追加する際に実行アカウントをCisco UCSインスタンスに関連付けなかった場合や、UCSインスタンスの現在のアカウント関連付けを変更する場合は、Cisco UCSインスタンスのアカウントを設定します。

CiscoUCSドメインのアカウントを作成するには、管理パックで使用されるCiscoUCSインスタンスのユーザ名とパスワードで実行アカウントを作成します。実行アカウントの詳しい作成手順に

ついては、『How to Create a Run As Account』を参照してください。

[General Properties]ページで、[Run-As Account Type]として [Simple Authentication]を選択します。

(注)

CiscoUCSManagerがドメイン認証用に設定されている場合は、<username@domainname>の形式でユーザ名を入力します。<domainname>は、[Administration] > [User Management] >[Authentication in Cisco UCS Manager]で設定されている UCS認証ドメイン名です。これらのクレデンシャルは、Cisco UCS Managerとのすべての通信で使用されます。

(注)

プロファイルへの実行アカウントの関連付け実行アカウントが作成されたら、そのアカウントを Cisco UCSドメインの実行プロファイルに関連付けます。実行プロファイルは、Operations Managerで UCSドメインの名前を使用して作成されます。アカウントを実行プロファイルに関連付ける方法の詳細については、

https://technet.microsoft.com/en-us/library/hh212825.aspxを参照してください。

UCSドメインのインベントリ収集および障害モニタリングには、Cisco UCS Managerでの読み取り専用権限が必要です。障害の確認や KVMコンソールの起動など、アクションの実行についてはhttp://www.cisco.com/c/en/us/support/servers-unified-computing/ucs-manager/products-installation-and-configuration-guides-list.htmlで必要な権限を参照してください。

(注)

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13

Cisco UCS 管理パックの設定アカウントの作成

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14

Cisco UCS 管理パックの設定プロファイルへの実行アカウントの関連付け

第 5 章

エラー確認の設定

この章の内容は、次のとおりです。

• エラー確認の概要, 15 ページ

• 解決状態の作成, 15 ページ

• チャネルの作成, 16 ページ

• サブスクライバとサブスクリプションの作成, 17 ページ

エラー確認の概要Operations Managerコンソールを使用して、Cisco UCSドメインのエラーを確認できます。この設定は、Operations Managerコンソールからの確認アラートについて Cisco UCSと通信する上で役立ちます。同じ管理グループ内のどの管理サーバからでもこの機能を設定できます。

UCS Central管理パックに対してエラー確認を設定している場合は、UCS Manager管理パックに対してこれらのタスクを実行しないでください。

(注)

解決状態の作成解決状態を作成するには、https://technet.microsoft.com/en-in/library/hh212928.aspxを参照してください。

解決状態を説明するような解決状態名を指定します。たとえば、UCS Acknowledgedなど。(注)

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15

チャネルの作成

ステップ 1 [Operations Manager]コンソールで、メニューバーの [Go]タブをクリックします。

ステップ 2 ドロップダウンリストから、[Administration] > [Notification]を選択します。

ステップ 3 [Channels]を右クリックし、[New Channel] > [Command]を選択します。[Command Notification Channel]ダイアログボックスが表示されます。

ステップ 4 [Description]タブで、チャネルの名前と説明を入力します。

ステップ 5 [Next]をクリックします。

ステップ 6 [Settings]タブで、以下を実行します。

説明名前

コマンドファイルへのパスを入力します。

例:C:\Windows\System32\WindowsPowerShell\v1.0\powershell.exe

[Full path of the command file]フィールド

チャネルのコマンドラインパラメータを入力しま

す。

例: -Command "&'C:\ProgramData\Cisco\Scripts\AcknowledgeFault.ps1'"-instanceId '$Data[Default='NotPresent']/Context/DataItem/Custom1$'-serviceMachineName '$Data[Default='NotPresent']/Context/DataItem/Custom9$' -dn'$Data[Default='NotPresent']/Context/DataItem/Custom10$' -faultCode'$Data[Default='NotPresent']/Context/DataItem/Custom4$' -faultId'$Data[Default='NotPresent']/Context/DataItem/Custom6$'

Operations Managerから UCS障害を確認できるように、コマンドラインパラメー

タを正しく設定してください。

(注)

[Command line parameters]フィールド

起動フォルダの名前を入力します。

例:C:\ProgramData\Cisco\Scripts

フォルダを追加する前に、スクリプトの

パスと場所を確認してください。

(注)

[Startup folder for the command file]フィールド

ステップ 7 [Finish]をクリックします。

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16

エラー確認の設定

チャネルの作成

サブスクライバとサブスクリプションの作成サブスクライバとサブスクリプションを作成するには、

https://technet.microsoft.com/en-in/library/hh212812.aspxを参照してください。

Windows ファイアウォールインバウンドルールの作成Windowsファイアウォールインバウンドルールを作成し、Cisco UCSモニタリングサービスが稼働しているすべてのマシンのポート8732をオープンするようにします。これにより、エラー確認PowerShellスクリプトと Cisco UCSモニタリングサービスとの間の通信が可能になります。

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17

エラー確認の設定

サブスクライバとサブスクリプションの作成

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18

エラー確認の設定

Windows ファイアウォールインバウンドルールの作成

第 6 章

Cisco UCS 管理パックのカスタマイズ

この章の内容は、次のとおりです。

• Cisco UCSドメイン管理パックのカスタマイズの概要, 19 ページ

• Cisco UCSインスタンスオブジェクトの検出, 20 ページ

• ルール, 21 ページ

• 重大度のマッピング, 23 ページ

• 管理パック内のルールの一覧表示, 23 ページ

• ルールのオーバーライド, 24 ページ

• UCSドメインから別のモニタリングサービスへの移行, 24 ページ

Cisco UCS ドメイン管理パックのカスタマイズの概要Operations Managerでモニタリング用に追加された各 UCSドメインに対して、Cisco UnifiedComputing Systemの [Management PackTemplates]タブに管理パックテンプレートが作成されます。カスタマイズを実行するには、管理パックのコンポーネントを理解しておくことが重要です。

Microsoft System Center 2012、2012 SP1、および 2012 R2 の Operations Manager 向け Cisco UCS Manager 管理パックユーザガイド、リリース 4.x

19

Cisco UCS インスタンスオブジェクトの検出オブジェクトの検出はすべて一定間隔で実行されます。定期的に実行してモニタリングサービス

からディスカバリデータを取得することができます。パック内のオブジェクトの検出を一覧表示

するには、以下の手順を実行します。

ステップ 1 [Operations Manager]コンソールで、メニューバーの [Go]タブをクリックします。

ステップ 2 ドロップダウンリストから [Authoring]を選択します。

ステップ 3 [Management Pack Templates] > [Cisco UCS Manager]を選択します。

ステップ 4 オブジェクトの検出を表示するテンプレートパックを選択します。

ステップ 5 右クリックして [View Management Pack Objects] > [Object Discoveries]を選択します。

Cisco UCS インスタンス(オブジェクト検出)これはトップレベルのオブジェクト検出であり、UCSドメインに対して実行される最初の検出です。CiscoUCSドメインのインスタンスをOperationsManagerで検出します。この検出を実行することにより、Cisco UCSモニタリングサービスを使用して Cisco UCSドメインからインベントリ情報やモニタリング情報を取得できます。これらの検出はオーバーライドできます。以降の項で

は、オブジェクトの検出をオーバーライドする方法について説明します。

このオブジェクトの検出で利用可能なオーバーライドのセットを以下に示します。

• CacheClass:UCSドメインからインベントリ情報やモニタリング情報を収集する管理対象オブジェクトを定義します。

• Discovery Level:Operations Manager内で UCSドメインから組織やサービスプロファイルを検出する最大レベルを定義します。

• Enabled:オブジェクトの検出を有効な状態に定義します。

• Interval Seconds:実行間隔を定義します。

• ShowUnassociatedProfiles:関連付けられているサービスプロファイルまたは関連付けられていないサービスプロファイルを Operations Manager内で検出するかどうかを定義します。デフォルト値は Trueで、関連付けられていないサービスプロファイルが表示されます。

• Logging Level:オブジェクトの検出に対してロギングを有効化するか無効化するかを定義します。

• Timeout Seconds:検出スクリプトの実行に対してタイムアウト時間を定義します。

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20

Cisco UCS 管理パックのカスタマイズCisco UCS インスタンスオブジェクトの検出

デフォルトでは、 Cisco UCSインスタンスの検出を 2時間(7200秒)ごとに実行して、CiscoUCSドメインからあらゆる変更を取得するようにプログラムされています。

(注)

オブジェクト検出のオーバーライド

ステップ 1 Cisco UCSドメインインスタンスの [Object Discovery]ページに移動します。

ステップ 2 プロパティをオーバーライドするオブジェクトを選択します。

ステップ 3 右クリックして、[Override] > [Override the Object Discovery] > [For All Objects of Class]を選択します。

ステップ 4 [Override Properties]ダイアログボックスで、次の手順を実行します。

• [Override]チェックボックスをオンにします。

•オーバーライド値を変更します。

• [OK] > [Apply]をクリックします。

オーバーライドを使用してオブジェクトの検出を有効化した場合は、トップレベル(CiscoUCSインスタンス)までのターゲットクラスの検出が有効になっていることを確認します。有効に

なっていない場合は、有効化します。オーバーライドを使用してオブジェクトの検出を無効化

した場合、このクラスをターゲットとしたリーフレベルまでのクラスの検出は、OperationManagerによってモニタリングされません。

(注)

オブジェクトの検出を [Disabled]の状態から有効化した場合は、そのようなすべてのオブジェクトの検出に対し、[Cisco UCS Instance Tasks]の [Generate Discovery Event]タスクを使用して検出イベントを生成する必要があります。検出がオフになっている場合は、これを使用して管理サー

ビスから古い更新が取得されます。

(注)

PowerShell コマンドレットによるオブジェクト検索のオーバーライドPowerShellコマンドレットを使用して、オブジェクトの検索を無効化またはオーバーライドすることができます。詳細については、「Retrieving, enabling, or disabling UCS Object Discoveries」を参照してください。

ルールCisco UCSコアライブラリ管理パックにはそれぞれの UCS障害に応じたルールがあり、[AddMonitoringWizard]でUCSテンプレートインスタンスが作成されるたびにルールが継承されます。

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Cisco UCS 管理パックのカスタマイズオブジェクト検出のオーバーライド

含まれているルールは、重大度が FSMや Configurationではなく、クリティカル、メジャー、マイナー、警告、タイプに相当する障害用です。

(注)

障害が発生する可能性のあるUCSコンポーネントによっては、UCS障害に対して 1つ以上のルールが存在する場合があります。

たとえば、障害 F0174は以下の UCSコンポーネントで発生する可能性があります。

"sys/chassis-[id]/blade-[slotId]/board/cpu-[id]"/>

"sys/rack-unit-[id]/board/cpu-[id]"/>

この例では、DNを後方から解析した場合、ラックユニットとブレードが検出されたコンポーネントとなります。これらは同じ基本クラスであるため、1つのルールを使用できます。たとえば、障害ルール:Server.F0174が該当します。

ここで、障害 F0371について考えてみます。この障害は以下のUCSコンポーネントで発生する可能性があります。

"sys/chassis-[id]/fan-module-[tray]-[id]/fan-[id]"/>

"sys/fex-[id]/fan-[id]"/>

"sys/rack-unit-[id]/fan-module-[tray]-[id]/fan-[id]"/>

"sys/switch-[id]/fan-[id]"/>

"sys/switch-[id]/fan-module-[tray]-[id]/fan-[id]"/>

この例では、DNを後方から解析した場合、シャーシ、FEX、スイッチ、およびラックユニットが検出されたコンポーネントとなり、これらは基本クラスが異なっています。したがって、複数

のルールを使用できます。次に例を示します。

•障害ルール:Chassis.F0371

•障害ルール:Fex.F0371

•障害ルール:FabricInterconnect.F0371

•障害ルール:Server.F0371

ルールはイベントに基づきます。各ルールは、Cisco UCSモニタリングサービスによって引き起こされたイベントに基づいて、Operations Managerで複数のアラートを生成できます。

現在、Cisco UCS管理パックでは、Cisco UCSドメインからの情報提供を目的としたエラーはOperations Managerで表示されません。

(注)

UCS Manager FSMの障害は一時的な障害であるため、このバージョンの管理パックではサポートされません。管理パックでサポートされない FSM障害の一覧については、次の URLを参照してください。http://www.cisco.com/c/en/us/td/docs/unified_computing/ucs/ts/faults/reference/2-0/UCSFaultsErrorsRef_20/UCS_FSMs.html

(注)

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Cisco UCS 管理パックのカスタマイズルール

ルールの事前設定

すべての管理パックがインポートされたら、CiscoUCSManagerテンプレートが作成される前に、UIまたはコマンドレットからルールを設定(有効化/無効化)します。設定が完了すると、テンプレートのインポートが可能になり、以降に追加されるすべてのテンプレートで設定が有効になり

ます。テンプレートのインポート後にルールの設定を変更する場合は、ルールを再設定します。

これは、既存のテンプレートと以降に追加されるすべてのテンプレートで自動的に有効になりま

す。

PowerShell コマンドレットによるルールの有効化PowerShellコマンドレットを使用してルールを有効化できます。詳細については、「Retrieving,Enabling or Disabling UCS Fault Rules」を参照してください。

重大度のマッピングこの項では、UCSドメインの障害の重大度と Operations Managerコンソール内のアラートの重大度とのマッピングについて説明します。

次の表は、Cisco UCSドメインとルール間での重大度のマッピングを示しています。

ルール(アラートの重大度)Cisco UCS(重大度)重大度

CriticalCritical、Major1

警告Minor、Warning2

デフォルトでは、すべてのルールが有効です。(注)

管理パック内のルールの一覧表示

ステップ 1 Operations Managerのメニューバーで、[Go]をクリックして [Authoring]を選択します。

ステップ 2 ナビゲーションペインで、[Management Pack Templates]を選択します。

ステップ 3 [Cisco UCS Manager]を選択します。

ステップ 4 Cisco UCSインスタンスを右クリックし、[View Management Pack Objects] > [Rules]を選択します。

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Cisco UCS 管理パックのカスタマイズルールの事前設定

ルールのオーバーライド

ステップ 1 Operations Managerのメニューバーで、[Go]をクリックして [Authoring]を選択します。

ステップ 2 ナビゲーションペインで、[Management Pack Templates]を選択します。

ステップ 3 [Cisco UCS Manager]を選択します。

ステップ 4 Cisco UCSインスタンスを右クリックし、[View Management Pack Objects] > [Rules]を選択します。

ステップ 5 [Rules]ページで、オーバーライドするルールを選択します。

ステップ 6 ルールを右クリックして、[Overrides] > [Override the Rule] > [For all objects of class]をクリックします。

ステップ 7 [Override Properties]ページで、オーバーライドするパラメータを選択してから、オーバーライド値を変更します。

ステップ 8 [OK]をクリックして [Override]ページを閉じます。

ステップ 9 [Rules]ページを閉じます。

UCS ドメインから別のモニタリングサービスへの移行複数の Operations Manager管理サーバとエージェント管理型コンピュータが存在する展開では、Cisco UCSモニタリングサービスを複数のコンピュータにインストールして、複数の Cisco UCSドメインをモニタリングできます。これにより、複数のCisco UCSドメインをモニタリングする負荷をさまざまな管理サーバとエージェント管理型コンピュータ全体に分散することができます。

その過程で、Cisco UCSドメインのモニタリングを、ある Cisco UCSモニタリングサービスから別のモニタリングサービスに割り当てることが必要になる場合があります。

ステップ 1 Operations Managerコンソールのメニューバーで、[Go]タブをクリックします。

ステップ 2 ドロップダウンメニューから [Authoring]を選択します。

ステップ 3 [Management Pack Templates]を選択します。

ステップ 4 [Cisco UCS Manager]を選択します。

ステップ 5 いずれかの Cisco UCSインスタンスを右クリックし、[Properties]をクリックします。

ステップ 6 ドロップダウンリストから、別のマシンタイプまたはサービスマシン(または両方)を選択します。

ステップ 7 [OK] > [Apply]をクリックします。

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24

Cisco UCS 管理パックのカスタマイズルールのオーバーライド

第 7 章

Operations Manager による Cisco UCS ドメインのモニタリング

この章の内容は、次のとおりです。

• Operations Managerの [Monitoring]ペインについて, 25 ページ

• Cisco UCSドメインの [Monitoring]ペインの表示, 25 ページ

• Cisco UCSのモニタリングについて, 26 ページ

• Cisco UCSモニタリングサービス, 26 ページ

• Cisco UCS Managerのモニタリングダッシュボード, 28 ページ

Operations Manager の [Monitoring] ペインについてCisco UCS管理パックをインストールして設定した後、Operations Managerの [Monitoring]ペインを使用して、モニタリング対象の Cisco UCSドメインのサマリーとコンポーネントを表示できます。[Monitoring]ペインの [Cisco UCSMonitoring]タブ、[State Dashboard]、[Alert Dashboard]には、UCSドメインのインスタンスとそのコンポーネントのヘルスステータスがすべて表示されます。

Cisco UCS ドメインの [Monitoring] ペインの表示

ステップ 1 Operations Managerコンソールを起動します。

ステップ 2 [Monitoring]タブをクリックします。

ステップ 3 [Cisco UCS Monitoring] > [UCS Domain(s) Monitoring]フォルダを展開します。

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Cisco UCS のモニタリングについて[Cisco UCSMonitoring]タブには、検出されたすべての Cisco UCSドメインとそのコンポーネントに関するステータスダッシュボードとアラートダッシュボードが表示されます。

このフォルダには、Cisco UCSドメインに関連する以下のサブフォルダが含まれています。

• Management Pack Events

• Cisco UCS Monitoring Service

• UCS Domain(s) Monitoring

Management Pack Events

このビューには、OperationsManagerでのモニタリングスクリプトの実行に関するアラートが表示されます。下記の表は、一般的なエラーの一部を示しています。

確認項目Error DescriptionエラーコードSerial No.

[AddMonitoringWizard]でサービスマシンのエ

ントリを確認する

サービス接続エラー199001

サービスマシンでモニ

タリングサービスが稼

働しているかどうかを

確認する

サービスが見つからな

いか稼動していない

199002

アカウントがプロファ

イルに関連付けられて

いるかどうか、および

そのアカウントによる

UCSインスタンスへの接続が許可されている

かどうかを確認する

アプリケーションのエ

ラー

199003

Cisco UCS モニタリングサービスCisco UCSMonitoringフォルダは、[Monitoring Service Dashboard]と [Monitoring Service Statistics]から構成されています。[Monitoring Service Dashboard]には、[Management Group]に関連付けられており、サービスがインストールされているマシンすべてのヘルスステータスが含まれています。

[Monitoring Service Statistics]には、スレッドカウント、IOWrite Bytes/Sec、Elapsed Time、IO ReadBytes/Sec、% User Time、% Processor Time、および Page Faults/Secの統計グラフが含まれています。

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Operations Manager による Cisco UCS ドメインのモニタリングCisco UCS のモニタリングについて

グラフを選択すると、画面の下部に凡例が表示されます。統計値をグラフ形式で表示するかどう

かに応じて、インスタンスをオンまたはオフにします。

サービスの開始

Cisco UCSドメインのモニタリングに使用しているモニタリングサービスを停止すると、[AlertView]にアラートが生成されます。[Start Service]タスクをクリックし、Operations Managerコンソールからリモートでモニタリングサービスを開始します。

ステップ 1 Operations Managerコンソールを起動します。

ステップ 2 メニューバーで、[Go]タブをクリックします。

ステップ 3 ドロップダウンメニューから [Monitoring]を選択します。

ステップ 4 [Cisco UCS Monitoring] > [Cisco UCS Monitoring Service] > [Monitoring Service Dashboard]に移動します。

ステップ 5 モニタリングサービスを選択します。

ステップ 6 [Tasks]ペインで、[State View]をクリックします。

ステップ 7 [Start Service]をクリックします。

サービスの停止

CiscoUCSドメインのモニタリングにモニタリングサービスを使用しなくなった場合は、OperationsManagerコンソールからモニタリングサービスを停止できます。

ステップ 1 Operations Managerコンソールを起動します。

ステップ 2 メニューバーで、[Go]タブをクリックします。

ステップ 3 ドロップダウンメニューから [Monitoring]を選択します。

ステップ 4 [Cisco UCS Monitoring] > [Cisco UCS Monitoring Service] > [Monitoring Service Dashboard]に移動します。

ステップ 5 モニタリングサービスを選択します。

ステップ 6 [Tasks]ペインで、[State View]をクリックします。

ステップ 7 [Stop Service]をクリックします。

Operations Managerに追加されているすべての Cisco UCSモニタリングサービスが正常な状態であることを確認します。アラートダッシュボードでヘルスステータスを確認できます。

(注)

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Operations Manager による Cisco UCS ドメインのモニタリングサービスの開始

Cisco UCS Manager のモニタリングダッシュボードCisco UCS Instanceフォルダには、Operations Managerのモニタリング対象である各 Cisco UCSドメイン用のサブフォルダが含まれています。Cisco UCS Domain(s) Monitoringフォルダには、以下のサブフォルダが含まれています。

• Ucs Domain Alert Dashboard:UCSドメインで生成されたすべてのアラートが表示されます。アラートはさらに以下のビューに分類されます。

◦ [Active Alerts]

◦ [Acknowledge Alerts]

◦ [Cleared Alerts]

• UCSDomain Diagram:すべてのインスタンスについて、さまざまなCisco UCSドメインコンポーネント間の関係をグラフィカルに表示します。

• UCS Domain State Dashboard:Cisco UCSドメインについて、ヘルスステータスおよびその他のインベントリ情報を表示します。

UCS Manager GUI の起動UCSManagerGUIを起動するには、OperationsManagerアプリケーションが稼働しているコンピュータと Cisco UCSドメインとの間でネットワーク接続を利用できる必要があります。

ステップ 1 Operations Managerコンソールのメニューバーで、[Go]タブをクリックします。

ステップ 2 ドロップダウンメニューから [Monitoring]を選択します。

ステップ 3 [Cisco UCS Monitoring] > [UCS Domain(s) Monitoring] > [UCS Domain State Dasboard]に移動します。

ステップ 4 Cisco UCSドメインを起動する必要があるターゲットの Cisco UCSドメインを選択します。

ステップ 5 [Tasks]ペインで、[Launch UCS GUI]をクリックしてWeb UIを起動します。

UCS Manager インベントリデータのロード

ステップ 1 [Monitoring]ペインで、[Cisco UCSMonitoring] > [UCSDomain(s)Monitoring] > [UCSDomains State Dashboard]の順に展開します。

ステップ 2 Cisco UCSサーバのデータをロードする必要があるグループを選択します。[Cisco UCS Instance Tasks]ペインで、[Load UCS Inventory Data]を選択します。

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Operations Manager による Cisco UCS ドメインのモニタリングCisco UCS Manager のモニタリングダッシュボード

ステップ 3 [Load Cisco Inventory Data]をクリックします。[Run Task- Load UCS Inventory Data]ダイアログボックスが表示されます。

ステップ 4 [Run]をクリックして、インベントリデータ出力をロードします。

ステップ 5 [Close]をクリックして、ダイアログボックスを終了します。

UCS Manager への ping[Ping]を使用して、Operations Managerコンソールと Cisco UCSドメインとの接続をチェックします。

ステップ 1 Operations Managerのメニューバーで、[Go]タブをクリックします。

ステップ 2 ドロップダウンメニューから [Monitoring]を選択します。

ステップ 3 [Cisco UCS Monitoring] > [UCS Domain(s) Monitoring] > [UCS Domain State Dashboard]に移動します。

ステップ 4 UCSドメインを選択します。

ステップ 5 [Tasks]ペインで、[State View]を選択します。

ステップ 6 [Cisco UCS Tasks]ペインで、[Ping UCS]を選択します。

ステップ 7 出力の詳細を確認し、[Close]をクリックして終了します。

UCS への継続的 ping[Ping Continuously (ping-t)]を使用して、Operations Managerコンソールと Cisco UCSドメインとの接続をチェックします。

ステップ 1 Operations Managerのメニューバーで、[Go]タブをクリックします。

ステップ 2 ドロップダウンメニューから [Monitoring]を選択します。

ステップ 3 [Cisco UCS Monitoring] > [UCS Domain(s) Monitoring] > [UCS Domain State Dashboard]に移動します。

ステップ 4 [Cisco UCS Monitoring] > [UCS Central Monitoring] > [UCS Central State Dshboard]に移動します。

ステップ 5 リストから UCSドメインを選択します。

ステップ 6 [Tasks]ペインで、[State View]を選択します。

ステップ 7 [Cisco UCS Tasks]ペインで、[Ping UCS Continuously (ping-t)]を選択します。

ステップ 8 出力の詳細を確認し、[Close]をクリックして終了します。

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Operations Manager による Cisco UCS ドメインのモニタリングUCS Manager GUI の起動

物理インベントリと論理インベントリ

Cisco UCSドメインのヘルスステータス、インベントリ、障害情報、および各種ハードウェアコンポーネントについて、さまざまなビューを提供して見通しがきくようにします。

それぞれの UCSコンポーネントについて、以下のダッシュボードを表示できます。

• Alert Dashboard

• Diagram View

• State Dashboard

シャーシの詳細の表示

ステップ 1 Operations Managerコンソールを起動します。

ステップ 2 ドロップダウンメニューで、[Go]タブを選択して [Monitoring]をクリックします。

ステップ 3 [Cisco UCS Monitoring] > [UCS Domain(s) Monitoring] > [Chassis]に移動します。シャーシの各コンポーネントについて次の詳細を確認します。

•シャーシのアラートダッシュボード

•シャーシのステータスダッシュボード

•シャーシのパフォーマンス

◦シャーシのファン統計情報

◦シャーシの電力統計情報

◦シャーシの PSU統計情報

• IOモジュール

◦ IOモジュールのアラートダッシュボード

◦ IOモジュールのステータスダッシュボード

◦ IOモジュールのパフォーマンス

◦ IOモジュールの Rxポート統計情報

◦ IOモジュールの温度統計情報

◦ IOモジュールの Txポート統計情報

• Blade

◦ブレードサーバのアラートダッシュボード

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Operations Manager による Cisco UCS ドメインのモニタリング物理インベントリと論理インベントリ

◦ブレードのステータスダッシュボード

◦ブレードのパフォーマンス

◦ブレードの CPU統計情報

◦ブレードのメモリユニット/アレイ統計情報

◦ブレードのマザーボード統計情報

•カートリッジ

◦カートリッジのアラートダッシュボード

◦カートリッジのステータスダッシュボード

◦サーバユニット

◦サーバユニットのアラートダッシュボード

◦サーバユニットのステータスダッシュボード

◦サーバユニットのパフォーマンス

◦サーバユニットの CPU統計情報

◦サーバユニットのメモリユニット/アレイ統計情報

◦ユニットのマザーボード統計情報

ファブリックエクステンダの詳細の表示

ステップ 1 Operations Managerコンソールを起動します。

ステップ 2 ドロップダウンメニューで、[Go]タブを選択して [Monitoring]をクリックします。

ステップ 3 [Cisco UCS Monitoring] > [UCS Domain(s) Monitoring] > [Fabric Extender]に移動します。ファブリックエクステンダの各コンポーネントについて次の詳細を確認します。

• Fexのアラートダッシュボード

• Fexのステータスダッシュボード

• Fexのパフォーマンス

◦ FexStatistics

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Operations Manager による Cisco UCS ドメインのモニタリング物理インベントリと論理インベントリ

• IOモジュール

◦ IOモジュールのアラートダッシュボード

◦ IOモジュールのステータスダッシュボード

◦ IOモジュールのパフォーマンス

◦ IOモジュールの統計情報

ファブリックインターコネクトの詳細の表示

ステップ 1 Operations Managerコンソールを起動します。

ステップ 2 ドロップダウンメニューで、[Go]タブを選択して [Monitoring]をクリックします。

ステップ 3 [Cisco UCS Monitoring] > [UCS Domain(s) Monitoring] > [Fabric Interconnect]に移動します。ファブリックインターコネクトの各コンポーネントについて次の詳細を確認します。

•ファブリックインターコネクトのアラートダッシュボード

•ファブリックインターコネクトのステータスダッシュボード

•ファブリックインターコネクトのパフォーマンス

◦ファブリックインターコネクトのファン統計情報

◦ファブリックインターコネクトの PSU統計情報

◦スイッチシステム統計情報

•ポートチャネルのパフォーマンス

◦イーサネットポートチャネルのパフォーマンス

◦イーサネット Rxポートチャネルの統計情報

◦イーサネット Txポートチャネルの統計情報

◦ FCポートチャネルのパフォーマンス

◦ FC Rxポートチャネルの統計情報

◦ FC Txポートチャネルの統計情報

◦ FCOEポートチャネルのパフォーマンス

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Operations Manager による Cisco UCS ドメインのモニタリング物理インベントリと論理インベントリ

◦ FCoE Rxポートチャネルの統計情報

◦ FCOe Txポートチャネルの統計情報

•ポートのパフォーマンス

◦アプライアンスポートのパフォーマンス

◦アプライアンス Rxポートの統計情報

◦アプライアンス Txポートの統計情報

◦ FCポートのパフォーマンス

◦ FC Rxポートの統計情報

◦ FC Txポートの統計情報

◦ FCoEストレージポートのパフォーマンス

◦ FCOeストレージ Rxポートの統計情報

◦ FCoEストレージ Txポートの統計情報

◦ FCoEアップリンクポートのパフォーマンス

◦ FCOeアップリンク Rxポートの統計情報

◦ FCoEアップリンク Txポートの統計情報

◦サーバポートのパフォーマンス

◦サーバ Rxポートの統計情報

◦サーバ Txポートの統計情報

◦アップリンクポートのパフォーマンス

◦アップリンク Rxポートの統計情報

◦アップリンク Txポートの統計情報

組織の詳細情報の表示

Organizationフォルダ内のさまざまなビューとフォルダを使用して、UCSドメインの各種論理コンポーネントのヘルスステータス、インベントリ情報、障害情報を見通すことができます。以下

のビューとサブフォルダを表示できます。

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Operations Manager による Cisco UCS ドメインのモニタリング物理インベントリと論理インベントリ

• [Organization Alert Dashboard]:すべての組織とそのコンポーネントについて、アクティブ、確認済み、クリア済みのアラートが個別のビューに表示されます。このアラートビューに

は、管理パックによって直接モニタリングされないオブジェクトからのアラートも表示され

ます。アラートはさらに以下のビューに分類されます。

◦ [Acknowledge Alerts]

◦ [Cleared Alerts]

• [Organization State Dashboard]:組織のヘルスステータスおよび Cisco UCSドメインの関連情報が表示されます。

デフォルトでは、管理パックによって 3つのレベルの組織とそのコンポーネント(サービスプロファイル)が検出されます。4つ以上のレベルを検出するには、Cisco UCSインスタンスの [Object Discovery]で [Discovery Level]をオーバーライドします。

(注)

デフォルトでは、関連付けられているサービスプロファイルのヘルスステータスとアラート

が表示されます。以下の手順を実行して、[ShowUnassociatedProfiles]を [True]にオーバーライドできます。

(注)

1 [Authoring] > [Cisco UCS Manager] > [UCS Manager Instance]に移動します。

2 [Authoring] > [Cisco UCS Central] > [UCS Central Instance]に移動します。

3 右クリックし、[View Management Pack Objects] > [Object Discoveries] > [Cisco UCS InstanceDiscovery]を選択します。

4 [Overrides] > [Override the Object Discovery] > [for all objects of class]を右クリックし、関連付けられていないサービスプロファイルのヘルスステータスとアラートを表示します。

サービスプロファイル

サービスプロファイルに関連する以下の詳細を表示できます。

• [Service Profile Alert Dashboard]:すべてのサービスプロファイルのアクティブ、確認済み、クリア済みのアラートが個別のビューに表示されます。

• [Service Profile State Dashboard]:すべてのサービスプロファイルのヘルスステータスとすべての Cisco UCS Managerの関連情報が表示されます。

• [Service Profile Performance]:以下のコンポーネントに関連するパフォーマンス統計情報が表示されます。

◦サービスプロファイル Rxポート統計情報

◦サービスプロファイル Txポート統計情報

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Operations Manager による Cisco UCS ドメインのモニタリング物理インベントリと論理インベントリ

ラックユニットの詳細の表示

ステップ 1 Operations Managerコンソールを起動します。

ステップ 2 ドロップダウンメニューで、[Go]タブを選択して [Monitoring]をクリックします。

ステップ 3 [Cisco UCS Monitoring] > [UCS Domain(s) Monitoring] > [Rack Unit]に移動します。ラックユニットの各コンポーネントについて次の詳細を確認します。

•ラックユニットのアラートダッシュボード

•ラックユニットのステータスダッシュボード

•ラックユニットのパフォーマンス

◦ラックユニットの CPU統計情報

◦ラックユニットのファン統計情報

◦ラックユニットのメモリユニット/アレイ統計情報

◦ラックユニットのマザーボード統計情報

◦ラックユニットの PSU統計情報

アラート操作

UCS 障害の確認この操作は、Cisco UCSドメインの障害により管理パックで Operation Managerアラートが作成された場合に実行できます。この操作により、CiscoUCSドメインの障害をOperationsManagerコンソールから確認できます。

ステップ 1 Cisco UCSドメインに属する Operations Managerでアラートを選択します。

ステップ 2 アラートを右クリックし、[Set Resolution State]を選択します。

ステップ 3 解決状態に設定されている [UCS Acknowledged]をクリックします。

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Operations Manager による Cisco UCS ドメインのモニタリングアラート操作

アラートの専門知識項目の表示

専門知識項目には、OperationsManagerで生成されたアラートに関する詳細な情報が含まれています。この管理パックは、Operations Managerでアラートとして生成されるすべての UCS障害について専門知識項目をサポートしています。専門知識項目は、ユーザが障害の原因、説明、解決手

順といったアラートに関する追加情報を得るのに役立ちます。アラートを解消するには、解決手

順に従う必要があります。

ステップ 1 Operations Managerで UCSドメインアラートを選択します。

ステップ 2 アラートを右クリックし、[Properties]を選択します。

ステップ 3 [Properties]ウィンドウで [Product Knowledge]タブをクリックします。

アラートのクリア

Cisco UCSドメインで障害や条件がクリアされると、Operations Manager内の対応するアラートのステータスが「cleared」に設定されます。OperationsManagerコンソールのアラートを終了させるために手動で操作する必要はありません。

デフォルトでは、90秒ごとにすべてのアラートがクリアされます。ただし、この間隔は変更できます。

アラートのクリアと更新

ルール名:Cisco UCS Update and Close Alert Rule

ターゲット:すべての管理サーバリソースプール

オーバーライド可能なパラメータ:

• Enabled:このパラメータを使用して、ルールを有効化または無効化することができます(デフォルト値:true)。

• EventQueryIntervalInSeconds:このパラメータを使用して、イベントをクエリする間隔を設定します(デフォルト値:120秒)。

• Interval Seconds:このパラメータを使用して、ルールの実行周期を設定します(デフォルト値:90秒)。

• Logging:ロギングを設定します(デフォルト値:false)。

• Timeout Seconds:ルールのタイムアウト間隔を設定します(デフォルト値:60秒)。

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Operations Manager による Cisco UCS ドメインのモニタリングアラート操作

第 8 章

Cisco UCS 管理パックの PowerShell コマンドレット

この章の内容は、次のとおりです。

• PowerShellモジュールからのコマンドレットのインポート, 37 ページ

• UCSインスタンスの追加または更新, 38 ページ

PowerShell モジュールからのコマンドレットのインポート

ステップ 1 管理サーバで Operations Manager Shellを開きます。Cisco PowerShellモジュールは、管理グループ内のすべての管理サーバで共有されます。

CiscoUcsScomPsモジュールは %PROGRAMDATA%\Cisco\Modulesにインストールされています。

(注)

ステップ 2 CiscoUcsScomPsモジュールをインポートします。

ステップ 3 CiscoUcsScomPsモジュールのすべてのコマンドレットを表示するには、PowerShellウィンドウでGet-Command -Module CiscoUcsScomPsコマンドを使用します。

別の PowerShellセッションを使用している場合は、OperationsManagerモジュールをインポートしてから CiscoUcsScomPsモジュールをインポートします。

(注)

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37

UCS インスタンスの追加または更新Add-UcsScomInstance

このインスタンスに追加する既存の管理パックまたは新しい管理パックの名前を指定します。何

も指定しない場合は、インスタンスと同じ名前の新しい管理パックが作成されます。

Add-UcsScomInstance -UcsIPAddress <string> -MachineType <string>{Agent Managed Computer (Trusted Boundary) |Agent Managed Computer (Untrusted Boundary) |Management Server | Gateway Server}-MachineName <string> -InstanceName <string>[-Port <int>][-ManagementPackName <string>][-Description <string>] [-NoSsl] [-ProxyHost <string>][-ProxyPort <int>] [-ProxyUsername <string>][-ProxyPassword <string>] [-ExistingRun As Account <string>]

Add-UcsScomInstance -UcsIPAddress <string>-MachineType <string> {Agent Managed Computer (Trusted Boundary) |Agent Managed Computer (Untrusted Boundary) |Management Server | Gateway Server}-MachineName <string> -InstanceName <string>-Run As Account <string> -RunAsCredential <pscredential>[-Port <int>] [-ManagementPackName <string>][-Description <string>] [-NoSsl] [-ProxyHost <string>][-ProxyPort <int>] [-ProxyUsername <string>][-ProxyPassword <string>]

Add-UcsScomInstance -UcsIPAddress <string>-MachineType <string> {Agent Managed Computer (Trusted Boundary) |Agent Managed Computer (Untrusted Boundary) |Management Server | Gateway Server}-MachineName <string> -InstanceName <string>-ExistingManagementPack <ManagementPack>-Description <string> -Run As Account <string>-RunAsCredential <pscredential> [-Port <int>][-NoSsl] [-ProxyHost<string>] [-ProxyPort <int>][-ProxyUsername <string>] [-ProxyPassword <string>]

Add-UcsScomInstance -UcsIPAddress <string>-MachineType <string> {Agent Managed Computer (Trusted Boundary) |Agent Managed Computer (Untrusted Boundary) |Management Server | Gateway Server}-MachineName <string> -InstanceName <string>-ExistingManagementPack <ManagementPack>-Description <string> [-Port <int>] [-NoSsl][-ProxyHost <string>] [-ProxyPort <int>][-ProxyUsername <string>][-ProxyPassword <string>][-ExistingRun As Account <string>]

Update-UcsScomInstance

Update-UcsScomInstance [-InstanceName] <string> [[-UcsIPAddress] <string>] [[-Port] <string>][[-MachineType] <string> {Agent Managed Computer(Trusted Boundary) | Agent Managed Computer (Untrusted Boundary) |Management Server | Gateway Server}] [[-MachineName] <string>][[-Description] <string>] [[-Secure] <bool>][[-ProxyHost] <string>] [[-ProxyPort] <int>][[-ProxyUsername] <string>] [[-ProxyPassword] <string>]

Microsoft System Center 2012、2012 SP1、および 2012 R2 の Operations Manager 向け Cisco UCS Manager管理パックユーザガイド、リリース 4.x

38

Cisco UCS 管理パックの PowerShell コマンドレットUCS インスタンスの追加または更新

Get-UcsScomDiscovery

Get-UcsScomDiscovery -InstanceName <string>Get-UcsScomDiscovery -InstanceName <string> -ClassName <string[]>Get-UcsScomDiscovery -InstanceName <string> -DiscoveryName <string[]>

Enable-UcsScomDiscovery

Enable-UcsScomDiscovery [-Discovery] <ManagementPackDiscovery[]>

Disable-UcsScomDiscovery

Disable-UcsScomDiscovery [-Discovery] <ManagementPackDiscovery[]>

Get-UcsScomRule

Get-UcsScomRule [[-Class] <string[]>] [[-FaultID] <string[]>]

Enable-UcsScomRule

オーバーライドを追加する管理パックの名前を指定します。

Enable-UcsScomRule [-Rule] <ManagementPackRule[]>[-ManagementPackName] <string>

Disable-UcsScomRule

オーバーライドを追加する管理パックの名前を指定します。

Disable-UcsScomRule [-Rule] <ManagementPackRule[]>[-ManagementPackName] <string>

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Cisco UCS 管理パックの PowerShell コマンドレットUCS インスタンスの追加または更新

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Cisco UCS 管理パックの PowerShell コマンドレットUCS インスタンスの追加または更新