12
Klocwork 2018 Release Notes

Klocwork 2018 ReleaseNotes · 2018. 2. 12. · Klocworkが前世代(Klocwork2018より前)の解析エンジンを使用するよう強制します。以前の解析エンジンは、

  • Upload
    others

  • View
    9

  • Download
    0

Embed Size (px)

Citation preview

Page 1: Klocwork 2018 ReleaseNotes · 2018. 2. 12. · Klocworkが前世代(Klocwork2018より前)の解析エンジンを使用するよう強制します。以前の解析エンジンは、

Klocwork 2018Release Notes

Page 2: Klocwork 2018 ReleaseNotes · 2018. 2. 12. · Klocworkが前世代(Klocwork2018より前)の解析エンジンを使用するよう強制します。以前の解析エンジンは、

目次

リリースノート.......................................................................................................................3Klocwork 2018 の新機能 ...................................................................................................................................3Klocwork 2018 で修正された問題.....................................................................................................................5制限事項..............................................................................................................................................................7

2 |目次 | Klocwork

Page 3: Klocwork 2018 ReleaseNotes · 2018. 2. 12. · Klocworkが前世代(Klocwork2018より前)の解析エンジンを使用するよう強制します。以前の解析エンジンは、

リリースノートこのリリースノートは、Klocwork 2018をカバーしています。移行に影響を与える変更このセクションでは、前バージョンから Klocworkデータを移行する方法に影響を与える製品の変更点について詳しく説明します。アップグレードに関する一般的な情報ついては、前バージョンからのアップグレードを参照してください。ライセンスの変更2017ライセンスは、Klocwork 2018と互換性がありません。最新バージョンの製品を使用するには、新しいライセンスが必要です。ライセンス入手に関しては、[email protected]宛てお問い合わせください。無効化されたチェッカーprojects_rootディレクトリを移行する場合は、最初の統合ビルド解析の前に、以前のリリースと同じチェッカー設定があることを確認してください。

Klocwork 2018の新機能以下は Klocwork 2018の新機能です。アップグレードする場合、Klocworkの使用方法に影響を与える項目については、制限事項(7ページ)も参照してください。最新の C++ 17言語機能をサポートする新規解析エンジン弊社の新しい解析エンジンは、C++ 11、14、および 17言語機能向けに改善されたサポートを提供します。すなわち、改善されたサポートにより、どんなに複雑な C++アプリケーションでも Klocwork 2018が最も完全な解析を実行できるようにします。詳細は以下をご覧ください:Supported C++ language specifications。ビルドのクロスバージョンサポートKlocwork 2018は、ポータルおよびデスクトップツールから、最大 3つのマイナーリリースに戻って解析エンジンを切り離しました。すなわち、Klocworkの2017.1、2017.2、および 2017.3ビルドを、データのインポートまたは移行なしでKlocwork2018にロードできます。大規模な組織にとって、この機能はサーバーやデスクトップのツールをアップデートしてその改良を利用しながら、プロジェクトの一部または全部を Klocworkの以前のバージョンで解析できる柔軟性をもたらします。詳細は以下をご覧ください:Cross-versionsupport forbuilds。ライセンス2017ライセンスは、Klocwork 2018と互換性がありません。最新バージョンの製品を使用するには、新しいライセンスが必要です。ライセンス入手に関しては、[email protected]宛てお問い合わせください。Klocwork2017.3のリリースでは、Windows、Linux、MacプラットフォームでサポートされるFlexNetPublisherのバージョンをバージョン 2016 R2 (11.14.1.2)にアップグレードしました。AIXおよび Sun Solarisで使用されている FlexNet Publisherのバージョンは変更されていません。独自の FlexNet Publisherライセンスサーバーを使用している場合は、Windows、Linux、およびMacでのKlocwork 2018のインストールは、FlexNet Publisher 2016 R2 (11.14.1.2)以降と互換性があります。Solarisおよび AIXで使用される FlexNet Publisherのバージョンは互換性がありません。このため、たとえば、Windowsマシン上の Klocwork統合ビルド解析では、Solarisまたは AIX上で動作するライセンスサーバーからライセンスをチェックアウトすることはできません。詳細については、サポートされる Flex Net Publisherのバージョンを参照してください。サポートされているコンパイラの改善次のコンパイラのサポート機能を改善しました。

Klocwork |リリースノート | 3

Page 4: Klocwork 2018 ReleaseNotes · 2018. 2. 12. · Klocworkが前世代(Klocwork2018より前)の解析エンジンを使用するよう強制します。以前の解析エンジンは、

• Clang• Microsoft Visual C++• Wind River GCC

サポートされる C/C++コンパイラの全リストについては、ビルド統合でサポートされる C/C++コンパイラを参照してください。パス APIの変更Klocwork 2016では、パス APIの C++バージョンについても、数多くの変更が加えられました。「KlocworkC/C++ Path Analysis API Reference(Klocwork C/C++パス解析 APIリファレンス)」の第 2章には非推奨関数がリストアップされており、それぞれについて代替の関数が記載されています。Klocwork 2017.1以降、非推奨関数を使用すると、コンパイラ警告ではなくコンパイラエラーが発生します。もし非推奨関数を使用している場合は、サポートされている関数にすぐに移行することをお奨めします。詳細については、Path APIバージョン 11.2からの重大な変更内容を参照してください。チェッカーの改善リリースを重ねるたびに、当社は指摘検出を改善して最先端の機能をお客様に提供しています。結果として、精度とカバレッジが向上すると、解析結果は変わると予想されます。チェッカーの有効/無効を切り替えるこのリリースでチェッカー構成ファイルのデフォルトの enabledフィールドは変更されていません。分類基準の改善インストールの一部として、チェッカーをMISRA、CWE、OWASP、DISA STIGなどの規格にマップするカスタム分類基準ファイルがいくつか提供されています。以下に、このリリースでの分類基準ファイルの変更のリストを示します。

注:従来のリリースでカスタム分類基準(たとえばMISRA)をインポートしている場合は、新しい分類基準ファイルをインポートして変更を反映させてください。

このリリースにおける変更分類基準ファイル次のチェッカーへの参照を削除しました。APP3570:コマンドインジェクション

disa_stig_10_cxx.tconf anddisa_stig_10_cxx_ja.tconf

• SV.EMAIL• SV.EXEC• SV.EXEC.DIR• SV.EXEC.ENV

APP3590.2:バッファオーバーフロー• SV.TAINT_NATIVE

次のチェッカーへの参照を追加しました。disa_stig_10_java.tconf anddisa_stig_10_java_ja.tconf

APP3570:コマンドインジェクションの脆弱性• SV.EMAIL• SV.EXEC• SV.EXEC.DIR• SV.EXEC.ENV

次のチェッカーへの参照を削除しました。APP3760および APP3780:アプリケーションレベルの DoS攻撃

4 |リリースノート | Klocwork

Page 5: Klocwork 2018 ReleaseNotes · 2018. 2. 12. · Klocworkが前世代(Klocwork2018より前)の解析エンジンを使用するよう強制します。以前の解析エンジンは、

このリリースにおける変更分類基準ファイル• SV.EXEC• SV.EXEC.ENV

システム要件の変更このセクションでは、システム要件の変更を一覧表示します。次のサポートを追加しました。• Debian 9.2• Ubuntu 17.10• Fedora 27• CentOS 6.9• macOS High Sierra 10.13• Android Studio 3.0• 2017.2.6• Internet Explorer 11.0.47• Edge 41.16299.15• Mozilla Firefox 57• Google Chrome 62.0.3202

次のサポートを削除しました。• Debian 7.9、8.5、9.1• Red Hat Enterprise Linux 5.11、6.8• Ubuntu 16.10、17.04• Fedora 23、24• OpenSUSE Enterprise 11.2、11.4• CentOS 6.7• macOS 10.10.5• Visual Studio 2008• Internet Explorer 11.0.9600、11.0.10240• Edge 40.15063• Mozilla Firefox 55.0.3• Google Chrome 61.0.3163• Glibcバージョン 2.15以前

コマンドおよびオプションへの変更Kwbuildprojectコマンドを removing the --log-fileおよび --resumeオプションを削除して変更しました。Kwbuildprojectコマンドを --classicオプションを追加して変更しました。--Classicオプションは、Klocworkが前世代 (Klocwork2018より前)の解析エンジンを使用するよう強制します。以前の解析エンジンは、C++11、C++14、および C++17には一部のサポートしか提供しません。Klocworkコマンドの詳細については、コマンド リファレンスを参照してください。

Klocwork 2018で修正された問題以下の問題は、Klocwork 2018で修正されました。

Klocwork |リリースノート | 5

Page 6: Klocwork 2018 ReleaseNotes · 2018. 2. 12. · Klocworkが前世代(Klocwork2018より前)の解析エンジンを使用するよう強制します。以前の解析エンジンは、

一般的な問題説明番号Xsyncコマンドでコピーされたステータスをオーバーライドする "owner changed bysystem”レコードに関連した dbvalidateスクリプトの問題を修正しました。

00035763

長いパッケージ名に関係するビルド問題を修正しました。00035985

Incredibuild 8.01のサポートを向上しました。00035089

出力エンコーディングに関連する XML出力の問題を修正しました。00034776

Linuxおよび Solarisインストーラーに、消失したソフトウェア依存性を確認するようお客様に伝えるテキストを追加しました。

00034795

プロジェクトが指摘マッチンググループに適切に追加されることを妨げたkwmatchに関連する複製プロジェクトの問題を修正しました。

00035416

Kwbuildprojectコマンドから --ログファイルオプションを削除しました。00034761

個々のチェッカーの欠陥数が 5000件を超えた場合に、コマンドが警告をログ記録するよう kwbuildprojectログ作成を改善しました。

00034903

Wind River GCCコンパイラのサポートを改善しました。00036569

接続されたソリューションを閉じる際に発生する Visual Studioのプラグインの問題を修正しました。

00036495

システムにインストールされた pythonのバージョンの代わりに kwpythonをコマンドに使用させることに関連する kwccの問題を修正しました。

00036308

Eclipseプラグインの問題を修正しました。00036566

少数の Javaチェッカーが DISA STIGバージョン 3の分類基準にリストされる問題を修正しました。

00036935

Visual Studio 2013の C++ソースコードの解析に関連する Visual Studioのプラグインの問題を修正しました。

00036302

Visual Studio 2012で提示される、混合された C++/C#プロジェクトの解析に関連するVisual Studioのプラグインの問題を修正しました。

00035964

Visual Studio 2015のC#プロジェクトの解析に関連した解析問題に関する Visual Studioのプラグインの問題を修正しました。

00036300

消失した分類基準を含めるようにWindowsビルドパッケージを更新しました。00035334

Fixed an issue with the VS plug-in related to the installing on Windows 10 inadministrator mode.

00036286

ドキュメントの問題説明番号Klocworkサーバーにより使用されるポートを明確化しました。00036301

カスタムチェッカーをビルドマシンに展開する手順を、KlocworkServerと同様に改善しました。

00036537

少数のルールが消失する原因となったMISRA-C++ 2008参照ページのエラーを修正しました。

00036740

6 |リリースノート | Klocwork

Page 7: Klocwork 2018 ReleaseNotes · 2018. 2. 12. · Klocworkが前世代(Klocwork2018より前)の解析エンジンを使用するよう強制します。以前の解析エンジンは、

説明番号チェッカーMISRA.BITFIELD.SIGNED.UNNAMEDへのMISRA-C++ Rule 9-6-4からの参照を削除しました。

00036448

オンラインドキュメンテーションの壊れた 2つの相互参照を修正しました。00036985

チェッカー SV.STRBO.BOUND_COPY.UNTERMの固定コードの例を修正しました。00036640

[Klocworkプロパティ]ダイアログボックスに関するトピックをオンラインヘルプに追加しました。

00036997

制限事項このセクションには、このリリースと以前のリリースで追加された制限の両方が含まれます。インストール、アップグレード、および展開の制限事項TeamCity用 Klocworkプラグインを再インストールする場合は、プロジェクト設定に「klocwork.step.enabled」パラメーターがないことを確認してくださいTeamCity用Klocworkプラグインを以前にインストールおよびアンインストールしている場合は、このパラメーターが定義されている可能性があります。新規インストールをする場合は、このパラメーターが削除されていることを確認してください。回避策: このパラメーターを削除するには、TeamCityサーバーにアクセスし、[管理]-> <Project_name> -> [プロジェクト設定] -> [構成パラメーター]の順に進みます。このページから、「klocwork.step.enabled」パラメーターを削除します。チェッカー設定の移行に関する制限アップグレード プロセス (インポート プロセスによる)ではチェッカー設定ファイルに関する次の制限事項に注意してください。• デフォルトのチェッカー設定ファイルへの変更のみインポートされます。以前のインストールでデフォルト

以外のチェッカーを有効にしており、新しいバージョンでその名前が変更された場合、新しいビルドではチェッカーが表示されません。Klocworkの新しいバージョンでチェッカーを再度手動で有効にする必要があります。

• デフォルトで有効になっていたチェッカーの名前が Klocworkの新しいバージョンで変更された場合、新しいコードは、新しいインストールの最初のシステムビルドまで表示されません。

java_wrappers.confを使ってピープサイズ設定を編集することはもうできませんインストール中に新しいファイル java_wrappers_memory.confが作成されます。これは、お使いのマシンのメモリに応じて適切なヒープサイズを事前設定します。ヒープサイズを変更する場合は、このファイルを変更します。これらの設定は無視されるため、Windowsで java_wrappers.confを変更するための前の推奨は廃止されます。同様に、Linuxに対する<klocwork_install_path>/binにあるシェルスクリプトの最後の2行の以前の変更推奨は、java_wrappers_memory.conf設定と競合する場合があり、安全ではありません。既存のレポートを使用してプロジェクトをインポートするための制限デフォルトのメトリック名を使用している既存のレポートと共にプロジェクトをインポートしようとすると、予期しない結果が生じる可能性があります。回避策: プロジェクトをインポートする場合、レポートでデフォルトのメトリック名を使用していないことを確認してください。このエラーメッセージが発生した場合は、レポートを削除して再作成するか、metrics.xmlファイルを編集します。これにより、欠落した、または無効になった定義は有効になります。

Klocwork |リリースノート | 7

Page 8: Klocwork 2018 ReleaseNotes · 2018. 2. 12. · Klocworkが前世代(Klocwork2018より前)の解析エンジンを使用するよう強制します。以前の解析エンジンは、

サーバーをWindows Servicesとして実行するためにMicrosoft .NET 4.0 Frameworkがインストールされていることこのフレームワークは、デフォルトとしてWindows8およびWindows10の一部としてインストールされます。Windowsのその他のすべてのバージョンでは、Microsoft .NET 4.0 Framework Installerをダウンロードし、手動でフレームワークをインストールする必要があります。kwcollectが新しい解析エンジンによって生成されたテーブルで失敗するKlocwork 2018解析エンジンの導入により kwcollectの動作が変わりました。回避策: お客様のプロジェクトが Klocwork 2018の新しい解析エンジンで構築されている場合は、コマンドラインに '--all-sources’オプションを含める必要があります。この要求事項は、お客様のプロジェクトが Klocwork2018の新しい解析エンジンなしで構築された場合には適用されません。お客様のプロジェクトが新しい解析エンジンにより構築されたかどうかを判定するには、ビルドの出力テーブルフォルダーのルートに格納されるビルドログで、ビルドプロセスの出力を調べます。「Selected Engines」で始まる行を検索します。角括弧の中に'MODERN’が表示されたら、お客様のプロジェクトはKlocwork2018の新しい解析エンジンを使用して構築されています。Mac OSサポートの制限事項• Macの場合、バージョン11.14.0.2を実行するクライアントは、11.14.1.2を実行するKlocwork2017.3サー

バーに接続できません。回避策については、kwlefエラーでライセンスが無効であることが示されますを参照してください。

• 分散解析はサポートされていません。• デベロッパーの場合、プラグインはEclipseおよび IntelliJ IDEAでサポートされます。デベロッパーがEclipse

または IntelliJ IDEAを使用していない場合、コードを解析し検出された指摘を表示するには、C/C++、Java(kwcheck)、または Klocwork Desktopの代わりに Klocwork Desktopコマンドラインを使用する必要があります。Klocwork Desktop Analysisを使用したチェックイン前の指摘の修正を参照してください。

• システム整合性保護 (SIP)がMacOSX10.10以降で kwinjectが正常に実行されないようにブロックします。Kwinjectは、次の警告とエラーコード1を返します。「System Integrity Protection is enabled.

kwinject cannot inject to process.(システム整合性保護が有効になっています。kwinject は処理に挿入できません。)」回避策: Klocwork解析を実行しているマシンで SIPを無効にするか、kwwrapとkwinjectを使用した build specification (ビルドスペック)の生成を参照してください。

ビルド統合の制限事項kwloaddb、kwadminおよび kwjavaのデフォルトのメモリ設定を使用して Android 4.4 (KitKat)をロードできないAndroid プラットフォームをビルドする場合、ロードプロセスを呼び出すマシン上の特定の Klocwork ツールのメモリ設定を増やす必要があります。これらの値は、<klocwork_install>/config/java_wrappers_memory.confファイルで変更できます。Jackツールチェーンを使用した Android Nの Java解析Jackコンパイラを使用して Android Nをビルドするとき、Klocwork Java解析に必要な jarファイルの一部がビルドプロセス中に生成されません。このため、kwbuildprojectで分析結果の精度に影響を及ぼす "Unresolvedimport"、"Unresolved method"、および "Unresolved name"セマンティックエラーが発生します。回避策:Klocworkカスタマーサポートのチケットを起票します。カスタマーサポートから、分析に必要な jarファイルを生成できるスクリプトを提供いたします。kwinjectコマンドの実行後、および kwbuildprojectコマンドの実行前にスクリプトを実行します。C#解析の制限事項Klocworkの C#解析はWindowsでのみサポートされます。

8 |リリースノート | Klocwork

Page 9: Klocwork 2018 ReleaseNotes · 2018. 2. 12. · Klocworkが前世代(Klocwork2018より前)の解析エンジンを使用するよう強制します。以前の解析エンジンは、

次の機能は C#統合プロジェクトではサポートされていません。

詳細機能ビルド統合 • kwinjectを使用して C#プロジェクトの build

specification (ビルドスペック)を作成することはできません。代わりに、kwcsprojparserを使用します。

• Build specification template (ビルドスペックテンプレート)

統合ビルド解析 • 多言語プロジェクト (C/C++プロジェクトと C#プロジェクトをそれぞれ 1つ作成する必要があります)

• 並列解析• I増分解析

Klocwork Static Code Analysis • 「実装の表示」、「宣言の表示」、およびソースクロスリファレンス

分散解析 • 分散解析は C#ではサポートされていません。

次の機能は C#デスクトップ解析ではサポートされていません。• オンザフライ解析• Visual Studioでサーバーの問題を表示• 並列解析• 増分解析• Visual Studioでのファイル レベルの解析 (ソリューションとプロジェクトのみを解析できます)• Usingメトリックしきい値およびナレッジベースの使用

メトリックしきい値とナレッジベースの使用は、C#サーバービルド解析ではサポートされていません。次に関する制限事項: Klocwork Static Code AnalysisMicrosoft Edgeで、一部の項目がクリックできないことがあるMicrosoft Edgeの問題のために、ポータルの一部の項目がクリックできないことがあります。詳細については、次を参照してください。 https://developer.microsoft.com/en-us/microsoft-edge/platform/issues/5782378/

回避策: ページを更新します。リンクを中クリックしても、Google Chromeを使用するときに新しいタブで開かないGoogle Chromeのバグが原因で、リンクを最初にこのように開いた後で、中クリック、shiftクリック、またはctrlクリックしても、一部のリンクは新しいタブで開きません。続けてクリックしても、開いたタブ内でリンクが開くだけです。詳細については、http://code.google.com/p/chromium/issues/detail?id=177502を参照してください。回避策:ページを更新すると、最初にリンクを開こうとするときに、リンクを新しいタブで開くことができます。Klocwork Desktop Analysisの制限事項一定のシナリオで、'no-resolve'モードに対して解析がサポートされていません。Linuxにあるソースファイルへのシンボリックリンクをサポートするために、"no-resolve"モードが追加されました。ディレクトリへのシンボリックリンクはサポートされていません。

Klocwork |リリースノート | 9

Page 10: Klocwork 2018 ReleaseNotes · 2018. 2. 12. · Klocworkが前世代(Klocwork2018より前)の解析エンジンを使用するよう強制します。以前の解析エンジンは、

Eclipseプラグインが "no-resolve"モードをサポートするのは、プロジェクトが外部ビルドスペックを使うように設定されており、ビルドスペックが "--no-resolve"オプションで kwinjectを使って作成された場合のみです。WindRiver Workbenchを使用している場合、これにリンクされる外部ソースでプロジェクトを使おうとするとエラーメッセージが表示されます。Visual Studioプラグインの制限事項Visual Studio 2017のヘルプVisual Studio 2017以降、ヘルプビューアーコンポーネントはデフォルトではもはやインストールされなくなったため、インストール時に明示的に選択する必要があります。Klocwork extension for Visual Studioのインストールを試みても、このコンポーネントをインストールしていないと、ローカルヘルプをインストールできないため、エラーが発生します。詳細については、Klocwork Help registration could not acquire the location of theHelp Viewer (Klocworkヘルプ登録でヘルプビューアーの場所を取得できません)を参照してください。Kwvcprojparserは Visual Studio 2017ではサポートされていませんkwvcprojparserコマンドは、コマンドラインからビルドされた Visual Studio 2017プロジェクトではサポートされていません。回避策: kwinjectコマンドを使用して、build specification (ビルドスペック)を作成します。Microsoft Visual Studio機能拡張の重要度別フィルターオプションでは C++プロジェクトのカスタム重要度が表示されない場合がありますカスタム重要度を定義したC++プロジェクトでは、重要度でフィルターをかけたリストに正しいアイテムが表示されない場合があります。リストにはデフォルトの重要度名が表示される可能性がありますが、C++と C#の混合プロジェクトの場合には C#の重要度が表示されます。引き続きフィルターを使用することはできますが、指摘ツリーに表示される重要度名はリストで選択したアイテムと一致しない場合があります(フィルターが重要度番号別に適用されているためです)。Klocwork Microsoft Visual Studio機能拡張をアンインストールしても、Klocworkヘルプコンテンツは削除されません。Microsoft VSIXインストーラの制限があるため、プラグインをアンインストールしても Klocworkヘルプは削除されません。回避策:ヘルプファイルは手動でアンインストールできます。[ヘルプ] > [ヘルプコンテンツの追加と削除]に移動し、[Klocwork Inc.]セクションで [Klocworkデスクトッププラグイン]の隣にある [削除]アクションをクリックします。これで最新バージョンのプラグインを問題なくインストールできます。Microsoft Visual Studio機能拡張の場合、サーバーとの接続が失われている場合にサーバーの問題を処理する際に、若干のパフォーマンスの低下が生じます。サーバー接続が失われた場合、サーバーの問題を処理する際に (たとえば、サーバーの問題を開く、または引用する際に)、最大 3秒の遅延が発生します。回避策: [ローカルな指摘のみを表示]ボタンをクリックして、ローカルな問題のみを処理します。Klocwork extension for Visual Studio用 Visual Studioの Klocwork Issuesウィンドウでヘルプを開いても、F1ヘルプは機能しません。Klocwork Issuesウィンドウで問題をクリックし、F1を押して対応するヘルプを開くと、Help Viewerで間違ったヘルプページが開かれます。回避策:問題を右クリックしてチェッカー用ヘルプを開き、[<checker name>チェッカーを管理]メニューから[チェッカードキュメンテーションを表示]を選択します。ハードコードされた IPアドレスを使用する場合、Klocworkサーバーオプションがプロジェクトを取得できません

10 |リリースノート | Klocwork

Page 11: Klocwork 2018 ReleaseNotes · 2018. 2. 12. · Klocworkが前世代(Klocwork2018より前)の解析エンジンを使用するよう強制します。以前の解析エンジンは、

Klocworkオプションメニューの Klocworkサーバーダイアログでハードコードされた IPアドレスを使用する場合、Klocwork extension for Visual Studioはプロジェクトのリストを取得できません。回避策: IPアドレスではなくホスト名を使用します。これがオプションでない場合は、hostsファイルに IPアドレスのエントリーを追加できます。Android Studio用 Klocworkプラグインは予期しない場所にインストールされます。IntelliJ IDEA2017とAndroid Studioの両方がインストールされる場合、Android StudioプラグインをインストールするとAndroid Studioのパスではなく IntelliJ IDEAのパスが自動的に設定されます。Klocworkによって IntelliJIDEAディレクトリが自動検出され、その場所にプラグインがインストールされます。回避策:複数のインストールディレクトリが検出された場合は、Android Studio用に望ましい場所を手動で参照して指定します。Klocwork Desktopの制限事項以下のいずれの構成でも、解析がサポートされていません。• シンボリックリンクのあるプロジェクトが "no-resolve"という属性を持たない外部ビルドスペックで構成

されている場合。プロジェクトがシンボリックリンクを使用しており、ユーザーが外部ビルドスペックを用いてプロジェクトを構成する必要があり、外部ビルドスペックがkwinjectに渡された "no-resolve"オプションで作成されなければならない場合。

• シンボリックリンクを含むプロジェクトが Eclipse CDTツールチェーンを使用するように構成されている場合。Eclipseプラグインがユーザーに "no-resolve"オプションの設定を許可しない場合。

• プロジェクトがディレクトリへのシンボリックリンクを含む場合。プラグインがファイルのみへのシンボリックリンクをサポートしている場合。

Klocwork extensibilityの制限事項C/C++パス チェッカー コンパイルmakefileの互換性Unixシステムで kwcreatecheckerが生成するmakefileには、チェッカーをビルドするための GNU makeが必要です。AIXやSolarisなどの非GNUシステムにインストールされているデフォルトのmakeはC/C++のKlocwork拡張子をコンパイルしません。Windowsでは、kwcreatecheckerが生成するmakefileにはチェッカーをビルドするための nmakeが必要です。回避策:なし。

Klocwork |リリースノート | 11

Page 12: Klocwork 2018 ReleaseNotes · 2018. 2. 12. · Klocworkが前世代(Klocwork2018より前)の解析エンジンを使用するよう強制します。以前の解析エンジンは、

電話 (フリーダイヤル): 1.800.487.3217 このドキュメントおよびドキュメントで説明されているソフトウェアにはライセンスが付与されており、このライセンスの規約に従った場合にのみ使用または複製することができ直通: 1.613.836.8899ます。ここに含まれる情報は Klocwork Inc.の財産かつ Klocwork Inc.とクライアント間の[email protected] 機密情報であり、Klocwork Inc.の排他的財産と見なされます。どのような形式または手段

[email protected] でも、電気的、機械的、コピー印刷、録画、またはその他の方法で Klocwork Inc.の事前の書面による許可なしでこのドキュメンテーションの一部をコピー、翻訳、検索システムへ1315 West Century Drive, Suite 150, Louisville, CO 80027の保存、または転送することはできません。ドキュメンテーションに問題がある場合は、

www.roguewave.com 書面で報告してください。 Klocwork Inc.は、このドキュメントに誤りがないことを保証しません。

www.klocwork.jp Klocworkおよびは Klocwork Inc.の登録商標です。Klocwork Insight、Klocwork Inspect、および Klocwork Reviewは Klocwork Inc.の商標です。

サードパーティ製ソフトウェアの著作権告知には、Klocworkインストールディレクトリにある THIRDPARTYLICENSEREADME.txtファイルが含まれています。

Copyright © 2018 Rogue Wave Software Inc. All rights reserved.