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プロダクトデータシート プロダクトデータシート K2 Media Server & Media Client System 放送業務のサーバーワークフローに ソリューションを提供する “新”サーバーシステム グラスバレーは、エミー賞受賞のディスクレコーダー PDR シリーズに始まり、デジタル化の流れのなかで、放送機器と して、マルチフォーマットによる収録/再生、制作、共有ス トレージ、リモート監視システムなどさまざまなソリューショ ンを提案してまいりました。 最新IT技術を採用しローコスト、 高速/高信頼サーバーシステムを実現 IT化の流れのなか、モバイル対応など、放送業務は、急速 に変わりつつあります。この流れのなかで、旧態依然として、 従来のビデオサーバーのアーキテクチャを改めなければ、 技術の進歩に遅れをとることになります。 そのソリューションは、ネットワーク指向の最新のサーバー とストレージ技術を組み込み、コストパフォーマンスに優れ、 シンプルで、かつ、パワフルなサーバーシステムを実現する ことです。 グラスバレーは、長年放送業界で培った技術を踏襲し、先 進 のIT技 術 を 採 用したビ デ オ サ ー バ ー システム、K2 Media Server & Media Clientで、それを実現しました。 コストパフォーマンス スタンドアロンから大規模SANシステムまで、さまざまなシ ステムが構築でき、予算応じた最適なシステムをご提供でき ます。 最新のIT技術の採用 Gigabit Ethernetをバックボーンに特許出願中のiSCSI技 術により、入出力やリモート制御のボトルネックを解消し高速 /高信頼性を実現しました。また、運用後にもデータを失う ことなくシステムの拡張が容易に行えます。 フレキシブルなストレージ構成 スタンドアロン内蔵ストレージだけなく、共有ストレージ、分 散ストレージへの展開が可能です。また、ネットワーク上に ストレージ環境を置き、ネットワーク転送でデータのやりとり を行うニアライン ストレージ機能もサポートします。 ワークフロー インストール、運用、メンテナンスなど、どのレベルにおい ても、コストパフォーマンスに優れ、パワフルそしてシンプ ルなワークフローを提供します。 シンプルなシステム設計 チャンネルの設定やケーブル配線をシンプルにし、システム 設定やメンテナンス作業が簡単に行えるように設計しました。 また、電源、ネットワークインターフェース、システムディスク、 冷却ファンを標準で2重化し、オプションでストレージ環境も 2重化することで、さらに安全性を高めています。 システムの拡張性 チャネル数、記録時間、ミラードシステム、将来拡張を前提 とした初期導入システムなど、お客様のご要求に応じたさま ざまなシステムをご提案できます。 最新のIT技術によるサーバー/クライアントシステム K2システムの中核は、全く新しいサーバー/クライアント方 式によるアプローチです。ディスクI/O、ファイルシステムを 管理するK2 Media Serverと映像信号の入出力を管理する K2 Media Clientから構成されます。このアーキテクチャー により、K2 Media ServerとMedia Clientが 一 体 化され たスタンドアロンシステムからRAIDストレージによる素材共 有可能な、100チャンネル以上の大規模SANシステムまで の広範囲なシステム構築が可能です。 K2システムは、エミー賞受賞のグラスバ レー ビデオサーバー PDRシリーズの技 術をベースに、ネットワーク機能、最新 のIT技術を採用しました。K2システムは、 オープン アーキテクチャを実現した革新 的なビデオサーバーシステムです。 オープン スタンダード ベースのK2システムは、デジタル メディア資産の共有化や再利用を行えるよう開発されていま す。その実現のために必要な、高容量、高スループット、 同時処理など全ての機能を備えています。 K2システムの操作と管理には、シンプルなグラフィカル ユーザー インタフェースが利用でき、操作習得の時間短縮 が図れます。また、システムのインストールや設定は、ウィ ザード スクリーン メニューを利用でき、K2システムの設定 や保守に必要なリソース等の削減に役立ちます。 PDRシリーズ、PVS XPシリーズの機能を受け継いだK2 Media Server & Media Client Systemは、Gigabit Ethernet、 iSCSIアクセス、RAID1、3、5/6ストレージ、 FTP / CIFSベースのIPファイル転送等のさまざまな機能 をサポートし、コストパフォーマンスに優れています。 また、K2システムは、 IT技術をコアとするファイル環境、ワー クフロー、簡単な設置や操作等をサポートし、必要な時に 必要な素材を自由に取り扱えます。 Gigabit Ethernet K2システムはリアルタイム ビデオ配信にGigabit Ethernet を採用しています。 大規模なシステムであっても、コネクタやケーブルの数を大 幅に削減でき、インストレーションはシンプルな作業となり ます。 iSCSI iSCSIプロトコルの採用により、K2 Media Serverは高ス ループット、ハイパフォーマンスを実現し、素材を複数クラ イアントにリアルタイムで供給します。また、ローコストな Gigabit Ethernet経由でストレージとの入出力、データ- コマンド転送を行っています。 CIFSプロトコル 数百万ものコンピュータに対して同時にリモートファイルア クセスを行うためのIP規格を定義するプロトコルです。 CIFS(Common Internet File System)フォーマットは、 異なるプラットフォームやコンピュータ間でのファイルの共 有化を可能にします。 CIFSは、標準的なGigabitインタフェースをサポートしてい ます。K2 Medial Serverに接続されているCIFSクライア ントは、アップル社Final Cut Proのようなポピュラーなア プリケーションに、ネットワーク経由でファイルのオープンや 共有設定を許すことができます。つまり、K2ストレージは、 リモートドライブとして認識されることになります K2 Media Serverは、ニアライン ストレージやアーカイブ システムシステムで、マルチFTP転送が可能ですので、リ アルタイム以上のスピードを実現できます。 K2 Media Client 背面パネル(SD) SER-1003D-J ©Copyright 2005 Grass Valley, Inc. All rights reserved. Printed in U.S.A. Profile, K2, NetCentral and Grass Valley are trademarks of Grass Valley, Inc. All other tradenames referenced are service marks, trademarks, or registered trademarks of their respective companies. Specifications are subject to change without notice. K2 Client仕様 ビデオ SD:SMTPE 259M、ITU -R601、525/625ラインコ ンポネント、10ビット HD-SDI:SMPTE 292M、 720p/50、10ビット オーディオ エンベディッド ビデオあたり8チャンネル(4 ペア)、75 ΩBNC * 将来16チャンネルサポー ト予定 * 32チャンネルロジカル チャンネルサポート予定 SD-SMPTE 259M HD-SMPTE 299 入力:48kHz、16/24ビッ トPCM 出力:48kHz 24ビット リ タ ー ン ロ ス:>15dB (5kHz~270kHz) AES/EBU: ビデオチャンネルあたり 4 チャンネル(2ペア) 入力:48kHz、16/20/24 ビットデジタルオーディオ ソース 出力:ビデオリファレンスか ら48kHzのクロック生成 スクラブオーディオサポート オーディオクリックエリミ ネーション (圧縮デジタル) AC-3とDolby-Eパススルー 電源仕様 リダンダント500W Max. オートセンシング、ホットス ワップ可能 50-60Hz 100-240VAC 環境性能 動作温度:10℃~40℃ 非動作温度:-40~60℃ 動 作 相 対 湿 度:20%~ 80%(-5℃~45℃) 非動作相対湿度:10%~ 80%(-30%~60%) 寸法 高さ:17.7cm 幅:45cm 奥行:65.4cm 重量:31.5kg(最大) リファレンス Genlock NTSC/PAL ブラックバースト 2個のBNC、75Ωループスルー バースト周波数引き込み範囲 PAL:±10Hz NTSC:±20Hz 信号振幅引き込み範囲 +6db ~ -3db リ タ ー ン ロ ス:>40db (5MHzまで) タイムコード LTC 入出力あたり1個のXLR 1KΩ入力インピーダンス 50Ω出力インピーダンス 1/30から80倍速の間で読 みこみ(順方向、逆方向) ビデオチャンネルあたり1個 のVITCリーダー /ライター 指定ライン:525:10-21 ライン、625:6-23ライン コントロール RS422 4ポート 100/1000Base-T  Ethernet GPIO:12入 力/12出 力 (25ピンDコネクタ) プロトコル BVW VTR(インサートモー ド除く) Odetics(RS422) VDCP(RS422) AMP(RS422、Ethernet) ポート 100/1000 Base-T  Ethernet 4ポート USB2.0 フロントに1ポート、 リアに2ポート RS422 4ポート 15ピン SVGA用 キーボード用 マウス用 メディア交換 MXF Op1a、GXF(SMPTE 360M)、AVI(DV)、Quick Time(DV、DVCAM、 DVCPro)、MPEG-2プ ログ ラムストリーム、TIFF、BMP、 JPEG、WAV リモートモニタリング グ ラ ス バ レ ー NetCentral SNMPベース リモートモニタ リングソフトウエア 認定規格 UL 60950、FCC Class A、 EMC Class A、CE、C- Tick、CSA 60950、IEC 950、EN 60950 K2 Server仕様 電源仕様 リダンダント 700W Max. 110-220VAC 環境性能 動作温度:10℃~35℃ 動 作 相 対 湿 度:20%~ 80%(-5℃~45℃) 寸法 高さ:8.7cm 幅:44.7cm 奥行:75.7cm 重量:26.8kg(最大) ポート 100/1000 Base-T Ethernet 4ポート USB2.0フロントに1個、リ アに2個 15ピン SVGA用 キーボード用 マウス用 ファイバーチャンネル2GB SFP 2ポート リモートモニタリング グ ラ ス バ レ ー NetCentral SNMPベース リモート モニタ リング ソフトウエア 認定規格 FCC Class A、 ICES(カナダ) Class A、CE Mark(EN 55022 Class A、EN 55024、EN61000-3-2、 EN61000-3-3)、VCCI (日本) Class A、BSMI(台 湾) Class A、C-Tick(オーストラ リア/ニュージーランド) Class A、SABS(南アフリカ) Class A、CCC(中 国) Class A、MIC(韓国)Class A、UL60950、CAN/CSA C22.2 No.60950、EN 60950 ヘッドクォーターズ Thomson Worldwide Headquarters 17 rue du Petit Albi – BP 8244 95801 Cergy Pontoise Cedex FRANCE Servers & Storage Solutions 15655 SW GreystoneCourt Beaverton, OR 97006 U.S.A 製品に関するお問合せ 株式会社 グラスバレージャパン 東京都港区芝3-5-5 芝公園ビル3F 105-0014 TEL. 0354846868(代) FAX. 0354843775 www.thomsongrassvalley.co.jp.

K2 Media Server & Media Client System - Grass Valley · DVCPro)、MPEG-2プログ ラムストリーム、TIFF、BMP、 JPEG、WAV リモートモニタリング グラスバレーNetCentral

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Page 1: K2 Media Server & Media Client System - Grass Valley · DVCPro)、MPEG-2プログ ラムストリーム、TIFF、BMP、 JPEG、WAV リモートモニタリング グラスバレーNetCentral

プロダクトデータシートプロダクトデータシート

K2 Media Server & Media Client System

放送業務のサーバーワークフローにソリューションを提供する“新”サーバーシステム

グラスバレーは、エミー賞受賞のディスクレコーダー PDRシリーズに始まり、デジタル化の流れのなかで、放送機器として、マルチフォーマットによる収録/再生、制作、共有ストレージ、リモート監視システムなどさまざまなソリューションを提案してまいりました。

最新IT技術を採用しローコスト、高速/高信頼サーバーシステムを実現IT化の流れのなか、モバイル対応など、放送業務は、急速に変わりつつあります。この流れのなかで、旧態依然として、従来のビデオサーバーのアーキテクチャを改めなければ、技術の進歩に遅れをとることになります。

そのソリューションは、ネットワーク指向の最新のサーバーとストレージ技術を組み込み、コストパフォーマンスに優れ、シンプルで、かつ、パワフルなサーバーシステムを実現することです。

グラスバレーは、長年放送業界で培った技術を踏襲し、先進のIT技術を採用したビデオ サーバーシステム、K2

Media Server & Media Clientで、それを実現しました。

コストパフォーマンススタンドアロンから大規模SANシステムまで、さまざまなシステムが構築でき、予算応じた最適なシステムをご提供できます。

最新のIT技術の採用Gigabit Ethernetをバックボーンに特許出願中のiSCSI技術により、入出力やリモート制御のボトルネックを解消し高速/高信頼性を実現しました。また、運用後にもデータを失うことなくシステムの拡張が容易に行えます。

フレキシブルなストレージ構成スタンドアロン内蔵ストレージだけなく、共有ストレージ、分散ストレージへの展開が可能です。また、ネットワーク上にストレージ環境を置き、ネットワーク転送でデータのやりとりを行うニアライン ストレージ機能もサポートします。

ワークフローインストール、運用、メンテナンスなど、どのレベルにおいても、コストパフォーマンスに優れ、パワフルそしてシンプルなワークフローを提供します。

シンプルなシステム設計チャンネルの設定やケーブル配線をシンプルにし、システム設定やメンテナンス作業が簡単に行えるように設計しました。また、電源、ネットワークインターフェース、システムディスク、冷却ファンを標準で2重化し、オプションでストレージ環境も2重化することで、さらに安全性を高めています。

システムの拡張性チャネル数、記録時間、ミラードシステム、将来拡張を前提とした初期導入システムなど、お客様のご要求に応じたさまざまなシステムをご提案できます。

最新のIT技術によるサーバー/クライアントシステムK2システムの中核は、全く新しいサーバー/クライアント方式によるアプローチです。ディスクI/O、ファイルシステムを管理するK2 Media Serverと映像信号の入出力を管理するK2 Media Clientから構成されます。このアーキテクチャーにより、K2 Media ServerとMedia Clientが一体化されたスタンドアロンシステムからRAIDストレージによる素材共有可能な、100チャンネル以上の大規模SANシステムまでの広範囲なシステム構築が可能です。

K2システムは、エミー賞受賞のグラスバレー ビデオサーバー PDRシリーズの技術をベースに、ネットワーク機能、最新のIT技術を採用しました。K2システムは、オープン アーキテクチャを実現した革新的なビデオサーバーシステムです。

オープン スタンダード ベースのK2システムは、デジタル メディア資産の共有化や再利用を行えるよう開発されています。その実現のために必要な、高容量、高スループット、同時処理など全ての機能を備えています。

K2システムの操作と管理には、シンプルなグラフィカル ユーザー インタフェースが利用でき、操作習得の時間短縮が図れます。また、システムのインストールや設定は、ウィザード スクリーン メニューを利用でき、K2システムの設定や保守に必要なリソース等の削減に役立ちます。

PDRシリーズ、PVS XPシリーズの機能を受け継いだK2 Media Server & Media Client Systemは、Gigabit Ethernet、 iSCSIアクセス、RAID1、3、5/6ストレージ、FTP/ CIFSベースのIPファイル転送等のさまざまな機能をサポートし、コストパフォーマンスに優れています。また、K2システムは、IT技術をコアとするファイル環境、ワークフロー、簡単な設置や操作等をサポートし、必要な時に必要な素材を自由に取り扱えます。

Gigabit EthernetK2システムはリアルタイム ビデオ配信にGigabit Ethernetを採用しています。大規模なシステムであっても、コネクタやケーブルの数を大幅に削減でき、インストレーションはシンプルな作業となります。

iSCSIiSCSIプロトコルの採用により、K2 Media Serverは高スループット、ハイパフォーマンスを実現し、素材を複数クライアントにリアルタイムで供給します。また、ローコストなGigabit Ethernet経由でストレージとの入出力、データ-コマンド転送を行っています。

CIFSプロトコル数百万ものコンピュータに対して同時にリモートファイルアクセスを行うためのIP規格を定義するプロトコルです。CIFS(Common Internet File System)フォーマットは、異なるプラットフォームやコンピュータ間でのファイルの共有化を可能にします。

CIFSは、標準的なGigabitインタフェースをサポートしています。K2 Medial Serverに接続されているCIFSクライアントは、アップル社Final Cut Proのようなポピュラーなアプリケーションに、ネットワーク経由でファイルのオープンや共有設定を許すことができます。つまり、K2ストレージは、リモートドライブとして認識されることになります

K2 Media Serverは、ニアライン ストレージやアーカイブシステムシステムで、マルチFTP転送が可能ですので、リアルタイム以上のスピードを実現できます。

K2 Media Client 背面パネル(SD)

SER-1003D-J

©Copyright 2005 Grass Valley, Inc. All rights reserved. Printed in U.S.A. Profile, K2, NetCentral and Grass Valley are trademarks of Grass Valley, Inc. All other tradenames referenced are service marks, trademarks, or registered trademarks of their respective companies. Specifications are subject to change without notice.

K2 Client仕様

ビデオSD:SMTPE 259M、ITU -R601、525/625ラインコンポネント、10ビットHD-SDI:SMPTE 292M、720p/50、10ビット

オーディオエンベディッド● ビデオあたり8チャンネル(4ペア)、75ΩBNC* 将来16チャンネルサポート予定* 32チャンネルロジカルチャンネルサポート予定

● SD-SMPTE 259M● HD-SMPTE 299● 入力:48kHz、16/24ビットPCM

● 出力:48kHz 24ビット● リ タ ー ン ロ ス:>15dB (5kHz~270kHz)

AES/EBU:● ビデオチャンネルあたり 4チャンネル(2ペア)

● 入力:48kHz、16/20/24 ビットデジタルオーディオソース

● 出力: ビデオリファレンスから48kHzのクロック生成

● スクラブオーディオサポート● オーディオクリックエリミネーション (圧縮デジタル)● AC-3とDolby-Eパススルー

電源仕様● リダンダント500W Max.● オートセンシング、ホットスワップ可能

● 50-60Hz● 100-240VAC

環境性能● 動作温度:10℃~40℃● 非動作温度:-40~60℃● 動 作 相 対 湿 度:20%~80%(-5℃~45℃)

● 非動作相対湿度:10%~80%(-30%~60%)

寸法● 高さ:17.7cm● 幅:45cm● 奥行:65.4cm● 重量:31.5kg(最大)

リファレンスGenlock● NTSC/PAL ブラックバースト● 2個のBNC、75Ωループスルー● バースト周波数引き込み範囲 PAL: ±10Hz NTSC: ±20Hz● 信号振幅引き込み範囲 +6db ~ -3db● リ タ ー ン ロ ス:>40db(5MHzまで)

タイムコード● LTC ● 入出力あたり1個のXLR● 1KΩ入力インピーダンス● 50Ω出力インピーダンス

● 1/30から80倍速の間で読みこみ(順方向、逆方向)

● ビデオチャンネルあたり1個のVITCリーダー /ライター

● 指定ライン: 525:10-21 ライン、625:6-23ライン

コントロール● RS422 4ポート● 100/1000Base-T Ethernet

● GPIO:12入力/12出力(25ピンDコネクタ)

プロトコル● BVW VTR(インサートモード除く)

● Odetics(RS422)● VDCP(RS422)● AMP(RS422、Ethernet)

ポート● 100/1000 Base-T  Ethernet 4ポート

● USB2.0 フロントに1ポート、リアに2ポート

● RS422 4ポート● 15ピン SVGA用● キーボード用● マウス用

メディア交換MXF Op1a、GXF(SMPTE 360M)、AVI(DV)、Quick T i m e(DV、DVCAM、DVCPro)、MPEG-2プ ログラムストリーム、TIFF、BMP、JPEG、WAV

リモートモニタリンググラスバレー NetCentral SNMPベース リモートモニタリングソフトウエア

認定規格UL 60950、FCC Class A、EMC Class A、CE、C- Tick、CSA 60950、IEC 950、EN 60950

K2 Server仕様

電源仕様● リダンダント 700W Max.● 110-220VAC

環境性能● 動作温度:10℃~35℃● 動 作 相 対 湿 度:20%~80%(-5℃~45℃)

寸法● 高さ:8.7cm● 幅:44.7cm● 奥行:75.7cm● 重量:26.8kg(最大)

ポート● 100/1000 Base -T Ethernet 4ポート

● USB2.0フロントに1個、リアに2個

● 15ピン SVGA用● キーボード用● マウス用● ファイバーチャンネル2GB SFP 2ポート

リモートモニタリンググラスバレー NetCentral SNMPベース リモート モニタリング ソフトウエア

認定規格FCC Class A、ICES(カナダ)Class A、CE Mark(EN 55022 C l a ss A、EN 55024、EN61000-3-2、EN61000-3-3)、VCCI(日本)Class A、BSMI(台 湾)Class A、C-Tick(オーストラリア/ニュージーランド)Class A、SABS(南アフリカ)Class A、CCC(中 国)Class A、MIC(韓国)Class A、UL60950、CAN/CSA C22.2 No.60950、EN 60950

ヘッドクォーターズThomson Worldwide Headquarters17 rue du Petit Albi – BP 8244 95801 Cergy Pontoise CedexFRANCE

Servers & Storage Solutions15655 SW GreystoneCourtBeaverton, OR 97006U.S.A

製品に関するお問合せ株式会社 グラスバレージャパン東京都港区芝3-5-5芝公園ビル3F 〒105-0014TEL. 03-5484-6868(代)FAX. 03-5484-3775www.thomsongrassvalley.co.jp.

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運用形態が異なれば、ワークフローやストレージ要件も異

なります。

K2システムは、豊富なストレージオプションを提供できま

すので、お客さまの運用にあったストレージ環境をご提案

できます。

K2システムは、オープン システムをベースに、最新のIT

技術を採用しています。このためディスク内蔵タイプのス

タンドアロンシステムから100チャンネル以上の素材共有:

シェアード ストレージ システムへ容易に拡張できます。K2

システムは、同時再生/録画、強力なネットワーク機能、ク

リップ編集やトリミング、プレイリスト作成/再生

をサポートします。さらに、IPベースのデータ

転送で、さまざまなシステムやアプリケー

ション間のデータ交換を同時に行うことが

できます。

チャンネル数、ビデオ解像度、ストレー

ジ容量、オーディオタイプ等の違いや変

更により、K2システムは初期導入時に、

将来のアップグレードを念頭においたシステム

提案が可能です。シェアード ストレージのシステ

ム構成は、数テラバイト(TB)から200TBを超えるス

トレージ容量へ効率よく拡張できます。

K2ストレージ システムは、汎用性が重視されるニアライ

ン アプリケーションにも対応します。

最大100MB/sの拡張されたFTPサービス、Gigabit

Ethernet、SATAドライブ等の標準コンポーネントを使用

して、コストパフォーマンスが良く、ニアライン使用向けの

フレキシブルなストレージ環境を設計できます。

事故や障害による損失をできる限り軽減するために、K2シ

ステムは、1つの障害が他に影響しないように、2重化サー

バー、RAIDコントローラ、スイッチを使用しています。さ

らに、ミラーリングシステムの構成も可能です。

システム コントロール

ダイレクト接続でコントロールするのではなく、K2システ

ムは、ユーザー定義可能なセキュリティ レベルを備えたリ

モート PCワークステーションを経由してネットワーク上か

ら制御が行えます。

例えば、PCとK2 Medial Client間で、素材管理、アクセス、

コントロール、収録、送出等を実行できます。物理的位置

を気にすることなく、どこのチャンネルも、どこの素材でも

ネットワーク経由のリモートPCで制御が行えます。

SNMP MIB装備により、K2システムはSNMPベースのグ

ラスバレー NetCentralリモート モニタリング アプリケー

ションと完全な統合化を図ることができます。NetCentral

ソフトウェアにより、K2システムをモニタリングしてハード

ウェア リソースの状況の確認やソフトウェア/ハードウェア

のアラーム情報の取得が行えます。

K2 Media Server

K2 Media Server は、

ビデオ フォーマットに依存しない

ファイルベースのプラットフォームです。

システム エンジニアは、容量、帯域、

ファイルフォーマット、データ レート、

アクセス、コントロール等を正確に

設定することができます。

グラスバレー

Crispin、Encoda、Forical、Harris、Omnibus、

SundanceなどがK2用制御ソフトウェアをサポートして

います。これらにソフトウェアにより簡単にシステム管理、

制御が可能になります。

豊富なソフトウエア環境

K2 AppCenterは、K2システムに装備されている標準

ソフトウエアです。直感的でわかりやすい操作環境で、

Gigabit Ethernet経由で接続されている複数台のK2

に対して、収録、再生、サブクリップの作成、プレイリス

トの作成/再生、素材管理が同時行えます。K2

AppCenterの実行のために特別なPCは必要ありませ

ん。標準的なPC上で動作可能です。

K2システムは、インストール、システム設定、アップグレー

ド等をアシストするK2 Configソフトウエアを標準装備し

ており、TCO(Total Cost of Ownership:総所有コス

ト)の低減を図ることができます。AppCenterと同様、

標準的なPC上で動作し、複数台のK2をサポートします。

K2システムは、グラスパレー サーバー システム上の共

通プログラム開発環境であるAMP(Advanced Media

Protocol)APIをサポートしています。このAMPにより

K2システムをリモート制御することができます。AMPは

スタンドアロンシステムだけでなく、複数台のK2システ

ムやSANシステムにも利用できます。また、AMPは、

PVS XPサ ー バー、M-Series iVDR 、Turbo iDDR

グラスバレー デジタル ニュース プロダクション システム

でもサポートされています。

K2 AppCenterソフトウエア ● 収録

● ループ収録● 再生(再生位置指定可能)

● クリップのTop/Bottom映像の確認● サブクリップの作成● プレイリストの作成と再生● リモート制御(VDCP、AMP、BVW)● グラフィックインポート(.tiff、jpeg)● 素材インポート/エキスポート(.avi、.mov、.mxf)● 素材管理と転送● リモートアクセス● 最大16チャンネルを同時表示

マルチフォーマットをサポート

K2システムは、SDとHDの混在再生をサポートします。

また、インタレースとプログレッシブHDフォーマットの混

在も可能です。また、VBIからHD ANCデータへクロー

ズド キャプション データの自動変換も行います。

K2システムは、一般的なHD/SD信号の入力あるいは

出力を行い、高スループットで高信頼性のストレージに

記録します。また、同じタイムライン上でそのフォーマッ

トを気にすることなく、素材を自由に混在させることがで

きます。さらに、MXFのようなメディア交換フォーマット

の転送をリアルタイムに実行することができます。K2シ

ステムは、高いビットレートのHD素材でも、DVやAVIと

同様の快適さを提供します。

K2システムは、ASIインターフェースとしても機能しま

す。TS (Transport Stream)を 収 録してTSから

MPTS(Multiple Program Transport Stream)を

生成し再生が可能です。また、K2 Media Clientで

SDIとして出力することも可能です。

システム規模に応じて、K2のRAIDストレージは、SCSI

直結接続かファイバーチャンネル経由接続か二つの選択

肢があります。どちらの場合も、サポートするRAIDレベ

ルは、RAID 1, 3, 5/6です。

HD対応をベースに開発されたK2システムは、2種類のCodecシステムを選択できます。1つは、SD対応の4チャンネル双方向Codec(最大50Mb/s)システムです。2つ目は、HDとSDの切り替え設定が可能なシステムです。2チャンネルから最大4チャンネルの入出力構成があります。音 声 はAES、Embedded、Dolby-E、AC3をサポートしています。

HD<->ADのアップ/ダウンコンバージョン機能に加えて、K2 Media Client systemは、アスペクト比やアンシラリーデータを管理することができます。K2システムは圧縮フォーマットとして、I-frameま た はLong GOPのHD/SD用MPEG-2(4:2:2と4:2:0)とSD用MPEG-2、さらにDVをサポート。これらは同一タイムライン上混在して使用できます。また、K2システムは、AVIやQuickTimeのような一般的なフォーマットを サ ポ ート しMXFやGXF(SMPTE360M)のメディア交換フォーマットもサポートします。さらにK2システムは、SDI、ASI、IP全てのレンジでの入出力をサポートしています。

K2システムは、SDとHDの混在再生をサポートします。また、インタレースとプログレッシブHDフォーマットの混在も可能です。VBIからHD ANCデータへ

クローズドキャプション データの自動変換も行います。

K2 Media Server & Media Client System

主な特徴● 最新IT技術を搭載した拡張性に優れたサーバーシステム● iSCSIの最大バンド幅:180MB/s(1台)さらに、

Gigabit Ethernet 経 由 のFTP/CIFS 用 にプラス

80MB/sのバンド幅を実現● Gigabit EthernetをバックボーンにiSCSI技術によ

り、入出力のボトルネックを解消し高速/高信頼性を

実現。さらに、高いセキュリティレベルを提供● Gigabit Ethernet経由のリモート制御。複数台のK2

の収録、再生、サブクリップの作成、プレイリストの作

成/再生、素材管理を制御● シンプルな2重化機能をマルチレベルに装備すること

により、一箇所の故障がシステム全体に影響を及ぼさ

ない“no single point of failure”設計● 素材を残したまま、チャンネル数やストレージ容量の追

加が可能● 信頼のRAIDストレージ:RAID1、 RAID3 、RAID5/6● K2 SD Media Client:DVやMPEG-2を自由に混

在再生可能● K2 HD Media Client:フレキシブルな再生環境。

自動アップ/ダウンコンバート機能により、SDとHD

の混在、1080iと720pの混在再生が可能。また、ユー

ザー設定可能なアスペクト比変換サポート● ユーザー設定可能なビットレート、最大:100Mb/s● MXF、GXF、QuickTime、AVIサポート● マルチチャンネルオーディオサポート● 送出や報道システムのオートメーションシステムと、容

易に接続可能なコントロール インタフェース● ASIインタフェースをサポート(TS、MPTS)● オプションソフトウェア:素材転送ソフトウェア、時差

ソフトウェア、自動ミラーリングソフトウェアなどのオ

プションソフトウェア

K2 Media Client

K2 Media Clientは、映像信号やTSの入出力を管理し

ます。

スタンドアロンやシェアードストレージなど、K2 Media

ServerとRAIDとの組み合わせにより、さまざまなシス

テム構成を実現します。

K2 Media Clientは、Gigabit Ethernet接 続された

iSCSIを介して、K 2Media Severとのデータの入出力

をリアルタイムで行います。

Dolby-EやAC-3など、マルチチャンネルオーディオをサ

ポートしています。

K2 Media Clientは、AppCenterインタフェースを使

用して、Gigabit Ethernet上のPCからK2システムを

リモート制御できます。さらに、VDCPやAMPプロトコ

ルを使用するオートメーションシステムでも運用が可能で

す。また、制御用にGPIポートもサポートしています。

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