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JST 理事長記者説明会令和元年 9月 18日
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サイエンスアゴラとは
サイエンスアゴラは、「科学」と「社会」の関係をより深めていくことを目的として、あらゆる立場の人たち(市民、研究者・専門家、メディア、産業界、行政関係者など)が参加し対話する、日本最大級のオープンフォーラムです。
基調講演 キーノートセッション
意見募集ボード
セッション・ブース
一企業に閉じない、グローバルでチャレンジングな共創
SDGs達成の先に何を見るか
グラフィックレコーディング
科学技術に対する社会的期待や課題に関する声を収集
ビジョン:科学とくらし ともに語り紡ぐ未来
昨年(サイエンスアゴラ2018)の様子
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「Human in the New Age -どんな未来を生きていく?-」今年のテーマは、Human(人)の未来です。科学技術がより進んだ未来に、私たちはどんな暮らしをしていたいでしょうか。ありたい未来を創るのに求められる科学技術とは。機械やAIなどの新技術に委ねたくない人間の本質、幸福とは。今年のサイエンスアゴラは、未来に向かって自分が何を選び、どう生きていくのかを、さまざまな視点から考える機会を提供します。
サイエンスアゴラ2019開催概要
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日程:11月15日(金)~11月17日(日)会場:15日は日本科学未来館
16日・17日はテレコムセンタービル、日本科学未来館、シンボルプロムナード公園の3会場で開催
次世代を担う若手研究者や大学生、中高生によるブースやセッションを含め、科学者との対話、シンポジウム、ワークショップや展示など、誰もが参加できる140を超えるプログラムを実施します!
基調講演・キーノートセッション11/15(金)日本科学未来館 未来館ホール
基調講演: 11月15日(金)13:30~14:20 (敬称略)
1.「マダム、これが俺たちのメトロだ」阿部玲子(オリエンタルコンサルタンツ インド現地法人取締役会長)
2.「欧州における科学コミュニティの取り組み」(仮)マイケル・マトローズ(EuroScience総裁)
キーノートセッション: 11月15日(金)14:30~16:00
「Human in the New Age ‐どんな未来を生きていく?‐」
<パネリスト> 稲見昌彦(東京大学)、中尾央(南山大学)、信原幸弘(東京大学)、
マーク・ポスト(マーストリヒト大学)、ララ・リー(Creative Renewal社)
<パネリスト/ファシリテーター> 駒井章治(奈良先端科学技術大学院大学)
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注目企画(一例)
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SDGsや社会課題解決に向けた取り組みを紹介する企画➢ 「STI for SDGs」アワード表彰式と好事例紹介➢ 国立研究開発法人協議会主催シンポ「国研協による科学技術の連携で目指すSDGs」➢ 輝く女性研究者賞(ジュン アシダ賞)表彰式 等
次世代人材が活躍する企画➢ ジュニアドクター育成塾サイエンスカンファレンス2019➢ グローバルサイエンスキャンパス全国受講生研究発表会➢ 国際学生対抗バーチャルリアリティコンテスト(IVRC:International collegiate
Virtual Reality Contest) 等
その他注目企画➢ Science for Peace ~大型加速器が創る世界平和~➢ 超人スポーツセッション(仮)➢ 国際周期表年記念企画➢ ANAアバターを体感➢ 未来の乗り物「RODEM」を体験しよう!➢ 良縁創出企画 お台場100人論文
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参考資料
取組事例の発信
優れた取組を表彰
科学技術イノベーションを用いて社会課題を解決し、SDGsの達成を目指す取組
<選考基準>SDGsのコンセプト+科学技術イノベーションの活用、革新性・独創性、展開性、継続性、ストーリー性
NPO
自治体 大学 企業
教育機関(生徒)
応募
…
審査
<募集期間>2019年6月~8月
<表彰式、取組発表>サイエンスアゴラ
<審査期間>2019年9月~10月
文部科学大臣賞、JST理事長賞、次世代賞などを授与予定
「STI for SDGs」アワード(現在選考中)
科学技術イノベーションを用いて社会課題を解決する地域における優れた取組を表彰することで、当該取組の更なる発展や同様の社会課題を抱える地域への水平展開を促し、もってSDGsの達成に貢献する。
概要
アウトカム
STI for SDGs の
流れを加速
次世代人材による
SDGsへの取組の
促進、人材育成
他地域への
水平展開
地域経済の発展
地域創生の実現
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第1回 輝く女性研究者賞(ジュン アシダ賞) 表彰式&トークセッション
1.狙い⚫ 女性研究者の活躍推進と、その背景にあるダイバーシティ推進⚫ 受賞女性研究者・機関への期待、激励と、次世代へのロールモデル提示、刺激⚫ 本表彰制度の更なる周知
2.対象一般(科学技術、及び科学と社会との関係に関心がある多様な層の方々、特に若年層)
3.概要主催 : JST後援 : 文部科学省(予定)協力 : 株式会社ジュン アシダ開催日時 : 令和元年11月17日(日) 13:00~14:30会場 : 日本科学未来館 (東京都江東区青海)
表彰式に併せて、受賞者、受賞機関代表者等と高校生とのトークセッションも実施予定。受賞者発表(10月17日(木))の際に詳細を発表予定。
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産学共同実用化開発事業NexTEP (一般タイプ)
目指せ、実用化!
大学発のシーズ技術実用化を目指し、
イノベーションに挑戦する企業を応援!
通年募集(次回11月末、来年3月末に締切)
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✓ 産学連携支援事業のプログラム
✓ 大学発のシーズ技術の事業化の「一歩手前」の開発を支援
✓ 大学ではなく「企業」に対して開発費を直接支出
✓ 大型の開発費の支出が可能
✓ 開発リスクは国(JST)が負担
✓ 必要に応じて、大学等への再委託が可能
✓ 原権利者へ実施料の支払い
✓ 医療分野を除く、多様な分野が支援対象優先すべき技術分野の設定「IoTビジネスの創出、人工知能に関する研究拠点の整備及び社会実装の推進」
NexTEP(一般タイプ)の特徴
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審査の観点
①課題の独創性(新規性)及び優位性
②目標設定の妥当性
③ イノベーション創出の可能性
④提案内容の実行可能性
⑤事業化の可能性
⑥開発に伴うリスク
⑦直近のプロジェクトにおける目標の達成状況
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◼ 本新技術による「○○○○ 合金」が、下記の強度を持つことが確認されること。
① 断伸び :○○○(%)
② 降伏応力:○○ (N/mm2)
◼ 本新技術により製造された太陽電池において、モジュール温度25℃で変換効率30%以上を達成すること。
◼ 本新技術により開発された発光デバイスにおいて、下記の特性を達成させること。
① 発光効率 :○○○(%)
② 寿命 :○○○(時間)
「技術的基準」により開発の成功/不成功を判断します
技術的な開発目標
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(例)
理事長記者説明会 講演者ご紹介
藤吉 好則 (東京医科歯科大学 高等研究院 特別栄誉教授)
⚫ CREST 「ソフトナノマシン等の高次機能構造体の構築と利用」領域
研究代表者(2002~2007年)
⚫ NexTEP 「実環境高分解能3次元生体構造解析システム」
開発実施企業:日本電子(株)における
代表研究者 (2015~2019年)
JSTニュース9月号「創薬の未来を拓くクライオ電子顕微鏡」
【2019年9月プレスリリース】生体内高分子の3次元構造解析の新たな手法を実現~生体膜内で機能しているたんぱく質の真の姿の解析が可能に~(産学共同実用化開発事業(NexTEP)の成果)
2017年のノーベル化学賞は、クライオ電子顕微鏡の基礎技術を生み出した欧米の3人の研究者に授与された。実は日本でも独自に開発が進んでおり、クライオ電子顕微鏡の黎明期である1970年代後半から、東京医
科歯科大学の藤吉好則特別栄誉教授と日本電子は二人三脚で研究開発を続けてきた。
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