～魅力と価値を伝えるレポート～知的資産経営報告書2020€¦ · 事業ドメイン、取引基準等 6. 選ばれる理由・その根拠（当社の知的資産）

～魅力と価値を伝えるレポート～知的資産経営報告書2020

《公開版》

株式会社スナッツフーズ

1. 目次2. 代表からのご挨拶3. 経営理念・基本方針等4. 価値創造ストーリー概要5. 事業内容

冷凍クレープ生地・アイスクレープ商品の製造販売クレープ等の移動販売、イベント出店／企画・運営事業ドメイン、取引基準等

6. 選ばれる理由・その根拠（当社の知的資産）独自性：他社がマネできない特許技術・ノウハウ安心と信頼性： S-HACCP認証取得と自社一貫製造現場を知る提案力：移動販売等での実績と顧客ニーズの把握ネットワーク

7. 業績等売上高・利益率貸借対照表、財務分析と業界比較

8. 外部環境・戦略市場規模等の外部環境市場におけるクレープ商品や当社の優位性競合する同業他社の状況顧客ニーズ

9. 今後の目標と展開今後の取り組み、方針等第7期～第9期の3ヶ年売上・利益計画

10. 会社概要11. 沿革

クレープ販売での創業の経緯、沿革事業変遷と知的資産の構築・活用の展開図

12. あとがき

P.2P.3P.4P.5P.6

P.10

P18

P.21

P.24

P.26P.27

P.31

目次

知的資産経営報告書2020 株式会社スナッツフーズ 22

(注) 公開版につきましては、取引先名や数値等、非公開にしている箇所がありますことをご了承願います。

代表からのご挨拶

株式会社スナッツフーズの代表取締役をしております、原田裕次郎と申します。当報告書は、社内での研修や事業計画のためでもありますが、現在の取引先様や今後の取引先様に対して、当社の事業内容や強み・弱み、当社が出来ること・出来ないこと、また当社が今後どのような計画をしているのかを知って頂くことが取引先様と共に成長できることだと思い、2017年3月の初版に引き続き今回も作成させて頂きました。

当報告書を通じ、当社の知的資産や今後の可能性をご理解頂けたらと思います。

当社は、私が24歳の時に脱サラをして創業して以来、現在で11年目（2019年10月現在）に入りました。「クレープリー・クランデール」という屋号で移動販売事業として創業しましたが、実店舗でのクレープ販売を経てイベント出店(移動販売)等を始め、その後ポップコーン製造販売、冷凍クレープ製造と一つずつ事業を増やし、現在は3つの事業を軸に「販売現場を良く知る菓子メーカー」を目指しています。

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株式会社スナッツフーズ代表取締役原田裕次郎

ただ、やみくもに会社を大きくするのではなく、自社の強み・弱みを全社員で認識し、その中で当社の強み（知的資産）を最大限に活かしながら、世の中に必要とされ続ける会社でありたいと思います。

そして、『スナッツフーズだからこそできる事』を追及していきたいと思っています。

当報告書の作成に当たっては、創業から現在までを整理し、当社の強みや弱みについて明確になりましたが、一番の気付きを得たのは私自身でした。そして今回、さらに整理し今後の方向性等をブラッシュアップするべく作成しました。

スナッツフーズを通じて、よりよい社会づくりに貢献できるよう、良い経営をしていきたいと思っていますので、これからもご指導、ご愛顧のほどよろしくお願いします。

知的資産経営報告書2020 株式会社スナッツフーズ

夢ある商品創り通して、ワクワクと分かち合える笑顔を提供します。

より豊かな社会創りに貢献し、その結果として社員とその家族のより豊かな人生を目指します。

夢のあるスイーツやお菓子を通じて笑顔と幸せを創造する会社

経営理念

経営理念

44

経営理念の解説

夢ある商品• 非日常でのスナックとスイーツとイベント出店商品。• クレープ生地事業、ポップコーン事業、イベント事業の全ての事業で生み出す全てのもの。• スナッツフーズで社会活動するにあたって、社会に貢献し役に立つための道具。『作る』と『造る』と『創る』• 一般的には『作る』が用いられ、『造る』は家や船など大きなものをつくることで、『創る』は創刊・創業・創作・創造・創立などのように新しい物事をつくりだす意で使うが、今回は独自の発想を盛り込んだ商品開発の意味を込めて、『創る』を採用。

ワクワク• 顧客にとって⇒非日常での特別な環境。• 社員にとって⇒物づくりや仕事を通しての楽しみ。

（人の笑顔を作ろうと考えている時は誰でもワクワクする。）分かち合える笑顔• 顧客にとってシェアや分け合うのではなく、共有に持つという意味。足していく笑顔。当社取り扱い商品は一人で楽しむ商品ではなく、友達同士、家族同士、恋人同士の二人以上の特

別な環境で楽しむ商品である。 BtoBの場合は、取引先からその先まで連鎖する笑顔。もちろんこちらも笑顔。

• 社員にとって顧客からの良い評価による喜び、達成感、部活動のような共有できる笑顔。会社や一人一人の成長、発展や、お互いに喜びを共有できる笑顔。※ 非日常な環境で信頼できる身近な人との共有する笑顔になれる時は、一人でいる時よりもさらに幸せ

な時である。


夢のあるスイーツやお菓子を通じて、企業・事業者には、高品質さやノウハウ、

手間不要な利便性を、食べる方には、少しの贅沢感と

笑顔と幸せを創造

経営理念コンセプト

価値創造マネジメント

強み・優位性選ばれる理由

事業顧客価値

組織資産

スタッフのレベルの見える化

組織資産

人的資産・組織資産

計画的な設備投資

組織資産

製法夢ある商品創り通して、ワクワクと分かち合える笑顔を提供

より豊かな社会創りに貢献

社員とその家族の豊かな人生の創造

夢のあるスイーツやお菓子を通じて

笑顔と幸せを創造

組織資産

独自性他社がマネできない特許技術・ノウハウ

組織資産

安心と信頼性S-HACCP認証取得の自社一貫製造

組織資産・人的資産

現場を知る提案力移動販売等での

実績とニーズの把握

組織資産

価値創造ストーリー概要


工程・体制

冷凍クレープ生地・アイスクレープ商品

の製造販売

クレープ等の移動販売

イベント出店企画・運営

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組織資産

研修制度

人的資産・関係資産

仕入先・得意先との関係構築



豊富な出店・販売経験


少人数での役割分担＆組織体制

組織資産

様々な地域での営業許可

組織資産

業務フロー

≪参考：知的資産の3分類≫【人的資産】・・・従業員の技・知識や勘など、従業員が退職すると企業が失う資産

例）個人の知識、ノウハウ、経験、スキル、対応力、営業力等

【組織資産】・・・従業員の間で共有が可能であり、従業員が退職しても企業に残る資産例）経営理念、データベース、教育システム等の仕組み、知的財産権等

【関係資産】・・・外部との関係から構築された資産例）顧客関係、顧客満足度、販路、供給業者との関係、ネットワーク等

特許製法による冷凍クレープ生地・アイスクレープ商品の製造販売

事業内容

当社は、クレープの移動販売やイベント出店等による現場で培ったノウハウを基に、日本初の冷凍成形クレープ生地を開発し、『誰でも簡単に専門店のクレープが作れるクレープ生地』や『現場で調理いらずでそのまま出せるアイスクレープ商品』を提供しています。

この冷凍クレープ生地やアイスクレープ商品の技術は、形状・製法・製造用型部材で特許を取得しています。独自技術製法で自社製造したこの冷凍成形生地やクレープ商品を、大手テーマパークをはじめ、各種イベ

ント会場、サービスエリアなどの、『非日常』を提供している企業やお店に卸販売しています。

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当社の強み・選ばれる理由

独自性他社がマネできない特許技術・ノウハウ

安心と信頼性S-HACCP認証取得の

自社一貫製造

現場を知る提案力移動販売等での実績と顧客

ニーズの把握


独自性：他社がマネできない特許技術・ノウハウ ⇒ 誰でもすぐに高品質クレープの提供が可能

アイスクレープ商品として商品化納品！現場で調理も解凍も不要で回転率UP！

★ 御社への提供価値技術不要設備不要

誰でも簡単に素早く専門店品質クレープの

提供が可能

⇒ 売上・利益率UP

『食品用の立体生地およびその製造方法並びに立体生地製造用型部材』で特許取得。（特許第6472111号 2019年2月1日登録）

焼く・生地に盛り付ける・巻紙で巻くの3工程省略

事業内容

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安心と信頼性：S-HACCP認証取得の自社一貫製造


菓子製造業として、滋賀県から高度な衛生管理（危害要因分析・重要管理点方式（HACCP）による衛生管理、衛生に係る適正表示の管理）が行われる工程として、『滋賀県食品高度衛生管理認証（セーフードしが、S-HACCP）』を取得。（認証番号：2032 2019年3月1日認証）

HACCPとは英語のHazard Analysis and Critical Control Pointのそれぞれの頭文字をとった略語で、日本語では「危害分析・重要管理点」と訳されています。危害要因（食品が口に入ったときにお腹をこわしたり、熱が出る原因となるもの）を分析し、重

要管理点（製造工程のどの段階で、どのような対策を講じれば危害要因を管理（消滅、許容レベルまで減少）できるかを検討し、その工程）を定め、連続的に監視することにより製品の安全を確保する衛生管理の手法です。この手法は、国連食糧農業機関（FAO：Food and Agliculture Organization）と世界保健機

関（WHO：World Health Organization)の合同機関であるコーデックス委員会から示され、各国にその採用を推奨している国際的に認められたものです。（引用：滋賀県ホームページ）

配合、色、味、パッケージなど、オリジナルな生地や商品を、すべて自社工場で製造。ご要望に合わせた提案。

★ 御社への提供価値自社一貫製造による高度衛生管理・品質管理厳しい監査基準の大手テーマパークなどとの取引実績⇒ 安心と信頼性

現場を知る提案力：移動販売等での実績と顧客ニーズの把握

製造販売事業の主な展開

大手テーマパークでの販売用、先方ブランドとしての商品用、

アーティストとのコラボ商品など、オリジナルクレープ生地・商品を

OEMで製造卸販売。

夏祭りなどの小さなイベントから野外フェスなどの大きなイベントまで、あらゆる規模のイベントに本格的なスイーツを提供したい事業者向けに製造卸販売。

「専門店の味を手軽にお客様のもとへ」というコンセプトで、

サービスエリア、観光地などのお店での販売用にオリジナルクレープ生地・商品を製造販売。

小売店様向けＯＥＭ生産イベント業者様向け

★ 御社への提供価値⇒ 現場の生の声と培ったノウハウを活

かした商品開発と商品提案。

創業以来のクレープの移動販売とイベント出店での販売の実績により、『提供する店側の現場』と『購入するお客様の生の声』の両方を把握。

クレープ等の移動販売、イベント出店／企画・運営

事業内容

当社の創業の基となったのが『クレープリー・クランデール』という屋号によるクレープの移動販売です。現在の事業展開の礎になっていることには変わりありません。現在は、あらゆる場所での対応が出来るよう、4台の移動販売車に加え、運搬用冷凍冷蔵車1台、カゴ台車がそのまま載るリフト付運搬用ワゴン車1台を保有しており、クレープ等のスイーツを中心に、ご要望に応じ様々なイベントへの出店をさせて頂いています。ここでの販売ノウハウや実績が冷凍クレープ生地やアイスクレープ商品の製造販売事業にも活きてます。

88 知的資産経営報告書2020 株式会社スナッツフーズ

移動販売とイベント出店

クレープリー・クランデール中型車クレープリー・クランデール大型車テントでの出店風景

クレープ以外に取り扱うスイーツのコンセプト• ポップコーンやチュロスなど、テーマパーク等に行けばありそうなスイーツ。• 一般の店舗で扱ってそうで扱っていないもので、一度は食べてみたいと思われるもの。• 「ココだから、今だから」食べることができるといったワクワク感を感じるもの。

★ 実績など• スイーツ分野での移動販売・イベント出店において販売実績ナンバー1• 5,000食/日超の販売 / 最高300万円/日の売上クレープの移動販売やイベント出店販売では、

1,000食/日、売上100万円/日が限界と言われる。

• 約250回/年を超える出店（通算1,300回以上）

移動販売コールドストーン号の運営

ワクワク感＆非日常感

コールドストーン号

『クレープリークランデール』での移動販売とともに、『コールドストーン』の移動販売事業を運営。

アメリカのアイスクリームブランドの日本法人であるコールド・ストーン・クリーマリー・ジャパン㈱様とのコラボで実現

コールドストーン号でコールドストーン社のアイスクリームをクレープに入れたアイスクレープにして販売

出店イベントの種類• テーマパークイベント、音楽フェス・ライブ会場、スポーツイベント・試合会場、音楽フェス等の各種フェスティバル、グルメイベント、花火大会、地域の夏まつり、イルミイベント、企業祭、住宅展示イベント、学園祭など

日本で唯一

★ イベント出店他社との優位性• 出店料の高い大きなイベントにも出店できること• 提供まで時間がかかるクレープ商品で、大きなイベントで出店料を賄えるだけの販売が可能な業者は皆無。

事業内容


イベント出店の企画・運営

会社行事イベントから大型イベントまで、屋内外問わず対応。イベントにマッチした出店メニュー計画から運営までをまとめて管理。

イベントフードコート運営、出店管理

当社が設立した、滋賀県・京都府で営業する業者が集まった法人。「人・モノ・場を繋ぐ役割を通して安心で安全な社会を目指す」という理念で活動。

一般社団法人滋賀県ケータリング協会本部

イベント出店業者様への商品卸販売

商品卸販売に際しての必要要件一定の品質を担保し、卸先同士の競争を避けるため、以下の要件を満たしたうえで、当社で審査。• スポット取引ではなく継続契約であること。• 当社に来て頂いて面接することが可能なこと。• 礼儀、法令順守がしっかりしていること。• 創業2年以上（個人・法人問わず）であること。• 代引きによる取引が可能であること。• スタートキット機材（5万円）を購入していただくこと。• 保証金（10万円）をお支払いしていただくこと。• 過去5年以内に許可取消等の処分をされていないこと。• 反社会的勢力でないこと、もしくは関与していないこと。

移動販売やイベント出店で得たノウハウを基に、移動販売業者様やイベント出店業者様向けに、アイスクレープ商品を製造卸で提供。簡単な調理の仕方から販売オペレーションまで一貫提供。

★ 御社への提供価値技術、設備投資なしで即販売可能。手間暇いらずで、簡単に高品質のク

レープを高い回転率で提供可能。参入障壁を設けることで、品質のバラ

ツキや卸先同士の競争を軽減。

事業ドメイン

サービスエリア

日常

イベント観光地テーマパークコンビニスーパー喫茶店レストラン

想定しているお取引先様• 『非日常』的空間やワクワクするシーンを提供する「場」を運営する企業様• 『非日常』的空間やをワクワクするシーン提供するお店やイベント業者様で、スポット取引ではなく継続取引して頂ける企業様やお店・イベント業者様

高価格帯

非日常

1.独自性：他社がマネできない特許技術・ノウハウ

選ばれる理由・その根拠（当社の知的資産）

① 製法

『食品用の立体生地およびその製造方法並びに立体生地製造用型部材』で特許取得。（特許第6472111号 2019年2月1日登録）

焼く・生地に盛り付ける・巻紙で巻くの3工程省略

独自の材料配合特注の生地を焼く専用の機械

独自の製法

材料仕入

材料配合

生地の焼き上げ

生地成形（手作業）

急速冷凍

具の盛付

急速冷凍

御社ブランド用、イベント・小売販売用にアイスクレープ商品として提供。

アイデア次第で盛付パターンは無限大。

★ 御社への提供価値→ 現場で調理も解凍も不要で回転率UP！⇒ 御社の売上・利益率UP

② 計画的な設備投資

材料業者様等との良好な関係性計画的な設備投資

生地を焼き上げる専用機や冷凍機材等は勿論、高圧電流設備等も、受注予測して計画的に投資。特許技術の保有だけでなく、製造環境についても、常に改善を重ねながら整備。

当社の設備例→


ピロー包装機

中国、USA、UAEにも特許出願中

2.安心と信頼性：S-HACCP認証取得と自社一貫製造


① 工程・体制

材料仕入

材料配合

生地の焼き上げ

生地成形（手作業）

急速冷凍

具の盛付

急速冷凍

目視検品

バルク包装／個包装

金属検査

ウェイトチェック

冷凍保管

箱詰め・袋詰め

（バルク包装／個包装）

出荷

菓子製造業として、滋賀県から高度な衛生管理（危害要因分析・重要管理点方式（HACCP）による衛生管理、衛生に係る適正表示の管理）が行われる工程として、『滋賀県食品高度衛生管理認証（セーフードしが、S-HACCP）』を取得。（認証番号：2032 2019年3月1日認証）

HACCPとは英語のHazard Analysis and Critical Control Pointのそれぞれの頭文字をとった略語で、日本語では「危害分析・重要管理点」と訳されています。危害要因（食品が口に入ったときにお腹をこわしたり、熱が出る原因となるもの）を分析し、重

要管理点（製造工程のどの段階で、どのような対策を講じれば危害要因を管理（消滅、許容レベルまで減少）できるかを検討し、その工程）を定め、連続的に監視することにより製品の安全を確保する衛生管理の手法です。この手法は、国連食糧農業機関（FAO：Food and Agliculture Organization）と世界保健機

関（WHO：World Health Organization)の合同機関であるコーデックス委員会から示され、各国にその採用を推奨している国際的に認められたものです。（引用：滋賀県ホームページ）

★ 御社への提供価値自社一貫製造による高度衛生管理・品質管理厳しい監査基準の大手テーマパークなどとの取引実績⇒ 安心と信頼性

熟練スタッフ非公開

生地成形について• 手作業のため、正確さと早さが求められる。• 新人の場合だと15個の成形に180秒以上かかるが、技術アップしたパートスタッフは105秒以内、熟練スタッフは65秒以内で成形可能。

《参考》 OEM製造の場合の流れ

お問い合わせ

打合せ・ヒヤリング

サンプル商品制作

見積り

商品企画決定

製造・出荷

★ 個包装対応による顧客価値クレープ販売に必要な『菓子製造業』許可の

取得不要。（バルク包装だと、袋から取り出して提供するだけでも別途営業許可が必要な地域もある。）

⇒ イベント出店業者様、移動販売業者様、小売店様は、現状の飲食店営業に追加して新たに営業許可を取ることなく販売可能。

⇒ 臨時スタッフ等への衛生面等の教育が不要。⇒ より簡便さ・扱いやすさ・低リスク


非公開非公開


ステータスワッペンによる評価の見える化• スタッフの技能レベルに応じた『ステータスワッペン』を作業着の背中に貼ることで技能を見える化。• ワッペンの数に応じ昇給。

資格取得補助• 勤務時間500時間以上のスタッフに当社負担で資格取得・受講を補助。役員・正社員の全員（4名）とパートスタッフ

13人中8名が食品衛生責任者認定講座を修了。（2019年9月1日現在）うち、パート2名が製菓衛生師免許を、

1名が栄養士免許保有。

月1回の研修制度・情報共有・意見交換• 第4火曜日に全員出勤で実施。• マニュアルや資料などを基に、技術、業務フロー、食品衛生管理、情報管理、財務、当社のことなどを研修し、情報共有や意見交換を行う。

③ 安心と信頼性をさらに高める研修制度

『スナッツフーズスキルコンテスト（SFSC）』• スキルアップとスキルに対する評価を目的に、月1回（第2火曜日）実施。• スキルレベルに応じて『ステータスワッペン』を授与し昇給。

独自製法工程・体制

研修・育成

マネできない商品安心と信頼性


② スタッフのレベルの見える化

★ 取り組みの効果スタッフの7割が食品衛生責任者以上の資格。パートスタッフも一定基準以上の判断基準を

持って従事。⇒ S-HACCP認証と研修等でのレベルアップで、

より安心と信頼性を担保。


3.現場を知る提案力：移動販売等での実績と顧客ニーズの把握

★ 御社への提供価値⇒ 現場の生の声と培ったノウハウを活

かした商品開発と商品提案。

創業以来のクレープの移動販売とイベント出店での販売の実績により、『提供する店側の現場』と『購入するお客様の生の声』の両方を把握。

② 少人数での役割分担＆組織体制（2019年9月１日現在）

役割・部門主担当備考

商品企画開発

情報収集

製造・出荷

営業・面談

問合せ顧客対応

移動販売イベント出店

経理データ処理

販促物の制作

矢部あかね

取締役

原田裕次郎

代表取締役

スキルアップや研修・育成により、少人数でも効率的・効果的な体制。BtoCビジネスで得たノウハウ。

販促物の制作も可能 POPやフライヤーなどの販促物の制作もでき、

イベント出店業者や小売店様にマーケティング視点で提案も可能。

顧客視点での商品提案が可能移動販売やイベント出店の経験が豊富なため、

現場の生の声から得た商品開発や商品提案が可能。

① 豊富な出店・販売経験（2019年9月１日現在）

★ 実績等• 年間約250を超える出店（通算1,300回以上）出店例：テーマパークイベント、音楽フェス・ライブ会場、スポーツ

イベント・試合会場、各種フェス、グルメイベント、花火大会、地域の夏まつり、イルミイベント、企業祭、住宅展示イベント、学園祭など

• 最高販売数5,000食/日以上／最高売上300万円/日以上クレープの移動販売やイベント出店販売では、販売数1,000食/日、

売上100万円/日が限界と言われる。


開発

イベント等で自社販売

改良

培ったノウハウ

商品

テーマパーク・小売店・イベント業者等へ

卸・販売

提供

一部非公開

非公開


④ 問い合わせからの業務フロー

お問い合わせ

打合せ

ﾋﾔﾘﾝｸﾞ

ｻﾝﾌﾟﾙ商品制作

見積り商品企画決定

請求

入金

製造

出荷

OEM製造の場合の流れ（初回）

お問い合わせ

打合せ

ﾋﾔﾘﾝｸﾞ契約

製造

出荷

代引き

納品

御社で

販売開始

小売店様等へのクレープ商品卸の流れ（初回）

お問い合わせメールやりとり

条件確認など面談審査契約

保証金

入金受注

製造

出荷代引き納品

御社で

販売開始

イベント出店業者様への商品卸の流れ（初回）

イベント出店依頼の流れ（初回）

お問い合わせ打合せ

企画契約ご出店精算

都道府県移動販売の営業許可の取得地域

（2019年9月1日現在）

東京都都内全域

神奈川県横浜市

埼玉県さいたま市・川越市以外の県内全域

千葉県千葉市

長野県県内全域

静岡県県内全域

愛知県県内全域

三重県四日市市以外の県内全域

滋賀県県内全域

京都府府内全域

大阪府豊中市、高槻市、八尾市以外の府内全域

兵庫県姫路市、西宮市、尼崎市以外の県内全域

イベント出店や移動販売に必要な営業許可について、衛生管理要件をはじめ、

様々な地域に対して相談対応が可能。

★ 顧客価値イベント出店業者等は、許可に必要な情報

も享受することが可能。アイスクレープ商品を個包装のままで提供

する場合は、営業許可は不要。

③ 移動販売における様々な地域での営業許可（近畿・東海・関東など）


4.ネットワーク


1515

当社は、様々な仕入先様とお付き合いしていますが、この仕入先様も当社の商品力の源泉です。仕入先様の共通点は、強い分野や突出した実績、ノウハウを持っておられたり、業歴が長いという特長があることです。一方、継続的取引をさせて頂いている取引先様とは、いい関係を築くことができています。今後は、今以上に意識して、仕入先様や取引先様とも良好な関係を築き、事業発展に繋げていきます。

① 主な仕入先

会社名地域主取引項目取引開始年取引理由など

滋賀県栗東市 2011年冬

滋賀県栗東市 2009年

兵庫県尼崎市 2019年

大阪府高槻市 2015年

滋賀県彦根市 2017年

福岡県朝倉市 2017年

福岡県北九州市 2017年

大阪府堺市 2017年

大阪市北区 2014年

東京都千代田区 2014年

東京都渋谷区 2014年

京都府城陽市 2014年

埼玉県川口市 2012年

滋賀県野洲市 2015年

大阪府枚方市 2014年

滋賀県湖南市 2016年

滋賀県彦根市 2017年

仕入先の選定基準• サンプルを提案や相談対応をして頂ける。• 強い商品・サービスがある。• メーカーとの直接対応が可能。仕入先の特長• 業歴が長く、実績やノウハウが豊富。• 提案等のソフト面の充実など体制が整備。

☆ 重要評価指標• 仕入債務回転期間： 28.3日（2019年6月末時点）日本政策金融公庫「小企業の経営指標（2019年

8月掲載分）」では、「パン・菓子製造業」の「黒字かつ自己資本プラス企業」の平均は36.5日。

月末締め翌月末払いで、支払遅延は無し。支払いが早いことで信用面など良好な関係も構築。


仕入債務回転期間=(買掛金+支払手形-前渡金)÷年間仕入高×365

非公開

会社名地域取引開始年取引開始の経緯規模・特性

(同)ユー・エス・ジェイ大阪市 2018年1月テーマパーク「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」の運営。

ハウステンボス㈱長崎県佐世保市 2018年8月テーマパーク「ハウステンボス」の運営やホテル事業、レストラン事業を展開。

LEGOLAND Japan㈱名古屋市 2018年8月レゴ🄬ブロックのテーマパーク「レゴランド・ジャパン」を運営。

㈱日本商事（軽井沢おもちゃ王国）

群馬県嬬恋村 2019年テーマパーク「軽井沢おもちゃ王国」やリゾートホテル等の運営。

長島観光開発㈱三重県桑名市 2019年「ナガシマスパーランド」をはじめ、「ナガシマリゾート」ブランドでレジャー施設を運営。

中日本ハイウェイ・アドバンス㈱

名古屋市 2018年高速道路のSA・PAなどの飲食、物販、オリジナル商品の販売、施設維持管理を行う、従業員約280人の企業。

西日本高速道路リテール㈱

大阪市 2014年NEXCO西日本グループの「モテナスブランド」を展開し、高速道路のSA・PAやSA・PA内商業施設の店舗運営をする企業。

国分西日本㈱大阪市 2018年1月

食のマーケティングカンパニーとして、世界各国から厳選した商品を調達し、問屋として「売れる商品」、「売れる仕掛け」を提案する、国分グループの企業。

国分中部㈱名古屋市 2019年同上。

国分九州㈱福岡市 2019年同上。

東京都中央区 2018年

京都府宇治市 2017年

兵庫県西宮市 2017年

名古屋市 2018年

三重県津市 2019年

㈱滋賀レイクスターズ滋賀県大津市 2010年プロバスケットボールチーム「滋賀レイクスターズ」の興行の企画、運営。

㈱名古屋グランパスエイト

名古屋市 2019年プロサッカーチーム「名古屋グランパス」の興行の企画、運営。

楽天ヴィッセル神戸㈱神戸市 2019年プロサッカーチーム「ヴィッセル神戸」の興行の企画、運営。

千葉県八千代市 2015年

大阪府大東市 2015年

京都府宇治市 2019年

大阪府茨木市 2014年

滋賀県長浜市 2014年


1616

② 主な得意先


一部非公開


1717

③ 受注割合


コールド・ストーン・クリーマリー・ジャパン㈱との提携•

•

④ 提携先

得意先名売上高（税抜)

総売上比率

15.1%

7.5%

7.1%

7.1%

5.4%

3.4%

1.1%

1.0%

0.9%

総売上 100%

■ 冷凍クレープ部門

得意先名部門売上比率

冷凍クレープ部門売上 100%

☆ 重要評価指標• 1社の最大売上比率： 15.1％ 1社依存や特定の取引先との依存を避けリスク

を分散。

※

受注上位企業の特長•••

*

日本で唯一

提携の決め手•

•

⑤ その他のネットワーク

一般社団法人滋賀県発明協会・商工会• 発明協会は、知的財産についての相談に、商工会

は補助金等の相談に対応して頂いている。

各種専門家とのネットワーク• 税理士や行政書士など、経営の相談に乗っ

て頂ける外部専門家。

非公開非公開

非公開

非公開

非公開非公開

金額構成比金額構成比金額構成比

売上高1.材料費・仕入2.外注費3.製造経費中の旅費交通費4.販管費の変動費

変動費（1.+2.+3.+4.）限界利益

固定費⇒人件費以外（製造経費含む）

>内、製造経費

>内、減価償却費

⇒役員報酬・給与、労務費等>内、労務費

経常利益特別損益

税引前当期純利益法人税等

当期純利益

損益分岐点

損益分岐点比率従事者（パート・バイトは1/2計算）

役員・社員パート・バイト

一人当たり売上高一人当たり限界利益一人当たり営業利益一人当たり人件費労働生産性2(※1)

※1　労働生産性2＝(営業利益+人件費+減価償却費)÷従事者数

変動損益計算書2017年6月期（第4期） 2018年6月期（第5期）

前年比2019年6月期（第6期）


売上高売上原価

売上総利益販管費　⇒役員報酬・給与等（人件費率）

　⇒減価償却費（製造原価に　　　　計上されているものを含む）

営業利益営業外収益営業外費用


税引前当期純利益法人税等

当期純利益

損益計算書2017年6月期（第4期） 2018年6月期（第5期）

前年比2019年6月期（第6期）

売上比率売上比率売上比率売上比率売上比率 100%金額割合金額割合金額割合金額割合金額割合


売上総利益販管費　⇒役員報酬・給与等（人件費率）



税引前当期純利益

合計6期

2018/7/1～2019/6/30

冷凍クレープポップコーンイベント共通項目

売上高・利益率

業績等


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金額構成比金額構成比金額構成比資産合計現預金合計受取手形・売掛金棚卸資産その他流動資産計建物・設備等（償却資産）その他固定資産計負債・資本合計支払手形・買掛金短期借入金その他流動負債計長期借入金その他固定負債計自己資本

2017年6月期（第4期） 2018年6月期（第5期） 2019年6月期（第6期）貸借対照表（B/S）

貸借対照表

財務分析と業界比較（ローカルベンチマーク）

業績等


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指標算式単位数値数値増減数値① 増減業界平均② 差異①-②

□ 収益性売上高総利益率粗利益÷売上高％ 47.4%売上高営業利益率営業利益÷売上高％ -10.1%人件費対売上高比率（給料賃金+福利厚生費）/売上高％ 37.5%

諸経費対売上高比率（経費合計-人件費-減価償却費-外注工賃）/売上高

％ 34.5%

□ 効率性総資本回転率売上高÷資産合計回 1.7商品回転期間棚卸資産÷１日あたり売上高日 15.2

受取勘定回転期間（受取手形・売掛金＋割引手形）÷１日あたり売上高日 30.4

支払勘定回転期間（支払手形・買掛金）÷１日あたり売上高日 48.7

□ 生産性従業者１人当たり売上高売上高÷従業者数千円 9,342

粗付加価値額控除前所得金額+人件費+減価償却費+支払利息割引料

千円

従業者１人当たり粗付加価値額

粗付加価値額÷従業者数千円 3,318

従業者１人当たり人件費（給料賃金＋福利厚生費）÷従業員数

千円 3,007

□ 安全性

当座比率現預金合計+受取手形・売掛金/流動負債合計％ 141.4%

流動比率流動資産÷流動負債％ 221.3%借入金回転期間短期・長期借入金÷平均月商月 10.8自己資本比率自己資本÷負債・資本合計％ -52.9%

損益分岐点比率（経常利益）（経費・営業外収支合計-外注工賃）÷限界利益率％ 124.1%

2017年6月期 2018年6月期 2019年6月期パン・菓子製造業

財務分析と業界比較（財務分析シート）

*中小機構「小規模事業者の事業計画づくり・サポートキット」を基に作成。*【業界平均②】は日本政策金融公庫「小企業の経営指標」（2019年8月掲載分）の「パン・菓子製造業」より抽出。* は前年比悪化または業界平均を下回った項目。

業績等


収益性推移効率性推移

生産性推移安全性推

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外部環境・戦略


市場規模等の外部環境

アイスクリーム市場

スイーツ市場

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移動販売市場・イベント市場

市場におけるクレープ商品や当社の優位性

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競合する同業他社の状況

顧客ニーズ

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今後の取り組み、方針等

今後の目標と展開


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売上高1.材料費・仕入2.外注費3.製造経費中の旅費交通費4.販管費の変動費

変動費（1.+2.+3.+4.）限界利益

固定費⇒人件費以外（製造経費含む）

>内、製造経費

>内、減価償却費

⇒役員報酬・給与、労務費等>内、労務費

経常利益

損益分岐点

損益分岐点比率

従事者（パート・バイトは1/2計算）

役員・社員パート・バイト

一人当たり売上高一人当たり限界利益一人当たり営業利益一人当たり人件費労働生産性2(※1)

※1　労働生産性2＝(営業利益+人件費+減価償却費)÷従事者数

変動損益計算書2020年6月期（7期） 2021年6月期(8期） 2022年6月期（9期）



売上総利益販管費　⇒役員報酬・給与等（人件費率）　⇒減価償却費（製造原価に　　　　計上されているものを含む）


経常利益

損益計算書2020年6月期（7期） 2021年6月期(8期） 2022年6月期（9期）

金額割合金額割合金額割合

a.冷凍クレープb.ポップコーンc.イベントd.共通、その他

合計

事業別売上2020年6月期（7期） 2021年6月期(8期） 2022年6月期（9期）

第7期～第9期の3ヶ年売上・利益計画

今後の目標と展開


•••

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会社概要

商号／店舗名株式会社スナッツフーズ／クレープリー・クランデール

本店所在地〒520-2322 滋賀県野洲市南櫻1831番地2

創業 / 設立2009年（平成21年）1月創業2013年（平成25年）7月3日設立（決算期：6月30日）

資本金 1,000万円

代表・役員代表取締役原田裕次郎／取締役矢部あかね

従業員数（役員除く） 2名（アルバイト・パートスタッフ12名）（2019年9月1日現在）

電話 / FAX / MailTEL ： 077-587-0234 / FAX ： 077-587-0235Mail ： [email protected]

WEBサイト会社ホームページ： https://www.snats-foods.com/「クリスピーポップコーンⓇ」通販サイト： http://crispy-popcorn.com/

事業内容

菓子類その他食品の企画、製造、加工、卸及び販売冷凍成形クレープ生地・アイスクレープ商品の製造販売クレープの移動販売、イベント出店ポップコーンの製造販売

イベントの企画、立案及び運営一般社団法人滋賀県ケータリング協会の運営

許可・資格・認定等

本社菓子製造業許可食品の冷凍又は冷蔵業許可飲食店営業許可

移動販売車両飲食店営業許可菓子製造業許可

イベント出店飲食店営業許可菓子製造業許可

主な取引先

コールド・ストーン・クリーマリー・ジャパン株式会社、合同会社ユー・エス・ジェイ、ハウステンボス株式会社、LEGOLAND Japan株式会社、株式会社日本商事（軽井沢おもちゃ王国）、長島観光開発株式会社、中日本ハイウェイ・アドバンス株式会社、国分西日本株式会社、国分中部株式会社、国分九州株式会社、西日本高速道路リテール株式会社、㈱滋賀レイクスターズ、株式会社名古屋グランパスエイト、楽天ヴィッセル神戸株式会社他

取引先金融機関滋賀銀行石部支店京都信用金庫栗東支店関西アーバン銀行菩提寺支店

加盟団体等

滋賀県中小企業家同友会（湖南支部）野洲市商工会、湖南市商工会東近江市青年会議所一般社団法人滋賀県ケータリング協会


沿革

創業からの沿革

2727

年月内容と経緯・背景等外部環境等

2009年(H21) 1月 • クレープリー・クランデール創業創業前から引き続きクレープ店で修業クレープ用の機材等に設備投資自己資金のほとんどを投入直接お客様にワクワクして喜ばれたい大阪城のイベント出店も（2009年4月まで）

• 移動販売開始（自家用ハイエースで）店舗もない個人事業主では信用が得にくく、なかなか使用

許可してもらえるお店もなく、一旦撤退。

• リーマンショックの余波

• 創業時からクレープ生地を冷凍化を模索したが断念。

10月 • 大津市のJR膳所駅前にクレープ店舗をオープン今後、移動販売を展開する上で信用を得るため。

2010年(H22) 2月4月

10月

• 滋賀レイクスターズのイベント会場での出店販売受託• 関西テレビ「よ～いドン！」に出演• 移動販売用のラッピングカー導入（1号車）• クレープの移動販売を開始

• 店舗と移動販売の両方を展開している店は少なかった。

2011年(H23) 10月 • 店舗閉鎖移動販売が軌道に乗ったことで移動販売に特化。サイドメニューとしてポップコーン等も取り扱う。

2012年(H24) 3月 • 矢部あかね入社高校2年生時（2011年2月）からアルバイトとして従事し、卒

業後に正社員として就職• 移動販売用のラッピングカー2号車導入 2号車での販売は矢部あかねが従事

10月 • ポップコーン専用の製造設備・機材を導入• ポップコーンの製造販売事業を開始商品名「クリスピーポップコーンⓇ」

• この2年後に、高級ポップコーンの人気が広まる。

経営者を目指す• 20歳ぐらいから経営者を目指し、資金を貯めるべくトラックでの運送業務などに従事。• トラックでの事故を機に、設計事務所に就職したのち、その設計事務所の下請け事業者として独立。• 設計事務所を営む傍ら、トラックでの運送なども掛け持ちしながら手元資金を貯めることに専念。

☆ 設計の経験・知識・ノウハウが、後にデザインや冷凍成形クレープの試作品作りなどに活かされる。

転機となったリーマンショック• リーマンショックを機に、下請けではなく、サービスに対しすぐに現金で対価が返って来る「現金商売」をしようと決意。• 「現金商売＝飲食業」というイメージがあったため、たこ焼きや焼きそば等の移動販売をしようと思いつく。• しかし、料理の経験も知識もなかったことから、まずはたこ焼き店等の食べ歩きをする。そんな中、あるたこ焼き店のオーナーがクレープ店を営んでいる知り合いを紹介してくれることとなった。

クレープとの出会いと決意• クレープに対して抵抗感があったが、来店するお客の笑顔や選んでいるときの楽しそうな雰囲気など、お客のワクワクしている様子に衝撃を受ける。• この時、クレープなどのスイーツには「人を幸せにする＋α」の力があると思い知らされる。• 同じ商売をするなら、単に儲けるだけではなく、お客にワクワクしてもらい、人を幸せにできる仕事がいいと思い、クレープ販売をしようと決意。• クレープを焼く高額な機材を購入し、知り合ったクレープ店の店長に懇願し3ヶ月ほど無償で働きながらクレープ作りのノウハウなどを学ぶ。

クレープ販売での創業の経緯


沿革

2828


2012年(H24) 12月 • 「イルミナイト万博X‘mas 2012」に出店来場者も多く、売上も多かったが、他店舗の半分程の売上

しかなかった。滋賀と大阪を比較して、販売数量やレベルの違いに愕然と

したと同時に、数万人規模のイベントでは、注文を受けて焼くクレープでの出店に限界を感じる。

これを機に、クレープ生地の冷凍化の構想が蘇る。この出店が今後の事業における大きな節目となる。

• 出店料や費用対効果等を考慮し、保存しにくく、その場で作るにも回転率が他より悪いスイーツ店で出店する店は少なかった。

2013年(H25) 6月7月

8月

• 湖南市に事務所移転• 株式会社スナッツフーズ設立（本店所在地：湖南市）• 原田裕次郎代表取締役に就任

• 冷凍クレープ生地の試作開始京セラ八日市祭り（東近江市）での出店で試作販売

• 13年2月、原宿・表参道エリアに、米国の高級キャラメルポップコーンの老舗「ギャレットポップコーンショップスⓇ」が日本初上陸。

11月 • 一般社団法人滋賀県ケータリング協会設立• 原田裕次郎代表理事に就任県内の主要なケータリング会社に呼びかけて、イベント出店

依頼を振り分ける。殺到するイベント出店の対応窓口を一本化することで、当

社の業務効率を改善。

• 福知山花火大会事故で、イベント出店における火器等の管理徹底が見直される。

12月 • 「イルミナイト万博X'mas 2013」でブリュレクレープがヒット前年の同イベントでの教訓を生かし、試作段階の冷凍ク

レープ生地を使用。冷凍生地に付加価値を付けるべく炙る方法を取り入れ。開催11日中10日間でトップの売上。焼きそば等の定番商品ではなく、スイーツ店がトップになる

のは異例で、さらに評判を呼ぶきっかけになる。

• ブリュレクレープ（炙りクレープ）は後に東京を中心に流行り出すが、この時はブリュレクレープを扱う店舗も少なかった。

2014年(H26) 7月

9月

• 平成25年度補正予算「小規模事業者持続化補助金」採択• 平日の移動販売を廃止ポップコーンの売上増加に加え、社内体制強化や労働環

境改善のため。それまでは従業員同士が顔を合わす時間がなかった。

• 冷凍成形クレープ生地製造に本格着手

• ポップコーンの専門店が増加しブームになっていき市場拡大。

2015年(H27) 3月6月

7月

10月

• 平成26年度補正予算「小規模事業者持続化補助金」採択• 平成26年度補正予算「ものづくり・商業・サービス革新補助金」

の一次公募採択事業計画名：「成形冷凍クレープ生地の量産体制の確立

による新規顧客層への展開」• 現本店所在地に本店移転（土地・建物を購入）• 矢部あかね取締役に就任• 冷凍クレープ生地製造機械等に設備投資機械、高圧電流機器等に加え、機材導入に際しての改装

費も含め、約3,500万円を投資。• 「クリスピーポップコーン」商標登録

2016年(H28) 2月3月

6月7月

12月

• 資本金を1,000万円に増資• 冷凍クレープ生地の製法等で特許出願

出願番号2016-065761• Jリーグ「セレッソ大阪」のオフィシャルポップコーンOEM製造開始• 冷凍クレープ生地の製造及び卸販売事業を開始キンチョウスタジアム（「セレッソ大阪」本拠地）で出店販売

•


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沿革

2929


2017年(H29) 7月

11月12月

• アイスクレープ商品の小売販売開始菩提寺PA（下り）にて

• UAEのドバイにアイスクレープ商品を初輸出• マレーシアにアイスクレープ商品を初輸出

2018年(H30) 1月5月

8月

• 大手テーマパーク（USJ）と冷凍クレープのOEM生産受託• コールド・ストーン・クリーマリー・ジャパン㈱と業務提携移動販売事業で「コールド・ストーン」号の運営開始

→ 実質、国内で唯一のコールド・ストーン社の名を冠した移動販売が可能に。

☆ コールドストーン社は、たこ焼きの『銀だこ』ブランドを有する㈱ホットランドのグループ会社。

☆ 「夢を大事にする会社」という点で共感し、当社の理念や価値観とも合致した。

☆ 商品開発（ものづくり）と販売が得意だが全国的に知名度の低い当社に、コールド・ストーン社の品質と認知度が加わることに加え、当社の移動販売先やイベント出店先は、ホットランド社やグループ会社がカバーしていないところが多いため、双方にとってシナジー効果が高いと判断。

• ハウステンボス㈱、LEGOLAND Japan㈱との取引開始

2019年(H31)(R1)

2月

3月

6月

12月

• 特許取得（特許第6472111号）「食品用の立体生地およびその製造方法並びに立体生地

製造用型部材」中国、アメリカ合衆国、アラブ首長国連邦にも出願中

• 『滋賀県食品高度衛生管理認証（セーフードしが、S-HACCP）』取得• Ｊリーグの「名古屋グランパス」と「ヴィッセル神戸」の試合会場で

レギュラー出店開始• 平成30年度補正予算「ものづくり・商業・サービス生産性向上促

進補助金」採択事業計画名：「クレープ（食品）の個包装化と量産体制の

確立による新規顧客層への展開」• 第5回『テーマパークEXPO』（東京ビッグサイト）出展テーマパーク・レジャー施設・サービスの専門展


沿革

事業変遷と知的資産の構築・活用の展開図

3030

クレープの店舗販売

信用

評判

テレビ出演等

レイクスターズの試合会場での出店等

事業展開構築強化事業への活用

クレープ作りノウハウ

クレープの移動販売

商品情報や時流の収集

ポップコーン製造・販売

イルミナイト万博での経験

販路

意思疎通しやすい社内体制

労働環境改善メーカへのシフト

ポップコーン等の販売

菓子製造の知識ノウハウ

移動販売先のネットワーク

イベント出店事業

(一社)滋賀県ケータリング協会

笑顔と幸せを創造する

ものづくり補助金の活用

創業前に培った設計等のノウハウ


冷凍クレープ生地・製造・販売

冷凍クレープ生地・アイスクレープ商品

等の製造・販売

特許

大手テーマパーク等との取引

S-HACCP

本報告書の掲載内容は、全て現在入手可能な情報をもとに、当社の判断にて掲載しています。そのため、将来の経営環境（内部環境及び外部環境）の変化によって、これらの記載内容等を変更すべき

必要が生じることもあり、その際には本報告書の内容が将来実施又は実現する内容と異なる可能性もあります。よって、本報告書に掲載した内容や数値等を、当社が将来に亘って保証するものではないことを、十分にご了承願います。

知的資産とは、従来バランスシートに記載されている資産以外の「無形の資産」であり、企業や事業所における競争力の源泉である人材、技術、技能、知的財産（特許・ブランド等）、組織力、経営理念、顧客とのネットワーク等、財務諸表には表れてこない、目に見えにくい経営資源の総称を指します。

知的資産経営報告書とは、これら「知的資産」を、顧客、取引先様、従業員、株主といったステークホルダー（利害関係者）に対し、「知的資産」を活用した企業価値向上に向けた活動≪価値創造ストーリー≫として、目に見える形でわかりやすくお伝えし、企業や事業所の将来性に関して認識を共有化していただくことを目的に作成するレポートのことです。

知的資産経営報告書とは

本報告書ご利用上のご注意

作成支援・監修外部専門家

あとがき

3131

本報告書の作成にあたっては、本報告書の記載内容につき、その客観性を維持・向上させる趣旨から、次に掲げる専門家のご支援を賜りました。

エフォート行政書士事務所中島巧次（行政書士 / 知的資産経営認定士）所属：滋賀県行政書士会／日本知的資産経営学会正会員


お問合せ先株式会社スナッツフーズ〒520-2322 滋賀県野洲市南櫻1831番地2TEL ： 077-587-0234 FAX : 077-587-0235

担当者代表取締役原田裕次郎

発行2019年11月1日

Documents

～魅力と価値を伝えるレポート～ 知的資産経営報告書2020€¦ · 事業ドメイン、取引基準等 6. 選ばれる理由・その根拠（当社の知的資産）

～魅力と価値を伝えるレポート～知的資産経営報告書2020€¦ · 事業ドメイン、取引基準等 6. 選ばれる理由・その根拠（当社の知的資産）